JP2023004915A - ロッカーアームの固定システム - Google Patents

Abstract

【課題】サスペンションのロッカーアームを車両のシャーシに調整可能に固定するための固定システムに関する。
【解決手段】車両サスペンションのロッカーアームの固定システム(１０)は、、形状適合カップリングによってロッドと一体的に回転する第２のカム（１６）と、第１のカム（１４）の位置をロックするために第１のねじ山（３０）にねじ込まれる第１のナット（１８）と、第２のカム（１６）の位置をロックするために第２のねじ山（３２）にねじ込まれる第２のナット（２０）と、を備え、第２のナット（２０）は、円周溝と、前記溝を貫通する位置決め穴と、ピンとピンを位置決め穴に保持するために溝に収容されるように適合された開放リングの形状の弾性クリップと、を備える。
【選択図】図２

Description

本発明は、サスペンションのロッカーアームを車両のシャーシに調整可能に固定するための固定システムに関する。

一般に、サスペンションのロッカーアームを車両の機械的シャーシに固定するには、ねじ/カムアセンブリを使用してサスペンションのトーイン角度とキャンバー角度を調整する。調整は、ねじを回転させ、機械式シャーシのシートの肩にあるカムの推力を利用して、車両の進行方向に対して横方向に行うことができる。内燃機関を動力源とする従来の車両では、この取り付けには、車両の前部から後部方向に向かって前記ねじを挿入する必要がある。次に、ねじのシャンク上に適切に配置された溝に結合された第２のカムと、ねじ上のカムの位置をロックする六角ナットを挿入することによって、アセンブリが完了する。全電動車両の関連では、通常、機械的シャーシに対するサスペンションのロッカーアームのリアアタッチメントのスペースは、電動パワートレインによるフットプリントが大きくなるため、縮小され、これにより、内燃機関を動力源とする車両で使用されるものと同様に、従来のねじ/カムアセンブリの使用が妨げられる。一般に、実際には、ねじまたはねじ状シャンクのナットのすべてのロックシステムには、コッターピン、サークリップ、スプリングクリップ、または同等のコンポーネントを挿入する必要があり、それらを正しく配置、組み立て、固定するために十分なスペースが必要である。したがって、サイズが小さく、使いやすく、留め具またはロックのいずれにも工具を必要としない固定システムを提供する必要がある。

本発明の目的は、サスペンションのロッカーアームを車両シャーシに調整可能に固定するための、従来技術の欠点を有さず、大きな作業スペースがない場合でも、簡単に取り付けてロックできる固定システムを提供することである。

この目的および他の目的は、本発明によれば、添付の独立請求項１に定義された固定システムによって完全に達成される。

本発明による定着システムの有利な実施形態は、従属請求項に記載されており、その内容は、以下の説明の不可欠な部分として理解されるべきである。

要約すると、本発明は、サスペンションロッカーアームを車両シャーシに調整可能な方法で固定するための固定システムを提供するという考えに基づいており、固定システムは、
第1の端と前記第1の端の反対側の第2の端との間でその長手方向に沿って延びるねじ状のロッドであって、前記第１の端部に第１のねじ山を有し、前記第２の端部に第２のねじ山を有し、前記第２の端部にロッキングキャビティも有するロッドと、
前記第１の端部で前記ロッドとの形状適合カップリングによって、前記ロッドと一体的に回転するように配置される第１のカムと、
前記第２の端部で前記ロッドとの形状適合カップリングによって、前記ロッドと一体的に回転するように配置される第２のカムと、
前記ロッドの前記第１のねじ山にねじ込まれ、前記第１のカムの位置を長手方向にロックする第１のナットと、
前記ロッドの前記第２のねじ山にねじ込まれ、前記第２のカムの位置を前記長手方向にロックする第２のナットであって、円周方向の溝と、前記溝を通して形成された位置決め穴とを含むロック部分を有する第２のナットと、を備え、
前記固定システムは、ピンと、開いたリングの形態の弾性クリップとをさらに備え、前記弾性クリップは、前記第２のナットの前記溝に収容されて、前記ピンを前記位置決め穴に保持し、
前記ロッドの第２ねじ山への第２のナットの所定の長手方向ねじ込み位置で、前記ピンが前記ロッドの前記ロッキングキャビティに係合して、前記ロッド上の前記第２のナットの位置を長手方向にロックする、
固定システム。

