JP2022550257A - 近視進行を抑制する眼鏡 - Google Patents

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Abstract

フレーム10とテンプル19,21を備えた近視進行抑制の眼鏡であり、前記の各テンプル19,21は第1テンプル19と第2テンプル21とからなり、前記第2テンプル21は、前記フレーム10と前記第1テンプル19との間に接続され、前記第2テンプル21は第1テンプル19に対して伸縮可能であり、前記フレーム10が眼球に対して原点位置から伸ばされる2次位置に移動された際に、有効度数とレンズ度数の関係は下記に示すようになることを特徴とする近視進行抑制の眼鏡。P2=P1/(1-d2P1)ここで、P1は前記原点位置における実際のレンズ度数、P2は前記2次位置における有効レンズ度数、d2は前記原点位置と前記2次位置との間隔であり、以下を満足する。0<d2<60mm【選択図】図4

Description

本発明は、眼鏡に関し、特に近視の進行を抑制する眼鏡に関する。
ピント調節を司どる眼球内の毛様体筋が生理的に最も弛んでいる状態で、遠くの物体が中心網膜の手前にピントを合わせていることを近視と定義する。遠くの映像がぼやけると、視力障害を引き起こすだけでなく、緑内障や網膜剥離、黄斑変性症などの重大な合併症を引き起こし、失明に至る可能性もある。近視が深いほど失明の危険性が高くなる。近視の出現は、過度の閲読や近すぎる距離での閲読に起因し、眼のピント調節のけいれんと外部内旋筋の継続的な収縮を引き起こすことで、眼軸の過伸展を引き起こす(真の近視、および継続的かつ急速な近視進行を形成する)。そのため、近視の発生と進行を防ぐには、閲読をコントロールするプロセスは非常に重要である。
閲読する時に、眼球内部の毛様体筋が収縮して水晶体の形状を変化させることでピントを合わせ(調節)、眼球外部の内旋筋が収縮(主に内旋筋、二次的に上・下直筋)して両眼単一映像を取得する。
近視の進行の本質は、眼軸の増加によって起こるものであるため、眼軸の増加を抑制することで近視の進行を防ぐことができる。既存技術では、周辺網膜の近視性デフォーカスを行って眼軸の増加を抑制することにより、近視の進行をある程度抑制することができる。
患者が近視眼鏡(遠方視力矯正用)を着用して閲読すると、目の内側の毛様体筋のピント調節と目の外側の内部回旋筋の収縮が常に働き、眼球に大きな負担をかける。この圧力によってピント調節の痙攣が起こり、外部内旋筋の収縮によって眼球が引っ張られて眼軸が過伸展し、近視を引き起こしたり悪化させたりすることがある。この状況を効果的に抑制しないと、近視は一層悪化してしまう。
通常、従来から近視用眼鏡をかける患者さんにとっては、近視患者は読み物が目に近いので、もちろん眼鏡を外して閲読することができるが、そうする場合は、次のような不便や不利がある。
(a) 乱視がある場合(非常に多い)、レンズなしでは乱視の屈折矯正が行われないため、映像がぼやけてしまう。
(b) 近視が400度以上など深い場合、患者は屈んで前かがみになるため、倦怠感と極度の不快感を引き起こしてしまう。また、閲読距離が近いと、外部内旋筋に大きな負担がかかり、3連動の生理的メカニズムにより調節が増えるため、近視は逆に進行する傾向がある。
(c) 近視の程度があまり深くない場合、(a)に比べて読み取り距離はそれほど近くないが、眼鏡をかけないため、近視の進行を抑制する本発明の効果を享受することができない。
(d) 近視患者はさらに遠くを見る必要がある場合、近視眼鏡を着用する必要があり、目はピントを再調節し、外部内旋筋は適応するように働く必要がある。近くを見る必要がある場合、再び眼鏡を外してピントを調節し、外部内旋筋を働かせて適応する必要がある。このように着脱したり調節したりするのは絶対に不便で、目が疲れやすくなる。
(e) ブルーライト対策メガネをかけないと、電子機器(パソコン、スマホなど)を読む場合や、ブルーライトを発するLED、太陽光の照明の場合は、過度の有害なブルーライトが遮断されず、長期的に目や生理的な健康を害してしまう。
また、近視矯正の方法により、以下のような近視進行効果を抑制しない方法が含まれている。
1、単純な近視用レンズによる矯正の場合、近視の進行を抑制することができず、近視の増大を招くことが多い。
