JP2003312223A - タイヤバルブ - Google Patents
タイヤバルブInfo
- Publication number
- JP2003312223A JP2003312223A JP2002118845A JP2002118845A JP2003312223A JP 2003312223 A JP2003312223 A JP 2003312223A JP 2002118845 A JP2002118845 A JP 2002118845A JP 2002118845 A JP2002118845 A JP 2002118845A JP 2003312223 A JP2003312223 A JP 2003312223A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- valve
- tip
- wheel
- cylindrical cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気入りタイヤをホイールから取り外す際
に、タイヤ内面がタイヤ内側のタイヤバルブに衝突して
もタイヤ内面の損傷を防止することができるタイヤバル
ブを提供する。 【解決手段】 ホイールのリム11に取付けられるタイ
ヤバルブ1において、タイヤ内側のバルブステム6の先
端6aを覆うように、先端部2aの断面形状が丸みを帯
びた円筒状カバー2を設けたタイヤバルブ1。好ましく
は、円筒状カバー2の内側にバルブステム6と螺合する
ネジ部を有する。
に、タイヤ内面がタイヤ内側のタイヤバルブに衝突して
もタイヤ内面の損傷を防止することができるタイヤバル
ブを提供する。 【解決手段】 ホイールのリム11に取付けられるタイ
ヤバルブ1において、タイヤ内側のバルブステム6の先
端6aを覆うように、先端部2aの断面形状が丸みを帯
びた円筒状カバー2を設けたタイヤバルブ1。好ましく
は、円筒状カバー2の内側にバルブステム6と螺合する
ネジ部を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤバルブに関
し、さらに詳しくは、空気入りタイヤをホイールから取
り外す際に、タイヤ内面がタイヤ内側のタイヤバルブに
衝突してもタイヤ内面の損傷を防止することができるタ
イヤバルブに関する。
し、さらに詳しくは、空気入りタイヤをホイールから取
り外す際に、タイヤ内面がタイヤ内側のタイヤバルブに
衝突してもタイヤ内面の損傷を防止することができるタ
イヤバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】ホイールのリムに嵌め込まれた空気入り
タイヤを取り外す場合、タイヤ内の空気を抜いた後に、
ホイールのリム付近のタイヤ外面を押圧して空気入りタ
イヤをリムから外すことによって行われている。タイヤ
バルブ1は図2に示されるようにホイールのリム11
に、取付孔12を通してゴムパッキン3、ワッシャー4
およびナット5を嵌め、このナット5を締め付けて取付
けられている。このタイヤバルブ1の取付けられている
リムとは反対側のリム(図示しない図の右方)に嵌め込
まれた空気入りタイヤを取り外す際に、リムから外れた
反動によってタイヤ内面がタイヤバルブ1の金属製のバ
ルブステム6の先端6aに衝突し、サイドウォール部等
のタイヤ内面が損傷してエアー漏れの原因になるという
問題があった。
タイヤを取り外す場合、タイヤ内の空気を抜いた後に、
ホイールのリム付近のタイヤ外面を押圧して空気入りタ
イヤをリムから外すことによって行われている。タイヤ
バルブ1は図2に示されるようにホイールのリム11
に、取付孔12を通してゴムパッキン3、ワッシャー4
およびナット5を嵌め、このナット5を締め付けて取付
けられている。このタイヤバルブ1の取付けられている
リムとは反対側のリム(図示しない図の右方)に嵌め込
まれた空気入りタイヤを取り外す際に、リムから外れた
反動によってタイヤ内面がタイヤバルブ1の金属製のバ
ルブステム6の先端6aに衝突し、サイドウォール部等
のタイヤ内面が損傷してエアー漏れの原因になるという
問題があった。
【0003】この問題を解決するために、図3に示すよ
うに、バルブステム6の先端6aを球状あるいは断面楕
円状に形成したものを使用する技術が開示されている
(実開平5−22104号公報、特開平9−22633
1号公報参照)。しかし、これらはバルブステム6自体
の形状を変えたものであって、図2のようなタイヤ内側
から締め付けて固定する中締め型のクランプインバルブ
のような従来の形状のバルブステム6であってもタイヤ
内面がタイヤ内側のタイヤバルブ1に衝突した際にタイ
ヤ内面の損傷を有効に防止することができる技術が望ま
