JP2022507900A - 照射源用の測定ツール及び放射線を測定する方法 - Google Patents

照射源用の測定ツール及び放射線を測定する方法 Download PDF

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Abstract

後で包装容器に形成される包装材料を滅菌するために使用される照射領域(2)の少なくとも1つの電子ビームエミッタ(2a~b)によって放出された放射線の送達された量を測定するための測定ツール(1)が提供される。測定ツール(1)は以下を含む:送達された放射線量の特性を別の特性に変換するように構成された少なくとも1つのトランスデューサ(3);少なくとも1つのトランスデューサ(3)を保持し、少なくとも1つのトランスデューサ(3)を照射領域(2)に挿入するように構成されたフレーム(5);及び、少なくとも1つのトランスデューサ(3)から、照射領域(2)から離れた読み出しシステム(9)への信号伝送を可能にするように構成された少なくとも1つのコネクタ(7)。前記ツールの使用、及び後で包装容器に形成される包装材料を滅菌するために使用される照射領域(2)の少なくとも1つの電子ビームエミッタ(2a~b)によって放出される放射線量を較正するための方法も提供される。【選択図】 図1

Description

本発明は、送達された放射線量を測定するための測定ツール、及び放射線を測定するための方法に関する。具体的には、ツール及び方法は、後で複数の包装容器に形成される包装材料のウェブを滅菌するために使用される照射領域で使用されるように構成される。
包装容器が食品で満たされる場合、包装容器を密封する前に、低温殺菌された(又は他の手段で処理された)製品を無菌的に加えることができるように、包装容器の材料を滅菌する必要がある。
食品の保存可能期間を延ばすために、包装材料を充填された包装容器に形成する前に滅菌することが知られている。所望の保存可能期間に応じて、及び流通と保管が冷蔵又は周囲温度のどちらで行われるかに応じて、様々なレベルの滅菌を選択することができる。しかしながら、通常、完全な微生物学的死滅が実施される。
滅菌の1つの方法は、電子ビームユニットから放出された電子によって包装材料を照射することである。送達された放射線量を最小限に抑えながら十分な滅菌を達成するために、送達される量が正確である必要がある。したがって、送達された放射線量の測定が、設置中、及び実行時間の約数百時間ごと、例えば500~1000時間ごとに定期的に実行され、その後、電子ビームユニットの較正と検証が行われる。
一部の電子ビームエミッタは独自の測定機器を備えているが、これらにはいくつかの欠点があることがわかっている。それらは不正確である可能性があり、ずれる可能性があり、望ましくないノイズレベルに関連している可能性がある。これらの問題を最小限に抑えるために、この機器の定期的な再較正が有益な場合がある。
通常、エミッタは推奨されるキャリブレーション設定も有するが、これらは必ずしも通常の動作中にエミッタが使用される特定の環境を反映しているわけではない。したがって、送達された放射線量のさらなる測定が必要である。
今日、個々の包装容器への液体食品の包装などの食品の包装において、この測定は、包装材料に取り付けられたラジオクロミックフィルムによる線量測定である。包装材料が電子ビームエミッタを通過するときにフィルムが照射領域を通過し、次に線量が手動式の較正された測定システムによって読み取られる。データ分析は手作業で行う必要があるため、望ましくないほどに長い時間がかかる。この長く詳細なプロセスで間違いがあった場合、これはプロセスが完了するまで明らかにならない。
従来技術は、送達された放射線量を首尾よく測定する。しかしながら、それは包装材料を浪費し、時間がかかり、線量測定の訓練を受けた熟練した技術者を必要とする。
本発明の目的は、従来技術の上記で特定された制限の1つ又は複数を少なくとも部分的に克服することである。特に、高速で使いやすく、通常の手順を中断する必要のない測定ツールを提供することが目的である。
本発明の第1の態様によれば、本発明の上記及び他の目的は、後で包装容器に形成される包装材料を滅菌するために使用される照射領域の少なくとも1つの電子ビームエミッタによって放出された放射線の送達された量を測定するための測定ツールによって全体的又は少なくとも部分的に達成され、提供される。測定ツールは以下を含む:送達された放射線量の特性を別の特性に変換するように構成された少なくとも1つのトランスデューサ;少なくとも1つのトランスデューサを保持し、照射領域に挿入されるように構成されたフレーム;及び、少なくとも1つのトランスデューサから、照射領域から離れた読み出しシステムへの信号伝送を可能にするように構成された少なくとも1つのコネクタ。
測定ツールは、高速で使いやすく、通常の手順を中断する必要がないという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサの少なくとも1つは、熱電対であってもよい。
