JP2023013289A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿の読み取り時のジャムの再発を防止することができる画像処理装置を提供する。【解決手段】画像処理装置100は、ADF及び圧板を含む複数の読み取り方式の中から設定された読み取り方式で原稿を読み取って当該原稿の画像データを生成し、生成した画像データをファイルストレージ202へ送信する。画像処理装置100は、ADFによる前回の読み取りを失敗した原稿の読み取り指示を受け付けた場合、設定された読み取り方式の変更を促す変更通知画面1300を操作部109に表示する。【選択図】図13
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
患者の情報を管理する電子カルテシステムが知られている。電子カルテシステムには、各患者に割り当てられた患者IDに対応付けて、患者のレントゲン写真等の診断用画像が登録される。また、電子カルテシステムには、患者IDに対応付けて、患者から提出された書類を電子データ化した画像データも登録される。患者から提出された書類の画像データを生成する方法として、スキャナ機能を備えた画像処理装置を用いる方法が一般的である。
病院では、診察の受け付け時に、問診票、健康保険証(以下、単に「保険証」という。)、他院からの紹介状といった原稿のサイズ、材質、秤量等が異なる複数種の書類が患者から提出される。これら書類の画像データを生成する際、医療事務員は、書類の種別毎に、スキャン設定を行う必要がある。スキャン設定は、例えば、ADF(自動原稿搬送装置)から搬送された原稿を読み取る方式と圧板に配置された原稿を読み取る方式の何れかを示す読み取り方式の設定、原稿の読み取り面の設定、カラーモード設定、解像度設定といった複数の項目を含む。多くの患者の情報を処理する医療事務員にとって、これらのスキャン設定を患者毎に行うのは手間がかかる。これに対し、スキャン設定を登録可能な画像処理装置が開発されている。この画像処理装置は、ショートカットボタンを押下されると、当該ショートカットボタンに対応付けられたスキャン設定に基づいてスキャン処理を行う(例えば、特許文献1参照)。これにより、上記書類の画像データを生成する際の設定の手間が軽減される。
患者から提出される書類の状態は、提出直前までの保管状態等に依存し、例えば、折れ目がある書類をADFに配置してスキャン処理を行うと、用紙詰まり等のジャムが発生することがある。このようなジャムが発生すると、書類の状態が悪化する。上記ジャムを解消した後、医療事務員が、書類の状態を意識せずに、前回と同様に、ADFに書類を配置して読み取り指示を行うと、上記ジャムが再発してしまう。
本発明の目的は、原稿の読み取り時のジャムの再発を防止することができる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、配置された複数枚の原稿を連続で搬送可能な搬送手段を備える画像処理装置であって、前記搬送手段から搬送された原稿を読み取る搬送読み取り方式を含む複数の読み取り方式の中から設定された読み取り方式で原稿を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段による読み取り結果を管理する管理手段と、前記搬送読み取り方式による前回の読み取りを失敗した原稿の読み取り指示を受け付けた場合、前記設定された読み取り方式の変更を促す通知を行う通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、原稿の読み取り時のジャムの再発を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、画像処理装置100は、制御ユニット101、蓄積メモリ105、操作部109、スキャナ部114、及びプリンタ部117を備える。制御ユニット101は、蓄積メモリ105、操作部109、スキャナ部114、及びプリンタ部117と接続されている。また、制御ユニット101は、CPU102、ROM103、RAM104、LANI/F部106、回線I/F部107、操作部制御部108、IO制御部111、及び画像処理部113を備える。
CPU102は、ROM103や蓄積メモリ105に記憶されたプログラムを実行して各種制御を行う。ROM103は、システムのブートプログラムを格納する。RAM104は、CPU102がソフトウェアを実行するためのシステムワークメモリエリアであり、また、画像データを処理する際に一時記憶するための画像メモリとして使用される。蓄積メモリ105は、HDD、SSD(SolidState Drive)、eMMC(embeddedMulti Media Card)等の記憶媒体であり、画像処理装置100の内部ストレージとして使用される。例えば、蓄積メモリ105は、スキャナ部114が原稿を読み取って生成した当該原稿の画像データや、プログラム等を格納する。
LANI/F部106は、LANと接続するためのI/F部であり、LANに接続された各機器とデータの送受信を行う。回線I/F部107は、WANと接続するためのI/F部であり、WANに接続された各機器とデータの送受信を行う。
