JP2022523203A - 過酷な使用条件のための高信頼性無鉛はんだ合金 - Google Patents

過酷な使用条件のための高信頼性無鉛はんだ合金 Download PDF

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Abstract

過酷な使用条件のための高信頼性無鉛はんだ合金が開示される。いくつかの実施形態では、はんだ合金は、2.5~4.0重量%のAg;0.4~0.8重量%のCu;5.0~9.0重量%のSb;1.5~3.5重量%のBi;0.05~0.35重量%のNi;およびSnの残部を含む。いくつかの実施形態において、装置は、主要セラミック本体、ならびに電極および熱パッドが配置された側面を含む部品と;銅基板と;部品および銅基板を電気的に結合するはんだ合金とを備え、はんだ合金は、2.5~4.0重量%のAg;0.4~0.8重量%のCu;5.0~9.0重量%のSb;1.5~3.5重量%のBi;0.05~0.35重量%のNi;およびSnの残部を含む。いくつかの実施形態において、装置は、発光ダイオード(LED)部品;金属コアプリント回路基板(MCPCB);ならびにLED部品およびMCPCBを電気的に結合するはんだ合金を備え、はんだ合金は、2.5~4.0重量%のAg;0.4~0.8重量%のCu;5.0~9.0重量%のSb;1.5~3.5重量%のBi;0.05~0.35重量%のNi;およびSnの残部を含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年2月26日に出願された米国仮特許出願第62/810,619号、名称「High Reliability Leadfree Solder Alloys for Harsh Service Conditions」の優先権を主張し、その開示は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
開示される技術は、概してはんだ合金に関し、より詳細には、いくつかの実施形態は、無鉛はんだ合金に関する。
本開示は、1つまたは複数の様々な実施形態に従い、以下の図を参照して詳細に説明される。図面は、例示のみを目的として提供されており、単に典型的または例示的な実施形態を示している。
図1~図3は、開示された技術の実施形態による、はんだによって金属コアプリント回路基板(MCPCB)に電気的に結合されたLEDを備えるLEDモジュールのアセンブリを示す。
LEDの下面を示す図である。
MCPCBの上面を示す図である。
完成したLEDモジュールを示す図である。
電力サイクル信頼性試験に従って異なるはんだ合金を使用して組み立てられた場合のLEDモジュールを試験するためのシステムを示す図である。
いくつかのはんだ合金の試験中に収集されたデータの箱ひげ図である。
故障したLEDモジュールのパーセンテージ対故障までのサイクル数を示すプロットである。
電力サイクル信頼性試験前のLEDモジュールの断面図である。
電力サイクル信頼性試験中に故障した後の合金20はんだペーストを使用したLEDモジュールの断面図である。
合金11についての同様の画像を示す図である。
様々な開示されたはんだ合金および比較例の新規はんだ合金の化学組成および溶融挙動を示す図である。
図11~図13はそれぞれ、-40℃~+150℃の熱サイクル試験中の合金25および6の2つの試料の断面図である。
1839サイクルでの合金を示す図である。
2565サイクルでの合金を示す図である。
3012サイクルでの合金を示す図である。
3000サイクルの熱サイクル(-40℃~+150℃)後の故障したチップ抵抗器の統計データを示す図である。
6000サイクルの熱サイクル(-40℃~+150℃)後の故障したチップ抵抗器の統計データを示す図である。
図面は網羅的ではなく、本開示を開示された正確な形態に限定するものではない。
本明細書に開示される実施形態は、過酷な使用環境下での電子機器用途のための革新的なSn-Ag-Cu-Sb系無鉛はんだ合金を提供する。はんだ合金は、例えば、部品はんだ相互接続のためのプリント回路基板(PCB)レベルアセンブリ、Cu、Alまたは他の基板およびメタルコアPCB上への高輝度発光ダイオード(LED)チップボンディング、ならびにパワーモジュールのための半導体ダイアタッチ等の用途に使用することができる。1.0~3.5重量%のBiおよび/または0.1~1.0重量%のInから選択される添加物質がはんだ合金に含まれてもよい。さらに、はんだ合金は、0.05~0.35重量%のNiを含有してもよい。