熱電対は照射プロセスによって大量の熱が生成されるという点で有利であり、つまり、熱電対は正確な測定値を生成する。
少なくとも1つの熱電対は、少なくとも1つの受動要素とさらに結合されてもよい。
受動要素は、トランスデューサよりも大きな面積を有してもよく、損傷を及ぼす放射線にトランスデューサを直接露出しないという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサの少なくとも1つは、電荷コレクタであってもよい。
電荷コレクタは、使いやすく、測定結果を伝達しやすいという点で有利である。
少なくとも1つの電荷コレクタは、少なくとも1つの金属又は半導体要素を含んでもよい。
金属又は半導体要素は、電荷コレクタの効率を高めるという点で有利である。
少なくとも1つの電荷コレクタは、少なくとも1つのスリットを備えたシールドの中空管に挿入された少なくとも1つの金属又は半導体ワイヤを含んでもよい。
少なくとも1つのスリットを備えたシールドの中空管に挿入されたワイヤは、電荷コレクタを最小量の放射線に露出しながら、送達された放射線量の信頼できる測定値を提供するという点で有利である。
少なくとも1つの電荷コレクタは、耐放射線性材料でコーティングされてもよい。
耐放射線性材料は、トランスデューサの耐久性と安定性を向上させるという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサの少なくとも1つは、シンチレータであってもよい。
シンチレータは、放射線を測定するために十分に確立されており、標準化された信頼性の高い測定値が得られるという点で有利である。
少なくとも1つのシンチレータは、耐放射線性材料でコーティングされてもよい。
耐放射線性材料は、トランスデューサの耐久性と安定性を向上させるという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサの少なくとも1つは、薄膜固体検出器であってもよい。
薄膜固体検出器は、非常に小さくそして薄く作ることができるという点で有利である。
薄膜固体検出器は、電子ビームエミッタから異なる距離に配置された少なくとも2つの活性層を含んでもよい。
エミッタから異なる距離に配置された少なくとも2つの活性層は、衝突する放射線のエネルギーに関連する情報を導き出すことができる個々の信号のセットを提供してもよい。
少なくとも1つの薄膜固体検出器は、耐放射線性材料でコーティングされてもよい。
耐放射線性材料は、トランスデューサの耐久性と安定性を向上させるという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサは冷却要素に結合することができる。
冷却要素は、放射線領域がトランスデューサ及び/又はフレームを損傷するのに十分に高い温度を有し得るという点で有利である。
冷却要素は、照射領域に挿入される受動要素に結合されてもよく、受動要素を一定の温度に保つように構成されてもよい。
受動要素を一定の温度に保つことは、測定と標準化が容易であるという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサは、シールドをさらに含んでもよい。
シールドは、トランスデューサの耐久性と安定性を高め、方向性のある又は空間的な測定を可能にするという点で有利である。
シールドは少なくとも1つのスリットを有してもよい。
スリットは、より方向性のある空間的な測定を可能にし、トランスデューサに当たる放射線を低減し、それによってトランスデューサの耐久性と安定性を向上させるという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサは、低エネルギーフィルタリングシールドをさらに含んでもよい。
低エネルギーフィルタリングシールドは、ノイズを低減するという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサは、衝突する放射線に直接露出される少なくとも1つのシールド層;放射線を検出するための少なくとも1つの活性層;及びシールド層と活性層との間の少なくとも1つの中間絶縁層を含んでもよい。
これらの層は、実質的に平坦なままで、トランスデューサの測定部分を保護するという点で有利である。好ましくは、シールド層は金属製であってもよく、及び/又は接地されてもよい。絶縁層は、電気的及び/又は熱的に絶縁性であってもよい。
少なくとも1つのトランスデューサは片面であってもよい。
片面トランスデューサは、いくつかの側に電子エミッタを備えたトンネル内で1つの電子エミッタのみの測定を可能にするという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサは両面であってもよい。
両面トランスデューサは、いくつかの側に電子エミッタを備えたトンネル内でいくつかの電子エミッタの測定を可能にするという点で有利である。
