JP2023016539A - 車両用室内除菌装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 設置が容易で安価な車両用室内除菌装置を提供する。【解決手段】 本開示の車両用室内除菌装置Dは、車両の車室天井に設置される。車両用室内除菌装置Dは、車室の座席S3に紫外光を照射する紫外光源11と、車室のドアを検出範囲とする人感センサ21と、紫外光源11及び人感センサ21を制御する制御基板3と、紫外光源11と人感センサ21と制御基板3を支持するケース4と、を備えた。【選択図】 図3
Description
本開示は、紫外光によって車両の室内を除菌する車両用室内除菌装置に関する。
紫外光によって車両の室内を除菌する車両用室内除菌装置として、特許文献1に開示されたものがある。この車両用室内除菌装置は、座席シートに内蔵された着座センサや、ドアに内蔵されたドアロックセンサの信号によって車室内の乗員の有無を検出し、紫外光の照射を停止するものである。
しかしながら、特許文献1の車両用室内除菌装置は、車内に点在する着座センサやドアロックセンサ等の外部機器から信号を受信するための配線が必要であることから、その設置コストや製品コストが高価になってしまうという課題があった。
本開示は上述した課題から、設置が容易で安価な車両用室内除菌装置を提供することを目的とする。
本開示の車両用室内除菌装置は、
車両の車室天井に設置される車両用室内除菌装置であって、
前記車室の座席に紫外光を照射する紫外光源と、
前記車室のドアを検出範囲とする人感センサと、
前記紫外光源及び前記人感センサを制御する制御基板と、
前記紫外光源と前記人感センサと前記制御基板を支持するケースと、
を備えた。
車両の車室天井に設置される車両用室内除菌装置であって、
前記車室の座席に紫外光を照射する紫外光源と、
前記車室のドアを検出範囲とする人感センサと、
前記紫外光源及び前記人感センサを制御する制御基板と、
前記紫外光源と前記人感センサと前記制御基板を支持するケースと、
を備えた。
本開示によれば、設置が容易で安価な車両用室内除菌装置が提供できる。
添付図面を参照して本開示の車両用室内除菌装置Dの構成を以下に説明する。
図1は、車両の車室内を図示したものである。車両用室内除菌装置Dは、車両のフロントシート(運転席S1及び助手席S2)とリアシートS3の間に位置する後部車室天井に設置されている。車両用室内除菌装置Dは、後部車室天井から車両下方後方に位置するリアシートS3に向けて紫外光を照射することにより、リアシートS3を除菌する装置である。
図2~図4を参照する。車両用室内除菌装置Dは、光源基板1と、人感基板2と、制御基板3と、ケース4から主に構成される。
光源基板1は、紫外光源11と可視光源12が互いに隣接するように実装された回路基板である。
紫外光源11は、UV-C(100~280nmの波長の光)を発する発光ダイオードである。本実施形態では、280nmの波長の光を発する発光ダイオードを選択した場合を例示する。
可視光源12は、可視光(400~700nmの波長の光)を発する発光ダイオードである。可視光源12は、紫外光源11の紫外光照射範囲と同じあるいはそれよりも広い範囲を照明するものであり、紫外光源11の紫外光照射範囲を可視化して表示する。従って、可視光源12は、紫外光源11が発する紫外光を想起させる色の光が好ましく、例えば、380~430nmの波長の紫色の光とすることが好ましい。
人感基板2は、人感センサ21が実装された回路基板である。
人感センサ21は、例えば、集電型赤外線センサ(パイロセンサ)である。人感センサ21として適用される集電型赤外線センサは、例えば、複数のエレメントが接続されたマルチエレメントタイプの集電型赤外線センサである。マルチエレメントタイプの集電型赤外線センサの場合、人間を精度よく検出することができ、また、人間の詳細な挙動(例えば、人間が近づく、人間が遠ざかる、など)を検出できる。
制御基板3は、紫外光源11、可視光源12、及び、人感センサ21を制御する回路基板である。制御基板3は、制御回路31と、二次電池32、充電コネクタ(図示しない)、スイッチ(図示しない)を有する。
制御回路31は、マイクロコントローラなどの集積演算回路を含む。
制御回路31は、スイッチがオンされてから所定時間経過すると、紫外光源11及び可視光源12を点灯させて、リアシートS3の除菌を開始する。また、制御回路31は、紫外光源11及び可視光源12を点灯中に人感センサ21によって人間が検出されると、紫外光源11及び可視光源12を消灯させる。さらに、制御回路31は、人感センサ21によって人間が検出されて紫外光源11及び可視光源12を消灯させた後、人感センサ21によって人間が所定時間検出されなくなると、再び紫外光源11及び可視光源12を点灯させてリアシートS3の除菌を再開する。
