JP2022538984A - 造形可変な全方位スキンケアマスク - Google Patents

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Abstract

本発明は造形可変な全方位スキンケアマスクを提供する。該マスクは、下ブリスター層と、下ブリスター層上に位置するマスク層と、マスク層上に位置する上ブリスター層とを含み、上ブリスター層及び下ブリスター層の各々は、目元溝及び唇元溝を備え、マスク層はマスク基材を含み、マスク層は、エッセンスを吸着するためのマスク基材を含み、マスク層は、目元用層、唇元用層、及び残りのフェイス用層の3つの領域に区画され、目元用層、唇元用層、及びフェイス用層は、それぞれ目元用、唇元用及びフェイス用のエッセンスを吸着するためのものであり、下ブリスター層と下ブリスター層は、係合方式で整合し、中間部のマスク層における目元用層、唇元用層をそれぞれ下ブリスター層の目元溝、唇元溝に係合させ、設置されたシリコーン膜によってエッセンスの隔離と押圧防止を実現する。本発明のマスク構造によって、異なるスキンケア部位のエッセンスが互いに混合しないことを確保でき、部位指向的スキンケアを可能とし、自身の必要に応じて局所的な取捨選択を実現することができる。

Description

本発明は、スキンケアの技術分野に属し、造形可変な全方位スキンケアマスクに関する。
マスクは、現在社会の美容製品に最も一般的に使用されているスキンケア製品の一つであり、顔を覆う短い時間で、外部の空気と汚染を一時的に遮断し、肌の温度を高め、皮膚の毛穴を拡張し、汗腺の分泌と新陳代謝を促進し、肌の酸素含有量を上昇させることにより、肌から表皮細胞の新陳代謝による生成物と蓄積された油脂類物質の排除に役立つ。マスク中の水分の肌表皮の角質層への浸透により、皮膚が柔らかくなり、弾力を増加させるとともに、皮膚への各種スキンケア成分の導入により、弾力保湿、引き締めリフトアップ、保湿エモリエント、美白・シミ取り、シワ・老化防止、抗炎排毒、抗ニキビ等の様々な効能を増強又は増加させることができる。
人体の皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三つ部の組織からなり、毛髪、汗腺などの特別な機能を有する付属品を加え、人体に最も基本的な保護機能を役立つ皮膚が構成される。皮膚は、体の表面を覆い、部位によって必要な保護作用が異なるため、その厚さや構造も若干異なることが予想される。例えば、目の皮膚の厚さは0.3~0.36mmであり、顔における他の皮膚よりも2~5倍薄く、弾性繊維やコラーゲンの構造を欠き、脂肪含有量が少なく、皮脂膜が薄いため、アレルゲンが目の皮膚を容易に透過する。そして、そのリンパ循環系が活発ではなく、浮腫、目袋、くまが発生しやすい。これに対して、眼部は相対的に活動量が大きい(1日に数万回瞬きする)ため、シワ、たるみ等の老化現象がより発生しやすい。さらに、眼の神経繊維の密度が高く、ある感覚に特に敏感であるため、眼の皮膚にさらに特別なケアが必要となる。唇の皮膚も比較的薄く、成人では表皮細胞層が16~20層あるが、乳幼児では3~5層しかなく、体の皮膚の1/3の厚さしかない。それ自体に汗孔や皮脂腺がないため、特に秋冬季節の乾燥した空気や低温などの環境に敏感であり、唇の乾燥により唇のシワが目立ち、表皮が剥れることとなり、さらに両唇の筋肉が薄くて柔らかいため、微笑んだり、水を飲んだり、食べたり、話したりすることにより、引っ張られてシワができやすい。
顔の各部の肌の構造の違い以外に、何らかの特別な状況下で、一部の皮膚はマスクを直接使用することに適しない場合がある。例えば、今日社会での多様な美容態様(半永久的な眉毛、アイライン、睫毛など)に対して、頻繁にマスクを付けすると色素が早く脱落し、持続しなくなるなどの問題をもたらす。また、顔に傷、創傷などがある場合にもマスクを付けにくくなる。
このため、顔の異なる部位の構造、需要の違いに応じて、定点部位指向性スキンケアを可能とするマスクの開発が強く望まれている。従来の市販のマスクは、基本的に1枚のマスクに同一種類のエッセンスを採用し、かつ切断による取捨選択がしにくく、顔の異なる部位のエッセンスに対する異なるケア要求を満たすことができない。
本発明の目的は、従来技術に存在する欠陥に基づき、顔の肌の異なる要求に応じて、要求ごとに区画切断して特製する、異なるエッセンスを多点で貯蔵することができる、造形可変な全方位スキンケアマスクを提供することである。本発明の他の目的は、前記造形可変な全方位スキンケアマスクの製造方法を提供することである。本発明のさらに他の目的は、この造形可変な全方位スキンケアマスクの使用を提供することである。
