JP2022515505A - 非許可スケジューリング配置の方法、端末及びネットワーク側機器 - Google Patents

Abstract

本開示は、非許可スケジューリング配置の方法、端末及びネットワーク側機器を提供する。この方法は、複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得すること、下りリンク制御情報ＤＣＩを受信し、且つ前記マッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定すること、及び決定される非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化することを含む。

Description

（関連出願の相互参照）
本出願は、２０１８年１２月２５日に中国で提出された中国特許出願番号Ｎｏ．２０１８１１５９４２３８．６の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。

本開示は、通信技術分野に関し、特に非許可スケジューリング配置の方法、端末及びネットワーク側機器に関する。

従来の移動通信システムと比べて、将来の５Ｇ移動通信システムは、より多様なシーンとサービスニーズに適応する必要がある。５Ｇの主なシーンは、拡張型移動帯域幅（Ｅｎｈａｎｃｅ Ｍｏｂｉｌｅ Ｂｒｏａｄｂａｎｄ、ｅＭＢＢ）、低遅延、高信頼性通信（Ｕｌｔｒａ Ｒｅｌｉａｂｌｅ ＆ Ｌｏｗ Ｌａｔｅｎｃｙ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ、ＵＲＬＬＣ）、大容量マシンタイプ通信（Ｍａｓｓｉｖｅ Ｍａｃｈｉｎｅ Ｔｙｐｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ、ｍＭＴＣ）を含み、これらのシーンは、システムに対して高信頼性、低遅延、大帯域幅、広カバレッジなどの要求を出している。周期的に現れ且つデータパケットサイズが固定されるサービスに対して、下りリンク制御シグナリングのオーバーヘッドを減少するために、ネットワークは、周期的サービスを伝送するように、半静的スケジューリングの方式を採用して、一定のリソースを持続的に割り当てることができる。

低遅延サービス又は周期的サービスのニーズに対して、ニューラジオ（Ｎｅｗ Ｒａｄｉｏ、ＮＲ）は、上りリンク非許可スケジューリング（Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ）配置の伝送方式をサポートし、シグナリングインタラクションフローを減少し、低遅延要求を確保する。Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔによって伝送されるリソースは、無線リソース制御（Ｒａｄｉｏ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｃｏｎｔｒｏｌ、ＲＲＣ）シグナリングによって半静的に配置されることができ、優先度の高いサービス例えばＵＲＬＬＣサービスデータが到来すると、端末は、スケジューリング許可の上りリンクチャネル（例えば、物理上りリンク共有チャネルＰｈｙｓｉｃａｌ Ｕｐｌｉｎｋ Ｓｈａｒｅｄ Ｃｈａｎｎｅｌ、ＰＵＳＣＨ）上でデータを送信することができる。

Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ伝送は、ｔｙｐｅ １（タイプ１）とｔｙｐｅ ２（タイプ２）の二つのタイプを有する。そのうち、ｔｙｐｅ １ Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ伝送は、全ての伝送パラメータがいずれもＲＲＣによって配置され、ＲＲＣによってｔｙｐｅ １ Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔが配置された時、この配置は、すなわちアクティブ化を行ったものとなることを特徴とする。ｔｙｐｅ ２ Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ伝送は、ＲＲＣが一部のパラメータ、例えば周期等を配置し、それとともに下りリンクアクティブ化シグナリングによってｔｙｐｅ ２ Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ配置に対してアクティブ化される必要があることを特徴とする。

関連技術では、ネットワークが端末に対して複数のＣｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ配置を配置している場合、一般的には、Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ配置ごとにアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングを送信する必要があり、ある程度でシグナリングのオーバーヘッドを増加させるとともに、端末の消費電力の増加をもたらす。

本開示の実施例は、関連技術において非許可スケジューリング配置ごとにアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングを送信する必要があることによる端末の消費電力の増大という問題を解决するための非許可スケジューリング配置の方法、端末及びネットワーク側機器を提供する。

上記技術課題を解決するために、本開示は、以下のように実現される。端末に用いられる非許可スケジューリング配置の方法であって、
複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得し、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含むこと、
下りリンク制御情報ＤＣＩを受信し、且つ前記マッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定し、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つであること、及び
決定される非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化することを含む。

本開示の実施例は、さらにネットワーク側機器に用いられる非許可スケジューリング配置の方法を提供する。前記方法は、
端末に対して複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置し、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含むこと、及び
ターゲットインデックスを指示するための下りリンク制御情報ＤＣＩを端末に送信し、端末によって前記ターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化し、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つであることを含む。

本開示の実施例は、さらに端末を提供する。前記端末は、
複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得するための取得モジュールであって、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含む取得モジュール、
下りリンク制御情報ＤＣＩを受信し、且つ前記マッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定するための決定モジュールであって、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つである決定モジュール、及び
決定される非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するためのアクティブ化又は非アクティブ化モジュールを含む。

本開示の実施例は、さらに端末を提供する。プロセッサ、メモリ、および、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行される時、以上に記載の非許可スケジューリング配置の方法のステップを実現させる。

本開示の実施例は、さらにネットワーク側機器を提供する。前記ネットワーク側機器は、
端末に対して複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置するための第一の配置モジュールであって、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含む第一の配置モジュール、及び
ターゲットインデックスを指示するための下りリンク制御情報ＤＣＩを端末に送信するための第一の送信モジュールであって、端末によって前記ターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化し、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つである第一の送信モジュールを含む。

本開示の実施例は、さらにネットワーク側機器を提供する。プロセッサ、メモリ、および、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行される時、以上に記載の非許可スケジューリング配置の方法のステップを実現させる。

本開示の実施例は、さらにコンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、以上に記載の非許可スケジューリング配置の方法のステップを実現させる。

本開示の実施例では、ネットワークによって配置される非許可スケジューリング配置セットとインデックスとの間のマッピング関係の方式によって、ＤＣＩを柔軟に使用して対応する非許可スケジューリング配置セットをアクティブ化又は非アクティブ化することによって、下りリンクアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングのオーバーヘッドを低減させ、端末の消費電力を低減させることができる。

本開示の実施例の技術案をより明瞭に説明するために、以下は、本開示の実施例の記述において使用される必要がある添付図面を簡単に紹介する。自明なことに、以下の記述における添付図面は、ただ本開示のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、それらの添付図面に基づき、他の添付図面を取得することもできる。

本開示の実施例による無線通信システムのアーキテクチャ概略図を示す。 本開示の実施例による非許可スケジューリング配置の方法のステップのフローチャートのその一を示す。 本開示の実施例による非許可スケジューリング配置の方法のステップのフローチャートのその二を示す。 本開示の実施例による非許可スケジューリング配置の方法における複数の非許可スケジューリング配置の概略図のその一を示す。 本開示の実施例による非許可スケジューリング配置の方法における複数の非許可スケジューリング配置の概略図のその二を示す。 本開示の実施例による非許可スケジューリング配置の方法における複数の非許可スケジューリング配置の概略図のその三を示す。 本開示の実施例による端末の構造概略図のその一を示す。 本開示の実施例による端末の構造概略図のその二を示す。 本開示の実施例によるネットワーク側機器の構造概略図を示す。

以下は、本開示の実施例における添付図面を結び付けながら、本開示の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本開示の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本開示における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属する。

本開示の実施例では、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証、又は説明として表すために用いられる。本開示の実施例では、「例示的」又は「例えば」と記述される任意の実施例又は設計方案は、他の実施例又は設計方案より好ましいか、又はより優位性があると解釈されるべきではない。正確に言うと、「例示的」又は「例えば」などの用語を使用することは、関連する概念を具体的な方式で提示することを意図する。

以下では、添付図面を結び付けながら、本開示の実施例を説明する。本開示の実施例による非許可スケジューリング配置の方法、端末及びネットワーク側機器は、無線通信システムに用いることができる。この無線通信システムは、５Ｇシステム、又は進化型長期的進化（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ｅＬＴＥ）システム、又は後続の進化通信システムを採用するものであってもよい。図１を参照すると、図１は、本開示の実施例による無線通信システムのアーキテクチャ概略図である。図１に示すように、この無線通信システムは、ネットワーク側機器１０と端末（端末は、ユーザ側機器と呼ばれてもよい）とを含んでもよく、例えば、端末は、ＵＥ １１と記載され、ＵＥ １１は、ネットワーク機器１０と接続可能である。実際の応用では、上記各機器間の接続は、無線接続であってもよく、各機器間の接続関係を直感的に表現することを容易にするために、図１では実線で示されている。

