JP2022525118A - 上部構造部とインプラント体との間の組付けインターフェイス - Google Patents

上部構造部とインプラント体との間の組付けインターフェイス Download PDF

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Abstract

本発明は、上部構造部を支持する上部構造体支持体と、雌ねじ山を有するインプラント体との間の、ねじボルトを用いる組付けインターフェイスであって、上部構造体支持体とインプラント体とは互いに回り止めされて配置されている、組付けインターフェイスに関する。この場合、上部構造体支持体の内空部には、インプラント体に面した領域で、雌ねじ山が配置されている。ねじボルトは、間隔を置いてまたは間隔を置かずに相前後して配置された2つの雄ねじ山を有しており、これら雄ねじ山のうちの第1の雄ねじ山は、駆動雄ねじ山であって、第2の雄ねじ山は緊締雄ねじ山である。両雄ねじ山は異なるピッチを有している。本発明により、上部構造体支持体とインプラント体との間の組付けインターフェイスは、簡単な前組付けおよび最終組付けのもとで、上部構造体の確実な支持が保証されるように、改善される。

Description

本発明は、上部構造部を支持する上部構造体支持体と、雌ねじ山を有するインプラント体との間の、ねじボルトを用いる組付けインターフェイスであって、組付けインターフェイスの相対回動不能性を保証するために、上部構造体支持体とインプラント体とは、少なくとも所定の領域で相補的な連結ジオメトリを有している、組付けインターフェイスに関する。この場合、上部構造体支持体は、上部構造部に向かって、およびインプラント体に向かって開かれた内空部を有している。
インプラント歯科学において、とりわけ単一補綴義歯の製作の範囲内で、補綴物を支持するエノッサル(enossal)式インプラント体が使用されることが多い。この場合、ねじプラグタイプのインプラント体は、人工的に患者の顎に形成された孔にねじ込まれる。ねじ込まれたインプラント体は、補綴物の完成状態で、インプラントポストを受容する。インプラントポストは、特別な緊締手段を用いて、相対回動不能にインプラント体内に固定される。インプラントポストに、直接にまたは間接に、視認可能な歯冠を形成する上部構造体が、例えば接着により被せ嵌められる。
独国実用新案第202012102746号明細書により、歯インプラント構造システムが公知であり、この歯インプラント構造システムでは、インプラント体、上部構造体支持体、接着体および人工冠が、人工義歯を形成している。
本発明の根底にある課題は、上部構造体支持体とインプラント体との間の組付けインターフェイスを、簡単な前組付けおよび最終組付けのもとで、上部構造体の確実な支持が保証されるように、改善することである。
この課題は、請求項1に記載の特徴により解決される。この場合、上部構造体支持体の内空部には、インプラント体に面した領域に雌ねじ山が配置されている。ねじボルトは、間隔を置いてまたは間隔を置かずに互いに前後して配置された2つの雄ねじ山を有しており、これら雄ねじ山のうちの第1の雄ねじ山は、駆動雄ねじ山であって、第2の雄ねじ山は緊締雄ねじ山である。両雄ねじ山は異なるピッチを有している。駆動雄ねじ山は、上部構造体支持体の内空部の駆動雌ねじ山に嵌合し、緊締雄ねじ山は、インプラント体の緊締雌ねじ山に嵌合する。
本発明により、上部構造体支持体を、二重ねじ伝動装置を用いて、インプラント体に接続する組付けインターフェイスが提供される。このために、上部構造体支持体およびインプラント体は、それぞれ固有の雌ねじ山を有している。両雌ねじ山は、1つのねじボルトの2つの異なる雄ねじ山に噛み合う。
前組付けステップで、ねじボルトは、上部構造体支持体の下端部に設けられた雌ねじ山内に、ねじ込みによりまたは貫通ねじ込みにより、紛失防止されて配置される。インプラント体との接続のために、上部構造体支持体はこのねじボルトと共にインプラント体内に装着される。この場合、ねじボルトの自由端部は、インプラント体の雌ねじ山の手前に到る。構造体支持体の内空部を貫通して、ねじボルトの工具受容部内に連結される工具によって、ねじボルトは、回転運動させられて、これにより一方では、前方のねじボルトねじ山が、インプラント体ねじ山にねじ込まれ、他方では上部構造体支持体とインプラント体とが並進的に互いに向かって動かされる。したがって、ねじボルトによって、上部構造体支持体とインプラント体とが相互に持続的に緊締される。
組付けインターフェイスに関与する3つの部分を互いに接続するねじ山は、一条ねじおよび/または多条ねじとして形成されている。ねじボルトをインプラント体内へねじ込む回転のために、またはインプラント体から緩める回転のために、ねじボルトの半径方向外側の輪郭は工具係合面を有していない。