本発明の目的は、以下の技術的手段によって達成される。
本発明は、一側面において、造形可変な全方位スキンケアマスクを提供する。
このマスクは、下ブリスター層と、前記下ブリスター層上に位置するマスク層と、前記マスク層上に位置する上ブリスター層とを含み、
前記上ブリスター層及び下ブリスター層の各々は、目元溝及び唇元溝を備え、
前記マスク層は、エッセンスを吸着するためのマスク基材を含み、
前記マスク層は、目元用層、唇元用層、及び残りのフェイス用層の3つの領域に区画され、前記目元用層、前記唇元用層、及び前記フェイス用層は、それぞれ目元用、唇元用及 びフェイス用のエッセンスを吸着するためのものであり、
前記上ブリスター層と前記下ブリスター層は、係合方式で整合し、中間部のマスク層における目元用層、唇元用層をそれぞれ前記下ブリスター層の目元溝、唇元溝に係合させ、
前記下ブリスター層の目元溝と唇元溝が下方に湾曲する箇所は、シリコーン膜を介して前記上ブリスター層の目元溝と唇元溝が下方に湾曲する箇所に当接することにより、前記目元用層、前記唇元用層、及び前記フェイス用層にエッセンスが吸着される際に、各部層におけるエッセンスを隔離することを実現するとともに、前記上ブリスター層と前記下ブリスター層との間に隙間を確保する。
従来技術におけるマスクは、大体3つの種類に分けられる。第1類は、異なる部位に対して、例えば、フェイス用のマスク、目元用のマスク、唇元用の唇元マスクなどのような異なるマスク製品が適用する。第2類は、異なる部位に対して一枚のマスクを採用し、且つ同一のマスクに基本的に同一のエッセンスを採用する。しかし、人体の顔の組織構造が異なり、厚さが異なり、各部位の保護作用も異なり、同一のエッセンスで顔の異なる部位のケア要求を満たすことが困難である。第3類は、顔の異なる部位に対して異なるエッセンスを設置し、この類のマスクは、異なる領域に区画され異なるエッセンスを採用するが、エッセンスが互いに混合しないことを確保しにくく、特にマスクの搬送途中で振動などによりエッセンスが互いに混合しやすい。
本発明において、発明者らは、創造的にブリスター層とシリコーン膜とを係合整合して固定するにより、各領域のエッセンスの分離を効果的に実現し、ブリスター方式の固定によって、エッセンスが互いに混合しないことを好適に実現することができ、また、スキンケアのための使用も容易である。具体的には、本発明は、多部位構造制御可能なマスク設計を採用し、異なる部位に対して異なるエッセンス(目元、唇、フェイスなど)を選択し、エッセンスを多点で貯蔵する特製のブリスター型を採用し、マスク内の異なるエッセンス同士が容易に混合しないようにする。使用に際して、使用者は、上ブリスター層を取り外し、目元のスキンケアの場合、下ブリスター層の目元溝における目元用層を引き離し、目元のスキンケアに用いるだけでよく、その後、上ブリスター層を整合することにより、他の使用されていないマスクを更に保存することができ、必要な場合、再度使用することができる。唇のスキンケアの場合、下ブリスター層の唇元溝における唇元用層を引き離して唇のスキンケアに用いるだけでよい。フェイスのスキンケアの場合、下ブリスター層におけるフェイス用層を引き離してフェイスのスキンケアに用いるだけでよい。また、シリコーン膜を介した当接は、異なる部位のエッセンスの混合を避けるようにエッセンスの遮断隔離に寄与する一方、上ブリスター層と下ブリスター層を係合固定する時に、隙間を空けることを確保でき、中間部のマスク層を過度に押圧することによりフェイス用層のエッセンスの流失を引き起こすのを避けることができる。好ましくは、シリコーン膜の切断方向の長さは中央部のマスク層の厚さよりも大きい。もう一方、各部位のマスクの使用に際して、使用者がより便利に引き離すようにできる。また、本発明において、上ブリスター層は、下ブリスター層と同じ構造であるが、下ブリスター層よりやや小さいサイズを有するため、係合整合させることにより、マスクを挟んで滑りを防止し、マスクの異なる部分からのエッセンスの流れを防止することができる。
