JP2022544684A - 塗料フラッシュ洗浄廃液を処理し、再生するための組成物及び方法 - Google Patents

塗料フラッシュ洗浄廃液を処理し、再生するための組成物及び方法 Download PDF

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Abstract

製造プロセスの過程で用いられるラインを洗浄するために有用である方法及び組成物が開示される。ある特定の実施形態では、方法及び組成物は、カラー塗料若しくはコーティングの製造に、又は完成自動車の製造の場合を例とするカラー塗料若しくはコーティングの使用に特に有用であり得る。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、全内容が参照により本明細書に援用される2019年8月13日に出願された米国仮特許出願第62/885,866号の利益を主張するものである。
塗料製造業者及び/又は自動車製造業者など、塗料を使用又は製造する製造業者は、色を切り替える間に、自身の設備及び製品の廃液並びに汚染を最小限に抑えるために、システムのフラッシュ洗浄を行う場合がある。近年では、塗料製剤に用いられるバリウムの濃度が高められてきており、このことによって、廃液を処理する又はそうでなければ廃棄する方法に対して法的規制が発動される可能性がある。したがって、システムをフラッシュ洗浄し、これらのシステムからの廃液流を処理するための改善された方法及び組成物が依然として求められている。
いくつかの実施形態では、製造設備の洗浄又はフラッシュ洗浄から発生した廃液流は、塗料製剤からの塗料固形分(例:無機物)及び/又は有機化合物が製造設備の洗浄又はフラッシュ洗浄に用いられる組成物から除去されるように、処理される。ある特定の実施形態では、製造設備の洗浄又はフラッシュ洗浄に用いられる組成物は、水性パージ溶液である。
他の実施形態では、製造設備の洗浄又はフラッシュ洗浄に用いられる水性パージ溶液は、組成物のpHを上げることによって、組成物のpHを下げることによって、又は漂白剤などの酸化剤を用いることによって処理される。いくつかの実施形態では、水酸化ナトリウム又は石灰などであるがこれに限定されない強塩基が用いられる。さらに他の実施形態では、水性パージ溶剤又は使用済みパージ溶剤は、イオン交換樹脂で処理されてもよい。
1つの実施形態では、製造設備は、水性パージ溶液を用いることによって洗浄又はフラッシュ洗浄される。いくつかの実施形態では、用いられる水性パージ溶液は、DI Purge又はHydropurgeと称される場合もある水/溶剤混合物である。ある特定の実施形態では、水性パージ溶液は、水;有機溶剤;エーテル;グリコール;グリコールエーテル;界面活性剤;エタノールアミン;アルコール;エステル;ケトン;ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヘキシル-w-ヒドロキシ-;モノエタノールアミン;ベンジルアルコール;トリス(2-ブトキシエチル)ホスフェート;又はこれらの組み合わせを含む。
別の実施形態では、製造設備で用いられるカラー塗料は、異なるカラー製剤を製造設備で用いる前に、製造設備から洗浄除去又はフラッシュ洗浄される。
いくつかの実施形態では、廃液流中の固形分のろ過性又は脱水を改善するために、ろ過助剤が用いられる。ある特定の実施形態では、ろ過助剤は、珪藻岩、珪藻土、パーライト、及び/又はセルロースである。
本発明のさらなる実施形態、並びにその特徴及び利点は、本明細書の記述内容から明らかとなるであろう。
図1は、本開示の1つの実施形態のプロセスフロー図であり、プロセスの出発物質としての使用済み溶剤パージが、酸及び/又は塩基によるpH調整を受け、ろ過及び/又は分離プロセスによって、塗料固形分と、酸及び/若しくは塩基による中和又は別のpH調整工程を受けて再生されたパージ溶液を得ることができる上澄みとが得られることを示している。 図2は、本開示の1つの実施形態のプロセスフロー図であり、プロセスの出発物質としての使用済み溶剤パージが、酸によるpH調整を受け、ろ過及び/又は分離プロセスによって、塗料固形分と、塩基による中和又は別のpH調整工程を受けて再生されたパージ溶液を得ることができる上澄みとが得られることを示している。 図3は、本開示の1つの実施形態のプロセスフロー図であり、プロセスの出発物質としての使用済み溶剤パージに石灰を添加することで塗料固形分が析出し、ろ過及び/又は分離工程によって、塗料固形分とCOの添加による中和又はpH調整工程を受けることができる上澄みとが得られ、別のろ過及び/又は分離工程によって、固体と再生されたパージ溶液とが得られることを示している。 図4は、塗料固形分のろ過後であるが中和操作の前である、イオン交換樹脂を含む処理した使用済みパージ溶剤のデジタル画像を示す。 図5は、中和後の、イオン交換樹脂を含む処理した使用済みパージ溶剤のデジタル画像を示す。