説明すべきことは、上記通信システムは、複数のＵＥを含んでもよく、ネットワーク側機器は、複数のＵＥと通信（シグナリングを伝送又はデータを伝送）することができる。

本開示の実施例によるネットワーク側機器１０は、基地局であってもよく、この基地局は、一般的に使用される基地局であってもよく、進化型基地局（ｅｖｏｌｖｅｄ ｎｏｄｅ ｂａｓｅ ｓｔａｔｉｏｎ、ｅＮＢ）であってもよく、５Ｇシステムにおけるネットワーク側機器（例えば次世代基地局（ｎｅｘｔ ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ ｎｏｄｅ ｂａｓｅ ｓｔａｔｉｏｎ、ｇＮＢ）又は送受信ポイント（ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ ａｎｄ ｒｅｃｅｐｔｉｏｎ ｐｏｉｎｔ、ＴＲＰ））又はセルｃｅｌｌなどの機器であってもよい。

本開示の実施例による端末は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、ウルトラ携帯型パーソナルコンピュータ（Ｕｌｔｒａ－Ｍｏｂｉｌｅ Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＵＭＰＣ）、ネットブック、ウェアラブルデバイス（Ｗｅａｒａｂｌｅ Ｄｅｖｉｃｅ）、車載機器又はパーソナルデータアシスタント（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ、ＰＤＡ）等であってもよい。説明すべきことは、本開示の実施例では、端末の具体的なタイプを限定しない。

図２に示すように、本開示の実施例は、端末に用いられる非許可スケジューリング配置の方法を提供する。この方法は、以下のステップを含む。

ステップ２０１：複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得し、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含む。

例えば、一つのマッピング関係は、非許可スケジューリング配置セット１がインデックス１に対応し、非許可スケジューリング配置セット２がインデックス２に対応し、非許可スケジューリング配置セット３がインデックス３に対応し、非許可スケジューリング配置セット４がインデックス４に対応することである。さらに例えば、別のマッピング関係は、非許可スケジューリング配置セット５がインデックス１に対応し、非許可スケジューリング配置セット６がインデックス２に対応し、非許可スケジューリング配置セット７がインデックス３に対応し、非許可スケジューリング配置セット８がインデックス４に対応することである。

そのうち、上記インデックスは、ＤＣＩにおいてこのインデックスとマッピング関係を有する非許可スケジューリング配置セットを指示するために用いられる。

説明すべきことは、上記異なるマッピング関係それぞれに含まれる複数の非許可スケジューリング配置セットは、同じであってもよく、異なってもよい。同様に、上記異なるマッピング関係それぞれに含まれる複数のインデックスは、同じであってもよく、異なってもよい。ここでは一つずつ列挙しない。

ステップ２０２：下りリンク制御情報ＤＣＩを受信し、且つ前記マッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定し、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つである。

本ステップでは、ステップ２０１において一つのマッピング関係のみを取得した場合、上記マッピング関係及びＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに基づき、非許可スケジューリング配置セットを決定し、ステップ２０１において少なくとも二つのマッピング関係を取得した場合、端末は、現在で受信されたＤＣＩの相関パラメータに基づき、現在で受信されたＤＣＩに対応するマッピング関係を決定し、さらに、決定されるマッピング関係及びＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに基づき、非許可スケジューリング配置セットを決定する必要がある。

ステップ２０３：決定される非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化する。

本ステップでは、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスによって、対応する非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化することによって、下りリンクアクティブ化又は非アクティブ化シグナリング（すなわち下りリンク制御シグナリング）のオーバーヘッドを低減させることができる。

選択的に、ステップ２０１において少なくとも二つのマッピング関係を取得した場合、ステップ２０２は、
ＤＣＩのターゲットパラメータに基づき、前記ターゲットパラメータに対応するマッピング関係を決定すること、及び
決定されるマッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定することを含む。

選択的に、前記ＤＣＩのターゲットパラメータは、
前記ＤＣＩのフォーマットｆｏｒｍａｔ、
前記ＤＣＩに対応する無線ネットワーク臨時標識ＲＮＴＩ、
前記ＤＣＩに対応する制御リソースセットＣＯＲＥＳＥＴ、及び
前記ＤＣＩに対応するサーチスペースＳｅａｒｃｈ ｓｐａｃｅ、のうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、異なるターゲットパラメータは、異なるマッピング関係に対応する。

例えば、ｆｏｒｍａｔ １のＤＣＩは、マッピング関係１に対応し、ｆｏｒｍａｔ ２のＤＣＩは、マッピング関係２に対応し、さらに例えば、特定のＲＮＴＩを使用してスクランブルされるＤＣＩは、マッピング関係１に対応し、特定のＲＮＴＩ以外のＲＮＴＩを使用してスクランブルされるＤＣＩは、マッピング関係２に対応する。

選択的に、別の実施例として、異なるターゲットパラメータに対応するマッピング関係において非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置の数は、異なり、例えば、ｆｏｒｍａｔ １のＤＣＩは、マッピング関係１に対応し、マッピング関係１は、複数の非許可スケジューリング配置セット１と複数のインデックスとの間のマッピング関係であり、この複数の非許可スケジューリング配置セット１は、それぞれ一つの非許可スケジューリング配置を含み、ｆｏｒｍａｔ ２のＤＣＩは、マッピング関係２に対応し、マッピング関係２は、複数の非許可スケジューリング配置セット２と複数のインデックスとの間のマッピング関係であり、この複数の非許可スケジューリング配置セット２は、それぞれ少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含み、換言すれば、この場合に、ｆｏｒｍａｔ １のＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスは、一つの非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するために用いられ、ｆｏｒｍａｔ ２のＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスは、少なくとも二つの非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するために用いられる。

選択的に、本開示の上記実施例では、ステップ２０１は、
予め定義される複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得すること、又は、
ネットワークによって配置される複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得することを含む。

例えば、ネットワーク側機器によって送信されるＲＲＣシグナリングを受信し、このＲＲＣシグナリングは、複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置するために用いられる。

説明すべきことは、ネットワークが少なくとも二つのマッピング関係を配置する場合、上記少なくとも二つのマッピング関係は、同一のＲＲＣシグナリングによって配置されてもよく、異なるＲＲＣシグナリングによってそれぞれ配置されてもよい。ここでは、具体的には限定しない。

選択的に、本開示の上記実施例では、異なる非許可スケジューリング配置に対応する復調リファレンス信号ＤＭＲＳパラメータは、異なり、
そのうち、ＤＭＲＳパラメータは、
ＤＭＲＳポート、
ＤＭＲＳポートによって使用される直交カバーコードＯＣＣ、及び
ＤＭＲＳスクランブル標識、のうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、前記ターゲットインデックスによって占有されるビット数Ｎは、ネットワーク側によって配置され、例えばネットワークは、ＲＲＣシグナリングによってＮの値を配置し、
又は、前記ターゲットインデックスによって占有されるビット数Ｎは、ネットワーク側によって配置される非許可スケジューリング配置セットの数によって決定され、例えば、非許可スケジューリング配置セットの数が４である場合、ネットワークによってＲＲＣシグナリングを介して配置されるＮの値は、２であり（すなわち００、０１、１０、１１によってそれぞれ異なるターゲットインデックスを指示し）、さらに例えば、非許可スケジューリング配置セットの数が９である場合、ネットワークによってＲＲＣシグナリングを介して配置されるＮの値は、４である。

一つの実施例として、非許可スケジューリング配置セットには少なくとも二つの非許可スケジューリング配置が含まれる場合、前記方法は、
前記ＤＣＩによって指示される第一の指示情報及び第一の無線リソース制御ＲＲＣ配置情報に基づき、前記非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定することをさらに含み、
そのうち、第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、
第一のＲＲＣ配置情報は、非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値を配置するために用いられる。このオフセット値は、非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻に対するオフセット値であり、又はネットワークによって指示されるリファレンス位置に対するオフセット値である。