このような制限は、軸方向の孔の、または他の構成の軸方向の内空部の半径方向輪郭にはない。
通常のねじとは異なりねじ頭部を有さないこのねじボルトは、上部構造体の開口を通して、上部構造部の最も近くにある上部構造体の内空部内に取り付ける必要はない。したがって、この内空部は、その全長に沿って、通常のねじ頭部の横断面よりも小さい横断面を有することができる。したがって、この組付けインターフェイスの使用により、上部構造体支持体の構成サイズを変化させることなく、その形状強度を向上させる。
本発明のさらなる詳細は、従属請求項、および概略的に示した実施形態についての以下の説明により明らかである。
補綴義歯の分解図である。 歯冠を示していない補綴義歯の縦断面図である。 ねじボルトの斜視図である。 ねじボルトが差し込まれた状態で示す上部構造体支持体の縦断面図である。 ねじボルトがねじ込まれた後の状態で示す図4と同様の図である。 短いねじボルトの側面図である。 ねじボルトがルーズに差し込まれた状態で示す、上部構造体支持体およびインプラント体の縦断面図である。 上部構造体支持体が固定された後の状態で示す図7と同様の図である。 逆向きの複数の雄ねじ山を備えたねじボルトの斜視図である。 ねじ込まれたねじボルトを備えた上部構造体支持体を、インプラント体内に装着された状態で示す縦断面図である。 上部構造体支持体の固定後の状態で示す図10と同様の図である。 2つの右ねじ山を備えた二重のねじ伝動装置の略図を、代用ねじボルトのねじ込み前の状態で示す半分の断面図である。 代用ねじボルトが1回転分ねじ込まれた状態で示す図12と同様の図である。 代用ねじボルトがさらに1回転分ねじ込まれた状態で示す図13と同様の図である。 代用ねじボルトが最後の1回転分ねじ込まれた状態で示す図14と同様の図である。 左ねじ山および右ねじ山を備えた二重のねじ伝動装置の略図を、代用ねじボルトのねじ込み前の状態で示す半分の部分断面図である。 代用ねじボルトが1回転分ねじ込まれた状態で示す図16と同様の図である。 代用ねじボルトがさらに1回転分ねじ込まれた状態で示す図17と同様の図である。 代用ねじボルトが最後の1回転分ねじ込まれた状態で示す図18と同様の図である。
図1は、人工歯(1)のすべての部品を分解図の形で例示している。基礎として、中空ねじ状のインプラント体(10)が用いられる。インプラント体には、上部構造体支持体(20)が、例えばその上に貼り付けられた接着体(100)と組み合わせられた状態で、特別なねじボルト(60)を用いて、相対回動不能に位置決めされて、ねじ止めされる。
このためには、例えば屈曲された上部構造体支持体(20)が、インプラント体(10)内の円錐座(14)内に装着される。上部構造体支持体(20)は、ねじボルト(60)によって、インプラント体(10)の内空部(13)内に保持される。接着体(100)には、さらなる上部構造体部分として、通常、人工歯冠(120)が被せ嵌められて、接着される。
補綴義歯(1)の基礎は、顎骨内にねじ込み可能なインプラント体(10)である。このインプラント体は、場合によりセルフタッピングの、例えば非メートル雄ねじ山を有する中空ねじである。インプラント体(10)は、ほぼ上半部に、多段の内空部(13)を有し、内空部(13)は、3つの区域に分けられている(図2参照)。第1の区域(14)は、インプラント体(10)のインプラント肩部(12)の領域に位置し、この第1の区域は、例えば18°の頂角を有する内側円錐である。内側円錐部(14)は、第2の区域の、回り止めとして用いられる内側六角部(15)へ移行している。内側六角部(15)の代わりに、例えば、二重内側六角部または別の形状接続的または摩擦接続的な回り止めジオメトリを、連結ジオメトリとして使用することもできる。第3の区域(17)は、緊締雌ねじ山(82)を備えたねじ山付き孔であり、このねじ山付き孔は、組付け時に、上部構造体支持体(20)を保持するねじボルト(60)を受容する。右上がりの緊締雌ねじ山(82)は、例えば、DIN13、Blatt1に準拠するM1.6×0.35ねじである。
上部構造体支持体(20)は、主として、インプラント体(10)内に装着された状態で、人工歯冠(120)のための基礎として用いられる。上部構造体支持体は、インプラント体(10)に面した領域と、歯冠(120)もしくは上部構造体に面した領域とを有している。
インプラント体(10)に面した領域は、外側円錐部(43)と外側六角部(44)とを有したインプラントネック(42)である。外側円錐部(43)および外側六角部(44)は、インプラント体(10)の内空部(13)に正確に着座している。インプラント体(10)の尖端部を指向する軸方向において、外側六角部(44)の端面は、内空部(13)に接触することはない。
