JP2022529464A - 1以上のピペットを収容する容器 - Google Patents

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Abstract

本開示の主題は、流体、特に眼の治療液を含むピペット用の脱離可能なカバーを備え、1以上のピペットがカバーに保持されている貯蔵容器、及び貯蔵容器と1以上のピペットとを備えたセットである。【選択図】図3

Description

本開示は、流体、特に眼用の治療液を含むピペットのための1以上の着脱可能なカバーを備え、1以上のピペットが、貯蔵容器に貯蔵するための1以上のカバーに一端を取り付け可能な貯蔵容器、及び貯蔵容器と1以上のピペットとを含むセットに関する。
眼の病気又は眼の炎症を治療するために、薬又は有効成分は、局所的に眼に適用される。としては、無菌、水溶性、または別々の油性の溶液又は懸濁液を、結膜嚢に添加又は角膜に滴下する眼軟膏及び眼薬は、従来の大多数の治療液である。使用時の問題点は、有効成分を、例えばまばたきによる小さな空間に、かつ、所望の効果を得るために提供される量において、確実に添加することである。更に、留意すべき感染症を防ぐのに必要な
衛生状態がある。更に、ドライアイは負担が大きいゆえに、涙液膜を援助する眼湿潤剤の形態の治療液で治療する必要がある。特に、乾性角結膜炎(ドライアイ症候群)に罹患した異常なドライアイの人は、人工の涙代替液を用いており、一般的には、日中にわたり定期的に用いている。
使用頻度に応じ、様々な容器は、眼薬などの治療液を貯蔵及び分注するのに適している。単回投与系及び複数回投与系は既知である。複数回投与系は、例えば、内容量が数ミリメートルの滴下ボトルである。いわゆる単回投与容器は、古典的な単回投与系に属する。これらは、プラスチックで生成され、無菌溶液としての流体を含む、透明な又は乳白色に濁った小型のピペットである。ピペットを前端にて閉止する密閉蓋は、初回使用の直前に折られるか、あるいは、別々に捩り切られる。
ピペットの他端には、通常、ピペットを把持するためのタブがある。タブは、流体を含有しない。一般的に、ピペットは、ユーザは2本の手指を用いてピペットの分注室に圧力を印加し、手指によって、例えば眼の中に、分注室から治療液を分注させる、軟質のプラスチックで生成された壁を有している。
一般的には、ピペットを開封した後は、特に現行の無菌性を担保するために、含有している治療液は、限られた時間のみ用いることができる。多数回投与系の水性製剤は、通常、添加剤とともに貯蔵されており、製造業者の情報によると、開封後しばらくの間、例えば、1~4週間、時には更に著しく長く、用いることができる。
単回投与への保存剤の添加は、副作用の可能性のために一般的には所望されないか、あるいは、それとは別に、密閉されたピペットに細菌は侵入しないため不要である。更に、ピペットは、単回の使用後に廃棄され、結果として、その使用は資源効率が高くない。しかしながら、初回使用後に更なる使用のための治療液が残っている場合、初回使用後にピペットを直接廃棄することは、多くの場合、絶対に必要ではないし、一方で、それまで適切に貯蔵されていた場合は少なくとも、次の使用までの相対的に短時間内での、効果の変化の危険性及び汚染の危険性は、無視できるか、あるいは各々が外見上存在しない。
多くの専門家の意見によると、涙代替液を有するピペットは、大部分の水溶液に生物汚染度が蓋然的に呈示される前の、密閉蓋を捩り切って開封してから約24時間、用いることができる。したがって、涙代替液は、1日に数回、1つの、かつ同一のピペットから眼内に滴下できる。
医師及び薬剤師は、時折、初回使用後に保護のためにアルミホイルで包装することを推奨する。しかしながら、これは、開口したピペットの先端の間の処置及び接触を行うため現実的ではなく、あるいは、それとは別に、アルミニウムがある場合でも液体の減少が予想される。更に、パンツのポケット等でピペットに圧力が印加された場合、往々にしてピペットから流体が流出する。
更に、眼薬を含むピペット用の貯蔵容器も既に提案されている。特許文献1は、筐体の開口部に差し込むか、あるいはねじ込むためのカバーを有する貯蔵容器を開示している。貯蔵容器は、直立したピペットを収容すべきであり、ピペットの分注口は、カバーに向けられている。ピペット及びカバーは相互接続されておらず、特にピペットはカバーと一緒に脱離されることはない。
特許文献2の主題は、同様の性質である。当該特許文献は、上部に向かって開口している二部式の貯蔵容器を開示しており、ピペットは分注開口部を上にして配置される。ピペットは、容器本体の下方に緩やかに配置され、分注室を含めて本体の下方に挿入される。ピペットは本体の下方に装着されておらず、本体の下方を上下逆にした場合、落下する。
特許文献3は、ゴム蓋がボトルの隘路を閉止するガラスボトルの形態の容器を教示しており、2つの開口部を有するガラスピペットは、蓋のゴム材料に形成された弾性のある円形路に挿入することにより、その上部の管状の開口端が蓋に封入される。蓋は閉止具と称されている。円形路は、ピペットの上部開口部に空気を通し、当該通路は、閉止具をボトルの隘路に挿入することで通路が閉止されるように、閉止具の側で終端している。このように、蓋は、滴下の閉止具として機能するピペットの機能的要素である。
同様の特許文献4は、筐体を閉止するための蓋を有し、上部開口端を有する筐体を教示している。蓋は、下端を狭窄して開口部をノズル形状にしたガラス管における上部の開口端を固定する細長いゴム球を常時保有している。閉止状態においては、ノズルの先端は、筐体の終端に配置されたクッション部材の上にある。当該器具は、液体防腐剤用の小型分注器であり、ガラス管は液体の貯蔵庫として機能する。液体は球を押圧することにより分注される。
独国実用新案第29508042号明細書 米国特許出願公開第2008/0283530号明細書 米国特許第1700781号明細書 米国特許第2180248号明細書
したがって、本開示の目的は、生物学的、化学的、及び物理的な干渉から安全に保護された流体を含むピペットを、未開封状態、及び開封状態又は再封状態の双方において貯蔵可能にすることである。更に、貯蔵の選択により、眼薬のような治療液を用いる場合には特に、一般的な及び特殊なピペットの取扱いを容易にすべきであり、各々のピペットにおける流体の使用可能期間を単回の使用を超えて延ばすべきである。
本開示は、1以上のピペットを密封収容するための貯蔵容器に関し、ピペットは、プラスチック材料で生成され、1つの長手方向の主軸(すなわち、軸方向)を有し、
軸方向に配置されたピペットは、1つの長手方向の主軸に沿って、
ピペットの一端にある分注口と、
ピペットの逆位にタブと
を有し、
その間に流体を貯蔵するための分注室
を有し、
分注室は、分注口を介して流体を分配すべくに圧搾可能であり、
タブは、板状の本体を有し、板状の本体は、軸方向に平行な2つの縁部を有し、
タブは、タブ端を有し、タブ端は板状の本体の一部であり、好適には分注室から離れたタブの末端に配置され、
貯蔵容器は、
管状の筐体の第1端部に第1開口部を有する管状の筐体と、
管状の筐体の第1開口部を脱離可能に閉止するための、少なくとも第1カバーと
を備え、
第1カバーは、
少なくとも分注室を締付具から完全に突出させて、タブ端を第1カバーに固定し、
一端が分注口を有する状態で、ピペットを管状の筐体に最初に挿入すべく、ピペットを位置合わせする
ように形成された
締付具を有し、
カバーは、ピペットがカバーに取り付けられている間、貯蔵容器の第1開口部を閉止する。
好適な実施形態によると、締付具は、第1カバーのタブ端を保持するための、
a)1以上のばね要素、
b)スロットの狭窄がなされる1以上の移動不可能な締付要素を有し、狭窄によって、スロットに挿入された際に、タブ端のくさび止め若しくは押圧、又は変形、特に屈曲押圧がなされるスロット、
c)トグルレバー又はねじ締付具、及び
d)タブ端に挿入するための鋭尖先端部を備えた鋭尖部、好適には扁平な鋭尖部
のうちの1以上を有する。
締付具は、分注口が下方に方向付けられている間に、ピペットを有する第1カバーが持ち上げられた際に、流体を含むピペットとその中の重量を締付具が保持できるようにピペットをカバーに取り付ける。
