JP2023019431A - 電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機内部で伝熱部材が電子部品に対して傾いた状態で固定されることを防ぎつつ、組み立て工程の複雑化を抑制することができる電動機を提供する。【解決手段】本発明の一形態に係る電動機は、回転シャフトを有する回転子と、上記回転子の外径側に配置された固定子と、上記固定子を収容する収容ケースと、上記収容ケースで覆われた内部空間に配置された回路基板と、上記回路基板と上記収容ケースとの伝熱経路を形成する伝熱部材と、を備えた電動機であって、上記回路基板には、電子部品と支持部材とが配置され、上記伝熱部材は、上記電子部品と上記支持部材とで支持される。【選択図】図4

Description

本発明は、電動機に関し、さらに詳しくは電動機に内蔵された回路基板の放熱構造に関する。
従来から、電動機の内部に電動機の回転駆動を制御する回路基板を備えた電動機が知られている。そしてこの回路基板は、通電により発熱する電子部品を含み、その電子部品で発生した熱を電動機の外部へ放熱する、ヒートシンクを有する電動機もまた知られている。
例えば特許文献1には、制御基板と、インバータであるIPM(電子部品)と、伝熱部材とを備えたブラシレスモータであって、上記伝熱部材は、上記制御基板上に搭載された上記IPMが通電により発生した熱をブラシレスモータのケース外へ逃がす経路を形成する構造が記載されている。
また、特許文献2には、ベアリングを保持するとともにステータを収容して固定する鋼板ブラケットと、上記鋼板ブラケット内に配置され発熱部品(電子部品)を搭載した回路基板と、上記鋼板ブラケットと上記発熱部品との間に配置され上記発熱部品が発生する熱を上記鋼板ブラケットに伝熱する伝熱部品と、上記発熱部品上に上記伝熱部品を固定するための固定部材とを備えたブラシレスモータが記載されている。
特開2012-80653号公報 特開2015-192544号公報
特許文献1において、伝熱部材は、通電により発熱する電子部品としてのIPM上に配置されている。しかしながら、伝熱部材の下面の一部が電子部品で支持されない領域を有しており、これによって、モータの組み立て時に電子部品に対して伝熱部材が傾いた状態で固定されてしまうおそれが生じる。その結果、電子部品と伝熱部材との間の伝熱性や絶縁性が低下してしまう問題がある。
一方、特許文献2において、固定部材は、電子部品を固定する係合部と、伝熱部品に嵌合された伝熱部品保持部との結合体で構成されているため、伝熱部品保持部を係合部に結合させる際の組み立て工程が複雑になる問題がある。また、固定部材は、伝熱部品のサイズに合わせて形成されているため、伝熱部品のサイズを変更した場合、固定部材も伝熱部品のサイズに合わせて成形しなおす必要があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、電動機内部で伝熱部材が電子部品に対して傾いた状態で固定されることを防ぎつつ、組み立て工程の複雑化を抑制することができる電動機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電動機は、回転シャフトを有する回転子と、上記回転子の外径側に配置された固定子と、上記固定子を収容する収容ケースと、上記収容ケースで覆われた内部空間に配置された回路基板と、上記回路基板と上記収容ケースとの伝熱経路を形成する伝熱部材と、を備えた電動機であって、上記回路基板には、電子部品と支持部材とが配置され、上記伝熱部材は、上記電子部品と上記支持部材とで支持される。
上記電動機によれば、上記伝熱部材は、上記回路基板に配置された上記電子部品と上記支持部材とで支持されている。これにより、上記電子部品のみで上記伝熱部材を支持する場合よりも安定して伝熱部材を支持することができ、組み立て時に上記伝熱部材が上記電子部品に対して傾いた状態で固定されることを防ぐことができる。
上記電子部品は、上記伝熱部材を支持する第1の支持面を備え、上記支持部材は、上記第1の支持面とともに上記伝熱部材を支持する第2の支持面を備えていてもよい。
上記第2の支持面は、回路基板に対して垂直な方向から見て上記第1の支持面と重ならない位置に形成されてもよい。
上記第2の支持面は、上記第1の支持面より上記外径側に配置されてもよい。
上記電子部品は、本体部と、上記本体部から延びるリード部とを有し、上記支持部材は、上記電子部品の外周縁を囲う外枠部を有していてもよい。
上記外枠部は、上記リード部に塗布される樹脂の塗布範囲を規制する規制部を有し、上記規制部は、上記回路基板に対して垂直な方向から見て、上記第2の支持面とは重ならない位置に形成されてもよい。
上記第2の支持面の上記回路基板からの高さは、上記規制部の高さより高くてもよい。
上記外枠部は、上記本体部における上記リード部が形成された面に当接する係止部を有してもよい。