操作部制御部108は、操作部109に画像を表示するためのVGA信号を操作部109へ出力する。また、操作部制御部108は、ユーザが操作部109に入力した情報をCPU102へ転送する。操作部109は、LCDタッチパネル等で構成された表示装置、キーパッド装置、カードリーダー装置を備える。操作部109は、操作部制御部108から取得したVGA信号を解釈して上記表示装置に画像を表示する。CPU102、ROM103、RAM104、LANI/F部106、回線I/F部107、及び操作部制御部108はシステムバス110を介して互いに接続されている。また、システムバス110には、IO制御部111も接続されている。IO制御部111は、システムバス110と画像バス112を接続し、システムバス110のデータ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス112は、画像データを高速で転送可能であり、PCIバス、IEEE1394、PCIEx等の汎用バスで構成される。画像バス112には、画像処理部113、スキャナ部114、及びプリンタ部117が接続されている。画像バス112は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
画像処理部113は、取得した画像データに対して、解像度変換、圧縮伸張、2値多値変換等の画像処理を施す複数のASICから構成される。スキャナ部114は、ADF115及び圧板116を備える。ADF115は、複数枚の原稿を連続でスキャナ部114の読み取り部へ搬送可能であるが、原稿のサイズ、材質、秤量等が異なる複数種の原稿を連続で搬送することができない。このため、原稿のサイズ、材質、秤量等が異なる複数種の原稿を読み取る際には、圧板116が用いられる。なお、本実施の形態では、ADF115が搬送できない原稿のスキャン処理を行った場合、ADFジャムとなり、スキャン処理が終了する。プリンタ部117は、画像処理部113によって画像処理が施された画像データに基づいて用紙に画像を印刷する。
図2は、図1の画像処理装置100を含む電子カルテシステムのネットワーク構成図である。電子カルテシステムは、患者の情報を管理する。電子カルテシステムは、図2に示すように、画像処理装置100、ファイルストレージ202、及び電子カルテ管理装置203を備える。画像処理装置100は、ネットワーク201を介して、ファイルストレージ202及び電子カルテ管理装置203と通信可能に接続されている。ネットワーク201は、インターネット204にも接続されている。画像処理装置100は、例えば、保険証、問診票、他院からの紹介状を読み取ってこれらの画像データを生成し、生成した画像データをファイルストレージ202へ送信する。この画像データは、例えば、PDF形式の画像データや、TIFF、JPEG等の画像フォーマットの画像データである。
ファイルストレージ202は、画像処理装置100から送信された画像データを格納する。電子カルテ管理装置203は、ファイルストレージ202に格納された画像データを定期的に取り込み、取り込んだ画像データを、患者に割り当てられた患者IDに対応付けて登録する。なお、本実施の形態では、ファイルストレージ202及び電子カルテ管理装置203が別々の装置である場合について説明するが、これに限られず、ファイルストレージ202及び電子カルテ管理装置203の両方の機能を備える1つの装置であっても良い。また、ファイルストレージ202及び電子カルテ管理装置203は、ネットワーク201ではなく、インターネット204を介して画像処理装置100と通信可能な構成であってもよい。
図3は、本実施の形態における電子カルテシステムの通信を説明するための図である。
図3に示すように、画像処理装置100は、ユーザから電子カルテシステムの連携機能を用いた処理の実行指示を受け付けると、電子カルテ管理装置203に対し、画像データの登録に必要となる登録関連情報の取得要求を行う(ステップS301)。電子カルテ管理装置203は、受信した取得要求に従って、登録関連情報、具体的に、患者IDと登録される画像データの種別を示す分類情報とを画像処理装置100へ送信する(ステップS302)。次いで、画像処理装置100は、分類情報に対応する原稿、例えば、問診票、保険証、紹介状を読み取ってこれらの画像データを生成し、生成した画像データをファイルストレージ202へ送信する(ステップS303)。ファイルストレージ202は、受信した画像データを格納する。電子カルテ管理装置203は、ファイルストレージ202に格納された画像データを取り込む(ステップS304)。ステップS304では、電子カルテ管理装置203は、ファイルストレージ202から画像データを取得し、取得した画像データをステップS302にて送信した患者IDに対応付けて電子カルテ管理装置203の記憶装置に格納する。若しくは電子カルテ管理装置203は、ファイルストレージ202から画像データを取得せず、ファイルストレージ202に格納された画像データの格納場所を示すファイルパスをステップS302にて送信した患者IDに対応付けて電子カルテ管理装置203が管理するデータベースに登録する。なお、電子カルテ管理装置203は、画像データがファイルストレージ202に追加されたか否かを一定時間毎に判別し、画像ファイルが追加された場合にステップS304の処理を実行しても良い。また、電子カルテ管理装置203は、ユーザーから受けた指示に従ってステップS304の処理を実行しても良い。ステップS304の処理を完了すると、ユーザは、図4の登録画像画面400から登録された画像データを閲覧することができる。
