JP2023006560A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バッファ部にセンサがないような構成においても、廃トナー容器が取り外された場合に廃トナーが溢れないようにプリント動作を継続するように制御することが望まれる。【解決手段】 第1の画像の形成を行っている際にトナー容器が画像形成装置から取り外された場合、記録材の主走査方向の長さより第1の画像の主走査方向の長さが長い、又は記録材の副走査方向の長さより第1の画像の副走査方向の長さが長いと、第1の画像に続く第2の画像の形成を中断し、第1の画像の主走査方向の長さが記録材の主走査方向の長さ以下、且つ第1の画像の副走査方向の長さが記録材の副走査方向の長さ以下であると、第1の画像に続く第2の画像の形成を継続する。【選択図】 図5

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置において、画像形成等で生じた画像形成装置内に残留するトナー(以下、廃トナーとも称する)をクリーナーによって回収し、廃トナー容器に蓄積する構成が知られている。このような構成では、廃トナー容器に蓄積させた廃トナーが所定量以上となったとセンサにより検知されると、廃トナー容器の交換を報知する。報知を受けて、ユーザやサービスマンによって、廃トナー容器の交換が行われる。つまり、廃トナー容器は、交換可能なように、画像形成装置から着脱可能な構成となっている。
このような廃トナー容器が画像形成装置から着脱可能な構成においては、プリント動作中に廃トナー容器が外されることがある。プリント中に廃トナー容器が外された場合、廃トナーの漏れを防止するために、プリント動作を停止することができる。しかし、プリント動作を停止してしまうと、再び廃トナー容器が装着されるまでプリントを再開することができず、ユーザビリティの低下を招いてしまう可能性があった。特許文献1には、廃トナー容器に廃トナーを搬送する前に、廃トナーを蓄積するバッファ部を設け、バッファ部に廃トナーの量を検知するセンサを設け、廃トナー容器を取り外した状態においてもプリント動作を継続することができる構成が開示されている。
特開2005-195864
しかしながら、バッファ部を設けることやバッファ部にセンサを設けて廃トナー量を検知することはコストアップにつながってしまう。このような構成がない場合においても、廃トナー容器が取り外された場合に廃トナーが溢れないようにプリント動作を継続するように制御することが望まれる。
本出願に係る発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、廃トナー容器が取り外された場合に廃トナーが溢れないようにプリント動作を継続することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数の感光体と、前記複数の感光体のそれぞれに対応し、前記複数の感光体に形成された静電潜像をトナーによって画像として現像する複数の現像手段と、中間転写体と、前記複数の感光体にそれぞれ形成された画像を前記中間転写体に転写する複数の一次転写手段と、前記中間転写体に一次転写された画像を記録材に二次転写する二次転写手段と、前記中間転写体に残留したトナーを回収する回収手段と、画像形成装置に着脱可能であって、前記回収手段により回収されたトナーを蓄積するトナー容器と、内部空間を有し、前記回収手段により回収されたトナーを前記トナー容器に搬送するための搬送手段と、を備える画像形成装置であって、記録材が搬送される搬送方向を副走査方向、記録材が搬送される搬送方向及び記録材の厚み方向と直交する方向を主走査方向とすると、第1の画像の形成を行っている際に前記トナー容器が画像形成装置から取り外された場合、記録材の前記主走査方向の長さより第1の画像の前記主走査方向の長さが長い、又は記録材の前記副走査方向の長さより第1の画像の前記副走査方向の長さが長いと、第1の画像に続く第2の画像の形成を中断し、第1の画像の前記主走査方向の長さが記録材の前記主走査方向の長さ以下、且つ第1の画像の前記副走査方向の長さが記録材の前記副走査方向の長さ以下であると、第1の画像に続く第2の画像の形成を継続することを特徴とする。
本発明の構成によれば、廃トナー容器が取り外された場合に廃トナーが溢れないようにプリント動作を継続することができる。
画像形成装置の概略構成図 機能ブロック図 廃トナー容器の概略構成図 記録材上に画像を形成した状態を示した図 廃トナー容器が取り外された場合に画像形成を継続するか否かを判断する方法を示したフローチャート 記録材上に画像を形成した状態を示した図 廃トナー容器が取り外された場合に画像形成を継続するか否かを判断する方法を示したフローチャート
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
[画像形成装置]