前記固定システム、特に、前記第２のナットに関連付けられた前記ピンと前記弾性クリップのこのような構成により、トーイン角度とキャンバー角度の調整だけでなく、仮留めとロックを進めることが可能であり、たとえば、完全な電気自動車のように、操作スペースが限られている場合でも、簡単、迅速かつ経済的な方法でサスペンションを調整できる。

好ましくは、前記ロッキングキャビティは、前記長手方向に本質的に直交する横方向に延びる穴の形、または円周方向の溝の形で作られる。

好都合なことに、前記ピンは、前記弾性クリップによって、すなわち、前記弾性クリップが前記ピンに及ぼすスプリングバック力によって、前記位置決め穴および前記ロッキングキャビティに挿入された状態に保たれる。

好ましくは、前記ロッドは、前記第１のカムと形状適合することによって結合する前記第１の端部に前記第１の溝を有し、前記第２のカムと形状適合することによって結合する前記第２の端部に前記第２の溝を有する。

好ましくは、前記第２のナットは、前記ロッドの前記第２のねじ山と螺合するように適合されたそれぞれの雌ねじを有する内部空洞を有し、前記第２のナットの前記位置決め穴は、前記ナットの外面から内部空洞まで延在する。

本発明の好ましい実施形態では、ピンと弾性クリップは一体に作られる。しかし、本発明のさらに好ましい実施形態では、前記ピンはピン溝を有し、前記弾性クリップはクリップ穴を有し、前記ピンは、前記クリップ穴を前記ピン溝に連結することによって、前記弾性クリップと一体に作られる。

有利なことには、前記ロッキングキャビティと前記ロッドの前記第２の端部との間に含まれる前記ロッドの部分は、前記ロッキングキャビティから前記第２の端部の方向に先細りする円錐台形状を有する。さらにより有利なことには、そのような場合、前記弾性クリップの弾性剛性は、前記ロッキングキャビティと前記ロッドの前記第２の端部との間に含まれる前記ロッドの部分のテーパー角度の関数である。

最後に、好ましくは、前記第２のナットは、ねじ込み工具によるロッドへの前記第２のナットのねじ込みの調整を可能にするように適合された把持部分を有する。

本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照して純粋に非限定的な例として与えられる以下の詳細な説明によって明らかになるであろう。

明確にするために特定の構成要素が省略されている、車両シャーシとの関連における本発明の一実施形態による固定システムの不等角投影図である。 図１の固定システムの分解図である。 図１の固定システムの一部の分解詳細図である。 ロッドの第２のねじ山に第２のナットをねじ込む５つの連続した瞬間における固定システムの一部の詳細図である。 ロッドの第２のねじ山に第２のナットをねじ込む５つの連続した瞬間における固定システムの一部の詳細図である。 ロッドの第２のねじ山に第２のナットをねじ込む５つの連続した瞬間における固定システムの一部の詳細図である。 ロッドの第２のねじ山に第２のナットをねじ込む５つの連続した瞬間における固定システムの一部の詳細図である。 ロッドの第２のねじ山に第２のナットをねじ込む５つの連続した瞬間における固定システムの一部の詳細図である。

図面を参照すると、本発明による固定システムは、一般に１０で示されている。

前記固定システム１０は、サスペンションのロッカーアームを車両のシャーシＴに調整可能な方法で固定するのに特に適しているが、ねじ止めを調整する操作のためのスペースが限られている異なる状況でも使用することができる。

前記固定システム１０は、本質的に、ねじ状のロッド１２、第１のカム１４、第２のカム１６、第１のナット１８、第２のナット２０、ピン２２、および弾性クリップ２４を備える。