インプラントネック(42)の上方に、例えばインプラント皿状部(31)が続いており、このインプラント皿状部は、例えば連続的な移行部によって、インプラントネック(42)から外方へ突出している。例えば真円ではないインプラント皿状部(31)は、少なくとも所定の領域でまたは所定の区分で、頂角が歯冠(120)へ向かって開いている円錐台の周面の形状を有する。頂角は、例えば125°~131°である。場合により、インプラント皿状部(31)の下面は、相互に突出する複数の円錐部から成っていてもよく、この場合、各々の円錐部は、中心線(29)に対して別の角度を形成している。この場合、円錐の頂角は120°~136°である。
インプラント皿状部(31)の外縁(33)は、ここでは中心線(29)を中心として360°回転した場合、例えば、2.22~3.48mmで領域的に常に変化する、中心線(29)に対する距離を有する。外縁(33)は、この場合、中心線(29)の長手方向で、例えば0.8±0.2mmの高さのずれを有している。
インプラント皿状部(31)の上方に、インプラントポスト(23)が延在している。インプラントポストは、インプラント皿状部(31)への例えば丸み付けされた移行領域で、インプラント皿状部(31)の最大横断面よりも小さい横断面を有している。したがって、インプラント皿状部(31)もインプラントポスト(23)に向かって、面状の縁部上面(37)を有している。中心線(29)を通って位置するほぼすべての断面で、面状の縁部上面の輪郭は、少なくとも所定の領域で中心線(29)に対して垂直に向けられている。インプラント皿状部(31)は、最も狭い個所で、半径方向で例えば0.4~0.5mm突出している。最も広い個所を測定すると、例えば2mmを超過する場合がある。面状の縁部上面(37)は、とりわけ、接着体(100)または歯冠(120)のための載着面を形成する。
丸み付けされた移行領域は、軸方向に中心線(29)に対して平行に、0.05~0.2mmだけ凹設されてもよいので、面状の縁部上面(37)とインプラントポスト(23)との間に溝(35)が生じる。図2に示した断面図によると、インプラントポスト(23)は上方に向かって先細りしている。
図1によると、インプラントポスト(23)は、一次近似で、円形の底面横断面を有した斜めの円錐台と、この底面横断面を所定の領域で貫通する、楕円形の横断面を有する斜めの円錐台との重畳から成っている。両円錐台の中心線は、楕円形の横断面の半短軸が位置する平面を形成する。斜めの両円錐台が貫通する領域には、丸み付け部分が存在し、その半径は、例えば、0.3~0.4mmである。インプラントポスト(23)のこのような特殊な形状により、支持すべき接着体(100)のための回り止め基部が形成される。
場合によっては、上部構造体支持体(20)は、少なくともインプラント皿状部(31)の上方にチタン被覆を備える。その層厚さは、例えば、1~4μmである。代替的に、そこに薄肉のセラミック被覆または共重合体被覆が塗布されていてもよい。
図1によると、上部構造体支持体(20)は、連続する内空部(51)を有し、内空部は、中央の領域に、例えば11±4°の屈曲角度の屈曲個所を有する。完成加工された内空部(51)は4つの区域から成っている。
第1の区域(52)と第2の区域(53)とは、ねじボルト(60)を導入するために用いられる。第1の下側の区域(52)は円筒状の孔であり、その直径は、深さ約1.9mmのところで、例えば2.1mmである。この孔の中心線(49)は、中心線(29)と一致する。この区域に、第2の区域(53)として、例えば右ねじの雌ねじ山(72)が続いていて、このねじは、DIN13、Blatt2により、M2×0.25と記載される。この細目ねじは、この場合、例えば、2mmの長さを有している。雌ねじ山(72)と孔(52)との間の移行部は、平坦な当接カラー(54)を形成している。
第4の上側の区域(57)も同様に円筒状の孔である。この孔の中心線(59)は、第3の区域(56)で、中心線(29)に、例えば11°の角度をなして交差する。上側の区域(57)は、ねじボルト(60)を締付ける工具を導入するために用いられる。第3の区域(56)は、例えば、周面に半球を有する(図2参照)移行領域をなしている。
ねじボルト(60~62)は通常、5つの領域に分割されている。これらの領域は、前方から後方に向かって互いに隣接して並んでいて、枢着領域(63)、駆動領域(70)、中間領域(75)、緊締領域(80)、および把持領域(85)である(図3、図6、および図9参照)。
