JP2023017654A - 通知システム、及び、通知方法 - Google Patents

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智恵 樫木
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Abstract

【課題】住宅に設置された機器に異常が発生したことを通知することができる通知システムを提供する。【解決手段】通知システム10は、所定のエリア内に位置する複数の住宅70のそれぞれに設置された制御端末20から当該住宅70に設置された機器30に異常が発生したことを示す異常発生情報を取得する取得部44と、取得された異常発生情報により、所定期間内に複数の住宅70のうち所定数以上の住宅において対象の機器30に異常が発生したことが示される場合に、複数の住宅70の管理事業者が使用する第一情報端末51、及び、対象の機器30のメンテナンス事業者が使用する第二情報端末52の少なくとも一方に通知情報を出力する出力部45とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、通知システム、及び、通知方法に関する。
マンションなどの集合住宅の管理に関する様々な技術が提案されている。特許文献1には、管理者または管理会社の労力を軽減すると共に、情報伝達の迅速性及び信頼性を高めることができる生活管理情報共有システムが開示されている。
特開2005-173980号公報
本発明は、住宅に設置された機器に異常が発生したことを通知することができる通知システム、及び、通知方法を提供する。
本発明の一態様に係る通知システムは、所定のエリア内に位置する複数の住宅のそれぞれに設置された情報端末から当該住宅に設置された機器に異常が発生したことを示す異常発生情報を取得する取得部と、取得された前記異常発生情報により、所定期間内に前記複数の住宅のうち所定数以上の住宅において対象の機器に異常が発生したことが示される場合に、前記複数の住宅の管理事業者が使用する第一情報端末、及び、前記対象の機器のメンテナンス事業者が使用する第二情報端末の少なくとも一方に通知情報を出力する出力部とを備える。
本発明の一態様に係る通知方法は、所定のエリア内に位置する複数の住宅のそれぞれに設置された情報端末から当該住宅に設置された機器に異常が発生したことを示す異常発生情報を取得する取得ステップと、取得された前記異常発生情報により、所定期間内に前記複数の住宅のうち所定数以上の住宅において対象の機器に異常が発生したことが示される場合に、前記複数の住宅の管理事業者が使用する第一情報端末、及び、前記対象の機器のメンテナンス事業者が使用する第二情報端末の少なくとも一方に通知情報を出力する出力ステップとを含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記通知方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の通知システム、及び、通知方法は、住宅に設置された機器に異常が発生したことを通知することができる。
図1は、実施の形態に係る通知システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係る通知システムの動作例1のシーケンス図である。 図3は、住宅管理情報の一例を示す図である。 図4は、エラー情報データベースの一例を示す図である。 図5は、動作例1において第一情報端末に表示される通知画面の一例を示す図である。 図6は、実施の形態に係る通知システムの動作例2のシーケンス図である。 図7は、交換履歴データベースの一例を示す図である。 図8は、動作例2において第一情報端末に表示される通知画面の一例を示す図である。 図9は、実施の形態に係る通知システムの動作例3のシーケンス図である。 図10は、メンテナンス事業者管理情報の一例を示す図である。 図11は、動作例3において第一情報端末に表示される、メンテナンス事業者の一覧画面の一例を示す図である。 図12は、動作例3において第二情報端末に表示される、メンテナンス依頼の受付画面の一例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る通知システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る通知システムの機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、通知システム10は、複数の住宅70のそれぞれに設置された制御端末20及び複数の機器30と、サーバ装置40と、第一情報端末51と、第二情報端末52と、第三情報端末53とを備える。複数の住宅70は、例えば、集合住宅71内の複数の専有部である。複数の住宅70は、所定のエリア内に集まって位置していればよく、複数の住宅70は、分譲地などの同一のエリアに位置する複数の戸建住宅であってもよい。なお、複数の住宅70のそれぞれには、少なくとも1つの機器30が設置されていればよい。
以下、このような通知システム10が備える各装置について詳細に説明する。制御端末20は、情報端末の一例であり、具体的には、エネルギーマネジメント機能を有するEMS(Energy Management System)コントローラである。制御端末20は、当該制御端末20と同一の住宅70に設置された機器30(以下、単に機器30と記載される)の消費電力を管理する。また、制御端末20は、機器30の制御、及び、機器30の動作状態の表示などを行う。機器30の制御とは、例えば、機器30の動作開始、機器30動作停止、及び、機器30の動作状態の変更などである。機器30の制御は、制御端末20(第二通信部26)から機器30へ制御信号が送信されることで行われる。
制御端末20は、EMSコントローラに限定されず、エネルギーマネジメント機能を有しない他のコントローラ、または、ゲートウェイ装置であってもよい。制御端末20は、操作受付部21と、表示部22と、情報処理部23と、記憶部24と、第一通信部25と、第二通信部26とを備える。
