JP2022514062A - 泡立て容器及び泡立ち飲料の作製方法 - Google Patents

泡立て容器及び泡立ち飲料の作製方法 Download PDF

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Abstract

内容積を画定する側壁及びベースと、上述の内容積に上述の飲料又は成分を充填するための開口部と、を備えた飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器であって、上述のベース及び/又は側壁の内表面が、内表面に接続された、及び/又は内表面に形成された、少なくとも1つの主突起部及び/又は主凹み部を備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、飲料を泡立てるための容器に関する。本発明は更に、泡立て容器で泡立ち飲料を作製する方法、及び泡立て容器の使用に関する。本発明は、最終的に、泡立て容器及びスチームワンドを備える装置に関する。
生乳及び/又はUHT乳、酪農牛乳並びに/あるいは植物性ミルク(fresh and/or UHT dairy and/or non-dairy milks)からマイクロフォーム(micro-foam)を生成するために、泡立て容器(ジャグとも呼ばれる)を使用することが知られている。
標準的なコーヒーマシンに接続された従来の泡立てワンドを使用して、スチーム流が泡立て容器内のミルクに送られ、飲料を温め、空気を取り込んで、気泡の層の生成を可能にする。
この気泡層は、カプチーノ、フラットホワイト、及び/又はチョコレート調製物などの飲料調製物を楽しむことを好む消費者によって理解されるように、高い厚さ、均質性、及び持続時間を示す必要がある。
これらの従来の容器は、それにもかかわらず、本質的にミルクと水のエマルションに取り込まれたマイクロバブルからなる高品質な気泡層を生成するために、操作者の豊富な経験を必要としている。
実際に、泡立てワンドからのスチームの注入中、操作者は、マイクロバブルを生成するためにスチーム及び空気をミルクに取り込むことが可能になるように、容器内のミルクを同時にすすぎ回し(swill)する必要がある。この動作は、飲料を焦がさないために、ジャグの中の飲料をすすぎ回ししながら、容器内の正しい温度を同時にチェックして、所望のマイクロフォームを得るための特定のレベルの能力を必要とする。所望の温度(60~80℃)に達すると、操作者はスチームの注入を停止し、得られた気泡を、提供される飲料調製物の上に注ぐ。
ミルクの泡立て動作は更に、スチームが連続的に注入されている間に操作者が容器を取り扱う必要があるという事実に起因して、安全上のリスクを生じさせる。
したがって、公知の泡立てジャグの挙動及び/又はそのようなジャグの使用結果を模倣する解決策を提供し、使用を簡単にすることが有利である。
更に、安全性の問題を克服する解決策を提供することが有利である。
加えて、操作者によるジャグの更なる手動操作を必要とすることなく、スチーム流の下に充填されたジャグを単に配置することによって、高品質の気泡層を保証する、使いやすい解決策を提供することが有利である。
最後に、操作者が泡立てプロセス中にジャグに集中する必要がない解決策を提供し、操作者の時間を節約することが有利である。
したがって、本発明の実施形態の目的は、使いやすい泡立て容器への高い要求を満たして、本明細書で開示されるか否かに関わらず、先行技術の少なくとも1つの問題を克服若しくは軽減することである。
本発明の第1の態様によれば、内容積を画定する側壁及びベースと、上述の内容積に飲料を充填するための開口部とを備えた飲料を泡立てるための容器であって、上述のベース及び/又は側壁の内表面が、内表面に接続された、及び/又は内表面に形成された、少なくとも1つの主突起部及び/又は主凹み部を備えることを特徴とする、飲料を泡立てるための容器が提供される。
いくつかの実施形態では、主突起部は凸状突起部を備えてもよく、かつ/又は主凹み部は凹状凹み部を含んでもよい。いくつかの実施形態では、主突起部は、ベースから延びるドーム又はドーム形状の突起部を備える。他の実施形態では、主凹み部は、ベースに形成されたくぼみ又はポケットを備えてもよく、これはいくつかの実施形態ではドーム形状であってもよい。
いくつかの実施形態では、上述のベース、主突起部及び/又は主凹み部は、インピンジメント(impingement)を更に備えてもよい。上述のインピンジメントは、副突起部及び/又は副凹み部を備えてもよく、これらは、主突起部から主凹み部の中へと延びてもよく、容器の主突起部、主凹み部及び/又はベースに向かって流れる流体の流れを分割するように配置されてもよい。したがって、インピンジメントは、泡立てワンドを出るスチームの流れ、特に、容器の主隆起部、主陥没部及び/又は基部に近いスチーム流における乱流を発生させることができる。
