JP2022514749A - 接続構造 - Google Patents
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Abstract
Description
遠心分離対象となるサンプルはサンプル格納部内に保管され、このようなサンプル格納部は遠心ロータによって回転的に駆動される。このプロセスにおいて、遠心ロータは、典型的には、電気モータによって駆動される鉛直なドライブシャフトによって回転される。遠心ロータとドライブシャフトとの間の連結は、典型的には、遠心ロータのハブによってなされる。
図1に示される状態において、遠心モータのドライブシャフト104上には、そのハブ110によって遠心ロータ102が配置される。プロセスにおいて、フック118は、それらの面取り部138でドライブシャフト104の面取り部136と接触する状態となり、フック118が溝132に係合するまでレバーアーム114をシャフト軸Wに対して外方向にそらすことにより、上部突出部134の背後に係合する(図2参照)。したがって、ここで、2つの面取り部136,138は、フック118がドライブシャフト104に引っかかるまたは絡まることを防止することによって、ロック補助を提供する。
このような実験室遠心分離機200は通常の態様で形成され、前側部204に設けられる制御盤206と蓋208とを備える、筐体202を有することがわかる。蓋208は、遠心分離機格納部210を閉めるために設けられる。遠心ロータとして遠心分離機格納部210には固定角度ロータ12が設けられ、固定角度ロータ12は、遠心モータのドライブシャフトによって駆動され得る(いずれも図示せず)。
100 好ましい実施形態における本発明にしたがう接続構造
102 遠心ロータ
104 ドライブシャフト
106 レバー、第1ロック要素
108 レバー106の軸
110 ハブ
112 ドライブシャフトのための受容空間
114 レバーアーム
116 作動アーム
118 フック
120 ハブ110の内側六角形
122 ドライブシャフト104の外側六角形
124 ハブ110の内側円錐
126 ドライブシャフト104の円錐セクション
128 ハブ110の内側円筒
129 ハブ110へのベアリングブロックのねじ留め
130 ベアリングブロック
131 軸108のためのベアリングブロック130上のカンチレバー
132 溝
134 溝132の上部突出部、第2ロック要素
136 ドライブシャフト104上の面取り部
137 外側六角形の形態における溝132の周方向構造
138 フック118上の面取り部
140 ハブの円筒キャビティ
142 蓋形状の閉鎖要素
143 ハブ110への閉鎖要素142のねじ留め
144 開口部
146 作動要素
148 押ボタン、作動要素146の本体
150 カラー
152 突出部
154 円錐内側輪郭を有するセクション、接触面
156 作動アーム116上のレバー106の対合接触面
158 ベアリングブロック130の隆起部
160 凹部
162 コイルばね
164 開口部144の円錐勾配を有するセクション
166 作動要素146の円錐対合セクション
168 作動アーム116の外点
170 レバーアーム114のロック点
200 実験室遠心分離機
202 筐体
204 前側部
206 制御盤
208 蓋
210 遠心分離機格納部
α シャフト軸Wに対する接触面154の勾配
B 作動要素146の作動方向
M レバー106の質量中心
W’ シャフト軸
このような実験室遠心分離機200は通常の態様で形成され、前側部204に設けられる制御盤206と蓋208とを備える、筐体202を有することがわかる。蓋208は、遠心分離機格納部210を閉めるために設けられる。遠心ロータとして遠心分離機格納部210には固定角度ロータ12が設けられ、固定角度ロータ12は、遠心モータのドライブシャフトによって駆動され得る(いずれも図示せず)。
Claims (18)
- 遠心ロータ(102)とシャフト軸(W)に沿って延在する遠心モータのドライブシャフト(104)との間の接続構造(100)であって、遠心ロータ(102)およびドライブシャフト(104)の要素のうちの一方に第1ロック要素(106)が設けられ、遠心ロータ(102)およびドライブシャフト(104)の要素のうちの他方に第2ロック要素(134)が設けられ、前記第1ロック要素(106)は、接続のロック状態において前記第2ロック要素(134)と係合され、ロック解除状態において係合解除され、遠心ロータ(102)およびドライブシャフト(104)の要素のうちの一方に作動手段(146)があり、その作動が前記第1ロック要素(106)を前記第2ロック要素(134)から係合解除させ、これにより前記遠心ロータ(102)が前記ドライブシャフト(104)から取外し可能となることを特徴とする、接続構造(100)。
- 前記第1ロック要素はレバー(106)であり、そのレバーアーム(114)が、好ましくは、前記シャフト軸(W)に平行な平面において移動可能であり、前記レバーアーム(114)は、特に前記シャフト軸(W)を含む平面において移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の接続構造(100)。