無鉛はんだ合金は、欧州連合においてRestriction on Hazardous Substances(RoHS)規制が実施された2006年7月以来、エレクトロニクス産業において広く採用されている。過去十年間に、Sn3.0Ag0.5Cu(SAC305)およびSn3.8Ag0.7Cu(SAC387)等の無鉛SnAgCu(「SAC」)はんだ合金は、125℃以下の動作温度範囲に対応する携帯用、コンピューティング用、およびモバイル電子機器に広く使用されてきた。新興の自動車用電子機器は、ボンネット内で使用されるデバイスに約150℃の使用温度を要求しているが、乗員室内のデバイスには125℃以下の要件が維持される可能性が高い。最高使用温度を超えて、自動車用電子機器は、最低-40℃~+150℃またはそれ以上の広い温度範囲で機能することも要求される。
そのような過酷な電子機器環境では、従来の二元または三元の無鉛高Snはんだ合金は、存続するのに十分な信頼性がない。ほとんどの高Snはんだの溶融温度に対して、150℃での同相温度は、SnAgCu-3Biでは0.876、SnAgCuでは0.863、Sn-3.5Agでは0.856、およびSn-0.7Cuでは0.846に等しく、原子拡散が微細構造の発達を著しく促進し、接合劣化を加速することを示している。動作温度が高いほど、微細構造の粗大化および接合劣化が迅速に生じる。より高い使用温度の用途のための開示された高信頼性はんだは、サーモマイグレーション下での原子拡散から生じる、接合はんだ本体の微細構造の発達および界面金属間化合物(IMC)の成長を遅らせるための冶金設計の考慮を反映している。
温度に加えて、自動車用電子機器は、車両の移動および制動中の連続的な振動またはさらには機械的衝撃に耐える必要がある。延性接合部は、改善された耐振動性/耐衝撃性のために望ましい。しかしながら、界面IMCの成長および微細構造の粗大化は、特に高温で接合をより脆くする。したがって、接合部を延性に設計するだけでなく、冶金学的観点から過酷な条件下での動作中に接合部の延性を維持することが望ましい。
自動車電子機器の過酷な使用環境を超えて、その後の基板レベルのリフローが必要とされない場合、高温および高信頼性の高Snはんだを電力用半導体モジュールの高輝度(HB)LEDチップ部品アセンブリおよびダイアタッチに使用することができる。電力用半導体モジュールの場合、負荷された電流から発生するジュール熱は、モジュール設計に応じて、接合接点温度を150℃またはさらにそれより高温に上昇させる。放熱方法が同じままであると仮定すると、電流密度が高いほど、接点温度は高くなる。HB-LEDの高い電流密度は、電流および冷却パッドの設計に応じて、電力用半導体モジュールと同様に、接点接合部(アノードおよびカソード接合部の両方、ならびに2つの電極間の熱パッド接合部)を150℃またはさらにそれより高温に加熱する。しかしながら、HB-LEDおよび電力用モジュールの両方を含む高電力デバイスは、高い接点温度だけでなく、高い電流密度でも結合接合部にストレスを与える可能性がある。したがって、電力用途向けの高信頼性はんだ設計の実施形態は、エレクトロマイグレーション下での原子拡散を低減し、サーモマイグレーション下での原子拡散を制御することができる。
自動車産業および電力用半導体用途の両方のためのはんだ材料の必要性に対処するために、高信頼性無鉛はんだの実施形態のための開示された新規冶金設計は、熱および電流ストレス条件下の両方で、微細構造の発達を安定化し、界面IMCの成長を減速させることに焦点を合わせている。
本明細書に開示される実施形態は、2.5~4.0重量%のAg;0.4~0.8重量%のCu;5.0~9.0重量%のSb;1.5~3.5重量%のBi;0.1~3.0重量%のIn;0.05~0.35重量%のNi;および残部Snを含む無鉛はんだ合金を含む。これらの開示されたはんだ合金は、150℃以上の動作温度での高い信頼性を必要とする過酷な使用環境下で優れた耐熱疲労性を有する。特許請求されている範囲内のはんだは、基板レベルの自動車用途、ならびに電力用半導体モジュール用途におけるHB-LEDチップ結合およびダイアタッチのための従来の二元、三元高Snはんだよりも長い特性寿命を有する。本発明のはんだ合金は、例えばはんだプリフォーム、はんだボール、はんだ粉末、はんだペースト(はんだ粉末とフラックスとの混合物)等の形態のはんだ接合部を生成するのに特に適しているが、これに限定されない。
