JP2022511696A

JP2022511696A - 自動写真装置及びセルフ写真機

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Publication number: JP2022511696A
Application number: JP2021525289A
Authority: JP
Inventors: 思明曹
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2018-11-22
Filing date: 2019-11-05
Publication date: 2022-02-01
Also published as: CN109340524A; US20210262608A1; WO2020103684A1

Abstract

本発明は自動写真装置及びセルフ写真機を提案し、前記自動写真装置はカメラ、鉛直に設置されたガイドレール、前記ガイドレールと適合するスライダー及び一端が前記スライダーに接続されている支持板を含み、前記スライダーにはスライダー駆動機構が設置され、前記支持板の他端には水平回動機構が設置され、前記水平回動機構には俯仰回動機構が設置され、前記俯仰回動機構には支持フレームが設置され、前記カメラは反転機構を介して前記支持フレームと接続されている。本発明によれば、人々が様々な角度、様々なスタイル且つよりプロな写真を撮るのを補助でき、撮った写真がより自然で美しいとともに、撮影の効率を向上させて、撮影者の異なる需要を大いに満足させる。【選択図】図１

Description

本発明は撮影の分野に関し、特に自動写真装置及びセルフ写真機に関する。

今では、地下鉄の駅或いは証明書発行コーナーには、人々がセルフサービスで写真を撮るために、通常一台の写真機器が設置されている。しかしながら、これらの写真機器の多くは、証明写真撮影用である。インターネットの発展により、人々はますます自撮りを好んで、そしてネットを通じて写真を例えばウィチャットのモーメンツ又はウェイボーに投稿するようになっている。ところが、写真機器の多くは携帯電話で撮影しているのに対して、携帯電話は技術の制限により、自撮りに利用されるフロントカメラの画素度が往々にしてあまり高くない上に、携帯電話で写真を撮る場合、手で持つ距離が比較的近いため、上半身しか写せない。友達と集合写真を撮る場合も、人数があまり多くてはいけず、現代人の写真に対する需要を満足させることは到底できない。

従来技術における問題を解決するために、本発明は、高精細度効果を撮影できるとともに、様々な角度から撮影できる自動写真装置及びセルフ写真機を提案する。

本発明は自動写真装置を提案し、前記自動写真装置はカメラ、鉛直に設置されたガイドレール、前記ガイドレールと適合するスライダー及び一端が前記スライダーに接続されている支持板を含み、前記スライダーにはスライダー駆動機構が設置され、前記支持板の他端には水平回動機構が設置され、前記水平回動機構には俯仰回動機構が設置され、前記俯仰回動機構には支持フレームが設置され、前記カメラは反転機構を介して前記支持フレームと接続されている。

本発明のさらなる改良として、前記水平回動機構は前記支持板に固定されている水平回動モータ及び前記水平回動モータの出力側と固定接続されている水平回動調節板を含み、前記俯仰回動機構は前記水平回動調節板に固定されている。

本発明のさらなる改良として、前記俯仰回動機構は前記水平回動調節板に固定されている俯仰回動モータ及び前記俯仰回動モータの出力側と固定接続されている俯仰回動調節板を含み、前記支持フレームは前記俯仰回動調節板に固定されている。

本発明のさらなる改良として、前記反転機構は、前記支持フレームに固定されている反転モータ及び前記カメラに装着されている固定リングを含み、前記反転モータの出力側には駆動ギヤが設置され、前記固定リングの外周には前記駆動ギヤと噛み合う従動リングギヤが設置されており、前記カメラは一眼レフカメラであり、前記支持フレームは前記カメラを支持するための第一の支持リング及び第二の支持リングを含み、前記第一の支持リングの内側には第一の回転位置制限リング、前記第二の支持リングの内側には第二の回転位置制限リングが設けられている。

本発明はさらに機体及び上記自動写真装置を含むセルフ写真機を開示する。前記機体は片側に設けられた写真収容チャンバーを含み、前記自動写真装置は前記写真収容チャンバー内に設置されており、前記機体はさらに、前記自動写真装置と電気的に接続されているメイン制御ボード及び前記メイン制御ボードと電気的に接続されているメインディスプレイ、写真プリンター、無線伝送ユニット及び電源を含む。

本発明のさらなる改良として、前記機体の片側には送風ボックスがヒンジ接続されており、前記送風ボックスには複数の縦方向に設置されたファンが設置され、前記ファンは前記メイン制御ボードと電気的に接続されている。