2、角膜整形手術の場合、近視の進行を抑制せず、まぶしさ、角膜の乾燥や感染を引き起こし、手術の数年後に近視をリバウンドさせ、網膜の破損・剥離などのリスクを高める可能性がある。
3、遠視用と近視用の2組の眼鏡を交互に使用する場合、近視用の眼鏡は目のピンと調節を減らし、近視の進行を遅らせる。不便、高コスト、服従性が低い、プリズムを入れた近視用眼鏡は閲読時の適応性が悪いなどの欠点がある。
4、デュアルライトレンズの場合、近視が進行しないようにピンと調節を緩めることに使われる。欠点は、外観が受け入れられにくい、デスクトップパソコンを見る時に不便、スポーツ時の装着や近視用部分にプリズムを重ねて適応性が悪いことである。
5、サイドデフォーカスレンズの場合、近視患者が通常の処方の近視眼鏡をかける場合、遠方の中間視野だけが中央の網膜にピントを合わせ、周辺視野は実際には網膜の後ろにピントを合わせる(遠視性ピンぼけ現象)。サイドデフォーカスレンズは、両側の近視程度は中央部分それよりも小さいため、着用時に周辺視野は隣接する網膜の手前にピントを合わせ、目の遠視性デフォーカスの先天性欠陥を打ち消すことができることで、眼軸の伸びすぎを防止して近視進行の抑制を図る。欠点は、閲読プロセスがコントロールされず、近視の進行を防ぐ効果が顕著でないことである。
6、累進レンズの場合、近視進行を防ぐために、近視部分でピント調節を緩める。欠点は、若い近視患者は着用時に見るべき部分が間違ってしまい、着用効果を影響することである。また、レンズの両側に光学的歪みは不快感を引き起こす可能性があり、レンズの近視用部分にプリズムを個別に重ねることはできない。
7、毛様体筋を麻痺させる薬を使い、遠近両用レンズや累進レンズを着用する場合、利用者の瞳孔は薬によって拡大され、ピント合わせ・調節の能力が低下するため、遠近両用レンズや累進レンズは閲読の際にピント合わせ・調節の能力を低下・軽減させることで近視を改善することができる。欠点は、まぶしさ、頻脈、発熱、口渇が起こりやすいことである。長期間の使用により、有害な紫外線が眼球に侵入しやすくなり、網膜や黄斑の変性を引き起こす恐れがある。毛様体筋を麻痺させる低濃度アトロピンは依然として毒性が残っている。最新の超低濃度0.01%アトロピンの毒性はこれから観察する必要があるが、治療効果は満足できるものではない。
8、角膜整形レンズの場合、夜間に着用することで、近視患者の角膜の曲率を少し平らにし、近視の進行を矯正・予防する。侵襲性が高いため、角膜の破損や感染が起こりやすく、円錐角膜の発生が時々ある。
上記を要約すると、従来の近視矯正法は多くの欠点があり、安全で確実に使用できるものではないことが分かる。近視患者の人数が増えるにつれ、この課題を解決するためのより便利且つ安全な近視対策へのニーズが高まっている。
本開示における前記の一般説明および以下の詳細説明は、例示的かつ説明的であり、特許請求に掲げる本開示のさらなる説明を提供することを意図していることを理解されたい。
前記課題を解決するために、本発明は、フレームとテンプルを備えた近視進行抑制の眼鏡であり、前記の各テンプルは第1テンプルと第2テンプルとからなり、前記第2テンプルは、前記フレームと前記第1テンプルとの間に接続され、前記第2テンプルは第1テンプルに対して伸縮可能であり、前記フレームが眼球に対して原点位置から伸ばされる2次位置に移動された際に、有効度数とレンズ度数の関係は下記に示すようになることを特徴とする、近視進行抑制用眼鏡を提供するものである。
P2= =P1/(1-d2P)
ここで、P1は前記原点位置における実際のレンズ度数、P2は前記2次位置における有効レンズ度数、d2は前記原点位置と前記2次位置との間隔であり、以下を満足する。
0<d2<60mm。
より好ましくは、本発明はさらに、前記第1テンプルはその前端に配置された挿入穴を含み、前記第2テンプルは前記ジャックの第1端部に伸縮可能に配置されることを特徴とする、近視進行を抑制する眼鏡を提供するものである。
より好ましくは、本発明はさらに、移動本体を備え、前記移動本体が、前記ジャックの第2端部に埋め込まれ、前記第2テンプルが、前記ジャック内に位置して前記移動本体に接続されていることを特徴とする、近視進行を抑制する眼鏡を提供するものである。
より好ましくは、本発明はさらに、前記ジャックに複数の凹部が縦方向に平行に設けられ、前記移動本体の挿入端部に複数の凸条が縦方向に平行に設けられ、前記凸条と前記凹部が互いに噛み合うことを特徴とする、近視進行を抑制する眼鏡を提供するものである。
