JP2022520228A - ロック装置及び車両シート - Google Patents

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Abstract

本発明は、特に車両シート(1)の旋回可能な背もたれ(4)を車両構造(6)にロックするロック装置(10)であって、操作要素(80)によってロック位置と解除位置との間で旋回することができるキャッチ偏心器(30)と、開位置と閉位置との間で旋回できるラッチ爪(40)とを含み、ラッチ爪はロック位置にあるキャッチ偏心器によって閉位置においてブロックされ、ラッチ爪は少なくとも2つの受容部(42、44)を有し、ラッチ爪の閉位置において受容部の1つにロック要素(70)を受け入れることができ、ラッチ爪は、ロック装置の収容部(16)に支持されたばね要素(46)によってラッチ爪の閉位置に向かって予荷重がかけられるロック装置に関する。本発明はまた、車両構造に対して旋回可能に取り付けられた背もたれを含み、車両シートは背もたれを車両構造にロックする本発明によるロック装置を有する車両シート、特に自動車シートに関する。

Description

本発明は、操作要素によってロック位置と解除位置との間で旋回することができるキャッチ偏心器を含み、開位置と閉位置との間で旋回することができるラッチ爪を含み、ラッチ爪はそのロック位置にあるキャッチ偏心器によって閉位置においてブロックされ、ラッチ爪は少なくとも2つの受容部を有し、ラッチ爪の閉位置において受容部のいずれか1つにロック要素を受け入れることができるロック装置に関する。本発明はさらに、車両シートに関する。
車両シートの背もたれを車両構造にロックするためのロック装置は従来技術から一般に知られており、前記背もたれはシート面に対して折り畳むことができる。このようなロック装置は、操作要素と、車両構造又は背もたれに固定され、背もたれ又は車両構造に固定された対応するロック要素にロック可能であり、それによってロック解除することができる回転式キャッチロックとを含む。
特許文献1には、ロック状態でロック要素と協働する車両シート用のロック装置が開示されている。ロック装置は、第1の軸受ボルトを中心に旋回可能に取り付けられ、ロック要素用の受容部と機能面とを有する爪と、第2の軸受ボルトを中心に旋回可能に取り付けられたキャッチ要素と、第2の軸受ボルトを中心に旋回可能に取り付けられ、ロック装置のロック状態において、ロック装置のロック状態を確保するために機能面と協働するクランプ偏心器とを含む。このようなロック装置は、回転式キャッチロック、又は略して回転式キャッチとも呼ばれる。ロック装置のロック解除プロセスでは、キャッチ要素が最初に爪の機能面から離れるように旋回する。次いで、クランプ偏心器がキャッチ要素又はキャッチ要素の作動要素に引きずられ、その結果、爪の機能面から離れるように旋回する。ばねのプレテンションによって爪が開き、ロック要素のブロックが解除される。
特許文献2には、回転式キャッチロックであって、ロック位置にあるロック爪によって後方への回転に対して固定され、第1のフォーク開口部と、第1のフォーク開口部から回転方向に離間した第2のフォーク開口部とを有する回転式キャッチを含み、ロック爪のブロックを解除することによって到達可能な開位置にある第1のフォーク開口部が対抗閉鎖部に対する捕捉位置を取る回転式キャッチロックが開示されている。
特許文献3には、車両内でシート背もたれをロック及びロック解除するためのロック装置であって、車両のボディに取り付けられたストライカであって、ストライカの一端に第1の係合部分と、ストライカの他端に第2の係合部分とを含むストライカを含み、シート背もたれに取り付けられ、シート背もたれを直立位置に保持することを可能にするためにストライカと係合可能な爪を含むロック機構であって、爪は第1の係合溝及び第2の係合溝を有するロック機構をさらに含み、いずれもストライカの第1の係合部分及び第2の係合部分は、シート背もたれを直立位置に保持することを可能にするために爪の第1の係合溝又は第2の係合溝の一方にいずれも係合することができ、ロック機構はまた、ストライカの不完全な係合及び係合解除を検出するための検出ユニットを含む、ロック装置が開示されている。