本発明において、マスクの使用時にフェイスに近づく方向を下とし、マスクの使用時にフェイスから離れる方向を上とする。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、好ましくは、該マスクは、目元用、唇元用、及びフェイス用のエッセンスをさらに含み、前記エッセンスは、予めマスク製品内の目元用層、唇元用層、フェイス用層に吸着されておく状態で、又は個別に保持される状態で、前記マスク製品に設けられる。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、好ましくは、前記マスク基材は、ゲル、不織布、バイオセルロース、シルクなどから選ばれる1種である。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、好ましくは、前記目元用層と前記フェイス用層とは引き離し可能に連結され、前記唇元用層と前記フェイス用層とは引き離し可能に連結される。本発明における引き離し可能な方式は、非連続的切断方式によって実現されることができ、例えば、鋸歯状ホブによる非連続的な切断口を利用して、複数箇所にマスクの引き裂きパーツを設け、使用時に任意の切断口から引き裂くすることができる。使用者が各部位のマスクを便利に取り出すことができるように、自身の必要に応じて局所取捨選択し、複数枚の独立に機能するアイマスク、唇元マスク、及びフェイスマスク等として効率的に使用することができる。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクパックにおいて、好ましくは、前記フェイス用層には、使用時に前記フェイス用層がフェイスと鼻にフィットすることを確保するための鼻用開口が設けられる。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、好ましくは、前記上ブリスター層、下ブリスター層の材質がそれぞれ独立にポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、及びポリエチレンから選ばれる1種である。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、好ましくは、前記目元溝及び前記唇元溝の溝深さが1~5mmである。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、好ましくは、前記下ブリスター層の外縁部に、フェイス用層内のエッセンスが縁部から溢れ出ることを避けるように、前記上ブリスター層との密閉接続を実現するための上向きの縁部突起が設けられる。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、好ましくは、目元用のエッセンスは、第1の基本成分と第1の活性成分とを含み、
前記第1の基本成分は、水、ブチレングリコール、PEG-40(ポリエチレングリコール-40)、ポリジメチルシロキサン、水添ポリイソブテン、グリセリン、及びアスコルビルグルコシドの1種又は複数種の組み合わせを含み、
前記第1の活性成分は、ソバ抽出物、バクモンドウ抽出物、マイタケ抽出物、コガネバナ抽出物、ヨーロッパブナ抽出物、スペインカンゾウ抽出物、蘭抽出物、セイヨウヤブイチゴ葉抽出物、ナギイカダ抽出物、ツボクサ抽出物、及びカモミール抽出物の1種又は複数種の組み合わせを含む。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、目元用のエッセンスは、水90.9wt%、ブチレングリコール2wt%、PEG-40 1wt%、ポリジメチルシロキサン1wt%、水添ポリイソブテン1wt%、グリセリン3wt%、アスコルビン酸グルコシド0.5wt%、コガネバナ抽出物0.2wt%、スペインカンゾウ抽出物0.2wt%、ツボクサ抽出物0.1wt%、及びカモミール抽出物0.1wt%を含むことがより好ましい。
本発明において、目元用のエッセンスとして、植物抽出物、軽薄な質感のあるエッセンスを採用する。目元の皮膚は細かくて薄く、シワ、脂肪粒、色素沈着等がより発生しやすい。唇の肌は柔らかく環境の気候に弱く、日常のケアも少ない。本発明の目元用層のエッセンスを適用することにより、敏感な目元の肌に水分を補充し、肌の弾力性を増加させ、目元の皮膚のくすみをなくし、シワの発生及び肌のたるみを防止し、目の腫れ現象を効果的に改善するのに有利である。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、好ましくは、前記唇元用のエッセンスは、第2の基本成分と第2の活性成分とを含み、
前記第2の基本成分は、水、グリセリン、及びハチミツの1種又は複数種の組み合わせを含み、
前記第2の活性成分は、ヒマワリ油、キンセンカ油、ティーツリー油、及びマカデミアナッツ油の1種又は複数種の組み合わせを含む。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、唇元用のエッセンスは、水96wt%、グリセリン2wt%、ハチミツ1wt%、キンセンカ油0.5wt%、及びマカデミアナッツ油0.5wt%を含むことがより好ましい。