本発明の原理の理解を促進する目的で、ある特定の実施形態についてここで参照し、具体的な言語を用いてそれを記載する。しかしながら、それによって本発明の範囲が制限されることを意図するものではなく、本発明が関連する技術分野の当業者であれば通常思い付くような変更及びさらなる改変、並びに本明細書で述べる本発明の原理のさらなる用途が考慮されることは理解されたい。加えて、以下の詳細な記述において、様々な特徴に対して数多くの別の選択肢が与えられる。そのような開示される別の選択肢の各々、又はそのような別の選択肢の組み合わせは、上記の発明の概要で考察した、又は以下で述べる実施形態に示されるより一般的な特徴と組み合わされて、本明細書における追加の開示される実施形態が提供されてもよいことは理解される。
塗料又は色付きの他のコーティングを製造する過程で、製造システム又は装置は、例えば色同士の汚染を最小限に抑えるために、色の切り替えをする間に洗浄を行う必要があり得る。一部の製造業者は、製造設備のラインを、水性低揮発性有機化合物(VOC)系を用いてフラッシュ洗浄する。1つの例としては、Hydropurge(登録商標)と称される、一部の製造業者が使用している水性パージ溶剤濃縮物が挙げられる。Hydropurgeは、濃縮物として購入することができ、それを水で希釈することで水性パージ溶液が形成され、そしてこれが、ラインを通して1回フラッシュされる。例えば、Hydropurge濃縮物は、9部の水と1部のHydropurge濃縮物として希釈して水性パージ溶液を形成してよく、それを用いて、製造設備のラインをフラッシュ洗浄する。DI Purgeなどの他の水性パージ溶剤が用いられてもよい。
パージ組成物がラインを通してフラッシュされた後、これは、ラインのフラッシュ洗浄に用いられたパージ組成物、さらにはラインから除去された物質(例:塗料)を含有する廃液流を発生させる。典型的には、得られた廃液流は、ラインから除去された物質を約1%~約5%有する。これには、ラインからフラッシュ洗浄され、約0.001%~約0.002%、又は約0.00125%~約0.0014%の量で存在し得るバリウムが含まれ得る。ラインからフラッシュ洗浄される物質としては、限定するものではないが、染料若しくは顔料;バリウムなどの金属;並びに/又はアクリル、アクリルエナメル、及び/若しくはウレタンなどであるがこれらに限定されない有機化合物が挙げられ得る。用いられる場合、バリウムは、元素バリウム、酸化バリウム、バライト若しくは重晶石、硫酸バリウム、毒重石若しくは炭酸バリウム、硝酸バリウム、又は別のバリウム塩など、いかなる形態であってもよい。
塗料又は他のコーティングに用いられる一部の物質は、規制の対象であり得る。例えば、ある特定レベルのバリウムを含む組成物は、その最終廃棄の前に、特別な取り扱い及び 又は処理を必要とし得る。したがって、そのような化合物を廃液流から除去するために用いることができる再利用又は処理のプロセスを有することが有利であり得る。本開示のいくつかの実施形態では、そのような再利用又は処理のプロセスは、製造施設の現場で行われ得る。他の実施形態では、再利用又は処理のプロセスは、廃液流の発生源である製造施設からある程度の距離離れた施設で行われ得る。
ある特定の実施形態では、本明細書で述べる塗料製剤は、少なくとも1つの有機成分及び少なくとも1つの無機成分を含み得る。ある特定の実施形態では、有機成分は、廃液流の相に溶解されていてよく、一方無機成分は、懸濁した固体であってよい。ある特定の実施形態では、驚くべきことに、廃液流のpHを変化させることで、効果的に(i)懸濁した無機塗料成分(例:バリウムなどの望ましくない金属)を凝集させ、及び(ii)有機塗料成分を析出させることができ、それによって、塗料固形分の塊を形成することで廃液流から両成分が除去される結果となることが見出された。特定のいかなる理論にも束縛されるものではないが、この凝集効果は、固体塩基(例:石灰)が凝集のための基材として作用する結果であり得るものと考えられる。他の実施形態では、やはり特定のいかなる理論にも束縛されるものではないが、観察された凝集効果に影響を与える又はこれを改善するのは、カルシウムであり得る。