特許文献4には、ハウジングと、構造ユニット内でハウジングに固定されたカバープレートと、ストライカをロックするための爪プレートと、ロックプレートとを含むロック装置であって、爪プレート及びロックプレートはいずれも、ハウジング及びカバープレートによって回転可能に取り付けられ、ロックプレートは、爪プレートによるストライカのロックを確実にするためにその回転中に爪プレートをロックし、ロックプレートを回転させることによって爪プレートによるストライカのロックを解除するためにロック解除手段を更に含むロック装置が開示されている。
特許文献5には、車両の背もたれを少なくとも2つの異なる背もたれ位置にロックするための装置であって、閉鎖部、特にロックピンに対して第1の及び少なくとも第2の停止位置を提供するための第1の及び少なくとも第2のフォークジョーを有する回転ロックと、閉鎖部の移動経路内に突出し、閉鎖部によって作動可能であり、作動すると回転ロックがそのブロック位置に落ちることを可能にするキャッチレバーとを含み、回転ロックをそのブロック解除位置に固定するための保持爪が設けられ、閉鎖部の停止位置のうちの1つのみが快適位置として構成され、快適位置には閉鎖部のための停止面が割り当てられ、キャッチレバーは、閉鎖部がフォークジョーの領域に入り、快適位置を提供する場合にのみ回転ロックのブロックを解除するために保持爪と協働する装置が開示されている。
独国特許出願公開第102007016409号明細書 独国特許出願公開第19928507号明細書 特開第2006-199131号公報 欧州特許出願公開第0952288号明細書 独国特許出願公開第10354161号明細書
本発明の目的は、導入部で述べたタイプのロック装置、特に車両シートの旋回可能な背もたれを少なくとも2つの異なる傾斜設定で車両構造にロックするためのロック装置を改良すること、及び対応する車両シートを提供することである。
この目的は、本発明によれば、特に車両シートの旋回可能な背もたれを車両構造にロックするためのロック装置であって、操作要素によってロック位置と解除位置との間で旋回することができるキャッチ偏心器を含み、開位置と閉位置との間で旋回することができるラッチ爪を含み、ラッチ爪はそのロック位置にあるキャッチ偏心器によってその閉位置においてブロックされ、ラッチ爪は少なくとも2つの受容部を有し、ラッチ爪の閉位置において受容部のいずれか1つにロック要素を受け入れることができ、ラッチ爪はロック装置の収容部に支持されたばね要素によってラッチ爪の閉位置に向かって予荷重をかけられるロック装置によって達成される。
ラッチ爪が少なくとも2つの受容部を有し、ラッチ爪の閉位置において受容部のいずれか1つにロック要素を受け入れることができるので、互いに分離された受容部によってロック要素に対して2つの異なるロック位置を対応して定めることができ、背もたれは対応して2つの異なる傾斜設定でロックすることができる。
ラッチ爪がロック装置の収容部に支持されたばね要素によってラッチ爪の閉位置に向かって予荷重をかけられるので、ラッチ爪の2つの受容部のうちの内側の受容部から外側の受容部へのロック要素の制御された移動が可能になる。
ラッチ爪は、少なくとも部分的にケーシングで囲むことができる。ケーシングは、プラスチックから製造することができる。ケーシングは、騒音低減に役立つ可能性がある。ケーシングは、ラッチ爪の外形及び/又は輪郭に適合させることができる。ケーシングは、ラッチ爪上に射出成形することができる。
第1の受容部は、固定輪郭を有する壁部分によって、第2の受容部とは反対側を向く方向に画定することができる。固定輪郭の領域内の壁部分は、ロック装置に対するロック要素の移動経路に対して実質的に垂直に配向することができる。
第1の受容部は、作動輪郭を有する壁部分によって第2の受容部に向かって画定することができる。作動輪郭は、ロック要素の移動経路に対してある角度、好ましくは斜めの角度、特に105°から125°の範囲の角度に設定することができる。作動輪郭は、ロック要素のその移動経路に沿った移動が、作動輪郭と接触したときに、ラッチ爪に開モーメントをかけるように、ロック要素の移動経路に対してある角度に設定することができる。