枢着領域(63)は、工具受容部(65)が形成されている円筒状のピン(64)である。このピンは、例えば1.66mmの直径で、例えば1.5mmの長さを有している。中央の工具受容部(65)は、図3、図6、および図9によれば、例えば1.13mmの二面幅を有する内側六角部(66)であって、工具によって利用可能なこの内側六角部の深さは、例えば1.05mmのところである。内側六角部の代わりに、六角星形穴、トリプルスクエアねじ穴、十字穴、スリット等が設けられていてもよい。別の駆動態様は、外側六角星形部または外側六角部である。場合によっては、六角星形または六角形状は、軸方向で筒型に丸み付けされている。
図3、図6、および図9のねじボルト(60~62)では、工具受容部(65)は、ピン(64)を短縮した状態で、または取り去った状態で、駆動領域(70)内に形成されてもよく、これにより、ねじボルト(60~62)を、例えば、1.5mm以上短くすることができる。
駆動領域(70)は、図3および図6によると、M2×0.25のタイプの細目ねじを有しており、その利用可能な長さは例えば1.73mmである。駆動ねじ山(71,72)としての別の細目ねじ、例えば、M1.8×0.25、M1.8×0.2、M1.6×0.25、またはM1.6×0.2も考えられる。これらのねじでは、駆動領域(70)の外径はそれぞれ相応に適合され得る。
駆動領域(70)に続く中間領域(75)は、後続の緊締領域(80)に対するスペーサとして機能する。中間領域(75)は、図2によると、円筒ピン(76)とストッパフランジ(78)とから構成されている。円筒ピン(76)は、例えば、枢着領域(63)と同じ外径を有している。場合によっては、円筒ピン(76)の外径は、駆動雄ねじ山(71)の谷径に相当する。中間領域(75)の長さは、例えば、1.03mmである。
緊締領域(80)に向かって円筒ピン(76)には、板状のストッパフランジ(78)が続いている。ストッパフランジ(78)は、例えば、2.08mmの外径で、例えば0.46mmの厚さを有している。
緊締雄ねじ山(81)が、緊締領域(80)をなす。この場合、緊締雄ねじ山は、DIN13、Blatt1に準拠する、1.46mmの長さのM1.6×0.35の並目ねじである。
緊締領域(80)に隣接する把持領域(85)は、一方では、ねじボルト(60~62)を、手持ち式器具によって把持し、上部構造体支持体(20~22)の内空部(51)の第4の区域(57)内にねじ込むために導入することができるジオメトリ形状を有している(図4参照)。他方では、把持領域(85)は、ねじ込まれたねじボルト(60)を備えた上部構造体支持体(20~22)(図5参照)を、インプラント体(10)の段付き孔内に導入するのを容易にする。
この場合、把持領域(85)は、例えば、ねじボルト(60)の自由端部に向かって先細りする外側六角部である。この把持手段の外側六角部の互いに対向する2つの側面は、例えば、5°の角度をなしている。外径の最大直径は、緊締雄ねじ山(81)の谷径よりも小さい。図3によれば、外側六角部は、0.95mmの二面幅を有している。
勿論、把持領域(85)は、より短い円筒ピンまたは円錐として形成されていてもよい。円錐を使用する場合は、円錐は、その自由端部に向かって先細りする。好適には、ピンまたは円錐は、緊締雄ねじ山の谷径以下の最大直径を有している。場合によっては、把持領域(85)は省かれてよい。この場合、ねじボルト(60)は、装着のために、および上部構造体支持体(20)内にねじ込むために、緊締雄ねじ山(81)で手持ち式器具によって把持される。
把持領域(85)を、孔または内空部の形態で、完全にまたは所定の領域で、緊締領域(80)に組み込むこともできる。この場合、ミニチュア緊締主軸を備えた手持ち式器具が、相応の孔または内空部に係合する。
図4には、ねじボルト(60)が下側の内空部(53)内に装着された状態で、上部構造体支持体(20)が示されている。この場合、ねじボルト(60)の枢着領域(63)が、駆動雌ねじ山(72)の領域内に到達している。ねじボルト(60)がさらに、下側の内空部(52)内に挿入されると、駆動雄ねじ山(71)は、上部構造体支持体(20)の駆動雌ねじ山(72)の手前に到る。ここからは、ねじボルト(60)が、ねじボルト(60)のストッパフランジ(78)がストッパカラー(54)に当接するまで、駆動雌ねじ山(72)内にねじ込まれる(図5参照)。今や、ねじボルト(60)は、上部構造体支持体(20)の後方の位置に紛失防止されて装着されている。この形態で、上部構造体支持体(20)とねじボルト(60)とが組み合わせられたものを販売することができる。
上部構造体支持体(20)をインプラント体(10)内に装着し、ねじ込む過程を、以下に、図12~図15に略示した図面に基づき説明する。2つの右ねじ山を備えた二重ねじ伝動装置が、断面図の半部で4つの位置で示されている。図12~図15のそれぞれには、代用ねじボルト(260)、上部構造体支持体代用品としての昇降ナット(220)、およびインプラント体代用品としての固定ナット(210)が示されている。