一部の製造業者からの固形廃棄物は、その廃棄物を有害廃棄物として処理することが必要となるレベルの浸出性バリウムを含有する。環境保護庁(EPA)は、様々な廃棄物をリストに登録することを含めて、廃棄物の規制を行っている。これらのリストとしては、Dリスト、Fリスト、Kリスト、Pリスト、及びUリストが挙げられる。EPAは、化学記号「Ba」のバリウムを、有害廃棄物コード「D005」で、規制レベル100.0mg/L又はppmとしてDリストに登録している。
開示され請求される方法に従う処理後の廃液流は、毒性指標浸出法(TLCP)によって測定した場合、典型的には、約1ppm、約1ppm未満、約10ppm未満、約50ppm未満、約75ppm未満、又は約100ppm未満のバリウム濃度を有する。TLCPは、全内容が参照により本明細書に援用されるEPA Method 1311としても知られる。全内容がやはり参照により本明細書に援用されるEPA Method 6010D(ICP-OES又は誘導結合プラズマ-光学発光分光法)が、検出方法として、EPA Method 1311と合わせて用いられることが多い。TLCPの用語が本明細書で用いられる場合、それは、EPA Method 1311単独、EPA Method 6010Dと合わせて用いられるEPA Method 1311、又は別の方法と合わせて用いられるEPA Method 1311を意味し得る。
本開示の実施形態において、いかなる酸が用いられてもよい。本開示の実施形態において、強酸が用いられてもよく、本開示の実施形態において、弱酸が用いられてもよい。用いられてよい酸の例としては、限定するものではないが、硫酸、リン酸、硝酸、塩酸、メタンスルホン酸、ギ酸、酢酸、弱塩基の共役酸、又は酸性廃液流が挙げられる。酸が用いられる場合、それは、組成物のpHを、中性又は酸性のpH、例えば、限定するものではないが、約3~約5、約4、約5~約9、約6~約8、及び/又は約7、に調整するために用いられてよい。
本開示の実施形態において、いかなる塩基が用いられてもよい。本開示の実施形態において、強塩基が用いられてもよく、本開示の実施形態において、弱塩基が用いられてもよい。用いられてよい塩基の例としては、限定するものではないが、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、アンモニア、水酸化アンモニウム、又は弱酸の共役塩基、又は塩基性廃液流が挙げられる。塩基が用いられる場合、それは、組成物のpHを、中性又は塩基性のpH、例えば、限定するものではないが、約10~約14、約11~約13、約12、約12.2、約5~約9、約6~約8、及び/又は約7、に調整するために用いられてよい。
本開示の実施形態において、酸化剤が用いられてもよい。用いられてよい酸化剤の例としては、限定するものではないが、漂白剤、次亜塩素酸塩、クロラミン、過マンガン酸塩、オゾン、又は過酸化水素が挙げられる。
ろ過助剤としては、限定するものではないが、珪藻岩、珪藻土、パーライト、及び/又はセルロースが挙げられ得る。
本発明及びその様々な実施形態のさらなる理解を促進するために、以下の具体例を提供する。これらの例が、例示的なものであり、本発明を限定するものではないことは理解される。
例1
組成物変更のための製造設備ラインのフラッシュ洗浄
水性パージ溶液を形成するために、1部のHydropurge(登録商標)濃縮物を9部の水で希釈することで、エマルジョンを形成する。次に、ある量のこのエマルジョンを、1若しくは複数の染料又は顔料を含む組成物の製造又は塗布に用いられる製造設備のラインを通してフラッシュする。組成物は、バリウム、バリウム塩、有機化合物、無機化合物、金属フレーク、虹色顔料、又はパール顔料が挙げられるがこれらに限定されない他の化合物を含んでいてもよい。製造設備をフラッシュ洗浄した後、1若しくは複数の染料又は顔料、さらには組成物中に用いられる他の化合物を含む得られた廃液流懸濁液。その後、製造すべき又は塗布すべき新たな組成物が、製造設備に導入される。