第2の受容部は、固定輪郭を有する壁部分によって第1の受容部に向かって画定することができる。第2の受容部は、実質的に平行に配向された、いずれも固定輪郭を有する2つの壁部分によって両側を画定することができる。固定輪郭の領域内の壁部分は、ロック装置に対するロック要素の移動経路に対して実質的に垂直に配向することができる。
ロック装置は、制御爪を有することができる。制御爪は、ロック要素の作用を受けるとキャッチ偏心器をその解除位置に移動させる導入輪郭を有することができる。導入輪郭は、ロック要素の移動経路に対してある角度、好ましくは斜めの角度、特に125°から145°の範囲の角度に設定することができる。制御爪は、閉位置においてラッチ爪の作動輪郭に対して第1の受容部内に突出する止め具を有することができる。導入輪郭は、ロック要素のその移動経路に沿った移動が、導入輪郭と接触したときに、制御爪に開モーメントをかけるように、ロック要素の移動経路に対してある角度に設定することができる。
制御運動システムを提供することができ、前記制御運動システムは、キャッチ偏心器に接続され、制御爪に結合することができる。制御運動システムは、第1のレバーを有することができる。第1のレバーの第1の端部は、ロック装置の収容部に回転可能に取り付けることができる。
制御運動システムは、第2のレバーを有することができる。第2のレバーの第1の端部は、第1のレバーの第2の端部に回転可能に接続することができる。第2のレバーの第2の端部は、キャッチ偏心器に回転可能に接続することができる。キャッチ偏心器は、第2のレバーをキャッチ偏心器に接続するためのボルトを提供することができる。
制御運動システムは、第3のレバーを有することができる。第3のレバーの第1の端部は、第1のレバーに回転可能に接続することができる。第3のレバーの第1の端部は、第1のレバーの第1の端部と第2の端部との間の中央部分に接続することができる。
第3のレバーの第1の端部の第1のレバーへの接続部は、第1のレバーの第2のレバーへの接続部と、第1のレバーのロック装置の収容部への接続部との間に配置することができる。
第3のレバーは、その第2の端部に、制御爪と動作可能に接続することができるフォークを有することができる。第3のレバーのフォークは、実質的に半円形の開口部を有することができ、この開口部は、特に、制御爪の接続ピンと動作可能に接続することができる。制御運動システムは、制御爪とキャッチ偏心器との間でギア増速又はギア減速を実施することができる。
ロック装置は、固定位置とブロック解除位置との間で旋回することができるクランプ偏心器を有することができる。固定位置において、クランプ偏心器は、閉位置における遊びを排除するようにラッチ爪に作用する。
キャッチ偏心器の「ロック位置」は、本発明の文脈において、キャッチ偏心器がラッチ爪を回転に抗して閉位置に固定する位置、特に角度位置を意味すると一般に理解され得る。キャッチ偏心器の「解除位置」は、本発明の文脈において、キャッチ偏心器がラッチ爪の回転のためにラッチ爪のブロックを解除する位置、特に角度位置を意味すると一般に理解され得る。
クランプ偏心器の「固定位置」は、本発明の文脈において、クランプ偏心器が閉位置にあるラッチ爪から遊びを排除する位置、特に角度位置を意味すると一般に理解され得る。クランプ偏心器の「ブロック解除位置」は、本発明の文脈において、クランプ偏心器がラッチ爪の回転のためにラッチ爪のブロックを解除する位置、特に角度位置を意味すると一般に理解され得る。
個別に又は互いに組み合わせて使用することができる有利な実施形態が、従属請求項の主題を形成する。
上記目的は、車両シート、特に車両構造に対して旋回可能に取り付けられた背もたれを有する自動車シートであって、車両シートは、背もたれを車両構造にロックするための上記説明によるロック装置を有する車両シートによってさらに達成される。
本発明は、図面に示される好ましい実施形態を参照して以下でより詳細に説明される。しかしながら、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