好ましい実施形態では、主突起部は凸状突起部を備えてもよく、インピンジメントは、凸状突起部から延びる副突起部の形態であってもよい。いくつかの実施形態では、該副突起部又は各副突起部は、凸状突起部及び/又は上述のベースに対して中央に配置されてもよい。このような実施形態では、1つ以上の副突起部を延ばす主凸状突起部の組み合わせは、スチームワンドからのスチームが分割されて所望のバブル又はマイクロバブルを形成するための特に効果的な乱流生成表面(turbulence generating surface)を作る。
更なる実施形態では、副突起部及び/又は副凹み部は、V字形の断面の突起部又は凹み部、U字形の断面の突起部又は凹み部、半球、スパイク、円錐、ビーズ、及び楔形の群から独立して選択されてもよい。
該インピンジメント又は各インピンジメントは、1mm~50mm、又は容器の内容積の高さの1%~50%の長さを有してもよい。
副突起部又は副凹み部は、主突起部又は主凹み部の高さの50%、40%、30%、25%又は20%以下の高さを有してもよい。
副突起部又は副凹み部は、主突起部から、又は主凹み部の中に、3cm、2cm、1.5cm、又は1cm以下延びてもよい。
いくつかの実施形態では、主突起部及び/又は主凹み部は、ベース及び/又は側壁と一体的に形成されてもよく、又はこれに固定的に接続されてもよい。他の実施形態では、主突起部及び/又は主凹み部は、側壁及び/又はベースに取り外し可能(removably)に接続されたインサート(insert)を備えてもよい。
いくつかの実施形態では、副突起部及び/又は副凹み部は、上述のインサートに接続されても、又はそこに形成されてもよい。インサートは、フック、弾性クランプ、バヨネットコネクタ、ねじコネクタ(スクリューねじなど)、及び/又はスナップオンコネクタ上のスナップなどの、ベース及び/又は側壁コネクタを備えてもよい。
インサートは、主突起部及び/又は主凹み部を形成又は接続するフレーム又はバスケットを備えてもよい。いくつかの実施形態では、インサートは、ベース及び周壁(peripheral side wall)を有する実質的に円筒形のインサートを備えてもよく、主突起部及び/又は主凹み部は円筒のベース上にある。
主突起部、主凹み部及び/又はベースは、複数のインピンジメントを備えてもよい。上述の複数のインピンジメントは、規則的なパターンで配置されてもよい。パターンは、例えば、2×1、2×2、3×1、3×2、3×3、4×1、4×2、4×3、4×4などの規則的な行列、例えば、特に少なくとも2×2行列であってもよい。パターンは、例えば、渦形状、螺旋形状、円径、正多角形などを含んでもよい。更なる実施形態では、複数のインピンジメントは、ランダムに配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、該インピンジメント又は各インピンジメントは、上述のベースの実質的に中央に、又は上述のベースの中央に向かって配置されてもよい。あるいは、該インピンジメント又は各インピンジメントは、上述のベースの中央に対して偏心して(eccentric)配置されてもよい。
更なる実施形態では、該インピンジメント又は各インピンジメントは、側壁上に配置されてもよい。
容器は、ハンドル及び/又は把持部分などのハンドリング手段(handling means)を備えてもよい。他の実施形態では、ハンドリング手段は、熱ジャケット(thermal jacket)などの断熱チャンバ(thermally isolating chamber)を備えてもよい。把持手段は、いくつかの実施形態において、容器のテクスチャ加工された断熱された部分を備えてもよい。ハンドルは、断熱材料を含んでもよい。
本発明の第2の態様によれば、本発明の第1の態様の容器を用いて泡立ち飲料又は飲料の泡立ち成分を作製する方法であって、容器に飲料又はその成分を充填するステップと、飲料又は成分内にスチームワンドのスチーム出口を浸漬するステップと、スチームワンドを通してスチームを上述の飲料又は成分に供給するステップとを含む方法が提供される。
いくつかの実施形態では、飲料又は成分は、ミルク、クリーマー、又はミルク代用物(milk substitute)を含む。ミルクは、例えば、全乳(whole)、スキムミルク(skimmed)、半スキムミルク(semi-skimmed)又はUHTミルク(UHT milk)を含んでもよい。
本発明の第3の態様によれば、飲料又は飲料の成分を泡立てるための、本発明の第1の態様の容器の使用方法が提供される。
この使用方法は、容器を飲料調製マシンのスチームワンドと組み合わせて使用することを含み得る。
本発明の第4の態様によれば、泡立ち飲料を作製するための装置であって、本発明の第1の態様による容器と、スチームワンドと、スチーム供給部とを備える装置が提供される。