本発明によれば、電動機内部で伝熱部材が電子部品に対して傾いた状態で固定されることを防ぎつつ、組み立て工程の複雑化を抑制することができる電動機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電動機の部分断面図である。 本発明の実施形態に係る電動機の要部の断面図である。 本発明の実施形態に係る電動機の支持部材を示す図であって、(A)は、支持部材の上面図、(B)は、支持部材の側断面図である。 本発明の実施形態に係る電動機の支持部材を示す図であって、(A)は、支持部材の上面斜視図、(B)は、支持部材の下面斜視図である。 支持部材を有していない比較例の電動機の要部の断面図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なり得ることに留意すべきである。したがって、具体的な構成部品については以下の説明を参酌して判断すべきものである。
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
図1は、実施形態に係る電動機1の部分断面図である。本実施形態の電動機1は、例えば、空気調和機の室内機に搭載される送風ファンの駆動源に用いられる。
[電動機の全体構成]
電動機1は、固定子2(固定子鉄心21)と、回転子3と、収容ケース10と、支持部材4と、基板部5とを備えている。
以下では、例として、回転磁界を発生する円筒状の固定子2の径方向の内側に、永久磁石部32を有する円柱状の回転子3を回転可能に配置したインナーロータ型のブラシレスDCモータを電動機1として説明する。なお、電動機は、もちろんこれに限られず、例えばアウターロータ型のブラシレスDCモータや、ACモータ等の他の電動機であってもよい。
また以下の説明において、回転シャフト6の軸心Cは、電動機1の中心軸、つまり回転子3の回転軸でもある。径方向とは、軸心Cを通り、軸方向とは直交する方向である。また内径側とは、径方向の内側であり、外径側とは、径方向の外側である。さらに、周方向とは、軸心Cを中心とする回転方向である。
(回転子)
回転子3は、回転子本体31と、永久磁石部32と、回転シャフト6とを有する。回転子本体31は、例えば複数枚の電磁鋼板等の軟磁性材料からなる板の積層体である。回転子本体31の外周面には、永久磁石部32が環状に固定され、回転子本体31の内周面には、回転シャフト6が圧入やカシメなどによって固定される。これにより、回転子本体31と一体となって回転シャフト6が回転する。
回転子3は、上記外周面に環状に永久磁石部32が固定された表面磁石型である。永久磁石部32は、N極とS極が周方向に交互に現れるように、複数(例えば8または10個)の永久磁石で環状に形成されている。なお、永久磁石部32は、典型的には、Nd-Fe-B系合金等の金属焼結体で形成されるが、これ以外にも、磁石粉末を樹脂で固めることで環状に形成されたプラスチックマグネットを用いてもよい。なお、永久磁石部32は、回転子本体31の外周面に永久磁石が固定された表面磁石型に限定されず、例えば回転子本体31に複数の板状の永久磁石が埋め込まれた埋込磁石型であってもよい。
(固定子)
固定子2は、固定子鉄心21と、コイル22と、インシュレータ23とを有する。固定子鉄心21は、例えば複数枚の電磁鋼板等の軟磁性材料からなる板の積層体である。固定子鉄心21は、環状のヨーク部と、ヨーク部から内周側へ突出する複数のティース部とを有する。固定子鉄心21の各ティース部には、インシュレータ23を介してコイル22が巻回されている。複数のコイル22は、U相、V相およびW相の3相のそれぞれに対応するコイルを含む。これらのコイルは、例えば、電気中性点(N点)で相互に接続される。この固定子2(固定子鉄心21)の外周面は、収容ケース10で覆われている(図1参照)。固定子2の固定子鉄心21は、回転子3の永久磁石部32と径方向に空隙(磁気ギャップ)を介して対向するように配置されている。
(収容ケース)
収容ケース10は、回転シャフト6を支持する第1の軸受71及び第2の軸受81(後述)を保持し、固定子2を収容し固定する。収容ケース10は、回転シャフト6の軸方向に分割された第1の収容ケース11と、第2の収容ケース12とを有する。回転シャフト6の出力端部61側に第1の収容ケース11が設けられるとともに、回転シャフト6の反出力端部62側に第2の収容ケース12が設けられている。出力端部61側である第1の収容ケース11は有底円筒形状に形成され、第1の収容ケース11の開口側の端部にフランジ111を有している。この第1の収容ケース11に対し、固定子2の一部分が回転シャフト6の軸方向に沿って挿入されている。第1の収容ケース11の底面112の中央には、底面112より小径で軸方向の出力端部61側に突出した有底円筒形状の第1の軸受収容部113(後述)が形成され、第1の軸受収容部113に第1の軸受71が保持されている。