本発明による車両シートの概略図を示す。 図1の車両シートの本発明によるロック装置の分解図を示す。 組み立てた状態の図2のロック装置の第1の側面の斜視図を示す。 組み立てた状態の図2のロック装置の第2の側面の斜視図を示す。 組み立てた状態の図2のロック装置の第1の側面の更なる斜視図を示す。 組み立てた状態の図2のロック装置の第2の側面の更なる斜視図を示す。 爪が閉じた状態でロック状態にあるロック装置のスケッチ図を示す。 ロック要素によって開かれたときのロック解除状態にあるロック装置のスケッチ図を示す。 ロック要素の進入中のロック解除状態にあるロック装置のスケッチ図を示す。 第1の受容部にロック要素がある状態でロック状態にあるロック装置のスケッチ図を示す。 爪が閉じた状態でロック解除状態にあるロック装置のスケッチ図を示す。 ロック要素の第1の受容部から第2の受容部への移動前のロック解除状態にあるロック装置のスケッチ図を示す。 第1の受容部と第2の受容部との間のロック要素の移動中のロック解除状態にあるロック装置のスケッチ図を示す。 第2の受容部にロック要素がある状態でロック状態にあるロック装置のスケッチ図を示す。
図1は、座部2及び背もたれ4が車両構造6に取り付けられた車両シート1を示す。背もたれ4は、座部2に対して背もたれ旋回軸Aを中心に旋回可能である。その結果、背もたれ4は、乗客輸送に適した使用位置から、実質的に水平な非使用位置に旋回させ、再び戻すことができる。図1に使用位置を示す。背もたれ4が使用位置において不用意に前方に旋回するのを防ぐために、ロック装置10が背もたれ4に固定され、前記ロック装置は、車両構造6に固定的に接続され、ワイヤクリップとして設計されたロック要素70を受け入れてロックすることができる。図示の実施形態の変形例では、ロック装置10とロック要素70の配置は、ロック装置10が車両構造6に固定的に接続され、ロック要素70が背もたれ4に固定的に接続されるように交換することもできる。
背もたれ4は、車両シート1の背もたれ4の第1の傾斜設定又は第1の傾斜設定とは異なる第2の傾斜設定において、ロック装置10によって選択的にロックすることができる。
図2は、好ましい実施形態による本発明によるロック装置10の分解図を示す。ロック装置10は2つの収容部16を有し、2つの収容部16は、互いに対向して配置され、第1の軸受ボルト12と、第1の軸受ボルト12に対して離間して平行に配置された第2の軸受ボルト14とによって接続される。クランプ偏心器20と、第2の軸受ボルト14の軸方向にクランプ偏心器20に隣接して配置されたキャッチ偏心器30とが、いずれも第2の軸受ボルト14を中心に旋回可能に取り付けられる。
ラッチ爪40と、ラッチ爪40を少なくとも部分的に囲むケーシング48と、制御爪50とが、いずれも第1の軸受ボルト12を中心に旋回可能に取り付けられる。ラッチ爪40及びケーシング48は、収容部16の一方に支持されたばね要素46によってラッチ爪40の閉位置に向かって予荷重をかけられる。また、ロック装置10は、第1のレバー62、第2のレバー64及び第3のレバー66を含む制御運動システム60を含む。
以下、図3から図14をまとめて説明する。
ラッチ爪40は、第1の受容部42と第2の受容部44とを有する。ラッチ爪40の閉位置において、ロック要素70は、第1の受容部42又は第2の受容部44のいずれかに受け入れることができる。ロック装置10は、操作要素80、本例ではハンドルによってロック解除することができる。操作要素80は、本例では接続ロッド82によってキャッチ偏心器30に接続される。接続ロッド82をキャッチ偏心器30に接続するために、キャッチ偏心器30は、ボルト32を受け入れるための開口部を有することができる。ボルト32は、接続ロッド82と一体に設計することができる。その結果、操作要素80を作動すると、キャッチ偏心器30がロック位置から解除位置に移動する。