より好ましくは、本発明はさらに、前記移動本体の挿入端部に複数の凹凸条と隆起した横縞状の操作部が設置されることを特徴とする、近視進行を抑制する眼鏡を提供するものである。
より好ましくは、本発明はさらに、前記移動本体が、互いに噛み合うラックとギアを備え、前記第1テンプルの側面に設けられた調整ノブが回転して前記ギアを駆動することにより、前記移動本体を含むラックが移動して前記第1テンプルと第2テンプルとの相対距離を伸縮調整することを特徴とする、近視進行を抑制する眼鏡を提供するものである。
より好ましくは、本発明は、さらに、前記ジャックが、バネ、伸縮体、ターンテーブル、トップバー、スロットを備え、前記伸縮体は、前記第2テンプルを一体として連結し、その端部の幅が前記ジャックの開口より大きく、前記バネは前記伸縮体に設けられ、前記伸縮体の末端に前記ターンテーブルが設けられ、前記ターンテーブルの外周に中心軸に沿って複数の平行な凸条が設けられ、前記トップバーの第1端部が前記スロットに埋め込まれて前記スロットの開口部から伸びだし、前記トップバーの第2端部は前記ターンテーブルに接続され、前記スロットには一方向に平行する複数のスロット開口部を備え、前記トップバーの頭部には複数の尖った突起を備え、前記ターンテーブルと前記スロットとの対向面に凹凸の係合構造が設けられることを特徴とする、近視進行を抑制する眼鏡を提供するものである。
ここで、前記ジャックから伸びる前記トップバーを押すことにより、前記トップバーが前記スロットに沿って移動して前記ターンテーブルを下方へ押し、前記ターンテーブルが前記スロットから係合部で外れると、前記トップバーの頭部の尖った突起が前記ターンテーブルの斜面に接触する点に径方向の力が発生し、前記ターンテーブルを回転させ、前記ターンテーブルの一端に接続する前記伸縮体が圧縮し、その外側の前記バネが圧縮状態となり、前記フレームが前記原点位置にあり、前記トップバーが再び押されると、前記トップバーの頭部の尖った突起が前記ターンテーブルの斜面から離れ、前記ターンテーブルが径方向の力によって回り、前記ターンテーブルは前記係合部で前記スライドと再び重なり、前記バネが伸びるにつれ、前記フレームは前記2次位置に到達する。
より好ましくは、本発明はさらに、前記の左右のレンズが、その外縁に複数の凹部を備え、その凹部は、深さdの値が下記の範囲にあることを特徴とする、近視進行を抑制する眼鏡を提供するものである。
70mm < d < 100mm。
より好ましくは、本発明はさらに、前記凹部は、中央水平基線に沿って前記左右のレンズの外縁方向に設けられることを特徴とする、近視進行を抑制する眼鏡を提供するものである。
より好ましくは、本発明は、さらに、前記ジャックの断面形状が、矩形、円形および楕円形を含むことを特徴とする、近視進行を抑制する眼鏡を提供するものである。
本発明の近視進行を抑制する眼鏡は、便利に収納できるため、1組の眼鏡で快適かつ安全に近視を調整することができ、使い勝手がよく、コストが低い。
次に、添付の図面を参照して本開示の実施例について詳しく説明する。これから、本開示の好ましい実施形態を詳細に参照するが、その例を添付の図面に示す。可能な限りで、すべての添付図面において同一または類似の部分を示すために同じマークを使用する。さらに、本開示で使用される用語は、公知の分野で一般的に使用されているものから選択されているが、本開示の明細書で言及される用語の一部は、出願人の裁量で選択された可能性があり、その詳しい意味は、本明細書の関連部分に記載されたとおりである。また、本開示は、実際に使用される用語だけでなく、各用語の暗示する意味によっても理解されることが要求される。
以下、添付図面を参照するが、本発明の詳細な説明から、本発明の上記および他の目的、特徴および利点が当業者には明らかである。
図1は、本発明の特殊眼鏡の動作原理を示す図である。 図2は、図1に示した動作原理に基づいた具体例を示す図である。 図3は、本発明の特殊眼鏡を使用した場合の両眼観察の様子を示す図である。 図4は、本発明の第1の好ましい実施例における局部構造を示す図である。 図5は、図4のA-A'断面構造を示す図である。 図6は、図4の第1の好ましい実施例における原点位置にある時の側面図である。 図7は、図4の第1の好ましい実施例における2次位置にある時の側面図である。 図8は、本発明の第2の好ましい実施例における局部構造を示す図である。 図9は、図8のB-B'断面構造を示す図である。 図10は、本発明の第3の好ましい実施例における局部の分解構造を示す図である。 図11は、図10のC-C'断面分解を示す図である。 図12は、本発明のレンズを改良した構造を示す図である。
