JP2023014892A - 加湿器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 オゾンが外部に直接放出されることを抑制しつつ、除菌作用を高めることが可能な加湿器を提供すること。【解決手段】 貯水部2と、貯水部2の水を給水し且つ通気を許容する気化フィルタ41を有する気化部41と、気化フィルタ41を通過した気体を送風する送風部5と、上方から気化フィルタ41にオゾン水を供給するオゾン水供給部6と、を備える。【選択図】 図2
Description
本発明は、加湿器に関する。
室内等において、より快適な湿度を維持するための機器として、加湿器が広く用いられている。特許文献1には、従来の加湿器の一例が開示されている。同文献に開示された加湿器は、空気を浄化する空気浄化手段と、空気を加湿する加湿手段と、オゾンを生成するように放電が行われる放電処理部と、を備えている。この加湿器は、放電処理部で生成したオゾンの一部を空気浄化手段に供給する一方、残りのオゾンを加湿手段の水タンクに供給するように構成されている。
上述の構成では、空気浄化手段に供給されたオゾンが空気とともに放出されるおそれがあった。また、水タンク内の水にオゾンを溶け込ませるのは困難であり、十分な濃度のオゾン水を適切に得ることができないという課題があった。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、オゾンが外部に直接放出されることを抑制しつつ、除菌作用を高めることが可能な加湿器を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される加湿器は、貯水部と、前記貯水部の水を給水し且つ通気を許容する気化フィルタを有する気化部と、前記気化フィルタを通過した気体を送風する送風部と、上方から前記気化フィルタにオゾン水を供給するオゾン水供給部と、を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記気化フィルタは、該気化フィルタの厚み方向に延びる回転軸周りに回転する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記気化フィルタは、間欠的に回転する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記気化フィルタは、鉛直方向の2辺とこれに直交する2辺とを有する矩形形状であり、前記オゾン水供給部は、鉛直方向に直交する前記2辺のうち上方の辺に沿ってオゾン水を分配する分配流路を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記オゾン水供給部は、前記気化フィルタの上方に位置する供給口と、オゾンを生成するオゾン生成部と、前記オゾン生成部と前記供給口とに接続された接続管路と、を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記オゾン水供給部は、前記接続管路内に設けられ且つ前記接続管路内を通過するオゾン水におけるオゾン溶解を促進させるオゾン溶解促進部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記送風部による送風を行う通常運転モードと、前記送風部による送風を停止する停止モードと、を有し、前記停止モードにおいて、前記オゾン水供給部が前記気化フィルタにオゾン水を供給する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記送風部による送風および前記オゾン水供給部によるオゾン水の供給を停止するモードであって、前記貯水部に貯められた洗浄水を前記オゾン水供給部によって前記気化フィルタに供給する洗浄モードを有する。
本発明によれば、オゾンが外部に直接放出されることを抑制しつつ、除菌作用を高めることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単に識別のために用いたものであり、それらの対象物に順列を付することを意図していない。
<第1実施形態>
図1~図6は、本発明の第1実施形態に係る加湿器を示している。本実施形態の加湿器A1は、筐体1、貯水部2、浄化部3、気化部4、送風部5、オゾン水供給部6、制御部7、操作部81および電源部82を備えている。加湿器A1は、室内等において、より快適な湿度を維持するための機器である。
図1~図6は、本発明の第1実施形態に係る加湿器を示している。本実施形態の加湿器A1は、筐体1、貯水部2、浄化部3、気化部4、送風部5、オゾン水供給部6、制御部7、操作部81および電源部82を備えている。加湿器A1は、室内等において、より快適な湿度を維持するための機器である。
図1は、加湿器A1を示す斜視図である。図2は、加湿器A1を示す分解斜視図である。図3は、加湿器A1を示すブロック図である。図4は、加湿器A1を示す要部正面図である。図5は、図4のV-V線に沿う断面図である。図6は、加湿器A1を示す要部斜視図である。図4は、理解の便宜上、筐体1および浄化部3を省略している。図中において、z方向は、鉛直方向に相当する。x方向は、z方向に対して直交する方向である。y方向は、z方向およびx方向に対して直交する方向である。以降の説明においては、y方向において「前」「後」を区別する場合がある。本実施形態の加湿器A1は、鉛直方向であるz方向に対して図示された姿勢で床面等に載置された状態で使用される。