クランプ偏心器20は、ラッチ爪40の遊びを排除するために軸受ボルトに対して偏心して延びるクランプ面を有する。クランプ偏心器20は、収容部16の一方に作用するばね要素24によってラッチ爪40の遊びを排除する位置に向かって予荷重をかけられる。この場合のばね要素24は、クランプ偏心器20の駆動要素22に接続されている。駆動要素22はまた、キャッチ偏心器30がラッチ爪40をロックする位置からラッチ爪40のブロックを解除する位置に移動するときに、キャッチ偏心器30がクランプ偏心器20を引きずるのにも役立つ。ラッチ爪40のブロックを解除するキャッチ偏心器30の位置は、解除位置とする。ラッチ爪40のブロックを解除するクランプ偏心器20の位置は、ブロック解除位置とする。ラッチ爪40をブロックするキャッチ偏心器30の位置は、ロック位置とする。ラッチ爪40の遊びを排除するクランプ偏心器20の位置は、固定位置又は遊び排除固定位置とする。
制御運動システム60の第1のレバー62の第1の端部は、ロック装置10の収容部16に回転可能に取り付けられる。第2のレバー64の第1の端部は、第1のレバー62の第2の端部に関節式に接続される。第2のレバー64の第2の端部は、キャッチ偏心器30に関節式に接続される。本例では、第2のレバー64の第2の端部は、キャッチ偏心器30に固定されたボルト32に関節式に接続される。第3のレバー66の第1の端部は、第1のレバー62に関節式に接続される。第3のレバー66の第1の端部は、第1のレバー62の第1の端部と第2の端部との間の中央部分に接続され、それに接続される。これにより、第3のレバー66の第1の端部の第1のレバー62への接続は、第1のレバー62の第2のレバー64への接続と、第1のレバー62のロック装置10の収容部16への接続との間の部分に配置される。
制御運動システム60、特に第3のレバー66の自由端は、制御爪50に取り付けられた接続ピン52と協働するように設計される。第3のレバー66の自由端は、フォーク68の形態で設計される。第3のレバー66のフォーク68は、実質的に半円形の開口部を有する。
本例では、操作要素80と制御爪50との間に作用する引張ばね54が設けられ、第3のレバー66と制御爪50との間が閉じた動作接続の場合に、操作要素80が基本位置に向かって予荷重をかけられ、第3のレバー66と制御爪50との間が開いた動作接続の場合に、制御爪50が開位置に向かって予荷重をかけられる。
制御運動システム60は、制御爪50のわずかな角度移動により、キャッチ偏心器30をラッチ爪40のブロックを解除する位置に旋回させる。例えば15°から20°の制御爪50の角度移動が、例えば45°から50°のキャッチ偏心器30の角度移動を引き起こす。
図7から図10は、ロック要素70がロック装置10の外側にある状態からロック要素70が第1の受容部42内にロックされた状態へのロック装置10の移動シーケンスのスケッチ図を示す。
図7では、ロック装置10は、最初にラッチ爪40及び制御爪50が閉位置にあり、キャッチ偏心器30がロック位置にあり、クランプ偏心器20が固定位置にある状態で示されている。ロック要素70は、ロック装置10の外側に位置し、ロック装置10に向かって、破線で示す移動経路Bに沿ってロック装置10に対して移動可能である。
制御爪50は、ロック要素70の作用を受けると制御爪50を開くトルクを発生する導入輪郭50aを有する。制御爪50を開くトルクがキャッチ偏心器30の対抗する閉モーメントよりも大きくなるとすぐに、制御運動システム60によって制御爪50を開く角度移動により、キャッチ偏心器30がその解除位置に移動する。この状態を図8に示す。この状態では、制御爪50ならびにキャッチ偏心器30及びクランプ偏心器20は、ロック要素70により開いた状態に保持され、ラッチ爪40は自由に旋回することができる。
ロック要素70は、ラッチ爪40のケーシング48と接触している。ラッチ爪40は、ロック要素70と接触しているケーシング48の領域に導入輪郭40aを有する。制御爪50の導入輪郭50aの場合と同じ動作モードにおいて、ラッチ爪40がロック要素70の作用を受けると、ラッチ爪40を開くトルクが発生する。
ロック要素70はこれで、図9に示すようにラッチ爪40を通過することができる。ロック要素70がラッチ爪40を通過して第1の受容部42の領域に入った後にのみ、クランプ偏心器20は、ばね要素24の作用を受けることによってその固定位置に向かって移動し、同時に、駆動要素22によってキャッチ偏心器30をそのロック位置に向かって移動させ、制御運動システム60によって制御爪50を閉じることができる。ばね要素24によるクランプ偏心器20のプレテンションにより、クランプ偏心器20がラッチ爪40、特にラッチ爪40の突起と接触すると、ロックされたロック装置10から遊びが排除される。