反出力端部62側の第2の収容ケース12は、第1の収容ケース11と同様に有底円筒形状に形成され、第2の収容ケース12の開口側の端部にフランジ121を有する。この第2の収容ケース12は、固定子2の残り部分と固定子2の回転シャフト6の軸方向の反出力端部62側に配置される回路基板51を覆うように配置され、第2の収容ケース12のフランジ121が第1の収容ケース11のフランジ111に締結部材14で締結されている。第2の収容ケース12の底面122の中央には、底面122より小径で軸方向の反出力端部62側に突出した有底円筒形状の第2の軸受収容部123(図2参照)が形成され、第2の軸受収容部123に第2の軸受81が保持されている。
第1の収容ケース11及び第2の収容ケース12は、例えば、金属板をプレス加工することで形成される。
(軸受)
図1に示すように、第1の軸受71は、外輪711、内輪712、複数のボール713等を有するボールベアリングである。第2の軸受81は、外輪811、内輪812、ボール813等を有するボールベアリングである。
第1の軸受71の外輪711は、第1の収容ケース11(第1の軸受収容部113)に固定され、第1の軸受71の内輪712は、回転シャフト6の出力端部61側に固定される。第2の軸受81の外輪813は、第2の収容ケース12(第2の軸受収容部123)に固定され、第2の軸受81の内輪812は、回転シャフト6の反出力端部62側に固定される。これにより、回転シャフト6は、第1の軸受71および第2の軸受81により、収容ケース10に対して軸心Cのまわりに回転可能に支持される。
図2は、本発明の実施形態に係る電動機1の要部の断面図である。
(軸受収容部)
図1に示すように第1の軸受収容部113は、第1の軸受71を収容する。第1の軸受収容部113は、軸心Cを中心とする概ね円筒形状を有し、第1の軸受71を収容する。
第2の軸受収容部123は、第2の軸受81を収容する。第2の軸受収容部123は、軸心Cを中心とする概ね円筒形状を有し、第2の軸受81を収容する。
また図2に示されるように、第2の軸受収容部123は、収容ケース10のプレス加工によって形成される。プレス加工による第2の軸受収容部123の形成に伴い、第2の収容ケース12には、第2の軸受収容部123の外周を囲むように設けられた凹部124を有する。凹部124は、第2の収容ケース12の底面122が出力端部61側に向かって円環状に窪むようにして形成されている。
また図3は、本発明の実施形態に係る電動機1の支持部材4を示す図であって、(A)は、支持部材4の上面図、(B)は、支持部材4の側断面図である。
(基板部)
図2に示されるように、基板部5は、回路基板51と、回路基板51の表面(回転シャフト6の反出力端部62側の面)に搭載された通電により発熱する電子部品52と、回路基板51の表面に搭載されたリード部522とを有する。回路基板51は、回転シャフト6が貫通する中心孔50を有しており、概ね円板形状に形成される。回路基板51は、収容ケース10内に設けられた基板支持台(図示省略)に支持される。そして、回路基板51は、各コイル22の端部24と電気的に接続される。回路基板51はコイル22の端部221と電気的に接続されることで、電子部品52と各コイル22が電気的に接続され、電子部品52から出力される駆動信号を各コイル22へ供給することが可能となる。
電子部品52は、回路基板51上に配置され、後述する伝熱部材91を支持する第1の支持面としての上面部523を有する(図3参照)。また電子部品52は、上面部523を有する本体部521と、本体部521の外周縁に形成されるリード部522とを有する。
図3に示されるように、本体部521は、半導体素子を内蔵する合成樹脂製のパッケージ部であり、リード部522は、上記半導体素子と回路基板51とを電気的に接続する複数の金属製の外部端子である。
上面部523は、本体部521の上面側(反出力端部62側の面)である。回路基板51上に電子部品52が実装された状態において、上面部523は、回路基板51とおおよそ平行であるとともに、伝熱部材91を支持している。
リード部522は、本体部521の外周縁を形成する一つの側面524に設けられている。
通電により発熱する電子部品52は、主として、電源パワーIC、モータ駆動電流の制御用IC等の半導体部品であるが、コンデンサ等の受動部品が含まれてもよい。なお、回路基板51には、電子部品52のほか、図示しない電源ケーブルと接続されるコネクタ部品53等の他の部品が搭載される。上記電源ケーブルは、収容ケース10の一部に形成されたケーブル挿通部13(図1参照)を通して図示しない電源に接続される。
(伝熱部材)