代用ねじボルト(260)は、一次近似で、DIN2509に準拠するねじボルトのすべての特徴を備えている。例えば、平滑な軸(275)の両側に、それぞれ1つのねじ山付き区分が位置している。前方のねじ山付き区分は、この場合、緊締ねじ山(81)であり、後方のねじ山付き区分は駆動ねじ山(71)である。代用ねじボルトは、例えば、スリットねじドライバによって、代用ねじボルト(260)を回すことができるように、駆動ねじ山(71)に、スリット(267)の形態の工具受容部を有している。
緊締ねじ山(81)と駆動ねじ山(71)とはそれぞれこの実施例では4つのねじ山を有している。1つのねじ山は、360°にわたる1つのねじ歯に相当する。緊締ねじ山(81)は、7LEのピッチを有しており、駆動ねじ山(71)は、5LEのねじ山ピッチしか有していない。
昇降ナット(220)および固定ナット(210)はそれぞれ4つのねじ山を有している。昇降ナット(220)のねじ山ピッチは、駆動ねじ山(71)のねじ山ピッチに相当する。固定ナット(210)のねじ山ピッチは、この場合、緊締ねじ山(81)のねじ山ピッチに相当する。
固定ナット(210)は、上端面に固定ナットストッパ(212)を有している。回り止めウェブ(215)は、固定ナットストッパ(212)を越えて突出している。
昇降ナット(220)は、下端面に、固定ナットストッパ(212)に対向する昇降ナットストッパ(222)を有している。昇降ナットの外壁には回り止め溝(225)が配置されている。回り止め溝内には、固定ナット(210)の回り止めウェブ(215)が突入する。回り止めウェブ(215)は、インプラント体(10)の内側六角部(15)に相当する。回り止め溝(225)は、上部構造体支持体(20)の外側六角部(44)に匹敵する。
図12には、昇降ナット(220)と代用ねじボルト(260)とから成る構成群が、固定ナット(210)内への差し込み直後の状態で示されている。昇降ナット(220)の回り止め溝(225)は、固定ナット(210)の回り止めウェブ(215)を取り囲んでいる。緊締雄ねじ山(81)の前側のねじ山の最も前方のフランクが、緊締雌ねじ山(82)の後方のフランクに当接している。昇降ナットストッパ(222)は、固定ナットストッパ(212)に対して、接触形成後、6LEの最大間隔を有している。
今や、代用ねじボルト(260)が、360°の右回転により固定ナット(210)内にねじ込まれる(図13参照)。代用ねじボルト(260)は、この場合、7LEの行程を形成する。代用ねじボルト(260)を360°右回転させることにより、代用ねじボルトは、必然的に、1回転分、昇降ナット(220)からねじり出される。代用ねじボルト(260)は、この場合、昇降ナット(220)に5LE分を残している。さらに、昇降ナット(220)は、緊締行程で、2LE分だけ、固定ナット(210)に向かって移動し、この場合、昇降ナットストッパ(222)と固定ナットストッパ(212)との間の間隔は、2LE分だけ減じられて、4LEとなる。緊締行程「H」は、この実施例では以下の式が当てはまる:
H=U×(p-p
この場合、「U」は代用ねじボルト(260)の回転する回数であって、「p」は緊締ねじ山(81,82)のピッチであって、「p」は駆動ねじ山(71,72)のピッチである。
代用ねじボルト(260)が1回転深くねじ込まれると、図14の断面図の状態となる。昇降ナットストッパ(222)と固定ナットストッパ(212)との間の間隔は、2LEまで減じられる。
代用ねじボルト(260)のさらなる回転後、昇降ナットストッパ(222)は、固定ナットストッパ(212)に当接する(図15参照)。代用ねじボルト(260)のねじ込み運動は終了する。
1つのねじ山対(73,83)についてのねじ山数は、機能を明確にするために図示した原理図では単に例として選択されている。昇降ナットが堅固にねじ込まれた状態では、両ねじ山対(73,83)は、同じ緊締荷重を保持するので、1つのねじ山対につき支持するねじ山数は僅かにしか変化しない。
図2によれば、インプラント円錐(43)が、インプラント体(10)の内側円錐(14)内に固定的に装着された後で、ねじ込み工程は終了している。緊締雌ねじ山(81)の4つすべてのねじ山は、緊締雌ねじ山(82)内に着座している。同様に、駆動雄ねじ山(71)の6つのねじ山は、駆動雌ねじ山(72)内に位置している。