図1は、画像形成装置10の概略構成図である。画像形成装置10は、中間転写方式を採用した電子写真方式のフルカラープリンタである。画像形成装置10は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像を形成する4つの画像形成ステーションを備えている。これらの4つの画像形成ステーションは一定の間隔をおいて一列に配置されている。なお、以下の説明では、参照符号の末尾の英文字a、b、c及びdは、それぞれ当該部材がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナー像の形成に関する部材であることを示している。以下の説明において色を区別する必要が無い場合には、末尾の英文字a、b、c及びdを除いた参照符号を使用することもある。
(画像形成部)
スキャナユニット20は、反射ミラーやレーザダイオード(発光素子)を含み、回転駆動される複数の感光体としての感光ドラム22に対し、レーザ光21を照射する。この時、感光ドラム22は、帯電ローラ23によって予め帯電されている。帯電ローラは、例えば-1200Vの電圧が印加されており、感光ドラム22の表面は、例えば-700Vで帯電されている。この帯電電位においてレーザ光21の照射によって静電潜像を形成すると、静電潜像が形成された箇所の電位は、例えば-100Vとなる。
複数の現像手段としての現像器25における現像スリーブ24には、例えば-350Vの現像電圧が印加されており、対応する感光ドラム22に形成された静電潜像をトナーにより現像し、感光ドラム22上に画像(以下、トナー像とも称する)を形成する。一次転写手段としての一次転写ローラ26は、例えば+1000Vの電圧が印加されており、感光ドラム22上に形成された画像を、中間転写体としての中間転写ベルト30に一次転写する。中間転写ベルト30は、ローラ31、32、33によって駆動され、中間転写ベルト30上に一次転写された画像を二次転写部に搬送する。
なお、スキャナユニット20及び感光ドラム22を含む、帯電ローラ23、現像器25及び1次転写ローラ26等の画像を形成する部材群のことを画像形成部とも称する。また、感光ドラム22の周囲に近接して配置され、感光ドラム22に作用する各部材(例えば、帯電ローラ23、現像器25及び一次転写ローラ26)のことを、プロセス手段とも称する。
(給送部)
例えば紙である記録材12(以下、シートとも称する)は、給紙カセット11に積載されている。記録材12の搬送方向、及び記録材12の厚み方向と直交する方向の長さ(幅)は、紙幅センサ112により検知される。給紙カセット11に積載されている記録材12は、ピックアップローラ13によって給紙される。給紙された記録材12は、搬送ローラ対14、15へ搬送される。記録材12は、レジストレーションセンサ111によって先端が検知される。記録材12が検知されると、記録材12の先端と中間転写ベルト30の画像が位置60(以下、マージポイント60とも称する)で一致するように、記録材12の先端を検知したタイミングに応じて記録材12の搬送速度を制御する。
(二次転写部)
二次転写手段としての二次転写ローラ27に二次転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト30から記録材12上に画像が二次転写される。
(クリーニング部)
記録材12に二次転写されずに中間転写ベルト30上に残留した残留トナー(以下、廃トナーとも称する)は、廃トナー容器80に回収される。具体的には、回収手段としてのクリーニングブレード81により中間転写ベルト30からはぎ取られた廃トナーは、搬送手段としての廃トナー搬送パイプ82を経由して廃トナー容器80に回収される。なお、内部空間を有し、内部空間に蓄積された廃トナーを搬送するための廃トナー搬送パイプ82には、どれだけ廃トナーを蓄積しているかを検知するためのセンサは設けられていない。
廃トナー容器80は、画像形成装置10の外部からアクセス可能な構成であり、画像形成装置10から着脱可能な構成である。廃トナー容器80には、どれだけ廃トナーを蓄積しているかを検知するためのセンサが設けられている。廃トナー容器80内に所定量の廃トナーが蓄積されると、廃トナーが満杯になったことや廃トナー容器80を交換することを表示手段としてのディスプレイに報知する。なお、廃トナー容器80の着脱状態は、後述の着脱検知手段220により検知可能となっている。
(光学センサユニット)
光学センサユニット70は、キャリブレーション時に中間転写ベルト30上に形成された検知用画像としてのトナーパターンや中間転写ベルト30の表面を検知することができる。検知用画像や中間転写ベルト30を検知した検知結果に基づき、色ずれ補正や濃度補正行う。
(定着部)
画像が二次転写された記録材12は、定着手段としての定着器16によって加熱、加圧され定着される。定着器16は、フィルムとフィルムの内部空間に配置されたヒータと加圧ローラとを備える。ヒータと加圧ローラでフィルムを挟持することでニップ部を形成し、ニップ部で画像を担持した記録材を加熱、加圧することで、画像を記録材12に定着する。画像が定着された記録材12は、排紙トレイに排紙される。
[機能ブロック図]
次に、図2を用いて画像形成装置の機能ブロック図について説明する。コントローラ201は、ホストコンピュータ200、エンジン制御部202と相互に通信が可能となっている。コントローラ201は、ホストコンピュータ200から印刷データが入力されると、印刷データを展開し、画像形成装置10で画像形成するための画像データへ変換する。そして、画像データに基づいて4色分の露光用のビデオ信号を生成する。