操作受付部21は、ユーザ(住宅70の居住者など)の操作を受け付ける。操作受付部21は、例えば、タッチパネルによって実現されるが、ハードウェアキーなどによって実現されてもよい。
表示部22は、画像を表示する。表示部22は、例えば、液晶パネルまたは有機EL(Electro Luminescence)パネルなどの表示パネルによって実現される。
情報処理部23は、機器30の制御に関連する情報処理を行う。情報処理部23は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部23の機能は、例えば、情報処理部23を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ等が記憶部24に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
記憶部24は、情報処理部23によって実行されるコンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部24は、例えば、半導体メモリによって実現される。
第一通信部25は、制御端末20がサーバ装置40などと広域通信ネットワーク80を介して通信を行うための通信回路である。第一通信部25は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。第一通信部25が行う通信の通信規格については特に限定されない。
第二通信部26は、制御端末20が機器30と局所通信ネットワークを介して通信を行うための通信回路である。第二通信部26は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。第二通信部26が行う通信の通信規格については特に限定されない。
機器30は、制御端末20によって制御される機器であり、言い換えれば、制御端末20の制御対象機器である。機器30は、住宅70の敷地内に設置される。機器30は、例えば、制御端末20(第二通信部26)と通信を行うための通信回路(通信モジュール)を備える。機器30は、具体的には、照明機器、照明スイッチ(配線器具)、空調機器、電動シャッタ、空気清浄機、温度センサ、湿度センサ、開閉センサ、宅配ボックス、蓄電システム、ヒートポンプ式給湯器、または、レンジフードなどである。
サーバ装置40は、複数の住宅70のそれぞれに設置された機器30の状態を管理するクラウドサーバである。サーバ装置40は、例えば、制御端末20及び機器30を製造または販売する事業者(以下、機器提供事業者とも記載される)によって使用される。サーバ装置40は、具体的には、通信部41と、情報処理部42と、記憶部43とを備える。
通信部41は、サーバ装置40が複数の制御端末20、第一情報端末51、第二情報端末52、及び、第三情報端末53と広域通信ネットワーク80を通じて通信を行うための通信回路である。通信部41は、例えば、有線通信を行う有線通信部であるが、無線通信を行う無線通信回路であってもよい。通信部41が行う通信の通信規格については特に限定されない。
情報処理部42は、複数の住宅70のそれぞれに設置された機器30の状態の管理に関する情報処理を行う。情報処理部42は、具体的には、マイクロコンピュータまたはプロセッサによって実現される。情報処理部42は、機能的な構成要素として、取得部44と、出力部45とを有する。取得部44、及び、出力部45の機能は、例えば、情報処理部42を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサが記憶部43に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。取得部44、及び、出力部45の機能の詳細については後述される。
記憶部43は、上記情報処理に必要な各種情報、及び、上記コンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部43は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)によって実現されるが、半導体メモリによって実現されてもよい。
第一情報端末51は、複数の住宅70(集合住宅71)の管理事業者(より詳細には、管理事業者の従業員)が、サーバ装置40から通知を受けるために使用する情報端末である。ここでの管理事業者とは、例えば、集合住宅71の管理事業を専門に扱う事業者である。第一情報端末51は、具体的には、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の情報端末であるが、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末であってもよい。
第二情報端末52は、機器30のメンテナンスを行うメンテナンス事業者(より詳細には、メンテナンス事業者の従業員)が、サーバ装置40から通知を受けるために使用する情報端末である。メンテナンスとは、機器30の、修理、点検、または、交換などを意味する。第二情報端末52は、具体的には、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の情報端末であるが、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末であってもよい。
第三情報端末53は、住宅70の居住者が制御端末20からエラー通知を受けるために使用する情報端末である。第三情報端末53は、具体的には、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末であるが、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の情報端末であってもよい。
[動作例1]
