JP2023019410A - インストルメントパネル - Google Patents

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Tomoya Iida
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Abstract

【課題】コスト上昇を抑制しながら、接続不要なコネクタをがたつくことなく保持可能とするインストルメントパネルの提供。【解決手段】樹脂で成形されるインストルメントパネル1であって、ワイヤハーネス2dのコネクタ3dを保持可能な保持部4が一体に成形されており、保持部4は、コネクタ3dが嵌め入れられる凹部5と、この凹部5を囲む外壁部6と、により構成されており、外壁部6において前記凹部5の開口側には、コネクタ3dの外周に設けられている被係止部(谷部33d)が係止される係止部7と、凹部5に嵌め入れられた状態のコネクタ3dの外周面に弾力を持って圧接される突起8a,8bと、が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、インストルメントパネル(一般に、インパネと略称されている)に関する。
例えば特許文献1には、車両のインストルメントパネルの周辺に、不要コネクタを保持する不要コネクタ保治具が接着されているということが記載されている。
この不要コネクタ保治具には、不要コネクタが嵌合装着されるコネクタ用貫通孔を備えている。
例えば特許文献2には、インストルメントパネルのスイッチ取付孔にスイッチを取り付けない場合、前記スイッチ取付孔にスイッチ取付孔カバーを嵌め入れる形態で取り付け、このスイッチ取付孔カバーのコネクタ保持部に、余ったコネクタを保持させるということが記載されている。
特開2016-196216号公報 特許第3758518号(特開2002-319460号)公報
上記特許文献1では、不要コネクタを保持する不要コネクタ保治具が前記インストルメントパネルとは別体であるために、不要コネクタを保持させるためのコストが嵩むことが懸念される。
上記特許文献2では、前記スイッチ取付孔に嵌め入れるスイッチ取付孔カバーに、余ったコネクタを嵌合させるコネクタ保持部を備えるようにしていて、前記スイッチ取付孔カバーが前記インストルメントパネルとは別体であるために、余ったコネクタを保持させるためのコストが嵩むことが懸念される。
このような事情に鑑み、本発明は、コスト上昇を抑制しながら、接続不要なコネクタをがたつくことなく保持可能とするインストルメントパネルの提供を目的としている。
本発明は、樹脂を成形されるインストルメントパネルであって、ワイヤハーネスのコネクタを保持可能な保持部が一体に成形されており、前記保持部は、前記コネクタが嵌め入れられる凹部と、この凹部を囲む外壁部と、により構成されており、前記外壁部において前記凹部の開口側には、前記コネクタの外周に設けられているツメ部が係止される係止部と、前記凹部に嵌め入れられた状態の前記コネクタの外周面に弾力を持って圧接される突起と、が設けられていることを特徴としている。
なお、前記の「嵌め入れられる」とは、前記凹部内に前記コネクタを嵌め入れたときに、前記凹部の中心線(図2、図3のP参照)周りに前記コネクタが回転できない状態になる嵌め合い状態のことを意味している。
この構成によれば、前記インストルメントパネルに前記コネクタを保持可能な保持部を一体に成形しているから、例えば接続不要なコネクタが存在する場合に、当該接続不要なコネクタを前記保持部に保持させることが可能になる。
これにより、従来例のようにインストルメントパネルとは別体の部品を用いて前記接続不要なコネクタを保持させる必要が無いなど、前記接続不要なコネクタを保持するためのコストの上昇を抑制できる。
本発明によれば、コスト上昇を抑制しながら、接続不要なコネクタをがたつくことなく保持可能とするインストルメントパネルを提供することができる。
本発明に係るインストルメントパネルの一実施形態の要部を示す斜視図である。 図1の保持部およびコネクタを水平方向に沿う面(2)に沿って断面にした図である。 図1の保持部およびコネクタを上下方向に沿う面(3)に沿って断面にした図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図3に本発明の一実施形態を示している。図中、1はインストルメントパネル、2a~2dはワイヤハーネスである。
