JP2023013480A - 電気接続箱 - Google Patents

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秀彦 薮内
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Abstract

【課題】ヒューズプラーを常時保有する電気接続箱の製造コストを下げる。【解決手段】電気接続箱1は、合成樹脂製のフレーム2と、フレーム2に樹脂ブロックを介して組み付けられるヒューズ、リレー等の電子部品と、ヒューズを引き抜くためのヒューズプラー4と、を備えている。ヒューズプラー4は、フレーム2に一体成形されており、フレーム2の水平壁6に形成された貫通孔7内に位置付けられて、一対の脆弱部5a,5bを介して貫通孔7の内面に連なっている。貫通孔7は平面視長方形状であり、ヒューズプラー4がフレーム2から分離されていない状態で、貫通孔7の長手方向の一端側に一方の羽部46が位置し、他端側に他方の羽部46が位置し、これら一対の羽部46は水平壁6よりも上に位置している。一対の羽部46の先端間の寸法は、貫通孔7の短手方向の寸法よりも大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものである。
電気接続箱の一例として、特許文献1には、ヒューズやリレーが組み付けられるフレームにヒューズプラー収納部を一体に設け、このヒューズプラー収納部にヒューズプラーを常時収納する電気接続箱が開示されている。前記ヒューズプラーは、樹脂成形品であり、ヒューズをフレームから引き抜くための治具である。
特開2010-124561号公報
上記従来技術においては、電気接続箱の構成部品としてヒューズプラーを備えている分、部品点数や組立工数が増加し、コスト高になってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、ヒューズプラーを常時保有する電気接続箱の製造コストを下げることを目的とする。
本発明の電気接続箱は、フレームと、該フレームに組み付けられるヒューズと、該ヒューズを前記フレームから引き抜くための治具であるヒューズプラーと、を備え、前記ヒューズプラーは前記フレームに一体成形されており、かつ、当該ヒューズプラーは、前記フレームの水平壁に形成された貫通孔内に位置付けられて、当該ヒューズプラーを容易に分離することが可能な脆弱部を介して前記貫通孔の内面に連なっており、前記ヒューズプラーは、一対の挟持板と、これら挟持板同士を連結したばね部と、一対の挟持板の基端部それぞれから互いに離れる側に延びた羽部と、を有し、前記貫通孔は平面視において長手方向と短手方向とを有し、前記ヒューズプラーが前記フレームから分離されていない状態で、前記貫通孔の前記長手方向の一端側に一方の羽部が位置し、他端側に他方の羽部が位置し、これら一対の羽部は前記水平壁よりも上に位置しており、前記一対の羽部の先端間の寸法は、前記貫通孔の前記短手方向の寸法よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、ヒューズプラーを常時保有する電気接続箱の製造コストを下げることができる。
本発明ではないが、本発明の前提となる従来の電気接続箱の平面図である。 本発明の一実施形態にかかる電気接続箱の要部を示す斜視図である。 図2の電気接続箱の平面図である。 図3のヒューズプラーの分離方法の一例を説明する図である。 図4のヒューズプラーが回転されて脆弱部から分離した状態を示す図である。 図5のヒューズプラーを取り出した状態のフレームを示す図である。 図4のフレームから分離されたヒューズプラーの斜視図である。 図7の分離されたヒューズプラーをフレーム内に収納する様子を示す図である。 図8のヒューズプラーがフレーム内に収納された状態を示す図である。
本発明の一実施形態にかかる「電気接続箱」について、図1~9を参照して説明する。