本発明において、唇元用のエッセンスは純粋な天然イーストエキスを採用し、経口投与で無害である。本発明の唇元用層エッセンスを適用することにより、唇の肌細胞の新陳代謝に有利であり、暗い唇色を改善し、唇の輝きを回復させ、唇の肌の保護バリアを改善し、唇を柔らかく、しっかりとし、弾力性に富むものとすることができる。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクにおいて、好ましくは、フェイス用のエッセンスは、第3の基本成分と第3の活性成分とを含み、
前記第3の基本成分は、水、パルミトイル加水分解ミルクタンパク質、ヒアルロン酸、トレハルロース、ブチレングリコール、PEG-40、ポリジメチルシロキサン、水添ポリイソブテン、グリセリン、及びアスコルビン酸グルコシドの1種又は複数種の組み合わせを含み、
前記第3の活性成分は、ボタン根抽出物、タチバナ果皮抽出物、イースト抽出物、スペインカンゾウ抽出物、アロエ抽出物、エンドウ抽出物、ハッカ油、及びユーカリ葉抽出物の1種又は複数種の組み合わせを含む。
上記の造形可変な全方位スキンケアマスクパックにおいて、好ましくは、フェイス用のエッセンスは、水83.6wt%、パルミトイル加水分解ミルクタンパク質1wt%、ヒアルロン酸3wt%、トレハルロース1wt%、ブチレングリコール3wt%、PEG-40 1wt%、ポリジメチルシロキサン1wt%、水添ポリイソブテン1wt%、グリセリン4wt%、アスコルビン酸グルコシド0.5wt%、ボタン根抽出物0.3wt%、タチバナ果皮抽出物0.2wt%、イースト抽出物0.2wt%、スペインカンゾウ抽出物0.1wt%、及びアロエ抽出物0.1wt%を含む。
本発明において、フェイス用のエッセンスは、肌への全方位的保護を実現するように、植物精油及び天然浸透促進剤を採用する。頬等の顔の肌は、ファンデーション等の粉質化粧料の長期間塗布により、皮膚の栄養吸収能が弱まり、角質層が厚くなる等ことが問題となり、本発明のフェイス用層エッセンスを採用すれば肌自体の活性化に有利であり、エッセンスにおける栄養成分の吸収を促進し、肌バリアを強化し、メラニンの生成を抑制し、肌をより柔らかく、繊細にさせ、潤いを与え、透明にさせる。
本発明は、また一側面において、上記造形可変な全方位スキンケアマスクパックの製造方法を提供し、該製造方法は、
顔の構造に応じてマスク基材を目元用層、唇元用層、及び残りのフェイス用層の3つの領域に区画し、対応的に下ブリスター層に目元溝及び唇元溝を設置することと、
下ブリスター層の目元溝に目元用のエッセンスをセットし、唇元溝に唇元用のエッセンスをセットし、残りの部分にフェイス用のエッセンスをセットするとともに、溝の湾曲する箇所でシリコーン膜によって隔離し、エッセンスの相互混合を避けることと、
マスク基材を各領域に対応するように前記下ブリスター層に配置し、目元用層、唇元用層及びフェイス用層にそれぞれ対応するエッセンスを吸収させ(配置時間は5~24時間であることが好ましい)、マスク層を形成することと、
同様に目元溝と唇元溝が設置された上ブリスター層を前記下ブリスター層と係合方式で整合することにより、中間部マスク層を固定するとともに、前記シリコーン膜は中間部に当接して上ブリスター層と下ブリスター層との間に隙間を空けることを確保することとを含む。
本発明は、さらに一側面において、上記造形可変な全方位スキンケアマスクの、顔スキンケアにおける使用を提供する。
本発明は、以下の有益な効果を得られる。
本発明により提供される造形可変な全方位スキンケアマスクは、複合マスク構造を有し、フェイス、目元及び唇元に対して指向的スキンケアを実現できるものである。本発明のマスクにおいて、フェイス、目及び唇に対してそれぞれ異なるエッセンスを設置し、異なる部位の指向的ケア要求を満たすことができる。本発明のマスク構造を採用することにより、異なるスキンケア部位のエッセンスが互いに混合することなく、且つマスクの搬送においてもエッセンスが互いに混合しないことを効果的に保証することができる。異なるスキンケア部位に対し、自身の必要に応じて便利に局所取捨選択することにより、複数枚の単独に機能する目元マスク、唇元マスク及びフェイスマスク等として効果的に使用することができる。
本発明の造形可変な全方位スキンケアマスクの平面概略図である。 (目元の視角で)本発明の造形可変な全方位スキンケアマスクの断面概略図である。 (唇元の視角で)本発明の造形可変な全方位スキンケアマスクの断面概略図である。
本発明の技術的特徴、目的及び有益な効果をより明確に理解するために、本発明の技術的構成について以下に詳細に説明するが、本発明の実施可能な範囲を限定するものと理解されない。