コントローラ201は、ビデオ信号の生成が完了すると、エンジン制御部202のビデオインターフェイス部210に対し、コマンドによる画像形成開始を指示する。その後、CPU211は、ビデオインターフェイス部210から画像形成開始の指示を受けると不図示の各種アクチュエータを起動し、画像形成の準備を開始する。エンジン制御部202は、画像形成の準備が完了すると、ビデオ信号の出力の基準タイミングとなる/TOP信号をコントローラ201に対して出力する。コントローラ201は、/TOP信号を受信すると、ビデオ信号をエンジン制御部202に送信する。エンジン制御部202は、受信したビデオ信号に基づき、画像形成動作を実行する。
着脱検知手段220は、廃トナー容器80が画像形成装置10に装着されているか取り外されているかを検知するためのセンサである。着脱検知手段220が検知した廃トナー容器80の脱着状態はCPU211に入力される。紙幅センサ112は、記録材12の搬送方向、及び記録材12の厚み方向と直交する方向の幅を検知する。紙幅センサ112によって検知された記録材12の幅は、CPU211に入力される。レジストレーションセンサ111によって、記録材12を検知したタイミングもCPU211に入力される。なお、以下では記録材12の搬送方向を副走査方向、記録材12の搬送方向、及び記録材12の厚み方向と直交する方向を主走査方向とも称する。
画像情報取得手段212は、ビデオインターフェイス部210を介して、コントローラ201から形成する画像に関する情報を取得する。ここでいう画像情報とは、例えば画像サイズやトナー消費量などである。画像サイズを示す情報としては、例えばA4サイズ、A5サイズといった各定形のサイズをコード化したものや、主走査方向および副走査方向の画像サイズをmm単位で数値化したものなどである。また、トナー使用量(以下、トナー消費量とも称する)を示す情報としては、以下のようなものがある。例えばコントローラ201から受信したビデオ信号に基づき、レーザ光21がオンとなるドット数、すなわち、レーザ光21が発光しトナー像が形成されるドット数をカウントした値などである。また、トータルの消費量だけでなく、記録材12上のどのエリアに画像が形成され、トナーが消費されるのかといった情報も、トナー消費量を示す情報としてもよい。
画像形成継続判断手段213は、着脱検知手段220、紙幅センサ112、レジストレーションセンサ111、画像情報取得手段212から入力された情報に基づき、廃トナー容器80が取り外された場合に、画像形成を継続するか停止するかを判断する。この際、レジストレーションセンサ111により記録材12の搬送方向における先端及び後端を検知したタイミング、記録材12の搬送速度に基づき、記録材12の副走査方向におけるサイズを求めることができる。これらの情報の基づき、画像形成を継続するか停止するかを判断する方法については後述する。
図3は、廃トナー容器80の構成を示した図である。画像形成によって生じた廃トナーは、クリーニングブレード81によって中間転写ベルト30からはぎとられ、廃トナー搬送パイプ82に送られる。廃トナー搬送パイプ82の内部空間にはスクリューが備えられており、スクリューによって廃トナー容器80へと搬送され、廃トナー300として蓄積される。蓄積された廃トナー300が所定の高さまで蓄積されたとトナー量検知手段としての廃トナーセンサ83により検知されると、廃トナーが満杯になったことや廃トナー容器80を交換することを表示手段としてのディスプレイに報知する。なお、廃トナーセンサ83がない構成においては、エンジン制御部202により廃トナー量をカウントして、廃トナー量を確認するようにしてもよい。
以下、画像形成装置10から廃トナー容器80が取り外された場合に、画像形成を継続するか停止するかの判断方法について説明する。図4は、記録材12上に画像400を形成した状態を示した図である。長さ401は、主走査方向における記録材12の長さを示しており、長さ402は、副走査方向における記録材12の長さを示している。長さ403は、主走査方向における画像400の長さを示しており、長さ404は、副走査方向における画像400の長さを示している。
図4(a)は、記録材12と画像400の主走査方向及び副走査方向のサイズが一致している場合を示した図である。記録材12から画像400がはみ出すことなく形成されている。このように、記録材12と画像400の主走査方向及び副走査方向のサイズが一致している、又は記録材12より画像400の主走査方向及び副走査方向のサイズが小さい場合は、画像400が記録材12内に形成される。つまり、二次転写効率により多少の廃トナーは発生するものの、大部分の画像400は記録材12に二次転写されるため、廃トナーの発生は、後述する図4(b)の状況と比較して少ないといえる。