上述のように複数の住宅70が集合住宅71内の複数の専有部である場合、複数の住宅70のそれぞれには、同時期に製造された、制御端末20及び対象の機器30が設置されている場合がある。このような場合に、複数の住宅70のうち所定数の住宅70において対象の機器30に異常(具体的には、故障など)が発生した場合に、他の住宅70においても対象の機器30に異常が発生する可能性がある。
そこで、通知システム10は、複数の住宅70において対象の機器30にエラーが頻発するような場合に第一情報端末51等に通知を行う。これにより、複数の住宅70の管理事業者は、エラーの頻発への対策として、エラーが発生していないがエラーが発生する可能性のある対象の機器30を事前にメンテナンスするなどの措置を行うことができる。
以下、このような通知システム10の動作例1について説明する。図2は、通知システム10の動作例1のシーケンス図である。なお、図2の例では、便宜上、制御端末20及び機器30が一組だけ図示されている。
住宅70に設置された機器30は、エラーが発生すると、エラー通知を制御端末20へ送信する(S11)。エラー通知には、機器30の識別情報である機器ID、及び、発生したエラーの内容を示すエラーコードが含まれる。機器IDは、機器30が照明機器なのか空調機器なのかなどの機器の種別を示すおおまかな識別情報であるが、品番及び製造番号などを含む詳細な識別情報であってもよい。
制御端末20の第二通信部26は、エラー通知を受信する。情報処理部23は、受信されたエラー通知に基づいて、機器30にエラーが発生したことを通知するためのエラー通知画面を表示部22に表示する(S12)。エラー通知画面は、居住者への通知を目的とするものである。
なお、ステップS12の通知は、居住者が使用する第三情報端末53を介して行われてもよく、この場合、第一通信部25によって通知指令情報が第三情報端末53へ送信されることで同様の通知が可能である。なお、通知指令情報は、より詳細には、遠隔通知用の他のサーバ装置を介して第三情報端末53へ送信される。サーバ装置40が遠隔通知機能を備えている場合、通知指令情報は、サーバ装置40を介して第三情報端末53へ送信されてもよい。この場合、ステップS12における制御端末20からサーバ装置40への通知指令情報の送信処理は省略され、後述のステップS14の直後などのタイミングでサーバ装置40から第三情報端末53へ通知指令情報が送信されてもよい。
また、情報処理部23は、受信されたエラー通知に基づいて、エラー情報をサーバ装置40へ送信する(S13)。エラー情報は、より具体的には、第一通信部25によってサーバ装置40へ送信される。エラー情報には、エラー通知に含まれていた機器ID及びエラーコードに加えて、制御端末20の識別情報である端末IDが含まれる。エラー情報は、異常発生情報の一例である。
サーバ装置40の通信部41は、エラー情報を受信する。取得部44は、受信されたエラー情報を取得する(S14)。ここで、記憶部43には、端末IDと、集合住宅71の識別情報(例えば、集合住宅71の名称)と、住宅70の識別情報(例えば、部屋番号)との対応関係を示す住宅管理情報が記憶されている。図3は、住宅管理情報の一例を示す図である。
このような住宅管理情報は、例えば、制御端末20を住宅70に設置(導入)する際に、制御端末20の設置を行う事業者が、端末IDと、集合住宅71の識別情報と、住宅70の識別情報とを管理(記録)しておくことで得られる。なお、図3の例では、住宅管理情報には、集合住宅の所在地、集合住宅の管理事業者、及び、管理事業者への通知の宛先などの情報も含まれている。通知の宛先は、例えば、メールアドレス、または、通知用のアプリケーションプログラムのIDなどである。
取得部44は、このような住宅管理情報に基づいて、ステップS14において取得されたエラー情報に含まれる端末IDを、集合住宅71の識別情報及び住宅70の識別情報の組み合わせに変換する(S15)。また、取得部44は、端末IDが集合住宅71の識別情報及び住宅70の識別情報の組み合わせに変換された後のエラー情報を、記憶部43に記憶されたエラー情報データベースに追加する。つまり、取得部44は、エラー情報データベースを更新する(S16)。
図2では詳細には図示されていないが、ステップS11~ステップS16の処理は、複数の住宅70のいずれかにおいて機器30のエラーが発生するごとに行われる。この結果、エラー情報が蓄積され、図4に示されるようなエラー情報データベースが記憶部43に記憶される。図4は、エラー情報データベースの一例を示す図である。なお、図4に示されるように、情報処理部42は、集合住宅71以外の他の集合住宅からもエラー情報を収集し、収集したエラー情報をエラー情報データベースに追加する。つまり、エラー情報データベースは、複数の集合住宅におけるエラー情報を集計することによって得られる。
出力部45は、エラー情報データベースが更新されると、更新後のエラー情報データベースに基づいて、集合住宅71において同じ種類の機器30(以下、対象の機器30とも記載される)のエラーが多発していないかの判定を行う(S17)。出力部45は、具体的には、所定期間内に複数の住宅70のうち所定数以上の住宅において対象の機器30にエラーが発生したか否かを判定する。所定期間は、例えば、直近の1か月の期間であり、所定数は、例えば、2以上の整数(具体的には5など)である。
出力部45は、エラーの数を集計するときには、例えば、エラーの内容は問わずにエラーの数を集計する。具体的な例としては、出力部45は、集合住宅71において、直近1か月の間に、ヒートポンプ式給湯器(対象の機器30の一例)にエラーが発生した住宅70の数が5つ以上であるという要件が満たされる場合に、エラーが多発していると判定する。出力部45は、当該要件が満たされない場合には、エラーが多発していると判定しない。
なお、出力部45は、エラーの内容(エラーコード)まで考慮してエラーの数を集計してもよい。具体的な例としては、出力部45は、集合住宅71において、直近1か月の間に、ヒートポンプ式給湯器にエラーコード1のエラーが発生した住宅70の数が5つ以上であるという要件が満たされる場合に、エラーが多発していると判定する。出力部45は、当該要件が満たされない場合には、エラーが多発していると判定しない。