少なくとも1つのトランスデューサ及びフレームは、共通の平面において実質的に平坦であってもよい。
実質的に平坦であることは、ツールが任意の照射領域に適合し得るという点で有利である。
フレームは、少なくとも1つのトランスデューサを照射領域に交互に露出することを可能にするシャッタを含んでもよい。
シャッタは、環境が安定した後にのみ、少なくとも1つのトランスデューサが放射線に露出されることを可能にするという点で有利である。
フレームは、照射領域への少なくとも1つのトランスデューサの自動挿入を提供するように構成されたモータを含んでもよい。
モータは、自動化又は補助、及び放射線領域でのツールの正確な露出時間を可能にし、ツールの耐久性を延ばすという点で有利である。
フレームは、照射領域への少なくとも1つのトランスデューサの挿入中に補助するように構成されたハンドルを含んでもよい。
ハンドルは、ツールをより使いやすくするという点で有利である。
ハンドルは、使用中にフレームを安定させるようにさらに構成されてもよい。
安定化は、より信頼性の高い測定を可能にするという点で有利である。
ツールは、二次元マトリックスに配置された所定の空間分解能を備えたいくつかのトランスデューサをさらに含んでもよい。
二次元マトリックスに配置された所定の空間分解能を有するトランスデューサは、二次元の空間的な測定を可能にするという点で有利である。
読み出しシステムは、少なくとも1つの電子ビームエミッタによって放出される放射線プロファイルの空間マップを提供するように構成されてもよい。
空間マップは、電子エミッタのより正確な診断と較正を可能にするという点で有利である。
第2の態様によれば、照射領域内の少なくとも1つの電子ビームエミッタによって放出される放射線量を測定するための第1の態様による測定ツールの使用が提供される。
このように測定ツールを使用することは、すばやく簡単に使用でき、通常の手順を中断する必要がないという点で有利である。
第3の態様によれば、包装容器へと作られる包装材料を滅菌するために使用される照射領域の少なくとも1つの電子ビームエミッタによって放出される放射線量を較正するための方法が提供される。この方法は、以下のステップを含む:フレームを使用して、少なくとも1つのトランスデューサを照射領域に挿入するステップ;少なくとも1つのトランスデューサを使用して、照射領域で放出された送達された放射線量を測定するステップ;及び、少なくとも1つのコネクタを使用して、照射領域から離れた読み出しシステムに測定値を伝達するステップ。
この方法は、高速で単純であり、通常の手順を中断する必要がないという点で有利である。
この方法は、少なくとも1つのトランスデューサを挿入する前に、照射領域から包装材料を除去するステップをさらに含んでもよい。
包装材料の除去は、包装材料が測定に干渉する可能性があり、それを除去することが実際の生産環境により近くなるという点で有利である。
挿入ステップは自動的に実行されてもよい。
自動挿入は、人為的ミスの可能性を減らすという点で有利である。
本発明のさらに他の目的、特徴、態様及び利点は、以下の詳細な記載及び図面から明らかになるであろう。
ここで本発明の実施形態を、例として、添付の概略図を参照して記載する。
一実施形態による測定ツールの斜視図である。 いくつかの異なる実施形態による異なるトランスデューサの斜視図である。 異なる実施形態による使用中の異なるトランスデューサの側面図である。 使用中の一実施形態による測定ツールの側面図である。 一実施形態による包装材料を滅菌する方法の概略図である。
図1を参照すると、測定ツール1が示されている。測定ツール1は、液体食品を保存する包装容器などの包装容器に後で形成される包装材料を滅菌するために使用される照射領域2(図3~4に示される)の少なくとも1つの電子ビームエミッタ2a~bによって放出される放射線の送達線量を測定するように構成される。
測定ツール1は5つのトランスデューサ3を備えているが、任意の数が可能である。トランスデューサ3は、送達された放射線量の特性を別の特性に変換するように構成される。3つ以上のトランスデューサ3を使用する場合、測定された特性値の合計又は平均のいずれかを使用することができる。示される実施形態では、5つのトランスデューサ3はすべて、送達された放射線量の放出されたパワーを電荷に変換する電荷コレクタである。
比較的高い空間分解能を備えた多くのトランスデューサ3を使用することにより、カメラで使用されるCCD光センサと同様の方法で、測定された送達された放射線量を、放出された放射線プロファイルの空間マップとして使用することができる。
一実施形態では、所定の空間分解能を有するいくつかのトランスデューサ3が2次元マトリックスに配置されている。所定の分解能は、マトリックス内の各トランスデューサ3を互いに区別するのに十分に高い。