図4(b)は、記録材12より画像400の副走査方向のサイズが大きい場合を示した図である。記録材12から画像400の一部がはみ出している。記録材12からはみ出した画像400は、中間転写ベルト30から記録材12に二次転写されない。つまり、中間転写ベルト30に残留する廃トナーとなり、廃トナー容器80に回収される。記録材12に二次転写されなかったトナーの多くは廃トナーとなってしまうため、廃トナーの発生は、図4(a)の状況と比較して多いといえる。このように、記録材12と形成する画像400との関係によって、発生する廃トナーの量が異なるため、記録材12と画像400のサイズに基づき廃トナー量を予測することができる。
上記のような廃トナーの発生する量を鑑み、廃トナー容器80が取り外された場合に画像形成を継続するか否かを判断する方法を図5のフローチャートを用いて説明する。S501において、エンジン制御部202はプリント実行の指示を受けると各種アクチュエータを起動し、画像形成の準備を開始する。S502において、エンジン制御部202は画像情報取得手段212によって、S501で受信したプリント実行の指示により形成する画像のサイズを取得する。S503において、エンジン制御部202は紙幅センサ112により記録材12の主走査方向の長さを取得する。また、レジストレーションセンサ111により記録材12の先端及び後端を検知したタイミングと、記録材12の搬送速度から、記録材12の副走査方向の長さを取得する。
S504において、エンジン制御部202は着脱検知手段220により、廃トナー容器80が画像形成装置10から取り外されていないか、取り外されているかを確認する。廃トナー容器80が取り外されている場合はS505に進み、廃トナー容器80が取り外されていない場合はS509に進む。S504において、廃トナー容器80が取り外されていないと判断した場合は、S509においてエンジン制御部202は引き続き画像を形成するプリント指示があるか否かを判断する。つまり、第1の画像に続く第2の画像を形成するためのプリント指示があるか否かを判断する。プリント指示がある場合は、S503に戻り、次の画像について再びS503から処理を行う。プリント指示がない場合は、S508に進む。S508の処理は、後述する。
S504において、廃トナー容器80が取り外されていると判断した場合は、S505においてエンジン制御部202は記録材12の主走査方向の長さ、副走査方向の長さと、画像400の主走査方向の長さ、副走査方向の長さを比較する。主走査方向、又は副走査方向の画像400の長さが記録材12の長さよりも長い場合はS506に進む。主走査方向、及び副走査方向の画像400の長さが記録材12の長さ以下である場合はS509に進む。なお、S509の処理は前述しているため、ここでの説明は省略する。
S506において、エンジン制御部202は引き続き画像を形成するプリント指示があるか否かを判断する。プリント指示がある場合は、S507に進み、プリント指示がない場合は、S508に進む。S507において、エンジン制御部202は、後続する画像形成を中断し、ビデオインターフェイス部210を介してコントローラ201に画像形成を中断したことを通知する。なお、既に画像形成されている現在の画像については、記録材12からはみ出した部分があるものの、廃トナーは廃トナー搬送パイプ82の中に蓄積することが可能であり、画像形成装置外にあふれる状態とはならない。S508において、エンジン制御部202は、後処理として中間転写ベルト30のクリーニングや、各種アクチュエータの停止を行い、画像形成を終了する。
このように、図4(a)のような比較的廃トナー量が少なくなるような画像が形成されている場合は、画像形成装置10から廃トナー容器80が取り外されても、廃トナー搬送パイプ82から廃トナーがあふれる可能性が低く、画像形成を継続することができる。よって、ユーザビリティを向上することができる。図4(b)のような比較的廃トナー量が多くなるような画像が形成されている場合は、後続する画像形成を中断することで、画像形成装置10から廃トナー容器80が取り外されても、廃トナー搬送パイプ82から廃トナーがあふれることを防ぐことができる。
(第2の実施形態)
先の第1の実施形態においては、記録材12と画像400のサイズを比較することで、画像形成を継続するか否かを判断する方法について説明した。本実施形態においては、記録材12より画像400の方が小さい場合において、形成する画像に使用されるトナー使用量を鑑みて、画像形成を継続するか否かを判断する方法について説明する。なお、画像形成装置など先の第1の実施形態と同様の構成については、本実施形態においては詳しい説明は省略する。
図6は、記録材12上に画像400を形成した状態を示した図である。図6(a)は、記録材12上に、画像400として3000ドット×3000ドットの範囲にベタ画像を形成した状態を示している。図6(b)は、記録材12上に画像400として3000ドット×3000ドットの範囲にテキスト画像を形成した状態を示している。画像400のサイズとしては一致するものの、図6(a)の方が図6(b)より画像形成に使用するトナー使用量が多い。これにより、中間転写ベルト30から記録材12に二次転写されずに中間転写ベルト30に残留する廃トナーの量も図6(a)の方が図6(b)より多くなる。このように、画像形成時のトナー使用量が増加すると、それに伴って廃トナー量も増加する。本実施形態においては、廃トナー容器80が取り外されている状態において、形成する画像のトナー使用量に基づき、画像形成を継続するか否かを判断する。