図4は、図2の電子カルテ管理装置203の表示装置に表示される登録画像画面400の一例を示す図である。
登録画像画面400には、或る患者の患者IDに対応付けて登録された画像データの一覧が表示される。登録画像画面400は、患者情報401及び画像リスト402で構成される。患者情報401には、患者ID、患者の体温、血圧、血液型、体重、身長等が表示される。画像リスト402には、患者情報401に表示された患者IDに対応付けて登録された画像データの一覧が表示される。なお、画像リスト402には、ステップS302にて電子カルテ管理装置203が送信した分類情報が示す種別の画像データの一覧が表示される。ユーザが画像リスト402の中から一つの画像データを選択すると、選択された画像データが電子カルテ管理装置203の表示装置に表示される。
次に、電子カルテ管理装置203へ画像データを登録するための操作(以下、「画像データの登録操作」という。)について説明する。
図5は、従来の画像データの登録操作の一例を示す図である。図5では、一例として、問診票、紹介状、保険証(以下では、「初診セット」という。)の画像データを登録する場合について説明する。なお、問診票と紹介状は、原稿のサイズ、材質、秤量が同じであり、保険証は、問診票及び紹介状と原稿のサイズ、材質、秤量が異なることとする。
図5に示すように画像処理装置100の操作部109には、画像処理装置100の各機能に対応する複数のアイコンを含むホーム画面501が表示される。ホーム画面501に表示されたアイコン502は、電子カルテシステムの連携機能を用いた処理の実行指示を行うため操作ボタンである。ユーザーがアイコン502を選択すると、患者選択画面503が操作部109に表示される。患者選択画面503には、患者IDや患者の名前がリスト表示される。ユーザは、患者選択画面503が表示された状態で、スキャナ部114のADF115に紹介状と問診票をセットし、患者選択画面503から患者を選択して患者選択画面503の読取開始ボタン504を押下する。読取開始ボタン504が押下されると、ADF115はセットされた紹介状と問診票をスキャナ部114の読み取り部へ搬送し、当該読み取り部は紹介状と問診票の読み取りを開始する。このとき、操作部109には読取中画面505が表示される。読み取り部が読み取りを完了すると、操作部109には、原稿種類選択画面506,507が表示され、ユーザーは表示された各画面において、読み込まれた原稿の種類として紹介状と問診票を設定する。原稿の種類の設定を完了すると、画像処理部113は、スキャナ部114によって生成された画像データから送信用の画像データを生成する。送信用の画像データは、LANI/F部106や回線I/F部107を通じてファイルストレージ202へ送信される。
次いで、ユーザーは、患者選択画面503が表示された状態で、スキャナ部114の圧板116に保険証をセットし、患者選択画面503から患者を選択して患者選択画面503の読取開始ボタン504を押下する。読取開始ボタン504が押下されると、スキャナ部114の読み取り部は、圧板116にセットされた保険証の読み取りを開始する。操作部109には読取中画面508が表示される。読み取り部が読み取りを完了すると、操作部109には、原稿種類選択画面509が表示され、ユーザーは原稿種類選択画面509において、読み込まれた原稿の種類として保険証を設定する。原稿の種類の設定を完了すると、画像処理部113は、スキャナ部114によって生成された画像データから送信用の画像データを生成する。送信用の画像データは、LANI/F部106や回線I/F部107を通じてファイルストレージ202へ送信される。
このように、従来では、原稿のサイズ、材質、秤量等が異なる複数種の原稿の画像データを登録する際に、原稿のサイズ、材質、秤量毎に何度も登録操作を行う必要があり、手間が生じていた。
これに対し、本実施の形態では、原稿のサイズ、材質、秤量等が異なる複数種の原稿を含む原稿セットの画像データの登録操作を、登録された原稿セット情報に基づいて一括で行う。原稿セット情報は、原稿セットを構成する各原稿の読み取り設定である。読み取り設定は、例えば、「ADF」(搬送読み取り方式)や「圧板」(圧板読み取り方式)といった読み取り方式の設定、「片面」や「両面」といった読み取り面の設定、原稿枚数の設定、カラーモード設定、解像度設定、ファイル形式の設定である。原稿セット情報は、例えば、画像処理装置100の工場出荷時に予め登録されている。なお、本実施の形態では、ユーザが原稿セット情報を新規登録することが可能である。また、ユーザは登録された原稿セット情報を変更することも可能である。
例えば、ユーザが操作部109に表示された設定メニュー(不図示)から「原稿セット情報の選択」を選択すると、操作部109に図6の画面600が表示される。画面600には、原稿セット情報が登録されている原稿セットがリスト表示される。ユーザが画面600の中から一の原稿セット、例えば、初診セットを選択すると、操作部109には画面601が表示される。画面601には、初診セットに含まれる各原稿の読み取り順が表示されている。図6では、一例として、読み取り順の1番目が紹介状であり、2番目が問診票であり、3番目が保険証である。また、画面601には、各原稿の読み取り設定が表示されている。ユーザが画面601から一の原稿、例えば、「問診票」を選択すると、操作部109には、画面602が表示される。画面602では、問診票の読み取り設定を変更することができる。ユーザが画面602において、例えば、図6に示すように、「1枚」に設定されていた原稿枚数を「2枚」に変更すると、問診票の読み取り設定における原稿枚数が「2枚」に更新される。なお、読み取り方式において、圧板が設定されている場合、圧板全面の読み取りを行っても良く、読み取り可能領域の所定区画の読み取りを行っても良い。例えば、圧板による読み取り可能領域がA3サイズの場合、A4サイズ区画に分けて、指定ができる構成であっても良い。