図6には、ストッパフランジを有さない短いねじボルト(61)が示されている。このねじボルトの駆動ねじ山(71)と緊締ねじ山(81)とは、図3のねじボルト(60)の駆動ねじ山と緊締ねじ山とに相当する。両ねじ山(71,81)の間には、中間領域(75)として、緊締ねじ山(81)に向かって先細りする、例えば0.45mmの短い円錐台形ピン(77)が存在している。この円錐台形ピンの頂角は例えば60°である。
このねじボルト(61)に適合する上部構造体支持体(21)(図7および図8参照)は、図2の上部構造体支持体(20)の内空部に対して異なる形状の内空部(51)を有している。
第1の下側の区域(52)は、例えば、DIN13、Blatt2に準拠する右ねじのM2×0.25の駆動雌ねじ山(72)である。この細目ねじは、この場合、例えば、1.33mmの長さを有している。その谷径は、例えば、1.76mmである。駆動雌ねじ山(72)には、第2の区域(53)として、円筒状の後方係合孔(58)が続いていて、その直径は、深さ約1.25mmのところで、例えば2.02mmである。孔(58)は、狭隘個所(55)の形態のストッパ区域に移行しており、この区域は、0.5mmの半径を有していて、縦断面図で見て、後方係合孔(58)の方向で拡開している。狭隘個所(55)は、例えば、1.62mmの内径を有しているので、ねじボルト(61)の円筒ピン(64)は僅かな遊びをもって嵌合する。狭隘個所(55)の上方で、孔は漏斗状に拡大しており、開放角は少なくとも10°である。駆動雌ねじ山(72)、後方係合孔(58)、および狭隘個所(55)の中心線は、中心線(29)に一致している。
図7に示したように、上部構造体支持体(21)をインプラント体(10)に固定する前に、ねじボルト(61)は上部構造体支持体(21)内に、ねじボルトの駆動雄ねじ山(71)が駆動雌ねじ山(72)から再び離れて、後方係合孔(58)内に到るまで、下方からねじ込まれる。後方係合孔(58)には、ねじボルト(61)の駆動雄ねじ山(71)が、紛失しないように、かつ自由に回転可能に遊びをもって装着されている。
上部構造体支持体(21)がねじボルト(61)と共にインプラント体(10)内に装着されると、緊締雄ねじ山(81)の最も前方のねじ山が、緊締雌ねじ山(82)の第1のねじ山に当接する(図7参照)。
図8には、上部構造体支持体(21)がインプラント体(10)に固定された後の組付けインターフェイスが示されている。両雄ねじ山(71,81)は、ねじ込み工程で、ほぼ同時に、それぞれの対応する雌ねじ山(72,82)内に係合された。ねじボルト(61)の円筒ピン(64)は、狭隘個所(55)を僅かな遊びで閉鎖するので、ここでは、補綴の個々の義歯をさらに仕上げる際に、セメントおよび接着剤が駆動ねじ山(71,72)の領域に到ることはできない。
図9~図11には、右ねじ山(81)および左ねじ山(71)を有した代用ねじボルト(262)による組付けインターフェイスが示されている。これに関して、図16~図19には、半分の部分断面図で、二重ねじ伝動装置の略図が、4つの位置で示されている。これらの図では、代用ねじボルト(262)が、前方で、4つのねじ山を備えた右ねじの緊締ねじ山(81)と、後方で、7つのねじ山を備えた左ねじの駆動ねじ山(71)とを有している。両ねじ山ピッチの数学的な値は、例えば、両ねじ山対(73,83)と同じである。代用ねじボルト(262)は、側面図で示されている。
昇降ナット(220)は、図16~図19において、固定ナット(210)に対して同じく回り止めされている。回り止め(215,225)、昇降ナットストッパ(222)、ならびに固定ナットストッパ(212)は、図12~図15に示した態様とほぼ同じである。
図16によると、昇降ナット(220)、代用ねじボルト(262)、および固定ナット(210)から成る組み合わせの3つすべての部分は、代用ねじボルト(262)が固定ナット(210)内に差し込まれた後の出発状態にある。この場合も、代用ねじボルト(262)の前方の端面に移行するねじ山フランクは、緊締雌ねじ山(82)の後方のねじ山の後側のねじ山フランクに当接する。
今や、代用ねじボルト(262)が右回転で360°回転されると、第1のねじ山は、この場合、例えば5LE分だけ、固定ナット(210)内にねじ込まれる(図17参照)。同時に、固定ナット(210)に回り止めされた昇降ナット(220)も、1つのねじ山分だけ、すなわち例えば同じく5LE分だけ、昇降ナット(220)の方向で摺動する。その結果、昇降ナットストッパ(222)は、10LE分だけ、固定ナットストッパ(212)に向かって動く。緊締行程Hは、この実施例では以下の式が当てはまる:
H=U×(p+p
図18および図19では、代用ねじボルト(262)はそれぞれ、右一回転分だけ深くねじ込まれる。3回目の全回転後、昇降ナットストッパ(222)は固定ナットストッパ(212)に接触する。この場合、代用ねじボルト(262)は、それぞれ3つのねじ山で固定ナット(210)内および昇降ナット(220)内に着座している。