〔筐体1〕
筐体1は、加湿器A1の外形のほとんどをなす部位であり、他の構成要素を収容するものである。筐体1の形状および材質等は、何ら限定されない。本実施形態においては、筐体1は、全体として直方体形状である。筐体1の各部は、たとえば樹脂および金属等の材料を用いて形成されている。
筐体1は、加湿器A1の外形のほとんどをなす部位であり、他の構成要素を収容するものである。筐体1の形状および材質等は、何ら限定されない。本実施形態においては、筐体1は、全体として直方体形状である。筐体1の各部は、たとえば樹脂および金属等の材料を用いて形成されている。
図1、図2、図4および図5に示すように、本実施形態の筐体1は、本体部10、前面パネル11、背面パネル12、一対の側面パネル13および上面パネル14を有する。
本体部10は、他の構成要素を適宜支持する部位であり、前面パネル11、背面パネル12、一対の側面パネル13および上面パネル14によって囲まれている。前面パネル11は、y方向の前方に配置されており、筐体1の前方部分の殆どを占めている。前面パネル11は、吸気口111を有する。吸気口111は、送風部5の送風動作において、周辺の空気を吸気する部分である。
背面パネル12は、y方向の後方に配置されており、筐体1の後方部分の殆どを占めている。一対の側面パネル13は、x方向の両側に離れて配置されている。前面パネル11、背面パネル12および一対の側面パネル13は、z方向に沿って視て、矩形状をなす。本実施形態においては、側面パネル13の一部が、前面パネル11と一体的に形成されており、側面パネル13の他の部分が、背面パネル12と一体的に形成されている。
上面パネル14は、z方向の上方に配置されている。本実施形態の上面パネル14は、通気部141を有する。通気部141は、たとえば細かい格子状に形成された部位であり、送風部5によって送付された空気を通過させる部位である。
〔貯水部2〕
貯水部2は、気化部4における気化される水を貯めておくためのものである。貯水部2の具体的構成は何ら限定されず、加湿機能を適切に果たせるように水を貯めておくことが可能な構成であればよい。図2および図4~図6に示すように、本実施形態の貯水部2は、給水タンク21および貯水槽22を有する。
貯水部2は、気化部4における気化される水を貯めておくためのものである。貯水部2の具体的構成は何ら限定されず、加湿機能を適切に果たせるように水を貯めておくことが可能な構成であればよい。図2および図4~図6に示すように、本実施形態の貯水部2は、給水タンク21および貯水槽22を有する。
給水タンク21は、筐体1の本体部10に対して取外し可能な容器であり、使用者が水道水等を充填する部位である。給水タンク21は、たとえば樹脂からなる直方体形状等の本体部分と、本体部分を封止する蓋部分等を有する。貯水槽22は、給水タンク21から供給された水を貯留するための槽部分であり、図示された例においては、z方向上方が開口した箱形状である。なお、給水タンク21から貯水槽22への給水機構は、何ら限定されない。給水タンク21からの給水は、貯水槽22の水位に基づいて調整されることが好ましい。たとえば、フロート等の部品を用いて、貯水槽22の水位に基づいて、給水タンク21からの給水を許容および停止する機構を採用してもよい。
〔浄化部3〕
浄化部3は、筐体1の前面パネル11の吸気口111から吸気された空気を浄化するためのものである。図2および図5に示すように、本実施形態の浄化部3は、前面パネル11に対して、y方向後方に配置されている。浄化部3の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、浄化フィルタ31およびホルダ32を有する。
浄化部3は、筐体1の前面パネル11の吸気口111から吸気された空気を浄化するためのものである。図2および図5に示すように、本実施形態の浄化部3は、前面パネル11に対して、y方向後方に配置されている。浄化部3の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、浄化フィルタ31およびホルダ32を有する。
浄化フィルタ31は、空気の通過を許容する一方、空気に含まれる塵埃等を補足可能なものであり、たとえば不織布、紙材等からなる。ホルダ32は、浄化フィルタ31を保持しており、浄化フィルタ31の通気を阻害しないように、たとえば枠体形状とされている。なお、浄化部3は、さらに、静電気等を利用した除塵機能を有していてもよい。また、本発明に係る加湿器は、浄化部3を備える構成に必ずしも限定されるものではない。
〔気化部4〕
気化部4は、貯水部2に貯められた水を気化させるためのものである。気化部4の具体的構成は何ら限定されない。本実施形態においては、図2~図6に示すように、気化部4は、気化フィルタ41、フィルタホルダ42、フィルタモータ43およびギヤ44を有する。気化フィルタ41およびフィルタホルダ42は、浄化部3に対してy方向後方に配置されている。