第1の受容部42は、固定輪郭42aを有する壁部分によって、第2の受容部44とは反対側を向く方向に画定される。第1の受容部42はまた、作動輪郭42bを有する壁部分によって第2の受容部44に向かって画定される。制御爪50は、閉位置においてラッチ爪40の作動輪郭42bに対して第1の受容部42内に突出する止め具50bを有する。
第1の受容部42内のロック要素70は、図10に示すように、ラッチ爪40の固定輪郭42aと制御爪50の止め具50bとの間で予荷重をかけられる。この状態で、ロック要素70は第1の受容部42にロックされ、これは車両シート1の背もたれ4の定められた第1の傾斜設定に対応する。
図11から図14は、図10に示す状態から始まり、ロック要素70が第2の受容部42にロックされる状態までのロック装置10の移動シーケンスのスケッチ図を示す。
ロック要素70を第1の受容部42から第2の受容部44に移動させるために、ロックされたロック装置10は、最初に、操作要素80によって手動でロック解除することができる。操作要素80の手動作動は、接続ロッド82によってキャッチ偏心器30に連結される。キャッチ偏心器30は、これによりその解除位置に移動可能であり、キャッチ偏心器30は、駆動要素22によってクランプ偏心器20をブロック解除位置に引きずる。この場合、制御運動システム60も、第3のレバー66のフォーク68が制御爪50の接続ピン52と接触しないように、第2のレバー64を介してキャッチ偏心器30によって制御される。手動でロック解除されたラッチ爪40を有するこの状態を図11に示す。
ロック装置10の手動ロック解除によって第3のレバー66と制御爪50との間の動作接続が解除された場合、制御爪50は、操作要素80と制御爪50との間で張力がかけられた引張ばね54によって開位置に向かってばね力で作用される。その結果、制御爪50は、ロック要素70が、特に止め具50bの領域において、それに必要な移動経路のブロックを解除するとすぐに自動的に開かれる。図12は、開いた制御爪50及び閉じたラッチ爪40を有するロック装置10のこの状態を示す。制御爪50が旋回して開かれることにより、制御爪50と制御運動システム60との間の接触が再び生じる。
背もたれ40はこれで、ロック要素70がその移動経路Bに沿ってラッチ爪40の第1の受容部42の内部で第2の受容部44に向かって移動可能であるように、十分に遠くまで旋回させることができる。
ラッチ爪40の作動輪郭42bは、ロック要素70の作用を受けると、ラッチ爪40を開くトルクを発生する。ラッチ爪40を開くトルクがばね要素46によって生成される対抗する閉モーメントよりも大きくなるとすぐに、ラッチ爪40はその開位置に移動する。ラッチ爪40が開かれると、第2の受容部44へのロック要素70の通路のブロックが解除される。この状態を図13に示す。この状態では、制御爪50ならびにキャッチ偏心器30及びクランプ偏心器20がロック要素70によって開いた状態に保持され、操作要素80による手動操作はもはや必要とされない。
ロック要素70がラッチ爪40からさらに進んで第2の受容部44の領域に入った後にのみ、ラッチ爪40はばね要素46のばね力により再び閉じられる。次いで、クランプ偏心器20は、ばね要素24の作用を受けることによってその固定位置に向かって移動し、同時に、駆動要素22によってキャッチ偏心器30をそのロック位置に向かって移動させ、制御運動システム60によって制御爪50を閉じることができる。
第2の受容部44は2つの壁部分によって画定され、2つの壁部分は、互いに実質的に平行に配向され、いずれも固定輪郭44aを有する。第2の受容部44内のロック要素70は、図14に示すように、ラッチ爪40の固定輪郭44a及び/又はケーシング48の間で予荷重をかけられる。この状態では、ロック要素70は第2の受容部44にロックされ、これは車両シート1の背もたれ4の定められた第2の傾斜設定に対応する。
