JP2022518633A - デフレーション安全システム及びそれを含むシステム - Google Patents

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Abstract

システムが開示される。本システムは、アダプタ部材及び安全部材を備える。アダプタ部材は、充填弁と、内部通路と、マルチピースホイール内に配置されたボス部材と、を備える。安全部材は、アダプタ部材に取り外し可能に連結され、マルチピースホイールの第1のピースをマルチピースホイールの第2のピースに取り外し可能に連結する複数のナットを覆う。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年1月23日に出願された「デフレーション安全システム及びそれを含むシステム」と題する米国仮出願第62/795,834号の先の出願日の米国特許法第119条(e)に基づく優先権の利益を主張するものであり、その内容は全体として引用することにより本明細書に組み込まれる。
本出願は、一般的にまた様々な態様において、デフレーション安全システム及びそれを含むシステムに関する発明を開示するものである。
図1は、先行技術のマルチピースホイール10を示したものである。マルチピースホイール10は、複数のボルト16及び対応するナット18によって互いに連結されてマルチピースホイール10を形成する第1のピース12及び第2のピース14を備える。マルチピースホイール10の第1のピース12は、第1のフランジ部20と、マルチピースホイール10の回転軸(明確にするために図示せず)と軸方向に位置合わせされる第1のバレル部22と、マルチピースホイール10の回転軸に対して横切る第1の壁部24とを備える。マルチピースホイール10の第2のピース12は、第2のフランジ部26と、マルチピースホイール10の回転軸と軸方向に位置合わせされる第2のバレル部28と、マルチピースホイール10の回転軸に対して横切る第2の壁部30とを備える。第1のバレル部22及び第2のバレル部28は、合わせてマルチピースホイール10のバレル部32を形成する。第1の壁部24及び第2の壁部30は、合わせてマルチピースホイール10の中央開口部36を画定する横壁34を形成する。いくつかの態様では、シール部材37が第1の壁部24と第2の壁部30との間に配置されている。
図1に示すように、チューブレスタイヤ38は、マルチピースホイール10に取り付けることができる。チューブレスタイヤ38は、トレッド部40と、第1の側壁部42と、第2の側壁部44とを含む。マルチピースホイール10に取り付けると、チューブレスタイヤ38及びバレル部32は協働してキャビティ46を画定する。キャビティ46を加圧流体(例えば、空気)で満たすと、加圧流体が作動してチューブレスタイヤ38を膨張させる。キャビティ46が膨張すると、第1の側壁部42のビード/肉厚部48が第1のフランジ部20に押し付けられ、また、第2の側壁部44のビード/肉厚部50が第2のフランジ部26に押し付けられる。
様々な態様によれば、また、マルチピースホイール10は、マルチピースホイール10の「アウトボード」側からチューブレスタイヤ38及びマルチピースホイール10のバレル部32によって形成されたキャビティ46まで延びる内部通路52と、内部通路52に連結された膨張弁54とを備える。内部通路52などの内部通路は、例えば、米国特許第6,474,383号、米国特許第8,006,731号、及び米国特許第8,069,890号に、より詳細に記載されており、それぞれの内容は全体として引用することにより本明細書に組み込まれる。
上述したマルチピースホイール10などのマルチピースホイールにおいて懸念されるのは、マルチピースホイール10を分解する人が最初にチューブレスタイヤ38の空気を抜かずにボルト16から非常に多くのナット18を取り外すと、仮に多数のナット18及びボルト16がまだ所定の位置にある場合でも、キャビティ46内の圧力がマルチピースホイール10の第1のピース12をマルチピースホイール10の第2のピース14から分離させるのに十分な圧力であり得るということである。特定の例では、キャビティ46内の圧力、及び、未だ所定の位置にあるナット18及びボルト16の数によっては、マルチピースホイール10の第2のピース14からのマルチピースホイール10の第1のピース12の分離が非常に力強く、かなり激しいものとなり、マルチピースホイール10を分解する人に重傷を負わせたり、死亡させたりする可能性がある。
図2は、この懸念に対処する先行技術のシステム60を示している。システム60は、安全リング62と、複数の留め具64(ただし、図2では1つのみ示している)を備える。留め具64は、安全リング62をマルチピースホイール10の横壁34に取り外し可能に連結するために利用される。安全リング62は、マルチピースホイール10に取り外し可能に連結されると、マルチピースホイール10の第1のピース12をマルチピースホイール10の第2のピース14に連結するナット18及び対応するボルト16を覆い、またOリング66を押し付けて内部通路52のアウトボード側の端部をシールし、これによりキャビティ46内の加圧流体が大気中に逃げるのを防ぐ。
図2に示すマルチピースホイール10を人が分解するためには、その人が安全リング62に覆われたナット18にアクセスする必要がある。しかしながら、ナット18にアクセスするためには、まず、人が留め具64を取り外し、次に安全リング62をマルチピースホイール10から引き離す必要がある。安全リング62がマルチピースホイール10から軸方向に引き離されると、内部通路52のアウトボード側の端部のシールが解除され、その後、キャビティ46内の加圧流体が大気中に逃げてキャビティ46内の圧力が低下し得る。キャビティ46内の圧力が低いことにより、全てのナット18が対応するボルト16から取り外される前に、マルチピースホイール10の第1のピース12がマルチピースホイール10の第2のピース14から激しく分離されるリスクが軽減される。安全リング62などの安全リングは、米国特許第8,505,598号により詳細に記載されており、その内容は全体として引用することにより本明細書に組み込まれる。