ワイヤハーネス2a~2dの一端側には、それぞれコネクタ3a~3dが設けられている。
各コネクタ3a~3dの全体の外形は、ほぼ直方体とされている。また、各コネクタ3a~3dにおいてそれの嵌め入れ方向と直交する方向の断面は、ほぼ矩形形状とされている。
複数のコネクタ3a~3dのうち、コネクタ3dの外周には、小凸部31dおよび大凸部32dが設けられており、小凸部31dと大凸部32dとの間には、谷部33dが設けられている。
また、コネクタ3dの外周面においてワイヤハーネス2d寄りには、大径部34dが設けられている。そのため、コネクタ3dの外周面において大径部34dとそれ以外の領域との間には、段壁面35dが存在するようになっている。この段壁面35dは、コネクタ3dの外周面に対して直交する面である。
インストルメントパネル1は、適宜の樹脂で成形されるものであって、複数のコネクタ3a~3dのうちのコネクタ3dを保持することが可能な保持部4が一体に成形されている。
この保持部4は、凹部5と、外壁部6と、によって構成されている。凹部5は、パネル本体1aの一端側領域に設けられている。
この凹部5内には、複数のコネクタ3a~3dのうちのコネクタ3dが嵌め入れられるようになっている。
なお、前記の「嵌め入れられる」とは、凹部5内にコネクタ3dを嵌め入れたときに、凹部5の中心線(図2、図3のP参照)周りにコネクタ3dが回転できない状態になる嵌め合い状態のことを意味している。
具体的に、凹部5の開口の形状は、コネクタ3dの断面形状(ほぼ矩形)に合致するような形状に形成されているとともに、凹部5の開口のサイズがコネクタ3dよりも僅かに大きく設定されている。
これにより、凹部5内にコネクタ3dを嵌め入れると、凹部5内でコネクタ3dが非回転状態になる。
外壁部6は、凹部5を囲むように設けられている。この外壁部6において凹部5の開口側には、係止部7と、2つの突起8a,8bと、が設けられている。
係止部7は、コネクタ3dの外周に設けられている被係止部(下記する谷部33d)が係止されるものであって、外壁部6の天井部分に設けられる矩形の貫通孔7aと、この貫通孔7aと外壁部6の開口端部7bとによって構成されている。
この係止部7は、図2に示すように、凹部5にコネクタ3dが嵌め入れられたときに、コネクタ3dの小凸部31dおよび大凸部32dのうちの内側に位置する小凸部31dが外壁部6の貫通孔7a内に嵌まり込むようになるとともに、外壁部6の開口端部7bが小凸部31dと大凸部32dとの間の谷部33dに嵌まり込むようになる。
これにより、凹部5内にコネクタ3dを嵌め入れると、凹部5内からコネクタ3dが簡易に抜け出ることが防止されるようになる。
なお、コネクタ3dの谷部33dが、特許請求の範囲に記載している「被係止部」に相当している。
2つの突起8a,8bは、外壁部6において凹部5の開口側における左辺部と右辺部とに、互いに向けて突出するように形成されている。
これら2つの突起8a,8bは、図3に示すように、凹部5にコネクタ3dが嵌め入れられたときに、若干外側に弾性的に撓まされることになり、それの弾性復元力(弾力)でもって2つの突起8a,8bが、コネクタ3dの外周面における大径部34dの段壁面35dに圧接されるようになる。
これにより、凹部5内にコネクタ3dを嵌め入れると、凹部5内に嵌め入れられたコネクタ3dががたつくことが防止されるようになる。
なお、図2に示すように、外壁部6において一側壁部の内面は、凹部5の中心線Pに対して凹部5の奥へ向けて外拡がりとなるように所定角度α傾斜されている。
また、図3に示すように、外壁部6において上壁部の内面は、凹部5の中心線Pに対して凹部5の奥へ向けて外拡がりとなるように所定角度β傾斜されている。
これらの傾斜角度α,βは、インストルメントパネル1の成形に用いる金型の抜き勾配とされている。
この実施形態では、複数のコネクタ3a~3dのうち、例えばコネクタ3dを接続不要なコネクタにしている。
ここで、前記の接続不要なコネクタ3dが存在する理由を説明する。
一般に、車両の購入時には、車両購入者が車両に搭載すべき必須の電気機器ではないオプションの電気機器(例えばオーディオやカーナビゲーションシステムなど、図示省略)を注文して車両に搭載することが可能になっている。