図10は、様々な開示されたはんだ合金(合金番号1~16)および比較例のはんだ合金(合金番号17~25)の化学組成および溶融挙動を示す。はんだ合金の溶融挙動は、示差走査熱量測定(DSC)を使用して、20℃/分の同じ加熱速度および冷却速度で分析された。DSC試験は、TA Q2000示差走査熱量計において、室温から280°Cまで走査して行った。各合金について、試料をまず周囲温度から280℃まで走査し、続いて25℃まで冷却し、次いで再び280℃まで走査した。第2の加熱サーモグラフは、合金の溶融挙動を表すために使用された。DSC分析から得られたはんだ合金の固相線温度および液相線温度を図10に列挙する。
いくつかの実施形態において、Sbは、過酷な熱サイクルまたは熱衝撃条件におけるはんだ接合部の耐熱疲労性を改善するのに重要な役割を果たす。そのような実施形態において、微細なSnSb金属間化合物(IMC)粒子の最適化された体積分率を維持するために、5.0重量%~9.0重量%のSbが添加される。微細なSnSb IMC粒子は、リフロー中のはんだ凝固後に核生成および成長(ある特定の化学量論比の異なる原子のクラスタ)する。これらのSnSb粒子は、温度が上昇するとSnマトリックスに逆溶解して固溶体を形成し、次いで温度が低下すると析出する。十分な量のSbは、固溶強化および析出強化の両方を合金に提供することによってはんだ合金を硬化させるために重要である。Sbの量が3.0重量%より少なくなると、150℃以上でSnSb微粒子がSnマトリックス中に完全に溶解して(SnSb)固溶体を形成し、合金を強化するためのSnSb微粒子が残存しない。合金の強化は、転位の運動の妨害と関連する。合金マトリックスに埋め込まれた微粒子と固溶体中の固溶原子(溶質原子)の両方が、好ましい格子方向に沿って転位がすべるのを阻止する障害物として作用する。高温(同相温度>0.6)では、原子拡散が転位運動を助ける重要な役割を果たす。固溶原子等の小さな障害物の場合、原子拡散は、転位が障害物を迂回または乗り越えるのを容易に助けることができる。析出物等の大きな障害物の場合、転位が障害物を迂回または乗り越えることを可能にするために、より多くの原子拡散ステップが必要である。したがって、析出物は、転位運動を妨害することによって高温強度を維持するためにより有益である。本発明では、5重量%以上のSbは、150℃以上でも十分な析出物強化を可能にする。しかしながら、Sbの添加量が10重量%を超えると、凝固中に粗大で脆いSnSb主相がはんだ内に形成され、はんだ合金がはるかにより脆くなる。SnSb相による脆化は、過酷な熱サイクルまたは熱衝撃条件において、はんだ接合部を早期に故障させる傾向がある。したがって、いくつかの実施形態において、バランスのとれた強化効果を維持するために、Sb含有量は5.0~9.0重量%(最適には5.0~6.5重量%)の範囲内であることがより好ましい。
Agは、分散強化相として作用するAgSn金属間化合物粒子を形成することにより、合金中の主要な強化元素として作用する。Agはまた、はんだ合金の濡れ性を改善する。溶融、濡れ、機械的特性および熱サイクル信頼性を含む包括的な性能を考慮すると、Ag含有量は2.5~4.5重量%の範囲であることが好ましい。Agが2.5重量%未満である場合、はんだ接合部の機械的特性および熱サイクル信頼性性能は、不十分なAgSn粒子のために過酷な環境の電子機器用途には十分ではない可能性がある。Agが4.5重量%を超えると、合金の液相線温度が著しく上昇し、粒子の代わりにAgSn小板が形成されると、はんだ接合部の延性が低下する可能性がある。さらに、Ag含有量が多いほどコストが上昇するため望ましくない。したがって、いくつかの実施形態において、Ag含有量は、好ましくは3.0~4.0重量%の範囲内である。
Cuは、主要な構成元素の1つとして、はんだマトリックスの内部にCuSn金属間化合物粒子を形成することにより、はんだの機械的特性を向上させる。溶融はんだ内に十分なCuがあると、Cu基板金属またはCuパッドからのCu浸出も大幅に低減される。さらに、はんだ中のCu含有量が高いと、Niメタライゼーション表面に脆いNiSnではなく延性(Cu,Ni)Snを形成することにより、界面金属間化合物層を安定化させることができる。また、はんだ中のCu含有量が高いと、Niメタライゼーション表面上の二重IMC層、すなわち(Cu,Ni)Snの下に形成された(Cu,Ni)Snの形成も防止され得る。一般に、二重IMC層は、実際に結合界面を弱める。しかしながら、Cuが2.0重量%を超えると、pasty range(固液共存領域)が広くなりすぎ、これははんだの濡れ性、ボイドおよび信頼性に影響を及ぼす。したがって、いくつかの実施形態において、Cu含有量は、好ましくは0.4~1.0重量%の範囲内である。