例えば、ＲＲＣによって配置される（第一のＲＲＣ配置情報によって配置される）のは、非許可スケジューリング配置セットのうちの隣接する二つの非許可スケジューリング配置の間のオフセットである。例えば、一番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻に対する二番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値であり、同一の非許可スケジューリング配置セットのうちの二番目の非許可スケジューリング配置の番号は、一番目の非許可スケジューリング配置の番号に隣接する。さらに例えば、二番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻に対する三番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値であり、同一の非許可スケジューリング配置セットのうちの三番目の非許可スケジューリング配置の番号は、二番目の非許可スケジューリング配置の番号に隣接する。ここでは一つずつ列挙しない。上記一番目の非許可スケジューリング配置、二番目の非許可スケジューリング配置、三番目の非許可スケジューリング配置のうちの一番目、二番目、三番目は、それらの番号が隣接することを識別するためのものに過ぎず、それらの具体的な位置を限定する役割がない。

さらに例えば、ＲＲＣによって配置される（第一のＲＲＣ配置情報によって配置される）のは、非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置と一つのリファレンス位置との間のオフセットであり、例えば、リファレンス位置は、前記ＤＣＩによって指示される伝送開始時刻であり、又は、このリファレンス位置は、前記ＤＣＩの受信時刻である。

要するに、一つのＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するために用いられる場合、まずＤＣＩによって指示される第一の指示情報に基づき、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定し、さらに第一のＲＲＣ配置情報によって配置される非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻との間のオフセット値に基づき、非許可スケジューリング配置セットのうちの他の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定する。

別の実施例として、非許可スケジューリング配置セットには少なくとも二つの非許可スケジューリング配置が含まれる場合、前記方法は、
第二のＲＲＣ配置情報、前記ＤＣＩによって指示される第一の指示情報及び前記ＤＣＩによって指示される第二の指示情報に基づき、前記非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定することをさらに含み、
そのうち、第二のＲＲＣ配置情報は、非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値セットを配置するために用いられ、前記オフセット値セットは、少なくとも二つのオフセット値を含み、このオフセット値は、非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻又はネットワークによって指示されるリファレンス位置に対するオフセット値である。

第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、
第二の指示情報は、前記オフセット値セットのうちの一つのオフセット値（すなわち実際のオフセット値）を指示するために用いられる。

要するに、一つのＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するために用いられる場合、まずＤＣＩによって指示される第一の指示情報に基づき、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定し、さらにＤＣＩによって指示される第二の指示情報及び第二のＲＲＣ配置情報に基づき、非許可スケジューリング配置セットのうちの他の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定する。

以上をまとめると、本開示の上記実施例では、ネットワークによって配置される非許可スケジューリング配置セットとインデックスとの間のマッピング関係の方式によって、ＤＣＩを柔軟に使用して対応する非許可スケジューリング配置セットをアクティブ化又は非アクティブ化することによって、下りリンクアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングのオーバーヘッドを低減させ、端末の消費電力を低減させることができる。

図３に示すように、本開示の実施例は、さらにネットワーク側機器に用いられる非許可スケジューリング配置の方法を提供する。前記方法は、以下のステップを含む。

ステップ３０１：端末に対して複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置し、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含む。

例えば、一つのマッピング関係は、非許可スケジューリング配置セット１がインデックス１に対応し、非許可スケジューリング配置セット２がインデックス２に対応し、非許可スケジューリング配置セット３がインデックス３に対応し、非許可スケジューリング配置セット４がインデックス４に対応することである。さらに例えば、別のマッピング関係は、非許可スケジューリング配置セット５がインデックス１に対応し、非許可スケジューリング配置セット６がインデックス２に対応し、非許可スケジューリング配置セット７がインデックス３に対応し、非許可スケジューリング配置セット８がインデックス４に対応することである。

そのうち、上記インデックスは、ＤＣＩにおいてこのインデックスとマッピング関係を有する非許可スケジューリング配置セットを指示するために用いられる。

説明すべきことは、上記異なるマッピング関係それぞれに含まれる複数の非許可スケジューリング配置セットは、同じであってもよく、異なってもよい。同様に、上記異なるマッピング関係それぞれに含まれる複数のインデックスは、同じであってもよく、異なってもよい。ここでは一つずつ列挙しない。

ステップ３０２：ターゲットインデックスを指示するための下りリンク制御情報ＤＣＩを端末に送信し、端末によって前記ターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化し、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つである。

本開示の実施例では、ネットワーク側機器は、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスによって、対応する非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化することを端末に指示することによって、下りリンクアクティブ化又は非アクティブ化シグナリング（すなわち下りリンク制御シグナリング）のオーバーヘッドを低減させることができる。

選択的に、本開示の上記実施例では、ネットワーク側機器が端末に対して少なくとも二つのマッピング関係を配置する場合、異なるマッピング関係は、ＤＣＩの異なるターゲットパラメータに対応し、
そのうち、前記ＤＣＩのターゲットパラメータは、
前記ＤＣＩのフォーマット、
前記ＤＣＩに対応する無線ネットワーク臨時標識ＲＮＴＩ、
前記ＤＣＩに対応する制御リソースセット、及び
前記ＤＣＩに対応するサーチスペース、のうちの少なくとも一つを含む。

例えば、ｆｏｒｍａｔ １のＤＣＩは、マッピング関係１に対応し、ｆｏｒｍａｔ ２のＤＣＩは、マッピング関係２に対応し、さらに例えば、特定のＲＮＴＩを使用してスクランブルされるＤＣＩは、マッピング関係１に対応し、特定のＲＮＴＩ以外のＲＮＴＩを使用してスクランブルされるＤＣＩは、マッピング関係２に対応する。

選択的に、別の実施例として、異なるターゲットパラメータに対応するマッピング関係において非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置の数は、異なり、例えば、ｆｏｒｍａｔ １のＤＣＩは、マッピング関係１に対応し、マッピング関係１は、複数の非許可スケジューリング配置セット１と複数のインデックスとの間のマッピング関係であり、この複数の非許可スケジューリング配置セット１は、それぞれ一つの非許可スケジューリング配置を含み、ｆｏｒｍａｔ ２のＤＣＩは、マッピング関係２に対応し、マッピング関係２は、複数の非許可スケジューリング配置セット２と複数のインデックスとの間のマッピング関係であり、この複数の非許可スケジューリング配置セット２は、それぞれ少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含み、換言すれば、この場合に、ｆｏｒｍａｔ １のＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスは、一つの非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するために用いられ、ｆｏｒｍａｔ ２のＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスは、少なくとも二つの非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するために用いられる。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記方法は、
異なる非許可スケジューリング配置に対応する異なる復調リファレンス信号ＤＭＲＳパラメータを配置することをさらに含み、
そのうち、ＤＭＲＳパラメータは、
ＤＭＲＳポート、
ＤＭＲＳポートによって使用される直交カバーコードＯＣＣ、及び
ＤＭＲＳスクランブル標識、のうちの少なくとも一つを含む。

さらに、前記方法は、
ターゲットインデックスによって占有されるビット数Ｎを配置し、例えばネットワークは、ＲＲＣシグナリングによってＮの値を配置すること、
又は、
配置される非許可スケジューリング配置セットの数に基づき、ターゲットインデックスによって占有されるビット数Ｎを配置し、例えば、非許可スケジューリング配置セットの数が４である場合、ネットワークによってＲＲＣシグナリングを介して配置されるＮの値は、２であり（すなわち００、０１、１０、１１によってそれぞれ異なるターゲットインデックスを指示し）、さらに例えば、非許可スケジューリング配置セットの数が９である場合、ネットワークによってＲＲＣシグナリングを介して配置されるＮの値は、４であることをさらに含む。

さらに、本開示の上記実施例では、前記方法は、
各非許可スケジューリング配置の標識を配置し、異なるタイプの非許可スケジューリング配置の標識は、ジョイント番号、又は、独立番号であることをさらに含む。

例えば、各非許可スケジューリング配置に対応する標識（例えば各非許可スケジューリング配置のＩＤ）を配置する。

ジョイント番号は、具体的には、ｔｙｐｅ １とｔｙｐｅ ２の非許可スケジューリング配置のＩＤが共通のＩＤ番号セットを共有するものであり、例えば、合計で１６つのＩＤがあり、ｔｙｐｅ １とｔｙｐｅ ２がいずれか一つのＩＤとして配置されてもよいことである。

独立番号は、具体的には、ｔｙｐｅ １とｔｙｐｅ ２の非許可スケジューリング配置のＩＤがそれぞれ異なるＩＤ番号セットにあるものであり、例えば、合計で１６つのＩＤがあり、そのうち、ｔｙｐｅ １の利用可能なＩＤセットが０～７であり、ｔｙｐｅ ２の利用可能なＩＤセットが８～１５であることである。