これらのトランスデューサ3は、少なくとも1つの電子ビームエミッタ2a~bによって放出される放射線プロファイルの2次元マップを測定し得る。この空間マップは、後で記載するように、リモート読み出しシステム9に表示することができる。
電荷コレクタ3は、金属又は半導体材料から作製され得る電荷収集要素を備える。これらの電荷収集要素は、ワイヤ又はプレートとして配置することができる。電荷コレクタ3の経時的な安定性を高めるために、これらの電荷収集要素は、耐放射線性材料でコーティングされてもよい。
少なくとも1つの電荷コレクタ3は、少なくとも1つのスリットを備えたシールド11の中空管に挿入された少なくとも1つの金属又は半導体ワイヤを含んでもよい。これは、電荷コレクタ3を最小量の放射線に曝露しながら、送達された放射線量の信頼できる測定を提供するという点で有利である。
トランスデューサ3は、照射領域2に挿入可能であるように構成される。照射領域2は、実質的に平坦であり、これは、トランスデューサ3も実質的に平坦である必要があることを意味する。照射領域2は、例えば、2つ以上の電子エミッタ2a~bよって形成される照射トンネルであってもよく、又は1つのみの電子エミッタ2aのすぐ前の領域であってもよい。
トランスデューサ3は、トランスデューサ3を保持し、トランスデューサ3を照射領域2に挿入するように構成されたフレーム5に配置されている。
フレーム5はさらに、トランスデューサ3と共に照射領域2内に挿入されるように構成されてもよい。したがって、フレーム5は、少なくとも照射領域2に挿入される部分において実質的に平坦である。フレーム5は、長方形、楕円形、又はわずかに凹んだ円など、いずれかの実質的に平坦な形状を有してもよい。フレーム5によって定位置に保持されたトランスデューサ3は、フレーム5がそうであるように、それらが共通平面P内で実質的に平坦であるようにフレーム内に配置されている(図4を参照)。
トランスデューサ3は、1つの電子エミッタ2aだけなど、特定の方向における放射線測定を導くためのシールド11(図2bを参照)を備えてもよい。シールド11は、例えば、ステンレス鋼、鉛、ウォルフラム、スズ、アンチモン、ビスマスなどのシールド金属を含み得る。シールド11は、フレーム5のように共通平面Pにおいて実質的に平坦又はわずかに凹状又は凸状であってもよい。
トランスデューサ3の片側にシールド11を設けることにより、そのトランスデューサ3は片面であると言うことができる。少なくともトランスデューサ3の両側にシールド11を設けないことにより、そのトランスデューサ3は両面であると言うことができる。いくつかの片面トランスデューサ3は、フレーム5内に、すべてが片側を向くように、又は異なる側の間で交互になるように配置することができる。
シールド11は、少なくとも1つのスリットをさらに含んでもよい。スリットは、放出された全放射線の一部のみがトランスデューサ3に到達することを許す。この部分が明確な読み取りを提供するのに十分である限り、低下した放射線被曝によりトランスデューサ3の経時的な安定性が高められる。
トランスデューサ3のすべての側にシールド11を提供し、片側のみに少なくとも1つのスリットを提供することにより、トランスデューサ3は片面であると言うことができる。片面トランスデューサ3の完全に遮蔽された反対側に少なくとも1つのスリットを配置することができ、これにより、放射線が2つの側からそれに到達することが可能になるので、片面トランスデューサは両面トランスデューサ3に変わる。
シールド11は、入ってくる放射線の方向に面する少なくとも1つのスリットを管内に備えた中空管であってもよい。
トランスデューサ3は、追加的又は代替的に、低エネルギーフィルタリングシールド11などのフィルタを含んでもよい。低エネルギーフィルタリングシールド11は、放射線量の測定においてノイズを生成する低エネルギー電子をフィルタリングする。フィルタは、大地電圧に動作可能に接続されたシールド材料の薄膜及び/又はコーティングであり得る。大地に接続された任意の構成要素は、例えば、空気、電気絶縁層及び/又は熱絶縁層によって、トランスデューサ3の測定部分から分離することができる。
フレーム5は、照射領域2に挿入されるか、又は照射領域2に近接するのに適した任意の材料から作製されてもよく、1つ又は複数の部品に製造されてもよい。
フレーム5は、ハンドル8をさらに備えてもよい。ハンドル8は、少なくとも1つのトランスデューサ3を照射領域2に挿入する際に補助するように構成される。ハンドル8は、照射領域2に挿入されないフレーム5の部分に配置され、したがって、フレーム5と同じ平面内で実質的に平坦である必要はない。ハンドル8は、開口部、溝、又は高摩擦の端部など、手又は機械のいずれかによってフレーム5を容易に操作するのに適した任意の形状を有してもよい。
ハンドル8は、追加的又は代替的に、使用中にフレーム5を安定させるように構成されてもよい。これは、照射領域2(図4に示す)の近くに配置されたスタビライザ又はホルダと連携することで実現することができる。