SnAgCuSb合金への添加物質として、Biは合金の固相線温度および液相線温度を低下させることができ、それに応じてリフローピーク温度を低下させることができる。Biはまた、溶融はんだの表面張力も低下させ、したがって濡れ性を向上させる。Biは、Ag、Cu、SbおよびSnとIMC析出物を形成しない。Biは、低温ではBi粒子によってはんだ本体を強化し、高温では固溶体を形成してはんだ本体を硬化させる。Biは脆いため、4重量%を超えてBiを添加すると、強度は増加し続けるが、延性が著しく低下する。この脆化は、耐熱疲労性を著しく悪化させる。Biは、はんだ中の含有量の増加に伴って溶融温度を連続的に低下させ、さらには低融点のBi-Sn相を形成し、これは高温高信頼性用途には望ましくない。いくつかの実施形態において、過酷な使用環境の電子機器用途には、1.5~3.5重量%のBi添加が好ましい。
Biと同様に、Inもまたはんだの固相線温度および液相線温度を低下させる。InはBiおよびSbよりもはるかに軟質であり、これは延性を高めるのに役立ち、BiおよびSbの添加によって導入される脆性を低減する。はんだ合金の濡れおよび強度を改善するために1.5~3.5重量%のBiおよび5~9重量%のSbを添加した開示された実施形態において、十分なInを同時に採用することにより、BiおよびSbの添加によって導入される脆性が最小限に抑えられる。Inは、Snと同様のIMC形成、すなわちAg(SnIn)、Cu(SnIn)、Ni(SnIn)、さらには(CuNi)(SnIn)等に関与する傾向がある。複雑なIMC構造は、高温下でのIMCの粗大化および厚さ増加(成長をサポートするためにIMCに向かって拡散するより多くの原子を必要とする)を遅くする。これはIMCを安定化させ、その後析出物の強化に役立ち、IMCの成長および関連する接合脆化を緩和する。しかしながら、InはBiよりも酸化しやすく、はんだに4.5重量%を超えるInを添加すると、リフロー中の濡れ性が大幅に低下し、ボイドが増加する。したがって、いくつかの実施形態において、4.5重量%以下のIn添加が好ましい。また、合金中の好ましいIn含有量はSb含有量にも依存する。In添加は、溶融温度を劇的に低下させる。接合部の高温性能を維持するために、In添加は、合金中のこれらの低初期溶融相の形成を回避するために3.0重量%未満であることが好ましい。
いくつかの実施形態において、合金の機械的特性およびはんだ接合部の信頼性性能をさらに改善するために、0.05~0.35重量%のNiが添加される。はんだ付けの間、特にCuメタライゼーションで界面IMC形成に十分なNiが関与して、CuSnの代わりに(CuNi)Snが形成される。(CuNi)Sn層内のNiの存在は、リフローおよびリフロー後の使用中のIMC成長を遅くし、これは界面安定性および接合部の延性を維持するために重要である。NiはSnへの溶解度が非常に限られている。Niが0.4重量%を超えると、はんだの液相線温度が劇的に上昇する。酸化に対するNiの反応性と共に、0.4重量%を超えるNiによる濡れ性およびはんだ付けに対する悪影響が、特に微粉末はんだペーストについて見られる。したがって、Ni添加の上限は、様々な実施形態において、好ましくは0.35重量%である。一方、界面IMC安定化は、0.05重量%未満のNi含有量では界面反応へのNiの関与が不十分であるため、限界的である。したがって、いくつかの実施形態において、0.05~0.35重量%のNiが好ましい。
開示された技術内で設計された合金は、基板レベルの組立、HB-LED用途、および電力用半導体モジュール用途について試験されている。従来型のSn-Ag、Sn-CuおよびSn-Ag-Cu合金と比較して、著しい改善が達成されている。例えば、HB-LED電力サイクル試験は、従来のSAC305(合金25)と比較した特性時間が3893サイクルから11960サイクル(合金13)まで最大3倍に増加したことを示している。