しかしながら、ロック要素70をラッチ爪40の第2の受容部44から第1の受容部42に戻す移動は、操作要素80の手動作動によって行われる。操作要素80の手動作動は、接続ロッド82によってキャッチ偏心器30に連結される。キャッチ偏心器30は、これによりその解除位置に移動可能であり、キャッチ偏心器30は、駆動要素22によってクランプ偏心器20をそのブロック解除位置に引きずる。この場合、制御運動システム60も、第3のレバー66のフォーク68が制御爪50の接続ピン52と接触しないように、第2のレバー64を介してキャッチ偏心器30によって制御される。
ロック装置10の手動ロック解除によって第3のレバー66と制御爪50との間の動作接続が解除された場合、制御爪50は、操作要素80と制御爪50との間で張力がかけられた引張ばね54によって開位置に向かってばね力で作用される。その結果、制御爪50は自動的に開かれる。制御爪50が旋回して開かれることにより、制御爪50と制御運動システム60との間に再び接触が生じる。
ラッチ爪40の第2の受容部44の固定輪郭44aは、ロック要素70の作用を受けると、ラッチ爪40を開くトルクを発生する。発生したラッチ爪40を開くトルクがばね要素46によって生成される対抗する閉じるトルクよりも大きくなると、ラッチ爪40はその開位置に移動する。したがって、移動経路Bに沿ったその移動において、ロック要素70は、ロック要素70がラッチ爪40を部分的に通過するまで、ラッチ爪40を横に移動させる。
ロック要素70がラッチ爪40を部分的に通過して第1の受容部42の領域に入った後、ラッチ爪40はばね要素46のばね力により再び閉じられる。次いで、クランプ偏心器20は、ばね要素24の作用を受けることによってその固定位置に向かって移動し、その結果、駆動要素22によってキャッチ偏心器30をそのロック位置に向かって移動させ、また制御運動システム60によって制御爪50を閉じることができる。ロック要素70はこれで、背もたれ4の定められた第1の傾斜位置に対応して、ロックされた第1の受容部42に再び配置される。
ロック要素70のロック装置10からの退出は、ロック要素70が第2の受容部44から第1の受容部42に戻す移動に関して上述したのと同様の方法で行われる。
上記の説明、特許請求の範囲及び図面に開示された特徴は、その様々な実施形態における本発明の実施のために、個別でも組み合わせても重要であり得る。
本発明は、図面及び上記の説明において詳細に説明されているが、説明は、例示的であり、例として理解されるべきであり、限定するものではない。特に、図面に示された個々の要素の大きさの選択は、必要又は限定として解釈されるべきではない。また、本発明は特に、記載された好ましい実施形態に限定されない。本発明の更なる変形及びその実施は、前述の開示、図及び特許請求の範囲から当業者に明らかにされる。
特許請求の範囲で使用される「包含する」、「備える」、「含む」、「有する」などの用語は、更なる要素又はステップを排除しない。不定冠詞の使用は、それが複数存在することを除外しない。単一の装置が、特許請求の範囲に記載された複数のユニット及び/又は装置の機能を行うことができる。
1 車両シート
2 座部
4 背もたれ
6 車両構造
10 ロック装置
12 第1の軸受ボルト
14 第2の軸受ボルト
16 収容部
20 クランプ偏心器
22 駆動要素
24 ばね要素
30 キャッチ偏心器
32 ボルト
40 ラッチ爪
40a 導入輪郭
42 第1の受容部
42a 固定輪郭
42b 作動輪郭
44 第2の受容部
44a 固定輪郭
46 ばね要素
48 ケーシング
50 制御爪
50a 導入輪郭
50b 止め具
52 接続ピン
54 引張ばね
60 制御運動システム
62 第1のレバー
64 第2のレバー
66 第3のレバー
68 フォーク
70 ロック要素
80 操作要素
82 接続ロッド
A 背もたれ旋回軸
B 移動経路

Claims (15)