例2
製造設備のラインのフラッシュ洗浄に用いた組成物の処理
上記で記載したように、製造設備のラインのフラッシュ洗浄から得られる廃液流は、製造設備の洗浄又はフラッシュ洗浄後の、1若しくは複数の染料又は顔料、さらには組成物中に用いられる他の化合物を含有する懸濁液を含み得る。この懸濁液を、1重量%の石灰を添加してpHを上げることによって分解/分離する。ソーダ石灰が懸濁液中に残り、1若しくは複数の染料、顔料、又は他の有機物が接着する凝集剤として作用する。0.5重量パーセントのろ過助剤を添加し、組成物を機械撹拌する。次に、組成物を板枠型圧ろ器でろ過する。固体を回収して、廃棄する。次に、ろ液を廃棄する、又は別の選択肢として、ろ液のpHを、ろ液にCOをバブリングすることによって中和する。ろ液のpHが中和された後、ろ液は、再度製造設備のフラッシュ洗浄に用いられる。
例3
エマルジョンを含む廃液流の処理
約5~約9のpHを有する乳化した廃液流を、1重量パーセントの石灰を添加して分解し、pHを12.2まで上げた。組成物を、10分間混合させた。0.5重量%のパーライトを混合物に添加し、さらに10分間混合させた。エマルジョン/混合物の混合終了後、存在する塗料物質及び過剰の固体石灰を、ブフナー漏斗及び真空ろ過を用いたろ過によって分離した。塗料物質及び固体石灰を含む固体は、TCLPで測定した場合に1ppmバリウムのバリウム濃度を有しており、固形非有害埋め立て廃棄物として廃棄した。XRFで測定した場合のこの固体の組成を、表1に示す。
Figure 2022544684000002
続いて、散気ストーンを用いてCOをバブリングすることで二酸化炭素を添加して、ろ液のpHを6.8に変化させた。二酸化炭素の添加中及び添加後にCaCOが形成され、析出物をろ過によって除去した。
別の実施形態では、中和工程に加えて又は中和工程の代わりに、イオン交換樹脂が用いられてもよい。そのような実施形態では、用いられる場合、イオン交換樹脂は、付随するアニオン又はカチオン(例えば、限定するものではないが、Cl、SO 2-、Ca2+、Na)を除去することによって、及び付随する水酸化物イオン又は水素イオンから水を形成することによって、酸又は塩基を中和し得る。イオン交換樹脂が用いられる場合、理論に束縛されるものではないが、イオン交換樹脂の使用は、溶解した固体及び/又は塩を溶剤-水混合物中に残さないという有益性を有し得る。そのような固体及び/又は塩は、経時で蓄積して溶解力に影響を与え、溶液から出てくる析出物のリスクにより、再利用可能な物質の量を制限する可能性があり、また、複雑な設備及び追加の試薬、並びに/又は追加のろ過工程も、プロセスで必要とされない。その後、イオン交換樹脂は、当業者に公知の方法によって再生して、再使用することが可能である。イオン交換樹脂が用いられる場合、プロセスは、公営水処理(POWT)プラント又は廃水処理プラントに送られてよい塩水廃液流をもたらす結果となり得る。図4は、塗料固形分をろ過除去した後であるが、中和の前である、ビーカーの底にイオン交換樹脂を含む使用済みパージ溶剤のデジタル画像を示す。図5は、中和の後である、ビーカーの底にイオン交換樹脂を含む使用済みパージ溶剤のデジタル画像を示す。
本発明を記載する文脈での(特に、以下の請求項の文脈での)「1つの(a)」及び「1つの(an)」及び「その(the)」の用語、並びに類似の指示語の使用は、本明細書で特に断りのない限り、又は文脈から明らかに矛盾しない限り、単数及び複数の両方を包含するものと解釈されたい。本明細書における値の範囲の列挙は、本明細書において特に断りのない限り、その範囲内に含まれる各別々の値を個別に言及する簡潔な方法として用いることを単に意図するものであり、各別々の値は、本明細書においてそれが個別に列挙されているかのごとく、本明細書に組み入れられる。本明細書で述べるすべての方法は、本明細書において特に断りのない限り、又は文脈から明らかに矛盾しない限り、適切ないかなる順序で行われてもよい。本明細書で提供されるあらゆる例又は例示的言語(例:「など」)の使用は、単に本発明をより明らかとすることを意図するものであり、特に請求項に記載のない限り、本発明の範囲に制限を加えるものではない。本明細書中の言語は、請求されないいかなる要素についても、本発明の実践に必須であると示すものとして解釈されるべきではない。