実施形態a)及び実施形態c)による締付具は、スロットを更に有することができ、1以上のばね要素、トグルレバー、又はねじ締付具は、各々がスロットの狭窄をするように配置される。スロットは、好適には、実質的にスリットの形状の開口部を有し、スリットの長さは、好適には、タブ端の幅(幅B)に一致している。
カバーは、空洞部を形成する環状の縁部で囲まれた内面を有し、空洞部は、締付具を有し、タブ端が締付具に挿入されたときに、分注室が空洞部から完全に突出することにより、カバーが締付具を介してピペットに取り付けられているときに、ユーザが分注室をユーザの手指で狭窄して、ピペットの1つの開口部から流体を分注できるように、分注室に自由にアクセス可能である。
特に、貯蔵容器の管状の筐体は、細長い直管形状である。
好適な実施形態は、従属請求項の主題であるか、あるいは後述されている。
一実施形態によると、第1端部に対向する管状の筐体の第2端部は、筐体と一体化した部品である筐体底部によって、常時密封されている。
別の実施形態においては、管状の筐体は、管状の筐体の第2端部に、第2開口部を有しており、第2カバーは、第2開口部を開閉すべく設けられているか、あるいは他方で、第2開口部に取り付けられて常時密封する筐体底部が設けられている。第2カバーは、第1カバーと同じ方法で厳密に設計できる。
一実施形態によると、筐体の第2開口部に面する側で、第2カバーは、ピペットを保持するためのピペットのタブ端用の締付具を有し、ピペットは、筐体内の第2ピペット又は第1ピペットである。締付具は、第1カバーと同一であってもよいし、例えば、様々に形成されたタブ端のための、本明細書に開示されているような代替式の締付具のであってもよい。
ピペットがカバーに取り付けられ、カバーが筐体の端部を閉止している場合、ピペットの長手方向の軸は、管状の筐体の長手方向の軸と実質的に平行に延びており、ピペットの前端は、容器の開放空間で終端し、それ自体は、筐体の他の端部、筐体底部、締付具を有する若しくは有しない別のカバー、又は第2ピペットの前端といった、任意の物体にも接触しない。
好適な実施形態によると、ピペットは、第12カバー又は第2カバーに保持されたときに、筐体の内部にある任意の横方向の案内部から離れて前方に延びている、すなわち、少なくとも締付具の前端から実質的に自由に浮遊している。
別の実施形態においては、2つのピペットは、第1カバーの1つ又は2つの締付具における各々のタブ端によって相互に実質的に平行に保持され、筐体の第2端部は筐体底部を有している。2つのピペットが2つのピペットからなる条片の形態で相互に接続されている場合、2つのピペットは締付具に挿入できる。また、2つのピペットは締付具に別個に挿入することもできる。
図1は、立体図においてピペットを示している。 図2は、図1のピペットを長手方向の断面図で示している。 図3は、断面が円形である、管状の筐体を有する貯蔵容器を示している。 図4は、カバーが取り付けられた図3の貯蔵容器を示している。 図5は、図4の断面図である。 図6は、管状の筐体と、カバーと、締付具と、ピペットとを有する貯蔵容器の分解図である。 図7は、第1開口部及び第2開口部に対してねじ込み可能な2つのカバーを有し、両端が開口した管状の筐体を有する貯蔵容器を示している。 図8は、図7による容器の一部分を示している。 図9は、関連する筐体の端部との留め金締結用に設計されたカバーを立体図で示している。 図10は、2つのばね式の掴み具と、ばね支持部と、スロットとを有するばねを締付具の一部として含むカバーの分解図を示している。 図11は、ねじ込みの最終位置を上面図で示している。 図12は、ねじ込みの最終位置を図11で示した平面を通る空間断面図で示している。 図13は、図3~図8による締付具の変形例を示している。 図14は、図3~図8による締付具の変形例を示している。 図15は、スロットを形成する直面体の突出部によって設けられたスロットを有する、窪み形状のカバーを示す。 図16は、スロットを形成する直面体の突出部によって設けられたスロットを有する、窪み形状のカバーを示す。 図17は、上述のカバーの実施形態のように他のばね要素を用いることを要せず、タブの大領域の側壁の屈曲によるばね効果を用いた、カバーの締付具としてのスロットを示している。 図18は、上述のカバーの実施形態のように他のばね要素を用いることを要せず、タブの大領域の側壁の屈曲によるばね効果を用いた、カバーの締付具としてのスロットを示している。 図19は、カバーを示している。 図20は、カバーを示している。 図21は、カバー構造の別の実施形態を示している。 図22は、カバー構造の別の実施形態を示している。 図23は、ばね要素を有する締付具の変形例を示す。 図24は、容器の内部空間を断熱することにより、高温又は低温の環境において長期間の使用を可能にした貯蔵容器の実施形態を示している。 図25は、容器の内部空間を断熱することにより、高温又は低温の環境において長期間の使用を可能にした貯蔵容器の実施形態を示している。 図26は、容器の内部空間を断熱することにより、高温又は低温の環境において長期間の使用を可能にした貯蔵容器の実施形態を示している。 図27は、図26のように湾曲したばね式の掴み具を用いず、図17について説明したのと同様に、スロットの大領域の壁に形成された1つの突出部のみを有するカバーを示している。 図28は、図26のように湾曲したばね式の掴み具を用いず、図17について説明したのと同様に、スロットの大領域の壁に形成された1つの突出部のみを有するカバーを示している。 図29は、1つ又は2つのピペットを保持するための幅広い締付具を有するカバーを示している。 図30は、1つ又は2つのピペットを保持するための幅広い締付具を有するカバーを示している。 図31は、1つ又は2つのピペットを保持するための幅広い締付具を有するカバーを示している。 図32は、タブ端が締付具に挿入されている間に、幅方向及び/又は長手方向の周りにタブ端の圧縮及び/又は屈曲をする、テーパ部を伴う狭窄部を含むスロットを有するカバーを示している。 図33は、タブ端が締付具に挿入されている間に、幅方向及び/又は長手方向の周りにタブ端の圧縮及び/又は屈曲をする、テーパ部を伴う狭窄部を含むスロットを有するカバーを示している。 図34は、タブ端が締付具に挿入されている間に、幅方向及び/又は長手方向の周りにタブ端の圧縮及び/又は屈曲をする、テーパ部を伴う狭窄部を含むスロットを有するカバーを示している。 図35は、半径方向にテーパ状の2つのくさびを含むスロットを有するカバーを示している。 図36は、半径方向にテーパ状の2つのくさびを含むスロットを有するカバーを示している。 図37は、断面図において、後端の縁部が切り取られたタブを締付けるための扁平な鋭尖部を有するカバーを示している。 図38は、挿入されたタブ端を破断部分図で示している。
本開示による貯蔵容器に挿入可能なピペットは、好適には少なくとも
容易に把持可能であり、タブ端を有する、ピペットの後端としてのタブと、
眼薬などの流体が配置されている分注室と、
分注室から流体を分注するための分注口と、
選択的に、ピペットの前端にある分注用の開口部のための密閉蓋と
を備える。
ピペットの後端はタブによって形成され、ピペットの対向する前端は密閉蓋によって形成される。その間にある分注室は、好適には、分注口を有する隘路部の前端で終端しており、分注口は、密閉蓋によって閉止され、前端に向かって外側にピペットの先端部を形成している。分注室は後端で閉止されている。分注室の隣にはタブがある。タブ端は、ピペットを保持するために締付具によって必要とされるタブの後部領域として規定され、タブ端はタブの前端まで延在しうる。タブは、板状の本体を有する。本体は、例えば、細長く扁平な直面体として設計できる。
ピペットは、好適には、特にポリエチレン又はポリプロピレンといったプラスチック材料で生成される。