図3(A)、(B)に示される伝熱部材91は、電子部品52が配置された回路基板51と、収容ケース10との間の伝熱経路を形成する。伝熱部材91は、アルミニウムや銅などの熱伝導率の高い金属材料により形成されたブロック状の部品である。伝熱部材91は、放熱シート92から伝わる電子部品52の熱を接着部材93に伝熱し、第2の収容ケース12から外部(電動機1の外部)へ放熱する。図3(B)に示されるように、接着部材93は、伝熱部材91の上面911と第2の収容ケース12の底面122との間を接合する伝熱性を有する接着剤であり、伝熱部材91から伝わる熱を収容ケース10に伝熱する。
図3(A)に示されるように、回路基板51に対して垂直な方向から見た伝熱部材91の面積は、電子部品52の上面部523の面積よりも大きいことが好ましい。
また図3(B)に示されるように、放熱シート92は電子部品52が発生する熱を伝熱部材91の下面912に伝熱する。放熱シート92は、例えば、シリコンなどの材料により形成された柔軟性および粘着性を有する矩形状の伝熱部材である。
放熱シート92は、回路基板51に対して垂直な方向(電動機1の回転軸方向)から見て伝熱部材91より広い面積を有する。これにより、互いに対向する電子部品52と伝熱部材91の対向面全体に絶縁性の放熱シート92を介在させることができるので、電子部品52と伝熱部材91との間で電気的な絶縁を確保することができる。
また、放熱シート92が回路基板51に対して垂直な方向(電動機1の回転軸方向)から見て伝熱部材91以上の広い面積を有することで、放熱シート92が伝熱部材91より狭い面積を有する場合と比較して、電子部品52が発した熱を効率よく伝熱部材91に伝えることができる。
さらに、放熱シート92は、第1の収容ケース11と第2の収容ケース12が嵌合される際に、放熱シート92が伝熱部材91と電子部品52のそれぞれと密着すると同時に、伝熱部材91が電子部品52に押し付けられる力を、放熱シート92の変形により逃がす。これにより、伝熱部材91と電子部品52との安定した熱的接続を確保し伝熱性を高めることができるとともに、伝熱部材91から軸方向へ加わる力で電子部品52や回路基板51が破損するのを防止することができる。
接着部材93は、収容ケース10と伝熱部材91とを接着するだけでなく、固化する前の接着部材93の変形により、収容ケース10と伝熱部材91との軸方向の位置のばらつきを吸収する。
さらに、接着部材93は、第1の収容ケース11と第2の収容ケース12が嵌合される際に、収容ケース10と伝熱部材91とが接着部材93により接着されると同時に、収容ケース10から伝熱部材91への押し付ける力を、接着部材93の変形により逃がす。これにより、収容ケース10と伝熱部材91との安定した熱的接続を確保し伝熱性を高めることができるとともに、収容ケース10から軸方向へ加わる力で電子部品52や回路基板51が破損するのを防止することができる。
図4は、本発明の実施形態に係る電動機1の支持部材4を示す図であって、(A)は、支持部材4の上面斜視図、(B)は、支持部材4の下面斜視図である。
(支持部材)
図3(A)、(B)に示すように、支持部材4は、回路基板51上に配置されている。支持部材4は、伝熱部材91を支持する支持面部41(第2の支持面)を有する。支持部材4の支持面部41(第2の支持面)は、電子部品52の上面部523(第1の支持面)とともに、伝熱部材91を支持する。言い換えれば、伝熱部材91は、電子部品の上面部523(第1の支持面)と支持部材4の支持面部41(第2の支持面)とで支持されている。本実施形態の支持部材4は、おおよそ矩形状である。
支持部材4は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の合成樹脂の射出成形体である。また支持部材4は、合成樹脂にガラスフィラーを混ぜることで物理的強度や耐熱性を確保することができる。
支持部材4は、電子部品52の外周縁を囲う外枠部40を有する(図3(A)参照)。さらに外枠部40は第1枠部401と第2枠部402と第3枠部403と第4枠部404とを有し、外枠部40の内側には上記4つの枠部によって電子部品52を囲う空間を有する空間部400が形成される(図4参照)。
図4に示されるように、外枠部40は、矩形状であり、第1枠部401及び第3枠部403が長辺、第2枠部402及び第4枠部404が短辺に対応する。また図3に示されるように、電子部品52の外周縁の2つの長辺側に第1枠部401と第3枠部403とが対向し、残りの2つの短辺側に第3枠部403と第4枠部404とが対向する。
支持部材4は、外枠部40の第1枠部401から外枠部40の外側に突出するように形成される複数の支持台部410を有する(図4参照)。各支持台部410はおおよそ直方体形状であり、伝熱部材91側には伝熱部材91を支持する支持面部41を有する。支持面部41の回路基板51の上面からの高さ(第2の高さH2)は、電子部品52の上面部523の回路基板51の上面からの高さ(すなわち、電子部品52の厚み)とおおよそ等しい。本実施形態では、支持面部41の回路基板51の上面からの高さが、電子部品52の上面部の回路基板51の上面からの高さよりも、僅かに低くなっている。また、上面部523及び支持面部41によって支持される伝熱部材91の下面912は、回路基板51と平行である。