装置は、コーヒーマシンを含んでもよい。
本発明の第5の態様によれば、飲料又は飲料の成分を泡立てるためのシステムであって、このシステムは、スチームワンドを有する飲料マシンと、本発明の第1の態様の容器とを備えるシステムが提供される。飲料マシンは、好ましくはコーヒーマシンである。
本発明の第1の態様による飲料を泡立てるため容器の第1の実施形態の断面図を示す。 泡立てプロセス中にスチームが上述の容器内に注入されたときの、スチーム流の方向が強調されている、図1の実施形態の断面図を示す。 本発明の第1の態様の副隆起部の形態のインピンジメントの断面図を示す。 本発明の第1の態様の第2の実施形態の断面図を示す。 本発明の第1の態様の第3の実施形態の断面図を示す。 本発明の第1の態様の第4の実施形態の断面図を示す。 容器をインサートと共に備える、本発明の第1の態様の第5の実施形態の断面図を示す。
本発明がより明確に理解され得るように、本発明の実施形態は、添付の図面を参照して単に例として説明される。
以下の図を参照すると、同様の数字は、同様の構成要素を説明する。
まず図1を参照すると、飲料を泡立てるための容器(1)の一実施形態の側面断面図が示されている。
この実施形態は、飲料を泡立てるための容器(1)を備える。容器(1)は、実質的に円形のベース(6)に接続された側壁(4)への開口部(2)を備え、これらは共に容器(1)の内容積(7)を画定する。ベース(6)は、開口部(2)に面する内表面(60)と、容器(1)の外部底部を表す外表面(61)とを備える。2つの表面(60、61)は、概ねドーム形状である主突起部(600)を画定し、これは内容積(7)内に延びる。突起部(600)の内表面(60)から内容積(7)に向かって突出することにより、副突起部(8)の形態のインピンジメントが提供される。副突起部は、概ね円錐状のスパイク形状である。容器(1)は、側壁(4)から延びる注ぎ口(10)と、側壁(4)から注ぎ口(10)と正反対の位置に延びるハンドル(12)とを更に備える。
容器(1)の側壁(4)は、実質的に円筒形の形状を有するが、円錐台形状を形成するように部分的にテーパになっており、最大直径は容器(1)のベース(6)に対応し、最小直径は頂部の開口部(2)に対応するか、又はその逆である。
他の実施形態では、ベース(6)は、例えば正方形、楕円形、又は多角形などの異なる形状を有することができる。
注ぎ口(10)は、容器(1)の高さの少なくとも半分にわたって側壁(4)に沿って開口部(2)の外周からベース(6)に向かって延び、ベースに向かって内向きにテーパになっている。
側壁(4)の注ぎ口(10)と正反対に、ハンドル(12)が提供され、飲料に注入されたスチームによって容器の表面が加熱されるときに、容器(1)を安全に持ち上げ、使用することを可能にする。ハンドル(12)は、カップ用の標準的なハンドルの形態であるが、異なるハンドルを使用することもできる。例えば、泡立てプロセス中に操作者の手に対して容器(1)を断熱することを可能にする任意のハンドリング手段を使用することができる。これは、例えば、ポリマー材料として、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ乳酸(PLA)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ゴム、シリコーン、及び/又はこれらの組み合わせ、木材及び/又はガラスを使用することができるので、側壁(6)の内表面と外表面との間の断熱チャンバ及び/若しくは間隙(熱ジャケットなど)、並びに/又は側壁(6)の外表面に直接及び/又は間接的に適用される断熱把持材料(thermally isolating gripping materials)を含む。
図1の容器(1)のベース(6)の突起部(600)は、ベースに、内容積(7)に向かって延びる副突起部(8)の形態のインピンジメントの頂点からドーム形状を与える。上述のインピンジメントは、逆V字形断面形状を有する円錐状スパイクの形状をしているが、例えば、円錐台、半球、楔形、又はビーズ形状などの他の形状を使用することもできる。更なる実施形態(図示せず)では、副突起部(8)のV字形形状は、ベース(6)のドーム形の突起部(600)内に延びるように反転させることができ、副凹み部を形成し、その結果、V字形状の頂点は、容器(1)の開口部(2)から外表面(61)に向かって離れることができる。
また、副突起部(8)は更に、ベース(6)の内表面(60)の実質的に中央に配置されているが、他の位置、例えば、内表面(60)の中央に対する偏心位置を選択することもできる。
加えて、図1の容器(1)の副突起部(8)は、単一のインピンジメントであるが、他の実施形態では、例えば行列の、及び/又は円若しくは同心円の構造パターンで分布された複数のインピンジメントが存在してもよい。これらの複数のインピンジメントはまた、主突起部(600)及び/又はベース(6)の内表面(60)上にランダムに分布させることもできる。