気化部4は、貯水部2に貯められた水を気化させるためのものである。気化部4の具体的構成は何ら限定されない。本実施形態においては、図2~図6に示すように、気化部4は、気化フィルタ41、フィルタホルダ42、フィルタモータ43およびギヤ44を有する。気化フィルタ41およびフィルタホルダ42は、浄化部3に対してy方向後方に配置されている。
気化フィルタ41は、貯水部2に貯められた水を含浸するとともに、空気の通過を許容するものである。これにより、気化フィルタ41に含浸された水が、空気の通過に伴って気化する。気化フィルタ41の形状および材質は何ら限定されない。本実施形態においては、気化フィルタ41は、x方向およびy方向に沿った扁平な形状であり、y方向に沿って視て、円形状である。気化フィルタ41の材質としては、たとえばPET(polyethylene terephthalate)に代表される樹脂等からなる。
フィルタホルダ42は、気化フィルタ41を保持している。図2および図4~図6に示すように、本実施形態のフィルタホルダ42は、本体枠部421および複数の歯部422を有する。本体枠部421は、気化フィルタ41を保持する部分であり、気化フィルタ41の通気を阻害しないように、枠体形状とされている。本体枠部421は、円形状である気化フィルタ41を保持することに対応して、y方向に沿って視て、円形状である。歯部422は、本体枠部421の外周部分に沿って配置されている。本実施形態のフィルタホルダ42は、筐体1の本体部10によって、図5および図6に示す回転軸N周りに回転するように支持されている。回転軸Nは、本実施形態に置いて気化フィルタ41の厚み方向であるy方向に延びている。
また、気化フィルタ41およびフィルタホルダ42の下方部分は、貯水槽22内に進入している。貯水槽22の水位は、気化フィルタ41の一部が貯水槽22内の水に浸るように設定される。本実施形態においては、気化フィルタ41およびフィルタホルダ42は、貯水部2の給水タンク21に対して、x方向に隣り合う位置に配置されている。
フィルタモータ43は、気化フィルタ41およびフィルタホルダ42を回転軸N周りに回転させる駆動力を供給するものである。フィルタモータ43は、たとえば電力によって駆動する電気モータであり、サーボモータを用いてもよい。ギヤ44は、フィルタホルダ42の歯部422と螺合しており、フィルタモータ43による駆動力をフィルタホルダ42に伝達するための部品である。
〔送風部5〕
送風部5は、気化部4によって気化された水蒸気を含む空気を外部に送風するためのものである。送風部5の具体的構成は、何ら限定されない。図2、図3、図5および図6に示すように、本実施形態の送風部5は、ファン51、ケーシング52および送風モータ53を有する。
送風部5は、気化部4によって気化された水蒸気を含む空気を外部に送風するためのものである。送風部5の具体的構成は、何ら限定されない。図2、図3、図5および図6に示すように、本実施形態の送風部5は、ファン51、ケーシング52および送風モータ53を有する。
ファン51は、回転することによって空気を流動させる部品である。ファン51の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、シロッコファン(ブロアファン)が用いられている。
ケーシング52は、ファン51の回転によって意図した方向や速度の送風を実現するための部品である。ケーシング52の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、ファン収容部521、通風部522および吐出口523を有する。ファン収容部521は、ファン51を収容する部位であり、y方向前方が開口した円形容器状である。通風部522は、ファン収容部521に繋がっており、ファン収容部521からz方向上方に延びている。ファン51の回転によってファン収容部521内で空気が流動すると、この空気が通風部522内を通過する。吐出口523は、ケーシング52から空気が吐出される部位であり、本実施形態においては、通風部522のz方向の上端部分によって構成されている。通風部522は、筐体1の上面パネル14の通気部141の直下に配置されている。
〔オゾン水供給部6〕
オゾン水供給部6は、水溶したオゾンを含むオゾン水をz方向の上方から気化部4の気化フィルタ41に供給するものである。オゾン水供給部6においてオゾン水を生成するための構成は何ら限定されない。また、オゾン水を生成するための水は、貯水部2に貯められた水を用いてもよいし、貯水部2以外の箇所から供給される水を用いてもよい。本実施形態のオゾン水供給部6は、図2~図6に示すように、オゾン発生器61、供給口62、接続管路63、導入管路64および給水ポンプ66を有する。
オゾン水供給部6は、水溶したオゾンを含むオゾン水をz方向の上方から気化部4の気化フィルタ41に供給するものである。オゾン水供給部6においてオゾン水を生成するための構成は何ら限定されない。また、オゾン水を生成するための水は、貯水部2に貯められた水を用いてもよいし、貯水部2以外の箇所から供給される水を用いてもよい。本実施形態のオゾン水供給部6は、図2~図6に示すように、オゾン発生器61、供給口62、接続管路63、導入管路64および給水ポンプ66を有する。
オゾン発生器61は、オゾンを発生する機能を果たすデバイスである。オゾン発生器61の構成は、何ら限定されず、本実施形態においては、たとえばナフィオン膜等のイオン交換膜を用いた電気分解によってオゾンを生成するように構成されている。