れていた。
うに、バルブステム6の先端6aを球状あるいは断面楕
円状に形成したものを使用する技術が開示されている
(実開平5−22104号公報、特開平9−22633
1号公報参照)。しかし、これらはバルブステム6自体
の形状を変えたものであって、図2のようなタイヤ内側
から締め付けて固定する中締め型のクランプインバルブ
のような従来の形状のバルブステム6であってもタイヤ
内面がタイヤ内側のタイヤバルブ1に衝突した際にタイ
ヤ内面の損傷を有効に防止することができる技術が望ま
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、空気入りタイヤをホイールから取り外す際に、タイ
ヤ内面がタイヤ内側のタイヤバルブに衝突してもタイヤ
内面の損傷を防止することができるタイヤバルブを提供
することにある。
は、空気入りタイヤをホイールから取り外す際に、タイ
ヤ内面がタイヤ内側のタイヤバルブに衝突してもタイヤ
内面の損傷を防止することができるタイヤバルブを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ホイー
ルのリムに取付けられるタイヤバルブにおいて、タイヤ
内側のバルブステムの先端を覆うように、先端部の断面
形状が丸みを帯びた円筒状カバーを設けたタイヤバルブ
が提供される。
ルのリムに取付けられるタイヤバルブにおいて、タイヤ
内側のバルブステムの先端を覆うように、先端部の断面
形状が丸みを帯びた円筒状カバーを設けたタイヤバルブ
が提供される。
【0006】また、本発明によれば、タイヤホイールの
リムに取付けられるタイヤバルブにおいて、タイヤ内側
のバルブステムの先端を覆うように、ゴムからなる円筒
状カバーを設けたタイヤバルブが提供される。
リムに取付けられるタイヤバルブにおいて、タイヤ内側
のバルブステムの先端を覆うように、ゴムからなる円筒
状カバーを設けたタイヤバルブが提供される。
【0007】また、本発明によれば、前記円筒状カバー
内側にバルブステムと螺合するネジ部を有する前記タイ
ヤバルブが提供される。
内側にバルブステムと螺合するネジ部を有する前記タイ
ヤバルブが提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明のタイ
ヤバルブの一例を示す一部を切り欠いた断面図である。
を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明のタイ
ヤバルブの一例を示す一部を切り欠いた断面図である。
【0009】タイヤバルブ1はホイールのリム11に、
取付孔12を通してゴムパッキン3、ワッシャー4およ
びナット5を嵌め、このナット5を締め付けて取付けら
れている中締め型のクランプインバルブである。例え
ば、JATMA YEAR BOOK2002年版に記
載されたPVR43AやPVR98が挙げられる。タイ
ヤ内側のバルブステム6には、その先端6aを覆うよう
に円筒状カバー2が取付けられている。この円筒状カバ
ー2は、ゴム、樹脂または金属等の任意の材料からなる
先端部分と、内側にバルブステムと螺合するネジ部を設
けた金属からなるダブルナット兼用の取付部分とを一体
にして構成され、先端部2aは断面形状が丸みを帯びる
ように構成されている。
取付孔12を通してゴムパッキン3、ワッシャー4およ
びナット5を嵌め、このナット5を締め付けて取付けら
れている中締め型のクランプインバルブである。例え
ば、JATMA YEAR BOOK2002年版に記
載されたPVR43AやPVR98が挙げられる。タイ
ヤ内側のバルブステム6には、その先端6aを覆うよう
に円筒状カバー2が取付けられている。この円筒状カバ
ー2は、ゴム、樹脂または金属等の任意の材料からなる
先端部分と、内側にバルブステムと螺合するネジ部を設
けた金属からなるダブルナット兼用の取付部分とを一体
にして構成され、先端部2aは断面形状が丸みを帯びる
ように構成されている。
【0010】このように、バルブステム6の先端6aを
覆うように、先端部2aの断面形状が丸みを帯びた円筒
状カバー2を設けたので、タイヤ取り外し時にタイヤ内
面がタイヤバルブ1に衝突しても、タイヤ内面の損傷が
有効に防止される。また、ネジ部を設けることで、円筒
状カバー2を容易に強固に取付けることができる。
覆うように、先端部2aの断面形状が丸みを帯びた円筒
状カバー2を設けたので、タイヤ取り外し時にタイヤ内
面がタイヤバルブ1に衝突しても、タイヤ内面の損傷が
有効に防止される。また、ネジ部を設けることで、円筒
状カバー2を容易に強固に取付けることができる。
【0011】円筒状カバー2は、上記のように先端部分
と金属製の取付部分とを組み合わせたものに限らず、ゴ