既存のマルチピースホイールにはかなりの数があり、そのようなマルチピースホイールの多くは異なる構成を有する。例えば、多くのマルチピースホイールは、異なる直径、異なる直径の内部通路、マルチピースホイール内の異なる経路をたどり、及び/又は、マルチピースホイール上の異なる位置で終端する内部通路を有している。様々なデフレーション安全システムは異なるマルチピースホイールごとに製造され得るが、全体的なコストがこのようなアプローチにより生じ、及び/又は、関連するため、かかるアプローチは実現不可能となる。むしろ、新たなマルチピースホイール及び既存のマルチピースホイールの両者を含む多数の異なるマルチピースホイールに対して、所定の安全リング(又は同様な機能の構成要素)を利用することができることが望ましい。
本明細書に記載された態様の新規な特徴は、添付の特許請求の範囲に具体的に記載されている。ただし、構成及び動作方法の両方に関する態様は、添付図面と併せて以下の説明を参照することで、よりよく理解し得るものである。
先行技術のマルチピースホイールを示す。
先行技術のシステムを示す。
本開示の少なくとも1つの態様に係るデフレーション安全システムの断面図を示す。
本開示の少なくとも1つの態様に係る、図3のシステムの断面の分解図を示す。
本開示の少なくとも1つの態様に係る、図3のシステムの分解斜視図を示す。
本開示の少なくとも1つの態様に係る、別のデフレーション安全システムの断面を示す。
本開示の少なくとも1つの態様に係る、図6のシステムの断面の分解図を示す。
本開示の少なくとも1つの態様に係る、さらに別のデフレーション安全システムの断面を示す。
本開示の少なくとも1つの態様に係る、図8のシステムの断面の分解図を示す。
本発明の図面及び説明の少なくとも一部は、本発明の明確な理解に関連する要素を例示するために簡略化されており、一方、当業者であれば本発明の一部を構成し得ると理解するだろう他の要素については明確にするために排除していることを理解されたい。なお、そのような要素は当技術分野ではよく知られており、本発明のより良い理解を容易にするものではないため、本明細書ではそのような要素の説明は行わない。
以下の詳細な説明では、添付の図面を参照しその説明の一部とする。かかる図面においては、文脈から判断してそうでない場合を除き、同様な記号や参照文字は、概していくつかの図面を通して同様な構成要素を特定する。詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲に記載されている例示的な態様は、限定的なものであることを意図していない。本明細書に記載された技術の範囲から逸脱することなく、他の態様を利用してもよく、また他の変更を加えてもよい。
技術の特定の例についての以下の説明は、その範囲を限定するために使用されるべきではない。本技術の他の例、特徴、態様、実施形態、及び利点は、本技術を実施するために考えられる最良の態様の1つを例示した以下の説明から当業者に明らかになるであろう。以下で分かるように、本明細書に記載されている技術は、全てにおいて技術を逸脱することなく、他の異なる明らかな態様が可能である。したがって、図面及び説明は、本質的に例示的なものであり、限定的なものではないとみなされるべきである。
さらに、本明細書に記載されている教示内容、表現、態様、実施形態、実施例などのうちの任意の1つ又は複数を、本明細書に記載されている他の教示内容、表現、態様、実施形態、実施例などのうちの任意の1つ又は複数と組み合わせてもよいことが理解される。したがって、以下に説明する教示内容、表現、態様、実施形態、実施例などは、互いに分離してみるべきではない。本明細書の教示内容を組み合わせることができる様々な適切な方法は、本明細書の教示内容に鑑みて当業者には容易に明らかになるであろう。このような変更や変形は、特許請求の範囲に含まれることが意図される。
本システムの様々な態様を詳細に説明する前に、本明細書に開示される様々な態様は、その適用又は使用において、添付の図面及び説明に示されている部分の構造及び配置の詳細に限定されるものではないことに留意すべきである。むしろ、本開示の態様は、他の態様、実施形態、それらの変形及び変更内に位置付けられたり、組み込まれたりしてもよく、また、様々な方法で実施されたり、実行されたりしてもよい。したがって、本明細書で開示のシステムの態様は、本質的に例示的なものであり、その範囲及び適用を制限することを意図するものではない。さらに、特に明記されていない限り、本明細書で用いられている用語及び表現は、読者の便宜のために態様を説明する目的で選択されたものであり、それらの範囲を限定するものではない。加えて、本開示の態様、態様の表現、及び/又はその実施例のうちの任意の1つ又は複数を、他の開示されている態様、態様の表現、及び/又はその実施例のうちの任意の1つ又は複数と限定されることなく組み合わせることができることを理解すべきである。
また、以下の説明において、内向き、外向き、上方、下方、頂部、底部、左、右、内側、外側、軸方向、半径方向などの用語は、便宜上の言葉であり、限定的な用語として解釈されるものではないことを理解すべきである。本明細書で用いられる用語は、本明細書に記載のデバイス又はその一部が他の方向に取り付けられたり、利用されたりする限りにおいて、限定的であることを意味するものではない。以下、図面を参照しながら、様々な態様をより詳細に説明する。