他の実施形態では、ベース(6)はまた、側壁においてベースの周辺部から延びるのではなく、側壁(4)に部分的に設置され、側壁(4)から離間している主突起部(600)が存在し得る。副突起部(8)は、この主突起部(600)上に、主突起部(600)に対して中央位置に又は偏心位置に配置することができる。更に、複数の副突起部(8)を使用し、構造パターン及び/又はランダムパターンで配置することができる。
いくつかの実施形態では、主突起部(600)は、側壁(4)上に配置することができ、副突起部(単数又は複数)(8)は、図1に記載したものと同じ方法で、主突起部(600)上に配置されてもよい。これらの実施形態では、主突起部(600)は、ベース(6)の一部ではなく、側壁(4)から内容積(7)に向かって横方向に突起する。これらの実施形態では、主突起部(600)は、容器(1)の側壁(4)に部分的又は全体的に係合する(engage)ことができ、側壁(4)の周辺部に沿って位置づけられ側壁(4)から内容積(7)に向かって突き出し、使用中に従来のスチーム/泡立てワンドから出るスチームの流れを直接及び/又は間接的に遮ることができる。このような突起部(600)はまた、スチーム流を遮り、スチーム流を分割し、飲料内部で激しい乱流運動を発生させる、副突起部(8)を備えることができる。副突起部(8)は、スチーム/泡立てワンドのスチーム流の下に配置されると流れを遮り、スチーム流を分割して複数の方向に径方向に逸らし、飲料内での渦運動(例えば乱流)の生成を可能にし、それにより、空気の取り込みを促進し、したがって微細な気泡の作製を促進する。
ここで図2を参照すると、図1に記載される容器(1)は、(図示されていないスチームワンドからの)泡立てプロセス中のスチーム(STEAM)流の方向(14)の表示と共に、側断面図で表されている。
使用中、図1の容器(1)に、泡立てられる飲料又は泡立てられる飲料の成分を充填する。この飲料又は成分は、生乳及び/又はUHT乳(スキムミルク又は全乳)並びに/あるいは植物性ミルク(例えば、オートミルク、ライスミルク、ココナッツミルク、アーモンドミルク、豆乳)であり得る。他の飲料調製物は、例えばチョコレート調製物であり得る。次いで、容器(1)は、操作者によって、泡立てワンドの出口又はノズルが飲料に浸漬され、ほぼ副突起部(8)に向けられるような方法で、従来の飲料調製マシン(例えば、図示されていないコーヒーマシンなど)の泡立てワンドの下に配置される。次いで、飲料を泡立てるために、スチームが泡立てワンドに送られる。ジャグをスチーム流の方向の下に配置した後、操作者によるジャグの更なる手動操作を必要とせずに、この位置に残すことができる。容器(1)は、泡立てプロセス全体の間、同じ位置に維持される。スチーム流は、方向(14)に沿って内容積(7)にアクセスし、スチーム流を径方向に分割する副突起部(8)によって遮られ、スチーム及び空気の取り込みを可能にする渦流を作る乱流の発生を可能にし、微細な気泡を生成する。特定の温度(60~70℃)に達すると、泡立てプロセスが停止され、スチーム流が中断され、細かく泡立った飲料が得られる。
本発明の容器で使用するための上述の副突起部(8)の好ましい形状が、図(3)に示されている。副突起部(8)は、上述の円錐体(84)を有する円錐形状(80)と、円錐体(84)の外表面の周りに突出する平坦なトロイド構造(toroid structure)(82)とを備える。図3の副突起部(8)は、図1の容器(1)又は任意の他の容器において使用されてもよい。
ここで図4を参照すると、本発明の容器(11)の更なる実施形態の側断面図が示されている。
容器(11)は、離間した内表面(160)及び外表面(161)を含むベース(16)を備える。内表面(160)は凹状であり、その外周は側壁(15)の内表面に当接する。内表面(160)は、ベース(16)内に主凹み部を形成する。
これらの実施形態では、スチームの流れが容器(11)内に注入されると、それが凹面(160)に当たり、その方向を逸らして容器(11)に収容された飲料内に乱流を生成する。この乱流は、マイクロバブル(マイクロフォーム)の微細な層を生成する空気の取り込みを可能にする。
ここで図5を参照すると、本発明の第1の態様の容器(21)の更なる実施形態の側断面図が示されている。
容器(21)は、側壁(24)と、内表面(260)及び外表面(261)によって画定され、主凹状凹み部を画定するベース(26)とを備える。円錐状スパイクの形態の単一の副突起部(28)は、ベース(26)の内表面(260)の実質的に中央に配置され、容器(21)の内容積内に延びる。