説明すべきことは、ネットワーク側機器は、非許可スケジューリング配置の最大配置数を予め設定し、この最大配置数は、ｔｙｐｅ １とｔｙｐｅ ２の非許可スケジューリング配置の総数を含み、又は、この最大配置数は、ｔｙｐｅ ２の非許可スケジューリング配置の総数を含む。

一つの実施例として、前記非許可スケジューリング配置セットが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含む場合、前記方法は、
非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値を配置するための第一の無線リソース制御ＲＲＣ配置情報を端末に送信し、このオフセット値は、非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻に対するオフセット値であり、又はネットワークによって指示されるリファレンス位置に対するオフセット値であることをさらに含む。

そのうち、前記ＤＣＩは、さらに第一の指示情報を指示し、前記第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つである。

例えば、ＲＲＣによって配置される（第一のＲＲＣ配置情報によって配置される）のは、隣接する二つの非許可スケジューリング配置の間のオフセットである。例えば、一番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻に対する二番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値であり、同一の非許可スケジューリング配置セットのうちの二番目の非許可スケジューリング配置の番号は、一番目の非許可スケジューリング配置の番号に隣接する。さらに例えば、二番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻に対する三番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値であり、同一の非許可スケジューリング配置セットのうちの三番目の非許可スケジューリング配置の番号は、二番目の非許可スケジューリング配置の番号に隣接する。ここでは一つずつ列挙しない。上記一番目の非許可スケジューリング配置、二番目の非許可スケジューリング配置、三番目の非許可スケジューリング配置のうちの一番目、二番目、三番目は、それらの番号が隣接することを識別するためのものに過ぎず、それらの具体的な位置を限定する役割がない。

さらに例えば、ＲＲＣによって配置される（第一のＲＲＣ配置情報によって配置される）のは、各非許可スケジューリング配置と一つのリファレンス位置との間のオフセットであり、例えば、リファレンス位置は、一つの非許可スケジューリング配置セットのうちの第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻（つまりＤＣＩによって指示される伝送開始時刻）であり、又は、このリファレンス位置は、ＤＣＩの受信時刻である。

要するに、一つのＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するために用いられる場合、ネットワーク側機器は、ＤＣＩによって指示される第一の指示情報によって第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示し、さらに第一のＲＲＣ配置情報によって隣接する二つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻の間のオフセット値を配置する。

別の実施例として、前記非許可スケジューリング配置セットが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含む場合、前記方法は、
非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値セットを配置するための第二のＲＲＣ配置情報を端末に送信し、前記オフセット値セットは、少なくとも二つのオフセット値を含み、このオフセット値は、非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻に対するオフセット値であり、又はネットワークによって指示されるリファレンス位置に対するオフセット値であることをさらに含む。

そのうち、前記ＤＣＩは、さらに第一の指示情報と第二の指示情報を指示し、前記第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、前記第二の指示情報は、前記オフセット値セットのうちの一つのオフセット値（すなわち実際のオフセット値）を指示するために用いられる。

要するに、一つのＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するために用いられる場合、まずＤＣＩによって指示される第一の指示情報によって、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示し、さらにＤＣＩによって指示される第二の指示情報及び第二のＲＲＣ配置情報によって、非許可スケジューリング配置セットのうちの他の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定する。

以上をまとめると、本開示の上記実施例では、ネットワークによって配置される非許可スケジューリング配置セットとインデックスとの間のマッピング関係の方式によって、ＤＣＩを柔軟に使用して対応する非許可スケジューリング配置セットをアクティブ化又は非アクティブ化することによって、下りリンクアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングのオーバーヘッドを低減させ、端末の消費電力を低減させることができる。

本開示の実施例による非許可スケジューリング配置の方法をより明確に記述するために、以下では、いくつかの例を結び付けながら詳細に記述する。

例１
ネットワークは、ＲＲＣシグナリングによって端末に複数の非スケジューリング許可（ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ）を配置し、複数の非スケジューリング許可のＩＤは、それぞれ｛０、１、２、３｝である。端末は、アクティブ化するためのＤＣＩを受信し、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットをアクティブ化し、且つアクティブ化ＤＣＩにおいて指示されるパラメータ（例えば時間周波数領域リソース割り当て、ＭＣＳ等）に基づき、アクティブ化される非許可スケジューリング配置に含まれる非許可スケジューリング配置の伝送パラメータを決定する。

そのうち、ネットワークは、複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置し、例えばこのマッピング関係は、表１によって表される。

例えば、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスが２である場合、ＩＤが２の非許可スケジューリング配置をアクティブ化し、さらに例えば、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスが４である場合、ＩＤが｛０、１、２、３｝の複数の非許可スケジューリング配置をアクティブ化する。

例２
ネットワークは、ＲＲＣシグナリングによって端末に複数の非スケジューリング許可（ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ）を配置し、複数の非スケジューリング許可のＩＤは、それぞれ｛０、１、２、３｝である。ＵＥがＲＮＴＩ１でスクランブルされるアクティブ化ＤＣＩを受信した時、表２のマッピング関係に基づき、ＤＣＩにおけるターゲットインデックスは、アクティブ化される一つの非スケジューリング許可を指示し（すなわち非スケジューリング許可セットは、一つの非スケジューリング許可を含み）、ＵＥがＲＮＴＩ２でスクランブルされるアクティブ化ＤＣＩを受信した時、表３のマッピング関係に基づき、ＤＣＩにおけるターゲットインデックスは、アクティブ化される複数の非スケジューリング許可を指示し（すなわち非スケジューリング許可セットは、複数の非スケジューリング許可を含み）、端末がアクティブ化するためのＤＣＩを受信し、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットをアクティブ化し、且つアクティブ化ＤＣＩにおいて指示されるパラメータ（例えば時間周波数領域リソース割り当て、ＭＣＳ等）に基づき、アクティブ化される非許可スケジューリング配置に含まれる非許可スケジューリング配置の伝送パラメータを決定する。

そのうち、ネットワークは、複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間の二つのマッピング関係を配置し、例えば上記二つのマッピング関係は、それぞれ表２と表３によって表される。

例えば、ＲＮＴＩ １でスクランブルされるＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスが２である場合、ＩＤが２の非許可スケジューリング配置をアクティブ化し、さらに例えば、ＲＮＴＩ ２でスクランブルされるＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスが２である場合、ＩＤが｛０、１、２｝の複数の非許可スケジューリング配置をアクティブ化する。

例３
ネットワークは、ＲＲＣシグナリングによって端末に複数の非スケジューリング許可（ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ）を配置し、複数の非スケジューリング許可のＩＤは、それぞれ｛０、１、２、３｝であり、且つ異なる非スケジューリング許可配置に異なるＤＭＲＳパラメータ／シーケンスを割り当てた。

ネットワークは、ＲＲＣによって複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置し、ネットワークは、さらにＲＲＣによって隣接する二つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻の間のオフセット値を配置し、表４に示す通りである。

ＤＣＩにおいてターゲットインデックス及び非許可スケジューリング配置セットのうちの一つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示する。この時間ユニットは、タイムスロット、記号、伝送チャンス等であってもよい。ここでは、具体的には限定しない。

例えば、受信された、アクティブ化するためのＤＣＩにおけるターゲットインデックスが６である場合、それに対応して、ＩＤが｛０、１、２、３｝である複数の配置をアクティブ化し、且つＲＲＣは、隣接する二つの非許可スケジューリング配置の開始位置のオフセット量がＺ＝１つの伝送チャンスとなるように配置し、図４に示されるように、非許可スケジューリング配置セット｛０、１、２、３｝のうちの各非許可スケジューリング配置の概略図である。

受信された、アクティブ化するためのＤＣＩにおけるターゲットインデックスが４である場合、それに対応して、ＩＤが｛０、２｝である複数の配置をアクティブ化し、且つＲＲＣは、隣接する二つの非許可スケジューリング配置の開始位置のオフセット量がＸ＝２つの伝送チャンスとなるように配置し、図５に示されるように、非許可スケジューリング配置セット｛０、２｝のうちの各非許可スケジューリング配置の概略図である。

例４
ネットワークは、ＲＲＣシグナリングによって端末に複数の非スケジューリング許可（ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ）を配置し、複数の非スケジューリング許可のＩＤは、それぞれ｛０、１、２、３｝であり、且つ異なる非スケジューリング許可配置に異なるＤＭＲＳパラメータ／シーケンスを割り当てた。

