JP2022505806A - 構造高さの低い動く歩道のパレットベルト用コンベアチェーン - Google Patents

構造高さの低い動く歩道のパレットベルト用コンベアチェーン Download PDF

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Abstract

Figure 2022505806000001
動く歩道(1)のパレットベルト(3)用コンベアチェーン(5)について説明する。コンベアチェーンは、チェーンピッチ(T1)で前後に配置され、リンクピン(35、37)によって引張荷重を受けることができ、長手方向を横切る各リンクピン(35、37)の長手方向中心軸線(M)を中心に旋回可能であるように連結されている、複数の細長チェーンリンク27を備える。コンベアチェーン(5)はさらに、同様に前後に配置され、互いに旋回可能に連結された、複数の細長接続要素(39)を備える。各接続要素(39)は、関連する第1のリンクピン(37)に前端部(41)で連結され、関連する第2のリンクピン(37)に後端部(43)で連結されている。この場合、第1のリンクピン(37)と第2のリンクピン(37)との間の接続要素ピッチ(T2)は、チェーンピッチ(T1)の整数倍になる。

Description

本発明は、動く歩道のパレットベルト用コンベアチェーン、並びに係るコンベアチェーンを備えたパレットベルト及び動く歩道に関する。
動く歩道は、建築物内で乗客を、通常は水平又はわずかに傾斜した移動経路に沿って輸送するための乗客輸送システムとして使用される。この目的のために、動く歩道にはパレットベルトを備え、乗客はその上に立つことができ、このパレットベルトは移動経路に沿って回転式に移動されることができる。複数のパレットがパレットベルトにおいて前後に配置される。各パレットは通常、パレットベルトの両側に沿って配置された2つのコンベアチェーンの間に収容される。次に、コンベアチェーンのそれぞれは、複数の細長チェーンリンクで構成され、これらは、あるピッチで前後に配置され、コンベアチェーン全体が高い引張荷重を受けることができるようにリンクピンによって互いに旋回可能に接続される。この場合、ピッチは本質的にリンクピンの長手方向中心軸線間の距離に対応する。
パレットベルトは回転式に配置される。これは、パレットがコンベアチェーンの助けを借りて移動経路に沿って順方向に移動されることができることを意味する。移動経路の端で、パレットベルトは偏向装置によってそれぞれ偏向され、その結果、パレットは、環状に閉鎖されたパレットベルトにおいて、反対の戻り方向に、移動経路の始端部に戻されることができる。対応する偏向装置は、典型的には、それぞれのコンベアチェーンを一般に順方向から戻り方向に、又はその逆に180°偏向させるために、コンベアチェーンの1つとそれぞれ相互作用する偏向チェーンホイールを備える。
新たに建設される建築物に動く歩道が設置される場合、動く歩道の少なくとも一部を建築物の床に一体化することが可能であり、その結果、パレットによって順方向に形成される支持面は、床の表面と可能な限り同一平面で終わることができる。この目的のために、低い構造高さを有する動く歩道を使用して、動く歩道が収容されることができる深いピットを建築物の床に設ける必要が無いようにすることが有利となろう。
既存の建築物に動く歩道を後付けする必要がある場合、例えば、静力学の理由で、この動く歩道を建築物の床に少なくとも部分的に沈めることが不可能又は少なくとも非常に困難な場合がある。この場合、動く歩道は建築物の床上に構築される必要がある。この文脈において、動く歩道の支持面が延在する水平面と、周囲の床の水平面との間の高さの差は、可能な限り小さくすべきである。したがって、これらの用途には、構造高さが非常に低い動く歩道を使用することが特に有利である。
動く歩道の構造高さは、その偏向装置の構造高さによって、特にそこで使用される偏向チェーンホイールの直径によって主に画定され、前記偏向チェーンホイールは、通常、垂直に配置される。非常に小径の偏向チェーンホイールを使用する場合、任意の小さいパレットを使用することが不可能であるという事実により、いわゆる多角形効果が生じる可能性があるが、パレットはむしろ、実用においては(移動経路の方向に測定された)最小長さを有さなければならない。このような多角形効果は、パレットの長さ、ひいてはコンベアチェーンのピッチが、偏向チェーンホイールの直径と比較して十分に小さくない場合に顕著に発生する可能性がある。このような多角形効果を防ぐために、従来の動く歩道の偏向チェーンホイールは17個以上の歯で実現され、したがって典型的には最小の構造高さであった。