このように、本実施の形態では、定型業務に合わせた原稿セット情報を予め登録して、原稿セットの画像データの登録操作を容易に行うことができる一方、各病院の業務形態に合わせて設定を変更可能である。
図7は、原稿セット情報を用いた画像データの登録操作の一例を示す図である。図7でも、図5と同様に、一例として、初診セットの画像データを登録する場合について説明する。なお、図7でも、図5と同様に、問診票と紹介状は、原稿のサイズ、材質、秤量が同じであり、保険証は、問診票及び紹介状と原稿のサイズ、材質、秤量が異なることとする。
図7に示すように、画像処理装置100の操作部109には、画像処理装置100の各機能に対応する複数のアイコンを含むホーム画面701が表示される。ホーム画面701には、上述したアイコン502と同様の機能のアイコン702の他に、アイコン703が表示される。アイコン703は、電子カルテシステムの連携機能を用いた処理の実行指示を行うための操作ボタンであり、上述した初診セットの原稿セット情報が対応付けられている。ユーザーがアイコン703を選択すると、操作部109に患者選択画面704が表示される。ユーザーは、患者選択画面704が表示された状態で、スキャナ部114のADF115に紹介状と問診票をセットすると共に圧板116に保険証をセットし、患者選択画面704から患者を選択して患者選択画面704の読取開始ボタン705を押下する。読取開始ボタン705が押下されると、ADF115はセットされた紹介状と問診票をスキャナ部114の読み取り部へ搬送し、当該読み取り部は紹介状と問診票の読み取りを開始する。操作部109には、読取中画面706が表示される。ADF115にセットされた原稿の読み取りを完了すると、スキャナ部114の読み取り部は圧板116にセットされた保険証の読み取りを開始する。操作部109には、読取中画面707が表示される。保険証の読み取りを完了すると、画像処理部113は、スキャナ部114によって生成された画像データから送信用の画像データを生成する。送信用の画像データは、LANI/F部106や回線I/F部107を通じてファイルストレージ202へ送信され、ファイルストレージ202は、受信した画像データを保存する。ファイルストレージ202に保存された画像データは、上述したステップS304にて電子カルテ管理装置203に取り込まれる。
ここで、電子カルテ管理装置203は、ファイルストレージ202から取り込んだ画像データを登録する際、取り込んだ画像データのファイル名から患者IDや原稿の種類を判別する。このため、本実施の形態では、画像処理装置100は、送信用の画像データのファイル名に患者ID、原稿の種類、原稿の読み取り時刻等の情報(図8(a)のファイル名フォーマット801を参照。)を付し、当該画像データをファイルストレージ202へ送信する。電子カルテ管理装置203は、ファイルストレージ202から取り込んだ画像データのファイル名から患者IDや原稿の種類を判別し、電子カルテ管理装置203内のファイルシステムへ画像データを格納する際に患者IDや原稿の種類毎にフォルダ分けして格納することができる。また、画像処理装置100は、送信用の画像データのファイル名に原稿セット情報の識別子(例:セット番号)を付す。これにより、電子カルテ管理装置203は、各文書ファイルが同一の定型業務で生成されたことを判別することでき、電子カルテ管理装置203内のファイルシステムへ格納する際に同一フォルダにまとめて格納することも可能となり、文書管理が容易になる。
ファイル名フォーマット801は、患者ID、原稿の種類に対応する文書種類、原稿の読み取り時刻に対応する時刻、原稿セット情報の識別子に対応するセット番号で構成される。例えば、紹介状の画像データのファイル名は、図8(b)の802に示すように決定され、問診票の画像データのファイル名は、図8(b)の803に示すように決定され、保険証の画像データのファイル名は、図8(b)の804に示すように決定される。また、これらの画像データは、図8(c)に示すように、電子カルテ管理装置203内のファイルシステムの同じフォルダ(例えば、初診セット1)に格納される。このようにして登録された画像データは、図9の登録画像画面900から閲覧可能である。登録画像画面900は、登録画像画面400と同様の構成であり、登録画像画面900では、紹介状、問診票、保険証の各画像データが初診受け付け時にまとめて登録されたデータであることが示されている。
このように、本実施の形態では、医療事務員は、ADF115及び圧板116に原稿をそれぞれ配置し、原稿セット情報が対応付けられたアイコン703を選択して、登録対象となる患者を選択するだけの簡単な操作で、原稿のサイズ、材質、秤量等が異なる複数種の原稿の画像データを登録することができる。