また図3(A)に示されるように、支持部材4の支持面部41(第2の支持面)は、回路基板51に対して垂直な方向(電動機1の回転軸方向)から見て、電子部品52の上面部523(第1の支持面)と重ならない位置に設けられている。また支持面部41を有する支持台部410は、第1枠部401の長さ方向の中心に対して対称に設けられることが好ましい。これによって、伝熱部材91を安定して支持することができる。
図4(A)、(B)に示されるように、支持面部41を有する支持台部410は、第1枠部401の長さ方向に亘って4か所に分割して設けられている。これにより、第1枠部401に沿って複数個分の長さの支持台部を一体的に設ける場合と比較して、支持面部41におけるヒケ(成型後の体積収縮により生じる凹み)の発生を抑えることができるので、支持面部41の高さ方向の寸法精度の低下を抑えることができる。
また各支持台部410の中心部には、ヒケによる支持面部41の高さ方向の寸法精度の低下をさらに抑えるための肉盗み部として、各支持台部410の高さ方向に貫通する穴411が形成される。
支持部材4は、回路基板51における電子部品52の実装位置に対応して配置され、電子部品52の外周縁を外枠部40が取り囲むように配置されている。本実施形態では、支持部材4の支持面部41(第2の支持面)は、電子部品52の上面部523(第1の支持面)よりも外径側に配置される。また、図2に示されるように、支持部材4の支持面部41は、第2の収容ケース12に形成された凹部124より外径側に配置される。
図3(B)に示されるように外枠部40は、電子部品52のリード部522に対向する規制部42を有する。規制部42は、リード部522に塗布される樹脂Wの塗布範囲を規制する。本実施形態では、第3枠部403と、第2枠部402の後述する非当接面形成部463と、第4枠部404の後述する非当接面形成部464とが、規制部42として機能する。規制部42は、支持部材4を回路基板51上に配置したときに、規制部42とリード部522との間に僅かな隙間ができるように形成されている。また、規制部42は、支持面部41を有する支持台部410とは隣接しない位置に形成されている。
また図3、4に示されるように、支持面部41の回路基板51からの高さである第2の高さH2は、規制部42の回路基板51からの高さである第1の高さH1よりも高く形成されている。
第2枠部402は、電子部品52と対向する側の面に、電子部品52の本体部521における短辺側の一方の側面に当接する当接面451と、その一方の側面に当接しない非当接面461とを有する。第2枠部402は、当接面451が形成された当接面形成部453と、非当接面461が形成された非当接面形成部463とを備える。また第4枠部404は、電子部品52と対向する側の面に、電子部品52の本体部521における短辺側の他方の側面に当接する当接面452と、その他方の面に当接しない非当接面462とを有する。第4枠部404は、当接面452が形成された当接面形成部454と、非当接面462が形成された非当接面形成部464とを備える。
上記当接面形成部454は、支持面部41と同一平面上に形成された当接上面部471と、回路基板51からの異なる高さを有する当接上面部471と非当接面形成部464との間に形成された傾斜部472と、を有する。当接上面部471は、図4(A)に示されるように、支持面部41と一体に成形されてもよい。当接傾斜部472の形状は非当接面形成部464から当接上面部471に向かって鋭角に形成されるが、これに限らず、直角に形成されてもよい。また図示しないが、上記当接面形成部453は、当接面形成部454と同様に、当接上面部471と、当接上面部471と非当接面形成部463とを繋ぐ傾斜部472と、を有する。
本実施形態では、支持部材4を回路基板51上に配置したときに、第2枠部402の当接面形成部453(当接上面部471)の回路基板51からの高さと、第4枠部404の当接面形成部454(当接上面部471)の回路基板51からの高さとは、いずれも支持面部41の高さである第2の高さH2と同一の高さとしている。すなわち、第2枠部402の当接面形成部453と、第4枠部404の当接面形成部454とが、第1枠部401に形成された支持面部41とともに、伝熱部材91を支持する。
また、規制部42は、支持部材4を回路基板51上に配置したときに、回路基板51からの高さが第1の高さH1となるように形成されている。具体的には、第3枠部403の回路基板51からの高さと、第2枠部402の非当接面形成部463の回路基板51からの高さと、第4枠部404の非当接面形成部464の回路基板51からの高さは、いずれも第1の高さH1とされている。そして、第2枠部402の非当接面形成部463と第4枠部404の非当接面形成部464と第3枠部403とは、ともにリード部522に塗布される樹脂Wの塗布範囲を規制する規制部42としての機能を有する。