一般に、車両製造メーカは、前記のようなオプション電気機器の搭載を簡易に対応できるようにするために、車両には、上述したような保持部4を有するインストルメントパネル1を装備するとともに、前記必須電気機器に接続するためのワイヤハーネス2a~2cだけでなく、前記オプション電気機器に接続するためのワイヤハーネス2dを車両製造時に車両に搭載するようにしている。
このようなことから、車両購入者が前記オプション電気機器を注文する場合には、前記接続不要なコネクタ3dが接続必要なコネクタとなる。この場合には、図示していないが、インストルメントパネル1の凹部5内に、車両に別途搭載される前記オプション電気機器のワイヤハーネスのコネクタが組み込まれるようになる。
そのため、この場合、凹部5内にコネクタ3dを嵌め入れると、当該コネクタ3dが凹部5内に組み込まれている前記オプション電気機器のコネクタ(図示省略)に装着されることになる。
しかしながら、車両購入者が前記オプション電気機器を注文しない場合には、前記接続不要なコネクタ3dが存在することになる。
そのため、この場合には、インストルメントパネル1の凹部5内に、前記オプション電気機器のワイヤハーネスのコネクタが組み込まれない。
そこで、前記接続不要なコネクタ3dの動きを拘束するために、当該コネクタ3dをインストルメントパネル1の保持部4に装着できるようにしている。
このようなことから、保持部4に前記接続不要なコネクタ3dを装着した場合には、上述したように、保持部4の凹部5内に前記接続不要なコネクタ3dが非回転状態にされるだけでなく、2つの突起8a,8bによってがたつくことが防止されるとともに、係止部7によって凹部5から簡単に抜け出すことが防止される。
これにより、仮に、前記接続不要なコネクタ3dを何処にも保持させないようにした場合において、例えば前記接続不要なコネクタ3dが車両の走行時に不規則に動いてインストルメントパネル1などに干渉するといった不具合の発生を防止することができる。
しかも、前記接続不要なコネクタ3dをがたつくことなく保持するための保持部4をインストルメントパネル1に一体に成形しているから、当該接続不要なコネクタ3dを保持部4に保持させることが可能になる。
これにより、従来例のようにインストルメントパネル1とは別体の部品を用いて前記接続不要なコネクタ3dを保持させる必要が無くなる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態によれば、前記接続不要なコネクタ3dを保持するためのコストの上昇を抑制しながら、前記接続不要なコネクタ3dをがたつくことなく保持することが可能なインストルメントパネル1を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
例えば上記実施形態では、インストルメントパネル1のパネル本体1aの一端側領域に保持部4を設けた例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、例えば図示していないが、保持部4をインストルメントパネル1の任意の位置に設けることが可能である。
本発明は、車両に装備されるインストルメントパネルに好適に利用することが可能である。
1 インストルメントパネル
1a パネル本体
2 ワイヤハーネス
3a~3d コネクタ
31d 小凸部
32d 大凸部
33d 谷部(被係止部に相当)
34d 大径部
35d 段壁面
4 保持部
5 凹部
6 外壁部
7 係止部
7a 貫通孔
7b 開口端部
8a,8b 突起

Claims (1)

  1. 樹脂で成形されるインストルメントパネルであって、
    ワイヤハーネスのコネクタを保持可能な保持部が一体に成形されており、
    前記保持部は、前記コネクタが嵌め入れられる凹部と、この凹部を囲む外壁部と、により構成されており、
    前記外壁部において前記凹部の開口側には、前記コネクタの外周に設けられている被係止部が係止される係止部と、前記凹部に嵌め入れられた状態の前記コネクタの外周面に弾力を持って圧接される突起と、が設けられていることを特徴とするインストルメントパネル。
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