JP2023013025A - バケット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で大容量化に対応することができるバケットを提供する。【解決手段】本発明に係るバケットは、クレーン等の吊り手段によって吊り上げられ、吊り手段の移動によって収容物を運搬するバケット1であって、上部に開口部を有し、内部に収容物の収容空間を有するバケット本体2と、バケット本体2の側部22の第1部位22aに回転可能に取り付けられる吊りアーム3と、バケット本体2を、宙に浮かせた状態で、かつ、バケット本体2の側部22の第1部位22aよりも後側の第2部位22bにて回転可能に支持するスタンド4とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、コンクリート、土砂、残土、ガレキ等を吊り上げて運搬するバケットに関する。
土木工事や建設工事においてコンクリートを打設する際、コンクリートポンプ車を利用する方法等の他に、バケット(コンクリートバケット)を利用する方法が知られている。この方法は、たとえばコンクリートミキサから供給されるコンクリートをバケットで受け、これをクレーンによって吊り上げ、コンクリートの打設場所まで運搬し、そこでバケット内のコンクリートを排出するという方法である。
一般に、この種のバケットは、下半分が円錐形をし、円錐形の下端にゲートと呼ばれる排出口が設けられた構造となっている(特許文献1)。そのため、バケットの内部はゲート側に向かって先細り形状となっており、ゲートを開けば、コンクリートはその重力による自然落下で外部に排出される。
特開2006-169825号公報 特開2018-95453号公報
しかしながら、上記従来のバケットは、ゲートが狭いために、コンクリートの排出性が良いとはいえず、そして、排出性の問題は、バケットを大容量化する場合は顕著となる。また、バケットを大容量化する場合、操作性及び安全性の観点から、上記特許文献2に記載のように、ゲートの開閉を自動化する必要性が生じ、構造が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、簡単な構造で大容量化に対応することができるバケットを提供することを課題とする。
本発明に係るバケットは、
クレーン等の吊り手段によって吊り上げられ、吊り手段の移動によって収容物を運搬するバケットであって、
上部に開口部を有し、内部に収容物の収容空間を有するバケット本体と、
バケット本体の側部の第1部位に回転可能に取り付けられる吊りアームと、
バケット本体を、宙に浮かせた状態で、かつ、バケット本体の側部の第1部位よりも後側の第2部位にて回転可能に支持するスタンドとを備える
バケットである。
ここで、本発明に係るバケットの一態様として、
スタンドは、間隔を有して対向配置される左右の脚を備え、
バケット本体及び吊りアームは、左右の脚間において可動する
との構成を採用することができる。
また、本発明に係るバケットの他態様として、
バケット本体の収容空間は、バケット本体の底部から前部を通って開口部に至るまで滑らかな連続面となっている
との構成を採用することができる。
また、本発明に係るバケットの別の態様として、
バケット本体及びスタンドは、一体的に連結される
との構成を採用することができる。
また、この場合、
バケット本体が収容物を受け入れ可能な正姿勢を解除可能に固定するためのロック構造をさらに備える
との構成を採用することができる。
また、本発明に係るバケットのさらに別の態様として、
バケット本体及びスタンドは、分離可能に連結される
との構成を採用することができる。
また、この場合、
バケット本体は、フックを備え、
スタンドは、フックが係合可能な回転軸体を備える
との構成を採用することができる。
本発明によれば、簡単な構造で大容量化に対応することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係るバケットの分解側面図である。 図2は、バケットの側面図である。 図3は、バケットの後面図である。 図4は、バケットの使用説明図である。 図5は、本発明の実施形態2に係るバケットの分解側面図である。 図6は、バケットの側面図である。 図7は、バケットの後面図である。 図8(a)は、バケットのスタンドの回転軸体の要部拡大平面図である。図8(b)は、バケット本体のフックがスタンドの回転軸体に係合する状態の説明図である。図8(c)は、図5のA部拡大図である。図8(d)は、バケット本体のフックがスタンドの回転軸体に係合する状態の説明図である。 図9は、バケットの使用説明図である。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1に係るバケットについて、図1ないし図4を参酌して説明する。