ここで、規制部42の第1の高さH1は、リード部522の高さより大きいことが好ましい。規制部42の第1の高さH1がリード部522の高さより大きいことにより、規制部42の第1の高さH1を超えない高さの樹脂Wであっても、リード部522を樹脂Wで十分に被覆することができ、絶縁性を確保することができる。樹脂Wの塗布高さは、リード部522を被覆することができる高さ以上であり、ここでは第1の高さH1以下としている。
外枠部40は、リード部522が形成された本体部521の側面524に当接する係止部43を有する。本実施形態では、図3(B)と図4(A)、(B)に示されるように、係止部43は外枠部40の内側に設けられ、その内側に向かって突出した突起状に形成されている。係止部43は、第2枠部402と第4枠部404とに設けられている。リード部522が形成された本体部521の側面524に係止部43が当接することで、外枠部40の第3枠部403と電子部品52のリード部522との距離が保たれ、樹脂Wの塗布される領域を適切に確保することができる。
係止部43が本体部521の側面524に当接する位置に関して、より詳しく説明する。図3(B)に示すように、係止部43は、本体部521の側面524から延びるリード部522の下に位置する。係止部43は、回路基板51から伝熱部材91に向かうにつれて突出高さが徐々に大きくなるテーパー状に形成されている。このため、電子部品52を回路基板51上に配置した後に上から支持部材4を取り付ける際に、リード部522に対して負荷を軽減しつつ、リード部522の下に係止部43を潜り込ませるように配置させて、本体部521の側面524に係止部43を当接させることができる。
図4(A)に示すように、支持部材4は第4枠部404に突起部44を有する。突起部44は、第4枠部404から外枠部40の外側に向かって突出して設けられている。突起部44は、支持部材4を電子部品52へ誤った向きで取り付けてしまうことを防止する、誤取付防止部として機能する。突起部44は、例えば、支持部材4をはめ込もうとする向きが実際の想定と異なる向き(例えば、支持部材4が上下反転した状態)である場合に、突起部44が回路基板51上の他の電子部品(例えばコンデンサ)と接触することで、支持部材4を誤った向きのままはめ込めなくする。
[電動機の作用]
電動機1によれば、回路基板51には、電子部品52と支持部材4とが配置され、伝熱部材91は、電子部品52の上面部523(第1の支持面)と支持部材4の支持面部41(第2の支持面)とで支持される。これにより、伝熱部材91を安定して支持することができ、組み立て時に伝熱部材91が電子部品52に対して傾いた状態で固定されることを防ぐことができる。
例えば図5に示す支持部材4を有していない比較例の電動機1Aでは、伝熱部材91Aが電子部品52Aに対して偏った位置に配置されることで伝熱部材91Aの下面の一端側に電子部品52Aに支持されない領域が生じている。そのため比較例の電動機1Aでは、円Aで囲む領域に示すように、伝熱部材91Aと放熱シート92Aの支持が不安定となり、伝熱部材91Aや放熱シート92Aが回路基板51Aに対して傾いてしまって、回路基板51Aに接触してしまう場合がある(二点鎖線は伝熱部材91A及び放熱シート92Aが傾いた状態を示す)。この場合、伝熱部材91Aが傾いた状態のままでは伝熱部材91を覆う収容ケース10を取り付けにくくなり、電動機1Aの組み立てが困難になるという問題がある。また、仮に収容ケース10の内部で伝熱部材91Aが傾いた状態のまま固定されてしまうと、回路基板51Aと伝熱部材91Aとの間の絶縁距離を確保できず所望とする電気的な絶縁特性が得られないおそれがあるという問題がある。さらに、伝熱部材91Aが傾くことで、放熱シート92Aを挟んで対向する電子部品52Aと伝熱部材91Aの接触面積が小さくなり、電子部品52Aと伝熱部材91Aの間の熱抵抗が大きくなるため、電子部品52Aが発する熱を電動機1A外へうまく逃がすことができないといった問題がある。
これに対して本実施形態によれば、支持部材4は、伝熱部材91の下面912において電子部品52の上面部523では支持されない領域の少なくとも一部を、支持面部41によって支持している。これにより、伝熱部材91が電子部品52に対して偏った位置に配置されている場合であっても、伝熱部材91や放熱シート92が回路基板51に対して傾いた状態となることを防ぐことができる。また、伝熱部材91Aが傾くことを防ぐことで、上述したように、所望とする電気的な絶縁特性を得ることや、電子部品52の放熱特性を得る(言い換えれば、電子部品52から収容ケース10へ伝熱しやすい)こと、および組立性を向上することができる。