このように、出力部45は、集合住宅71において対象の機器30のエラーが多発していると判定すると、通知情報を出力する(S18)。通信部41は、出力された通知情報を第一情報端末51へ送信する(S19)。なお、通知の宛先は、例えば、図3の住宅管理情報を参照することにより特定することができる。
第一情報端末51は、通知情報を受信する。ここで、ステップS18において出力される通知情報には、例えば、集合住宅71の識別情報(例えば、集合住宅71の名称)、及び、対象の機器30の識別情報(機器ID)が含まれる。この場合の対象の機器30の識別情報は、例えば、対象の機器30の種別を示すおおまかな識別情報である。
第一情報端末51は、このような情報が含まれる通知情報に基づいて、対象の機器30の種別と、対象の機器30にエラーが発生した住宅70の部屋番号とを含む通知画面を表示する(S20)。図5は、第一情報端末51に表示される通知画面の一例を示す図である。
なお、通知情報には、複数の住宅70のうち対象の機器30にエラーが発生した住宅70の識別情報(例えば、部屋番号)が含まれてもよい。通知情報にこのような情報が含まれれば、第一情報端末51は、対象の機器30にエラーが発生した住宅70の識別情報を表示することができる。同様に、通知情報には、複数の住宅70のうち対象の機器30にエラーが発生していない住宅70の識別情報が含まれてもよい。通知情報にこのような情報が含まれれば、第一情報端末51は、対象の機器30にエラーが発生していない住宅70の識別情報を表示することができる。
ステップS20の通知を受けた管理事業者は、集合住宅71内の全ての住宅70において対象の機器30の交換、または、点検を行うなどの措置を行うと考えられる。このとき、既に対象の機器30にエラーが発生した住宅70においては、対象の機器30の交換、または、点検が完了していると考えられる。そうすると、上記のように、対象の機器30にエラーが発生した住宅70の識別情報、または、対象の機器30にエラーが発生していない住宅70の識別情報が第一情報端末51に表示されれば、管理事業者は、対象の機器30の交換、及び、点検が完了していない住宅70を把握することができ、対象の機器30の交換、または、点検の手配を効率的に行うことができる。
また、通知情報には、複数の住宅70のうち対象の機器30にエラーが発生した住宅70に設けられた対象の機器30の識別情報(機器ID)が含まれてもよい。この場合の対象の機器30の識別情報は、例えば、品番及び製造番号などを含む詳細な識別情報である。通知情報にこのような情報が含まれれば、第一情報端末51は、エラーが発生した対象の機器30の識別情報(品番及び製造番号など)を表示することができる。同様に、通知情報には、複数の住宅70のうち対象の機器30にエラーが発生していない住宅70に設けられた対象の機器30の識別情報(機器ID)が含まれてもよい。この場合の対象の機器30の識別情報は、例えば、品番及び製造番号などを含む詳細な識別情報である。通知情報にこのような情報が含まれれば、第一情報端末51は、エラーが発生していない対象の機器30の識別情報(品番及び製造番号など)を表示することができる。
また、通知情報には、エラーの内容を示す情報が含まれてもよい。通知情報にエラーの内容を示す情報が含まれれば、第一情報端末51は、「電源系統のエラーが多発しています」といった具体的なエラーの内容を示す通知画面を表示したり、発生したエラーのエラーコードの一覧画面を表示したりすることができる。これにより、管理事業者は、エラーの内容を把握することができる。
以上説明したように、通知システム10は、所定のエリア内に位置する複数の住宅70のそれぞれに設置された制御端末20から当該住宅70に設置された機器30にエラー(異常)が発生したことを示すエラー情報を取得する取得部44と、取得されたエラー情報により、所定期間内に複数の住宅70のうち所定数以上の住宅70において対象の機器30にエラー(異常)が発生したことが示される場合に、複数の住宅70の管理事業者が使用する第一情報端末51に通知情報を出力する出力部45とを備える。エラー情報は、異常発生情報の一例である。
このような通知システム10は、複数の住宅70(集合住宅71)において機器30の異常(エラー)が多発していると推定される場合に通知を行うことで、メンテナンスなどの措置が行われることを支援することができる。
[動作例2]
動作例1では、サーバ装置50は、制御端末20によって送信されるエラー情報に基づいて通知を行った。ここで、サーバ装置50は、制御端末20によって送信される交換発生情報に基づいて通知を行ってもよい。交換発生情報とは、住宅70に設置された機器30が別の新たな機器30に交換されたことを示す情報である。図6は、通知システム10の動作例2のシーケンス図である。
制御端末20の情報処理部23は、機器30の交換を検出する(S21)。例えば、情報処理部23は、制御端末20の記憶部24に記憶される機器30の登録情報を監視することにより、登録済みの機器30の登録が解除された後、同じ種別の新たな機器30が登録されたことを機器30の交換であるとみなすことができる。
情報処理部23は、機器30の交換を検出すると、交換発生情報をサーバ装置40へ送信する(S22)。交換発生情報は、より具体的には、第一通信部25によってサーバ装置40へ送信される。交換発生情報には、交換された機器30の機器ID及び制御端末20の端末IDが含まれる。交換発生情報は、異常発生情報の別の一例である。
サーバ装置40の通信部41は、交換発生情報を受信する。取得部44は、受信された交換発生情報を取得する(S23)。取得部44は、記憶部43に記憶された住宅管理情報に基づいて、ステップS23において取得された交換発生情報に含まれる端末IDを集合住宅71の識別情報(例えば、集合住宅71の名称)及び住宅70の識別情報(例えば、部屋番号)の組み合わせに変換する(S24)。また、取得部44は、端末IDが集合住宅71の識別情報及び住宅70の識別情報の組み合わせに変換された後の交換発生情報を、記憶部43に記憶された交換履歴データベースに追加する。つまり、取得部44は、交換履歴データベースを更新する(S25)。