一般的に、ピペットは細長くかつ扁平に設計されている。ピペットは、一般的には、少なくともタブの領域に、2つの平行な長手方向の側縁があり、大領域のタブの側壁によって形成された両側の平面を隆起させた、一般的には膨らみのある分注室がある。分注室は、特に人工的な涙代替液の場合、約0.1~1.5ml、多くの場合には、0.2~0.6mlの含量を保持できる。
タブは、1以上の製品識別表示を提供できる。製品の識別表示は、一般的には、ラベルの形態においてタブに接着される。しかしながら、識別表示は、更に、タブに刻印してもよいし、タブに印刷してもよい。同時に、タブは把持補助具として機能する。タブは流体を含有しない。
市場にある多くの従来のピペットに共通しているのは、ピペットを容易に把持ができるように、取扱いを容易にするための扁平な直面体の端部を所有していることである。多くの製造業者において、タブ、特にタブ端は、タブの幅(典型的には、1.2~1.3cm)、厚さ(典型的には、0.2~0.4cm)、及び長さ(典型的には、2~3cm)について、比較的均一な寸法を有しており、製造業者に関係する偏差はわずかである。結果として、タブ端用の標準化された締付具は、大多数の様々なピペットに対して実現できる。
一実施形態によると、板状のタブは中空である。中空空間は、2つの薄く扁平な矩形の半殻の境界部を溶接して、2つの実質的に平行な壁を形成することで生成でき、以降においては、大領域の側壁と更に称する。
流体を有するピペットは、一般的に、いわゆる条片を形成すべく、複数のピペットを相互に連結した形態において販売されている。条片は、複数のピペットを並列に連結した配列の形態を有している。そのため、ピペットは、破断線に沿って相互に接続された縁部領域を(例えば、更に連結棒の形態で)有している。破断線は、特にタブの狭い長手方向に沿って両側に、特に平行に通っている。
ピペットの典型的な使用を以下に説明する。所望の際には、ピペットは、液体が分注口の近くのピペットの隘路部に位置するまで、手動で下向きに数回振ることができる。その後、ピペットの密閉蓋を捩り切り、ピペットは、滴下のために、眼の上で人差指と親指の間に保持する。分注室に圧力を印加することにより、治療液は、分注口から眼球内に放出される。
開口型のピペットに共通しているのは、既に一部が空であり、分注口が下向きに自由に吊り下がっていたとしても、分注室に圧力を印加しない場合、治療液が放出されないことである。
多くのピペットでは、初回の脱離後に、密閉蓋を再び分注口に配置でき、ゆえに、分注口を再閉止できる。しかしながら、密閉蓋が再利用できないピペットも商業上入手可能である。
一実施形態によると、密閉蓋は、把持部と事実上の閉止部とを有することができる。閉止部は、把持部の分注口の方向に面した側に突出しており、多くの場合、半球状の底部領域における狭くて可撓性の入口穴に、環状のピペットの先端部を隣接させ、隘路部の穴壁の圧入によってピペットの先端部を閉止するのに適した半球状の中空膨張部を有している。
把持部により、密閉蓋を紛失することなく、密閉蓋を容易に除去するか、あるいは捩り切ることができ、使用後に密閉蓋をピペットの先端部に再配置できる。しかしながら、密閉蓋の寸法が小さい場合、ユーザにとっては取扱いが困難であり、少なくとも実用的ではなく、汚染を受けやすい。
本明細書に記載の貯蔵容器は、1つのピペット、又は各々がタブを有する1つ又は2つのピペットを貯蔵するように供する。ピペットは、未開封、開封、又は再開封の状態で容器に収容できる。
容器は、細長い直管の形態の筐体を備える。第1端部には、第1カバーによって開閉される第1開口部が設けられている。
筐体の第2端部において、筐体は、一体的な筐体の部品としての筐体底部を有するか、あるいは、別個の部品としての筐体底部で常時閉止、又は、第2カバーで開閉される第2開口部を含んでいる。
本開示による容器の一部であるカバーは、定期的に脱離することを意図したものであるか、それとは別に、筐体の開閉の各々のために取り付けられることを意図したものである。筐体底部は、筐体に組み付けられた後に、更に筐体から脱離することを意図していない。
筐体の開口部に面する側において、第1カバーは、ピペットをカバー上に締付けるためのタブ端の締付具を備えているか、あるいは、他の実施形態では、最大2つのピペットのための幅の広い締付具、又は各々の1つのピペットのための2つの締付具を有している。
容器の実施形態により、第2カバーは、ピペット用の締付具を有することができるか、あるいは、締付具を提供せずに、例えば、密封のためのみ、又は筐体の清掃時の筐体の第2端部の開閉のために供することもできる。
締付具を有するカバーは、1つの部品として、又は部品の結合により製造できる。締付具の全体又は締付具の部品は、カバーに脱離可能に連結(例えば、差し込み又はねじ連結)するか、あるいは、常時連結(例えば、溶接、はんだ付け、接着、圧入、変形)することができる。
貯蔵容器が使用状態にある場合、第1開口部を介して、並びに、該当する場合は第1開口部及び第2開口部を介して、(1つのピペット用又は最大2つのピペット用の)1つ又は2つの締付具を有するカバー、又は(1つのピペット用の)各々が締付具を有する2つのカバーの補助により、最大2つのピペットを筐体に挿入するか、あるいは、各々を筐体から脱離することができる。ピペットを保持するのに加えて、カバーは、高頻度の日常使用の際に、筐体を開閉できる。したがって、カバーはピペットの有無にかかわらず筐体から脱離でき、筐体なしで移動可能である。カバー及び(筒状の)筐体は通常、連結されていない。
ピペットは、好適には、ピペットの隘路部を筐体の開口部の縁部に接触、又はそれとは別に配置した後に、ピペットの先端が回転運動の下で筐体に挿入されるように、接触線の周りにピペットを回転させることによって、ピペットがカバーの締付具に保持されている間に筐体に挿入され、ピペット及び筐体の長手方向の軸は、実質的に平行に位置合わせされる。その後、ピペットを筐体に完全に挿入することができる。一般的には、ピペットは、常に安定した手指により、すなわち、接触又はそれとは別に配置をすることなく、直接挿入でき、ピペット及び筐体の長手方向の軸は、開始から実質的に一致している。
管状の筐体は、好適には一定の円形断面を有しているが、例えば、八角形の形態といった多角形の断面、又は、2つのピペットを隣り合わせで筐体に押し込むことができるように半円により互いに接続された2つの長い平行線を有する断面のように、長手方向に沿った任の形状又は断面の変化を有していてもよい。
典型的には、上述の様々な設計とは別個に、貯蔵容器の長さは3~15cmの範囲内であり、幅は、1~4cmの範囲内である。長さ及び幅の点において、貯蔵容器は、好適には、様々な設計について、
a)貯蔵容器が、同一のカバーにおいて、1つ又は2つのピペットを提供する場合、貯蔵容器の長さは、3~15cm、特に5~9cm、貯蔵容器が、管状の筐体の長手方向に沿って実質的に配置された2つのピペットを提供する場合、7~15cm、特に8~11cmであるとの特徴、
b)貯蔵容器が、第1カバーに、ピペット用の1つの締付具のみを有する場合、貯蔵容器の幅は1~3cmであり、特に貯蔵容器が単壁である場合は、1.3~2cm若しくは1.3~2.2cmであり、貯蔵容器が二重壁である場合は、それとは別に2~2.6cmであるとの特徴、
c)貯蔵容器が、第1カバーに、2つのピペット用の1つの締付具のみ又は1つのピペット用の2つの締付具を有する場合、貯蔵容器が単壁である場合は、貯蔵容器の幅は2~4cm、特に、2.5~3.3cmであり、貯蔵容器が二重壁の場合は、それとは別に3.3~3.9cmであるとの特徴
のうちの1以上によって特徴付けられる。
最大2つのピペットが第1カバーに収容されている実施形態の場合、1つのピペットのみが第1カバーにある設計と比較して、容器の幅が、1以上の横方向に、例えば約1.3cmだけ増加している。代替的に、ユーザが、密閉蓋なしで、ピペットを容器に収容することのみを所望する場合、及び/又は、ユーザが後端のタブを保持に必要な最小の残余の長さ、特に0.5~1cmまで短くした場合、容器の長さは、上記の範囲の下限になる。
一実施形態によると、容器は、1つの筐体の端部の開口部を介して、単回ピペットを収容し、一方、第2筐体の端部は、例えば、筐体と一体化した筐体底部、又は(締付具なしで適用可能な場合)第2カバーによって閉止される。