図3~5は、本開示の少なくとも1つの態様に係るデフレーション安全システム100を示す。デフレーション安全システム100は、マルチピースホイール102を安全に分解するために利用することができる。図3は、システム100の断面図であり、図4は、システム100の断面の分解図であり、図5は、システム100の分解斜視図である。マルチピースホイール102は、上述したマルチピースホイール10と同様又は同一であってもよく、上述したようにチューブレスタイヤが取り付けられてもよい。図3には、簡素化するために、チューブレスタイヤは図示されておらず、システム100とマルチピースホイール102の断面のみが図示されている。
システム100は、アダプタ部材104、安全部材106、複数のスタンドオフ部材108、複数の対応する留め具110、及び、留め具112を備える。様々な態様によれば、システム100はまた、嵌合部材114と、少なくとも1つのラジアルシール部材116とを備える。図3に示すように、システム100は、2つのラジアルシール部材116を備えてもよい。様々な態様によれば、システム100は、マルチピースホイール102のナット、ボルト、内部通路などの、マルチピースホイール102をも含むシステムの一部を形成するとともに、マルチピースホイール102に取り付けられたタイヤをも備えてもよい。
既存のマルチピースホイールを有するシステム100を利用するには、マルチピースホイール102のねじ式充填弁開口部103から充填弁(図示せず)のネジをまわして外し、マルチピースホイール102の開口部128から取り外す。開口部128は、ねじ式充填弁開口部103と同心であり、やや大径を有する。その後、嵌合部材114は、開口部128に挿入され、マルチピースホイール102のねじ式充填弁開口部103にねじ込まれる。様々な態様によれば、嵌合部材114は、ラジアルシール部材116を組み込んでいる。様々な態様によれば、ラジアルシール部材116のそれぞれは、Oリングである。嵌合部材114は、内部通路118を有する。
アダプタ部材104は、充填弁120と、嵌合部材114を受容し取り囲むように構成された開口部124を含むボス部材123と、内部通路126とを備える。アダプタ部材104は、図3に示すように、充填弁120がマルチピースホイール102の横壁の面に平行線の角度で対面するように構成することができる。いくつかの態様では、アダプタ部材104は、充填弁120がマルチピースホイール102の中央開口部122に向かってマルチピースホイール102の回転軸に対して垂直に対面するように構成されてもよい。中央開口部122は、上述の中央開口部36と同様又は同一であってもよい。他の態様では、アダプタ部材104は、充填弁120がマルチピースホイール102の回転軸に平行に(例えば、マルチピースホイール102の横方向の面に垂直に)対面するように構成されてもよい。
嵌合部材114がマルチピースホイール102のねじ式充填弁開口部103にねじ込まれた後、次にアダプタ部材104のボス部材123がマルチピースホイール102の開口部128内に、さらに嵌合部材114及びラジアルシール部材116の上に押し込まれて、アダプタ部材104に対して嵌合部材114をシールし、キャビティ(上述のキャビティ46に同様又は同一な)を大気からシールする。続いて、アダプタ部材104が開口部128から軸方向に引き離されると、キャビティと大気との間のシールが破られ、タイヤの空気が抜け始める。異なるアダプタ部材104は、新たなマルチピースホイール及び既存のマルチピースホイールの両方を含む、異なるマルチピースホイールに利用できることが理解されるであろう。
様々な態様によれば、加圧流体(例えば、空気)を充填弁120に導入する場合、加圧流体を充填弁120からアダプタ部材104の内部通路126に、次いで嵌合部材114の内部通路118に通す。次いで、加圧流体を嵌合部材114の内部通路118からマルチピースホイール102の内部通路130を介してキャビティに通す。
安全部材106は、マルチピースホイール102の第1のピースをマルチピースホイール102の第2のピースに取り外し可能に連結するナット及びボルトを覆うリング状の部材であり、留め具112によりアダプタ部材104に取り外し可能に連結されている。図3の断面図では1つの留め具112のみを図示しているが、図5には、安全部材106をアダプタ部材104に取り外し可能に連結するのに利用される2つの留め具112が図示されている。様々な態様によれば、留め具112は、キャップネジ(すなわち、留め具の頭の部分まで全長にわたってネジが切られている)である。様々な態様によれば、安全部材106は、アダプタ部材104がマルチピースホイール102の開口部128に押し込まれる前にアダプタ部材104に取り外し可能に連結される。様々な態様によれば、アダプタ部材104は、安全部材106に一体形成することができる。
安全部材106は、留め具110によってマルチピースホイール102に取り外し可能に連結される。スタンドオフ部材108は、円筒状に形成され、その中に開口部(図示せず)を有し、安全部材106をマルチピースホイール102から一定の距離に保つために利用される。様々な態様によると、スタンドオフ部材108は、安全部材106と一体形成される。様々な態様によると、安全部材106は、その中に開口部132を画定し(図5参照)、そして、安全部材106は、安全部材106の開口部132を通り、スタンドオフ部材108の開口部を通り、マルチピースホイール102のねじ式開口部134(図4及び図5参照)に入る留め具110を画定する。留め具110は、マルチピースホイール102にねじ締めされる。