  1. 特に車両シート(1)の旋回可能な背もたれ(4)を車両構造(6)にロックするためのロック装置(10)であって、操作要素(80)によってロック位置と解除位置との間で旋回することができるキャッチ偏心器(30)を含み、開位置と閉位置との間で旋回することができるラッチ爪(40)とを含み、前記ラッチ爪(40)はそのロック位置にある前記キャッチ偏心器(30)によってその閉位置においてブロックされ、前記ラッチ爪(40)は少なくとも2つの受容部(42、44)を有し、前記ラッチ爪(40)の閉位置において前記受容部(42、44)のいずれか1つにロック要素(70)を受け入れることができ、
    前記ラッチ爪(40)は前記ロック装置(10)の収容部(16)に支持されたばね要素(46)によって前記ラッチ爪(40)の閉位置に向かって予荷重をかけられる、ロック装置(10)。
  2. 前記第1の受容部(42)は、固定輪郭(42a)を有する壁部分によって、前記第2の受容部(44)とは反対側を向く方向に画定される、請求項1に記載のロック装置(10)。
  3. 前記第1の受容部(42)は、作動輪郭(42b)を有する壁部分によって前記第2の受容部(44)に向かって画定される、請求項1又は2に記載のロック装置(10)。
  4. 前記第2の受容部(44)は、実質的に平行に配向された、いずれも固定輪郭(44a)を有する2つの壁部分によって画定される、請求項1から3のいずれか一項に記載のロック装置(10)。
  5. 前記ロック装置(10)は制御爪(50)を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のロック装置(10)。
  6. 前記制御爪(50)は、前記ロック要素(70)の作用を受けると前記キャッチ偏心器(30)をその解除位置に移動させる導入輪郭(50a)を有する、請求項5に記載のロック装置(10)。
  7. 前記制御爪(50)は、前記制御爪(50)の閉位置において前記ラッチ爪(40)の作動輪郭(42b)を越えて前記第1の受容部(42)内に突出する止め具(50b)を有する、請求項5又は6に記載のロック装置(10)。
  8. 制御運動システム(60)が設けられ、前記制御運動システムは前記キャッチ偏心器(30)に接続され、前記制御爪(50)に連結することができる、請求項5から7のいずれか一項に記載のロック装置(10)。
  9. 前記制御運動システム(60)は、第1のレバー(62)と、第2のレバー(64)と、第3のレバー(66)とを有する、請求項8に記載のロック装置(10)。
  10. 前記第2のレバー(64)の第1の端部が、前記第1のレバー(62)の第2の端部に関節式に接続され、特に、前記第2のレバー(64)の第2の端部が、前記キャッチ偏心器(30)に関節式に接続される、請求項9に記載のロック装置(10)。
  11. 前記第3のレバー(66)の第1の端部が、前記第1のレバー(62)に、特に前記第1のレバー(62)の第1の端部と前記第1のレバー(62)の第2の端部との間の中心位置において、関節式に接続される、請求項9又は10に記載のロック装置(10)。
  12. 操作要素(80)と前記制御爪(50)との間に作用する引張ばね(54)が設けられる、請求項5から11のいずれか一項に記載のロック装置(10)。
  13. 前記第3のレバー(66)と前記制御爪(50)との間の動作接続の場合に、前記操作要素(80)は前記引張ばね(54)によって基本位置に向かって予荷重をかけられ、前記第3のレバー(66)と前記制御爪(50)との間の動作接続が解除される場合に、前記制御爪(50)は前記引張ばね(54)によって開位置に向かって予荷重をかけられる、請求項12に記載のロック装置(10)。
  14. 前記ロック装置(10)は、特に前記ラッチ爪(40)の遊びを排除するために、固定位置とブロック解除位置との間で旋回することができるクランプ偏心器(20)を有する、請求項1から13のいずれか一項に記載のロック装置(10)。
  15. 車両シート(1)、特に自動車シートであって、車両構造(6)に対して旋回可能に取り付けられた背もたれ(4)を含み、車両シート(1)は、前記背もたれ(4)を前記車両構造(6)にロックするための、請求項1から14のいずれか一項に記載のロック装置(10)を有する車両シート(1)、特に自動車シート。
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