ここで、病院では、診察の受け付け時に、問診票、保険証、他院からの紹介状といった原稿のサイズ、材質、秤量等が異なる複数種の書類が患者から提出される。患者から提出される書類の状態は、提出直前までの保管状態等に依存し、例えば、折れ目がある書類をADF115に配置してスキャン処理を行うと、用紙詰まり等のジャムが発生することがある。このようなジャムが発生すると、書類の状態が悪化する。上記ジャムを解消した後、医療事務員が、書類の状態を意識せずに、前回と同様に、ADF115に書類を配置して読み取り指示を行うと、上記ジャムが再発してしまう。
これに対し、本実施の形態では、ADF115による前回の読み取りを失敗した原稿の読み取り指示を受け付けた場合、設定された読み取り方式の変更を促す後述する図13の変更通知画面1300が表示される。
図10は、図1の画像処理装置100によって実行される原稿セット読み取り制御処理の手順を示すフローチャートである。
図10の原稿セット読み取り制御処理は、CPU102がROM103や蓄積メモリ105に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図10において、CPU102は、アイコン702及びアイコン703を含むホーム画面701を操作部109に表示させる(ステップS1001)。次いで、CPU102は、ユーザーが電子カルテシステムの連携機能を選択したか否かを判別する(ステップS1002)。ステップS1002では、例えば、アイコン702やアイコン703等の電子カルテシステムの連携機能を用いた処理の実行指示を行うための操作ボタンが選択された場合、CPU102は、ユーザーが電子カルテシステムの連携機能を選択したと判別する。一方、上述した電子カルテシステムの連携機能を用いた処理の実行指示を行うための操作ボタンが選択されない場合、CPU102は、ユーザーが電子カルテシステムの連携機能を選択しないと判別する。
ステップS1002の判別の結果、ユーザーが電子カルテシステムの連携機能を選択しない場合、原稿セット読み取り制御処理はステップS1001に戻る。ステップS1002の判別の結果、ユーザーが電子カルテシステムの連携機能を選択した場合、CPU102は、最新の患者情報リストがRAM104に格納されているか否かを判別する(ステップS1003)。患者情報リストは、電子カルテ管理装置203に予め登録されている患者の患者ID及び名称の一覧情報であり、電子カルテ管理装置203によって管理されている。ステップS1003では、例えば、予め設定された所定の時間内に取得された患者情報リストがRAM104に格納されている場合、CPU102は、最新の患者情報リストがRAM104に格納されていると判別する。一方、上記所定の時間内に取得された患者情報リストがRAM104に格納されていない場合、CPU102は、最新の患者情報リストがRAM104に格納されていないと判別する。
ステップS1003の判別の結果、電子カルテ管理装置203の最新の患者情報リストがRAM104に格納されている場合、原稿セット読み取り制御処理は、後述するステップS1005へ進む。ステップS1003の判別の結果、電子カルテ管理装置203の最新の患者情報リストがRAM104に格納されていない場合、CPU102は、電子カルテ管理装置203から患者情報リストを取得する(ステップS1004)。次いで、CPU102は、患者情報リストに基づいて患者選択画面704を操作部109に表示させる(ステップS1005)。次いで、CPU102は、ユーザーが患者選択画面704から患者を選択したことを検知すると(ステップS1006でYES)、原稿セット情報の指定があるか否かを判別する(ステップS1007)。ステップS1007では、例えば、ステップS1002にてユーザーが選択したアイコンが、初診セットの原稿セット情報が対応付けられたアイコン703のように、原稿セット情報が対応付けられたアイコンである場合、CPU102は、原稿セット情報の指定があると判別する。一方、ステップS1002にてユーザーが選択したアイコンが、アイコン702のように、原稿セット情報が対応付けられていないアイコンである場合、CPU102は、原稿セット情報の指定がないと判別する。
ステップS1007の判別の結果、原稿セット情報の指定がある場合、CPU102は、後述する図12の読み取り方式切り替え判定処理を行って(ステップS1008)、指定された原稿セット情報にて設定された読み取り方式の変更を促す通知を行う。次いで、CPU102は、指定された原稿セット情報を参照し、当該原稿セット情報において読み取り順が1番目に設定された原稿を特定し、特定した原稿の読み取り方式を確認する。CPU102は、スキャナ部114のセンサ等により、設定された読み取り方式に対応する原稿配置場所(ADF115又は圧板116)に原稿がセットされているか否かを判別する(ステップS1009)。例えば、指定された原稿セット情報が初診セットの原稿セット情報であり、原稿の読み取り順が、紹介状、問診票、保険証の順である場合を例に説明する。この場合、CPU102は、読み取り順が1番目に設定された紹介状の読み取り方式が「ADF」であることを確認し、ADF115に原稿がセットされているか否かを判別する。