また、本実施形態によれば、組み立て時や組み立て後に伝熱部材91を電子部品52と支持部材4とによって安定して支持することができるため、伝熱部材91を大型化して放熱性を向上することが容易となり、電動機1を高出力化しても十分な放熱が可能となる。
さらに本実施形態によれば、伝熱部材91の形状や大きさを変更したとしても、支持部材4を変更せずとも伝熱部材91の下面912を支持することができる。そのため、伝熱部材91の大きさに合わせて支持部材4の形状を変更する必要がない。(また、伝熱部材91を支持部材4に対して連結する工程が不要なため、支持部材4による電動機1の組み立て工程の複雑化を抑制することができる。
電子部品52の上面部523が伝熱部材91を支持する第1の支持面として機能し、支持部材4の支持面部41が伝熱部材91を支持する第2の支持面として機能することで、伝熱部材91が傾いた状態で固定されることを防ぐことができる。
支持部材4の支持面部41(第2の支持面)は、回路基板51に対して垂直な方向から見て上面部523(第1の支持面)と重ならない位置に形成されることにより、伝熱部材91を支持する面積が増えるため、伝熱部材91を安定して支持することができる。また、電子部品52の上面部523を伝熱部材91の支持面として利用することで、電子部品52と伝熱部材91との伝熱経路を確実に確保して電子部品52からの放熱性を高めることができる。
支持面部41は、上面部523より外径側に配置されることにより、伝熱部材91が電子部品52に対して外径側にずれて配置される場合であっても、支持部材4によって伝熱部材91が傾いて固定されることを防ぐことができる。
ここで、第2の収容ケース12に形成された第2の軸受収容部123は、上述のように典型的にはプレス加工によって形成される。また第2の軸受収容部123の周囲には上記プレス加工によって設けられた環状の凹部124が形成される(図2参照)。電動機1の組立時に、電子部品52上に伝熱部材91が載置された状態で第2の収容ケース12を軸方向から被せることにより、回路基板51と第2の収容ケース12とで伝熱部材91を挟み込む。これにより、伝熱部材91は、回路基板51と第2の収容ケース12とで挟持された状態で、収容ケース10の内部に固定される。このとき、伝熱部材91は、第2の収容ケース12に形成された凹部124に押し出されるようにして、電子部品52に対して電動機1の外径側(電子部品52に支持されていない領域側)にずれて(図2に示されるように、凹部124を避けるように)配置されやすい。その結果、伝熱部材91は、図5に示すように電動機1の外径側に倒れるように傾きやすくなる。
しかしながら、本実施形態では、図2に示すように、支持面部41は、第1枠部401(凹部124から外径側に最も離れた位置にある枠部)に形成されているので、凹部124によって電子部品52に支持されていない領域側である外径側に偏って伝熱部材91が配置されたとしても、支持面部41が伝熱部材91を倒れないように支持することができる。
規制部42は、外枠部40において支持面部41とは離れた位置に形成され、リード部522に塗布される樹脂Wの塗布範囲を規制することで、リード部522間を電気的に絶縁する際の塗布範囲を規制することができ、樹脂Wが回路基板51上に広がることを防ぐことができる。
また、規制部42は、回路基板51に対して垂直な方向(電動機1の回転軸方向)から見て支持面部41とは重ならない位置に形成されている。これにより、樹脂Wの塗布範囲を規制する規制部42の上面に誤って樹脂Wが塗布されてしまった場合であっても、規制部42から離れた位置に支持面部41が配置されているので、伝熱部材91を支持する支持面部41の平面度を保つことができ、伝熱部材91を安定して支持することができる。
さらに、支持面部41の第2の高さH2は、規制部42の第1の高さH1より高いため、樹脂Wが第2の高さH2より高くなることを防ぐことができる。これにより、樹脂Wの塗布量が必要以上に多くなってしまった場合や、規制部42の上面にも樹脂Wが塗布されてしまった場合であっても、樹脂Wが電子部品52の上面部523よりも高くなることがない。ここで仮に、規制部42の高さや樹脂Wの高さ(第1の高さH1)が支持面部41の第2の高さH2よりも高くなると、電子部品52の上面部523と伝熱部材91の下面912との間に伝熱を阻害する空隙が生じることにより、電子部品52で生じた熱を伝熱部材91へと十分に伝熱させることが出来なくなる恐れがある。つまり、支持面部41の第2の高さH2が、規制部42の第1の高さH1より高いことで、電子部品52から伝熱部材91への伝熱経路を確実に確保して、電子部品52からの放熱性を高めることができる。
外枠部40は、リード部522が形成された本体部521の側面524に当接する係止部43を有することで、支持部材4の電子部品52への位置決めが容易になるだけでなく、電子部品52と支持部材4の間に隙間が生じることを防ぐことができる。これにより、樹脂Wの塗布範囲を確保することができるため、樹脂Wの塗布を安定的に行うことができ電気的な絶縁性を確保しやすくなる。