供給口62は、オゾン水を気化部4の気化フィルタ41に供給する部位である。供給口62は、気化フィルタ41のz方向の直上に配置されており、本実施形態においては、気化フィルタ41の回転軸Nのz方向の上方に配置されている。また、供給口62は、オゾン発生器61のz方向の下方に配置されている。図示された例においては、供給口62は、z方向下方に開口している。
接続管路63は、オゾン発生器61と供給口62とに接続された管路である。本実施形態においては、接続管路63は、z方向に沿った直管状である。また、接続管路63の下端部分によって供給口62が構成されている。
導入管路64は、貯水槽22に貯められた水をオゾン発生器61に導入するための管路である。本実施形態においては、加湿器A1の他の構成要素との干渉を回避するために、図6に示す屈曲形状の管路とされている。
給水ポンプ66は、貯水槽22に貯められた水をオゾン発生器61に供給するための駆動デバイスである。給水ポンプ66は、たとえばダイヤフラムポンプが用いられる。本実施形態においては、給水ポンプ66は、導入管路64の途中部分に設けられている。
給水ポンプ66が駆動すると、貯水槽22に貯められた水が導入管路64を通じてオゾン発生器61に供給される。オゾン発生器61では、水内にオゾンを発生させることによりオゾン水が生成される。このオゾン水は、接続管路63を通じて供給口62から気化フィルタ41に滴下されることにより供給される。
〔制御部7〕
制御部7は、加湿器A1の動作を制御するためのものである。制御部7の具体的構成は何ら限定されない。本実施形態においては、図2、図3および図5に示すように、制御部7は、メイン制御部71およびオゾン発生制御部72を有する。なお、制御部7は、メイン制御部71およびオゾン発生制御部72が1つの制御部に統合された構成であってもよい。
制御部7は、加湿器A1の動作を制御するためのものである。制御部7の具体的構成は何ら限定されない。本実施形態においては、図2、図3および図5に示すように、制御部7は、メイン制御部71およびオゾン発生制御部72を有する。なお、制御部7は、メイン制御部71およびオゾン発生制御部72が1つの制御部に統合された構成であってもよい。
メイン制御部71は、加湿器A1の全体の動作を制御するためのものであり、たとえばCPU、メモリ、インターフェース等を有する。図3に示すように、メイン制御部71は、たとえば、気化部4のフィルタモータ43、送風部5の送風モータ53、オゾン水供給部6の給水ポンプ66を制御する。また、メイン制御部71は、オゾン発生制御部72に指令信号を送信する等の制御を行う。
オゾン発生制御部72は、オゾン水供給部6のオゾン発生器61の動作を制御するためのものであり、たとえばCPU、メモリ、インターフェース等を有する。本実施形態においては、オゾン発生制御部72は、メイン制御部71からの指令に応じて、オゾン発生器61の動作を制御する。
〔操作部81〕
操作部81は、加湿器A1の使用者が、加湿器A1を操作するためのものである。操作部81の具体的構成は何ら限定されない。本実施形態においては、図1、図2、図4および図5に示すように、操作部81は、筐体1の上面パネル14に取り付けられている。操作部81は、たとえば操作ボタンや報知発光部等を適宜有する。操作部81からの操作信号は、メイン制御部71に送信される。なお、本発明に係る加湿器は、上述の構成とされた操作部81を備えない構成であってもよい。
操作部81は、加湿器A1の使用者が、加湿器A1を操作するためのものである。操作部81の具体的構成は何ら限定されない。本実施形態においては、図1、図2、図4および図5に示すように、操作部81は、筐体1の上面パネル14に取り付けられている。操作部81は、たとえば操作ボタンや報知発光部等を適宜有する。操作部81からの操作信号は、メイン制御部71に送信される。なお、本発明に係る加湿器は、上述の構成とされた操作部81を備えない構成であってもよい。
〔電源部82〕
電源部82は、たとえば商用の100V交流電力を、加湿器A1の各構成要素の動作に適した電力に変換し、供給するためのものである。電源部82の具体的構成は何ら限定されず、たとえばAC/DC変換器やトランス等を有する。なお、本発明に係る加湿器は、上述の構成とされた電源部82を備えない構成であってもよい。
電源部82は、たとえば商用の100V交流電力を、加湿器A1の各構成要素の動作に適した電力に変換し、供給するためのものである。電源部82の具体的構成は何ら限定されず、たとえばAC/DC変換器やトランス等を有する。なお、本発明に係る加湿器は、上述の構成とされた電源部82を備えない構成であってもよい。
〔センサ91〕
センサ91は、加湿器A1が設置された環境における諸量を検出するためのものである。センサ91の具体的構成は何ら限定されない。センサ91は、たとえば温度センサ、湿度センサ等である。メイン制御部71は、センサ91の検出信号にしたがって、所定の制御を行う。なお、本発明に係る加湿器は、上述の構成とされたセンサ91を備えない構成であってもよい。
センサ91は、加湿器A1が設置された環境における諸量を検出するためのものである。センサ91の具体的構成は何ら限定されない。センサ91は、たとえば温度センサ、湿度センサ等である。メイン制御部71は、センサ91の検出信号にしたがって、所定の制御を行う。なお、本発明に係る加湿器は、上述の構成とされたセンサ91を備えない構成であってもよい。