以下の実施例で使用した実験方法は、特に断らない限り、いずれも常法である。
以下の実施例で使用した材料、試薬等は、特に断らない限り、いずれも市販品として入手可能なものである。
[実施例]
本実施例は、造形可変な全方位スキンケアマスクを提供する。図1、図2及び図3に示すように、該マスクは、下ブリスター層1と、前記下ブリスター層上に位置するマスク層3と、前記マスク層3に位置する上ブリスター層2とを含み、上ブリスター層2及び下ブリスター層1の各々は目元溝及び唇元溝を備え、マスク層3はエッセンスを吸着するためのマスク基材を含み、マスク層3は目元用層4、唇元用層5、及び残りのフェイス用層6の3つの領域に区画され、目元用層4、唇元用層5、及びフェイス用層6は、それぞれ目元用、唇元用及びフェイス用のエッセンスを吸着するためのものである。
上ブリスター層2と下ブリスター層1は、係合方式で整合し、中間部のマスク層3における目元用層4、唇元用層5をそれぞれ下ブリスター層1の目元溝、唇元溝に係合させる。下ブリスター層1の目元溝と唇元溝が下方に湾曲する箇所は、シリコーン膜7を介して上ブリスター層2の目元溝と唇元溝が下方に湾曲する箇所に当接することにより、目元用層4、唇元用層5、及びフェイス用層6にエッセンスが吸着される際に、各部層におけるエッセンスを隔離することを実現するとともに、上ブリスター層2と下ブリスター層1との間に隙間を確保する。
本実施例において、ブリスター層とシリコーン膜とを係合整合して固定することにより、各領域のエッセンスの分離を効果的に実現し、ブリスター方式の固定によって、エッセンスが互いに混合しないことを好適に実現することができ、また、スキンケアのための使用も容易である。具体的には、本発明は、多部位構造制御可能なマスク設計を採用し、異なる部分に対して異なるエッセンス(目元、唇元、フェイス等)を選択し、エッセンスを多点で貯蔵する特製のブリスター型を採用し、マスク内の異なるエッセンス同士が容易に混合しないようにする。使用に際して、使用者は、上ブリスターシートを取り外し、目元のスキンケアの場合、下ブリスター層の目元溝における目元用層を引き離し、目元のスキンケアに用いるだけでよく、その後、上ブリスター層を整合することにより、他の使用されていないマスクを更に保存することができ、必要な場合、再度使用することができる。唇のスキンケアの場合、下ブリスター層の唇元溝における唇元用層を引き離して唇のスキンケアに用いるだけでよい。フェイスのスキンケアの場合、下ブリスター層におけるフェイス用層を引き離してフェイスのスキンケアに用いるだけでよい。また、シリコーン膜を介した当接は、異なる部位のエッセンスの混合を避けるようにエッセンスの遮断隔離に寄与する一方、上ブリスター層と下ブリスター層を係合固定する時に、隙間を空けることを確保でき、中間部のマスク層を過度に押圧することによりフェイス用層のエッセンスの流失を引き起こすのを避けることができる。好ましくは、シリコーン膜の切断方向の長さは中央部のマスク層の厚さよりも大きい。もう一方、各部位のマスクの使用に際して、使用者がより便利に引き離すようにできる。また、本発明において、上ブリスター層は、下ブリスター層と同じ構造であるが、下ブリスター層よりやや小さいサイズを有するため、係合整合させることにより、マスクを挟んで滑りを防止し、マスクの異なる部分からのエッセンスの流れを防止することができる。
具体的な好ましい一実施形態において、該マスクは、目元用、唇元用、及びフェイス用のエッセンスをさらに含み、前記エッセンスは、予めマスク製品内の目元用層、唇元用層、フェイス用層に吸着されておく状態で、又は個別に保持される状態で、前記マスク製品に設けられる。
具体的な好ましい一実施形態において、前記マスク基材は、ゲル、不織布、バイオセルロース、シルクなどから選ばれる1種でもよい。
具体的な好ましい一実施方式において、目元用層とフェイス用層とは引き離し可能に連結され、唇元用層とフェイス用層とは引き離し可能に連結される。本発明における引き離し可能な方式は、非連続的切断方式によって実現されることができ、例えば、鋸歯状ホブによる非連続的な切断口を利用して、必要に応じて複数箇所にマスクの引き裂きパーツを設け(図1の破線部分に示す)、例えば、目元の構造に応じて眉毛、睫毛などの部位の形態構造に沿った目元マスクの引き裂きパーツができるように、複数箇所に引き裂きパーツを設けることができ、使用時に任意の切断口から引き裂くすることができる。使用者が各部位のマスクを便利に取り出すことができるように、自身の必要に応じて局所取捨選択し、複数枚の独立に機能するアイマスク、唇元マスク、及びフェイスマスク等として効率的に使用することができる。