図1は、本発明の前提となる従来の電気接続箱の平面図である。この電気接続箱501は、フレーム502と、フレーム502に組み付けられる樹脂ブロック503a,503b,503c,503dと、これら樹脂ブロック503a,503b,503c,503dの装着部31,32に組み付けられるヒューズ、リレー等の電子部品と、フレーム502に収納されるヒューズプラーと、フレーム502の上面に組み付けられて前記電子部品等を覆うカバーと、を備えている。
フレーム502は、金型を用いた射出成形により得られる樹脂成形品である。このフレーム502は、角筒状の周壁21と、周壁21の内側を複数の空間に区画した複数の隔壁22と、周壁21の外面に設けられた車体への固定部23、等を有している。複数の隔壁22により区画された各空間に樹脂ブロック503a,503b,503c,503d等がそれぞれ組み付けられる。また、図1中の符号Sは、如何なる部品も組み付けられないデッドスペースである。このデッドスペースSをヒューズプラーの成形及び収納スペースに利用するようにしたのが、本発明の一実施形態にかかる電気接続箱1である。
図2,3に示す電気接続箱1は、上記デッドスペースS部分を変更したフレーム2と、フレーム2に組み付けられる複数の樹脂ブロックと、これら樹脂ブロックの装着部31,32(図1参照)に組み付けられるヒューズ、リレー等の電子部品と、前記ヒューズを引き抜くための治具であるヒューズプラー4と、フレーム2の上面に組み付けられて前記電子部品やヒューズプラー4等を覆うカバーと、を備えている。
フレーム2は、デッドスペースS部分以外は、図1のフレーム502と同一構成である。ヒューズプラー4は、フレーム2に一体成形されている。即ち、フレーム2が射出成形される際に、同じ射出成形金型によって成形されている。ヒューズプラー4は、フレーム2から分離させることで使用可能になる。
ヒューズプラー4は、デッドスペースSを構成する隔壁22の内側に設けられている。詳細には、デッドスペースSを構成する隔壁22の内側には、これら隔壁22同士を繋いだ水平壁6が追加されており、この水平壁6に形成された貫通孔7内にヒューズプラー4が設けられている。
ヒューズプラー4は、図7に示すように、一対の挟持板41と、これら挟持板41の基端部41b同士を連結した湾曲形状のばね部42と、一対の羽部46と、一対の引掛け部47と、を有している。一対の羽部46は、一対の挟持板41の基端部41bそれぞれから互いに離れる側に延びている。一対の引掛け部47は、一対の羽部46の先端それぞれから挟持板41の先端部41a側に延びている。各羽部46と各引掛け部47とは90度の角を成している。各挟持板41の先端部41aには、ヒューズに係合する係合凸部44が設けられている。このヒューズプラー4は、一対の挟持板41の先端部41a間にヒューズを挟み、かつ、各係合凸部44をヒューズに係合させた状態で該ヒューズを樹脂ブロックから引き抜くようにして使用する。
水平壁6は、フレーム2に組み付けられる上記カバーと対向する。この水平壁6には、上記貫通孔7と、一対の第2貫通孔8と、が形成されている。貫通孔7は、平面視(フレーム2の上面を上から見たものを意味し、図3~6がそれに該当)形状が長方形に形成されている。即ち、貫通孔7は平面視において長手方向と短手方向とを有している。貫通孔7は、前記長方形の長辺を成す内面71,72と、短辺を成す内面73,74と、を有している。また、一対の羽部46の先端間の寸法は、貫通孔7の長手方向の寸法よりも小さく、貫通孔7の短手方向の寸法よりも大きい。
ヒューズプラー4は、当該ヒューズプラー4を容易に分離することが可能な一対の脆弱部5a,5bを介して貫通孔7の内面71,72に連なっている。各脆弱部5a,5bは、先細の突起状に形成されており、その先端部にヒューズプラー4が連なっている。ヒューズプラー4は、貫通孔7の長手方向一端側(内面73側)に一方の羽部46が位置し、他端側(内面74側)に他方の羽部46が位置し、一対の羽部46及び一対の引掛け部47が水平壁6よりも上に位置した状態で貫通孔7の内面71,72に連なっている。一方の脆弱部5aは、内面71から突出して一方の挟持板41に連なっている。他方の脆弱部5bは、内面72から突出して他方の挟持板41に連なっている。一対の脆弱部5a,5b同士を結んだ線分は、ヒューズプラー4の中心を通る。