次に、加湿器A1の動作について説明する。
まず、加湿器A1の通常運転モードについて説明する。通常運転モードは、使用者の操作により、加湿器A1が設置された室内等を意図した湿度に維持するモードである。通常運転モードでは、メイン制御部71の指令により、給水ポンプ66が動作し、貯水槽22の水がオゾン発生器61に供給される。オゾン発生器61は、オゾン発生制御部72の指令によりオゾンを発生させる。これにより、接続管路63を通じて供給口62からオゾン水が気化フィルタ41に供給される。
気化フィルタ41は、フィルタモータ43の駆動により、フィルタホルダ42とともに、回転軸N周りに回転する。これにより、気化フィルタ41の外周部分が順次貯水槽22に貯められた水に浸ることとなる。また、供給口62から供給されるオゾン水が、気化フィルタ41の外周部分に順次供給される。
気化フィルタ41およびフィルタホルダ42の回転速度は、貯水槽22の水が飛散しないこと、供給口62からのオゾン水が偏らずに気化フィルタ41に供給されること、等を考慮して適宜設定され、たとえば1回転に要する時間が0.5min~3.0min程度である。
なお、気化フィルタ41およびフィルタホルダ42は、設定された回転速度で連続的に回転してもよいし、間欠的に回転してもよい。間欠的に回転する場合、たとえば5分間の連続回転と、5分間の回転停止とを繰り返す。気化フィルタ41およびフィルタホルダ42が間欠的に回転する場合、気化フィルタ41に含浸するオゾン水の濃度が低下しすぎない利点がある。また、回転が停止している間に、供給口62から供給されたオゾン水が、気化フィルタ41の外周部分から中心部分に到達する程度の停止時間に設定されることが好ましい。
オゾン水供給部6からのオゾン水の供給に並行して、または前後して、送風部5による送風が行われる。たとえば、メイン制御部71の指令により送風モータ53が駆動され、ファン51が回転する。これによって、ファン51の前後で差圧が生じる。この差圧により、筐体1の前面パネル11の吸気口111から空気が吸気される。この空気は、まず、浄化部3の浄化フィルタ31を通過することにより、除塵される。次に、気化部4の気化フィルタ41を通過することにより、気化フィルタ41において気化した水が水蒸気となって、空気に含まれる。この水蒸気を含む空気がファン51およびケーシング52を通過して、吐出口523から吐出される。この際、気化フィルタ41を通過する空気がオゾン水に接触し、空気に含まれるウィルスや細菌などがオゾン水によって不活性化される。オゾン水によって浄化された空気が、送風部5から吐出されて通気部141を通して加湿器A1のz方向上方に送風される。
次に、加湿器A1の停止モードについて、説明する。停止モードは、加湿器A1による加湿が行われないモードであり、少なくとも送風部5による送風が停止した状態を含む。また、本実施形態の加湿器A1の停止モードは、送風部5による送風を停止し、且つオゾン水供給部6による気化フィルタ41へのオゾン水の供給を行う状態を含んでもよい。停止モードにおけるオゾン水供給部6によるオゾン水の供給は、たとえば一定の期間毎に行えばよく、たとえば10時間に1回、30分程度の間、オゾン水を供給する構成が例示される。
次に、加湿器A1の洗浄モードについて、説明する。洗浄モードは、送風部5による送風が停止されており、且つオゾン水供給部6のオゾン発生器61によるオゾン発生が停止している。また、洗浄モードでは、貯水槽22に、クエン酸水溶液等の洗浄液が貯められる。そして、オゾン水供給部6の給水ポンプ66が動作することにより、貯水槽22の洗浄液が、供給口62から気化フィルタ41に供給される。この際、気化フィルタ41およびフィルタホルダ42は、連続的に回転していてもよいし、間欠的に回転していてもよいし、停止していてもよい。
次に、加湿器A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、オゾン水供給部6からのオゾン水が鉛直方向であるz方向の上方から気化フィルタ41に供給される。これにより、いまだ水溶していないオゾンが、加湿器A1内の空気に放出されることを回避し、オゾンを含む空気が加湿器A1から送風されることを防止することができる。また、湿った状態に置かれることが大半となる気化フィルタ41において、オゾン水により雑菌が繁殖すること等を抑制することが可能である。したがって、オゾンが外部に直接放出されることを抑制しつつ、除菌作用を高めることができる。また、オゾン水供給部6では、貯水槽22から導いた水にオゾン発生器61において発生してオゾンを含ませ、このオゾン水を供給口62から気化フィルタ41へと直ちに供給している。これは、気化フィルタ41に含まれるオゾン水の濃度を高く維持し、オゾン水との接触による空間除菌作用を高めるのに好ましい。
気化部4の気化フィルタ41およびフィルタホルダ42を回転させつつ、オゾン水供給部6からオゾン水を供給する。これにより、一箇所の供給口62からオゾン水を供給しつつ、気化フィルタ41のより広い範囲にオゾン水を供給することができる。