本発明のさらなる改良として、前記機体の上端にはレーザープロジェクションヘッドが設置され、前記機体の前部には補助光ランプ、サブディスプレイ、シャッターボタン、硬貨投入口及びＱＲコードスキャン口が設置されており、前記機体にはさらに、前記メイン制御ボードと電気的に接続されているスピーカーが設置されている。

本発明のさらなる改良として、前記機体の上方には雨よけが設置され、前記雨よけの下面には光反射板が設けられ、前記雨よけの上面には前記メイン制御ボードと電気的に接続されているソーラーパネルが敷設されており、前記電源は蓄電池である。

本発明のさらなる改良として、前記機体２にはさらに販売窓口及び商品取出口が設けられている。

本発明のさらなる改良として、前記機体にはさらに道具収納口が設けられている。

本発明の有益効果としては、本発明によれば、人々が様々な角度、様々なスタイル且つよりプロな写真を撮るのを補助でき、撮った写真がより自然で美しいとともに、撮影の効率を向上させて、撮影者の異なる需要を大いに満足させる。

本発明の自動写真装置の構造模式図である。図１のもう一つの角度からの構造模式図である。本発明のセルフ写真機の全体構造模式図である。

図１から図３に示すように、本発明は自動写真装置を開示し、前記自動写真装置はカメラ１０１、鉛直に設置されたガイドレール１０２、前記ガイドレール１０２と適合するスライダー１０３及び一端が前記スライダー１０３に接続されている支持板１０４を含み、前記ガイドレール１０２の下端にはそのガイドレール１０２を支持する一つのベースが設置されており、前記スライダー１０３には、そのスライダー１０３がガイドレール１０２で上下にスライドできるように、スライダー１０３駆動機構が設置されている。本実施例では、前記スライダー１０３駆動機構としては、駆動モータにより伝動チェーンを駆動することでガイドレール１０２上でスライドするようにスライダー１０３を駆動し、駆動方式が簡単である。前記支持板１０４の他端には水平回動機構が設置され、前記水平回動機構には俯仰回動機構が設置され、前記俯仰回動機構には支持フレーム１１が設置され、前記カメラ１０１は反転機構を介して前記支持フレーム１１と接続されている。こうして、カメラ１０１の横向き撮影又は縦向き撮影に変えるように、カメラ１０１は反転機構を通して前記支持フレーム１１に対して反転できる。支持フレーム１１は俯仰回動機構によりカメラ１０１の撮影俯仰角度を変え、俯仰回動機構は水平回動機構によりカメラ１０１の水平方向の撮影角度を変えるが、水平回動機構は支持板１０４の駆動によりカメラ１０１の上下高さを変えることで、異なる高さの需要を有する撮影に適応させる。この自動写真装置１は、様々な角度から写真を撮ることができ、現代人の写真に対する需要により合致し、且つ撮った効果もより多彩になる。この自動写真装置１はさらに、各機構の位置又は角度調整を制御するためのコントローラーを含む。

本実施例では、前記水平回動機構は前記支持板１０４に固定されている水平回動モータ１０５及び前記水平回動モータ１０５の出力側と固定接続されている水平回動調節板１０６を含み、前記俯仰回動機構は前記水平回動調節板１０６に固定され、前記水平回動モータ１０５は水平方向で回動するように水平回動調節板１０６を駆動できるので、これにより左右回動するように俯仰回動機構を駆動できる。

本実施例では、前記俯仰回動機構は前記水平回動調節板１０６に固定されている俯仰回動モータ１０７及び前記俯仰回動モータ１０７の出力側と固定接続されている俯仰回動調節板１０８を含み、前記支持フレーム１１は前記俯仰回動調節板１０８に固定され、俯仰回動モータ１０７と水平回動モータ１０５の設置方向は互いと垂直であり、俯仰回動モータ１０７は鉛直方向で回動するように支持フレーム１１を駆動することで、カメラ１０１の俯仰撮影角度を調節することが可能である。

本実施例において、前記反転機構は、反転支持フレーム１１６を介して前記支持フレーム１１に固定されている反転モータ１１０及び前記カメラ１０１に装着されている固定リング１０８を含み、前記反転モータ１１０の出力側には駆動ギヤ１１１が設置され、前記固定リング１０９の外周には前記駆動ギヤ１１１と噛み合う従動リングギヤ１１２が設置されており、前記カメラ１０１は一眼レフカメラ１０１であり、前記支持フレームは前記カメラ１０１の前端を支持するための第一の支持リング１１３及び前記カメラ１０１の後端を支持するための第二の支持リング１１４を含み、前記第一の支持リング１１３の内側には第一の回転位置制限リング１１５、前記第二の支持リング１１４の内側には第二の回転位置制限リングが設けられており、カメラ１０１は第一の回転位置制限リング１１５及び第二の回転位置制限リング内の固定されており、反転モータ１１０は作動時に、駆動ギヤ１１１により従動リングギヤ１１２の回転を駆動することで、カメラ１０１の反転を駆動し、さらにはカメラ１０１の横向き撮影又は縦向き撮影を変える。