図1ないし図3に示すように、バケット1は、主としてコンクリートを運搬するコンクリートバケットである。バケット1は、バケット本体2と、吊りアーム3と、スタンド4とを備える。バケット本体2は、上部に開口部を有し、内部に収容物の収容空間を有する。吊りアーム3は、バケット本体2の側部22の第1部位22aに回転可能に取り付けられる。スタンド4は、バケット本体2を、宙に浮かせた状態で、かつ、バケット本体2の側部22の第1部位22aよりも後側の第2部位22bにて回転可能に支持する。
バケット本体2は、前部20と、後部21と、左右の側部22,22と、底部23とを備える。前部20は、底部23に向かうにつれて後部21に近づくように傾斜する。後部21及び側部22は、垂直である。これらにより、バケット本体2は、上部が開放されて開口部となる箱型であって、底部23よりも開口部が(前側に)広い箱型である。なお、第1部位22aから前部20に向かう方向を「前側」といい、第1部位22aから後部21に向かう方向を「後側」という。
底部23は、大半が平坦面であるが、前側部分23aは、前側ほど底部23の平坦面から離間する曲面状(円弧面状)に形成される。
前部20、後部21及び側部22は、それぞれ壁部(前壁部、後壁部、側壁部)を構成する。前壁部は、開口部に向かうにつれて前側に進出する傾斜壁であり、後壁部は、垂直の縦壁であり、側壁部も、垂直の縦壁である。
前部20、後部21、側部22及び底部23は、鋼板を用いて構成される。後部21及び側部22は、それぞれ独立した鋼板であるが、前部20及び底部23は、一枚の鋼板の途中箇所を湾曲させて前側部分23aとした一体物である。それぞれの鋼板が適宜溶接等により接合されてバケット本体2が構成される。
バケット本体2は、適宜の補強材によって強度が補強されている。具体的には、開口部を補強するために、前部20及び側部22のそれぞれ開口部の開口縁に沿って長尺な補強材24が取り付けられるとともに、バケット本体2の胴回りを補強するために、後部21及び側部22のそれぞれに幅方向に沿って長尺な補強材24が取り付けられる。本実施形態においては、補強材24は、アングル鋼(等辺山形鋼)が用いられ、アングル鋼の両側縁が鋼板に溶接等により接合される。
バケット本体2の前後方向中心(側部22の幅方向中心)には、縦方向に沿って長尺な補強材25が取り付けられる。本実施形態においては、補強材25は、角鋼管(角パイプ)又は角鋼材が用いられ、鋼板に溶接等により接合される。
バケット本体2の前後方向中心よりも後側には、補強材26が取り付けられる。本実施形態においては、補強材26は、角鋼管(角パイプ)又は角鋼材が用いられ、鋼板に溶接等により接合される。
第1部位22aは、補強材25上に設定される。そして、補強材25の第1部位22aには、回転軸体27が取り付けられる。左右の回転軸体27,27は、同軸であり、外方に突出する。本実施形態においては、回転軸体27は、丸鋼材が用いられ、補強材25に溶接等により接合される。
第2部位22bは、補強材26上に設定される。そして、補強材26の第2部位22bには、回転軸体28が取り付けられる。左右の回転軸体28,28は、同軸であり、外方に突出する。回転軸体28は、回転軸体27よりも長く突出する。本実施形態においては、回転軸体28は、丸鋼材が用いられ、補強材26に溶接等により接合される。
吊りアーム3は、左右の縦材30,30と、横架材31とを備える。縦材30は、バケット本体2の側部22に回転可能に取り付けられる。横架材31は、左右の縦材30,30の上端部を連結する。これらにより、吊りアーム3は、門型の形態である。
縦材30は、下端部にバケット本体2の回転軸体27を挿通可能な孔を有し、回転軸体27を中心として回転可能である。本実施形態においては、縦材30は、チャンネル鋼(溝形鋼)が用いられる。
横架材31は、クレーン等の吊り手段が掛けられる部分である。より詳しくは、横架材31の中央部に吊り孔31aが設けられ、この吊り孔31aにシャックルが通され、シャックルを介してクレーンに玉掛けされたワイヤと横架材31とが接続される。あるいは、ワイヤ先端のフックを吊り孔31aに掛けるようにしてもよい。本実施形態においては、横架材31は、チャンネル鋼(溝形鋼)が用いられ、左右の縦材30,30に溶接等により接合される。