オゾン水供給部6からのオゾン水の供給に際し、気化フィルタ41およびフィルタホルダ42を間欠的に回転させる動作を選択すれば、気化フィルタ41に含浸するオゾン水の濃度の低下を防止できる。気化フィルタ41およびフィルタホルダ42が停止している期間に、供給されたオゾン水を気化フィルタ41の中心部分、または中心部分により近い部分に到達させることができる。したがって、気化フィルタ41およびフィルタホルダ42の回転と停止とを交互に繰り返す間欠的な動作により、気化フィルタ41のより広い範囲に濃度の高いオゾン水を浸透させることができる。
停止モードにおいて、送風部5による送風を停止し、且つオゾン水供給部6による気化フィルタ41へのオゾン水の供給を行う状態を含むことにより、加湿を行わない停止モードであっても、気化フィルタ41の除菌を定期的に行うことができる。
洗浄液を用いた洗浄モードを有することにより、たとえばオゾン水のみの除菌作用に加えて、気化フィルタ41をさらに清潔な状態に保つことができる。
図7~図16は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
<第2実施形態>
図7~図16は、本発明の第2実施形態に係る加湿器を示している。本実施形態の加湿器A2は、筐体1、貯水部2、浄化部3、気化部4、送風部5、オゾン水供給部6、制御部7、操作部81および電源部82を備えている。加湿器A2は、加湿器A1と同様に、室内等において、より快適な湿度を維持するための機器である。
図7~図16は、本発明の第2実施形態に係る加湿器を示している。本実施形態の加湿器A2は、筐体1、貯水部2、浄化部3、気化部4、送風部5、オゾン水供給部6、制御部7、操作部81および電源部82を備えている。加湿器A2は、加湿器A1と同様に、室内等において、より快適な湿度を維持するための機器である。
図7は、加湿器A2を示す斜視図である。図8は、加湿器A2を示す分解斜視図である。図9は、加湿器A2を示すブロック図である。図10は、加湿器A2を示す要部正面図である。図11は、図10のXI-XI線に沿う断面図である。図12は、加湿器A2を示す要部斜視図である。図13は、加湿器A2の接続管路63を示す要部拡大断面図である。図14および図15は、加湿器A2の分配流路65を示す斜視図であり、図16は、供給口62を通るzy平面における要部拡大断面図である。図中において、z方向は、鉛直方向に相当する。x方向は、z方向に対して直交する方向である。y方向は、z方向およびx方向に対して直交する方向である。以降の説明においては、y方向において「前」「後」を区別する場合がある。本実施形態の加湿器A2は、加湿器A1と同様に鉛直方向であるz方向に対して図示された姿勢で床面等に載置された状態で使用される。
図7、図8、図10および図11に示すように、本実施形態の筐体1も、前面パネル11、背面パネル12、一対の側面パネル13および上面パネル14を有する。本実施形態においては、側面パネル13は、前面パネル11および背面パネル12とは、別体の部材によって構成されている。
本実施形態の貯水部2は、2つの給水タンク21および貯水槽22を有する。2つの給水タンク21は、x方向に並んで配置されており、筐体1の本体部10に対して取りはずし可能である。2つの給水タンク21のz方向下方部分は、貯水槽22に進入している。
本実施形態の気化部4の気化フィルタ41は、図8に示すように、y方向に沿って視てz方向の2つの辺411とx方向の2つの辺412とを有する矩形状であり、z方向とx方向とに沿った形状である。本実施形態においては、気化フィルタ41およびフィルタホルダ42は、貯水部2の2つの給水タンク21のz方向上方に配置されている。すなわち、本実施形態の気化フィルタ41は、貯水部2の貯水槽22には、進入していない。
また、本実施形態の気化フィルタ41およびフィルタホルダ42は、加湿器A1の気化フィルタ41およびフィルタホルダ42とは異なり、回転等を行わず、加湿器A2の動作時等には、筐体1の本体部10に対して相対動をしない構成である。このため、フィルタホルダ42には、上述の歯部422等は形成されておらず、気化部4は、加湿器A1におけるフィルタモータ43やギヤ44を有さない。
本実施形態のオゾン水供給部6は、分配流路65を有する点をはじめ、加湿器A1のオゾン水供給部6とは部分的な構成が異なる。本実施形態のオゾン水供給部6の分配流路65は、供給口62から供給されたオゾン水を気化フィルタ41の2つの辺412のうちz方向の上方の辺412に沿ってx方向に分配する流路である。図14~図16に示すように、本実施形態においては、供給口62および分配流路65が、気化部4のフィルタホルダ42の一部と一体的に形成されている。なお、供給口62および分配流路65は、フィルタホルダ42とは別体として形成されていてもよいし、さらに他の構成要素と一体的に形成されていてもよい。
本実施形態の供給口62は、気化フィルタ41のz方向上方に位置しており、y方向前方に開口している。分配流路65は、供給口62から供給されたオゾン水を直ちに受けるように設けられており、図示された例においては、供給口62と繋がっている。図示された例においては、分配流路65は、溝部651、複数の貫通孔652および止水板部653を有する。
溝部651は、x方向に沿って延びる溝形状の流路である。供給口62から供給されたオゾン水は、溝部651に沿って、x方向の両側に流れる。図示された例においては、供給口62が、分配流路65のx方向中央に位置している。溝部651は、x方向両側に向かうほど、z方向の下方に位置するように、若干傾斜していてもよい。溝部651のx方向の長さは、気化フィルタ41のx方向の大きさと同程度が好ましい。