ネットワークは、ＲＲＣによって複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置し、ネットワークは、さらにＲＲＣによって非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻とリファレンス位置との間のオフセット値を配置し、このリファレンス位置は、この非許可スケジューリング配置セットをアクティブ化する時にアクティブ化ＤＣＩによって指示される伝送開始位置であり、例えば表５に示す通りである。

ＤＣＩにおいてターゲットインデックス及び非許可スケジューリング配置セットのうちの一つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示する。この時間ユニットは、タイムスロット、記号、伝送チャンス等であってもよい。ここでは、具体的には限定しない。

例えば、受信された、アクティブ化するためのＤＣＩにおけるターゲットインデックスが６である場合、それに対応して、ＩＤが｛０、１、２、３｝の複数の配置をアクティブ化し、且つＲＲＣは、非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻とリファレンス位置のオフセット量がそれぞれ０、Ｚ１＝１、Ｚ２＝２及びＺ３＝３つの伝送チャンスとなるように配置する。図５に示されるように、非許可スケジューリング配置セット｛０、１、２、３｝のうちの各非許可スケジューリング配置の概略図である。

受信された、アクティブ化するためのＤＣＩにおけるターゲットインデックスが４である場合、それに対応して、ＩＤが｛０、２｝である複数の配置をアクティブ化し、且つＲＲＣは、非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻とリファレンス位置のオフセット量がそれぞれ０、Ｘ＝２つの伝送チャンスとなるように配置し、図６に示されるように、非許可スケジューリング配置セット｛０、２｝のうちの各非許可スケジューリング配置の概略図である。

例５
ネットワークは、ＲＲＣシグナリングによって端末に複数の非スケジューリング許可（ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ）を配置し、複数の非スケジューリング許可のＩＤは、それぞれ｛０、１、２、３｝であり、且つ異なる非スケジューリング許可配置に異なるＤＭＲＳパラメータ／シーケンスを割り当てた。

ネットワークは、ＲＲＣによって複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置し、表６に示すように、ネットワークは、さらにＲＲＣによって隣接する二つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻の間のオフセット値セットを配置し、例えば、オフセット値セットは、｛１、２｝つの伝送チャンスである。

ＤＣＩにおいてターゲットインデックス及び非許可スケジューリング配置セットのうちの一つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示する。

受信された、アクティブ化するためのＤＣＩにおけるターゲットインデックスが６である場合、それに対応して、ＩＤが｛０、１、２、３｝である複数の配置をアクティブ化し、且つＤＣＩは、隣接する二つの非許可スケジューリング配置の開始位置のオフセット量が１つの伝送チャンスであることを指示し、図４に示されるように、非許可スケジューリング配置セット｛０、１、２、３｝のうちの各非許可スケジューリング配置の概略図である。

受信された、アクティブ化するためのＤＣＩにおけるターゲットインデックスが４である場合、それに対応して、ＩＤが｛０、２｝である複数の配置をアクティブ化し、且つＤＣＩは、隣接する二つの非許可スケジューリング配置の開始位置のオフセット量が２つの伝送チャンスであることを指示し、図６に示されるように、非許可スケジューリング配置セット｛０、２｝のうちの各非許可スケジューリング配置の概略図である。

以上をまとめると、本開示の上記実施例では、ネットワーク側機器は、サービスのニーズ及び／又は応用のシーンに基づき、ネットワークによって配置される方式で、ＤＣＩを柔軟に使用して複数の非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化することによって、下りリンク制御シグナリングのオーバーヘッドを低減させることができる。

図７に示すように、本開示の実施例は、さらに端末６００を提供する。この端末６００は、
複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得するための取得モジュール６０１であって、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含む取得モジュール６０１、
下りリンク制御情報ＤＣＩを受信し、且つ前記マッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定するための決定モジュール６０２であって、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つである決定モジュール６０２、及び
決定される非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するためのアクティブ化又は非アクティブ化モジュール６０３を含む。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記決定モジュール６０２は、
ＤＣＩのターゲットパラメータに基づき、前記ターゲットパラメータに対応するマッピング関係を決定するための第一の決定サブモジュール、及び
決定されるマッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定するための第二の決定サブモジュールを含む。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記ＤＣＩのターゲットパラメータは、
前記ＤＣＩのフォーマット、
前記ＤＣＩに対応する無線ネットワーク臨時標識ＲＮＴＩ、
前記ＤＣＩに対応する制御リソースセット、及び
前記ＤＣＩに対応するサーチスペース、のうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記取得モジュール６０１は、
予め定義される複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得するため、又は、ネットワークによって配置される複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得するための取得サブモジュールを含む。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記端末は、
前記ＤＣＩによって指示される第一の指示情報及び第一の無線リソース制御ＲＲＣ配置情報に基づき、前記非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定するための第一の時刻決定モジュールをさらに含み、
そのうち、第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、
第一のＲＲＣ配置情報は、非許可スケジューリング配置セットのうちの隣接する二つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻の間のオフセット値を配置するために用いられる。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記端末は、
第二のＲＲＣ配置情報、前記ＤＣＩによって指示される第一の指示情報及び前記ＤＣＩによって指示される第二の指示情報に基づき、前記非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定するための第二の時刻決定モジュールをさらに含み、
そのうち、第二のＲＲＣ配置情報は、非許可スケジューリング配置セットのうちの隣接する二つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻の間のオフセット値セットを配置するために用いられ、前記オフセット値セットは、少なくとも二つのオフセット値を含み、
第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、
第二の指示情報は、前記オフセット値セットのうちの一つのオフセット値を指示するために用いられる。

選択的に、本開示の上記実施例では、異なる非許可スケジューリング配置に対応する復調リファレンス信号ＤＭＲＳパラメータは、異なり、
そのうち、ＤＭＲＳパラメータは、
ＤＭＲＳポート、
ＤＭＲＳポートによって使用される直交カバーコードＯＣＣ、及び
ＤＭＲＳスクランブル標識、のうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記ターゲットインデックスによって占有されるビット数は、ネットワーク側によって配置され、又は、ネットワーク側によって配置される非許可スケジューリング配置セットの数によって決定される。

以上をまとめると、本開示の上記実施例では、ネットワークによって配置される非許可スケジューリング配置セットとインデックスとの間のマッピング関係の方式によって、ＤＣＩを柔軟に使用して対応する非許可スケジューリング配置セットをアクティブ化又は非アクティブ化することによって、下りリンクアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングのオーバーヘッドを低減させ、端末の消費電力を低減させることができる。

説明すべきことは、本開示の実施例による端末が、上述した、端末側に用いられる非許可スケジューリング配置の方法を実行できる端末である場合、上記非許可スケジューリング配置の方法の全ての実施例は、いずれもこの端末に適用され、且ついずれも同じ又は類似する有益な効果を達することができる。

図８は、本開示の各実施例を実現する端末のハードウェア構造概略図である。この端末７００は、無線周波数ユニット７０１、ネットワークモジュール７０２、オーディオ出力ユニット７０３、入力ユニット７０４、センサ７０５、表示ユニット７０６、ユーザ入力ユニット７０７、インターフェースユニット７０８、メモリ７０９、プロセッサ７１０、及び電源７１１などの部材を含むが、それらに限らない。当業者であれば理解できるように、図８に示す端末構成は、端末に対する限定を構成しなく、端末には、図示された部材の数よりも多くまたは少ない部材、または何らかの部材の組み合わせ、または異なる部材の配置が含まれてもよい。本開示の実施例では、端末は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピューター、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。

そのうち、無線周波数ユニット７０１は、複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得するために用いられ、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含み、無線周波数ユニット７０１は、さらに下りリンク制御情報ＤＣＩを受信するために用いられ、
プロセッサ７１０は、前記マッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定するために用いられ、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つであり、プロセッサ７１０は、さらに、決定される非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するために用いられる。

以上をまとめると、本開示の上記実施例では、ネットワークによって配置される非許可スケジューリング配置セットとインデックスとの間のマッピング関係の方式によって、ＤＣＩを柔軟に使用して対応する非許可スケジューリング配置セットをアクティブ化又は非アクティブ化することによって、下りリンクアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングのオーバーヘッドを低減させ、端末の消費電力を低減させることができる。