本発明はさらに機体２及び上記自動写真装置１を含むセルフ写真機を開示する。前記機体２は片側に設けられた写真収容チャンバー２０１を含み、前記自動写真装置１は前記写真収容チャンバー２０１内に設置されており、写真収容チャンバー２０１の外部には防護高透過ガラスが設けられており、前記機体２はさらに、前記自動写真装置１のコントローラーと電気的に接続されているメイン制御ボード及び前記メイン制御ボードと電気的に接続されているメインディスプレイ２０２、写真プリンター２０３、無線伝送ユニット及び電源を含み、前記メインディスプレイ２０２はカメラが撮影しているリアルタイムの画面、後処理された写真及びオペレーティングシステムのインターフェースを表示するためのものであり、タッチ機能を有し、写真プリンター２０３は写真をプリントアウトして、且つ機体に設置されている排紙口から送り出すか、或いは無線伝送ユニットにより携帯電話などの移動端末に接続して、写真の電子ファイルを移動端末に直接送信することが可能である。しかも、無線伝送ユニットを設置することで、無線方式により携帯電話とペアリングしてからこの自動写真装置１を操縦して、自撮りを簡単にすることが可能である。電源は機器全体に対して電気を供給する。前記無線伝送ユニットは自動写真装置１に設置できる。

本実施例において、前記機体２の片側には送風ボックス２１がヒンジ接続されており、前記送風ボックス２１には複数の縦方向に設置されたファン２０４が設置され、前記ファン２０４は前記メイン制御ボードと電気的に接続されている。送風ボックス２１を設置することで、自撮りする人に送風でき、より多くのスタイルを加えて、現代人の写真に対する需要により一層合致できる。送風ボックス２１を機体とヒンジ接続することで、送風の角度を調整して、スタイリング効果をさらに増やすことができる。

本実施例において、前記機体２の上端には、可視レーザー光で床に被撮影者の最もよい立ち位置をマークできるレーザープロジェクションヘッド２０５が設置され、前記機体２の前部には補助光ランプ２０６、サブディスプレイ２０７、シャッターボタン２０８、硬貨投入口２０９及びＱＲコードスキャン口２１０が設置されており、補助光ランプ２０６は、よりはっきり撮影するように、光を補う役割を果たせる。サブディスプレイ２０７は、写真の資格テンプレート及び支払いＱＲコードを表示することが可能であるとともに、タッチ機能も有する。前記シャッターボタン２０８は物理シャッターボタンであり、他の人に撮影してもらうのを便利にすることが可能である。前記硬貨投入口２０９及びＱＲコードスキャン口２１０はいずれも支払い手段である。前記機体２にはさらに、前記メイン制御ボードと電気的に接続されているスピーカー２１４が設置されており、音声での注意又は音楽の再生を行うことが可能である。

本実施例において、前記機体２の上方には雨よけ２１１が設置されており、前記雨よけ２１１の先端は上へ一定の角度傾くことが可能で、その下面には光反射板２１２が設けられており、逆光撮影時に光を補うことが可能である。通常の場合では、日差しを遮ったり雨を避けたりするように、下へ一定角度傾いている。前記雨よけ２１１の上面には前記メイン制御ボードと電気的に接続されているソーラーパネルが敷設されている。前記電源は蓄電池であり、こうしてソーラーパネルにより蓄電池を充電できる。

本実施例において、前記機体２にはさらに、販売機に似て、人々が飲み物や撮影の効果を高められるアクセサリーを買うのを便利にするように、販売窓口及び商品取出口２１３が設けられている。

本実施例において、前記機体２にはさらに、機体２の片側に設けられて、撮影に供するように道具を置ける道具収納口が設けられている。

本実施例において、前記支持板１０４の上端にはさらに、カメラ１０１の持ち上げテストを便利にするように、取っ手が設けられている。

このセルフ写真機によれば、撮影者の需要によって、異なる角度、且つ異なるスタイルの写真を撮ることができ、現代人の自撮りの需要を大いに満足させるとともに、操作が簡単且つ便利である。このセルフ写真機の機動性が強く、公園、ショッピングモール或いは歩行者天国に設置でき、人々の使用需要を大いに便利にする。