国際公開第2013/152714号は、特に動く歩道のコンベアシステムにおいて使用するためのパレットベルトについて説明している。説明されているパレットベルトは、2つのコンベアチェーン及び、これらコンベアチェーンの間に配置されたパレットを備える。このパレットベルトは、その構造設計により、小さな偏向チェーンホイールが使用されている場合に多角形効果をある程度制限するのにも役立つ。しかしながら、説明されているパレットベルトの構造設計は比較的脆弱である上、高負荷を受けており、不適切に取り付けられたり故障したりすると使用者にとって危険な状況につながる可能性がある、安全に関連する構成部品を備える。
その結果、パレットベルト用のコンベアチェーン、並びにそのようなコンベアチェーンを備えたパレットベルト及び動く歩道に対する需要がある可能性があり、その中で、とりわけ、上記の問題又は制限が有利に排除される。
国際公開第2013/152714号
運転中の高い信頼性を確保し、過度の多角形効果を引き起こすことなく低い構造高さの動く歩道で使用されることができ、容易に設置され、取り外され、整備されることができるコンベアチェーン及び、係るコンベアチェーンを備えたパレットベルトに対する特別な要求が生じる可能性がある。
そのような要求は、独立請求項の内の1つの目的によって満たされることができる。有利な実施形態は、従属特許請求の範囲、並びに以下の説明において定義される。
本発明の第1の態様によれば、動く歩道のパレットベルト用コンベアチェーンが提案される。コンベアチェーンは、コンベアチェーンの長手方向に、あるチェーンピッチで前後に配置された、少なくとも複数の細長チェーンリンクを備える。この場合、長手方向に互いに隣接して位置するチェーンリンクは、リンクピンによって接合領域でそれぞれ引張荷重を受けることができ、長手方向を横切るリンクピンの軸線を中心に旋回可能であるように互いに連結される。
コンベアチェーンはさらに、長手方向に平行に前後に配置された複数の細長接続要素を備える。長手方向に隣接する2つの接続要素は、それぞれ、長手方向に隣接する2つのチェーンリンクを互いに連結するリンクピンによって互いに連結されることができる。リンクピンによって互いに連結されている接続要素は、長手方向を横切るリンクピンの軸線を中心に旋回可能であるように取り付けられている。各接続要素は、前端部で、関連する第1のリンクピンに連結され、後端部で、関連する第2のリンクピンに連結され、第1のリンクピンと第2のリンクピンとの間の接続要素のピッチは、チェーンピッチの整数倍である。さらに、各接続要素は、パレットを接続するための締結領域を有する。
本文書において、「連結」、「連結する」、「連結された」という用語は、連結された部品間の相対運動を可能にするが、追加の努力なしに連結された部品の分離を可能にしない接続を指す。これらの部品の連結を解除するためのこの追加の努力は、例えば、ねじ、ナット又はスプリントを緩めること、スナップタイプの機構を作動させること、又は連結構成部品などを不可逆的に破壊することさえ含んでもよい。
この設計により、接続要素は、チェーンリンクに平行に延在するチェーンを形成し、コンベアチェーンの信頼性を決定的に高める。例えば、チェーンリンクの1つが壊れた場合、それに平行に配置された接続要素は、コンベアチェーンを合わせて保持することができる。接続要素によって形成されるこの平行なチェーンは、全ての引張力がそれぞれチェーンリンクによって吸収又は伝達されるので、通常動作中に長手方向の引張荷重を受けない。接続要素は、チェーンリンク又はチェーンリンクの領域内のリンクピンが損傷した場合にのみ、損傷した領域を橋渡しすることによって引張力を吸収することができる。損傷したパレットの交換は、接続要素が単にパレットの一体的な構成部品を形成するだけでなく、パレットを接続するための締結領域を有するので、非常に短時間で実行することができる。さらに、この設計により、パレットベルトから個々のパレットを取り外すことができることによって、これらの部品への問題のないアクセスが確保されるので、コンベアチェーンの軸受けブッシュなどの摩耗部品の交換も大幅に簡素化される。