測定ツール1は、トランスデューサ3から、照射領域2から離れた読み出しシステム9への信号伝送を可能にするように構成された少なくとも1つのコネクタ7をさらに備える。電荷コレクタ3で示される実施形態では、伝送される信号は、電流が既知の方法を使用して送達された放射線の量として解釈される電荷である。次に、計算された送達線量は、読み出しシステム9に表示される。
コネクタ7は、例えば、電気コード、光ファイバ、熱伝導体、又は読み出しシステム9の端部に対応する受信機を備えた光線であってもよい。
読み出しシステム9は、スクリーン、プロジェクション、又はホログラムなどの任意の種類のディスプレイであってもよく、又は、スピーカ若しくはカラーライトなどの別のタイプのインターフェースであってもよい。読み出しシステム9は、熱エネルギーと電子信号との間の変換器、及び既知の方法を使用して変換された電子信号を送達された放射線量の量として解釈するためのプロセッサなど、任意の数の変換器及び受信した信号を解釈するためのプロセッサを含んでもよい。少なくともインターフェースは、ユーザを放射線への不必要な曝露から保護するために、照射領域2の外側から見える、聞こえる、又は相互作用可能であるべきである。
読み出しシステム9は、照射を実行する充填機に含まれてもよい。少なくとも1つの電子ビームエミッタ2a~bの少なくとも1つの設定を変更する(150)ために読み出しシステム9と制御を統合することが有益である。変更される設定は、例えば、電流、強度、エネルギー、曝露時間、又は放出される放射線に影響を与える他の任意の設定であってもよい。少なくとも1つの電子ビームエミッタ2a~bの少なくとも1つの設定は、包装材料の処理の速度に関連して線形に変化するように構成されてもよい。
受信信号と送達された放射線量との相関関係の標準値を確立するために、従来技術を使用することができる。
図2a~cを参照して、フレーム5に配置されたトランスデューサ3の異なる実施形態を記載する。図2aは、部分的にフレーム5内に配置され、部分的にフレーム5の外側に延びる4つの薄膜固体検出器3を示している。トランスデューサ3をフレーム5の外側に延ばすことにより、フレーム5は、トランスデューサ3を挿入するための照射領域2に挿入する必要がない。
薄膜固体検出器3は放出された放射線の送達された放射線量を電荷に変換する。次に、電荷は、前述の方法でコネクタ7を使用して伝送される。薄膜固体検出器3は、既知の方法で放射線を変換するドープ又は非ドープ半導体の薄膜の少なくとも1つの活性層から作製されてもよい。使用される半導体は、例えば、シリコン、ゲルマニウム、炭化ケイ素、及びガリウムヒ素又はリン化インジウムなどのIII-IV族半導体化合物からなる群から選択されてもよい。
薄膜固体検出器3のいくつかは、前述のように経時的な安定性を高め、ノイズ信号を除去するために、耐放射線性材料でコーティングすることができる。
薄膜固体検出器3のいくつかは、絶縁層及び/又は受動層によって分離された異なる活性層を備えた多層ユニットとして配置されてもよい。放射線の起点となる表面から異なる深さにある異なる活性層は、衝突する放射線のエネルギーに関連する情報を導き出すことができる個々の信号のセットを提供し得る。
図2aはさらに、少なくとも1つのトランスデューサ3を照射領域2に交互に露出することを可能にするシャッタ12を含むフレーム5を示す。この実施形態のシャッタ12は2つの可動放射線シールドプレート11を含むが、任意の形状のシールドユニットの任意の数からなるセットを含んでもよく、そのうちの少なくとも1つは移動可能である。シャッタは、手動又は自動で操作可能であり、放射線が少なくとも1つのトランスデューサ3に到達するのをシールドプレート11が遮断する第1の位置(図2aに示される)と、シールドプレート11が放射線を遮断しない第2の位置との間を移動する。シャッタ12は、環境が安定した後にのみ、少なくとも1つのトランスデューサ3が放射線に露出されることを可能にするという点で有利である。
図2aはさらに、冷却要素4に結合されているトランスデューサ3の1つを示している。冷却要素4は、例えば、ファン、プレート熱交換器、又は任意の他の適切な要素であってもよい。冷却要素4に結合されているトランスデューサ3は、任意のタイプのトランスデューサ3であってもよく、任意の数の冷却要素4がトランスデューサ3に結合されてもよく、逆もまた同様である。冷却要素4は、送達された放射線量の収集された放出パワーの散逸を増強し得る。
少なくとも1つの冷却要素4を有する実施形態では、冷却要素4は、照射領域2に挿入されるように、金属板などの1つ又は複数の受動要素10に結合されてもよい。冷却要素4はしたがって、照射領域2の放射線に露出されている間、1つ又は複数の受動要素10を固定温度に保つように構成されてもよい。温度を一定に保つために冷却要素4によって消費されるパワーを測定し、トランスデューサ2を介して又は直接冷却要素4に接続されたコネクタ7を使用することによって、送達された放射線量を計算し、読み出しシステム9に表示することができる。