複数の貫通孔652は、溝部651の底部をz方向に貫通している。複数の貫通孔652は、x方向に沿って配置されており、気化フィルタ41のz方向の直上に位置している。溝部651を流れてきたオゾン水は、複数の貫通孔652を通して、気化フィルタ41に向けて滴下される。すなわち、加湿器A2においては、供給口62から供給されたオゾン水が、分配流路65を経由して気化フィルタ41に供給される。上述した通り、本実施形態の気化フィルタ41は、貯水槽22内には進入しておらず、貯水槽22に貯められた水には浸かっていない。このため、オゾン水供給部6によるオゾン水の供給が、気化フィルタ41において気化させる水の供給を兼ねている。たとえば上述の通常運転モードにおいて、オゾン水を供給せずに加湿を行う場合、オゾン水供給部6は、オゾン発生器61を停止させた状態で給水ポンプ66を駆動させ、貯水槽22に貯められた水を気化フィルタ41に供給する。
止水板部653は、溝部651を挟んで供給口62のy方向正面に配置されている。止水板部653は、x方向およびz方向に沿った板状の部位である。止水板部653は、供給口62から供給されたオゾン水が、y方向の前方に不当に飛散してしまうことを防止するためのものである。
図12に示すように、本実施形態のオゾン水供給部6においては、給水ポンプ66が、貯水槽22内の水を汲み上げるように設けられている。給水ポンプ66とオゾン発生器61とは、導入管路64によって接続されている。オゾン発生器61は、供給口62に対して、x方向の一方側であって、y方向において若干後側に配置されている。オゾン発生器61と供給口62とを接続する接続管路63は、全体としてx方向に延びており、若干屈曲した形状である。すなわち、接続管路63内を流れるオゾン水の流動方向は、供給口62から供給されるオゾン水の流動方向と異なっている。
本実施形態においては、接続管路63をオゾン水におけるオゾン溶解の促進が図られる程度に、所定以上の長さとすることが好ましい。また、接続管路63の形状は、屈曲箇所を有することが好ましい、接続管路63の屈曲箇所においては、オゾン水の流動方向が変化する。これにより、オゾン溶解の促進を図ることができる。
また、本実施形態においては、図13に示すように、オゾン水供給部6は、オゾン溶解促進部631を有する。オゾン溶解促進部631は、接続管路63内に設けられており、接続管路63内を通過するオゾン水におけるオゾン溶解を促進させるためのものである。オゾン溶解促進部631の具体的な構成は何ら限定されず、吐出口ノズル、スタティックミキサー、異径コネクタ等が例示される。図13に示された例においては、オゾン溶解促進部631として、スタティックミキサーが採用されている。オゾン溶解促進部631としてスタティックミキサーが設けられている場合、接続管路63を流れるオゾン水は、層流状態から乱流状態となって流れ、局所的に渦が生じやすい状態となる。
また、加湿器A2は、動作モードとして、気化フィルタ41を乾燥させる乾燥モードを有していてもよい。乾燥モードでは、オゾン水供給部6のオゾン発生器61および供給口62は、停止しており、送風部5のみが動作する。これにより、気化フィルタ41は、オゾン水等の水分が供給されていない状態で、空気が通過する状態となる。これにより、気化フィルタ41を乾燥させることが可能であり、気化フィルタ41にカビが発生すること等を防止することができる。
本実施形態においても、オゾンが外部に直接放出されることを抑制しつつ、除菌作用を高めることができる。また、供給口62から供給されたオゾン水を、分配流路65によってx方向に分配した上で、気化フィルタ41に滴下することができる。これにより、気化フィルタ41が回転等しない構成であっても、気化フィルタ41のより広い範囲にオゾン水を供給することができる。
オゾン発生器61と供給口62とに接続された接続管路63は、上述の所定長さとされている。これにより、接続管路63内を流れるオゾン水において、オゾン発生器61で発したオゾンの水溶が促進される。したがって、供給口62から供給されるオゾン水の濃度をより安定させることができる。
接続管路63内にオゾン溶解促進部631を設けることにより、接続管路63内におけるオゾンの水溶をさらに促進することが可能であり、供給口62から供給されるオゾン水の濃度をさらに安定させることができる。
本発明に係る加湿器は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る加湿器の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A2:加湿器
1 :筐体
2 :貯水部
3 :浄化部
4 :気化部
5 :送風部
6 :オゾン水供給部
7 :制御部
10 :本体部
11 :前面パネル
12 :背面パネル
13 :側面パネル
14 :上面パネル
21 :給水タンク
22 :貯水槽
31 :浄化フィルタ
32 :ホルダ
41 :気化フィルタ
42 :フィルタホルダ
43 :フィルタモータ
44 :ギヤ
51 :ファン
52 :ケーシング
53 :送風モータ
61 :オゾン発生器
62 :供給口