システム100を完全に設置した後、マルチピースホイール102を安全に分解するためには、留め具110をマルチピースホイール102から取り外す。すると、安全部材106は、マルチピースホイール102から軸方向に容易に引き離され、これによりマルチピースホイール102の第1のピースをマルチピースホイール102の第2のピースに取り外し可能に連結するナット及びボルトにアクセスすることができる。また、安全部材106が引き離されることで、アダプタ部材104(留め具112によって安全部材106に連結されている)をマルチピースホイール102から引き離すように動作する。マルチピースホイール102からアダプタ部材104が引き離されることで、キャビティと大気との間のシールが破られ、タイヤの空気が抜け始める。一旦、タイヤの空気が完全に抜けると、マルチピースホイール102の第1のピースをマルチピースホイール102の第2のピースに連結するナットを、対応するボルトから取り外すことができ、その後、マルチピースホイール102の第1のピースをマルチピースホイール102の第2のピースから安全に取り外すことができる。
図5では、安全部材106は連続したリングとして図示されているが、安全部材106は他の構成とすることができることが理解されるであろう。例えば、様々な態様によれば、単一の安全部材106の代わりに、システム100は、一括してリング形状を形成する複数の(例えば、2つ、3つ、4つなどの)安全部材106を備えることができ、それらの複数の安全部材106のうちのいくつか(例えば、2つ、4つなど)が複数のスタンドオフ部材108の少なくとも1つと一体形成することができる。加えて、マルチピースホイール102の第1のピースをマルチピースホイール102の第2のピースに連結するのに役立つ全てのナット及びボルトを覆う均一な幅を有する単一のリングの代わりに、安全部材106は、安全部材106が設置されたときに1つ又は複数のナット及びボルトを覆わずに残し、よってアクセス可能にする波形部又は切り欠き部を有することができる。
特定の状況下では、マルチピースホイール102又は同様のマルチピースホイールが、車両の幅がより狭い方のホイールアクスルに逆向きに取り付けることが望ましい。たいていの場合、幅がより狭い方のホイールアクスルが車両のリヤアクスルである。マルチピースホイール102が逆向きに取り付けられた場合、システム100の構成要素はインボードに向かって対面しており、車両のハブやブレーキの構成要素に比較的近い位置にある。
図6及び図7は、本開示の少なくとも1つの態様に係る別のデフレーション安全システム200を示す。デフレーション安全システム200は、マルチピースホイール202を安全に分解するために利用することができる。図6は、システム200の断面図であり、図7は、システム200の断面の分解図である。マルチピースホイール202は、上述したマルチピースホイール10及び/又はマルチピースホイール102と同様又は同一であってもよく、上述したようにチューブレスタイヤが取り付けられてもよい。本システム200は、マルチピースホイール202が車両の幅がより狭いホイールアクスルに逆向きに取り付けられる場合に利用することができる。
システム200は、アダプタ部材204、安全部材206、複数のスタンドオフ208、複数の対応する留め具210、及び、留め具212を備える。様々な態様によれば、システム200は、マルチピースホイール202のナット、ボルト、内部通路などの、マルチピースホイール202を含む別のシステムの一部を形成するとともに、マルチピースホイール202に取り付けられたタイヤをも備えてもよい。システム200は、安全部材206、スタンドオフ208、留め具210及び留め具212が上述の安全部材106、スタンドオフ108、対応する留め具110及び留め具112と同様又は同一である点、ならびにシステム200の設置前にマルチピースホイール202の充填弁(図示せず)が取り外される点で、システム100と同様である。
ただし、システム200は、少なくとも1つの点でシステム100とは異なる。システム100で行われているようにマルチピースホイール102の充填弁を嵌合部材114及びラジアルシール部材116で置き換える代わりに、マルチピースホイール202の充填弁をガスケット215で置き換える。アダプタ部材204がマルチピースホイール202の開口部228に挿入されると、ガスケット215はアダプタ部材204及びマルチピースホイール202をシールするように動作し、よってキャビティを大気からシールするように動作する。嵌合部材114及びラジアルシール部材116の代わりにガスケット215を使用することにより、システム200はアダプタ部材204とマルチピースホイール202との間の位置公差の点でより寛容であり、使用しやすく、必要なときに整備しやすくなる。
図6に示すように、アダプタ部材204の充填弁220は、マルチピースホイール202の横壁の面に垂直に(マルチピースホイール202の回転軸に平行に)対面する。他の態様によれば、アダプタ部材204の充填弁220は、異なる方向(例えば、マルチピースホイール202の横壁の面に平行線の角度)に対面するように配向される。嵌合部材114及びラジアルシール部材116の排除ならびにアダプタ部材204の構成によって、システム200は、より少ない構成要素で済み、より小さな取り付け面積を有し、より小さい/狭いスペースに収まることが可能となり、これはマルチピースホイール202が逆方向に取り付けられた場合に特に有用である。さらに、図6及び図7に示すように、マルチピースホイール202は、マルチピースホイール202が逆向きに取り付けられたときに「アウトボード」側から容易にアクセス可能な第2の充填弁221を備えることができる。
システム200を完全に設置した後、マルチピースホイール202を安全に分解するためには、留め具210をマルチピースホイール202から取り外す。すると、安全部材206は、マルチピースホイール202から軸方向に容易に引き離され、これによりマルチピースホイール202の第1のピースをマルチピースホイール202の第2のピースに取り外し可能に連結するナット及びボルトにアクセスすることができる。また、安全部材206が引き離されることで、アダプタ部材204(留め具212によって安全部材206に連結されている)をマルチピースホイール202から引き離すように動作する。マルチピースホイール202からアダプタ部材204が引き離されることで、キャビティと大気との間のシールが破られ、タイヤの空気が抜け始める。一旦、タイヤの空気が完全に抜けると、マルチピースホイール202の第1のピースをマルチピースホイール202の第2のピースに連結するナットを対応するボルトから取り外すことができ、その後、マルチピースホイール202の第1のピースをマルチピースホイール202の第2のピースから安全に取り外すことができる。