図2bは、フレーム5内に異なる角度で配置された3つのシンチレータ3及び2つの薄膜固体検出器3を示している。トランスデューサ3はまた、スリットを備えたシールド11を備えるが、スリットの有無にかかわらずシールド11は、任意の適切なタイプのトランスデューサ3に使用できることに留意されたい。異なる角度は、測定される送達された照射線量に影響を及ぼす可能性があるため、異なる角度で測定することによって、より代表的な平均値を計算することができる。
シンチレータ3は、放出された放射線の送達された放射線量を光信号に変換する。次に、光信号は、コネクタ7を使用して、光ファイバ又は空気のいずれかを介して伝送され、次いで、読み出しシステム9の端部で受信される。受信された光信号は、それらの強度及び/又は周波数を使用して解釈され、数学を使用して、又は従来技術の方法を使用して収集された既知の値と比較して、送達された放射線量の量に相関される。光信号はまた、前述のようにコネクタ7を使用して伝送される前に電気信号に変換されてもよい。
シンチレータ3は、例えば、有機シンチレータ、プラスチックシンチレータ、無機シンチレータ、ガスシンチレータ、ガラスシンチレータ、又は任意の適切なシンチレータであってもよい。
シンチレータ3は部分的に、信号の経時的な安定性を高め、ノイズを除去するために、耐放射線性材料でコーティングすることができる。
図2cは、フレーム5に配置された金属板10を含む4つの熱電対3を示している。熱電対3は、送達された放射線量の放出パワーを熱に変換してもよい。次に、熱は、熱伝導接続手段7を使用して読み出しシステム9に直接伝達されるか、又は前述のように伝達される前に電気信号又は光信号に変換されてもよい。熱は、加熱された媒体の温度を測定し、これを前述のように送達された照射線量の量と相関させることによって解釈される。
熱電対3は、例えば、接合型熱電対、ニッケル合金熱電対、白金/ロジウム合金熱電対、タングステン/レニウム合金熱電対、又は任意の他の適切な熱電対又はサーモパイルであり得、好ましくは、数百ケルビンの広い温度範囲での使用に適している。
熱電対3は、放射線に直接露出されるように構成されるか、又は図2cに見られるような金属板などの少なくとも1つの受動要素10をさらに含んでもよい。受動要素10は、信号の強度をさらに増加させ得る。
熱電対3は、代替的又は追加的に、前述のように伝送されるように熱を電気に変換するように構成されてもよい。測定される熱は、少なくとも1つの受動要素10が照射されているときにそれによって生成されてもよい。
図2a~cに示される実施形態は、単なる例であり、当業者は、添付の特許請求の範囲で定義された主題の範囲内で、いくつかの方法で配置されたトランスデューサ3の任意の数及び組み合わせが可能であることを理解するであろう。
図3aは、いくつかの層を含むトランスデューサ3の一実施形態を示している。最外層は、衝突する放射線に直接露出される少なくとも1つのシールド層11である。シールド層11は、放射線を遮断するのに適した任意の材料を含んでもよい。シールド層11は、さらに、内層として配置されてもよい。
図3aのトランスデューサ3は、少なくとも1つの活性層13をさらに含む。活性層13は、放射線を検出及び変換するように構成されたトランスデューサ3の活性構成要素である。活性層13は、例えば、金属板又はワイヤ、ドープ半導体、又は発光材料であってもよい。少なくとも2つの活性層13が、少なくとも1つの電子ビームエミッタ(2a~b)から異なる距離に配置されて、衝突する放射線のエネルギーに関連する情報を導き出すことができる個々の信号のセットを提供してもよい。
トランスデューサ3は、少なくとも1つの中間層14をさらに含んでもよい。少なくとも1つの中間層14は、シールド層11と活性層13との間に配置されるが、中間層14は、2つの活性層13の間に配置されてもよく、いくつかの中間層14は他の層の各セットの間に提供されてもよい。中間層はトランスデューサ3のタイプに応じて、何らかの方法で絶縁性であってもよい。トランスデューサ3が熱電対である場合、断熱材が有益であり得る。トランスデューサ3が電荷コレクタである場合、電気絶縁体が有益であり得る。トランスデューサ3がシンチレータである場合、光絶縁体が有益であり得る。したがって、中間層14は、ガス、プラスチック、シリコン、金属、半導体、又は液体を含む任意の数の材料を含んでもよい。
図3bは、いくつかの層を含むトランスデューサ3の別の実施形態を示している。これらの層は平坦ではない。活性層13は、シールド11の中空管に挿入されたワイヤである。シールド層11は、少なくとも1つのスリットを含む場合もあれば、含まない場合もある。シールド層11とワイヤ13との間には、空気からなる中間層14がある。
図4は使用中の測定ツール1を示す。測定ツール1は、照射領域2の上部に挿入され、2つの電子ビームエミッタ2a~bによって照射される。任意の数の電子ビームエミッタ2a~bが存在してもよく、電子ビームエミッタ2a~bの多くの異なる実装が可能である。