ステップS1009の判別の結果、原稿がセットされている場合、CPU102は、設定された読み取り方式に対応する原稿配置場所にセットされた原稿の読み取りを開始する(ステップS1010)。例えば、CPU102は、読み取り順が1番目に設定された紹介状の読み取り方式の設定である「ADF」に基づいて、ADF115にセットされた紹介状の読み取りを開始する。次いで、CPU102は、読み取りの実施結果を図11の読み取り結果テーブル1100に記録する(ステップS1011)。読み取り結果テーブル1100は、RAM104に格納されている。読み取り結果テーブル1100は、読み取りの実施結果を管理するためのテーブルであり、患者ID1101、原稿セット情報1102、原稿種類1103、及び読み取り実施結果1104で構成される。患者ID1101には、ステップS1006にて選択された患者の患者IDが記録される。原稿セット情報1102には、指定された原稿セット情報に対応する原稿セットの名称が記録される。原稿種類1103には、指定された原稿セット情報に含まれる原稿の種類が記録される。読み取り実施結果1104には、ステップS1011にて開始した読み取りの実施結果が記録される。例えば、上記読み取りを成功した場合、読み取り実施結果1104には、OKが記録される。一方、上記読み取り時にADFジャムが発生して上記読み取りを失敗した場合、読み取り実施結果1104には、NG(ADFジャム)が記録される。次いで、CPU102は、指定された原稿セット情報において、特定した原稿の原稿枚数を確認し、当該原稿枚数の読み取りを完了したか否かを判別する(ステップS1012)。
ステップS1012の判別の結果、原稿枚数の読み取りを完了した場合、CPU102は、上記特定した原稿の次の読み取り順の原稿が原稿セット情報に設定されているか否かを判別する(ステップS1013)。
ステップS1013の判別の結果、上記特定した原稿の次の読み取り順の原稿が原稿セット情報に設定されている場合、CPU102は、上記特定した原稿の次の読み取り順の原稿を特定し(ステップS1014)、ステップS1009へ戻る。
ステップS1009の判別の結果、原稿がセットされていない場合、又はステップS1012の判別の結果、原稿枚数の読み取りを完了しない場合、CPU102は、特定した原稿の読み取りを中断するか否かを判別する(ステップS1015)。ステップS1015の判別は、予め設定された情報に従って行われても良く、また、ユーザーから受けた指示に従って行われても良い。
ステップS1015の判別の結果、特定した原稿の読み取りを中断する場合、原稿セット読み取り制御処理は、ステップS1013へ進む。ステップS1015の判別の結果、特定した原稿の読み取りを中断しない場合、原稿セット読み取り制御処理はステップS1009へ戻り、CPU102は、設定された読み取り方式に対応する原稿配置場所に原稿がセットされているか否かを判別する。このように、本実施の形態では、例えば、初診セットの原稿セット情報が対応付けられたアイコン703が選択された場合、ADF115にセットされた紹介状と問診票、圧板116にセットされた保険証の読み取りがこの順に行われる。
ステップS1013の判別の結果、上記特定した原稿の次の読み取り順の原稿が原稿セット情報に設定されていない場合、原稿セット読み取り制御処理はステップS1016へ進む。ステップS1016では、CPU102は画像処理部113を制御してスキャナ部114が生成した画像データに基づいて送信用の画像データを生成し、この送信用の画像データをLANI/F部106や回線I/F部107を通じてファイルストレージ202へ送信する。その後、CPU102は本処理を終了する。なお、本実施の形態では、原稿枚数が不足していた場合でも、読み込みを完了した分の画像データをファイルストレージ202へ送信する構成について説明したが、この構成に限られず、例えば、原稿枚数が不足していた場合にジョブをキャンセルしても良い。
ステップS1007の判別の結果、原稿セット情報の指定がない場合、CPU102は、ADF115又は圧板116にセットされた原稿の読み取りを行う(ステップS1017)。次いで、CPU102は、最新の原稿種類情報リストがRAM104に格納されているか否かを判別する(ステップS1018)。原稿種類情報リストは、紹介状、問診票、保険証といった電子カルテ管理装置203に予め登録されている原稿の一覧情報であり、電子カルテ管理装置203によって管理されている。ステップS1018では、例えば、予め設定された所定の時間内に取得された原稿種類情報リストがRAM104に格納されている場合、CPU102は、最新の原稿種類情報リストがRAM104に格納されていると判別する。一方、上記所定の時間内に取得された原稿種類情報リストがRAM104に格納されていない場合、CPU102は、最新の原稿種類情報リストがRAM104に格納されていないと判別する。
ステップS1003の判別の結果、最新の原稿種類情報リストがRAM104に格納されている場合、原稿セット読み取り制御処理は後述するステップS1020へ進む。ステップS1003の判別の結果、最新の原稿種類情報リストがRAM104に格納されていない場合、CPU102は、電子カルテ管理装置203から原稿種類情報リストを取得する(ステップS1019)。次いで、CPU102は、原稿種類情報リスト及びスキャナ部114が生成した画像データに基づいて、原稿種類選択画面、例えば、原稿種類選択画面506を操作部109に表示させる(ステップS1020)。次いで、CPU102は、原稿種類選択画面506においてユーザーが原稿種類を設定したことを検知すると(ステップS1021でYES)、次の読み取り画像があるか否かを判別する(ステップS1022)。