ロッド１２は、第１の端部２６と、第１の端部２６の反対側の第２の端部２８との間で、延長方向または長手方向ｘに沿って延びる。第１の端部２６における第１のねじ山３０、および第２の端部２８における第２のねじ山３２は、前記ロッド１２の外面上に作られる。例えば、例示的かつそれ自体非限定的な方法で、第１のねじ山３０は、ロッド１２の全長の１０分の１から10分の4の間で長手方向ｘに延在し、第２のねじ山３２は、ロッド１２の全長の１０分の６から１０分の９の間を長手方向ｘに延びている。ロッド１２は、第２の端部２８またはその近くに配置されたさらなるロッキングキャビティ３４を有する。例えば、例示的かつ本質的に非限定的な方法で、ロッキングキャビティ３４は、第２の端部２８から数ミリメートルに配置される。ロッキングキャビティ３４は、図４ａから４ｅに見られるように、長手方向ｘに本質的に直交する横方向ｙに延びる貫通穴または盲穴（断面が円形である必要はない）として設けられてもよい。あるいは、ロッキングキャビティ３４は円周方向の溝の形で作られてもよい。本質的に明らかな方法で、ロッキングキャビティ３４は、他の同等の形状で作られてもよい。本発明の特に有利な実施形態では、ロッキングキャビティ３４とロッド１２の第２の端部２８との間に含まれるロッド１２ａの部分は、円錐台形状を有する。特に、ロッド１２ａのこの部分は、長手方向外向き方向にテーパーが付けられているか、横方向ｙの断面の直径は、ロッキングキャビティ３４からロッドの第２の端部２８まで直線的に減少する。

前述のように、固定システム１０は、第１のカム１４および第２のカム１６を備える。第１のカム１４および第２のカム１６は、ロッド１２の前記第１の端部２６およびロッド１２の前記第２の端部２８にそれぞれ配置された形状適合カップリングによって、ロッド１２と一体的に回転するように配置され、その結果、ロッド１２の回転は、第１のカム１４および第２のカム１６の同様の回転に対応する。それ自体既知の方法で、第１のカム１４および第２のカム１６の角度位置は、サスペンションのトーイン角度およびキャンバー角度に関連付けられ、ロッド１２を回転させることにより、前記角度をコマンドで変更および調整できるようになっている。特に好ましい実施形態では、ロッド１２は、第１のカム１４と形状適合結合するために、第１の端部２６に第１の溝３６と、第２のカム１６との形状適合結合のための第２の端部２８の第２の溝３８とを有する。

第１のナット１８は、それ自体既知の方法で、第１のカム１４に対して外側で第１のねじ山３０にねじ込まれ、長手方向ｘに沿ったその動きをロックする。

同様に、第２のナット２０は、長手方向ｘに沿ったその動きを阻止するように、第２のカム１６に対して外側で第２のねじ山３２にねじ込まれる。この目的のために、第２のナット２０は、ロッド１２の第２のねじ山３２にねじ込まれるように適合された雌ねじ４２を有する。

第２のナット２０は、ロック部分４０と把持部分４４とを有し、前記把持部分は、従来のねじ込み工具によって第２のナット２０をロッド１２の第２のねじ山３２にねじ込む調節を容易にするように適合されており、これにより、第２のナット２０のグリップが容易になる。次に、ロック部分４０は、溝４６および位置決め穴４８を備える。溝４６は外側に作られ、円周方向に延びる。位置決め穴４８は、前記溝４６を通って形成される。好ましくは、図に示されるように、第２のナット２０は、前記雌ねじ４２がそれに沿って作られる内部空洞５０を有し、位置決め穴４８は、第２のナット２０の外面から内部空洞５０まで延在する。

前述のように、ロッド１２と第２のナット２０との間の堅固な接続を可能にするために、固定システム１０は、ピン２２および弾性クリップ２４をさらに備える。本発明の一実施形態によれば、ピン２２および弾性クリップ２４は、１つの部品として、または一体的に作ることができる。本発明の別の実施形態（図示）によれば、ピン２２と弾性クリップ２４は別々に作られるが、一体的に動くように互いに接続されるようになっている。例えば、ピン２２は円周ピン溝２２ａを有し、弾性クリップ２４はクリップ穴２４ａを有し、ピン２２は、ピン溝２２ａをクリップ穴２４ａに連結することによって、弾性クリップ２４と一体に保持される。しかしながら、本質的に、弾性クリップ２４は、ピン２２を第２のナット２０と一体に保ち、第２のナット２０の内側に向かって弾性的に付勢するのに役立つ保持要素を構成する。