測定ツール1は、追加的又は代替的に、照射領域2の底部に挿入されてもよい。測定ツール1は、通常の動作中に、又は好ましくは包装材料が照射領域2に存在しない状態で挿入されてもよい。
フレーム5は、見られるように照射領域2に収まるのに十分に平坦である必要があり、好ましくは、電子ビームエミッタ2a~bによって放出される放射線がトランスデューサ3によって測定され得るように、少なくとも1つのトランスデューサ3を保持する。フレーム5は、その最も平坦な部分で幅が10~30mm、好ましくは20mmである。図4のフレーム5は、照射領域2への少なくとも1つのトランスデューサ3の自動挿入を提供するように構成されたモータ6を備える。モータ6及び挿入運動は、フレーム5から少なくとも1つのトランスデューサ3を延ばす、フレーム5自体を動かす又はシャッタ12を作動させるなど、少なくとも1つのトランスデューサ3を照射領域2に露出させる当業者によって知られている任意の数の方法で達成することができる。
図5は、後で包装容器に形成される包装材料を滅菌するために使用される照射領域2において少なくとも1つの電子ビームエミッタ2a~bによって放出される放射線量を較正するための方法100の概略図を示す。放射線量の較正は、送達された放射線量が事前に決定された許容範囲内にあることを保証するものとして解釈されてもよい。
図5に示す方法100は一例に過ぎない。方法100は、いくつかのステップ110~150を含む。これらのステップは、任意の順序で実行することができる、任意の回数繰り返すことができる、又は完全にスキップすることができる。したがって、各ステップを個別に記載する。
除去ステップ110は、少なくとも1つのトランスデューサ3を挿入する前に、照射領域2から包装材料を除去すること(110)を含む。このステップ110は、手動で又は自動的に実行され得る。送達された放射線量を測定する前に包装材料を除去することにより、より正確な測定環境を得ることができる。
挿入ステップ120は、フレーム5を使用して、少なくとも1つのトランスデューサ3を照射領域2に挿入することを含む。このステップ120は、手動で又は自動的に、例えば前述のようにモータ6を使用して実行されてもよい。フレーム5は、照射領域2に収めるために回転させる必要があり得る。強い信号を得るために、フレーム5を電子ビームエミッタ2a~bと整列させることが有益であり得る。フレーム5及び/又は少なくとも1つのトランスデューサ3を照射領域2から除去することは詳細には記載されていないが、当業者は、照射領域2に挿入されたあらゆるものはある時点で除去されることを理解するだろう。
測定ステップ130は、少なくとも1つのトランスデューサ3を使用して、照射領域2で放出された放射線の送達量を測定することを含む。トランスデューサ3の様々な測定機能は先に詳細に記載しているのでここでは繰り返さない。
伝達ステップ140は、少なくとも1つのコネクタ7を使用して、照射領域2から離れた読み出しシステム9に測定値を伝達することを含む。次に、読み出しシステム9は、これらの測定値を表示する。表示は、視覚的、聴覚的であり得、又はその他の感覚を使用し得る。表示される測定値は、正確な詳細の、放出された放射線プロファイルのマップ、実行されたすべての測定値の平均、合計、又はリストであり得る。追加的又は代替的に、表示された測定値は、測定値が所定の許容範囲から逸脱した場合に警告を表示することを含み得る。
伝達ステップ140は、測定値が所定の許容範囲から逸脱した場合にのみ情報を伝達するように構成されてもよい。所定の許容範囲は、業界の専門知識又は事前の測定値及び評価を使用して設定することができる。
変更ステップ150は、少なくとも1つの電子ビームエミッタ2a~bの少なくとも1つの設定を変更することを含む。変更される設定は、例えば、強度、エネルギー、露出時間、又は放出される放射線に影響を与えるいずれかの他の設定であってもよい。
変更ステップ150は、好ましくは、表示された測定値が所定の許容範囲から逸脱している場合にのみ実行される。送達された放射線量が所定の許容範囲よりも低いと測定された場合(130)、好ましくは、設定の変更により、放出される放射線が増加され、逆もまた同様である。
図5に示される方法100の実施形態は、4つのステップ110~150を有する。挿入ステップ120が最初に実行され、続いて測定ステップ130が実行される。次に、伝達ステップ140が実行され、次に、伝達された測定値が所定の許容範囲から逸脱する場合、変更ステップ150が実行される。変更ステップ150が、所定の許容範囲内に送達された放射線量を設定するという所望の効果を有することを確実にするために、測定ステップ130及び伝達ステップ140が繰り返される。送達された放射線量が所定の許容範囲内にある場合、方法100は完了し、少なくとも1つの電子ビームエミッタ2a~bによって放出される放射線量は較正される。そうでない場合は、送達された放射線量が所定の許容範囲内になるまで、ステップ130~150が繰り返される。