図1~図3は、開示された技術の実施形態による、はんだによって金属コアプリント回路基板(MCPCB)に電気的に結合されたLEDを備えるLEDモジュールのアセンブリを示す。図1は、LED100の下面を示している。下面は、3つのはんだパッドを含む。それらのはんだパッドのうちの1つは熱パッド104であり、他の2つのはんだパッド106はLED100の電極用である。図2は、MCPCB200の上面を示している。メタライゼーション206を有する3つのはんだパッドがMCPCB200の上面に配置される。これらのはんだパッド206は、LED100のはんだパッド104に対応する。図3は、完成したLEDモジュール300を示し、LED100はMCPCB200に接合され、ワイヤ302はMCPCB200に接合されている。
図4は、電力サイクル信頼性試験に従って異なるはんだ合金を使用して組み立てられた場合のLEDモジュール300を試験するためのシステム400を示す。システム400は、LEDモジュール300のワイヤ302に接続された直流(DC)電源402と、試験データを収集するためのデータ収集ユニット404とを含む。試験中、各LEDモジュールが故障するまで電力サイクルを行った。各サイクルは、8秒間電力を印加し、続いて20秒間電力を印加しないことを含んだ。図5は、複数のはんだ合金の試験中に収集されたデータの箱ひげ図500を示す。図6は、故障したLEDモジュールのパーセンテージ対故障までのサイクル数を示すプロットである。図5および図6から、合金4、11、および12は、他の合金、特にNi添加を有さない合金18~21よりも長い特性寿命を有することが分かる。結果は、はんだ合金へのNi添加がLEDデバイスの寿命を改善するのに有益であることを示している。
図7は、電力サイクル信頼性試験前のLEDモジュール700の断面図を示す。LEDモジュール700の電極は、706a、bで示されている。熱パッドは704で示されている。MCPCBは710で示されている。はんだペーストは708で示されている。
図8は、電力サイクル信頼性試験中に故障した後の合金20はんだペーストを使用したLEDモジュール800の断面図を示す。図8を参照すると、著しい亀裂、およびCuSnのかなりの成長が見られる。図8の下部中央には、上面の放射線画像が示されている。図9は合金11についての同様の画像を示す図である。これらの放射線画像は、LEDデバイスの円形の空隙(白色)を示している。
過酷な使用環境下での基板レベルの信頼性もまた、これらの合金に対して評価した。図10に示されるはんだ合金粉末をフラックスと共に用いて、はんだペーストを混合した。その後、はんだペーストを、-40℃~+150℃の過酷な熱サイクル条件下でチップ抵抗器およびボールグリッドアレイ(BGA)アセンブリの両方について試験した。
図11~図13はそれぞれ、-40℃~+150℃の熱サイクル試験中の合金25および6の2つの試料の断面図である。図11は、1839サイクルでの合金を示す図である。図12は、2565サイクルでの合金を示す図である。図13は、3012サイクルでの合金を示す図である。これらの画像から、開示された合金6は、従来の合金25(SAC305)よりも大幅に改善された耐亀裂性を示すことが分かる。
図14は、3000サイクルの熱サイクル(-40℃~+150℃)後の故障したチップ抵抗器の統計データを示す図である。図15は、6000サイクルの熱サイクル(-40℃~+150℃)後の故障したチップ抵抗器の統計データを示す図である。これらの表の各行は、60個の抵抗の試験を表す。「フラックス」列のフラックスは、Indium8.9HFをA、Indium10.1HFをB、およびIndium3.2HFをCと表記しており、それらはすべて市販されている。「チップ抵抗器タイプ」列の抵抗器は、パッケージ型番で示されている。
開示された合金6および11は、比較合金(例えば、合金21、24および25)よりも良好に機能したことは明らかである。データはまた、フラックスの選択がはんだ接合部の信頼性に影響を及ぼすことを示している。
実施形態はまた、Siダイがセラミック基板上に結合された電力モジュールパッケージについても試験されている。-40℃~175℃の熱サイクル下でのパッケージの特性寿命は、従来のSAC305合金と比較して、結合接合部強度の劣化がはるかに遅いことを示す。