本発明によれば、弾性クリップ２４は、前記ピン２２を第２のナット２０と一体に保ち、位置決め穴４６に位置決めするのに十分なスプリングバック力を及ぼすようにするため、開いたリングの形態で構成され、第２のナット２０の前記溝４６に収容されるように適合される。この構成により、第２のナット２０がロッド１２の第２のねじ山３２にねじ込まれると、ピン２２がロッド１２のロッキングキャビティ３４に嵌合する所定の長手方向のねじ込み位置に到達する。このようにして、長手方向ｘにおけるロッド１２上の第２のナット２０の位置がロックされる。

前述のように、ロッド部分１２ａは、好ましくは、第２の端部２８に向かって円錐台形状で先細になっている。そのような場合、弾性クリップ２４の弾性剛性は、ロッキングキャビティ３４とロッド１２の第２の端部２８との間に含まれるロッド部分１２ａのテーパー角度の値の関数として有利に選択される

特に、ねじ込み手順は、図４ａから４ｅの連続で見ることができる。オペレータが第２のナット２０をロッド１２の第２のねじ山３２にねじ込み始めると、ピン２２は図４ａのように配置されるか、またはロッド１２と接触しない。ねじ込みを続けると、第２のナット２０の長手方向ｘの位置が変化し、ピン２２がロッド１２に接触し、特に、第２の端部２８に向かって傾斜した円錐台形状を有するロッド１２ａの部分と接触する。その結果、図４ｂおよび４ｃに示すように、ピン２２は、位置決め穴４８内に留まりながら、軸方向に移動し、前記穴から部分的に出てくる。ねじ込みが続くと、第２のナット２０の長手方向 xの位置が変化し、ピン２２がロッキングキャビティ３４の位置に到達する(図４ｄおよび図４ｅ)。この時点で、スプリングクリップ２４によってピン２２に加えられるスプリングバック力は、前記ピンをロッキングキャビティ３４に押し込み、その際、ロッド１２上の第２のナット２０の位置を長手方向ｘにロックする。

前述の説明から明らかなように、本発明は、シャーシＴと、サスペンションを車両のシャーシＴに接続するように適合されたロッカーアームとを備える車両に容易に適用可能である。このような用途では、ロッカーアームの位置が、第１のカム１４と第２のカム１６の角度位置に応じて調整可能なように第１のカム１４および第２のカム１６が配置されるように、本発明による固定システム１０を取り付けることで十分である。この時点で、ロッド１２の角度位置を調整するだけでよく、それにより、第１のカム１４および第２のカム１６を調整して、車両のサスペンションのトーイン角度およびキャンバー角度を調整する。

以上の説明から容易に明らかなように、本発明による定着システムは、本発明の目的を達成することを可能にする。

特に、固定システムの使いやすい構成のおかげで、少なくとも部分的に電源を備えた車両の場合のように、作業スペースが非常に小さい場合でも、ロッドの角度位置を調整して所定の位置にロックすることができる。

もちろん、本発明の原理を損なうことなく、実施形態および構成の詳細は、純粋に非限定的な例として説明および図示されたものに関して広く変化し得るものであり、これにより、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲から逸脱することはない。

Claims (11)