二次電池32は、鉛蓄電池、リチウム蓄電池、ニッケル・亜鉛蓄電池などの蓄電池である。二次電池32は、制御回路31、紫外光源11、可視光源12、及び、人感センサ21に電源を供給する。二次電池32は、充電コネクタを介して充電可能に構成されている。
ケース4は、樹脂製のケースである。ケース4は、下ケース41と上ケース42から構成される。
下ケース41は、制御基板3を支持する制御基板載置部411を内面に有している。また、下ケース41と上ケース42が篏合して形成される内部収容部に、制御基板3を収容する。
上ケース42は、光源基板載置部421、人感基板載置部422を外面に有している。
光源基板載置部421は、光源基板1を支持する。光源基板載置部421は、隣接する面同士が成す角が60度の3つの面で形成され、3つの光源基板1が円弧上に配置される。光源基板載置部421の中央の面に載置された光源基板1は、リアシートS3の中央に対向する。これにより、紫外光源11が発する紫外光はフロントシート側に照射されることなくリアシートS3全体に渡って照射される。
人感基板載置部422は、人感基板2を支持する。人感基板載置部422は、光源基板載置部421の中央の面に対し垂直な側面に形成される。これにより、人感基板載置部422に載置された人感基板2の人感センサ21は、車両の運転席S1と対角線上に位置する後部ドアに向き、後部ドアを開いた人間あるいは後部ドアを開こうと近づいた人間を検出することができる。
以上のように、本開示の車両用室内除菌装置Dは、車両の車室天井に設置され、車室の座席S3に紫外光を照射する紫外光源11と、車室のドアを検出範囲とする人感センサ21と、紫外光源11及び人感センサ21を制御する制御基板3と、紫外光源11と人感センサ21と制御基板3を支持するケース4と、を備えた。
このように構成することで、車両用室内除菌装置D単体で機能するため、設置が容易で安価な構成となる。
このように構成することで、車両用室内除菌装置D単体で機能するため、設置が容易で安価な構成となる。
また、本開示の車両用室内除菌装置Dの制御基板3は二次電池32を備える。
このように構成することで、車載バッテリなどの外部電源を必要としない。
このように構成することで、車載バッテリなどの外部電源を必要としない。
また、本開示の車両用室内除菌装置Dは、紫外光源11の照射範囲を可視光によって表示する可視光源12を紫外光源11に隣接した位置に設けた。
このように構成することで、可視されない紫外光を照射する紫外光源11の照射範囲を容易に把握することができる。
このように構成することで、可視されない紫外光を照射する紫外光源11の照射範囲を容易に把握することができる。
また、本開示の車両用室内除菌装置Dのケース4は、車両の後部車室天井に設置される。そして、人感センサ21は、車両の運転席S1と対角線上に位置する後部ドアを検出範囲とした。
このように構成することで、乗員をリアシートS3に搭乗させる機会の多いタクシーに最適な構成となる。
このように構成することで、乗員をリアシートS3に搭乗させる機会の多いタクシーに最適な構成となる。
尚、本開示の車両用室内除菌装置Dは、以下の変形をしてもよい。
上述した実施形態において、制御回路31は、紫外光源11及び可視光源12を点灯中に人感センサ21によって人間が検出されると、紫外光源11及び可視光源12を消灯させたが、これに限定されない。
例えば、制御回路31は、紫外光源11及び可視光源12を点灯中に人感センサ21によって人間が検出されると、紫外光源11のみを消灯させてもよい。あるいは、紫外光源11を消灯させ、可視光源12を別の点灯形態に変更することにより人感センサ21によって人間が検出されたことを外部に知らせてもよい。この別の点灯形態とは、点灯状態から点滅状態に切り替えるものであってもよく、紫色の光を点灯する状態から他の色(例えば赤色)の光を点灯する状態に切り替えるものであってもよい。
例えば、制御回路31は、紫外光源11及び可視光源12を点灯中に人感センサ21によって人間が検出されると、紫外光源11のみを消灯させてもよい。あるいは、紫外光源11を消灯させ、可視光源12を別の点灯形態に変更することにより人感センサ21によって人間が検出されたことを外部に知らせてもよい。この別の点灯形態とは、点灯状態から点滅状態に切り替えるものであってもよく、紫色の光を点灯する状態から他の色(例えば赤色)の光を点灯する状態に切り替えるものであってもよい。