図6では詳細には図示されていないが、ステップS21~ステップS25の処理は、複数の住宅70のいずれかにおいて機器30の交換が発生するごとに行われる。この結果、交換発生情報が蓄積され、図7に示されるような交換履歴データベースが記憶部43に記憶される。図7は、交換履歴データベースの一例を示す図である。なお、図7に示されるように、情報処理部42は、集合住宅71以外の他の集合住宅からも交換発生情報を収集し、収集した交換発生情報を交換履歴データベースに追加する。つまり、交換履歴データベースは、複数の集合住宅における交換発生情報を集計することによって得られる。
出力部45は、交換履歴データベースが更新されると、更新後の交換履歴データベースに基づいて、集合住宅71において対象の機器30の交換が多発していないかの判定を行う(S26)。出力部45は、具体的には、所定期間内に複数の住宅70のうち所定数以上の住宅において対象の機器30が交換されたか否かを判定する。所定期間は、例えば、直近の1か月の期間であり、所定数は、例えば、2以上の整数(具体的には5など)である。具体的な例としては、出力部45は、集合住宅71において、直近1か月の間に、ヒートポンプ式給湯器(対象の機器30の一例)の交換が発生した住宅70の数が5つ以上であるという要件が満たされる場合に、交換が多発していると判定する。出力部45は、当該要件が満たされない場合には、交換が多発していると判定しない。
このように、出力部45は、集合住宅71において対象の機器30の交換が多発していると判定すると、通知情報を出力する(S27)。通信部41は、出力された通知情報を第一情報端末51へ送信する(S28)。なお、通知の宛先は、例えば、図3の住宅管理情報を参照することにより特定することができる。
第一情報端末51は、通知情報を受信する。ここで、ステップS27において出力される通知情報には、例えば、集合住宅71の識別情報(例えば、集合住宅71の名称)、及び、対象の機器30の識別情報(例えば、対象の機器30の種別)が含まれる。
第一情報端末51は、このような情報が含まれる通知情報に基づいて、対象の機器30の種別と、対象の機器30の交換が発生した住宅70の部屋番号とを含む通知画面を表示する(S29)。図8は、第一情報端末51に表示される通知画面の一例を示す図である。
なお、通知情報には、複数の住宅70のうち対象の機器30の交換が発生した住宅70の識別情報(ここでは、例えば、部屋番号)が含まれてもよい。通知情報にこのような情報が含まれれば、第一情報端末51は、対象の機器30の交換が発生した住宅70の識別情報を表示することができる。同様に、通知情報には、複数の住宅70のうち対象の機器30の交換が発生していない住宅70の識別情報(例えば、部屋番号)が含まれてもよい。通知情報にこのような情報が含まれれば、第一情報端末51は、対象の機器30の交換が発生していない住宅70の識別情報を表示することができる。
ステップS29の通知を受けた管理事業者は、集合住宅71内の全ての住宅70において対象の機器30の交換、または、点検を行うなどの措置を行うと考えられる。このとき、既に対象の機器30の交換が完了している住宅70においては、このような措置が必要ないと考えられる。そうすると、上記のように、対象の機器30の交換が発生した住宅70の識別情報、または、対象の機器30の交換が発生していない住宅70の識別情報が第一情報端末51に表示されれば、管理事業者は、対象の機器30の交換が発生していない住宅70を把握することができ、対象の機器30の交換、または、点検の手配を効率的に行うことができる。
また、通知情報には、複数の住宅70のうち対象の機器30の交換が発生した住宅70に設けられた対象の機器30(つまり交換されて現在は設置されていない対象の機器30)の識別情報(機器ID)が含まれてもよい。この場合の対象の機器30の識別情報は、例えば、品番及び製造番号などを含む詳細な識別情報である。通知情報にこのような情報が含まれれば、第一情報端末51は、交換されて現在は設置されていない対象の機器30の識別情報(品番及び製造番号など)を表示することができる。同様に、通知情報には、複数の住宅70のうち対象の機器30の交換が発生していない住宅70に設けられた対象の機器30の識別情報(機器ID)が含まれてもよい。この場合の対象の機器30の識別情報は、例えば、品番及び製造番号などを含む詳細な識別情報である。通知情報にこのような情報が含まれれば、第一情報端末51は、交換されていない対象の機器30の識別情報(品番及び製造番号など)を表示することができる。
以上説明したように、通知システム10は、所定のエリア内に位置する複数の住宅70のそれぞれに設置された制御端末20から当該住宅70に設置された機器30の交換(異常)が発生したことを示す交換発生情報を取得する取得部44と、取得された交換発生情報により、所定期間内に複数の住宅70のうち所定数以上の住宅70において対象の機器30の交換(異常)が発生したことが示される場合に、複数の住宅70の管理事業者が使用する第一情報端末51に通知情報を出力する出力部45とを備える。交換発生情報は、異常発生情報の別の一例である。
このような通知システム10は、複数の住宅70(集合住宅71)において機器30の異常(交換)が多発すると推定される場合に通知を行うことで、メンテナンスなどの措置が行われることを支援することができる。
また、動作例1と動作例2とは、組み合わされてもよい。例えば、動作例1において、対象の機器30の交換の発生が対象の機器30のエラーの一種とみなされてもよい。この場合、1回の交換の発生が1回またはn回(nは2以上の整数)として、エラーの発生回数の集計に含まれればよい。
[動作例3]
動作例1または動作例2で説明した通知を受けた後、管理事業者は、集合住宅71内の全ての住宅70において対象の機器30のメンテナンスを行うなどの措置を行うと考えられる。対象の機器30のメンテナンスとは、対象の機器30の、修理、点検、または、交換などを意味する。