また、係止部43によって、電子部品52と支持部材4との間に隙間が生じることを防ぐことができるため、伝熱部材91がその隙間によって傾くことなく安定して支持される。
以上、本実施形態では支持面部41を有する支持台部410は、第1枠部401に4箇所設けられているがこれに限られず、2箇所に設けられるようにしてもよい。上述した2箇所に第1の支持台部410を設ける場合でも、第1枠部401の長さの中心から対称に1つずつ設けられることが好ましい。
また、支持面部41が矩形状に形成されている場合を例示したが、これに限られず、支持面部41は円形状、楕円形状であってもよい。
また、外枠部40は、本実施形態では電子部品52の外周縁を途切れずに取り囲んでいるが、外枠部40の一部が途切れていてもよい。例えば、外枠部40は第3枠部403の長手方向の中央で途切れて(切り欠かれて)いてもよく、この場合、外枠部40の第3枠部403側を拡げることで、支持部材4を容易に取り付けることができる。
また、本実施形態では、電子部品52と支持部材4との間に放熱シート92が配置された場合を例示したが、これに限られない。例えば、伝熱部材91の下面912と支持部材4の支持面部41との間に、図示しない接着部材が介在していてもよい。また、伝熱部材91の下面912が支持部材4の支持面部41と直接接触するようにしてもよい。
また、本実施形態では、電動機1の収容ケース10が、金属板をプレス加工した部材で構成された場合を例示したが、これに限られない。例えば、収容ケース10は、アルミニウム等の金属をダイカスト成型した部材で構成されていてもよい。また、例えば、収容ケース10は、固定子鉄心に一体成型されている有底円筒状の開口部が形成された樹脂外郭と、樹脂外郭の開口部を閉塞する金属ブラケットとで構成されていてもよい。
1、1A…電動機
2…固定子
21…固定子鉄心
3…回転子
32…永久磁石部
4…支持部材
40…外枠部
41…支持面部(第2の支持面)
42…規制部
43…係止部
44…突起部
451、452…当接面
453、454…当接面形成部
461、462…非当接面
463、464…非当接面形成部
400…空間部
5…基板部
51…回路基板
52…電子部品
521…本体部
522…リード部
523…上面部(第1の支持面)
6…回転シャフト
91、91A、91B…伝熱部材
912…下面
92、92A、92B…放熱シート
93…接着部材
10…収容ケース
11…第1の収容ケース
12…第2の収容ケース
C…軸心
H1…第1の高さ
H2…第2の高さ

Claims (8)

  1. 回転シャフトを有する回転子と、
    前記回転子の外径側に配置された固定子と、
    前記固定子を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースで覆われた内部空間に配置された回路基板と、
    前記回路基板と前記収容ケースとの伝熱経路を形成する伝熱部材と、を備えた電動機であって、
    前記回路基板には、電子部品と支持部材とが配置され、
    前記伝熱部材は、前記電子部品と前記支持部材とで支持される
    電動機。
  2. 請求項1に記載の電動機であって、
    前記電子部品は、前記伝熱部材を支持する第1の支持面を備え、
    前記支持部材は、前記第1の支持面とともに前記伝熱部材を支持する第2の支持面を備える
    電動機。
  3. 請求項2に記載の電動機であって、
    前記第2の支持面は、前記回路基板に対して垂直な方向から見て前記第1の支持面と重ならない位置に形成される
    電動機。
  4. 請求項2又は3に記載の電動機であって、
    前記第2の支持面は、前記第1の支持面より前記外径側に配置される
    電動機。
  5. 請求項1~4のいずれか1つに記載の電動機であって、
    前記電子部品は、本体部と、前記本体部から延びるリード部とを有し、
    前記支持部材は、前記電子部品の外周縁を囲う外枠部をさらに有する
    電動機。
  6. 請求項5に記載の電動機であって、
    前記外枠部は、前記リード部に塗布される樹脂の塗布範囲を規制する規制部を有し、
    前記規制部は、前記回路基板に対して垂直な方向から見て前記第2の支持面とは重ならない位置に形成される
    電動機。
  7. 請求項6に記載の電動機であって、
    前記第2の支持面の前記回路基板からの高さは、前記規制部の高さより高い
    電動機。
  8. 請求項5~7のいずれか1つに記載の電動機であって、
    前記外枠部は、前記本体部における前記リード部が形成された面に当接する係止部を有する
    電動機。
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