ステップS1022の判別の結果、次の読み取り画像がある場合、原稿セット読み取り制御処理は後述するステップS1021へ戻り、CPU102は、次の読み取り画像に対応する原稿種類選択画面を操作部109に表示させる。ステップS1022の判別の結果、次の読み取り画像がない場合、原稿セット読み取り制御処理は後述するステップS1016へ進み、CPU102は画像処理部113を制御してスキャナ部114が生成した画像データに基づいて送信用の画像データを生成し、この送信用の画像データをLANI/F部106や回線I/F部107を通じてファイルストレージ202へ送信する。
図12は、図10のステップS1008の読み取り方式切り替え判定処理の手順を示すフローチャートである。
図12において、CPU102は、RAM104に格納された読み取り結果テーブル1100を検索する(ステップS1201)。具体的に、CPU102は、読み取り結果テーブル1100から、ステップS1006にて選択された患者の患者IDに対応する情報を特定する。次いで、CPU102は、特定した情報において読み取り実施結果1104が設定されているか否かを判別する(ステップS1202)。
ステップS1202の判別の結果、特定した情報において読み取り実施結果1104が設定されている場合、CPU102は、特定した情報において読み取り実施結果1104にNGが設定された原稿があるか否かを判別する(ステップS1203)。
ステップS1203の判別の結果、特定した情報において読み取り実施結果1104にNGが設定された原稿(以下、「読み取りNG原稿」という。)がある場合、CPU102は、図13の変更通知画面1300を操作部109に表示させる(ステップS1204)。変更通知画面1300には、指定された読み取り方式による前回の読み取りに失敗しているため、読み取り方式を変更するか否かをユーザーに確認するメッセージ1301が表示される。また、変更通知画面1300には、「はい」ボタン1302及び「いいえ」ボタン1303が表示されている。CPU102は、ユーザーが「はい」ボタン1302及び「いいえ」ボタン1303の何れを押下したかを判別する(ステップS1205)。
ステップS1205の判別の結果、ユーザーが「はい」ボタン1302を押下した場合、CPU102は、指定された原稿セット情報における読み取りNG原稿の読み取り方式を変更する(ステップS1206)。例えば、図13のメッセージ1301が表示された変更通知画面1300の「はい」ボタン1302が押下された場合、読み取り方式が「ADF」から「圧板」に変更される。
ステップS1202の判別の結果、特定した情報において読み取り実施結果1104が設定されていない場合、ステップS1203の判別の結果、特定した情報において読み取りNG原稿がない場合、ステップS1205の判別の結果、ユーザーが「いいえ」ボタン1303を押下した場合、CPU102は、本処理を終了する。
上述した実施の形態によれば、ADF115による前回の読み取りを失敗した原稿の読み取り指示を受け付けた場合、設定された読み取り方式の変更を促す変更通知画面1300が表示される。これにより、ユーザーは、ADF115による前回の読み取りを失敗した原稿の読み取り方式をジャムが発生しない別の読み取り方式に変更することができ、もって、原稿の読み取り時のジャムの再発を防止することができる。
また、上述した実施の形態では、原稿のサイズ、材質、秤量等が異なる複数種の原稿の各々に読み取り方式として「ADF」又は「圧板」が設定された原稿セット情報に基づいて複数種の原稿が読み取られる。これにより、異なる読み取り方式で複数種の原稿を読み取り可能な画像処理装置100において、原稿の読み取り時のジャムの再発を防止することができる。
更に、上述した実施の形態では、配置された全ての原稿の読み取り指示(読取開始ボタン705の押下)に従って、配置された全ての原稿を読み取って各原稿の画像データが生成され、生成した各原稿の画像データが外部装置へ送信される。これにより、複数種の原稿を読み取って各原稿の画像データを生成してこれらの画像データを外部装置へ送信するジョブにおいて、原稿の読み取り時のジャムの再発を防止することができる。
上述した実施の形態では、外部装置は、ファイルストレージ202である。これにより、読み取った原稿の画像データをファイルストレージ202で管理する構成において、原稿の読み取り時のジャムの再発を防止することができる。
上述した実施の形態では、生成した各原稿の画像データのファイル名に原稿セット情報の識別子が付される。これにより、これらの画像データをファイルストレージ202から取り込んだ電子カルテ管理装置203は、これらの画像データが同一の定型業務で生成されたことを判別することでき、電子カルテ管理装置203内のファイルシステムへ格納する際に同一フォルダにまとめて格納することができる。その結果、文書管理が容易になる。
なお、上述した実施の形態では、ADF115による前回の読み取りを失敗した原稿の読み取り指示を受け付けた場合、読み取り方式の設定をADF115から圧板116へ変更することを促す通知を行う場合について説明したが、これに限られない。例えば、圧板116による前回の読み取りを失敗した原稿の読み取り指示を受け付けた場合、読み取り方式の設定を圧板116からADF115へ変更することを促す通知を行ってもよい。
上述した実施の形態では、指定された原稿セット情報に対応する原稿の配置状況に基づいて、読取開始ボタン705を有効化するか否かを制御しても良い。