この場合、例えばねじ山対(73,83)のピッチとねじ山径とはそれぞれ一致しているので、各ねじ山対(73,83)は、同じまたはほぼ同じ数の支持するねじ山を有している。
図9~図11による実施例では、駆動雄ねじ山(71)としてM1.8×0.2のLHねじを使用するねじボルト(62)が使用される。緊締雄ねじ山(81)は、M1.6×0.35の並目ねじ山である。両ねじ山の間に位置する中間領域(75)は、その直径が、緊締雄ねじ山(81)の谷径に相当する円筒ピン(76)である。直径は、駆動雄ねじ山(71)の頭部直径で、拡大されていてもよい。把持区分(85)は、図9によると、円筒の形状を有している。
図10には、上部構造体支持体(22)がねじボルト(62)と共に、インプラント体(10)内に差し込まれた状態で示されている。上部構造体支持体(22)の内空部(51)の上側部分に、単に例としてプラスチックから製造されたストッパピン(48)が摩擦接続的に差し込まれていて、このストッパピンは、左ねじの駆動雄ねじ山(71)内にねじ込む際のねじボルト(62)のねじ込み行程を制限している。ストッパピン(48)は、埋め込むべきインプラント体(10)内に上部構造体支持体(22)を装着する前に、工具のためのスペースをつくるために除去される。
図11には、インプラント体(10)の右ねじの緊締雌ねじ山(82)内に、ねじボルト(62)が右回転でねじ込まれた後の、完成した組付けインターフェイスが示されている。
実施例に示されたすべてのねじ山は、DIN13に準拠するメートルねじである。メートルねじの代わりに、台形ねじ、平ねじ、のこ歯ねじ、丸ねじもしくは乳製品用ねじ、管用ねじ、ウィットねじ、UNF/UNCねじ等を使用することもできる。すべてのねじボルト(60~62)は、例えば、TiAL6V4またはTiAL6V4ELIから製作されている。
上部構造体支持体(20)(図2参照)には、この実施例では、接着体(100)が接着またはセメント固定されている。接着体(100)は、補綴義歯内側で、上部構造体支持体(20)と人工歯冠(120)との間に配置された中空体である。接着体によって、とりわけ歯冠(120)の角度位置が、インプラントポスト(23)の角度位置に合わせて調整される。
接着体(100)は実質的にポット状の形状を有している。接着体の内壁(105)は、縁部上面(37)を含むインプラントポスト(23)の外壁(26)に適合されている。遊びは例えば、30~50μmであるので、接着体(100)は、接着剤(113)を介在して、上部構造体支持体(20)のインプラントポスト(23)上に大面積で載着されている。
接着体(100)は、上部構造体支持体(20)の縁部上面(37)に支持される下縁部を有している。接着体は、上面(102)の領域で内空部(106)を有していて、この内空部は、補綴物が組付けられた状態で、インプラントポスト(23)の内空部(51)の上側部分の延長部をなす。
図1の実施例によると、ここでは歯冠(120)は接着体(100)の上に載着されている。したがって、歯冠(120)の内壁は、接着体(100)の外壁(101)に適合されている。この場合も、外壁(101)と歯冠(120)の内壁との間には、例えば、30~50μmの遊びが存在している。
図2によれば、補綴物の完成状態で、上部構造体支持体(20)は、インプラント円錐(43)によって回り止めされて装着されていて、インプラント体(10)の円錐座(14)にねじ込まれている。インプラントネック(42)およびインプラント皿状部(31)の下面は、歯肉に接触する。
1 補綴の義歯
5 (60~62)のための前組付け方向
10 インプラント体
11 雄ねじ山
12 インプラント肩部
13 段状の内空部
14 内側円錐部、第1の区域、円錐部、円錐座
15 内側六角部、第2の区域、連結ジオメトリ
17 ねじ山付き孔、(82)のための第3の区域
19 中心線
20 ねじボルト(60)に対する上部構造体支持体
21 ねじボルト(61)に対する上部構造体支持体
22 ねじボルト(62)に対する上部構造体支持体
23 インプラントポスト
26 外面、半径方向;外壁
29 中心線
31 インプラント皿状部
33 縁
35 溝
37 平坦な縁上面
42 インプラントネック
43 インプラント円錐部、外側円錐部
44 回り止め、外側六角部、連結ジオメトリ
48 ストッパピン
49 中心線
51 屈曲された内空部
52 第1の下側の区域、下側の内空部
53 第2の区域、下側の内空部
54 ストッパフランジ
55 狭隘個所、ストッパ区域
56 第3の区域、半球周面
57 第4の上側の区域、孔、円筒状