そこで、通知システム10は、対象の機器30のメンテナンスが可能なメンテナンス事業者を管理事業者に提案することで管理事業者を支援する。以下、このような通知システム10の動作例3について説明する。図9は、通知システム10の動作例3のシーケンス図である。
管理事業者の従業員は、メンテナンス事業者の提案を要求するための所定の操作を行い、第一情報端末51は、このような操作を受け付ける(S31)。例えば、第一情報端末51は、第一情報端末51に図5の通知画面(または図8の通知画面)が表示されているときに、アイコン51aへの操作(またはアイコン51bへの操作)を受け付ける。このような操作が受け付けられると、第一情報端末51は、提案要求をサーバ装置40へ送信する(S32)。
サーバ装置40の通信部41は、提案要求を受信する。取得部44は、受信された提案要求を取得し(S33)、出力部45は、取得された提案要求に基づいて提案情報を生成する(S34)。ここで、記憶部43には、図10に示されるようなメンテナンス事業者管理情報があらかじめ記憶されている。図10は、メンテナンス事業者管理情報の一例を示す図である。図10に示されるように、メンテナンス事業者管理情報においては、メンテナンス事業者の名称と、当該メンテナンス事業者の所在地と、当該メンテナンス事業者への通知の宛先と、当該メンテナンス事業者がメンテナンスを取り扱っている機器30とが対応付けられている。
出力部45は、このようなメンテナンス事業者管理情報に基づいて、対象の機器30のメンテナンスが可能なメンテナンス事業者を、所在地が集合住宅71に近い順に所定数選択し、選択したメンテナンス事業者を提案するための提案情報を生成する。出力部45は、生成した提案情報を出力する(S35)。通信部41は、出力された提案情報を第一情報端末51へ送信する(S36)。
第一情報端末51は、提案情報を受信し、受信した提案情報に基づいて、メンテナンス事業者の一覧画面を表示する(S37)。図11は、メンテナンス事業者の一覧画面の一例を示す図である。図11に示される一覧画面には、対象の機器30のメンテナンスが可能なメンテナンス事業者であって、所在地が集合住宅71に近い順に所定数のメンテナンス事業者のみが表示される。
図11のような一覧画面が表示されているときに、第一情報端末51は、メンテナンス事業者の選択操作を受け付け(S38)、選択されたメンテナンス事業者を示す選択結果情報をサーバ装置40へ送信する(S39)。
サーバ装置40の通信部41は、選択結果情報を受信する。取得部44は、受信された選択結果情報を取得し(S40)、出力部45は、取得された選択結果情報に基づいて、メンテナンス依頼情報を出力する(S41)。通信部41は、出力されたメンテナンス依頼情報を、選択結果情報が示すメンテナンス事業者が使用する第二情報端末52へ送信する(S42)。なお、通知の宛先は、例えば、図10のメンテナンス事業者管理情報を参照することにより特定することができる。
第二情報端末52は、メンテナンス依頼情報を受信する。ここで、ステップS30において出力されるメンテナンス依頼情報には、例えば、集合住宅71の識別情報(例えば、集合住宅71の名称、及び、所在地)、複数の住宅70のうち対象の機器30に異常が発生した住宅70の識別情報(例えば、部屋番号)、対象の機器30の識別情報(例えば、対象の機器30の種別)、及び、エラーの内容を示す情報が含まれる。
第二情報端末52は、このような情報が含まれるメンテナンス依頼情報に基づいて、メンテナンス依頼の受付画面を表示する(S43)。図12は、第二情報端末52に表示される、メンテナンス依頼の受付画面の一例を示す図である。
以上説明したように、通知システム10は、第一情報端末51へ通知情報を出力した後、対象の機器30のメンテナンスが可能なメンテナンス事業者を提案するための提案情報を第一情報端末51へ出力する。
このような通知システム10は、複数の住宅70(集合住宅71)において機器30の異常(エラーまたは交換)が多発していると推定される場合にメンテナンス事業者を提案することで、メンテナンスなどの措置が行われることを支援することができる。
[変形例]
動作例1のステップS15、及び、動作例2のステップS24においては、住宅管理情報を用いて制御端末20の端末IDが住宅70の識別情報に変換されたが、対象の機器30のエラーが多発した住宅70の識別情報を特定する方法はこのような方法に限定されない。例えば、制御端末20の住宅70への施工時(導入時)に、住宅70の識別情報(集合住宅71の名称、及び、部屋番号)を制御端末20に登録しておけば、制御端末20は、エラー情報に住宅70の識別情報を含めて送信することができる。この場合、ステップS15の処理の省略が実現できる。
また、動作例1のステップS18及びS19、並びに、動作例2のステップS27及び28においては、複数の住宅70の管理事業者が使用する第一情報端末51へ通知情報が出力された。しかしながら、例えば、サーバ装置40を使用する機器提供事業者が機器30の保守サービスを居住者に提供するような場合も考えられ、このような場合には第一情報端末51へ通知情報が出力されることは必須ではない。
例えば、このような場合には、通知情報は、機器提供事業者が提携しているメンテナンス事業者が使用する第二情報端末52へ出力されてもよい。つまり、通知情報は、第一情報端末51及び第二情報端末52の少なくとも一方に出力されればよい。なお、この場合、サーバ装置40の出力部45は、メンテナンス事業者管理情報を参照することにより、通知情報を出力するメンテナンス事業者(第二情報端末52)を選択してもよい。
また、動作例3においては、メンテナンス事業者への対象の機器30のメンテナンスの依頼がサーバ装置40(機器提供事業者)を介して行われた。しかしながら、通知情報に基づく通知を受けた管理事業者が、電話等によりメンテナンス事業者へ連絡することで、対象の機器30のメンテナンスの依頼を、サーバ装置40を介さずに行う場合も考えられる。