説明すべきことは、本開示の実施例による端末が、上述した、端末側に用いられる非許可スケジューリング配置の方法を実行できる端末である場合、上記非許可スケジューリング配置の方法の全ての実施例は、いずれもこの端末に適用され、且ついずれも同じ又は類似する有益な効果を達することができる。

理解すべきことは、本開示の実施例では、無線周波数ユニット７０１は、情報の送受信または通話中の信号の送受信に用いられてもよい。具体的には、基地局からの下りリンクのデータを受信してから、プロセッサ７１０に処理させてもよい。また、上りリンクのデータを基地局に送信してもよい。一般的には、無線周波数ユニット７０１は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限られない。なお、無線周波数ユニット７０１は、無線通信システムやネットワークを介して他の機器との通信を行ってもよい。

端末は、ネットワークモジュール７０２によってユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへ電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。

オーディオ出力ユニット７０３は、無線周波数ユニット７０１またはネットワークモジュール７０２によって受信されたまたはメモリ７０９に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット７０３はさらに、端末７００によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力（例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など）を提供することができる。オーディオ出力ユニット７０３は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。

入力ユニット７０４は、オーディオまたはビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット７０４は、グラフィックスプロセッサ（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ、ＧＰＵ）７０４１とマイクロホン７０４２を含んでもよい。グラフィックスプロセッサ７０４１は、ビデオキャプチャモードまたは画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）によって得られた静止画像またはビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット７０６に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ７０４１によって処理された画像フレームは、メモリ７０９（または他の記憶媒体）に記憶されてもよく、または無線周波数ユニット７０１またはネットワークモジュール７０２を介して送信されてもよい。マイクロホン７０４２は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット７０１を介して移動通信基地局に送信することが可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。

端末７００はさらに、少なくとも一つのセンサ７０５、例えば、光センサ、モーションセンサ及び他のセンサを含む。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル７０６１の輝度を調整することができ、接近センサは、端末７００が耳元に移動した時、表示パネル７０６１及び／又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向（一般的には、三軸であり）での加速度の大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、端末姿勢（例えば、縦横スクリーン切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢校正）の識別、振動識別関連機能（例えば、歩数計、タップ）などに用いることができる。センサ７０５はさらに、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどを含んでもよい。ここでは説明を省略する。

表示ユニット７０６は、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供される情報を表示するために用いられている。表示ユニット７０６は、表示パネル７０６１を含んでもよい。液晶ディスプレイ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ、ＬＣＤ）、有機発光ダイオード（Ｏｒｇａｎｉｃ Ｌｉｇｈｔ－Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ、ＯＬＥＤ）などの形式で表示パネル７０６１を配置してもよい。

ユーザ入力ユニット７０７は、入力された数字または文字情報の受信、端末のユーザによる設置及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的には、ユーザ入力ユニット７０７は、タッチパネル７０７１および他の入力機器７０７２を含む。タッチパネル７０７１は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上または付近でのユーザによるタッチ操作（例えば、ユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体または付属品を使用してタッチパネル７０７１上またはタッチパネル７０７１付近で行う操作）を収集することができる。タッチパネル７０７１は、タッチ検出装置とタッチコントローラの二つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ７１０に送信し、プロセッサ７１０から送信されてきたコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを用いてタッチパネル７０７１を実現してもよい。タッチパネル７０７１以外、ユーザ入力ユニット７０７は、他の入力機器７０７２を含んでもよい。具体的には、他の入力機器７０７２は、物理的なキーボード、機能キー（例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限られない。ここでは説明を省略する。

さらに、タッチパネル７０７１は、表示パネル７０６１上に覆われてもよい。タッチパネル７０７１は、その上または付近でのタッチ操作を検出すると、プロセッサ７１０に伝送して、タッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ７１０は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル７０６１上で相応な視覚出力を提供する。図８では、タッチパネル７０７１と表示パネル７０６１は、二つの独立した部材として端末の入力と出力機能を実現するものであるが、何らかの実施例では、タッチパネル７０７１と表示パネル７０６１を集積して端末の入力と出力機能を実現してもよい。具体的には、ここでは限定しない。

インターフェースユニット７０８は、外部装置と端末７００との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線または無線ヘッドフォンポート、外部電源（または電池充電器）ポート、有線または無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力／出力（Ｉ／Ｏ）ポート、ビデオＩ／Ｏポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット７０８は、外部装置からの入力（例えば、データ情報、電力など）を受信するとともに、受信した入力を端末７００内の一つまたは複数の素子に伝送するために用いられてもよく、または端末７００と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。

メモリ７０９は、ソフトウェアプログラム及び各種のデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ７０９は、主に記憶プログラム領域および記憶データ領域を含んでもよい。そのうち、記憶プログラム領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム（例えば、音声再生機能、画像再生機能など）などを記憶することができ、記憶データ領域は、携帯電話の使用によって作成されるデータ（例えば、オーディオデータ、電話帳など）などを記憶することができる。なお、メモリ７０９は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、または他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。

プロセッサ７１０は、端末の制御センターであり、各種のインターフェースと線路によって端末全体の各部分に接続され、メモリ７０９内に記憶されたソフトウェアプログラム及び／又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ７０９内に記憶されたデータを呼び出し、端末の各種の機能を実行し、データを処理することにより、端末全体をモニタリングする。プロセッサ７１０は、一つまたは複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ７１０は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェースおよびアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解すべきことは、上記モデムプロセッサは、プロセッサ７１０に集積されなくてもよい。

端末７００はさらに、各部材に電力を供給する電源７１１（例えば、電池）を含んでもよい。選択的に、電源７１１は、電源管理システムによってプロセッサ７１０にロジック的に接続されてもよい。それにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。

また、端末７００は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここでは説明を省略する。

選択的に、本開示の実施例は、さらに端末を提供する。プロセッサ、メモリ、メモリに記憶され、前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上述した、端末側に用いられる非許可スケジューリング配置の方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の重複を回避するために、ここで説明を省略する。

本開示の実施例は、さらにコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上述した、端末側に用いられる非許可スケジューリング配置の方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の重複を回避するために、ここで説明を省略する。そのうち、上述したコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＯＭと略称される）、ランダムアクセスメモリ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＡＭと略称される）、磁気ディスク又は、光ディスクなどである。

図９に示すように、本開示の実施例は、さらにネットワーク側機器８００を提供する。前記ネットワーク側機器８００は、
端末に対して複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置するための第一の配置モジュール８０１であって、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含む第一の配置モジュール８０１、及び
ターゲットインデックスを指示するための下りリンク制御情報ＤＣＩを端末に送信するための第一の送信モジュール８０２であって、端末によって前記ターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化し、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つである第一の送信モジュール８０２を含む。

選択的に、本開示の上記実施例では、端末に対して少なくとも二つのマッピング関係を配置する場合、異なるマッピング関係は、ＤＣＩの異なるターゲットパラメータに対応し、
そのうち、前記ＤＣＩのターゲットパラメータは、
前記ＤＣＩのフォーマット、
前記ＤＣＩに対応する無線ネットワーク臨時標識ＲＮＴＩ、
前記ＤＣＩに対応する制御リソースセット、及び
前記ＤＣＩに対応するサーチスペース、のうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記ネットワーク側機器は、
前記非許可スケジューリング配置セットが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含む場合、非許可スケジューリング配置セットのうちの隣接する二つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻の間のオフセット値を配置するための第一の無線リソース制御ＲＲＣ配置情報を端末に送信するための第二の送信モジュールをさらに含み、
そのうち、前記ＤＣＩは、さらに第一の指示情報を指示し、前記第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つである。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記ネットワーク側機器は、
前記非許可スケジューリング配置セットが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含む場合、非許可スケジューリング配置セットのうちの隣接する二つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻の間のオフセット値セットを配置するための第二のＲＲＣ配置情報を端末に送信するための第三の送信モジュールであって、前記オフセット値セットは、少なくとも二つのオフセット値を含む第三の送信モジュールをさらに含み、
そのうち、前記ＤＣＩは、さらに第一の指示情報と第二の指示情報を指示し、前記第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、前記第二の指示情報は、前記オフセット値セットのうちの一つのオフセット値を指示するために用いられる。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記ネットワーク側機器は、
異なる非許可スケジューリング配置に対応する異なる復調リファレンス信号ＤＭＲＳパラメータを配置するための第二の配置モジュールをさらに含み、
そのうち、ＤＭＲＳパラメータは、
ＤＭＲＳポート、
ＤＭＲＳポートによって使用される直交カバーコードＯＣＣ、及び
ＤＭＲＳスクランブル標識、のうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記ネットワーク側機器は、
ターゲットインデックスによって占有されるビット数を配置するため、又は、配置される非許可スケジューリング配置セットの数に基づき、ターゲットインデックスによって占有されるビット数を配置するための第三の配置モジュールをさらに含む。