本発明について、図面及び上記の記述において詳細に説明し、記載してきたが、それは、限定ではなく例示的性質のものとして見なされるべきであり、好ましい実施形態のみが示され、記載されていること、並びに本発明の趣旨に含まれるすべての変更及び改変が保護されることが所望されることは理解される。加えて、本明細書で引用されるすべての参考文献は、本技術分野の技術レベルを示すものであり、その全内容が参照により本明細書に援用される。

Claims (73)

  1. 少なくとも1つの懸濁無機塗料成分及び少なくとも1つの溶解有機塗料成分を含む廃液流を処理するための方法であって、以下の操作、
    前記廃液流のpHを調整して、前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させ、それによって、液相及び固体塗料物質を含む組成物を得ること、
    前記固体塗料物質を前記液相から分離して、第一の固体組成物及び上澄みを得ること、
    を含む、方法。
  2. 酸が用いられる、請求項1に記載の方法。
  3. 塩基が用いられる、請求項1に記載の方法。
  4. 用いられる前記酸が、強酸である、請求項2に記載の方法。
  5. 用いられる前記塩基が、強塩基である、請求項3に記載の方法。
  6. 弱酸が用いられる、請求項2に記載の方法。
  7. 弱塩基が用いられる、請求項3に記載の方法。
  8. 前記強酸が、硫酸、リン酸、硝酸、塩酸、又はメタンスルホン酸である、請求項4に記載の方法。
  9. 前記強塩基が、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、又は水酸化カルシウムである、請求項5に記載の方法。
  10. 前記弱酸が、ギ酸、酢酸、又は弱塩基の共役酸である、請求項6に記載の方法。
  11. 前記弱塩基が、アンモニア、水酸化アンモニウム、又は弱酸の共役塩基である、請求項7に記載の方法。
  12. 前記塩基が、石灰である、請求項3に記載の方法。
  13. 前記石灰が、1重量%である、請求項12に記載の方法。
  14. 酸化剤が用いられる、請求項1に記載の方法。
  15. 前記酸化剤が、漂白剤、次亜塩素酸塩、クロラミン、過マンガン酸塩、オゾン、又は過酸化水素である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記固体塗料物質を分離するために、ろ過又は遠心分離が用いられて、第一の固体組成物及び上澄みが得られる、請求項1に記載の方法。
  17. ろ過が用いられる、請求項1に記載の方法。
  18. 遠心分離が用いられる、請求項15に記載の方法。
  19. ろ過が、遠心ろ過、重力ろ過、真空ろ過、低温ろ過、高温ろ過、多層ろ過、機械的ろ過、表面ろ過、深層ろ過、又は板枠型圧ろ器の使用を含む、請求項17に記載の方法。
  20. ろ過を補助するために、ろ過助剤が用いられる、請求項16又は18に記載の方法。
  21. 前記ろ過助剤が、珪藻土、珪藻岩、パーライト、又はセルロースである、請求項20に記載の方法。
  22. 前記上澄みのpHを調整する操作をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  23. 前記上澄みの前記pHが、約5~約9のpHを有するように調整される、請求項22に記載の方法。
  24. 前記pHを調整するために、石灰、CO、炭酸塩、炭酸水素塩、又は炭酸が用いられる、請求項22に記載の方法。
  25. 前記上澄みの前記pHを調整した後に、固体のCaCOが形成される、請求項22に記載の方法。
  26. 前記固体のCaCOが、前記上澄みから分離される、請求項25に記載の方法。
  27. 製造プロセスにおいて、塗料製剤を、少なくとも1つの懸濁無機塗料成分及び少なくとも1つの溶解有機塗料成分を含む第一のカラー製剤から第二のカラー製剤に切り替える方法であって、前記方法は、以下の操作、
    前記第一のカラー製剤を含有するラインを、第一の組成物でフラッシュ洗浄して、前記懸濁無機塗料成分及び前記溶解有機塗料成分を含む第二の組成物を得ること、
    前記無機塗料成分を凝集させ、前記機塗料成分を析出させて、液体部分と塗料固形分とを含む組成物を得ること、