このような場合、通知システム10は、依頼を受けたメンテナンス事業者が第二情報端末52を用いてサーバ装置40へアクセスすることにより、メンテナンス事業者がエラー情報データベースを参照できる構成を有していてもよい。これにより、メンテナンス事業者は、管理事業者からエラーの内容をヒアリングする場合よりも、訪問先の集合住宅71において多発しているエラーの内容を正確に把握することができる。
また、動作例3においては、サーバ装置40(機器提供事業者)によるメンテナンス事業者の提案が管理事業者に対して行われたが、メンテナンス事業者の提案は、居住者に対して行われてもよい。例えば、ステップS12のエラー通知画面が制御端末20の表示部22(または第三情報端末53)に表示されているときに居住者が制御端末20の操作受付部21(または第三情報端末53)に所定の操作を行うことで、ステップS31~ステップS43と同様の処理が行われてもよい。動作例3における第一情報端末51は、制御端末20または第三情報端末53に読み替えられてもよい。
このように、出力部45は、対象の機器30のメンテナンスが可能なメンテナンス事業者を提案するための提案情報を、複数の住宅70のうち対象の機器30に異常が発生した住宅70に設置された制御端末20、または、当該住宅70の居住者が使用する第三情報端末53へ出力してもよい。
このような通知システム10は、複数の住宅70(集合住宅71)において機器30の異常(エラーまたは交換)が多発していると推定される場合にメンテナンス事業者を提案することで、メンテナンスなどの措置が行われることを支援することができる。
また、通知システム10は、居住者が制御端末20(または第三情報端末53)を用いてサーバ装置40へアクセスすることにより、居住者は、メンテナンス事業者管理情報を参照することができる構成を有していてもよい。この場合、居住者は、メンテナンス事業者管理情報を参照することで、自由にメンテナンス事業者を選択することができる。
[効果等]
以上説明したように、通知システム10は、所定のエリア内に位置する複数の住宅70のそれぞれに設置された制御端末20から当該住宅70に設置された機器30に異常が発生したことを示す異常発生情報を取得する取得部44と、取得された異常発生情報により、所定期間内に複数の住宅70のうち所定数以上の住宅において対象の機器30に異常が発生したことが示される場合に、複数の住宅70の管理事業者が使用する第一情報端末51、及び、対象の機器30のメンテナンス事業者が使用する第二情報端末52の少なくとも一方に通知情報を出力する出力部45とを備える。制御端末20は、情報端末の一例である。
このような通知システム10は、住宅70に設置された機器30に異常が発生したことを通知することができる。
また、動作例1では、取得部44は、複数の住宅70のそれぞれに設置された制御端末20が、住宅70に設置された機器30からエラー通知を受けたことに応じて送信するエラー情報を異常発生情報として取得する。
このような通知システム10は、住宅70に設置された機器30にエラーが発生したことに応じて通知を行うことができる。
また、動作例1では、エラー情報は、エラーの内容を示す。出力部45は、エラーの内容を示す情報を含む通知情報を出力する。
このような通知システム10は、住宅70に設置された機器30に発生したエラーの内容を通知することができる。
また、動作例2では、取得部44は、複数の住宅70のそれぞれに設置された制御端末20によって送信される交換発生情報であって住宅70に設置された機器30が新たな機器30に交換されたことを示す交換発生情報を、異常発生情報として取得する。
このような通知システム10は、住宅70に設置された機器30の交換が発生したことに応じて通知を行うことができる。
また、例えば、出力部45は、複数の住宅70を示す識別情報を含む通知情報を出力する。
このような通知システム10は、機器30の異常が多発している複数の住宅70の識別情報を通知することができる。
また、例えば、複数の住宅70は、集合住宅71内の複数の専有部であり、複数の住宅70を示す識別情報は、集合住宅の識別情報である。
このような通知システム10は、機器30の異常が多発している集合住宅71の識別情報を通知することができる。
また、例えば、出力部45は、複数の住宅70のうち所定期間内に対象の機器30に異常が発生した住宅70の識別情報、及び、当該住宅70に設置された対象の機器30の識別情報の少なくとも一方を含む通知情報を出力する。この場合の対象の機器30の識別情報は、例えば、品番及び製造番号などを含む詳細な識別情報である。
このような通知システム10は、機複数の住宅70のうち所定期間内に対象の機器30に異常が発生した住宅70の識別情報、及び、当該住宅70に設置された対象の機器30の識別情報の少なくとも一方を通知することができる。
また、例えば、出力部45は、複数の住宅70のうち所定期間内に対象の機器30に異常が発生しなかった住宅70の識別情報、及び、当該住宅に設置された対象の機器30の識別情報の少なくとも一方を含む通知情報を出力する。この場合の対象の機器30の識別情報は、例えば、品番及び製造番号などを含む詳細な識別情報である。
このような通知システム10は、機複数の住宅70のうち所定期間内に対象の機器30に異常が発生しなかった住宅70の識別情報、及び、当該住宅70に設置された対象の機器30の識別情報の少なくとも一方を通知することができる。
また、例えば、出力部45は、第一情報端末51へ通知情報を出力した後、対象の機器30のメンテナンスが可能なメンテナンス事業者を提案するための提案情報を第一情報端末51へ出力する。
このような通知システム10は、メンテナンス事業者を管理事業者に提案(紹介)することができる。
また、例えば、出力部45は、対象の機器30のメンテナンスが可能なメンテナンス事業者を提案するための提案情報を、複数の住宅70のうち対象の機器30に異常が発生した住宅70に設置された制御端末20、または、当該住宅70の居住者が使用する第三情報端末53へ出力する。
このような通知システム10は、メンテナンス事業者を居住者に提案(紹介)することができる。