63 :接続管路
64 :導入管路
65 :分配流路
66 :給水ポンプ
71 :メイン制御部
72 :オゾン発生制御部
81 :操作部
82 :電源部
91 :センサ
111 :吸気口
141 :通気部
421 :本体枠部
422 :歯部
521 :ファン収容部
522 :通風部
523 :吐出口
631 :オゾン溶解促進部
651 :溝部
652 :貫通孔
653 :止水板部
N :回転軸
1 :筐体
2 :貯水部
3 :浄化部
4 :気化部
5 :送風部
6 :オゾン水供給部
7 :制御部
10 :本体部
11 :前面パネル
12 :背面パネル
13 :側面パネル
14 :上面パネル
21 :給水タンク
22 :貯水槽
31 :浄化フィルタ
32 :ホルダ
41 :気化フィルタ
42 :フィルタホルダ
43 :フィルタモータ
44 :ギヤ
51 :ファン
52 :ケーシング
53 :送風モータ
61 :オゾン発生器
62 :供給口
63 :接続管路
64 :導入管路
65 :分配流路
66 :給水ポンプ
71 :メイン制御部
72 :オゾン発生制御部
81 :操作部
82 :電源部
91 :センサ
111 :吸気口
141 :通気部
421 :本体枠部
422 :歯部
521 :ファン収容部
522 :通風部
523 :吐出口
631 :オゾン溶解促進部
651 :溝部
652 :貫通孔
653 :止水板部
N :回転軸
Claims (8)
- 貯水部と、
前記貯水部の水を給水し且つ通気を許容する気化フィルタを有する気化部と、
前記気化フィルタを通過した気体を送風する送風部と、
上方から前記気化フィルタにオゾン水を供給するオゾン水供給部と、
を備える、加湿器。 - 前記気化フィルタは、該気化フィルタの厚み方向に延びる回転軸周りに回転する、請求項1に記載の加湿器。
- 前記気化フィルタは、間欠的に回転する、請求項2に記載の加湿器。
- 前記気化フィルタは、鉛直方向の2辺とこれに直交する2辺とを有する矩形形状であり、
前記オゾン水供給部は、鉛直方向に直交する前記2辺のうち上方の辺に沿ってオゾン水を分配する分配流路を有する、請求項1に記載の加湿器。 - 前記オゾン水供給部は、前記気化フィルタの上方に位置する供給口と、オゾンを生成するオゾン生成部と、前記オゾン生成部と前記供給口とに接続された接続管路と、を有する、請求項1ないし4のいずれかに記載の加湿器。
- 前記オゾン水供給部は、前記接続管路内に設けられ且つ前記接続管路内を通過するオゾン水におけるオゾン溶解を促進させるオゾン溶解促進部を有する、請求項5に記載の加湿器。
- 前記送風部による送風を行う通常運転モードと、
前記送風部による送風を停止する停止モードと、を有し、
前記停止モードにおいて、前記オゾン水供給部が前記気化フィルタにオゾン水を供給する、請求項1ないし6のいずれかに記載の加湿器。 - 前記送風部による送風および前記オゾン水供給部によるオゾン水の供給を停止するモードであって、
前記貯水部に貯められた洗浄水を前記オゾン水供給部によって前記気化フィルタに供給する洗浄モードを有する、請求項1ないし7のいずれかに記載の加湿器。
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---|---|---|---|
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CN202210841087.XA CN115638489A (zh) | 2021-07-19 | 2022-07-18 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021119096A JP2023014892A (ja) | 2021-07-19 | 2021-07-19 | 加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023014892A true JP2023014892A (ja) | 2023-01-31 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021119096A Pending JP2023014892A (ja) | 2021-07-19 | 2021-07-19 | 加湿器 |
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-
2021
- 2021-07-19 JP JP2021119096A patent/JP2023014892A/ja active Pending
-
2022
- 2022-07-18 CN CN202210841087.XA patent/CN115638489A/zh active Pending
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Publication number | Publication date |
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CN115638489A (zh) | 2023-01-24 |
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