ム、樹脂または金属等の任意の材料からなる円筒状カバ
ー2であって内側にネジ部を設けてもよいし、材料がゴ
ムや樹脂である場合には、ネジ部を設けずにバルブステ
ム6やタイヤバルブ1全体に嵌め込むような構成であっ
てもよい。特に、材料がゴムである場合には、先端部2
aの断面形状が丸みを帯びずに任意の形状であってもよ
く、材料が柔軟であるために発明の効果を得ることがで
きる。
と金属製の取付部分とを組み合わせたものに限らず、ゴ
ム、樹脂または金属等の任意の材料からなる円筒状カバ
ー2であって内側にネジ部を設けてもよいし、材料がゴ
ムや樹脂である場合には、ネジ部を設けずにバルブステ
ム6やタイヤバルブ1全体に嵌め込むような構成であっ
てもよい。特に、材料がゴムである場合には、先端部2
aの断面形状が丸みを帯びずに任意の形状であってもよ
く、材料が柔軟であるために発明の効果を得ることがで
きる。
【0012】また、円筒状カバー2の先端部2aのR半
径は特に限定されず、タイヤ内面の損傷を防止すること
ができるものあればよいが、例えば、1mm以上とすれ
ばよく、さらにタイヤの損傷を効果的に防止することが
できる。
径は特に限定されず、タイヤ内面の損傷を防止すること
ができるものあればよいが、例えば、1mm以上とすれ
ばよく、さらにタイヤの損傷を効果的に防止することが
できる。
【0013】
【発明の効果】本発明に従って、ホイールのリムに取付
けられるタイヤバルブにおいて、タイヤ内側のバルブス
テムの先端を覆うように、先端部の断面形状が丸みを帯
びた円筒状カバーを設けることによって、空気入りタイ
ヤをホイールから取り外す際に、タイヤ内面がタイヤ内
側のタイヤバルブに衝突してもタイヤ内面の損傷を防止
することができるタイヤバルブを得ることができる。
けられるタイヤバルブにおいて、タイヤ内側のバルブス
テムの先端を覆うように、先端部の断面形状が丸みを帯
びた円筒状カバーを設けることによって、空気入りタイ
ヤをホイールから取り外す際に、タイヤ内面がタイヤ内
側のタイヤバルブに衝突してもタイヤ内面の損傷を防止
することができるタイヤバルブを得ることができる。
【図1】本発明のタイヤバルブの一部切欠き断面図であ
る。
る。
【図2】従来のタイヤバルブである。
【図3】従来の技術のタイヤバルブの断面図である。
1 タイヤバルブ
2 円筒状カバー
2a 先端部
3 ゴムパッキン
4 ワッシャー
5 ナット
6 バルブステム
6a バルブステム先端
11 リム
12 取付孔
Claims (3)
- 【請求項1】 ホイールのリムに取付けられるタイヤバ
ルブにおいて、タイヤ内側のバルブステムの先端を覆う
ように、先端部の断面形状が丸みを帯びた円筒状カバー
を設けたタイヤバルブ。 - 【請求項2】 タイヤホイールのリムに取付けられるタ
イヤバルブにおいて、タイヤ内側のバルブステムの先端
を覆うように、ゴムからなる円筒状カバーを設けたタイ
ヤバルブ。 - 【請求項3】 前記円筒状カバー内側にバルブステムと
螺合するネジ部を有する請求項1または2に記載のタイ
ヤバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118845A JP2003312223A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | タイヤバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118845A JP2003312223A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | タイヤバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003312223A true JP2003312223A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29535571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002118845A Pending JP2003312223A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | タイヤバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003312223A (ja) |
-
2002
- 2002-04-22 JP JP2002118845A patent/JP2003312223A/ja active Pending
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