選択的に、本開示の上記実施例では、前記ネットワーク側機器は、
各非許可スケジューリング配置の標識を配置するための第四の配置モジュールであって、異なるタイプの非許可スケジューリング配置の標識は、ジョイント番号、又は、独立番号である第四の配置モジュールをさらに含む。

以上をまとめると、本開示の上記実施例では、ネットワークによって配置される非許可スケジューリング配置セットとインデックスとの間のマッピング関係の方式によって、ＤＣＩを柔軟に使用して対応する非許可スケジューリング配置セットをアクティブ化又は非アクティブ化することによって、下りリンクアクティブ化又は非アクティブ化シグナリングのオーバーヘッドを低減させ、端末の消費電力を低減させることができる。

説明すべきことは、本開示の実施例によるネットワーク側機器が上述した、ネットワーク側機器側に用いられる非許可スケジューリング配置の方法を実行できるネットワーク側機器である場合、上記非許可スケジューリング配置の方法の全ての実施例は、いずれもこのネットワーク側機器に適用され、且ついずれも同じ又は類似する有益な効果を達することができる。

選択的に、本開示の実施例は、さらに端末を提供する。プロセッサ、メモリ、メモリに記憶され、前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上述した、ネットワーク側機器側に用いられる非許可スケジューリング配置の方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の重複を回避するために、ここで説明を省略する。

本開示の実施例は、さらにコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上述した、ネットワーク側機器側に用いられる非許可スケジューリング配置の方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の重複を回避するために、ここで説明を省略する。そのうち、上述したコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＯＭと略称される）、ランダムアクセスメモリ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＡＭと略称される）、磁気ディスク又は、光ディスクなどである。

説明すべきことは、本明細書において、「含む」、「包含」という用語またはその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品または装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストされていていない他の要素も含み、またはこのようなプロセス、方法、物品または装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「．．．．．．を１つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品または装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。

以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよい。無論、ハードウェアによっても実現されるが、多くの場合、前者は、好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本開示の技術案は、実質にはまたは従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって表われてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、一台の端末（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、またはネットワーク機器などであってもよい）に本開示の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の指令を含む。

以上は、添付図面を結び付けながら、本開示の実施例を記述していたが、本開示は、上述した具体的な実施の形態に限らず、上述した具体的な実施の形態は例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本開示による示唆を基にして、本開示の趣旨や請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式の変更を行うことができ、それらはいずれも本開示の保護範囲に入っている。

以上に記述されているのは、本開示の具体的な実施の形態に過ぎず、本開示の保護範囲は、それに限らない。いかなる当業者が、本開示に掲示される技術的範囲内に、容易に想到できる変形又は置き換えは、いずれも、本開示の保護範囲内に含まれるべきである。このため、本開示の保護範囲は、請求項の保護範囲を基にすべきである。

600 端末
601 取得モジュール
602 決定モジュール
603 アクティブ化又は非アクティブ化モジュール
701 無線周波数ユニット
702 ネットワークモジュール
703 オーディオ出力ユニット
704 入力ユニット
705 センサ
706 表示ユニット
707 ユーザ入力ユニット
708 インターフェースユニット
709 メモリ
710 プロセッサ
711 電源
800 ネットワーク側機器
801 第一の配置モジュール
802 第一の送信モジュール
7041 グラフィックスプロセッサ
7042 マイクロホン
7061 表示パネル
7071 タッチパネル
7072 他の入力機器

例えば、ＲＲＣによって配置される（第一のＲＲＣ配置情報によって配置される）のは、非許可スケジューリング配置セットのうちの隣接する二つの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻間のオフセットである。例えば、一番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻に対する二番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値であり、同一の非許可スケジューリング配置セットのうちの二番目の非許可スケジューリング配置の番号は、一番目の非許可スケジューリング配置の番号に隣接する。さらに例えば、二番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻に対する三番目の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値であり、同一の非許可スケジューリング配置セットのうちの三番目の非許可スケジューリング配置の番号は、二番目の非許可スケジューリング配置の番号に隣接する。ここでは一つずつ列挙しない。上記一番目の非許可スケジューリング配置、二番目の非許可スケジューリング配置、三番目の非許可スケジューリング配置のうちの一番目、二番目、三番目は、それらの番号が隣接することを識別するためのものに過ぎず、それらの具体的な位置を限定する役割がない。

Claims (33)