例えば、ピペットの内容量が1日の容量として不十分であるか、あるいは2つの異なる流れの治療手段が用いられうる場合は、1つの単回ピペット用の貯蔵容器ではなく、最大2つのピペット用の貯蔵容器が、場合によっては実用的である。一実施形態によると、容器は、一体化された締付具を有する筐体カバーの補助を伴い、管状の筐体における2つの対向する開口部を介して2つのピペットを収容することができる。2つのカバーの各々は、1つのピペットを締付具で保持するか、あるいはそれとは別に、それぞれ1つのピペットを保持するように設計されており、カバーを再開封できるようにそれぞれの端部で筐体を閉止する。2つのカバーの設計、特に締付具のレイアウトは、各々のカバーについて同一であっても異なるものであってもよい。
例えば、第2カバーは、基本的に第1カバーと同一形状(例えば、ねじ山を内側に有する窪み形状)にできるが、第2ピペットを保持するための締付具がないか、あるいは異なるものであってもよい。したがって、例えば、涙代替液を入れたピペットに加えて、眼を洗浄するための生理食塩水溶液を有するピペットを貯蔵容器に収容できる。これらのピペットは、例えば、異なる寸法のタブ端を有することができる。
代替的な実施形態においては、2つのピペットは、更に幅広の共通の締付具、又は2つの推定されるタブ端の各々のための2つの別個の締付具によって、第1カバーにおいて、直接的に相互に隣接して更に締付けされることが可能であり、筐体の断面は、同様に更に大きく設計され、筐体の第2端部は、締付具のない筐体底部又は第2カバーを有する。2つのピペットは、狭い長手方向の側面で分離されるか、あるいは元の連結棒によって接続される。上述の実施形態のように、この変形例は、1つの単回ピペットを貯蔵容器に収容できる。
すべての実施形態において、1つのピペットがカバーに保持され、カバーが筐体の関連する開口部を閉止する場合、ピペットの長手方向の軸は、管状の筐体の長手方向の軸と実質的に平行に延びており、ピペットの前端は容器の開放空間で終端し、筐体の他の端部、筐体底部、締付具の有無にかかわらず別のカバー、又は第2ピペットの前端といった、いかなる物体にも接触しない。
好適な実施形態によると、ピペットは、カバーに保持されたときに、筐体の内部における側方の案内部から離れて前方に延びており、少なくとも締付具の前端から実質的に自由に浮遊している。
カバーは、筐体の前面で、すなわち、筐体の開口部に面した側で、関連する開口部に押し込み、差し込み、押圧、はめ込み、又はねじ込みをすることができる。特に、カバーには、筐体の端の関連するねじ山に常に対応する内ねじ又は外ねじを有している。
締付具を有するカバーの外側に面した側は、カバーが、例えば万年筆の蓋と同様の栓及び受け口の形態で、カバーに関連する筐体の開口部に、又は筐体底部若しくは第2カバーに対向する筐体の端部に配置できるように構成できる。
一実施形態によると、カバーは窪み形状に設計されており、ピペットのタブ端を締付けるための締付具は、カバーの窪み内部に形成される空洞部に配置されている。
カバーは、例えば、タブ端が締付具にあるピペットとともに、ピペットの先端が収容面に触れないように、容器の外側面で、テーブルの上などの収容面に安全に配置できる。特に、例えば、窪み形状のカバーは、カバー底部の外側面を横臥して、ピペットの長手方向の軸は収容面に対して垂直になり、ピペットの先端は上向きになる。
したがって、カバーのないピペットを取扱う場合と比較して、ピペットの先端が収容面に接触する危険が少なくなる。安定性は、カバー底部に近いカバーの重心の低さにより向上できる。これは、例えば、カバー自身の材料でのカバー底部の補強、又はカバーが窪み形状の場合に、カバーに置かれた金属製の環状ディスクの形態のような、カバー底部に固定される更なる要素を用いて達成できる。更に、永久磁石、特に希土類金属からなる磁石は、カバー底部に取り付けることができ、重心を更にカバー底部側にずらし、強磁性体である日常生活用品にカバーを取り付けることを可能にする。
注入中は、使用され、設置されるピペットにカバーを維持できる。
締付具は、ばね要素並びに/又はタブ自体の弾性特性及び/若しくは塑性特性を利用している。後者の場合、例えば、移動不可能な締付要素は、締付具に挿入されたときに、例えば、タブ端の変形、くさび止め、又は押圧をし、移動不可能な締付要素の間にタブ端を固定する。
また、締付具がばね要素を使用している場合は、ピペットの長手方向(主軸)がカバーの長手方向、又は、それとは別に、筐体の長手方向に位置合わせされるように、1以上のばね式の掴み具がタブの幅Bの方向に位置合わせでき、及び/又は、1以上のばね式の掴み具がタブの厚さSの方向に位置合わせできる。
製造業者に関連するタブの幅Bの偏差が微少である場合、一実施形態では、幅B方向のばね式の掴み具を省略し、軸方向に平行な2つの側縁を有するタブ端は、2つの対向する案内面に沿って案内できる。
1以上のばね要素を有する締付具は、タブの片側に対向する剛性案内面が係合する1つのばね式の掴み具、又は、タブの対向する2つの側面にバインダークリップのような一対の2つのばね式の掴み具を有している。一対の2つのばね式の掴み具は、好適には頂点に湾曲部を有し、二等辺三角形の形状に屈曲したばね材料の条片で生成できる。
一実施形態によると、ばね式の掴み具は、タブ端を変形させることなくタブ端を押圧している。別の2つの実施形態によると、ばね式の掴み具の締付力は、弾性的又は可塑的な方法でタブ端を変形させ、後者の場合には、例えば、ばね式の掴み具のタブとの接触線上の針形状の先端によって、タブ端を変形させている。
締付具の材質は、カバーの材料と同一又は類似の材質からなることが理想である。ばね式の掴み具について、カバーの材料と別の材料を使用することは考慮でき、特にチタン合金又は高級鋼などの非常に強いばね材料は好適である。
タブ端を締付けるためにばね要素を作成して、カバーに別個に取り付けるのを回避するために、ばね構造は、例えば、射出成形又は押出成形の工程において、カバーの一体型部品として生成できる。
更に、締付具の構造においてばね式の掴み具の使用を避けるために、又は1以上のばね式の掴み具の作用を更に支持するために、タブが弾性であるという特性、及び/又は、タブが塑性変形可能であるという特性を用いることができる。例えば、タブ端は、各々の締付具がタブ端を締付ける狭窄部などの1以上の移動不可能な締付要素を提供する場合には、狭窄、くさび止め、捩り、及び/又は屈曲ができる。特に、狭窄部は、タブの厚さS若しくは幅Bの方向に、又は、長さL若しくは幅Bの方向の軸を中心に設計することができる。
当該締付具は、以下の設計を有することができる。
第1設計によると、締付具は、カバー底部から外側に突出し、断面が矩形のスロットを有する。スロットは、タブ端の断面に適合する開口部を有している。スロットの1以上の大領域の壁は、スロットの大領域の壁の一方の、例えば、ほぼ中央に配置された1以上の外側への突起等の、タブの厚さSの方向に締付け式の狭窄部を提供する。狭窄部は、外側への突起に接触してタブの大領域の側壁の変形又は押圧を生じさせるタブの厚さSよりも小さく、タブがスロットに固定されることによってピペットが保持される締付け式の狭窄部が得られる。
第1設計の更なる実施形態によると、スロットの大領域の壁の一方の、スロットの空洞部内に延びる外側への突起は、スロットの大領域の壁の一方の幅のほぼ中央に位置し、スロットの大領域の第1壁の逆位には、案内面と開口部とを有する大領域の第2壁が設けられている。更に、スロットは、実質的に矩形の断面を有している。タブ端がスロットに挿入されると、タブ端は、厚さSの方向への突起の作用により、開口部によって提供される開放空間に屈曲する。屈曲により、タブ端を締付具に強固に固定する摩擦力が生じる。
第2設計によると、保持力は、タブの幅Bの方向に平行な軸の周りにタブを弾性的に屈曲することによって生じうる。カバーは、突出部の形態のスロットを有し、突出部は、実質的に矩形の断面と円弧状の湾曲を有する経路を提供し、タブをスロットに挿入する際に突出部の壁がタブ端に屈曲の力を及ぼすようにできる。これにより、タブの大領域の側壁に対する摩擦締結部が提供され、タブ端が締付具に強固に固定される。