図6では、安全部材206は連続したリングを代表として図示されているが、安全部材206は他の構成とすることができることが理解されるであろう。例えば、様々な態様によれば、単一の安全部材206の代わりに、システム200は、一括してリング形状を形成する複数の(例えば、2つ、3つ、4つなどの)安全部材206を備えることができ、それらの複数の安全部材206のうちのいくつか(例えば、2つ、4つなど)が複数のスタンドオフ部材108の少なくとも1つと一体形成することができる。加えて、マルチピースホイール202の第1のピースをマルチピースホイール202の第2のピースに連結するのに役立つ全てのナット及びボルトを覆う均一な幅を有する単一のリングの代わりに、安全部材206は、安全部材206が設置されたときに1つ又は複数のナット及びボルトを覆わずに残し、したがってアクセス可能にする波形部又は切り欠き部を有することができる。
様々な態様によれば、アダプタアセンブリ104及び/又はアダプタアセンブリ204の機能は、タイヤシールド取付部材に統合され、タイヤシールドを備え、マルチピースホイールを安全に分解するように構成されたシステムで利用することができる。
図8及び図9は、本開示の少なくとも1つの態様に係る、別のデフレーション安全システム300を示す。デフレーション安全システム300は、マルチピースホイール302に取り付けられたタイヤの側壁を保護するため、及び/又はマルチピースホイール302を安全に分解するために利用することができる。図8は、システム300の断面図であり、図9は、システム300の断面の分解図である。マルチピースホイール302は、上述したマルチピースホイール10、マルチピースホイール102及び/又はマルチピースホイール202と同様又は同一であってもよく、上述したように、その上にチューブレスタイヤが取り付けられてもよい。
システム300は、アダプタ部材304、安全部材306、タイヤシールド取付部材308、及び、タイヤシールド310を備える。様々な態様によれば、システム300はまた、嵌合部材314と、少なくとも1つのラジアルシール部材316とを備える。図8に示すように、システム300は、2つのラジアルシール部材316を備えてもよい。嵌合部材314は、嵌合部材114と同様又は同一であり、ラジアルシール部材316は、シール部材116と同様又は同一である。様々な態様によれば、システム300は、マルチピースホイール302のナット、ボルト、内部通路などの、マルチピースホイール302を含むシステムの一部を形成するとともに、マルチピースホイール302に取り付けられたタイヤをも備えてもよい。
システム100と同様に、マルチピースホイール302の充填弁(図示せず)が取り外され、嵌合部材314と交換される。様々な態様によれば、嵌合部材314は、ラジアルシール部材316を組み込んでいる。様々な態様によると、ラジアルシール部材316のそれぞれは、Oリングである。嵌合部材314は、内部通路318を有する。
また、システム100と同様に、アダプタ部材304は、充填弁120と同様に配向された充填弁320(例えば、マルチピースホイール302の横壁の面に平行線の角度で対面するか、マルチピースホイール302の中央開口部322に向かってマルチピースホイール302の回転軸に垂直に対面するなど)と、嵌合部材314を受容し取り囲むように構成された開口部324と、内部通路326とを備える。中央開口部322は、上述の中央開口部36及び/又は中央開口部122と同様又は同一であってもよい。様々な態様によれば、嵌合部材314は、マルチピースホイール302の開口部328に挿入され、マルチピースホイール302のねじ式充填弁開口部303にねじ込まれる。次いで、アダプタ部材304は、開口部328内に押し込まれて、さらに、アダプタ部材304は、嵌合部材314及びラジアルシール部材316の上に押し込まれて、嵌合部材314をアダプタ部材304に対してシールし、キャビティ(上述のキャビティ46に同様又は同一な)を大気からシールする。続いて、アダプタ部材304が開口部328から軸方向に引き離されると、キャビティと大気との間のシールが破られ、タイヤの空気が抜け始める。異なるアダプタ部材304は、新たなマルチピースホイール及び既存のマルチピースホイールの両方を含む、異なるマルチピースホイールに利用できることが理解されるであろう。
様々な態様によれば、加圧流体(例えば、空気)を充填弁320に導入する場合、加圧流体を充填弁320からアダプタ部材304の内部通路326に、次いで嵌合部材314の内部通路318に通す。次いで、加圧流体を嵌合部材314の内部通路318からマルチピースホイール302の内部通路330を介してキャビティに通す。
安全部材306は、安全部材106と類似だが異なるリング状の部材であり、マルチピースホイール302の第1のピースをマルチピースホイール302の第2のピースに取り外し可能に連結するナット及びボルトの全てではないが大部分を覆うように構成されている。例えば、様々な態様によれば、安全部材306は、6つ複数のナット及びボルトを安全部材306によって覆わずに残す(図8の断面には、「覆われていないナット及びボルト」のうちの3つのみが図示されている)波形部及び切り欠き部331を有する。また、図8の断面には図示されていないが、安全部材306は、タイヤシールド取付部材308の開口部及びタイヤシールド310と位置合わせされる複数の開口部も含む。システム300は、安全部材306の開口部を通り、タイヤシールド310をタイヤシールド取付部材308に取り外し可能に連結する留め具341を備える。