本明細書では、本発明の特徴を取り入れた1つまたは複数の実施例を開示している。 開示された実施例は、本発明の単なる例示である。なお、本発明の範囲は、開示された実施例に限定されるものではない。本発明は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
本明細書に掲げる「実施例」、「一実施例」、「例示的実施例」等への言及は、記載された実施例が特別な特徴、構造または特性を含み得ることを示すが、すべての実施例が特定の特徴、構造または特性を含む必要はないことを示すものである。さらに、これらの言葉は、必ずしも同じ実施例に関するものを指すとは限らない。また、一実施例に関連して特定の特徴、構造又は特性が記載される場合、明示的に説明されるかどうかにかかわらず、他の実施形態に関連してそのような特徴、構造または特性を実施することは当業者の知識の範囲内であると考えられる。
さらに、本明細書で使用される空間的記述(例えば、上、下、左、右、下、上部、下部、頂部、底部、垂直、水平など)は、例示するためのものだけであり、本明細書で説明される構造の実際の実装は、任意の向きまたは方法で空間的に配置されてもよいとは理解されるべきである
図1は、本発明の動作原理を示す図であり、近視用レンズを備えるフロントフレーム10が前後方向に移動することによる近視調整の改善効果を示す図である。
その中で、図の各表示の意味は次のとおりである。
C: 角膜中央面
d1: 原点位置におけるCからP1までの距離
d2: 原点位置P1と2次位置P2の距離、d2=6cm
0:本を読むこと
01’: レンズが原点位置にある時に目で見た本の映像
02’: レンズが2次位置にある時に目で見た本の映像
P1:レンズが原点位置にある
P2: レンズが2次位置にある
R1:P1を通過した後の光
R2:P2を通過した後の光
100:眼球
図1の例から、着用された近視用眼鏡の第1テンプル19と第2テンプル21を相対的に移動させると、角膜に対するレンズの原点位置P1と2次位置P2が生成されることが分かる
2つの位置の間隔と達成可能な近視調整との関係をさらに説明すると、下記のとおりである。以下は、本発明の調整可能な眼鏡を使用する時の効果を詳しく説明する
まず、適用されるパラメーターについて説明する。
F1=レンズ焦点距離(単位:メートル)
F2=有効な焦点距離(単位:メートル)
頂点間距離(vertex distance) =レンズの裏面から角膜中央面までの距離
d2=頂点間距離の変化(方向を考慮せず、差分のみを表示するため、常に正の値となる)
d2の単位:メートル
P1=レンズの度数[近視用レンズはマイナス(-)で示される] 単位: D(Diopter)
P2=有効なレンズ度数[近視用レンズはマイナス(-)で示される] 単位: D(Diopter)
閲読距離はL(メートル)とし、調整係数aは以下を満たす
1>a>0
ここで、上記のパラメーター間の関係は以下の式で示される。
有効なレンズ焦点距離:
F2=f1- d2 (1)
有効なレンズ焦点距離:
F2=1/P2=1/P1-d2 (2)
ここで、
1/P2=(1-d2P1)/P1 (3)
そうすると、
P2=P1/(1-d2P1) (4)
ここで、d2 =角膜中心部の手前から移動されるもので、正数である。したがい、1-d2P1は正数である。
d2=aLは、レンズが角膜中心部の手前から移動されることにより、必要な調整度数を減少することを示す。
ここで、
60mm> d2> 0mm (5)
上記の関係を組み合わせた例は以下の通りである。
-5 Dのレンズが原点位置P1から2次位置P2まで60mm前進させた場合、式(4)によっては有効なレンズ度数は下記のとおりである。
Figure 2022550257000002
このようにすると、本発明の眼鏡は調整することで、有効レンズ度数を変更している。近視用レンズを備えるフロントフレーム10が60mm前方に移動すると、近視度数は原点位置での-5Dから-3.85Dに調整される。これで度数が+ 1.15D下がっている。