58 後方係合孔
59 (56,57)の中心線
60 ストッパフランジを備えたねじボルト
61 短いねじボルト
62 逆向きの複数のねじ山を備えたねじボルト
63 枢着領域
64 ピン、円筒状の、円筒ピン
65 工具受容部
66 内側六角部
70 駆動領域
71 駆動雄ねじ山、雄ねじ山、駆動ねじ山、図9~図11および図16~図19における左ねじ山
72 駆動雌ねじ山、雌ねじ山、駆動ねじ山、図9~図11および図16~図19における左ねじ山
73 駆動対、駆動ねじ山、対
75 中間領域
76 円筒ピン
77 円錐台形ピン
78 ストッパフランジ、ストッパ区域
80 緊締領域
81 緊締雄ねじ山、雄ねじ山、緊締ねじ山
82 緊締雌ねじ山、雌ねじ山、緊締ねじ山
83 緊締対、緊締ねじ山、対
85 把持領域、把持手段
100 接着体、ハイブリッドアバットメントの一部、上部構造部
101 外壁、外面
102 上面
105 内壁、内面
106 内空部
113 接着剤
120 人工的な歯冠、上部構造部
210 固定ナット
212 固定ナットストッパ
215 回り止めウェブ
220 昇降ナット
222 昇降ナットストッパ
225 回り止め溝
260 2つのねじ山ピッチを備えた代用ねじボルト
262 左ねじ山および右ねじ山を備えた代用ねじボルト
267 スリット、工具受容部
275 軸
LE 長さ単位

Claims (9)

  1. 上部構造部(100,120)を支持する上部構造体支持体(20~22)と、雌ねじ山(82)を有するインプラント体(10)との間の、ねじボルト(60~62)を用いる組付けインターフェイスであって、
    -前記組付けインターフェイスの相対回動不能性を保証するために、前記上部構造体支持体(20~22)と前記インプラント体(10)とは、少なくとも所定の領域で相補的な連結ジオメトリ(15,44)を有しており、
    -前記上部構造体支持体(20~22)は、前記上部構造部(100,120)に向かって、および前記インプラント体(10)に向かって開かれた内空部(51)を有しており、
    -前記内空部(51)には、前記インプラント体(10)に面した領域に雌ねじ山(72)が配置されており、
    -前記ねじボルト(60~62)は、間隔を置いてまたは間隔を置かずに互いに前後して配置された2つの雄ねじ山(71,81)を有しており、前記雄ねじ山のうちの第1の雄ねじ山は、駆動雄ねじ山(71)であって、第2の雄ねじ山は緊締雄ねじ山(81)であって、
    -前記両雄ねじ山(71,81)は異なるピッチを有しており、
    -前記駆動雄ねじ山(71)は、前記上部構造体支持体(20~22)の前記内空部(51)の前記駆動雌ねじ山(72)に嵌合し、前記緊締雄ねじ山(81)は、前記インプラント体(10)の前記緊締雌ねじ山(82)に嵌合する、
    組付けインターフェイス。
  2. 両前記駆動ねじ山(71,72)は1つの駆動対(73)を形成していて、両前記緊締ねじ山(81,82)は1つの緊締対(83)を形成しており、前記両対(73,83)の前記ねじ山は、ピッチ符号が同じ場合、異なるピッチを有している、請求項1記載の組付けインターフェイス。
  3. 前記ねじ山(71,72,81,82)のピッチ符号が同じ場合、前記駆動対(73)の前記ねじ山(71,72)は、前記緊締対(83)の前記ねじ山(81,82)よりも小さいピッチを有している、請求項1または2記載の組付けインターフェイス。
  4. 前記両対(73,83)の前記ねじ山(71,72,81,82)は異なるピッチ符号を有している、請求項1または2記載の組付けインターフェイス。
  5. 前記駆動対(73)の前記ねじ山(71,72)は、それぞれマイナスのピッチ符号を有していて、すなわち左ねじ(71,72)である、請求項1、2、または4記載の組付けインターフェイス。
  6. 前記対(73,83)の前記ねじ山は異なるねじ山径を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の組付けインターフェイス。
  7. 前記ねじボルト(60~62)は、前記雄ねじ山(71,81)の間に、または緊締ねじ込み方向における前記雄ねじ山(71,81)の後方に、ストッパ区域(55,78)を有している、請求項1記載の組付けインターフェイス。
  8. 前記ねじボルト(60~62)は、少なくとも一方の端部に、工具受容部(65)を有している、請求項1記載の組付けインターフェイス。
  9. 前記ねじボルト(60~62)は、その前端部に把持手段(85)を有している、請求項1記載の組付けインターフェイス。
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