第1の態様の一実施形態では、接続要素の前端部は、旋回可能であり同軸に配置されるように関連する第1のリンクピンに連結されてもよく、接続要素の後端部は、旋回可能であり長手方向に直線的に案内されるように関連する第2のリンクピンに連結されてもよい。この実施形態の潜在的な変形例では、接続要素の後端部は、所定の距離に亘って移動可能であるように直線的に案内されることができる。
本発明の第2の態様によれば、動く歩道用のパレットベルトが提案され、前記パレットベルトは、2つのコンベアチェーン及び複数のパレットを備える。第1のコンベアチェーン及び第2のコンベアチェーンは、本発明の第1の態様の実施形態に従って実現される。この場合、2つのコンベアチェーンは互いに平行に配置される。パレットは、コンベアチェーンの長手方向に沿って前後に配置される。各パレットは、第1の側端で第1のコンベアチェーンの接続要素の1つに締結され、対向する第2の側端で第2のコンベアチェーンの接続要素の1つに締結される。
本発明の第3の態様によれば、動く歩道が提案され、前記動く歩道は、パレットベルト及び2つの偏向装置を備える。パレットベルトは、本発明の第2の態様の実施形態に従って実現される。2つの偏向装置は、動く歩道の両端の偏向領域でパレットベルトを偏向させるための偏向チェーンホイールをそれぞれ備えている。
簡単に要約すると、本発明の実施形態の潜在的な特徴及び利点は、とりわけ、本発明を制限することなく、以下に説明するアイデア及び実現に基づくと考えることができる。
動く歩道用の従来のパレットベルトでは、パレットはほとんどの場合、チェーンリンク、又はコンベアチェーンの場合によっては延長したリンクピンに直接接続されている。この文脈において、パレットの長さがコンベアチェーンのピッチに本質的に対応するように、比較的大きなピッチのコンベアチェーンがほとんどの場合に使用された。
例えば、国際公開第2013/152714号による方法に記載されているように、コンベアチェーンに短いチェーンリンクを使用することによって短いピッチを実現する必要がある場合、パレットは依然としてコンベアチェーンのリンクピンに直接接続される。しかしながら、個々のパレットは複数のチェーンリンクの長さにまたがっており、したがって、パレットに接続されていない1つ又は複数のリンクピンが、フロントリンクピンへのパレットの連結とリアリンクピンへのパレットの連結との間に残る。
係る構成は、一方では偏向チェーンホイールの円周に沿って延在するコンベアチェーンの領域と、他方では偏向チェーンホイールでのコンベアチェーンの偏向中にその間に直線的に延在するパレットとの間の長さの差をもたらすので、この長さの違いは、適切な機構の助けを借りて補正される。この機構は、従来、それによってパレットが連結されるべき、パレットを1つ又は複数のリンクピンに接続する領域に設けられている。係る機構の設計は、複雑及び/又は繊細なものとなる可能性がある。コンベアチェーンへのパレットのこのタイプの接続では、例えば、整備の過程でパレットベルトを取り付けること及び/又はパレットベルトを取り外すこと、及び/又はパレットベルトの欠陥部品を交換することは、さらに複雑になる可能性がある。さらに、パレットは、機能上及び取付け技術上の理由から、互いに直接連結されることができず、しがたって、コンベアチェーンと平行に延在するチェーンを形成しない。
本明細書で提案されるコンベアチェーン及び係るコンベアチェーンを備えたパレットベルトの実施形態は、高い動作信頼性、パレットベルトの単純化された構造設計、及び/又はパレットベルトの比較的単純な取り付け及び、個々のパレットの比較的単純な簡単な取外しをそれぞれ達成することを可能にする。
この目的のために、パレットはコンベアチェーンのチェーンリンク又はリンクピンに直接接続されていない。その代わりに、パレットを締結できる特別な接続要素が設けられている。この場合、接続要素は、それぞれのコンベアチェーンに平行に延在する追加のチェーンを形成し、接続要素は、コンベアチェーンのチェーンリンクの長さより数倍長い長さを有する。換言すれば、接続要素によって形成される追加のチェーンは、チェーンリンクによって形成されるチェーンより大きいピッチを有し、以下の説明では、前者のピッチは接続要素ピッチとも呼ばれ、後者のピッチはチェーンピッチとも呼ばれる。この場合、接続要素はコンベアチェーンのリンクピンに連結される。接続要素はコンベアチェーンのチェーンリンクより長いため、接続要素の両端はそれぞれ、2個毎に1個、3個毎に1個、又は一般的にはn(n>2)個毎に1個のリンクピンに連結され、すなわち、接続要素に連結されていない少なくとも1つのリンクピンは、接続要素に連結されている2つのリンクピンの間にある。したがって、接続要素ピッチはチェーンピッチの整数倍である。