図2は、調整を考慮せず、レンズが2次位置(原点位置に対する)にある場合、物体の画像を読んだり見たりするために、下を向く必要がないことを示す図である。下の映像が高くなるため、外眼筋に必要な動作負担が軽減される。まっすぐ前に向いて見るほど、外眼筋の緊張が最もバランスが取れて快適な状態になっているためである。
図2はさらに、フロントフレームと近視用レンズを前方に移動させると、本に当たる光が前方移動のレンズの影響を受け、ベースダウンプリズム効果が生じ、本が少し上に移動するように見えるため、下を見下ろして頭を下げる状況を効果的に減らすことを説明する図である。
ここで、図2における各表示の意味は以下の通りである。
C:角膜中央面
d1:Cから原点位置P1までの距離
d2:原点位置P1と2次位置P2の距離
0:本を読むこと
01’:レンズが原点位置にある時に目で見た本の映像
02’:レンズが2次位置にある時に目で見た本の映像
P1:レンズが原点位置にある
P2:レンズが2次位置にある
R1:原点位置P1を通過した後の光
R2:2次位置P2を通過した後の光
2:身長の差
100:眼球
図3は、本発明の特殊眼鏡使用時の上面図である。
ここで、眼球100、200、レンズが配置される原点位置P1、2次位置P2が示されている。
図示により、フロントフレームと近視用レンズが前方に移動し、本に当たる光が前方に移動したレンズの影響を受けて、ベースダウンプリズム効果が生まれることが分かる。その結果、利用者はそれほど両眼を収束することなく、両眼の単一映像を維持することができる。
ここで、図3における各表示の意味は以下の通りである。
C:角膜中央面
0:本を読むこと
P1:レンズが原点位置にある
P2:レンズが2次位置にある
R1:P1を通過した後の光
R2:P2を通過した後の光
a :レンズが原点位置P1にあることで本の映像が外側に移動する角度
β:レンズが2次位置P2にあることで本の映像が外側に移動する角度
100:眼球.
200:眼球
第1実施例
図4は、本発明の第1の好ましい実施例の局部構造を示す図である。
図示される近視抑制用眼鏡は、フルフレーム、ハーフフレームおよびリムレスフレームを含む異なる形状とタイプのフロントフレーム10を含み、前記フロントフレーム10はヒンジ11によって移動本体18に接続され、前記移動本体18は第1テンプル19の第1端に対して移動可能であり、第1のテンプル19の第2端はアーム17によって耳当て20に接続されている。
図4および図5を参照し、フロントフレーム10および移動本体18の構造を詳しく理解してください。
図示により、第1テンプル19の第1端にジャック12が設けられ、ジャック12は一定の長さを有し、移動本体18の第1端は、ヒンジ11に接続された第2テンプル21に接続され、移動本体18は、ジャック12に移動可能に埋め込まれている。
図5により、ジャック12には複数の凹部14が縦方向に平行に設けられ、そこに挿入される移動本体18の部分にも縦方向に複数の平行の凸条13が設けられ、凸条13と凹部14は互いに係合することで第1テンプル19と第2テンプル21の相対間隔を調整することが可能である。
さらに、移動本体18を容易に調整するために、移動本体18の第2端の先端に隆起した横縞状の操作部16が設けられ、第2端の先端に凹凸条15が設けられている。
図示の好ましい実施例における移動本体は直方体であるが、実際の応用ではこの構造に限定されるものではなく、楕円体、円柱体などであってもよい。
次に、図6および図7を参照して本発明の第1実施例の動作態様を説明する。
ここで、図6は、移動本体18が原点位置にある時の構造を説明する図である。
移動本体18の縦方向に平行な4つの直立して突出した半円柱体13は、ジャック12の内側にある縦方向に平行な半円柱体の凹部14に埋め込まれ、堅固なロック機構を形成している。
図7は、移動本体18が2次位置にある時の構造を示す図である。
移動本体18を第1テンプル19上のジャック12に押し込むことで、操作部16に近い移動本体18の凸条13が、第2テンプル21に近いジャック12の内側の凹部14に押し込まれてロックされる。
移動本体18の背面にある凹凸条15と操作部16は、フロントフレーム10と近視用レンズが前後に移動するためのものであり、横縞状の操作部16は、フロントフレーム10とレンズが前方にスライドしすぎて両側のテンプルから脱出ことを防ぐためのものであり、利用者がフロントフレームと近視用レンズを原点位置に戻すことをも容易にする。第1テンプル19とアーム17は、水平線L3を形成するように接続される。水平線L3は、直立頭部および直立胴部の垂直線と直角を成している。フロントフレーム10と第1テンプル19との間の距離は約15mmである。第1テンプル19は長さ40mm、高さ15mm、幅7mmである。