1. サスペンションのロッカーアームを車両のシャーシ（Ａ）に調整可能な方法で固定するための固定システム（１０）であって、前記固定システム（１０）は、
   第１の端部（２６）と、前記第１の端部（２６）とは反対側の第２の端部（２８）との間で長手方向（ｘ）に沿って延びるねじ状ロッド（１２）であって、前記第１の端部（２６）に第１のねじ山（３０）を有し、前記第２の端部（２８）に第２のねじ山（３２）を有し、前記第２の端部（２８）にロッキングキャビティ（３４）をさらに有するロッド（１２）と、
   前記第１の端部（２６）で前記ロッド（１２）との形状適合カップリングによって前記ロッド（１２）と一体的に回転するように配置された第１のカム（１４）と、
   前記第２の端部（２８）で前記ロッド（１２）との形状適合カップリングによって、前記ロッド（１２）と一体的に回転するように配置される第２のカム（１６）と、
   前記長手方向（ｘ）に沿って前記第１のカム（１４）の位置をロックするように前記ロッド（１２）の前記第１のねじ山（３０）にねじ込まれた第１のナット（１８）と、
   前記長手方向（ｘ）に沿って前記第２のカム（１６）の位置をロックするように前記ロッド（１２）の前記第２のねじ山（３２）にねじ込まれた第２のナット（２０）であって、円周溝（４６）と、前記溝（４６）を貫通する位置決め穴（４８）とを含む係止部（４０）を有する第２のナット（２０）と、を備え、
   前記固定システム（１０）は、ピン（２２）および弾性クリップ（２４）をさらに備え、弾性クリップ（２４）は、前記ピン（２２）を前記位置決め穴（４８）に保持するように、開放リングとして形成され、第２のナット（２０）の前記溝（４６）に収容されるように適合され、
   ロッド（１２）の第２のねじ山（３２）上の第２のナット（２０）の所定のねじ込み位置で、長手方向（ｘ）に沿ってロッド（１２）上の前記第２のナット（２０）の位置をロックするように、ピン（２２）がロッド（１２）の前記ロッキングキャビティ（３４）に入る、
   固定システム。
2. 前記ロッキングキャビティ（３４）が、前記長手方向（ｘ）に本質的に直交する横方向（ｙ）に延びる穴として形成されるか、または円周溝として形成される、
   請求項１に記載の固定システム。
3. ピン（２２）が、弾性クリップ（２４）によって生成されるスプリングバック力によって、前記位置決め穴（４８）および前記ロッキングキャビティ（３４）内に保持される、
   請求項１または請求項２に記載の固定システム。
4. 前記ロッド（１２）は、前記第１のカム（１４）との形状適合によって結合するための前記第１の端部（２６）の第１のノッチ（３６）と、前記第２のカム（１６）との形状適合による結合のための前記第２の端部（２８）の第２のノッチ（３８）とを有する、
   請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載の固定システム。
5. 前記第２のナット（２０）は、ロッド（１２）の第２のねじ山（３２）とねじ込まれるように適合されたそれぞれの雌ねじ（４２）を有する内部空洞（５０）を有し、
   前記第２のナット（２０）の位置決め穴（４８）は、第２のナット（２０）の外面から第２のナット（２０）の内部空洞（５０）まで延びる、
   請求項１ないし請求項４のいずれか１項に記載の固定システム。
6. 前記ピン（２２）および前記弾性クリップ（２４）が一体品として作られている、
   請求項１ないし請求項５のいずれか１項に記載の固定システム。
7. 前記ピン（２２）はピン溝（２２ａ）を有し、前記弾性クリップ（２４）はクリップ穴（２４ａ）を有し、
   前記ピン（２２）は、前記クリップ穴（２４ａ）と前記ピン溝（２２ａ）との連動結合によって弾性クリップ（２４）と一体である、
   請求項１ないし請求項５のいずれか１項に記載の固定システム。
8. 前記ロッキングキャビティ（３４）と前記ロッド（１２）の第２の端部（２８）との間に含まれるロッド部分（１２ａ）は、前記ロッキングキャビティ（３４）から第２の端部（２８）に向かって先細になる円錐台形状を有する、
   請求項１ないし請求項７のいずれか1項に記載の固定システム。
9. 前記弾性クリップ（２４）の弾性剛性は、前記ロッキングキャビティ（３４）と前記ロッド（１２）の前記第２の端部（２８）との間に含まれる前記ロッド部分（１２ａ）のテーパー角度の関数である、
   請求項８に記載の固定システム。
10. 前記第２のナット（２０）は、ねじ込み工具による前記ロッド（１２）への前記第２のナット（２０）のねじ込みの調節を可能にするように適合された把持部分（４４）を有する、
    請求項１ないし請求項９のいずれか１項に記載の固定システム。
11. シャーシ(Ｔ)と、サスペンションを車両の前記シャーシ（Ｔ）に接続するように適合されたロッカーアームと、請求項１～１０のいずれかに記載の固定システム（１０）と、を備え、
    前記第１のカム（１４）および前記第２のカム（１６）は、前記ロッカーアームの位置が前記第１のカム（１４）および前記第２のカム（１６）の角度位置の関数として調節可能であるように配置される、
    車両。

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