    前記第二の組成物の前記液体部分から前記塗料固形分を分離して、固体部分を得ること、及び
    前記製造プロセスの前記ラインに、第二のカラー成分を導入すること、
    を含む、方法。
  28. 前記第二の組成物の前記液体部分のpHを調整する操作、をさらに含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させるために、塩基が用いられる、請求項28に記載の方法。
  30. 前記塩基が、強塩基である、請求項29に記載の方法。
  31. 前記強塩基が、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、又は石灰から成る群より選択される、請求項30に記載の方法。
  32. 前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させるために、酸が用いられる、請求項29に記載の方法。
  33. 前記酸が、強酸である、請求項32に記載の方法。
  34. 前記強酸が、硫酸、リン酸、硝酸、塩酸、又はメタンスルホン酸である、請求項33に記載の方法。
  35. 前記第二の組成物の前記液体部分から前記塗料固形分を分離して固体部分を得る前記操作が、ろ過又は遠心分離を含む、請求項27に記載の方法。
  36. ろ過を補助するために、ろ過助剤が用いられる、請求項35に記載の方法。
  37. 前記ろ過が、遠心ろ過、重力ろ過、真空ろ過、低温ろ過、高温ろ過、多層ろ過、機械的ろ過、表面ろ過、深層ろ過、又は板枠型圧ろ器の使用を含む、請求項35に記載の方法。
  38. 前記ろ過助剤が、珪藻土、珪藻岩、パーライト、又はセルロースである、請求項36に記載の方法。
  39. 前記第二の組成物のエマルジョンを分解するのに酸化剤が用いられる、請求項1~38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記酸化剤が、漂白剤、次亜塩素酸塩、クロラミン、過マンガン酸塩、オゾン、又は過酸化水素である、請求項39に記載の方法。
  41. ろ過後の前記第二の組成物の前記液体部分のpHを調整するために、COが用いられる、請求項28に記載の方法。
  42. システムのフラッシュ洗浄からの廃液流を処理するための方法であって、前記方法は、以下の操作、
    少なくとも1つの懸濁無機塗料成分及び少なくとも1つの溶解有機塗料成分を含む組成物を得ること、
    前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させて、液体部分と塗料固形分とを含む組成物を得ること、及び
    前記組成物の前記液体部分から前記塗料固形分を分離すること、
    を含む、方法。
  43. 前記組成物の前記液体部分のpHを調整する操作、をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させるために、酸又は塩基が用いられる、請求項43に記載の方法。
  45. 前記塩基が、強塩基である、請求項44に記載の方法。
  46. 前記強塩基が、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、又は水酸化カルシウムである、請求項45に記載の方法。
  47. 前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させるために、酸が用いられる、請求項43に記載の方法。
  48. 前記強酸が、硫酸、リン酸、硝酸、塩酸、又はメタンスルホン酸である、請求項47に記載の方法。
  49. 前記組成物の前記液体部分から前記塗料固形分を分離して固体部分を得る前記操作が、ろ過又は遠心分離を含む、請求項43に記載の方法。
  50. ろ過を補助するために、ろ過助剤が用いられる、請求項49に記載の方法。
  51. 前記ろ過が、遠心ろ過、重力ろ過、真空ろ過、低温ろ過、高温ろ過、多層ろ過、機械的ろ過、表面ろ過、深層ろ過、又は板枠型圧ろ器の使用を含む、請求項49に記載の方法。
  52. 前記ろ過助剤が、珪藻土、珪藻岩、パーライト、又はセルロースである、請求項49に記載の方法。
  53. 前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させるために、酸化剤が用いられる、請求項43~53のいずれか一項に記載の方法。