第2実施例
図8および図9はさらに、第1テンプル19に対して相対的に移動する移動本体18のもう一つの構造を示す図である。
第1実施例と同様の構造については、再度説明しない。
この実施例では、ギヤとラックの移動調整機構が使われている。図8および図9に示すように、第1テンプル19のジャック12内の移動本体18には、互いに噛み合うためのラック82とギヤ83が設けられ、ギヤ83は、外部の調整ノブ81によって調整されることで、第1テンプル19と2第2テンプル21の間の相対位置の調整を実現する。
使用時には、調整ノブ81を回すことでギヤ83が回転されることにより、ラック82が前進または後退し、ラック82は移動本体18と一体となっているため、移動本体18を駆動して第1テンプル19に対して連続的に移動させることにより、原点位置から2次位置までの相対的な調整を実現する。
第3実施例
図10および図11は、第1テンプール19に対して移動する移動本体18の三つ目の構造を示す図である。
第1、第2実施例と同様の構造については、再度説明しない。
本実施例では、バネ90、伸縮体91、ターンデーブ92、トップバー93とスロット94が含まれ、ボールペン状の伸縮構造となり、ここで、伸縮体91と第2テンプルは一体化され、第1テンプル19のジャック12に設けられ、伸縮体91は先端の幅がジャック12の開口部より大きいため、ジャック12から脱落できない。バネ90は伸縮体91に埋め込まれ、ターンテーブル92は前記伸縮体91の先端に埋め込まれ、前記ターンデーブル92の外周には、中心軸に沿って複数の平行な凸条921が設けられ、トップバー93の第1端部はスロット94に埋め込まれてスロット94の開口部941から突出し、トップバー93の第2端部はターンデーブル92に接続され、スロット94には複数の一方向の開口を備えた平行なスロット開口部942が設けられている。さらに特別なところとしては、トップバー93の頭部に複数の尖った突起があり、ターンデーブル92とスロット94の対向面に凹凸の係合構造があることである。
使用時に、第1テンプル19のジャック12の一端から突き出たトップバー93を押すことで、トップバー93がスロット94に沿って動いてターンテーブル92を下向きに移動させ、ターンテーブル92とスロット94が係合部で脱落すると、トップバー93の頭部の尖った突起がターンテーブル92の傾斜面に接触する箇所で径方向の力が発生し、ターンテーブル92を強制的に回転させ、ターンテーブル92の一端に隣接する伸縮体91が圧縮され、外側のバネ90は圧縮態になる。 この時に、本発明の眼鏡レンズは原点位置にある。
眼鏡93を再度押すと、トップバー93の頭部の尖った突起がターンテーブル92の傾斜面から分離し、ターンテーブル92が径方向の力で回転され、ターンテーブル92とスロット94の係合部が重なり、バネ90が伸びるにつれ、本発明の眼鏡レンズは2次位置に到達する。
例を挙げると、-10Dのレンズを原点位置か50mm前進して2次位置に到達する場合、式(4)により次のような有効レンズ度数が得られる。
Figure 2022550257000003
このようにして最終的に得られた-6.67Dは前の-10Dより3.33D少なくなり、これは必 要な調節度数が+ 3.33D減ったことを意味する。
もう一つの例を上げると、-8 Dのレンズを原点位置か40mm前進して2次位置に到達する場合、式(4)により次のような有効レンズ度数が得られる。
Figure 2022550257000004
このようにして最終的に得られた-6.06 Dは前の-8 Dより1.94 D少なくなり、これは必要な調節度数が+ 1.94 D減ったことを意味する。
もう一つの例を上げると、-5 Dのレンズを原点位置か60mm前進して2次位置に到達する場合、(図1に示す)式(4)により次のような有効レンズ度数が得られる。
Figure 2022550257000005
このようにして最終的に得られた-3.85 Dは前の-5 Dより1.15 D少なくなり、これは必要な調節度数が+ 1.15 D減ったことを意味する。