安全部材306は、留め具312によってアダプタ部材304に取り外し可能に連結されている(図8の断面では、留め具312の1つのみが図示されている)。様々な態様によれば、留め具312は、キャップネジ(すなわち、留め具の頭の部分まで全ての経路においてネジが切られている)である。様々な態様によれば、安全部材306はアダプタ部材304に取り外し可能に連結されたのち、アダプタ部材304がマルチピースホイール302の開口部328に、さらに嵌合部材314の上に押し込まれる。様々な態様によれば、アダプタ部材304は、安全部材306に一体形成することができる。安全部材306はまた、留め具340によってタイヤシールド取付部材308に取り外し可能に連結される。図8に示すように、安全部材306は、タイヤシールド取付部材308とタイヤシールド310との間に配置されている。
タイヤシールド取付部材308は、安全部材306に覆われていないナット及びボルトによってマルチピースホイール302に連結されている。図8及び図9においては、「覆われていない」ナットは、342として図示され、「覆われていない」ボルトは、344として図示されている。「覆われた」ナットは、図8及び図9において346として図示され、図8において安全部材306によって視界が遮られている「覆われた」ボルト348は、図9において図示されている。様々な態様によれば、タイヤシールド取付部材308は、「覆われた」ナット346及び対応する「覆われた」ボルト348と位置合わせされた複数の開口部351(クリアランスホール)を有する。開口部351は、「覆われた」ナット346及び対応する「覆われた」ボルト348の上を通るか、又はそれらを囲むのに十分な大きさである。タイヤシールド取付部材308は、「覆われていない」ナット342及び「覆われていない」ボルト344と位置合わせされた複数の開口部352をも有する。開口部352は、当該開口部352が「覆われていない」ボルト344の上を通るか、又はそれらを囲むが、「覆われていない」ナット342については通らず囲まないように、開口部351よりも小さくなされている。タイヤシールド取付部材308をマルチピースホイール302に取り付けるには、「覆われていない」ナット342を「覆われていない」ボルト344から取り外し、次いでタイヤシールド取付部材308を、開口部が「覆われている」ナット346、対応する「覆われている」ボルト348、及び「覆われていない」ボルト344の上を通るか、又はそれらを囲むように所定の位置に配置する。次いで、「覆われていない」ナット342は、「覆われていない」ボルト344に再び設置されて、タイヤシールド取付部材308をマルチピースホイール302に固定する。その後、「覆われていない」ボルト344から「覆われていない」ナット342を取り外すことで、タイヤシールド取付部材308をマルチピースホイール302から軸方向に引き離すことができる。また、タイヤシールド取付部材308の引き離しは、アダプタ部材304、安全部材306及びタイヤシールド310をマルチピースホイール302から引き離すように動作する。アダプタ部材304がマルチピースホイール302から引き離されると、キャビティと大気との間のシールが破られ、タイヤの空気が抜け始める。
タイヤシールド310は、マルチピースホイール302に取り付けられたタイヤの側壁を、異物による損傷から保護するように構成されている。様々な態様によれば、タイヤシールド310は、タイヤの側壁の大部分を覆い、凸状であるアウトボード側と、凹状であるインボード側とを有する。タイヤシールド310などのタイヤシールドは、例えば、米国特許第9,895,927号により詳細に記載されており、その内容は全体として引用することにより本明細書の一部とされる。上述したように、タイヤシールド310は、安全部材306の開口部を通過する複数の留め具341によって、タイヤシールド取付部材308に取り外し可能に連結されているため、安全部材306、アダプタ部材304、又は、タイヤシールド取付部材308を取り外す必要なく、取り外し及び交換が可能である。
システム300が完全に設置された後にマルチピースホイール302を安全に分解するために、マルチピースホイール302の第1のピース及び第2のピースを互いに連結するのに役立つ「覆われていない」ボルト344から「覆われていない」ナット342が取り外される。そして、タイヤシールド取付部材308は、マルチピースホイール302から軸方向に容易に引き離されて、これによりマルチピースホイール302の第1のピースをマルチピースホイール302の第2のピースに取り外し可能に連結するナット及びボルトの残り(すなわち、「覆われた」ナット346及び「覆われた」ボルト348)にアクセスすることができる。また、タイヤシールド取付部材308の引き離しは、アダプタ部材304、安全部材306、及び、タイヤシールド310をマルチピースホイール302から引き離すようにも動作する。マルチピースホイール302からアダプタ部材304が引き離されることで、キャビティと大気との間のシールが破られ、タイヤの空気が抜け始める。タイヤの空気が完全に抜けると、安全リング306によって事前に覆われていたナット(すなわち、「覆われた」ナット346)を対応するボルト348から取り外すことができ、その後、マルチピースホイール302の第1のピースをマルチピースホイール302の第2のピースから安全に取り外すことができる。