接続要素は、コンベアチェーンの偏向中にコンベアチェーンの短いチェーンリンクと、比較的長い接続要素との間に生じる長さの差を補正するための適切な構造設計を有する。このようにして、コンベアチェーンは、望ましくない結果につながる多角形効果のリスク無しに、小径の偏向チェーンホイールの周りで偏向されることもできる。
パレットはリンクピンに直接接続されていないが、接続要素によってリンクピンに間接的に接続されているので、とりわけ、パレット及び/又はパレットベルトの他の構成部品を、簡単な方法で取り付けたり、取り外したり、又は交換することがさらに可能である。
本発明の実施形態は、添付の図面を参照して以下に説明されるが、図面も説明も限定的な意味で解釈されるべきではない。本発明の可能な特徴及び利点のいくつかは、一方では、コンベアチェーン、パレットベルト、若しくは動く歩道に関する様々な実施形態を参照して、他方では、コンベアチェーンの組立て方法、コンベアチェーンにおける接続要素の交換方法、若しくは動く歩道用のパレットベルトの組立て方法に関する様々な変形例を参照して本明細書に説明されることに留意されたい。当業者は、本発明の他の実施形態に到達するために、特性を適切に組み合わせる、転送する、適合させる、又は交換することができることを理解している。
図1は、動く歩道の非常に概略的な縦断面図を示している。 図2は、本発明の実施形態によるコンベアチェーンを備えた動く歩道用のパレットベルトの一部の斜視図を示している。 図3は、図1に示されているコンベアベルトの一部の別の斜視図を部分的な分解図の形態で示している。 図4aは、本発明の一実施形態によるコンベアチェーンの部分断面図を、斜視分解図の形態で示している。 図4bは、本発明の一実施形態によるコンベアチェーンの部分断面図を斜視正面図の形態で示している。 図4cは、本発明の一実施形態によるコンベアチェーンの部分断面図を、斜視背面図の形態で示している。
これらの図は単に概略的なものであり、縮尺通りではない。同一又は同一に作用する特性は、異なる図において同一の参照記号によって識別される。
図1は、動く歩道1の非常に概略的な図を示しており、この動く歩道1によって、乗客は水平方向の移動経路に沿って輸送されることができる。動く歩道1は、パレットベルト3を備え、その上向きの歩道部分は、移動経路に沿って長手方向17に延在する。パレットベルト3のこの歩道部分は、動く歩道1の動作中に順方向に移動される。パレットベルト3はそれぞれ、環状に閉鎖されるか、又は回転するように配置されており、偏向チェーンホイール9の助けを借りて動く歩道1の両端で偏向され、その結果、パレットベルトの下向き部分が戻り方向に戻される。傾斜路11が、段差無しでパレットベルト3を容易に乗り降りするために、入口領域及び出口領域にそれぞれ設けられている。さらに、手すり13が、移動経路に沿って配置されているが、概観をわかりやすくするために、単に破線で示されている。
パレットベルト3は、本質的に、2つのコンベアチェーン5、並びにこれらのコンベアチェーン5に対して保持された複数のパレット7からなる。この場合、コンベアチェーン5は、(投影面に垂直な)動く歩道1の横方向を基準に、動く歩道1の両側に互いに平行に配置されている。各コンベアチェーン5は、リンクピンの助けを借りて互いに旋回可能に連結された複数のチェーンリンクで構成されている。パレット7は2つのコンベアチェーン5に機械的に接続されており、したがって、コンベアチェーン5の移動中に、パレット7も移動経路に沿って移動される。
動く歩道1は、図示の例では床15上に構築されている。この場合、構造高さhは、例えば、傾斜路11の長さ又は傾斜をそれぞれ制限するために、可能な限り低くする必要がある。所望の低い構造高さhのために、偏向チェーンホイール9の直径もまた可能な限り小さくする必要がある。
従来の動く歩道では、コンベアチェーンを形成するチェーンリンクの長さは、長手方向に沿って測定され、本質的にパレットの長さに対応する。換言すれば、従来のコンベアチェーンのピッチは、本質的に、それによって形成された従来のパレットベルトのピッチに対応する。このようにして、パレットは、その前端部及びその後端部にあり、それぞれ、パレット7に平行に延在するチェーンリンクの両端にあるリンクピンの1つに接続されている。