例えば、画像全域をベタ画像で形成したと仮定した場合のドット数をCbとし、画像400で形成したドット数をCnとすると、画像400の印字率Dは、Cn÷Cb×100で求めることができる。ここで、廃トナー容器80が取り外された場合に画像形成の継続が可能である印字率の閾値をDthとすると、廃トナー容器80が外された場合に形成されている画像400の印字率D≦Dthである場合は、後続の画像を継続して形成することができる。
なお、閾値Dthは、画像400の印字率がDth以下であれば、画像400を記録材12に二次転写した場合に、中間転写ベルト30に残留するトナーが所定量より少なくなることを予め実験で求めて決定することができる。つまり、閾値Dthより大きい印字率Dを第1の値と称することもできる。また、閾値Dth以下の印字率Dを第2の値と称することもできる。例えば、閾値Dthを5%に設定したとすると、画像400が印字率4%程度のテキスト画像であれば画像形成を継続できることとなる。テキスト画像を多くプリントするユーザにとっては、何らかの要因で画像形成装置10から廃トナー容器80が取り外されたとしても、テキスト画像の画像形成は継続することができる。よって、画像形成を中断してユーザビリティが低下してしまうことを抑制することができる。
廃トナー容器80が取り外された場合に画像形成を継続するか否かを判断する方法を図7のフローチャートを用いて説明する。なお、先の図5のフローチャートと同様の処理には同様の番号を付し、ここでの詳しい説明は省略する。
S601において、エンジン制御部202は形成する画像400の印字率Dを取得する。なお、印字率Dは、エンジン制御部202から/TOP信号を出力する前に、すなわち画像形成動作を開始する前に画像情報取得手段212によって取得できるものとする。S602において、エンジン制御部202は着脱検知手段220により、廃トナー容器80が画像形成装置10から取り外されていないか、取り外されているかを確認する。廃トナー容器80が取り外されている場合はS603に進み、廃トナー容器80が取り外されていない場合はS509に進む。
S603において、エンジン制御部202は画像400の印字率Dと閾値Dthを比較する。画像400の印字率Dが閾値Dthよりも大きい場合はS604に進み、画像400の印字率Dが閾値Dth以下の場合はS509に進む。S604において、エンジン制御部202は後続する画像形成を中断し、ビデオインターフェイス部210を介してコントローラ201に画像形成を中断したことを通知する。なお、既に画像形成されている現在の画像については、印字率Dが閾値Dthより大きい画像であるものの、廃トナーは廃トナー搬送パイプ82の中に蓄積することが可能であり、画像形成装置外にあふれる状態とはならない。
このように、図6(b)のような比較的廃トナー量が少なくなるような画像が形成されている場合は、画像形成装置10から廃トナー容器80が取り外されても、廃トナー搬送パイプ82から廃トナーがあふれる可能性が低く、画像形成を継続することができる。よって、ユーザビリティを向上することができる。図6(a)のような比較的廃トナー量が多くなるような画像が形成されている場合は、後続する画像形成を中断することで、画像形成装置10から廃トナー容器80が取り外されても、廃トナー搬送パイプ82から廃トナーがあふれることを防ぐことができる。
22 感光ドラム
25 現像器
26 一次転写ローラ
27 二次転写ローラ
30 中間転写ベルト
80 廃トナー容器
81 クリーニングブレード
82 廃トナー搬送パイプ

Claims (16)

  1. 複数の感光体と、
    前記複数の感光体のそれぞれに対応し、前記複数の感光体に形成された静電潜像をトナーによって画像として現像する複数の現像手段と、
    中間転写体と、
    前記複数の感光体にそれぞれ形成された画像を前記中間転写体に転写する複数の一次転写手段と、
    前記中間転写体に一次転写された画像を記録材に二次転写する二次転写手段と、
    前記中間転写体に残留したトナーを回収する回収手段と、
    画像形成装置に着脱可能であって、前記回収手段により回収されたトナーを蓄積するトナー容器と、
    内部空間を有し、前記回収手段により回収されたトナーを前記トナー容器に搬送するための搬送手段と、を備える画像形成装置であって、
    記録材が搬送される搬送方向を副走査方向、記録材が搬送される搬送方向及び記録材の厚み方向と直交する方向を主走査方向とすると、