例えば、上述した初診セットのように原稿のサイズ、材質、秤量等が異なる複数種の原稿の画像データの登録操作において、ユーザーは、読み取り開始前に、ADF115及び圧板116の両方に原稿をセットする必要がある。このとき、ユーザーが手順を誤ってADF115及び圧板116の一方に原稿をセットせずに読取開始ボタン705を押下すると、セットされていない原稿の画像データを取得することができない。このような原稿の配置忘れを防止するために、本実施の形態では、CPU102は、読み取り開始前の画面、具体的に、患者選択画面704に図14の原稿配置状況情報1401を表示する。また、指定された原稿セット情報の読み取り方式に「ADF」及び「圧板」の両方が設定され且つADF115及び圧板116の少なくとも一方に原稿が配置されていない場合、CPU102は、読取開始ボタン705を無効化し、ユーザーによる読取開始ボタン705の押下を受け付けない。一方、指定された原稿セット情報の読み取り方式に「ADF」及び「圧板」の両方が設定され且つADF115及び圧板116の両方に原稿が配置された場合、CPU102は、読取開始ボタン705を有効化し、ユーザーによる読取開始ボタン705の押下を受け付ける。このように、指定された原稿セット情報に対応する原稿の配置状況に基づいて、読取開始ボタン705を有効化するか否かを制御することで、一部の原稿を配置していない状態で読み取りが開始されるのを防止することができる。
なお、上述した実施の形態では、画像処理装置100が単体で上述した処理を行う構成について説明したが、この構成に限られず、複数の機器からなるシステムが上述した処理を行っても良い。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像処理装置
102 CPU
106 LANI/F部
107 回線I/F部
114 スキャナ部
115 ADF
116 圧板
202 ファイルストレージ
1300 変更通知画面
102 CPU
106 LANI/F部
107 回線I/F部
114 スキャナ部
115 ADF
116 圧板
202 ファイルストレージ
1300 変更通知画面
Claims (9)
- 配置された複数枚の原稿を連続で搬送可能な搬送手段を備える画像処理装置であって、
前記搬送手段から搬送された原稿を読み取る搬送読み取り方式を含む複数の読み取り方式の中から設定された読み取り方式で原稿を読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段による読み取り結果を管理する管理手段と、
前記搬送読み取り方式による前回の読み取りを失敗した原稿の読み取り指示を受け付けた場合、前記設定された読み取り方式の変更を促す通知を行う通知手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 圧板を更に備え、
前記複数の読み取り方式は、前記搬送読み取り方式、及び前記圧板に配置された原稿を読み取る圧板読み取り方式を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記読み取り手段は、複数種の原稿の各々に前記搬送読み取り方式又は前記圧板読み取り方式が設定された原稿セット情報に基づいて前記複数種の原稿を読み取ることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- 前記原稿セット情報には前記搬送読み取り方式及び前記圧板読み取り方式の両方が設定され且つ前記搬送手段及び前記圧板の両方に原稿が配置された場合、前記配置された全ての原稿の読み取り指示を行うための指示手段を有効化することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
- 前記読み取り手段が読み取った原稿の画像データを送信する送信手段を更に備え、
前記配置された全ての原稿の読み取り指示に従って、前記読み取り手段は、前記配置された全ての原稿を読み取って各原稿の画像データを生成し、前記送信手段は、前記生成した各原稿の画像データを外部装置へ送信することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。 - 前記読み取り手段は、前記生成した各原稿の画像データのファイル名に前記原稿セット情報の識別子を付することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
- 前記外部装置は、ファイルストレージであることを特徴とする請求項5又は6記載の画像処理装置。
- 配置された複数枚の原稿を連続で搬送可能な搬送手段を備える画像処理装置の制御方法であって、
前記搬送手段から搬送された原稿を読み取る搬送読み取り方式を含む複数の読み取り方式の中から設定された読み取り方式で原稿を読み取る読み取り工程と、
前記読み取り工程の読み取り結果を管理する管理工程と、
前記搬送読み取り方式による前回の読み取りを失敗した原稿の読み取り指示を受け付けた場合、前記設定された読み取り方式の変更を促す通知を行う通知工程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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