- 前記レバー(106)が軸(108)の周りに枢動可能に設置されることを特徴とする、請求項2に記載の接続構造(100)。
- 前記レバー(106)が前記レバーアーム(114)から反対側に設けられる作動アーム(166)を有し、前記軸(108)が、好ましくは、前記レバーアーム(114)と前記作動アーム(116)との間に設けられることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の接続構造(100)。
- 前記軸(108)から前記作動アーム(116)の外点の距離が、前記軸(108)から前記レバーアーム(114)のロック点の距離よりも大きい、または前記軸(108)から前記レバーアーム(114)のロック点の距離と等しいことを特徴とする、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記第1ロック要素(106)が、遠心力の影響下で前記第2ロック要素(134)と係合するように形成され、好ましくは、前記第1ロック要素(106)の質量中心が、請求項4または請求項5に記載の作動アーム(114)に、特に前記シャフト軸(W)に対して前記軸(108)の後方に位置することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記作動手段(146)が前記第1ロック要素(106)の対合接触面(156)のための接触面(154)を有し、前記接触面(154)および前記対合接触面の2つの面のうち1つは、少なくとも前記接続構造(100)の前記ロック状態において、前記作動手段(146)の作動が前記第1ロック要素(106)を枢動させるように、前記作動手段(146)の作動方向(B)における傾斜経路を有し、前記接触面(154)は、好ましくは、前記シャフト軸(W)の軸方向に傾斜するように、および/または、前記シャフト軸(W)に向かうように延びることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記接触面(154)が、前記シャフト軸(W)に対して、20°~70°の範囲、好ましくは30°~60°の範囲、特には35°~55°の範囲、優先的には45°の勾配(α)を有することを特徴とする、請求項7に記載の接続構造(100)。
- 前記作動手段(146)が少なくともある領域でスリーブのように形成され、請求項7または請求項8に記載の接触面(154)は、好ましくは、前記作動手段(146)の内側に設けられることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記作動手段(146)が作動径路に沿って作動可能であり、前記接触面(146)は、前記作動径路の全体をとおして、前記対合接触面(156)が前記接触面(146)に当接するように形成されることを特徴とする、請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記作動手段(146)が作動方向(B)に逆らって予圧される(162)押ボタン(148)として形成されることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記第1ロック要素(106)が前記遠心ロータ(102)上に設けられることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記第2ロック要素(134)が、前記ロック状態において前記第1ロック要素(106)が背後に係合する、前記ドライブシャフト(104)の突出部(134)であることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記作動手段(146)が前記遠心ロータ(102)上に存在することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記接続構造がスナップイン接続を提供し、解除可能であるように設計されるクリップ接続の枠組み内でロックが行われることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造。
- 少なくとも2つの第1ロック要素(106)、好ましくは3つの第1ロック要素(106)があることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
- 前記第1ロック要素が前記第2ロック要素との係合の方向に予圧されることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造。
- 前記第1接続手段(106)がロック補助として機能する少なくとも1つの面取り部(138)を有し、前記面取り部(138)は、好ましくは、前記レバー(106)の長手方向延長に平行に位置することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の接続構造(100)。
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