上記の3つの実施例から、本発明の改良思想を適用して設計された眼鏡は、近視の進行を抑制するという技術的効果を達成でき、特に以下の利点を実現することが可能であることが分かる。
第一に、使用するメガネが1組だけなので、コストが低いことである。通常の外観で、簡単かつ安全に使用できる。同じ処方レンズの使用により適応性が高い。さらに、遠近両用レンズや累進レンズの使用に伴う光学的な歪みもなく、利用者はより快適に感じることができる。
第二に、使用時に2次位置の外観が明らかであり、両親の監視や服従性向上に役立つ。
第三に、この方式は、1種類の固定式眼鏡を使用する方式に比べ、歪みのない最大の視野を提供し、閲読に要する時間が最も短くなる。
第四に、前方に押し進められる処方近視用レンズは、本の映像を縮小し、視覚的により遠く目が本を読むようにするため、それに応じて目のピント調節の必要性が減少する。。
第五に、フロントフレームと近視用レンズを前方に移動させると、利用者は全文を読み続けるために本や書類を前方に移動させることにより、書類を読む距離が長くなり、目の中の毛様体筋にかかるピント調節の負担が減り、近視の進行を遅らせることに役立つ。
第六に、利用者が頭と体を直立させた状態で、フロントフレームと近視用レンズが押し出され、フロントフレームの上部フレームエッジは原点位置に止まることで、利用者が同じ目の高さで前方移動・直立するフロントフレームの近視用レンズを透過してより楽に閲読できるように、目のピント調節と外部内旋筋の収縮を最小限に抑えることに役立つ。
第七に、フロントフレームと近視用レンズの両方を前方に移動させると、本に当たる光が前方に移動するレンズの影響を受け、本が少し上に移動するように見えるベースダウンプリズム効果が得られるため、下目遣い、頭の下げ、閲読距離短縮などの好ましくない現象を効果的に低減することができる。
第八に、フロントフレームと近視用レンズの両方を前方に移動させると、本に当たる光は前方に移動したレンズの影響を受け、ベースダウンプリズム効果が生じる。その結果、利用者はそれほど両目を内側に回転させなくても、両眼単一視を維持することができるようになった。画像はイメージです。 3連動の生理的メカニズムのため、内旋を減らすと、調節負担も減らされる。
第九に、フロントフレームと近視レンズの両方を2番目の位置に移動すると、本の画像からの光がレンズを通過した後の拡散が少なくなるため、利用者はより少ないピント調節により本などの画像にピントを合わせることができる。
第十に、本発明を使用する場合、2次位置での遠方視力はそれほど悪くないので、遠くを見るためにフロントフレームおよびレンズを原点位置に戻す必要はなく、非常に便利である。
さらに、図12は、左右のレンズにおける本発明の改良された構造を示す図であり、この改良は、フレーム付きまたはリムレス眼鏡のデザインに適用できることに注意されたい。
レンズの形状は、希望するベースラインの長さに合わせて設計されているため、閲読時に、レンズを透過しない周辺画像が周辺網膜に直接ピントを合わせる。
(周辺網膜の遠視性デフォーカス現象を打ち消すため)
図示により、左右のレンズ30の外縁は、点線で示されたベースライン方向に沿って内側に対称に凹部301(図には一方のみが示され、他方は同様)が設けられ
、外縁に対する前記凹部301の深さの範囲はd、前記dの範囲は次のとおりである。
70mm < d < 100mm
この構造では、レンズの縁の度数による影響が少なくなるため、原点位置で閲読する場合に比べ、2次位置での調節が少なくて済む。
また、上記の考え方は、レンズの側面に複数の凹部を開け、図のように異なる位置に配置することにも適用でき、同様に調節効果を実現できる。
前述の好ましい実施例の説明は、本分野の当業者が本発明を使用または利用することを可能にするために提供されるものである。これらの実施例に対する様々な修正は当業者には明らかであり、本明細書に記載された一般原理は、創造的な労働なしで他の実施例にも適用することが可能である。
従い、本発明は、ここに示した実施例に限定されるものではなく、ここに開示された原理と新しい特徴と一致する最も広い範囲に基づくべきである。
10ーーフロントフレーム
11ーーヒンジ.
12ーージャック
13ーー凸条
14ーー凹部
15ーー凹凸条
16ーー操作部
17ーーハードアーム
18ーー本体
19ーー第1テンプル
20ーー耳当て
21ーー第2テンプル
22ーー鼻当て
301ーー右側レンズ
302ーー左側レンズ
81ーー調整ノブ
82ーーラック.