  54. 前記酸化剤が、漂白剤、次亜塩素酸塩、クロラミン、過マンガン酸塩、オゾン、又は過酸化水素である、請求項53に記載の方法。
  55. ろ過後の前記組成物の前記液体部分のpHを調整するために、CO、炭酸塩、又は炭酸水素塩が用いられる、請求項43に記載の方法。
  56. 前記エマルジョンが、水;有機溶剤;エーテル;グリコール;グリコールエーテル;界面活性剤;エタノールアミン;アルコール;エステル;ケトン;ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヘキシル-w-ヒドロキシ-;モノエタノールアミン;ベンジルアルコール;トリス(2-ブトキシエチル)ホスフェート;又はこれらの組み合わせを含む、請求項1~55のいずれか一項に記載の方法。
  57. 前記廃液流の前記pHを調整して、前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させる前記操作が、前記pHを、約3~約5に調整する、請求項1に記載の方法。
  58. 前記廃液流の前記pHを調整して、前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させる前記操作が、前記pHを、約4に調整する、請求項57に記載の方法。
  59. 前記廃液流の前記pHを調整して、前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させる前記操作が、前記pHを、約10~約14に調整する、請求項1に記載の方法。
  60. 前記廃液流の前記pHを調整して、前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させる前記操作が、前記pHを、約11~約13に調整する、請求項59に記載の方法。
  61. 前記廃液流の前記pHを調整して、前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させる前記操作が、前記pHを、約12に調整する、請求項60に記載の方法。
  62. 前記廃液流の前記pHを調整して、前記無機塗料成分を凝集させ、前記有機塗料成分を析出させる前記操作が、前記pHを、約12.2に調整する、請求項60に記載の方法。
  63. 前記廃液流にイオン交換樹脂を添加する操作をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  64. 前記廃液流から前記イオン交換樹脂をろ過して、前記廃液流から前記イオン交換樹脂を除去する操作をさらに含む、請求項63に記載の方法。
  65. 前記イオン交換樹脂を再生する操作をさらに含む、請求項64に記載の方法。
  66. 前記廃液流にイオン交換樹脂を添加する操作をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  67. 前記廃液流から前記イオン交換樹脂をろ過して、前記廃液流から前記イオン交換樹脂を除去する操作をさらに含む、請求項66に記載の方法。
  68. 前記イオン交換樹脂を再生する操作をさらに含む、請求項67に記載の方法。
  69. システムのフラッシュ洗浄からの廃液流を処理するための方法であって、前記方法は、以下の操作、
    少なくとも1つの懸濁無機塗料成分及び少なくとも1つの溶解有機塗料成分を含む組成物を得ること、
    少なくとも1つの懸濁無機塗料成分及び少なくとも1つの溶解有機塗料成分を含む前記組成物に、イオン交換樹脂を添加すること、
    前記組成物の液体部分から前記イオン交換樹脂を分離すること、
    を含む、方法。
  70. 前記イオン交換樹脂を再生する操作をさらに含む、請求項69に記載の方法。
  71. 前記廃液流が、使用済み溶剤パージである、請求項69又は70に記載の方法。
  72. 少なくとも1つの懸濁無機塗料成分及び少なくとも1つの溶解有機塗料成分を含む前記廃液流が、使用済みパージ溶剤である、請求項1に記載の方法。
  73. 前記廃液流が、使用済みパージ溶剤である、請求項42に記載の方法。
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