スタンド4は、ベース40と、左右の脚43,43とを備える。ベース40は、地面に接地される部分である。左右の脚43,43は、所定間隔を有して平行に対向配置され、それぞれベース40から立ち上がり、上端部にてバケット本体2の側部22を回転可能に支持する。
ベース40は、左右の縦材41,41と、横架材42とを備える。左右の縦材41,41は、平行に、かつ、バケット本体2の回転軸体27,28と直交するように、配置される。左右の縦材41,41は、吊りアーム3の左右の縦材30,30の外面間の幅よりも幅広に配置される。横架材42は、左右の縦材41,41の後端部を連結する。これらにより、ベース40は、前側が開放された門型の形態である。本実施形態においては、縦材41及び横架材42は、それぞれチャンネル鋼(溝形鋼)が用いられ、溶接等により接合される。
脚43は、前側及び後側の一対の脚材44,44と、上部連結材45とを備える。前側の脚材44は、下端部がベース40の縦材41(の前端部)に接続され、後側に傾斜する。後側の脚材44は、下端部がベース40の縦材41(の後端部)に接続され、前側に傾斜する。上部連結材45は、一対の脚材44,44の上端部を連結する。上部連結材45は、中央部にバケット本体2の回転軸体28を挿通可能な孔を有し、回転軸体28を中心として回転可能である。これらにより、脚43は、下部に向かうにつれて幅広となる三角形状ないし台形状の形態である。本実施形態においては、一対の脚材44,44及び上部連結材45は、それぞれチャンネル鋼(溝形鋼)が用いられ、溶接等により接合されるとともに、ベース40の縦材41に溶接等により接合される。
脚43は、ベース40の縦材41(下部連結材)とともに、同一平面に配置される。脚43は、バケット本体2の側部22との間に吊りアーム3の縦材30の回転変位を許容する間隔を有して配置される。
スタンド4は、補強を目的として、適宜の横架材46を左右の脚43,43の後側の脚材44,44間に備えるようにしてもよい。本実施形態においては、横架材46は、丸鋼管(丸パイプ)又は丸鋼材が用いられ、左右の後側の脚材44,44に溶接等により接合される。なお、横架材46は、スタンド4に対して傾動するバケット本体2と干渉しないよう、後側の脚材44の下部に配置される。
バケット1は、ロック構造5を備える。ロック構造5は、バケット本体2が収容物を受け入れ可能な正姿勢を解除可能に固定するためのものである。ロック構造5は、係合部と、被係合部とを備える。係合部は、バケット本体2又はスタンド4のいずれか一方に設けられる。被係合部は、いずれか他方に設けられる。具体的には、係合部は、ブラケット51を介してスタンド4にスライド可能に設けられるスライドレバー50である。被係合部は、バケット本体2に設けられる、スライドレバー50の軸体を挿通可能なブラケット52の孔である。
本実施形態に係るバケット1は、以上の構成からなり、次に、コンクリートの運搬方法について説明する。
まず、コンクリートミキサからコンクリートの供給を受けるときは、図4(a)に示すように、バケット本体2がロック構造5により正姿勢に固定された状態で、吊りアーム3を後傾させてバケット本体2の開口部の上方を開放し、コンクリートを受けやすくする。そして、コンクリートを収容すると、図4(b)に示すように、吊り手段(のワイヤ6)をゆっくりと引き上げ、吊りアーム3を起立させ、バケット1を吊り上げる。この状態で、バケット1を打設場所まで吊り手段により運搬する。
打設場所では、バケット1を地面に一端降ろす。そして、ロック構造5のロックを解除した後、吊り手段(のワイヤ6)をゆっくりと下げていく。すると、図4(c)ないし(e)に示すように、バケット本体2が重心バランスにより徐々に前側に傾動し、収容物がゆっくりと排出されていく。
内容物の排出が終わると、吊り手段(のワイヤ6)をゆっくりと引き上げ、吊りアーム3を起立させ、バケット本体2を正姿勢にし、ロック構造5によりロックをした後、バケット1を吊り上げる。この状態で、バケット1を元の場所に移動させる。そして、これらの一連の作業を繰り返して、コンクリートを継続的に打設場所に運搬する。
このように、本実施形態に係るバケット1によれば、簡単な構造で大容量化を実現することができる。容量としては、1立方メートル以上が好適であり、10立方メートル以下が好適である。