第3設計によると、タブ端にくさび形の狭窄部を適合させ、2つの対向する壁がスロットの後端に向かってテーパ形状となるスロットが提供され、選択的には、スロットの残余の表面は、対向する案内面を提供する。
第3設計の一実施形態によると、スロットは、本質的に矩形の断面を有する突出部の形態で提供され、スロットの小領域の壁は、特に後端部で、タブ端をその長手方向の軸の周りに屈曲させるか、あるいは、幅Bの方向に狭窄させるテーパ部を提供する。タブは、テーパ形状の壁に対して、タブ端の側縁を押圧する板ばねと同様に作用する。
第4設計によると、スロットは、第2設計と同様に、選択的に(幅Bの方向に平行な軸の周りに)反対方向に、タブ端を数個の突起又は湾曲部の周りに屈曲させることができる。例えば、スロットを形成する直線状の中空直面体がカバー底部の外側に突出している場合、かつ、2つの大きな平行な側面に、スロットの内部(すなわち、タブの厚さSの方向)の対向面に交互に配置された突起が提供されている場合、タブ端用の波状又はS字形状の経路が得られ、タブ端は、突起又はS字形状の経路によって生成される屈曲の力による摩擦締結部によって締め付けられる。
第5設計によると、スロットは、半径方向へのテーパのために、円筒の内壁の2つの方位角に配置(例えば、約10°~170°及び190°~350°に配置)され、タブ端の側縁専用のくさびを有する中空円筒の形状である。タブは、2つのくさびの間に約0°の位置で、長手方向のスロットに緩やかに挿入される。その後、タブの側縁がくさびの壁に強固に締付けられるまで、タブをその長手方向の軸を中心に回転させる。タブを更に回転させると、上述のようにタブの屈曲又は圧縮により締付力が増大する。ピペットの振動又は取扱いにより、締付けられたタブが意図せずに外れるのを回避するために、くさびは、タブの1以上の締結位置に、粗面化した表面又は波状の表面、半径方向に変化しない端部、又は切欠き若しくは溝を有することができる。
第6設計は、扁平な鋭尖部の先端をタブ端のタブの中空空間に押圧することが可能な、切断された端部をタブの後端に有するピペットに対処している。鋭尖部は、テーパ形状の先端を有する薄板の形状を有する。鋭尖部は、カバー底部の内側に直立している。鋭尖部は、タブ端の中空内部に挿入され、タブの2つの大領域の側壁を拡張する。この拡張により、タブの大領域の側壁に摩擦力が及び、それによって、タブ端がカバーに固定される。
更なる設計によると、締付具は、タブ端を挿入するための中空の矩形直面体のスロットと、トグルレバー又はねじ締付具のうちの1つとを有している。トグルレバー又はねじ締付具は、スロットの大領域の壁の一方に取り付けられ、対向する大領域の壁に対してタブ端を側方に押圧すべく、スロットの空洞部に到達する挿入可能な作動要素を提供する。ねじ締付具は更に、ねじの回転時に、前方に移動してタブ端を押圧し、同時にタブを対向する大領域の壁に横圧する先の尖ったねじを有することができる。
前述したように、締付具は、容器の内部に延びていてもよいし、カバー底部に対して外側に面していてもよい。
締付具は、後にカバーに固定される、カバー本体とは別の部品、又は当該部品の組み合わせとして更に製造できる。
好適には、貯蔵容器は、ピペットの装着又は使用などの取扱いをユーザが快適に行えるように、軽量かつ小型にすべきである。この点については、補強部は、容器の壁が薄い場合の膨らみの危険を最小限にできる。例えば、筐体の断面が円形である場合に、これらの補強部が半径方向に押圧される円形の溝の形態で、筐体の内部に延びていれば、内径が適合する際に、ピペットを更に良好に案内及び脱離、又はそれとは別に挿入を行うように同時作用しうる。更に、このような溝は、装着部分を有する衣服のズボン又はバッグに、例えば、留め具の形態で、容器構造の全体を固定するように作用しうる。
二重壁又は多重壁の貯蔵容器は、特に、(アルミニウムではなく、高級鋼又はチタン合金などのような)熱伝導率が低く、(発泡体、粉末、繊維、金属を添加した粉末、多層断熱材などの)効果的な断熱材料を有する容器材料を選択することによって、及び真空によって、断熱強度に影響しうる断熱を提供できる。
一実施形態においては、貯蔵容器は真空を封じた二重壁に構成されている。このような二重壁の容器を(外壁と内壁の間の空間における)真空で断熱する場合、圧力は高真空の範囲内にあり、多くの場合、長期的な安定化のために気体分子の吸着剤若しくは乾燥剤野材料、又はそれとは別に蒸気の使用が要求される。
別の実施形態においては、壁の間に、例えば開孔材料のような絶縁材料が充填される。充填された空間は、前の実施形態に比べて、真空になっていないか、真空の圧力レベルが高くなっている。
更に、容器の内壁の近くで(例えば、容器の内部又は更なる筒状の壁に挿入された)冷却剤(例えば、いわゆる相変化物質)を用いることが可能である。
筐体及びカバー、又は各々のカバーは、好適には、例えば、ハンドバッグ内の他の物体による傷を回避するため、又はブラシで洗浄するときのために、硬い表面を有している。例えば、アルミニウムやその合金を用いる場合は、表面の陽極酸化(陽極処理)が有効である。
アルミニウム又はアルミニウム合金と比較して引張り度の高い他の金属は、表面の硬さを更に向上できる。この場合、例えば、チタン及びその合金、並びに高級鋼は、想定される容器材料として考慮される。材料に応じて、例えば、熱処理、別原子の導入、保護層の塗布、加工硬化などにより、陽極酸化以外で硬度の亢進が達成できる。また、チタン又はチタン合金の陽極酸化により、当該材料で生成された容器を着色できる。
厳しい環境下について、好適には、貯蔵容器は、雨天時、屋内プールでの水泳時、海洋、又は熱湯若しくは食器洗浄機での洗浄などで用いることができるよう、防水性及び耐腐食性を有すべきである。
貯蔵容器は、好適には、カバーが取り付けられているときに環境から気密密閉されている。透過性を無にするために、例えば、プラスチック製の密閉リングは、カバー又は筐体に取り付けできる。
筐体及び/又はカバーは、金属又はプラスチック、特にチタン又はチタン合金で形成されている。チタン、及びチタン又は高級鋼の合金は、耐食性の点で非常に好適であることは知られている。ポリエチレン、ポリプロピレン、又はポリアミドなどのプラスチックは、更に経済的な代替品である。特定のアルミニウム合金は、多数の用途において十分な耐食性を提供できる。
複数の貯蔵容器は、例えば、複数の弾性の留め金に挿入することにより束に連結できる。
本開示は、以下の図を限定することなく参照して、更に詳細に説明される。
図1は、立体図においてピペット2を示しており、図2は、図1のピペットを長手方向14の断面図で示している。順に配置されているように、ピペットは、平板状の把持可能なタブ3と、流体13が位置する分注室19と、分注口20と、分注口に設けられた密閉蓋21とを備える。ピペットは、分注室19があるほぼ中央部が膨らんだ状態で設計されて、分注口20に向かって狭窄する。分注室の狭窄部分は隘路部22と称される。隘路部の先端は、ピペットの先端部23と称される。密閉蓋21は、密閉蓋をピペットから切り離すための把持部24と、ピペットを再封止するための中空半球部25とを有している。
後端26で、分注室19は、タブ16の前端に遷移する。分注口20に対し、タブは、タブの末端にタブ端(4)を有するピペットの逆位の端部を形成する。
図示したタブは、幅B、長さL、及び厚さSの細長い直面体の形状を有している。タブは中空であり、厚さSの方向に弾性的に押圧可能な2つの大領域の側壁62を有している。更にタブは、2つの側縁50の間の距離である幅Bの方向に平行な軸と、長さLの方向の軸について弾性的に変形可能である。
図3は、断面が円形である、管状の筐体5を有する貯蔵容器1を示しており、第1端部は、外周側にあるねじ山27と第1開口部6を有しており、第2端部は筐体底部11によって密閉されている。脱離可能なカバー7は、回転しながらねじ山に装着でき、カバーは、ピペット2のタブ端4が挿入されるカバー底部33の内側に締付具8を含んでおり、強固に締付けられる。カバー7は、内側にねじ山を有する窪み形状をしており、筐体5からねじにより脱離されている。ピペット2は開放され、筐体5から取り出されている。