副突起部(28)は、複数の突起部を備えることができ、ベース(26)の中央に対して中央に又は偏心して配置することができる。複数の突起部の場合、ランダムな及び/又は規則的な構造/展開で突起部を広げることができる。
副突起部(単数又は複数)(28)はまた、図3に記載したものと同じタイプであってもよい。
いくつかの他の実施形態では、図4及び図5の内表面及び外表面(それぞれ160、161及び260、261)は、凹状又は凸状のベースではなく平坦なベースを形成してもよい。単一又は複数の突起部は、平坦なベースに、中央に又は偏心して配置することができる。上述の突起部(単数又は複数)は、図3に記載されたようなものであり得る。
いくつかの他の実施形態では、主凹み部は、側壁(4)上に、例えば、側壁(4)に形成された凹状領域上に生成することができ、副突起部(単数又は複数)の形態のインピンジメント(単数又は複数)は、図1に記載されたものと同じ方法でこの凹み部内に配置され得る。
図6を参照すると、本発明の更なる容器(31)の側断面図が示されている。
上述の容器(31)は、側壁(34)と、内表面及び外表面(360、361)によって画定されるベース(36)と、を備える。ベース(36)の内表面(360)は、凹状の形状を有する。副凹み部(38)の形態のインピンジメントは、V字形断面形状又は円錐形のスパイク形状を有し、上述のベース(36)内に延びる。
副凹み部(38)は、ベース(36)内に形成又は切り込まれた円錐の形状であるが、任意の更なる形状、例えば半球、楔形、又は立方体形状を使用することができる。単一の副凹み部(38)又は複数の副凹み部が存在してもよく、副凹み部は、ベース(36)の中央に対して、中央に又は偏心して配置され得る。
複数の突起部及び/又は凹み部は、ランダムな及び/又は規則的なパターン/展開で広がり得る。
図1、図2、図4、図5、図6の容器(1、11、21、31)は、ステンレス鋼材料、セラミック及び/若しくはポリマー基材、並びに/又はこれらの組み合わせで作製することができる。
最後に図7を参照すると、本発明の第1の態様の容器を形成するために、容器(701)がそこに接続されたインサート(700)と共に示されている。容器(701)は、平坦なベース(706)と、ベース(706)の周囲に延びる側壁(704)とを含む。
インサート(700)は、飲料泡立て容器(701)の側壁(704)に上述のインサート(700)を接続するための接続手段(702)を備える。インサート(700)は、ドーム形状のベースの形態の主突起部(760)を含み、これはドーム形状の主突起部(760)の頂部から延びるスパイク形状の副突起部(708)の形態のインピンジメントを更に備える。
インサート(700)は、側壁(704)の縁部の構成に応じて、例えばフック、弾性クランプ、バヨネット接続部、ねじ接続部(スクリューねじなど)、及び/又はスナップオン接続部を備え得る上述の接続手段(702)を通じて、現在技術の飲料泡立て容器(701)に取り外し可能に接続される。
インサート(700)は、容器の側壁(704)に接続されると、ベース(706)から容器(701)内に延びる主突起部を形成し、したがって容器(704)を本発明による容器に変換する。
主突起部(760)及び副突起部(708)は、例えば、図1及び図3の実施形態に関して既に説明されているタイプのものであってもよい。
インサート(700)は、例えば、ステンレス鋼、ポリマー基材、ゴムシリコーン、ガラス、セラミック、及び/又はこれらの組み合わせで作製することができる。
使用時には、最新技術の飲料泡立て容器(701)に挿入され、接続手段を介して側壁(704)に固定されると、インサート(700)は、図1及び図6の容器(1)について説明したように動作する。
図1、図2、図4、図5、図6及び図7の容器(1、11、21、31、701)の全てに、飲料マシン、特にコーヒーマシンのスチームワンドの真下で使用することができ、ミルクなどの好適な飲料材料又は成分を充填することができる。

Claims (23)

  1. 内容積部を画定する側壁及びベースと、前記内容積に飲料又は飲料の成分を充填するための開口部とを備えた飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器であって、