また、本実施形態に係るバケット1によれば、バケット本体2は、吊り手段(のワイヤ6)を下げるだけで重心バランスにより傾動する。このため、バケット本体2を傾動させるための特別な駆動手段を設けなくて済み、簡単な構造を実現することができる。
また、本実施形態に係るバケット1によれば、可動部であるバケット本体2及び吊りアーム3は、可動部でないスタンド4の左右の脚43,43間に配置され、左右の脚43,43間において可動する。このため、作業者が可動部に接触することによる危険性を低減することができる。
また、本実施形態に係るバケット1によれば、バケット本体2の収容空間は、底部23から前部20を通って開口部に至るまで滑らかな連続面となっており、内容物が一気に排出されにくく、バケット1に急激な重量変化が掛からないようになっている。このため、スタンド4を最小限の大きさにすることができ、ひいては、バケット1全体の重量を軽量化することができる。
また、本実施形態に係るバケット1によれば、バケット本体2は、スタンド4と一体型である。このため、打設場所にスタンドを設置する工程や、打設場所にてバケット本体2をスタンドと一体化させる工程を不要とすることができる。
<実施形態2>
以下、本発明の実施形態2に係るバケットについて、図5ないし図9を参酌して説明する。なお、本実施形態に係るバケットが実施形態1に係るバケットと異なる点は、スタンドが一体型でないという点である。この点以外については、両者は、同じである。そこで、以下においては、異なる点について記載し、同じ点については、実施形態1についての記載と同様であるとして、記載を省略する。
図5ないし図7に示すように、バケット本体2の後部21の下部には、フック29が取り付けられる。フック29は、バケット本体2の幅方向の両端部に2つと、さらに必要であれば、中央部に1つ、設けられる。第2部位22bは、フック29上に設定される。本実施形態においては、フック29は、鋼材が用いられ、後部21に溶接等により接合される。
これに対し、スタンド4の上部には、左右の脚43,43に跨って回転軸体47が設けられる。回転軸体47の各端部は、脚43の上部連結材45の孔に挿通される。上述のとおり、脚43は、バケット本体2の側部22との間に吊りアーム3の縦材30の回転変位を許容する間隔を有して配置される。このため、回転軸体47は、バケット本体2の幅よりも長尺である。
図7、図8(a)及び(b)に示すように、回転軸体47は、両端部にガイド体48を備える。ガイド体48は、回転軸体47の長さ方向中央に向かうにつれて回転軸体47の中心線に近づくように傾斜するガイド縁48aを有する。これにより、バケット本体2のフック29は、回転軸体47に対し、ずれてアプローチしても、ガイド体48により矯正され、適正な位置に位置決めされる。本実施形態においては、ガイド体48は、先端部が台形状であることにより両側縁がガイド縁48a,48aとなる鋼板が用いられ、回転軸体47の端部の上面に溶接等により接合される。
図8(c)及び(d)に示すように、フック29は、中心線が鉛直線に対して傾斜する溝29aを有する。溝29aの両側縁のうち、バケット本体2の第1部位22aに近い側の第1側縁29bは、第2側縁29cよりも長尺であり、第2側縁29cの端点よりも水平方向に突出する部分を有する。これにより、回転軸体47に対し、フック29を鉛直方向にアプローチさせると、フック29は、回転軸体47が第1側縁29bの突出部分に接触した後に第1側縁29bに沿って溝29aに係入するようにして、回転軸体47に係合する。すなわち、スタンド4の上方からバケット本体2を重力にしたがって下げるだけで、バケット本体2は、スタンド4に係合するようになっている。
本実施形態に係るバケット1は、以上の構成からなり、次に、コンクリートの運搬方法について説明する。
まず、コンクリートミキサからコンクリートの供給を受けるときは、図9(a)に示すように、バケット本体2を地面に降ろし、吊りアーム3を後傾させてバケット本体2の開口部の上方を開放し、コンクリートを受けやすくする。そして、コンクリートを収容すると、吊り手段(のワイヤ6)をゆっくりと引き上げ、吊りアーム3を起立させ、バケット本体2を吊り上げる。この状態で、バケット本体2を打設場所まで吊り手段により運搬する。
打設場所には、スタンド4が設置されている。安全のために、スタンド4は、アンカーボルトを用いて地面に固定しておくのが好ましい。図9(b)及び(c)に示すように、バケット本体2をスタンド4の上方に持ってきてから下げ、スタンド4に係合させる。そして、吊り手段(のワイヤ6)をゆっくりと下げていく。すると、図9(d)ないし(f)に示すように、バケット本体2が重心バランスにより徐々に前側に傾動し、収容物がゆっくりと排出されていく。