1. 端末に用いられる非許可スケジューリング配置の方法であって、
   複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得し、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含むこと、
   下りリンク制御情報ＤＣＩを受信し、且つ前記マッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定し、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つであること、及び
   決定される非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化することを含む、非許可スケジューリング配置の方法。
2. 前述した、前記マッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定することは、
   ＤＣＩのターゲットパラメータとＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに基づき、非許可スケジューリング配置セットを決定することを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記ＤＣＩのターゲットパラメータは、
   前記ＤＣＩのフォーマット、
   前記ＤＣＩに対応する無線ネットワーク臨時標識ＲＮＴＩ、
   前記ＤＣＩに対応する制御リソースセット、及び
   前記ＤＣＩに対応するサーチスペース、のうちの少なくとも一つを含む、請求項２に記載の方法。
4. 前述した、複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得することは、
   予め定義される複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得すること、又は、
   ネットワークによって配置される複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得することを含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記方法は、
   前記ＤＣＩによって指示される第一の指示情報及び第一の無線リソース制御ＲＲＣ配置情報に基づき、前記非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定することをさらに含み、
   そのうち、第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、
   第一のＲＲＣ配置情報は、非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値を配置するために用いられる、請求項１に記載の方法。
6. 前記方法は、
   第二のＲＲＣ配置情報、前記ＤＣＩによって指示される第一の指示情報及び前記ＤＣＩによって指示される第二の指示情報に基づき、前記非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定することをさらに含み、
   そのうち、第二のＲＲＣ配置情報は、非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値セットを配置するために用いられ、前記オフセット値セットは、少なくとも二つのオフセット値を含み、
   第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、
   第二の指示情報は、前記オフセット値セットのうちの一つのオフセット値を指示するために用いられる、請求項１に記載の方法。
7. 異なる非許可スケジューリング配置に対応する復調リファレンス信号ＤＭＲＳパラメータは、異なり、
   そのうち、ＤＭＲＳパラメータは、
   ＤＭＲＳポート、
   ＤＭＲＳポートによって使用される直交カバーコードＯＣＣ、及び
   ＤＭＲＳスクランブル標識、のうちの少なくとも一つを含む、請求項１に記載の方法。
8. 前記ターゲットインデックスによって占有されるビット数は、ネットワーク側によって配置され、又は、ネットワーク側によって配置される非許可スケジューリング配置セットの数によって決定される、請求項１に記載の方法。
9. ネットワーク側機器に用いられる非許可スケジューリング配置の方法であって、
   端末に対して複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置し、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含むこと、及び
   ターゲットインデックスを指示するための下りリンク制御情報ＤＣＩを端末に送信し、端末によって前記ターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化し、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つであることを含む、非許可スケジューリング配置の方法。
10. 端末に対して少なくとも二つのマッピング関係を配置する場合、異なるマッピング関係は、ＤＣＩの異なるターゲットパラメータに対応し、
    そのうち、前記ＤＣＩのターゲットパラメータは、
    前記ＤＣＩのフォーマット、
    前記ＤＣＩに対応する無線ネットワーク臨時標識ＲＮＴＩ、
    前記ＤＣＩに対応する制御リソースセット、及び
    前記ＤＣＩに対応するサーチスペース、のうちの少なくとも一つを含む、請求項９に記載の方法。
11. 前記非許可スケジューリング配置セットが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含む場合、前記方法は、
    非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値を配置するための第一の無線リソース制御ＲＲＣ配置情報を端末に送信することをさらに含み、
    そのうち、前記ＤＣＩは、さらに第一の指示情報を指示し、前記第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つである、請求項９に記載の方法。
12. 前記非許可スケジューリング配置セットが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含む場合、前記方法は、
    非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値セットを配置するための第二のＲＲＣ配置情報を端末に送信し、前記オフセット値セットは、少なくとも二つのオフセット値を含むことをさらに含み、
    そのうち、前記ＤＣＩは、さらに第一の指示情報と第二の指示情報を指示し、前記第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、前記第二の指示情報は、前記オフセット値セットのうちの一つのオフセット値を指示するために用いられる、請求項９に記載の方法。
13. 前記方法は、
    異なる非許可スケジューリング配置に対応する異なる復調リファレンス信号ＤＭＲＳパラメータを配置することをさらに含み、
    そのうち、ＤＭＲＳパラメータは、
    ＤＭＲＳポート、
    ＤＭＲＳポートによって使用される直交カバーコードＯＣＣ、及び
    ＤＭＲＳスクランブル標識、のうちの少なくとも一つを含む、請求項９に記載の方法。
14. 前記方法は、
    ターゲットインデックスによって占有されるビット数を配置すること、
    又は、
    配置される非許可スケジューリング配置セットの数に基づき、ターゲットインデックスによって占有されるビット数を配置することをさらに含む、請求項９に記載の方法。
15. 前記方法は、
    各非許可スケジューリング配置の標識を配置し、異なるタイプの非許可スケジューリング配置の標識は、ジョイント番号、又は、独立番号であることをさらに含む、請求項９に記載の方法。
16. 複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得するための取得モジュールであって、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含む取得モジュール、
    下りリンク制御情報ＤＣＩを受信し、且つ前記マッピング関係に基づき、ＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットを決定するための決定モジュールであって、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つである決定モジュール、及び
    決定される非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化するためのアクティブ化又は非アクティブ化モジュールを含む、端末。
17. 前記決定モジュールは、
    ＤＣＩのターゲットパラメータとＤＣＩによって指示されるターゲットインデックスに基づき、非許可スケジューリング配置セットを決定するための第一の決定サブモジュールを含む、請求項１６に記載の端末。
18. 前記ＤＣＩのターゲットパラメータは、
    前記ＤＣＩのフォーマット、
    前記ＤＣＩに対応する無線ネットワーク臨時標識ＲＮＴＩ、
    前記ＤＣＩに対応する制御リソースセット、及び
    前記ＤＣＩに対応するサーチスペース、のうちの少なくとも一つを含む、請求項１７に記載の端末。
19. 前記取得モジュールは、
    予め定義され又はネットワークによって配置される複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を取得するための取得サブモジュールを含む、請求項１６に記載の端末。
20. 前記端末は、
    前記ＤＣＩによって指示される第一の指示情報及び第一の無線リソース制御ＲＲＣ配置情報に基づき、前記非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定するための第一の時刻決定モジュールをさらに含み、
    そのうち、第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、
    第一のＲＲＣ配置情報は、非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値を配置するために用いられる、請求項１６に記載の端末。
21. 前記端末は、
    第二のＲＲＣ配置情報、前記ＤＣＩによって指示される第一の指示情報及び前記ＤＣＩによって指示される第二の指示情報に基づき、前記非許可スケジューリング配置セットのうちの各非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を決定するための第二の時刻決定モジュールをさらに含み、
    そのうち、第二のＲＲＣ配置情報は、非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値セットを配置するために用いられ、前記オフセット値セットは、少なくとも二つのオフセット値を含み、
    第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、
    第二の指示情報は、前記オフセット値セットのうちの一つのオフセット値を指示するために用いられる、請求項１６に記載の端末。
22. 異なる非許可スケジューリング配置に対応する復調リファレンス信号ＤＭＲＳパラメータは、異なり、
    そのうち、ＤＭＲＳパラメータは、
    ＤＭＲＳポート、
    ＤＭＲＳポートによって使用される直交カバーコードＯＣＣ、及び
    ＤＭＲＳスクランブル標識、のうちの少なくとも一つを含む、請求項１６に記載の端末。
23. 前記ターゲットインデックスによって占有されるビット数は、ネットワーク側によって配置され、又は、ネットワーク側によって配置される非許可スケジューリング配置セットの数によって決定される、請求項１６に記載の端末。
24. プロセッサ、メモリ、および、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行される時、請求項１～８のいずれか１項に記載の非許可スケジューリング配置の方法のステップを実現させる、端末。
25. 端末に対して複数の非許可スケジューリング配置セットと複数のインデックスとの間のマッピング関係を配置するための第一の配置モジュールであって、前記非許可スケジューリング配置セットは、少なくとも一つの非許可スケジューリング配置を含む第一の配置モジュール、及び
    ターゲットインデックスを指示するための下りリンク制御情報ＤＣＩを端末に送信するための第一の送信モジュールであって、端末によって前記ターゲットインデックスに対応する非許可スケジューリング配置セットに含まれる非許可スケジューリング配置をアクティブ化又は非アクティブ化し、前記ターゲットインデックスは、前記複数のインデックスのうちのいずれか一つである第一の送信モジュールを含む、ネットワーク側機器。
26. 端末に対して少なくとも二つのマッピング関係を配置する場合、異なるマッピング関係は、ＤＣＩの異なるターゲットパラメータに対応し、
    そのうち、前記ＤＣＩのターゲットパラメータは、
    前記ＤＣＩのフォーマット、
    前記ＤＣＩに対応する無線ネットワーク臨時標識ＲＮＴＩ、
    前記ＤＣＩに対応する制御リソースセット、及び
    前記ＤＣＩに対応するサーチスペース、のうちの少なくとも一つを含む、請求項２５に記載のネットワーク側機器。
27. 前記ネットワーク側機器は、
    前記非許可スケジューリング配置セットが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含む場合、非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値を配置するための第一の無線リソース制御ＲＲＣ配置情報を端末に送信するための第二の送信モジュールをさらに含み、
    そのうち、前記ＤＣＩは、さらに第一の指示情報を指示し、前記第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つである、請求項２５に記載のネットワーク側機器。
28. 前記ネットワーク側機器は、
    前記非許可スケジューリング配置セットが少なくとも二つの非許可スケジューリング配置を含む場合、非許可スケジューリング配置セットのうちの非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻のオフセット値セットを配置するための第二のＲＲＣ配置情報を端末に送信するための第三の送信モジュールであって、前記オフセット値セットは、少なくとも二つのオフセット値を含む第三の送信モジュールをさらに含み、
    そのうち、前記ＤＣＩは、さらに第一の指示情報と第二の指示情報を指示し、前記第一の指示情報は、第一の非許可スケジューリング配置の伝送開始時刻を指示するために用いられ、前記第一の非許可スケジューリング配置は、前記非許可スケジューリング配置セットのうちのいずれか一つであり、前記第二の指示情報は、前記オフセット値セットのうちの一つのオフセット値を指示するために用いられる、請求項２５に記載のネットワーク側機器。
29. 前記ネットワーク側機器は、
    異なる非許可スケジューリング配置に対応する異なる復調リファレンス信号ＤＭＲＳパラメータを配置するための第二の配置モジュールをさらに含み、
    そのうち、ＤＭＲＳパラメータは、
    ＤＭＲＳポート、
    ＤＭＲＳポートによって使用される直交カバーコードＯＣＣ、及び
    ＤＭＲＳスクランブル標識、のうちの少なくとも一つを含む、請求項２５に記載のネットワーク側機器。
30. 前記ネットワーク側機器は、
    ターゲットインデックスによって占有されるビット数を配置するため、又は、配置される非許可スケジューリング配置セットの数に基づき、ターゲットインデックスによって占有されるビット数を配置するための第三の配置モジュールをさらに含む、請求項２５に記載のネットワーク側機器。
31. 前記ネットワーク側機器は、
    各非許可スケジューリング配置の標識を配置するための第四の配置モジュールであって、異なるタイプの非許可スケジューリング配置の標識は、ジョイント番号、又は、独立番号である第四の配置モジュールをさらに含む、請求項２５に記載のネットワーク側機器。
32. プロセッサ、メモリ、および、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行される時、請求項９～１５のいずれか１項に記載の非許可スケジューリング配置の方法のステップを実現させる、ネットワーク側機器。
33. コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、請求項１～８のいずれか１項に記載の非許可スケジューリング配置の方法のステップを実現させるか、又は前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、請求項９～１５のいずれか１項に記載の非許可スケジューリング配置の方法のステップを実現させる、コンピュータ可読記憶媒体。

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