安全部材306、タイヤシールド取付部材308、及び、タイヤシールド310は、それぞれ、図8では連続したリングを代表として示されているが、安全部材306、タイヤシールド取付部材308、及び/又は、タイヤシールド310は、他の構成であってもよいことが理解される。例えば、様々な態様によれば、システム300は、単一の安全部材306の代わりに、集合的にリング形状を形成する複数の安全部材306(例えば、2つ、3つ、4つなど)を含むことができる。同様に、システム300は、単一のタイヤシールド取付部材308の代わりに、集合的にリング形状を形成する複数のタイヤシールド取付部材308(例えば、2つ、3つ、4つなど)を含むことができる。加えて、マルチピースホイール102の第1のピースをマルチピースホイール102の第2のピースに連結するのに役立つ「覆われた」ナット346及び覆われたボルト348の全てを通過する開口部を有する単一のリングの代わりに、タイヤシールド取付部材308は、「覆われた」ナット346の少なくとも1つ及び対応する覆われたボルト348の少なくとも1つがタイヤシールド取付部材308に囲まれないように波形部又は切り欠き部を有することができる。
例示
例示1:システムが提供される。本システムは、アダプタ部材と、安全部材と、を備える。アダプタ部材は、充填弁と、内部通路と、マルチピースホイール内に配置されたボス部材と、を備える。安全部材は、アダプタ部材に取り外し可能に連結され、マルチピースホイールの第1のピースをマルチピースホイールの第2のピースに取り外し可能に連結する複数のナットを覆う。
例示2-例示1のシステムであって、充填弁は、(1)マルチピースホイールの回転軸に垂直に、(2)マルチピースホイールの横壁の面に平行に、又は、(3)マルチピースホイールの横壁の面に平行線の角度で対面している。
例示3-例示1又は2のシステムであって、アダプタ部材は、さらにマルチピースホイール内に配置された嵌合部材に取り外し可能に連結されている。
例示4-例示3のシステムであって、嵌合部材は、シール部材と、内部通路と、を備える。
例示5-例示4のシステムであって、シール部材は、少なくとも1つのOリングを備える。
例示6-例示4又は5のシステムであって、嵌合部材の内部通路は、アダプタ部材の内部通路と流体連通する。
例示7-例示6のシステムであって、嵌合部材の内部通路は、さらにマルチピースホイールの内部通路と流体連通する。
例示8-例示1、2、3、4,5、6、又は、7のシステムであって、安全部材は、アダプタ部材に取り外し可能に連結される。
例示9-例示1、2、3、4,5、6、7、又は、8のシステムであって、安全部材は、さらにマルチピースホイールに取り外し可能に連結される。
例示10-例示1、2、3、4,5、6、7、8、又は、9のシステムであって、マルチピースホイールと安全部材との間に配置されるスタンドオフ部材をさらに備える。
例示11-例示10のシステムであって、安全部材を通り、スタンドオフ部材を通り、そして、マルチピースホイールにねじ締めされる留め具をさらに備える。
例示12-例示1、2、3、4,5、6、7、8、9、10、又は11のシステムであって、(1)マルチピースホイール内に配置された嵌合部材及び(2)マルチピースホイールのうちの少なくとも1つをさらに備える。
例示13-例示1、2、3、4,5、6、7、8、9、10、11、又は、12のシステムであって、マルチピースホイール内に配置されたガスケットをさらに備え、このガスケットがアダプタ部材のボス部材と接触する。
例示14:システムが提供される。本システムは、アダプタ部材と、タイヤシールド取付部材と、タイヤシールドと、安全部材と、を備える。アダプタ部材は、充填弁と、内部通路と、マルチピースホイール内に配置されたボス部材と、を備える。タイヤシールド取付部材は、マルチピースホイールに取り外し可能に連結される。タイヤシールドは、タイヤシールド取付部材に取り外し可能に連結される。安全部材は、タイヤシールド取付部材に取り外し可能に連結され、マルチピースホイールの第1のピースをマルチピースホイールの第2のピースに取り外し可能に連結する複数のナットの大部分を覆う。
例示15-例示14のシステムであって、アダプタ部材は、さらにマルチピースホイール内に配置された嵌合部材に取り外し可能に連結されている。
例示16-例示14又は15のシステムであって、嵌合部材は、シール部材と、内部通路と、を備える。
例示17-例示14、15、又は16のシステムであって、シール部材は、Oリングを備える。
例示18-例示14、15、16、又は17のシステムであって、嵌合部材の内部通路は、アダプタ部材の内部通路と流体連通する。
例示19-例示14のシステムであって、マルチピースホイール内に配置され、アダプタ部材と接触するガスケットをさらに備える。
例示20-例示14、15、16、17,18、又は、19のシステムであって、タイヤシールド取付部材は、マルチピースホイールの第1のピースをマルチピースホイールの第2のピースに取り外し可能に連結する複数のナットのうちの少なくとも1つによってマルチピースホイールに取り外し可能に連結される。
例示21-例示14、15、16、17、18,19,又は、20のシステムであって、安全部材は、アダプタ部材及びタイヤシールド取付部材に取り外し可能に連結される。
本明細書では、本システムの様々な態様を特定の開示された態様に関連して説明してきたが、これらの態様に対して多くの変更及び変形を行うことが可能である。また、特定の構成要素について材料が開示されている場合であっても、他の材料を使用してもよい。さらに、様々な態様によると、所定の機能(複数可)を実行するために、単一の構成要素を複数の構成要素で置き換えたり、複数の構成要素を単一の構成要素で置き換えることも可能である。前述の説明及び添付の特許請求の範囲は、開示された態様の範囲内にあるような、全ての変更及び変形を包含することを意図する。
本発明は、例示的な設計を有するものとして説明してきたが、説明した発明は、本開示の精神及び範囲内でさらに変更し得る。したがって、本出願は、その一般的な原理を用いた本発明のあらゆる変形、使用、又は適応を包含することを意図する。