具体的な好ましい一実施形態において、前記フェイス用層には、使用時に前記フェイス用層がフェイスと鼻にフィットすることを確保するための鼻用開口が設けられる(図1に示すように、マスクに鼻用開口が切断されている)。
具体的な好ましい一実施形態において、上ブリスター層、下ブリスター層の材質は、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、及びポリエチレンの1種でもよく、目元溝及び唇元溝の溝深さは、1~5mmでもよい。
具体的な好ましい一実施形態において、下ブリスター層の外縁部に、フェイス用層内のエッセンスが縁部から溢れ出ることを避けるように、上ブリスター層との密閉接続を実現するための上向きの縁部突起が設けられる。
具体的な好ましい一実施形態において、目元用のエッセンスは、第1の基本成分と第1の活性成分とを含み、前記第1の基本成分は、水、ブタンジオール、PEG-40、ポリジメチルシロキサン、水添ポリイソブテン、グリセリン、及びアスコルビン酸グルコシドの1種又は複数種の組み合わせを含み、前記第1の活性成分は、ソバ抽出物、バクモンドウ抽出物、マイタケ抽出物、コガネバナ抽出物、ヨーロッパブナ抽出物、スペインカンゾウ抽出物、蘭抽出物、セイヨウヤブイチゴ葉抽出物、ナギイカダ抽出物、ツボクサ抽出物、及びカモミール抽出物の1種又は複数種の組み合わせを含む。目元用層におけるエッセンスは、植物抽出物、軽薄な質感のあるエッセンスを採用する。
具体的な好ましい一実施形態において、目元用のエッセンスは、水90.9wt%、ブチレングリコール2wt%、PEG-40 1wt%、ポリジメチルシロキサン1wt%、水添ポリイソブテン1wt%、グリセリン3wt%、アスコルビン酸グルコシド0.5wt%、コガネバナ抽出物0.2wt%、スペインカンゾウ抽出物0.2wt%、ツボクサ抽出物0.1wt%、及びカモミール抽出物0.1wt%を含む。
具体的な好ましい一実施形態において、唇元用のエッセンスは、第2の基本成分と第2の活性成分とを含み、前記第2の基本成分は、水、グリセリン、及びハチミツの1種又は複数種の組み合わせをみ、前記第2の活性成分は、ヒマワリ油、キンセンカ油、ティーツリー油、及びマカデミアナッツ油の1種又は複数種の組み合わせを含む。唇元用層におけるエッセンスは、純粋な天然イーストエキスを採用し、経口投与で無害である。
具体的な好ましい一実施形態において、唇元用のエッセンスは、水96wt%、グリセリン2wt%、ハチミツ1wt%、キンセンカ油0.5wt%、及びマカデミアナッツ油0.5wt%を含む。
具体的な好ましい一実施形態において、フェイス用のエッセンスは、第3の基本成分と第3の活性成分とを含み、前記第3の基本成分は、水、パルミトイル加水分解ミルクタンパク質、ヒアルロン酸、トレハルロース、ブチレングリコール、PEG-40、ポリジメチルシロキサン、水添ポリイソブテン、グリセリン、及びアスコルビン酸グルコシドの1種又は複数種の組み合わせを含み、前記第3の活性成分は、ボタン根抽出物、タチバナ果皮抽出物、イースト抽出物、スペインカンゾウ抽出物、アロエ抽出物、エンドウ抽出物、ハッカ油、及びユーカリ葉抽出物の1種又は複数種の組み合わせを含む。フェイス用層におけるエッセンスは、肌への全方位的保護を実現するように、植物精油及び天然浸透促進剤を採用する。
具体的な好ましい一実施形態において、フェイス用のエッセンスは、水83.6wt%、パルミトイル加水分解ミルクタンパク質1wt%、ヒアルロン酸3wt%、トレハルロース1wt%、ブチレングリコール3wt%、PEG-40 1wt%、ポリジメチルシロキサン1wt%、水添ポリイソブテン1wt%、グリセリン4wt%、アスコルビン酸グルコシド0.5wt%、ボタン根抽出物0.3wt%、タチバナ果皮抽出物0.2wt%、イースト抽出物0.2wt%、スペインカンゾウ抽出物0.1wt%、及びアロエ抽出物0.1wt%を含む。
本実施例の造形可変な全方位スキンケアマスクは、以下の製造方法により製造される。
顔の構造に応じてマスク基材を目元用層、唇元用層、及び残りのフェイス用層の3つの領域に区画し、対応的に下ブリスター層に目元溝及び唇元溝を設置し、
下ブリスター層の目元溝に目元用のエッセンスをセットし、唇元溝に唇元用のエッセンスをセットし、残りの部分にフェイス用のエッセンスをセットするとともに、溝の湾曲する箇所でシリコーン膜によって隔離し、エッセンスの相互混合を避け、
マスク基材を各領域に対応するように前記下ブリスター層に配置し、目元用層、唇元用層及びフェイス用層にそれぞれ対応するエッセンスを吸収させ(配置時間は5~24時間であることが好ましい)、マスク層を形成し、