また、通知システム10などのコンピュータによって実行される通知方法は、所定のエリア内に位置する複数の住宅70のそれぞれに設置された制御端末20から当該住宅70に設置された機器30に異常が発生したことを示す異常発生情報を取得する取得ステップと、取得された異常発生情報により、所定期間内に複数の住宅70のうち所定数以上の住宅において対象の機器30に異常が発生したことが示される場合に、複数の住宅の管理事業者が使用する第一情報端末51、及び、対象の機器30のメンテナンス事業者が使用する第二情報端末52の少なくとも一方に通知情報を出力する出力ステップとを含む。
このような通知方法は、住宅70に設置された機器30に異常が発生したことを通知することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、通知システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。例えば、通知システムは、サーバ装置に相当する単一の装置として実現されてもよい。通知システムが複数の装置によって実現される場合、通知システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
例えば、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。また、装置間の通信においては、図示されない中継装置(例えば、無線ルータなど)が介在してもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、制御端末または情報端末として実現されてもよい。本発明は、通知システムなどのコンピュータが実行する通知方法として実現されてもよい。本発明は、このような通知方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。また、本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 通知システム
20 制御端末(情報端末)
30 機器
44 取得部
45 出力部
51 第一情報端末
52 第二情報端末
53 第三情報端末
70 住宅
71 集合住宅

Claims (12)

  1. 所定のエリア内に位置する複数の住宅のそれぞれに設置された情報端末から当該住宅に設置された機器に異常が発生したことを示す異常発生情報を取得する取得部と、
    取得された前記異常発生情報により、所定期間内に前記複数の住宅のうち所定数以上の住宅において対象の機器に異常が発生したことが示される場合に、前記複数の住宅の管理事業者が使用する第一情報端末、及び、前記対象の機器のメンテナンス事業者が使用する第二情報端末の少なくとも一方に通知情報を出力する出力部とを備える
    通知システム。
  2. 前記取得部は、前記複数の住宅のそれぞれに設置された前記情報端末が、当該住宅に設置された機器からエラー通知を受けたことに応じて送信するエラー情報を前記異常発生情報として取得する
    請求項1に記載の通知システム。
  3. 前記エラー情報は、エラーの内容を示し、
    前記出力部は、前記エラーの内容を示す情報を含む前記通知情報を出力する
    請求項2に記載の通知システム。
  4. 前記取得部は、前記複数の住宅のそれぞれに設置された前記情報端末によって送信される交換発生情報であって当該住宅に設置された機器が新たな機器に交換されたことを示す交換発生情報を、前記異常発生情報として取得する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の通知システム。
  5. 前記出力部は、前記複数の住宅を示す識別情報を含む前記通知情報を出力する
    請求項1~4のいずれか1項に記載の通知システム。
  6. 前記複数の住宅は、集合住宅内の複数の専有部であり、
    前記複数の住宅を示す識別情報は、前記集合住宅の識別情報である
    請求項5に記載の通知システム。
  7. 前記出力部は、前記複数の住宅のうち前記所定期間内に前記対象の機器に異常が発生した住宅の識別情報、及び、当該住宅に設置された前記対象の機器の識別情報の少なくとも一方を含む前記通知情報を出力する
    請求項1~6のいずれか1項に記載の通知システム。
  8. 前記出力部は、前記複数の住宅のうち前記所定期間内に前記対象の機器に異常が発生しなかった住宅の識別情報、及び、当該住宅に設置された前記対象の機器の識別情報の少なくとも一方を含む前記通知情報を出力する
    請求項1~7のいずれか1項に記載の通知システム。
  9. 前記出力部は、前記第一情報端末へ前記通知情報を出力した後、前記対象の機器のメンテナンスが可能なメンテナンス事業者を提案するための提案情報を前記第一情報端末へ出力する
    請求項1~8のいずれか1項に記載の通知システム。
  10. 前記出力部は、前記対象の機器のメンテナンスが可能なメンテナンス事業者を提案するための提案情報を、前記複数の住宅のうち前記対象の機器に異常が発生した住宅に設置された前記情報端末、または、当該住宅の居住者が使用する第三情報端末へ出力する
    請求項1~8のいずれか1項に記載の通知システム。
  11. 所定のエリア内に位置する複数の住宅のそれぞれに設置された情報端末から当該住宅に設置された機器に異常が発生したことを示す異常発生情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記異常発生情報により、所定期間内に前記複数の住宅のうち所定数以上の住宅において対象の機器に異常が発生したことが示される場合に、前記複数の住宅の管理事業者が使用する第一情報端末、及び、前記対象の機器のメンテナンス事業者が使用する第二情報端末の少なくとも一方に通知情報を出力する出力ステップとを含む
    通知方法。
  12. 請求項11に記載の通知方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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