本明細書に引用することにより組み込まれるとされている任意の特許、特許出願、特許公報、又はその他の開示資料の全部又は一部は、組み込まれた資料が本開示に記載されている既存の定義、記述、又はその他の開示資料と矛盾しない範囲でのみ本明細書に組み込まれる。そのため、必要な範囲で、本明細書に明示的に記載されている開示内容は、引用することによって本明細書に組み込まれている内容と矛盾する資料に優先される。また、引用することにより本明細書に組み込まれるとされるが、本明細書に記載の既存の定義、記述、その他の開示資料と矛盾する任意の資料又はその一部は、組み込まれた資料と既存の開示資料との間に矛盾が生じない程度でのみ組み込まれる。

Claims (21)

  1. アダプタ部材と、
    安全部材と、
    を備え、
    前記アダプタ部材は、
    充填弁と、
    内部通路と、
    マルチピースホイール内に配置されるボス部材と、
    を備え、
    前記安全部材は、前記アダプタ部材に取り外し可能に連結され、
    前記安全部材は、前記マルチピースホイールの第1のピースを前記マルチピースホイールの第2のピースに取り外し可能に連結する複数のナットを覆う、システム。
  2. 前記充填弁は、前記マルチピースホイールの回転軸に垂直に対面するか、
    前記充填弁は、前記マルチピースホイールの横壁の面に平行に対面するか、
    前記充填弁は、前記マルチピースホイールの横壁の面に平行線の角度で対面するか、のいずれか1つである、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記アダプタ部材は、さらに、前記マルチピースホイール内に配置された嵌合部材に取り外し可能に連結される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記嵌合部材は、シール部材と、内部通路と、を含む、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記シール部材は、少なくとも1つのOリングを含む、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記嵌合部材の前記内部通路は、前記アダプタ部材の前記内部通路と流体連通する、請求項4に記載のシステム。
  7. 前記嵌合部材の前記内部通路は、さらに、前記マルチピースホイールの内部通路と流体連通する、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記安全部材は、前記アダプタ部材に取り外し可能に連結される、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記安全部材は、さらに、前記マルチピースホイールに取り外し可能に連結される、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記マルチピースホイールと前記安全部材との間に配置されるスタンドオフ部材をさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記安全部材を通り、前記スタンドオフ部材を通り、そして、前記マルチピースホイールにねじ締めされる留め具をさらに備える、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記マルチピースホイール内に配置される嵌合部材と、
    前記マルチピースホイールと、
    のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記マルチピースホイール内に配置されたガスケットをさらに備え、前記ガスケットが前記アダプタ部材の前記ボス部材と接触する、請求項1に記載のシステム。
  14. アダプタ部材と、
    タイヤシールド取付部材と、
    タイヤシールドと、
    安全部材と、
    を備え、
    前記アダプタ部材は、
    充填弁と、
    内部通路と、
    マルチピースホイール内に配置されるボス部材と、
    を備え、
    前記タイヤシールド取付部材は、前記マルチピースホイールに取り外し可能に連結され、
    前記タイヤシールドは、前記タイヤシールド取付部材に取り外し可能に連結され、
    前記安全部材は、前記タイヤシールド取付部材に取り外し可能に連結され、
    前記安全部材は、前記マルチピースホイールの第1のピースを前記マルチピースホイールの第2のピースに取り外し可能に連結する複数のナットの大部分を覆う、
    システム。
  15. 前記アダプタ部材は、さらに、前記マルチピースホイール内に配置された嵌合部材に取り外し可能に連結される、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記嵌合部材は、シール部材と、内部通路と、を含む、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記シール部材は、Oリングを含む、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記嵌合部材の前記内部通路は、前記アダプタ部材の前記内部通路と流体連通する、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記マルチピースホイール内に配置され、前記アダプタ部材と接触するガスケットをさらに備える、請求項14に記載のシステム。
  20. 前記タイヤシールド取付部材は、前記マルチピースホイールの第1のピースを前記マルチピースホイールの第2のピースに取り外し可能に連結する複数のナットのうちの少なくとも1つによって前記マルチピースホイールに取り外し可能に連結される、請求項14に記載のシステム。
  21. 前記安全部材は、前記アダプタ部材及び前記タイヤシールド取付部材に取り外し可能に連結される、請求項14に記載のシステム。
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