同様に目元溝と唇元溝が設置された上ブリスター層(下ブリスター層と構造が同じであるが、サイズがやや小さい)を前記下ブリスター層と係合方式で整合することにより、中間部マスク層を固定し、マスクを挟んで滑りを防止し、マスクの異なる部分からのエッセンスの流れを防止するとともに、前記シリコーン膜は中間部に当接して上ブリスター層と下ブリスター層との間に隙間を空けることを確保する。
本実施例により提供される造形可変な全方位スキンケアマスクは、複合マスク構造を有し、フェイス、目元及び唇元に対して指向的スキンケアを実現できるものである。本発明のマスクにおいて、フェイス、目元及び唇元に対してそれぞれ異なるエッセンスを設置し、異なる部位の指向的ケア要求を満たすことができる。本発明のマスク構造を採用することにより、異なるスキンケア部位のエッセンスが互いに混合することなく、且つマスクの搬送においてもエッセンスが互いに混合しないことを効果的に保証することができる。異なるスキンケア部位に対し、自身の必要に応じて便利に局所取捨選択することにより、複数枚の単独に機能する目元マスク、唇元マスク及びフェイスマスク等として効果的に使用することができる。
1 下ブリスター層
2 上ブリスター層
3 マスク層
4 目元用層
5 唇元用層
6 フェイス用層
7 シリコーン膜

Claims (15)

  1. 下ブリスター層と、前記下ブリスター層上に位置するマスク層と、前記マスク層上に位置する上ブリスター層とを含み、
    前記上ブリスター層及び前記下ブリスター層の各々は、目元溝及び唇元溝を備え、
    前記マスク層は、エッセンスを吸着するためのマスク基材を含み、
    前記マスク層は、目元用層、唇元用層、及び残りのフェイス用層の3つの領域に区画され、前記目元用層、前記唇元用層、及び前記フェイス用層は、それぞれ目元用、唇元用及びフェイス用のエッセンスを吸着するためのものであり、
    前記下ブリスター層と前記下ブリスター層は、係合方式で整合し、中間部のマスク層における目元用層、唇元用層をそれぞれ前記下ブリスター層の目元溝、唇元溝に係合させ、
    前記下ブリスター層の目元溝と唇元溝が下方に湾曲する箇所は、シリコーン膜を介して前記上ブリスター層の目元溝と唇元溝が下方に湾曲する箇所に当接することにより、前記目元用層、前記唇元用層、及び前記フェイス用層にエッセンスが吸着される際に、各部層におけるエッセンスを隔離することを実現するとともに、前記上ブリスター層と前記下ブリスター層との間に隙間を確保する、造形可変な全方位スキンケアマスク。
  2. 目元用、唇元用、及びフェイス用のエッセンスをさらに含むマスクであって、前記エッセンスは、予めマスク製品内の目元用層、唇元用層、フェイス用層に吸着されておく状態で、又は個別に保持される状態で、前記マスク製品に設けられる、請求項1に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  3. 前記マスク基材は、ゲル、不織布、バイオセルロース、シルクから選ばれる1種である、請求項1に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  4. 前記目元用層と前記フェイス用層とは引き離し可能に連結され、前記唇元用層と前記フェイス用層とは引き離し可能に連結される、請求項1に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  5. 前記フェイス用層には、使用時に前記フェイス用層がフェイスと鼻にフィットすることを確保するための鼻用開口が設けられる、請求項1に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  6. 前記上ブリスター層、前記下ブリスター層の材質は、それぞれ独立してポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、及びポリエチレンから選ばれる1種である、請求項1に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  7. 前記目元溝及び前記唇元溝の溝深さは、1~5mmである、請求項1に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  8. 目元用のエッセンスは、第1の基本成分と第1の活性成分とを含み、