開示された技術の様々な実施形態を上述したが、それらは限定ではなく例としてのみ提示されていることを理解されたい。開示された技術は、様々な例示的な実施形態および実装に関して上述されているが、個々の実施形態のうちの1つまたは複数に記載された様々な特徴、態様および機能は、それらが記載されている特定の実施形態への適用性において限定されず、その代わりに、そのような実施形態が記載されているか否か、およびそのような特徴が記載された実施形態の一部として提示されているか否かにかかわらず、開示された技術の他の実施形態のうちの1つまたは複数に単独でまたは様々な組み合わせで適用することができることを理解されたい。したがって、本明細書に開示される技術の幅および範囲は、上述の例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。
本明細書で使用される用語および語句、ならびにそれらの変化形は、特に明示的に述べられていない限り、限定ではなく非限定的に解釈されるべきである。前述の例として、用語「含む」は、「限定されることなく含む」等の意味として読まれるべきであり;「例」という用語は、その網羅的または限定的なリストではなく、議論中の項目の例示的な事例を提供するために使用され;「1つの(a)」または「1つの(an)」という用語は、「少なくとも1つの」、「1つまたは複数の」等の意味として読まれるべきであり;「従来型の」、「従来の」、「通常の」、「標準的な」、「既知の」等の形容詞および同様の意味の用語は、記載された項目を所与の期間または所与の時点で利用可能な項目に限定するものとして解釈されるべきではなく、代わりに、現在または将来の任意の時点で利用可能または既知であり得る従来型の、従来の、通常の、または標準的な技術を包含するように読まれるべきである。同様に、本明細書が当業者に明らかであるかまたは知られている技術に言及する場合、そのような技術は、現在または将来の任意の時点で当業者に明らかであるかまたは知られている技術を包含する。
いくつかの場合において、「1つまたは複数」、「少なくとも」、「これに限定されないが」、または他の同様の語句等の広範な単語および語句の存在は、そのような広範な語句が存在しない可能性がある場合に、より狭い場合が意図される、または必要とされることを意味すると解釈されるべきではない。「モジュール」という用語の使用は、モジュールの一部として記載または主張される構成要素または機能がすべて共通のパッケージ内に構成されることを示唆するものではない。実際、モジュールの様々な構成要素のいずれかまたはすべては、制御論理または他の構成要素にかかわらず、単一のパッケージに組み合わせることができ、または別々に維持することができ、さらに複数のグループもしくはパッケージに、または複数の場所に分散させることができる。
本明細書で使用される場合、「または」という用語は、包括的または排他的な意味で解釈され得る。さらに、単数形のリソース、動作、または構造の説明は、複数形を除外するように読まれるべきではない。条件付き言語、例えばとりわけ「できる(can)」、「し得る(could)」、「かもしれない(might)」、または「してもよい(may)」等の条件付き言語は、特に明記しない限り、または使用される文脈内で他の意味で理解されない限り、一般に、ある特定の実施形態がある特定の特徴、要素、および/またはステップを含むが、他の実施形態は含まないことを伝えることを意図する。
「最適化する」、「最適な」等の用語は、本明細書で使用される場合、可能な限り効果的または完全な性能を形成または達成することを意味するために使用できることに留意されたい。しかしながら、この文献を読む当業者が認識するように、完全性が必ずしも達成されるとは限らない。したがって、これらの用語はまた、所与の状況下で可能な限り良好もしくは効果的または実用的な性能を形成または達成すること、あるいは他の設定またはパラメータで達成することができる性能よりも良好な性能を形成または達成することを包含することができる。
さらに、本明細書に記載の様々な実施形態は、例示的なブロック図、フローチャートおよび他の図に関して説明されている。本明細書を読んだ後に当業者に明らかになるように、図示された実施形態およびそれらの様々な代替形態は、図示された例に限定されることなく実施することができる。例えば、ブロック図およびそれらに付随する説明は、特定のアーキテクチャまたは構成を要求するものとして解釈されるべきではない。

Claims (17)

  1. 2.5~4.0重量%のAg;
    0.4~0.8重量%のCu;
    5.0~9.0重量%のSb;
    1.5~3.5重量%のBi;
    0.05~0.35重量%のNi;および、