内容物の排出が終わると、吊り手段(のワイヤ6)をゆっくりと引き上げ、吊りアーム3を起立させ、バケット本体2を吊り上げる。この状態で、バケット本体2を元の場所に移動させる。そして、これらの一連の作業を繰り返して、コンクリートを継続的に打設場所に運搬する。
このように、本実施形態に係るバケット1によっても、実施形態1に係るバケット1が奏する作用効果と同様の作用効果を奏する。
また、本実施形態に係るバケット1によれば、バケット本体2は、スタンド4と別体型である。このため、バケット本体2だけを運搬することができ、運搬重量を軽量化することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記各実施形態においては、収容物としてコンクリートを対象とした。しかし、収容物は、コンクリートに限定されるものでなく、土砂、残土、ガレキ等であってもよい。
また、上記実施形態1においては、バケット本体2及びスタンド4は、バケット本体2に設けられる回転軸体28及びスタンド4に設けられる孔により相対回転可能に連結される。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。回転軸体は、スタンドに設けられ、孔は、バケット本体に設けられるものであってもよい。
また、上記実施形態2においては、バケット本体2及びスタンド4は、バケット本体2に設けられるフック29及びスタンド4に設けられる回転軸体47により相対回転可能に連結される。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。フックは、スタンドに設けられ、回転軸体は、バケット本体に設けられるものであってもよい。
また、ブラケット本体、吊りアーム、スタンド及びロック構造は、上記各実施形態に係るものに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の形態を採用可能であることはいうまでもない。
1…バケット、2…バケット本体、20…前部、21…後部、22…側部、22a…第1部位、22b…第2部位、23…底部、23a…前側部分、24…補強材、25…補強材、26…補強材、27…回転軸体、28…回転軸体、29…フック、29a…溝、29b…第1側縁、29c…第2側縁、3…吊りアーム、30…縦材、31…横架材、31a…吊り孔、4…スタンド、40…ベース、41…縦材、42…横架材、43…脚、44…脚材、45…上部連結材、46…横架材、47…回転軸体、48…ガイド体、48a…ガイド縁、5…ロック構造、50…スライドレバー(係合部)、51…ブラケット、52…ブラケット(被係合部)、6…ワイヤ

Claims (7)

  1. クレーン等の吊り手段によって吊り上げられ、吊り手段の移動によって収容物を運搬するバケットであって、
    上部に開口部を有し、内部に収容物の収容空間を有するバケット本体と、
    バケット本体の側部の第1部位に回転可能に取り付けられる吊りアームと、
    バケット本体を、宙に浮かせた状態で、かつ、バケット本体の側部の第1部位よりも後側の第2部位にて回転可能に支持するスタンドとを備える
    バケット。
  2. スタンドは、間隔を有して対向配置される左右の脚を備え、
    バケット本体及び吊りアームは、左右の脚間において可動する
    請求項1に記載のバケット。
  3. バケット本体の収容空間は、バケット本体の底部から前部を通って開口部に至るまで滑らかな連続面となっている
    請求項1又は請求項2に記載のバケット。
  4. バケット本体及びスタンドは、一体的に連結される
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のバケット。
  5. バケット本体が収容物を受け入れ可能な正姿勢を解除可能に固定するためのロック構造をさらに備える
    請求項4に記載のバケット。
  6. バケット本体及びスタンドは、分離可能に連結される
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のバケット。
  7. バケット本体は、フックを備え、
    スタンドは、フックが係合可能な回転軸体を備える
    請求項6に記載のバケット。
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