上の記載から続くのは、本発明の様々な実施形態を記載し、示してきたが、本発明はそれに限定されず、以下の特許請求の範囲で定義される主題の範囲内で他の方法で実施できる。

Claims (15)

  1. 後で包装容器に形成される包装材料を滅菌するために使用される照射領域(2)の少なくとも1つの電子ビームエミッタ(2a~b)によって放出された放射線の送達された量を測定するための測定ツール(1)であって、
    前記送達された放射線量の特性を別の特性に変換するように構成された少なくとも1つのトランスデューサ(3)と、
    前記少なくとも1つのトランスデューサ(3)を保持し、前記少なくとも1つのトランスデューサ(3)を前記照射領域(2)に挿入するように構成されたフレーム(5)と、
    少なくとも1つのトランスデューサ(3)から、前記照射領域(2)から離れた読み出しシステム(9)への信号伝送を可能にするように構成された少なくとも1つのコネクタ(7)と
    を備える測定ツール(1)。
  2. 前記少なくとも1つのトランスデューサ(3)の少なくとも1つが、少なくとも1つの金属板(10)と結合された熱電対である、請求項1に記載の測定ツール(1)。
  3. 前記少なくとも1つのトランスデューサ(3)の少なくとも1つが、少なくとも1つの金属又は半導体要素(13)を備える電荷コレクタである、請求項1又は2に記載の測定ツール(1)。
  4. 少なくとも1つの電荷コレクタ(3)が、少なくとも1つのスリットを備えたシールド(11)の中空管に挿入された少なくとも1つの金属又は半導体ワイヤ(13)を備える、請求項3に記載の測定ツール(1)。
  5. 前記少なくとも1つのトランスデューサ(3)の少なくとも1つがシンチレータである、請求項1~4のいずれか一項に記載の測定ツール(1)。
  6. 前記少なくとも1つのトランスデューサ(3)の少なくとも1つが薄膜固体検出器である、請求項1~5のいずれか一項に記載の測定ツール(1)。
  7. 少なくとも1つの薄膜固体検出器(3)が、前記電子ビームエミッタ(2a~b)から異なる距離に配置された少なくとも2つの活性層(13)を備える、請求項6に記載の測定ツール(1)。
  8. 少なくとも1つのトランスデューサ(3)が冷却要素(4)に結合され、
    前記冷却要素(4)は、前記照射領域(2)に挿入される金属板(10)に結合され、前記金属板(10)を一定の温度に保つように構成される、
    請求項1~7のいずれか一項に記載の測定ツール(1)。
  9. 少なくとも1つのトランスデューサ(3)が、少なくとも1つのスリットを備えるシールド(11)をさらに備える、請求項1~8のいずれか一項に記載の測定ツール(1)。
  10. 少なくとも1つのトランスデューサ(3)が、
    衝突する放射線に直接露出される少なくとも1つのシールド層(11)と、
    放射線を検出するための少なくとも1つの活性層(13)と、
    前記シールド層(11)と前記活性層(13)との間の少なくとも1つの中間(14)絶縁層と
    を備える、請求項1~9のいずれか一項に記載の測定ツール(1)。
  11. 前記フレーム(5)が、少なくとも1つのトランスデューサ(3)を前記照射領域(2)に交互に露出することを可能にするシャッタ(12)を備える、請求項1~10のいずれか一項に記載の測定ツール(1)。
  12. 前記フレーム(5)が、前記照射領域(2)への前記少なくとも1つのトランスデューサ(3)の自動挿入を提供するように構成されたモータ(6)を備える、請求項1~11のいずれか一項に記載の測定ツール(1)。
  13. 前記フレーム(5)が、前記照射領域(2)への前記少なくとも1つのトランスデューサ(3)の挿入中に補助するように、及び使用中に前記フレーム(5)を安定させるように構成されたハンドル(8)を備える、請求項1~12のいずれか一項に記載の測定ツール(1)。
  14. 照射領域(2)内の少なくとも1つの電子ビームエミッタ(2a~b)によって放出された放射線量を測定するための請求項1~13のいずれか一項に記載の測定ツール(1)の使用。
  15. 後で包装容器に形成される包装材料を滅菌するために使用される照射領域(2)の少なくとも1つの電子ビームエミッタ(2a~b)によって放出される放射線量を較正するための方法(100)であって、
    フレーム(5)を使用して、少なくとも1つのトランスデューサ(3)を前記照射領域(2)に挿入するステップ(120)と、
    前記少なくとも1つのトランスデューサ(3)を使用して、前記照射領域(2)で放出された放射線の送達された量を測定するステップ(130)と、
    少なくとも1つのコネクタ(7)を使用して、前記照射領域(2)から離れた読み出しシステム(9)に測定値を伝達するステップ(140)と
    を含む方法(100)。
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