    前記ベース及び/又は前記側壁の内表面が、該内表面に接続された及び/又は該内表面に形成された、少なくとも主突起部及び/又は主凹み部を備えることを特徴とする飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  2. 前記主突起部は凸状突起部を備える請求項1に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  3. 前記主凹み部は凹状凹み部を備える請求項1に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  4. 前記主突起部及び/又は前記主凹み部は、インピンジメントを更に備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  5. 前記インピンジメントは、副突起部及び/又は副凹み部を備える請求項4に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  6. 前記主突起部は凸状突起部を備え、前記インピンジメントは副突起部を備える請求項5に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  7. 前記副突起部は、前記凸状突起部から延びる請求項6に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  8. 前記副突起部は、前記凸状突起部及び/又は前記ベースに対して中央に配置されている請求項7に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  9. 各副突起部及び/又は副凹み部は、ドーム、スパイク、半球、円錐、ビーズ、及び楔形を含む群から独立して選択される形状を備える請求項5乃至8のいずれか1項に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  10. 前記副突起部及び/又は副凹み部は、複数のインピンジメントを備える請求項5乃至9のいずれか1項に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  11. 前記複数のインピンジメントは、一つのパターンで配置される請求項10に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  12. 前記複数のインピンジメントは、ランダムに配置される、請求項10に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  13. 前記インピンジメント又は各インピンジメントは、前記ベースの中央に配置される請求項4乃至12のいずれか1項に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  14. 前記インピンジメント又は各インピンジメントは、前記ベースの中央に対して偏心して配置される請求項4乃至12のいずれか1項に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  15. 前記インピンジメント又は各インピンジメントは、前記側壁上に配置されている、請求項4乃至12のいずれか1項に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  16. 前記主突起部及び/又は主凹み部は、前記側壁及び/又は前記ベースに着脱可能に又は固定的に接続されたインサートを備える請求項1乃至15のいずれか1項に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  17. 前記副突起部及び/又は副凹み部は、前記インサートに接続されている、又は前記インサートに形成される請求項5乃至15のいずれか1項に従属する場合の請求項16に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  18. 前記インサートは、フック、弾性クランプ、バヨネットコネクタ、ねじコネクタ、又はスナップオンコネクタなどの、ベース及び/又は側壁コネクタを備える請求項16又は17に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  19. 前記容器は、ハンドリング手段及び/又は注ぎ口を備える請求項1乃至18のいずれか1項に記載の飲料又は飲料の成分を泡立てるための容器。
  20. 請求項1乃至19のいずれか1項に記載の容器を用いて泡立ち飲料を作製する方法であって、
    前記容器に飲料又は飲料の成分を充填するステップと、
    前記飲料又は前記成分内にスチームワンドのスチーム出口を浸漬するステップと、
    前記スチームワンドを通してスチームを前記飲料又は前記成分に供給するステップと
    を含む方法。
  21. 飲料又は飲料の成分を泡立てるための請求項1乃至19のいずれか1項に記載の容器の使用方法。
  22. 泡立ち飲料又は飲料の成分を作製するためのシステムであって、
    請求項1乃至19のいずれか1項に記載の容器と、
    スチームワンドを備える飲料マシンと、
    を備えるシステム。
  23. 前記飲料マシンは、コーヒーマシンである、請求項22に記載のシステム。
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