ピペットは側面図(タブの長手方向の狭い面)で示されており、分注室19が容易に可視できる。
図4及び図4の断面図である図5は、カバー7が取り付けられた図3の貯蔵容器1を示しており、カバーは管状の筐体5の外ねじにねじ込まれている。ピペット2は、貯蔵容器1内の締付具8によって強固に保持されており、ピペットは更に、タブ3の領域にある筐体の第1円周の半径方向の狭窄部15によって、筐体の長手方向の軸12と平行に配置されている。この狭窄部は、側方の案内部として機能する。そして、第2円周の狭窄部28は、筐体の壁を機械的に安定させるという機能のみを有する。隘路部22の下端及び分注口20は、管状容器1の内壁からすべての面で離間している。分注口20は密閉されていない。それにもかかわらず、流体が排出されることはない。
図6は、管状の筐体5と、カバー7と、締付具8と、ピペット2とを有する貯蔵容器1の分解図である。締付具8は、各々の場合において、一対のばね式の掴み具17及び17’と、関連する案内止め29及び29’とを有する。
図3ないし図5の上述の実施形態の拡張として、図6による実施形態においては、2つの密封リングが示されており、一方の密封リング30は、カバー開口部の縁部用の筐体5の仕切縁32まで、筐体に押し込むことができる。別の代替的な密封リングは、カバー7をねじ込む際に筐体開口部34の縁部が押し付けられるカバー底部33に扁平な密封リング31として挿入される。
図3から図5までの上記の実施形態の他の拡張として、図6の実施形態による環状の金属円板35が、カバー36の内側でカバー底部33に固定され、次いで、カバー底部33に締付具8が固定される。金属円板35は、挿入されたタブ端4を有するカバー7とそれに保持されたピペット2とが、そのカバー底部33によって収容面に安定して置かれるように、非常に軽いカバー構造用の重りとして機能する。更に、金属円板は、中央に小型の永久磁石37を収容し、その磁界を外側のカバー底部側に向けて増幅させている。これにより、浴室又はオフィスなどで、カバー又は容器全体を強磁性体に密着できる。
神経質な環境において容器1を運搬する際に外部への磁界を遮蔽するために、本実施形態においては、カバー底部33の外側に強磁性体のキャップ38を更に配置している。
図7及び図8は、第1開口部6及び第2開口部9に対してねじ込み可能な2つのカバー7、10を有し、両端が開口した管状の筐体5を有する貯蔵容器1を示している。当該タブ端4によって、ピペット2、2’は、両方のカバーの締付具8、8’の各々に挿入され、一方のピペット2は開封された状態にあり、他方のピペット2’の密閉蓋21は、まだ捩り切られていない。更に、把持部24は密閉蓋21の一部として可視化されている。
図8は、図7による容器1の一部分を示している。タブ端4は、それぞれの場合において、図6と同様に2つのばね式の掴み具17、17’を有するカバー7、10内の締付具8、8’に締付けられる。ばね式の掴み具は、タブを静止させ、かつ、タブ及びピペットをねじカバーの回転軸の方向に位置合わせする締付具の扁平な案内面にタブ端4を押圧する。締付具の扁平面は、拡張したばね式の掴み具17’の案内止め29´として機能する。
運搬の容易性を向上させるために、容器を用いる前に後端のタブの長さLを(例えばハサミを用いて)短くして、特に残余のタブの長さを0.5~1cmにすることで、筐体の長さを低減できる。ユーザが一方又は両方のピペットを密閉蓋なしで用いることを所望する場合は、筐体の長さは更なる低減が可能である。
図9は、関連する筐体の端部との留め金締結用に設計されたカバー7を立体図で示している。ばね式の掴み具17によって保持されている、タブ端4を締付けたスロット型の締付具8が可視できる。タブ端4が挿入されると、タブ端4は締付具の最も狭い点を過ぎて摺動し、ばね式の掴み具17は、ばね張力の下でわずかに後方に屈曲し、その後、タブに対して強固に維持される。タブの幅Bの方向への案内は、扁平な案内面39によってばねなしで行われる。内側のカバー側壁41には、筐体との留め金接続のための環状の狭窄部40が設けられている。
図10は、2つのばね式の掴み具17と、ばね支持部79と、スロット18とを有するばね48を締付具8の一部として含むカバー7の分解図を示している。組み立てのために、まず、ばねは、ばね支持部79の後端からばね支持部79に挿入され、2つの部品の基部にある一対の位置合わせ溝80と矩形の位置合わせ突起81とによって位置合わせされる。その後、この半組立部品は、ねじ82で、ばね底部49が締付けられるカバー底部33に至るまで、カバー7にねじ込まれる。図11及び図12は、ねじ込みの最終位置を上面図及び図11で示した平面を通る空間断面図で示している。ばね支持部79は、半組立部品のねじ止めの補助として、案内面39におけるタブ端4の案内部として、カバー底部33を収容面に確実に配置するための重りとして、又は、ばね式の掴み具17の大きすぎる変位を避けるための制限部として機能している。更に、カバー27のねじは、貯蔵容器1の筐体5を閉止するのに用いられる。
図13及び図14は、図3~図8による締付具8の変形例を示している。ここでは逆に、タブの狭い側を締付けることが省略されている。更に、タブを締付具8に固定するために、カバー底部33に対して垂直ではなく平行な曲面を持つばね式の掴み具17が用いられている。例えば親指で、湾曲したばね式の掴み具17が、その端部を案内止め29からわずかに引き離された場合、ピペットのタブ端4は、締付具8にほぼ抵抗なく挿入できる。その後、ばね式の掴み具17が再び放され、ピペット2の大領域の側壁62に留まり、それによってピペットがカバー7に固定される。選択的には、ばね式の掴み具とタブとの間の接触線の領域にある、ばね式の掴み具上の追加された針状の先端は、先端でタブに穿孔することによって、ピペットを更に確実に固定できる。
締付具をカバー底部33に固定するために、内側カバー側壁41には、円周方向の溝42が設けられている。この溝には、締付具の底部の2つの側方のウィング43、44が係合する。一方のウィング43は円の一部の形状をしており、他方の翼は、サークリップ44(シーガーリングとも称される)のアームの原理に従った形状をしている。あるいは、本事例では示していないが、円の一部は、(カバー底部の中点に対する第1アームの)点対称の配置の第2アームにより置換できる。締付具8は、締付具の2つの補助孔45に指部が係合する従来の鉗子を用いてカバー7に挿入される。
図15及び図16は、スロットを形成する直面体の突出部63によって設けられたスロットを有する、窪み形状のカバーを示す。スロットの矩形の開口部の幅の広い側は、タブ端4の幅に適合しており、スロットの大領域の壁である2つの関連する案内面39は、タブ端4をこの方向に一致させて案内する。スロットは、2つの中間ばね要素58が、スロットの大領域の壁59の2つの小さな外側方向の膨らみに、留め金接続によって締結された、タブ保持部としてのばね48を収容している。これらのばね要素58の端部を同時に押すことにより、例えば、清掃のために、ばね全体をカバー7から再度容易に脱離できる。ばね式の掴み具17と案内止め29とからなるばね要素の2つの一対の外側方向は、上述の設計と類似の形状で設計されており、ピペット2をカバーの回転軸の方向に位置合わせする。直線状の案内止め29は、湾曲したばね式の掴み具17で置換できる。図10ないし図14による構造と比較した場合のスロット型の構造の利点は、トルクが主にカバー壁で吸収され、ばね要素48で吸収されないため、ピペットからの捩りの下での、例えば密閉蓋21を捩ったときの、締付具の剛性が高く維持できることにある。更なる利点は、カバー底部内の扁平な密封リング31での簡易な密封、ねじ蓋の場合のねじ込みの簡易さ、留め金締結の場合のカバーの引き抜きの簡易さ、並びに、突出部の最上面60の幅広の縁部及びカバー底部の外周縁部上の点61のうちの1つがカバーにある場合、テーブル上に、ピペットが取り付けられたカバーを置くことができる可能性、である。