    第1の画像の形成を行っている際に前記トナー容器が画像形成装置から取り外された場合、記録材の前記主走査方向の長さより第1の画像の前記主走査方向の長さが長い、又は記録材の前記副走査方向の長さより第1の画像の前記副走査方向の長さが長いと、第1の画像に続く第2の画像の形成を中断し、第1の画像の前記主走査方向の長さが記録材の前記主走査方向の長さ以下、且つ第1の画像の前記副走査方向の長さが記録材の前記副走査方向の長さ以下であると、第1の画像に続く第2の画像の形成を継続することを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録材の前記主走査方向の長さより第1の画像の前記主走査方向の長さが長い、又は記録材の前記副走査方向の長さより第1の画像の前記副走査方向の長さが長い場合は、前記中間転写体に残留したトナーの量が所定量より多くなり、第1の画像の前記主走査方向の長さが記録材の前記主走査方向の長さ以下、且つ第1の画像の前記副走査方向の長さが記録材の前記副走査方向の長さ以下である場合は、前記中間転写体に残留したトナーの量が前記所定量より少なくなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定量とは、前記トナー容器が画像形成装置から取り外された場合に、前記搬送手段からトナーがあふれない量であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送手段は、トナーを前記トナー容器に搬送するスクリューを前記内部空間に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー容器が画像形成装置に装着されているか取り外されているかを検知する着脱検知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナー容器に蓄積されたトナーの量を検知するトナー量検知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 第1の画像の形成を行っている際に前記トナー容器が画像形成装置から取り外されなかった場合、第1の画像に続く第2の画像の形成を継続することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナー容器は、画像形成装置の外部からアクセスすることで、画像形成装置から取り外す、又は画像形成装置に装着することが可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 複数の感光体と、
    前記複数の感光体のそれぞれに対応し、前記複数の感光体に形成された静電潜像をトナーによって画像として現像する複数の現像手段と、
    中間転写体と、
    前記複数の感光体にそれぞれ形成された画像を前記中間転写体に転写する複数の一次転写手段と、
    前記中間転写体に一次転写された画像を記録材に二次転写する二次転写手段と、
    前記中間転写体に残留したトナーを回収する回収手段と、
    画像形成装置に着脱可能であって、前記回収手段により回収されたトナーを蓄積するトナー容器と、
    内部空間を有し、前記回収手段により回収されたトナーを前記トナー容器に搬送するための搬送手段と、を備える画像形成装置であって、
    第1の画像の形成を行っている際に前記トナー容器が画像形成装置から取り外された場合、第1の画像の印字率が第1の値であると第1の画像に続いて形成する第2の画像の形成を中断し、第1の画像の印字率が前記第1の値より小さい第2の値であると第1の画像に続いて形成する第2の画像の形成を継続することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記印字率が前記第1の値である場合は、前記中間転写体に残留したトナーの量が所定量より多くなり、前記印字率が前記第2の値である場合は、前記中間転写体に残留したトナーの量が前記所定量より少なくなることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記所定量とは、前記トナー容器が画像形成装置から取り外された場合に、前記搬送手段からトナーがあふれない量であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記搬送手段は、トナーを前記トナー容器に搬送するスクリューを前記内部空間に備えることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記トナー容器が画像形成装置に装着されているか取り外されているかを検知する着脱検知手段を備えることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記トナー容器に蓄積されたトナーの量を検知するトナー量検知手段を備えることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 第1の画像の形成を行っている際に前記トナー容器が画像形成装置から取り外されなかった場合、第1の画像に続く第2の画像の形成を継続することを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記トナー容器は、画像形成装置の外部からアクセスすることで、画像形成装置から取り外す、又は画像形成装置に装着することが可能であることを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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