    残部Sn;
    を含むはんだ合金。
  2. 0.1~3.0重量%のInをさらに含む、請求項1に記載のはんだ合金。
  3. 前記はんだ合金は、3.0~4.0重量%のAg、0.5~0.7重量%のCu、5.0~6.0重量%のSb、2.5~3.5重量%のBi、0.1~0.2重量%のNi、および残部Snから本質的になる、請求項1に記載のはんだ合金。
  4. 前記はんだ合金は、3.0~4.0重量%のAg、0.5~0.7重量%のCu、5.0~6.0重量%のSb、2.5~3.5重量%のBi、0.3~0.6重量%のIn、0.1~0.2重量%のNi、および残部Snから本質的になる、請求項2に記載のはんだ合金。
  5. フラックス;ならびに、
    2.5~4.0重量%のAg;
    0.4~0.8重量%のCu;
    5.0~9.0重量%のSb;
    2.8~5.0重量%のBi;
    0.05~0.35重量%のNi;および、
    残部Sn;
    を含むはんだ合金粉末、
    を含むはんだペースト。
  6. 前記はんだ合金は、0.1~3.0重量%のInをさらに含む、請求項5に記載のはんだペースト。
  7. 前記はんだ合金は、3.0~4.0重量%のAg、0.5~0.7重量%のCu、5.0~6.0重量%のSb、2.5~3.5重量%のBi、0.1~0.2重量%のNi、および残部Snから本質的になる、請求項5に記載のはんだペースト。
  8. 前記はんだ合金は、3.0~4.0重量%のAg、0.5~0.7重量%のCu、5.0~6.0重量%のSb、2.5~3.5重量%のBi、0.3~0.6重量%のIn、0.1~0.2重量%のNi、および残部Snから本質的になる、請求項5に記載のはんだペースト。
  9. 主セラミック本体、および、
    電極および熱パッドが配置された側面、
    を備える部品と;
    銅基板と;
    前記部品および前記銅基板を電気的に結合するはんだ合金と;
    を備える装置であって、
    前記はんだ合金は、
    2.5~4.0重量%のAg;
    0.4~0.8重量%のCu;
    5.0~9.0重量%のSb;
    1.5~3.5重量%のBi;
    0.05~0.35重量%のNi;および、
    残部Sn;
    を含む装置。
  10. 前記はんだ合金は、0.1~3.0重量%のInをさらに含む、請求項9に記載の装置。
  11. 前記はんだ合金は、3.0~4.0重量%のAg、0.5~0.7重量%のCu、5.0~6.0重量%のSb、2.5~3.5重量%のBi、0.1~0.2重量%のNi、および残部Snから本質的になる、請求項9に記載の装置。
  12. 前記はんだ合金は、3.0~4.0重量%のAg、0.5~0.7重量%のCu、5.0~6.0重量%のSb、2.5~3.5重量%のBi、0.3~0.6重量%のIn、0.1~0.2重量%のNi、および残部Snから本質的になる、請求項11に記載の装置。
  13. 請求項1から4のいずれか1項に記載のはんだ合金を用いてLED部品が組み付けられたLEDモジュール。
  14. 発光ダイオード(LED)部品と;
    金属コアプリント回路基板(MCPCB)と;
    前記LED部品と前記MCPCBとを電気的に結合するはんだ合金と;
    を備える装置であって、
    前記はんだ合金は、
    2.5~4.0重量%のAg;
    0.4~0.8重量%のCu;
    5.0~9.0重量%のSb;
    1.5~3.5重量%のBi;
    0.05~0.35重量%のNi;および、
    残部Sn;
    を含む装置。
  15. 前記はんだ合金は、0.1~3.0重量%のInをさらに含む、請求項9に記載の装置。
  16. 前記はんだ合金は、3.0~4.0重量%のAg、0.5~0.7重量%のCu、5.0~6.0重量%のSb、2.5~3.5重量%のBi、0.1~0.2重量%のNi、および残部Snから本質的になる、請求項9に記載の装置。
  17. 前記はんだ合金は、3.0~4.0重量%のAg、0.5~0.7重量%のCu、5.0~6.0重量%のSb、2.5~3.5重量%のBi、0.3~0.6重量%のIn、0.1~0.2重量%のNi、および残部Snから本質的になる、請求項11に記載の装置。
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