図17及び図18は、上述のカバーの実施形態のように他のばね要素を用いることを要せず、タブの大領域の側壁62の屈曲によるばね効果を用いた、カバー7の締付具8としてのスロット18を示している。図15及び図16での上述のアプローチと同様に、カバー底部33は、タブ断面の最大断面寸法に密接に適合した直面体の突出部63を有する。ビードのような突起64は、突出部の大領域の壁の一方又は両方に組み込まれ、タブのための狭窄部を提供するカバーの内部に向かっている。突起64の間隔は、タブ端4がスロット18に押し込まれたときに、突起64がタブ端4の大領域の側壁62に押圧するように、タブの厚さSよりも小さくなっている。突起のくさび形状は、タブを挿入する際の後部タブ端の抵抗を減らし、更に、タブ上の推定されるラベルの小片が破れる危険性を低減する。後者は、2つの突起ではなく1つの突起、又はそれとは別にビードを用いることで回避できる。
図19と図20はカバー7を示しており、板ばねと同様にタブ幅Bの方向に平行な軸に対して、タブ端4が可撓性であるというタブ3の特性が用いられている。したがって、この場合の締付具8は、窪み式のカバー底部に円弧状に湾曲した突出部66を有するスロット18である。底部には、円滑な固定のためにタブの断面の寸法に一致した矩形の開口部67が設けられている。そこにタブ端4が挿入され、タブ3が湾曲される。湾曲によって屈曲力が生じ、タブが突出部の壁に押圧される。この屈曲力により、タブの壁に摩擦が生じ、ピペットが締付具8に保持される。
図21及び図22に示すカバー構造の別の実施形態によると、スロット18の形態の締付具8は、カバー底部33上に箱状に配置される。ボックスの壁に設けられた突起64によって形成されたボックス内部の波状通路69は、タブ端4が挿入されたときに波状通路69に締付けられるように、3つの対向する曲線を有している。この場合、(図17及び図18に示したような)大領域の側壁62のばね効果と、タブがばね幅Bの方向の軸を中心に複数回曲げられることによるばね効果との2つの締付機構が相互に組み合わされる。
図23は、ばね要素を有する締付具8の変形例を示しており、この場合、ばね48は、例えば、単純な金属板の条片から成形することができる。カバー底部33における更なる円筒形の突出部71の直径は、タブ幅に適合しており、したがって、ピペット2を対応する横方向に位置合わせする。
ばね48は、例えば、カバー7に接着、はんだ付け、又は溶接される。この接着方法の代わりに、更なる円筒形の突出部71にばね48を押し込むべく、当該事案では更なる要素72が用いられる。図示されている扁平の密封リング31は、更なる突出部の前側でカバー底部の上に置かれている。
図24~図26は、容器の内部空間を断熱することにより、高温又は低温の環境において長期間の使用を可能にした貯蔵容器1の実施形態を示している。
図24に断面図として示すように、断熱のために、容器の二重壁73は、間にある真空74とともに構成される。筐体5及びカバー7の2つの壁の各々は、相互に溶接されている。
放射線による発熱を低減するために、筐体及びカバーの内壁と外壁との間には、超絶縁体(多層絶縁体)75が用いられている。赤外線を散乱又は吸収するための微粒子を更に組み合わせた、薄い金属被覆フィルムの積層が好適である。代替的には、例えば、スペーサとしての薄い布で分離した複数の純アルミ箔は用いることができる。更に、容器の金属表面は、研磨してもよいし、蒸着で反射性の被膜を施してもよい。
本実施形態においては、断熱材を要する容器の直径が大きくなるため、例えば、衝撃押出成形された部品としてカバーを小型に構成すべく、図25に示すように内ねじが用いられる。その際、締付具8のばね式の掴み具17は、別の方法工程で成形される。
図26は、本実施形態の保温容器の各々の構成を分解図で更に示したものである。
図27と図28は、図26のように湾曲したばね式の掴み具17を用いず、図17について説明したのと同様に、スロット18の大領域の壁に形成された1つの突起64のみを有するカバーを示している。対向する大領域の壁が開いているため、タブをその長手方向の軸を中心に曲げるために、より大きな突起64を設計でき、それによって摩擦による保持力を向上できる。
図29~図31は、1つ又は2つのピペット2、2’を保持するための幅広い締付具8を有するカバー7を示している。締付けは、図17で既に説明したのと同様に、1つの大きなスロット18を形成するカバー底部33からの直面体の突出部63における突起64の補助を伴い実現される。内側のカバー側壁41には、筐体との留め金接続のための狭窄部40が設けられている。
2つのピペットが設置されている場合、図31に示すように、カバーの中で、狭い長手方向の片側に直接隣接して置かれている。その際、ピペットは相互に分離していてもよいし、条片としての連結棒で相互に接続されていてもよい。図31は、開封された第1ピペット2と、未開封の第2ピペット2’とを示している。未開封のピペットは、開封されたピペットの分注室が押圧されるのを妨げない。治療液の注入は、把持部24が過度に長くない限り、妨げられることなく行われる。
図32~図34は、タブ端4が締付具8に挿入されている間に、幅Bの方向及び/又は長手方向の周りにタブ端4の圧縮及び/又は屈曲をする、テーパ部76を伴う狭窄部を含むスロット18を有するカバー7を示している。図34は、タブ端4が締付具8に押し込まれ、カバー7の底部まで至る方向を示す太い矢印を伴う、カバー7及びタブ端4の断面図を示している。狭窄部は、タブ端4の後退を回避するために、後端が直線状になっている。スロット18の幅は、タブ端4の幅Bよりも小さく、タブの側縁50が板ばねと同様の力を、スロット18の直線状の後端の壁に及ぼし、上述の変形を引き起こす。これにより、摩擦力が発生し、タブ3を締付具8に強固に保持できる。図33は、カバー7及びその締付具8の上面図であり、屈曲したタブ端4の断面を示す図の中央の点線領域を含んでいる。
図35と図36は、半径方向にテーパ状の2つのくさびを含むスロットを有するカバー7を示している。タブ端4は、スロットの最も広い部分(すなわち、図35に対して垂直な位置)に円滑に挿入され、ピペットをその長手方向の軸を中心に回転させることによって、その側縁50で締付けられる。このくさび効果の他に、くさびの壁の波状の表面77、図32~図34で説明したような変形による板ばね効果を伴う第1くさび点を超えたタブ端4の更なる回転、くさびの端部の小さな(又は全く)テーパ角度、及び/又はくさび上のタブ端4の所望の締結位置にあるノッチ又は溝78によって、締付けられたタブ端4の意図しない解放が防止される。
図37は、断面図において、後端の縁部が切り取られたタブ3を締付けるための扁平な鋭尖部83を有するカバー7を示しており、それによって、タブ3の大領域の側壁62の間の中空空間にアクセスできる。締付具は、カバー底部33の内側に垂直に位置するテーパ状の先端を有して、薄板状に生成される。鋭尖部83は、タブ端4の中空内部に固定され、鋭尖部がタブ端4に摺動すると、タブの2つの大領域の側壁62を拡張する。このタブ端4の拡張により、大領域の側壁62に摩擦力が働き、それによってタブが締付具8の中/上に締付けられる。図38は、挿入されたタブ端4を破断部分図で示しており、タブ端は、分注室26に隣接するタブの一端から始まり、横方向を半分に切断している。

Claims (18)

  1. 1以上のピペット(2)であって、プラスチック材料で生成され、長手方向の主軸(14)に沿って、前記ピペットの一端にある分注口(20)と、前記ピペット(2)の逆位にあるタブ(3)とを有し、その間に流体(13)を貯蔵するための分注室(19)を有し、前記分注室(19)が、前記分注口(20)を介して前記流体(13)を分注すべく圧搾可能であり、前記タブ(3)が、軸方向に平行な2つの側縁(50)を有する板状の本体を有し、前記タブ(3)が、前記板状の本体の一部であるタブ端(4)を有する1以上のピペット(2)を密封収容するための貯蔵容器(1)であって、
    前記貯蔵容器(1)は、
    管状の筐体(5)であって、前記管状の筐体(5)の第1端部に第1開口部(6)を有する管状の筐体(5)と、
    前記管状の筐体(5)の前記第1開口部(6)を着脱可能に閉止するための、少なくとも第1カバー(7)と