83ーーギヤ
90ーーバネ
91ーー伸縮体
92ーーターンデーブル
93ーートップバー
94ーースロット
921ーー凸条
941ーー開口部
942ーースロット開口部
100ーー眼球
200ーー眼球

Claims (10)

  1. フレームとテンプルを備えた近視進行抑制の眼鏡であり、前記の各テンプルは第1テンプルと第2テンプルとからなり、前記第2テンプルは、前記フレームと前記第1テンプルとの間に接続され、前記第2テンプルは第1テンプルに対して伸縮可能であり、前記フレームが眼球に対して原点位置から伸ばされる2次位置に移動された際に、有効度数とレンズ度数の関係は下記に示すようになることを特徴とする近視進行抑制の眼鏡。
    P2=P1/(1-d2P1)
    ここで、P1は前記原点位置における実際のレンズ度数、P2は前記2次位置における有効レンズ度数、d2は前記原点位置と前記2次位置との間隔であり、以下を満足する。
    0<d2<60mm
  2. 前記第1テンプルはその前端に配置された挿入穴を含み、前記第2テンプルは前記ジャックの第1端部に伸縮可能に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の近視進行を抑制する眼鏡。
  3. さらに、移動本体を備え、前記移動本体が、前記ジャックの第2端部に埋め込まれ、前記第テンプルが、前記ジャック内に位置して前記移動本体に接続されていることを特徴とする、請求項2に記載の近視進行を抑制する眼鏡。
  4. 前記ジャックに複数の凹部が縦方向に平行に設けられ、前記移動本体の挿入端部に複数の凸条が縦方向に平行に設けられ、前記凸条と前記凹部が互いに噛み合うことを特徴とする、請求項3に記載の近視進行を抑制する眼鏡。
  5. 前記移動本体の挿入端部に複数の凹凸条と隆起した横縞状の操作部が設置されることを特徴とする、請求項4に記載の近視進行を抑制する眼鏡。
  6. 前記移動本体が、互いに噛み合うラックとギアを備え、前記第1テンプルの側面に設けられた調整ノブが回転して前記ギアを駆動することにより、前記移動本体を含むラックが移動して前記第1テンプルと第2テンプルとの相対距離を伸縮調整することを特徴とする、請求項3に記載の近視進行を抑制する眼鏡。
  7. 前記ジャックが、バネ、伸縮体、ターンテーブル、トップバー、スロットを備え、前記伸縮体は、前記第2テンプルを一体として連結し、その端部の幅が前記ジャックの開口より大きく、前記バネは前記伸縮体に設けられ、前記伸縮体の末端に前記ターンテーブルが設けられ、前記ターンテーブルの外周に中心軸に沿って複数の平行な凸条が設けられ、前記トップバーの第1端部が前記スロットに埋め込まれて前記スロットの開口部から伸びだし、前記トップバーの第2端部は前記ターンテーブルに接続され、前記スロットには一方向に平行する複数のスロット開口部を備え、前記トップバーの頭部には複数の尖った突起を備え、前記ターンテーブルと前記スロットとの対向面に凹凸の係合構造が設けられることを特徴とする、請求項3に記載の近視進行を抑制する眼鏡。
    ここで、前記ジャックから伸びる前記トップバーを押すことにより、前記トップバーが前記スロットに沿って移動して前記ターンテーブルを下方へ押し、前記ターンテーブルが前記スロットから係合部で外れると、前記トップバーの頭部の尖った突起が前記ターンテーブルの斜面に接触する点に径方向の力が発生し、前記ターンテーブルを回転させ、前記ターンテーブルの一端に接続する前記伸縮体が圧縮し、その外側の前記バネが圧縮状態となり、前記フレームが前記原点位置にあり、前記トップバーが再び押されると、前記トップバーの頭部の尖った突起が前記ターンテーブルの斜面から離れ、前記ターンテーブルが径方向の力によって回り、前記ターンテーブルは前記係合部で前記スライドと再び重なり、前記バネが伸びるにつれ、前記フレームは前記2次位置に到達する。
  8. 前記の左右のレンズが、その外縁に複数の凹部を備え、その凹部は、深さdの値が下記の範囲にあることを特徴とする、請求項1~7のいずれか1項に記載の近視進行を抑制する眼鏡。
    70mm<d<100mm
  9. 前記凹部は、中央水平基線に沿って前記左右のレンズの外縁方向に設けられることを特徴とする、請求項8に記載の近視進行を抑制する眼鏡。
  10. 前記ジャックの断面形状が、矩形、円形および楕円形を含むことを特徴とする、請求項9に記載の近視進行を抑制する眼鏡。
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