以上の内容は具体的な好ましい実施態様を組み合わせて本発明に対してなされた更なる詳細な説明であり、本発明の具体的な実施態様はこれらの説明に限定されると認めることができない。本発明が即する技術分野の当業者にとって、本発明の構想から逸脱することなく、さらにいくつかの簡単な推断演繹又は置換を行うことができるが、全て本発明の保護範囲に属すると見なすべきである。

１自動写真装置、
２機体、
１１支持フレーム、
１０１カメラ、
１０２ガイドレール、
１０３スライダー、
１０４支持板、
１０５水平回動モータ、
１０６水平回動調節板、
１０７俯仰回動モータ、
１０８俯仰回動調節板、
１０９固定リング、
１１０反転モータ、
１１１駆動ギヤ、
１１２従動リングギヤ、
１１３第一の支持リング、
１１４第二の支持リング、
１１５第一の回転位置制限リング、
１１６反転支持フレーム、
１１７取っ手、
２１送風ボックス、
２０１写真収容チャンバー、
２０２メインディスプレイ、
２０３写真プリンター、
２０４ファン、
２０５レーザープロジェクションヘッド、
２０６補助光ランプ、
２０７サブディスプレイ、
２０８シャッターボタン、
２０９硬貨投入口、
２１０ＱＲコードスキャン口、
２１１雨よけ、
２１２光反射板、
２１３商品取出口、
２１４スピーカー。

Claims

自動写真装置であって、カメラ、鉛直に設置されたガイドレール、前記ガイドレールと適合するスライダー及び一端が前記スライダーに接続されている支持板を含み、前記スライダーにはスライダー駆動機構が設置され、前記支持板の他端には水平回動機構が設置され、前記水平回動機構には俯仰回動機構が設置され、前記俯仰回動機構には支持フレームが設置され、前記カメラは反転機構を介して前記支持フレームと接続されている、
ことを特徴とする自動写真装置。
前記水平回動機構は前記支持板に固定されている水平回動モータ及び前記水平回動モータの出力側と固定接続されている水平回動調節板を含み、前記俯仰回動機構は前記水平回動調節板に固定されている、
ことを特徴とする請求項１に記載の自動写真装置。
前記俯仰回動機構は前記水平回動調節板に固定されている俯仰回動モータ及び前記俯仰回動モータの出力側と固定接続されている俯仰回動調節板を含み、前記支持フレームは前記俯仰回動調節板に固定されている、
ことを特徴とする請求項２に記載の自動写真装置。
前記反転機構は、前記支持フレームに固定されている反転モータ及び前記カメラに装着されている固定リングを含み、前記反転モータの出力側には駆動ギヤが設置され、前記固定リングの外周には前記駆動ギヤと噛み合う従動リングギヤが設置されており、前記カメラは一眼レフカメラであり、前記支持フレームは前記カメラを支持するための第一の支持リング及び第二の支持リングを含み、前記第一の支持リングの内側には第一の回転位置制限リング、前記第二の支持リングの内側には第二の回転位置制限リングが設けられている、
ことを特徴とする請求項３に記載の自動写真装置。
機体及び請求項１～４の何れか一項に記載の自動写真装置を含み、前記機体は片側に設けられた写真収容チャンバーを含み、前記自動写真装置は前記写真収容チャンバー内に設置されており、前記機体はさらに、前記自動写真装置と電気的に接続されているメイン制御ボード及び前記メイン制御ボードと電気的に接続されているメインディスプレイ、写真プリンター、無線伝送ユニット及び電源を含む、
ことを特徴とするセルフ写真機。
前記機体の片側には送風ボックスがヒンジ接続されており、前記送風ボックスには複数の縦方向に設置されたファンが設置され、前記ファンは前記メイン制御ボードと電気的に接続されている、
ことを特徴とする請求項５に記載のセルフ写真機。
前記機体の上端にはレーザープロジェクションヘッドが設置され、前記機体の前部には補助光ランプ、サブディスプレイ、シャッターボタン、硬貨投入口及びＱＲコードスキャン口が設置されており、前記機体にはさらに、前記メイン制御ボードと電気的に接続されているスピーカーが設置されている、
ことを特徴とする請求項５に記載のセルフ写真機。
前記機体の上方には雨よけが設置され、前記雨よけの下面には光反射板が設けられ、前記雨よけの上面には前記メイン制御ボードと電気的に接続されているソーラーパネルが敷設されており、前記電源は蓄電池である、
ことを特徴とする請求項５に記載のセルフ写真機。
前記機体にはさらに販売窓口及び商品取出口が設けられている、
ことを特徴とする請求項５に記載のセルフ写真機。
前記機体にはさらに道具収納口が設けられている、
ことを特徴とする請求項５に記載のセルフ写真機。