    を備え、
    前記第1カバーは、締付具(8)を有し、
    前記締付具(8)は、
    少なくとも前記分注室を前記締付具(8)から完全に突出させて、前記タブ端(4)を前記第1カバー(7)に固定し、
    一端が前記分注口(20)を有する状態で、前記ピペット(2)を前記管状の筐体(5)に最初に挿入すべく、前記ピペットを位置合わせする
    ように形成され、
    前記カバー(7)は、前記ピペット(2)が前記カバー(7)に取り付けられている間、前記貯蔵容器(1)の前記第1開口部(6)を閉止する
    貯蔵容器(1)。
  2. 前記締付具(8)は、
    a)1以上のばね要素(17)、
    b)1以上の移動不可能な締付要素を有するスロット(18)であって、前記1以上の移動不可能な締付要素により、前記スロット(18)の狭窄がなされ、前記狭窄によって、前記スロットに挿入された際に、前記タブ端(4)の変形、くさび止め、又は押圧がなされるスロット(18)、
    c)トグルレバー又はねじ締付具、及び
    d)前記タブ端(4)に挿入するための鋭尖先端部を有する鋭尖部(83)
    のうちの1以上を有する
    請求項1に記載の貯蔵容器(1)。
  3. 前記締付具(8)は、スロット(18)と、ばね要素(17)、トグルレバー、又はねじ締結具のいずれかとを有し、
    前記スロット(18)は、好適には、スリットの形状の開口部を有し、
    前記スリットの長さは、更に好適には、前記タブ端(4)の軸方向に平行な2つの側縁(50)の間の距離に一致している
    請求項1に記載の貯蔵容器(1)。
  4. 前記カバー(7)は、カバー底部(33)を有し、
    前記カバー底部(33)は、空洞部を形成する、環状の縁部に囲まれた内面を有し、
    前記空洞部は、前記締付具(8)を含み、
    前記タブ端(4)が前記締付具(8)に挿入されたとき、前記分注室(19)は、好適には、前記空洞部から完全に突出している
    請求項1~3のいずれか一項に記載の貯蔵容器(1)。
  5. 前記管状の筐体(5)は、前記管状の筐体(5)の第2端部に、
    a)第2開口部(9)又は
    b)筐体底部(11)、
    を有し、
    前記貯蔵容器(1)は、前記第2開口部(9)を開閉するための第2カバー(10)を有し、
    前記筐体(5)の前記第2開口部(9)に面する側に、前記第2カバー(10)は、好適には、更なるピペット(2、2’)を前記第2カバーに取り付けるべく、前記更なるピペット(2、2’)の前記タブ端(4)のための別の締付具(8’)を有している
    請求項1~4のいずれか一項に記載の貯蔵容器(1)。
  6. 前記筐体(5)の前記第1端部及び前記第2端部は、前記筐体の長手方向の軸(12)に沿って互いに対向している
    請求項1~5のいずれか一項に記載の貯蔵容器(1)。
  7. 前記第1カバー(7)、又は前記第1カバー(7)及び前記第2カバー(10)は、前記ピペット(2、2’)が前記締付具(8、8’)に取り付けられた状態で、又は、前記ピペットが前記締付具(8、8’)から脱離された状態で、前記筐体(5)から脱離可能であり、
    前記第1カバー(7)及び/又は前記第2カバー(10)は、前記筐体(5)を有さずに自由に移動可能である
    請求項1~6のいずれか一項に記載の貯蔵容器(1)。
  8. 前記貯蔵容器の長さは3~15cmであり、幅は1~4cmである
    請求項1~7のいずれか一項に記載の貯蔵容器(1)。
  9. 前記締付具(8)は、前記タブ端(4)を締付状態において維持するための1以上のばね式の掴み具(17)を有し、
    前記締付具(8)は、任意に、1以上の案内止め(29)及び/又は1以上の案内面(39)を更に有する
    請求項1~8のいずれか一項に記載の貯蔵容器(1)。
  10. 前記締付具(8)は、スロット(18)の形態において設計されており、
    前記タブ端(4)は、締付状態において、前記スロット(18)に挿入可能であり、
    前記スロット(18)は、好適には、
    a)挿入方向に波状又はS字形状の通路(69)を有し、
    b)円弧形状に一度屈曲し、
    c)前記スロットの大領域の壁に、狭窄を供する1以上の突起(64)を有し、
    d)締付状態において前記スロット(18)の後端に向かって狭くなるか、あるいは回転の後位に向かって狭くなる
    請求項1~9のいずれか一項に記載の貯蔵容器(1)。
  11. 前記筐体(5)及び選択的にはカバー(7)は、二重壁である、かつ/あるいは、熱的に絶縁されている
    請求項1~10のいずれか一項に記載の貯蔵容器(1)。
  12. 請求項1~11のいずれか一項に記載の貯蔵容器(1)と、
    前記1以上のピペット(2)と
    を少なくとも備えるセットであって、
    前記1以上のピペット(2)は、前記タブ端(4)が前記締付具(8)に挿入されることによって第1カバー(7)に取り付けられている
    セット。
  13. 前記タブ端(4)を含む前記タブ(3)の形状は、扁平な直面体である
    請求項12に記載のセット。
  14. 前記貯蔵容器(1)は、
    a)前記筐体(5)の長手方向の軸(12)に平行な1つのピペット(2)を含み、前記筐体(5)が、前記カバー(7)及び前記筐体底部(11)によって、又は2つのカバー(7、10)によって閉止されており、前記1以上のカバー(7)が、前記ピペット(2)の前記タブ端(4)を締付けるための締付具(8)を有しているか、
    b)前記筐体(5)の長手方向の軸(12)に沿った2つの連続したピペット(2、2’)を含み、2つのカバー(7、10)が前記筐体(5)を閉止し、各々が、それぞれの前記ピペット(2、2’)の前記タブ端(4)を締付けるための締付具(8、8’)を有し、前記締付具(8、8’)が別個のものにできるか、あるいは
    c)前記筐体(5)の長手方向の軸(12)に対して相互に平行な2つのピペット(2、2’)を含み、前記筐体(5)が、前記カバー(7)及び前記筐体底部(11)によって、又は2つのカバー(7、10)によって閉されており、前記第1カバー(7)が、最大2つのピペットの前記タブ端(4)を締付けるための締付具、又は各々の1つのピペットの前記タブ端(4)を締付けるための2つの締付具を有し、前記第2カバー(10)は、締付具を有していない
    請求項12又は13のいずれか一項に記載のセット。
  15. 前記第1カバー(7)は、前記貯蔵容器(1)の開口部(6)を閉止し、
    前記第1ピペット(2)の長手方向の軸(14)は、前記貯蔵容器(1)の前記管状の筐体(5)の長手方向の軸(12)と実質的に平行に位置合わせされており、
    前記ピペット(2)は、前記貯蔵容器(1)において、実質的に自由に浮遊する状態で配置され、
    前記分注口(2)は前記貯蔵容器(1)の内壁から間隔をあけて配置されている
    請求項12~14のいずれか一項に記載のセット。
  16. 前記分注室(19)は、前記分注室(19)を狭窄することによって前記分注口(20)を介して分注するための0.1~1.5ml、特に0.2~0.6mlの流体を含む
    請求項12~15のいずれか一項に記載のセット。
  17. 前記タブ(3)とは逆位のピペット(2)の前端が、前記分注室(19)を閉止する密閉蓋(21)によって形成されており、
    好適には、前記密閉蓋(21)は、最初の使用で廃棄されるか、あるいは、脱離された後に再び装着される
    請求項12~16のいずれか一項に記載のセット。
  18. 前記ピペット(2、2’)は、プラスチック材料、特に2つの接合された扁平のプラスチック材料で生成され、
    少なくとも前記分注室(19)は、2つの半殻の形状で形成されており、
    それとは無関係に、前記タブ(3)は、2つの平面的に平行な扁平部分又は2つの扁平な半殻で形成されている
    請求項12~16のいずれか一項に記載のセット。
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