一対の第2貫通孔8は、貫通孔7の短手方向の両側に形成されている。各第2貫通孔8は、平面視形状が長方形に形成されている。各第2貫通孔8は、前記長方形の長辺を成す内面81,82と、短辺を成す内面83,84と、を有している。各第2貫通孔8の内面81,82は、貫通孔7の内面71,72と平行である。これら一対の第2貫通孔8は、図8,9に示すように、フレーム2から分離されたヒューズプラー4の一対の引掛け部47が挿入可能である。
上記ヒューズプラー4をフレーム2から分離させる際は、例えば、図4,5に示すように、ヒューズプラー4の水平壁6よりも上の部分を掴んで該ヒューズプラー4を90度回転させることで分離させる。このようにすることで、工具を使用せずに簡単に分離させることができる。さらに、分離したヒューズプラー4の一対の羽部46が水平壁6とラップすることにより、ヒューズプラー4が貫通孔7の下方に落下することを防止できる。
このような電気接続箱1は、ヒューズプラー4がフレーム2に連なった状態で出荷され、ヒューズ交換が必要となった際に、ユーザーによってヒューズプラー4がフレーム2から分離される。このヒューズプラー4は、ヒューズ交換に使用された後は、図8,9に示すように、一対の挟持板41の先端部41a側が貫通孔7内に挿入され、一対の引掛け部47が一対の第2貫通孔8に挿入されてデッドスペースSに収納される。このように、ヒューズプラー4は、ヒューズ交換時以外は常時フレーム2内に保有される。
上記電気接続箱1は、ヒューズプラー4をフレーム2に一体成形することで、ヒューズプラー4を別途製造し、部品管理し、フレーム2に組み付ける必要がなくなり、製造コストを下げることができる。さらに、本例では、従来の電気接続箱501のデッドスペースSにヒューズプラー4を設けているので、最小の変更にて上記構造が実現されている。
なお、一対の第2貫通孔8及び一対の引掛け部47は本発明の必須の構成ではないが、これらがあることによって、分離させたヒューズプラー4を貫通孔7の下方に落下させることなくデッドスペースSに収納することができる。
上述した実施形態では、フレームに樹脂ブロックを介してヒューズが組み付けられる構成であったが、本発明においては、フレームに直接ヒューズが組み付けられる構成であってもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 電気接続箱
2 フレーム
4 ヒューズプラー
5a,5b 脆弱部
6 水平壁
7 貫通孔
41 挟持板
42 ばね部
46 羽部

Claims (2)

  1. フレームと、該フレームに組み付けられるヒューズと、該ヒューズを前記フレームから引き抜くための治具であるヒューズプラーと、を備え、
    前記ヒューズプラーは前記フレームに一体成形されており、かつ、当該ヒューズプラーは、前記フレームの水平壁に形成された貫通孔内に位置付けられて、当該ヒューズプラーを容易に分離することが可能な脆弱部を介して前記貫通孔の内面に連なっており、
    前記ヒューズプラーは、一対の挟持板と、これら挟持板同士を連結したばね部と、一対の挟持板の基端部それぞれから互いに離れる側に延びた羽部と、を有し、
    前記貫通孔は平面視において長手方向と短手方向とを有し、前記ヒューズプラーが前記フレームから分離されていない状態で、前記貫通孔の前記長手方向の一端側に一方の羽部が位置し、他端側に他方の羽部が位置し、これら一対の羽部は前記水平壁よりも上に位置しており、
    前記一対の羽部の先端間の寸法は、前記貫通孔の前記短手方向の寸法よりも大きい
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記貫通孔の前記短手方向の両側に一対の第2貫通孔が形成されており、
    前記ヒューズプラーは、前記一対の羽部の先端それぞれから前記挟持板の先端部側に延びた引掛け部を有し、
    前記ヒューズプラーが前記フレームから分離された状態で、前記一対の引掛け部が前記一対の第2貫通孔内に挿入可能に設計されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
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