    前記第1の基本成分は、水、ブタンジオール、PEG-40(ポリエチレングリコール-40)、ポリジメチルシロキサン、水添ポリイソブテン、グリセリン、及びアスコルビン酸グルコシドの1種又は複数種の組み合わせを含み、
    前記第1の活性成分は、ソバ抽出物、バクモンドウ抽出物、マイタケ抽出物、コガネバナ抽出物、ヨーロッパブナ抽出物、スペインカンゾウ抽出物、蘭抽出物、セイヨウヤブイチゴ葉抽出物、ナギイカダ抽出物、ツボクサ抽出物、及びカモミール抽出物の1種又は複数種の組み合わせを含む、請求項1に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  9. 目元用のエッセンスは、水90.9wt%、ブチレングリコール2wt%、PEG-40 1wt%、ポリジメチルシロキサン1wt%、水添ポリイソブテン1wt%、グリセリン3wt%、アスコルビン酸グルコシド0.5wt%、コガネバナ抽出物0.2wt%、スペインカンゾウ抽出物0.2wt%、ツボクサ抽出物0.1wt%、及びカモミール抽出物0.1wt%を含む、請求項8に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  10. 唇元用のエッセンスは、第2の基本成分と第2の活性成分とを含み、
    前記第2の基本成分は、水、グリセリン、及びハチミツの1種又は複数種の組み合わせを含み、
    前記第2の活性成分は、ヒマワリ油、キンセンカ油、ティーツリー油、及びマカデミアナッツ油の1種又は複数種の組み合わせを含む、請求項1に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  11. 唇元用のエッセンスは、水96wt%、グリセリン2wt%、ハチミツ1wt%、キンセンカ油0.5wt%、及びマカデミアナッツ油0.5wt%を含む、請求項10に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  12. フェイス用のエッセンスは、第3の基本成分と第3の活性成分とを含み、
    前記第3の基本成分は、水、パルミトイル加水分解ミルクタンパク質、ヒアルロン酸、トレハルロース、ブチレングリコール、PEG-40、ポリジメチルシロキサン、水添ポリイソブテン、グリセリン、及びアスコルビン酸グルコシドの1種又は複数種の組み合わせを含み、
    前記第3の活性成分は、ボタン根抽出物、タチバナ果皮抽出物、イースト抽出物、スペインカンゾウ抽出物、アロエ抽出物、エンドウ抽出物、ハッカ油、及びユーカリ葉抽出物の1種又は複数種の組み合わせを含む、請求項1に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  13. フェイス用のエッセンスは、水83.6wt%、パルミトイル加水分解ミルクタンパク質1wt%、ヒアルロン酸3wt%、トレハルロース1wt%、ブチレングリコール3wt%、PEG-40 1wt%、ポリジメチルシロキサン1wt%、水添ポリイソブテン1wt%、グリセリン4wt%、アスコルビン酸グルコシド0.5wt%、ボタン根抽出物0.3wt%、タチバナ果皮抽出物0.2wt%、イースト抽出物0.2wt%、スペインカンゾウ抽出物0.1wt%、及びアロエ抽出物0.1wt%を含む、請求項12に記載の造形可変な全方位スキンケアマスク。
  14. 請求項1~13のいずれか一項に記載の造形可変な全方位スキンケアマスクの製造方法であって、
    顔の構造に応じてマスク基材を目元用層、唇元用層、及び残りのフェイス用層の3つの領域に区画し、対応的に下ブリスター層に目元溝及び唇元溝を設置することと、
    下ブリスター層の目元溝に目元用のエッセンスをセットし、唇元溝に唇元用のエッセンスをセットし、残りの部分にフェイス用のエッセンスをセットするとともに、溝の湾曲する箇所でシリコーン膜によって隔離し、エッセンスの相互混合を避けることと、
    マスク基材を各領域に対応するように前記下ブリスター層に配置し、目元用層、唇元用層及びフェイス用層にそれぞれ対応するエッセンスを吸収させ、マスク層を形成することと、
    同様に目元溝と唇元溝が設置された上ブリスター層を前記下ブリスター層と係合方式で整合することにより、中間部マスク層を固定するとともに、前記シリコーン膜は中間部に当接して上ブリスター層と下ブリスター層との間に隙間を空けることを確保することとを含む、造形可変な全方位スキンケアマスクの製造方法。
  15. 請求項1~13のいずれか一項に記載の造形可変な全方位スキンケアマスクの、顔スキンケアにおける使用。
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