また、制御回路31は、紫外光源11の点灯中に二次電池32の残量が所定値未満となったことを検出したときに、可視光源12を点滅させて二次電池32の残量低下警告を表示してもよい。
また、上述した実施形態において人感センサ21は、車両の運転席S1と対角線上に位置する後部ドアに向いて、後部ドア全体を検出範囲とするように構成したが、さらに以下のように構成してもよい。
人感センサ21の検出範囲を後部ドアの窓としてもよい。この場合、後部ドアを開けることなく後部ドアに近づく人間を検出することができる。
あるいは、人感センサ21の検出範囲を後部ドアの窓よりも下方としてもよい。この場合、後部ドアを開いた人間を精度よく検出することができる。そして、後部ドアを開いた人間が身長の低い子供であっても検出できる。
人感センサ21の検出範囲を後部ドアの窓としてもよい。この場合、後部ドアを開けることなく後部ドアに近づく人間を検出することができる。
あるいは、人感センサ21の検出範囲を後部ドアの窓よりも下方としてもよい。この場合、後部ドアを開いた人間を精度よく検出することができる。そして、後部ドアを開いた人間が身長の低い子供であっても検出できる。
また、光源基板載置部421を、隣接する面同士が成す角が60度の3つの面で形成でしたが、これに限らない。光源基板載置部421は、複数の紫外光源11が円弧に沿って配置されるようにすることが好ましく、同じ円に内接する多角形を構成する辺や、曲面で形成してもよい。
D …車両用室内除菌装置
1 …光源基板
11…紫外光源
12…可視光源
2 …人感基板
21…人感センサ
3 …制御基板
31…制御回路
32…二次電池
4 …ケース
41…下ケース
42…上ケース
1 …光源基板
11…紫外光源
12…可視光源
2 …人感基板
21…人感センサ
3 …制御基板
31…制御回路
32…二次電池
4 …ケース
41…下ケース
42…上ケース
Claims (4)
- 車両の車室天井に設置される車両用室内除菌装置であって、
前記車室の座席に紫外光を照射する紫外光源と、
前記車室のドアを検出範囲とする人感センサと、
前記紫外光源及び前記人感センサを制御する制御基板と、
前記紫外光源と前記人感センサと前記制御基板を支持するケースと、
を備えたことを特徴とする車両用室内除菌装置。 - 前記制御基板は二次電池を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用室内除菌装置。 - 前記紫外光源の照射範囲を可視光によって表示する可視光源を前記紫外光源に隣接した位置に設ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用室内除菌装置。 - 前記ケースは、前記車両の後部車室天井に設置され、
前記人感センサは、前記車両の運転席と対角線上に位置する後部ドアを検出範囲とする、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の車両用室内除菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021120918A JP2023016539A (ja) | 2021-07-21 | 2021-07-21 | 車両用室内除菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023016539A true JP2023016539A (ja) | 2023-02-02 |
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ID=85131795
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021120918A Pending JP2023016539A (ja) | 2021-07-21 | 2021-07-21 | 車両用室内除菌装置 |
Country Status (1)
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2021
- 2021-07-21 JP JP2021120918A patent/JP2023016539A/ja active Pending
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