しかしながら、接続されたパレット7を含む比較的長いチェーンリンクの偏向中に、コンベアチェーン5又はパレットベルト3のそれぞれのピッチが、偏向チェーンホイール9の直径より著しく小さくない場合、顕著な多角形効果が生じる可能性がある。特に、歯付きホイールの形態で実現され、各歯がチェーンリンクに形成された凹部に係合する偏向チェーンホイール9が17個未満の歯を備える場合、偏向チェーンホイール9に顕著な多角形効果が生じることが確認された。
本発明は、動く歩道1及びその構成部品、特にパレットベルト3及びコンベアチェーン5、並びにそのような構成部品を組み立てる又は修理するための方法に関し、動く歩道1は、その構造的及び機能的特性により、パレットベルト3の偏向中に許容できない強い多角形効果を生じることなく低い構造高さhで実現されることができる。その特有の構造的特徴により、本発明は、動く歩道1の動作信頼性をさらに高める。さらに、それによって形成されたコンベアチェーン5及びパレットベルト3は、容易に組み立てることができ、それらのそれぞれの構成部品は、必要に応じて容易に交換することができる。
本発明の実施形態の潜在的な詳細及び利点は、図を参照して以下に説明される。この文脈において、以下の説明の最初の部分は、主として、コンベアチェーン5、コンベアチェーン5によって形成されるパレットベルト3、又は最終的にそれと共に製造される動く歩道1の構造的特性及び機能的特性に関する。係るコンベアチェーン5又はそのようなパレットベルト3を組み立てるための方法、並びに係るコンベアチェーン5内の接続要素を交換するための方法に関する潜在的な変形例について、続いて説明する。
コンベアチェーン5や、パレットベルト3、動く歩道1などの装置について記載された特徴は、それらの組立て又は修理のためのそれぞれの方法に対して対応する効果を有してもよく、本明細書に記載された方法の特徴は、同様に、対応するように設計された装置の特性と相関してもよいことに留意されたい。
図2は、偏向領域19内の動く歩道1の一部を斜視図で示している。パレットベルト3は、この偏向領域19内の偏向装置21によって、順方向から戻り方向に、又はその逆に偏向される。この目的のために、偏向装置21は、歯付きホイール23の形態の偏向チェーンホイール9を備え、偏向チェーンホイール9は、パレットベルト3の両側に配置され、これらの位置に延在するコンベアチェーン5と相互作用する。偏向チェーンホイール9は、例えば、40cm未満、好ましくは30cm未満、特に25cm未満の小径を有し、その結果、動く歩道1全体は、例えば、50cmより著しく小さく、好ましくは35cmよりさらに小さい、低い構造高さhを有することができる。
しかしながら、コンベアチェーン5は短いチェーンピッチT1を有するので、コンベアチェーン5の個々のチェーンリンク27に係合する歯付きホイール23上に形成された歯25は、互いに近接して配置されることができる。したがって、コンベアチェーン5の回転中の多角形効果を無視できるように、小さな偏向チェーンホイール9の外周に少なくとも17個の歯25を設けることもできる。
図3及び図4aから図4cは、パレットベルト3、並びにそこで使用されるコンベアチェーン5の詳細を、斜視図及び部分分解図の形態で示している。これらの図をまとめて以下に説明する。
コンベアチェーン5は、複数の細長チェーンリンク27を備える。チェーンリンク27は、コンベアチェーン5の長手方向17に沿って前後に配置される。図示の例では、各チェーンリンク27は、互いに平行に配置された2枚のシート状リンクプレート29で実現されている。リンクプレート29は、スリーブ31によって互いに離間されている。長手方向17で互いに隣接して位置するチェーンリンク27は、ジョイント領域33内のリンクピン35によってそれぞれ互いに接続されている。このようにして、コンベアチェーン5は、高い引張荷重を受け、長手方向17を横切るリンクピン35のそれぞれの長手方向中心軸線Mを中心に旋回されることができる。
コンベアチェーン5の2つの隣接するリンクピン35の長手方向中心軸M間の距離は、チェーンピッチT1に対応する。コンベアチェーン5の偏向中に所望の無視できる多角形効果を達成するために、コンベアチェーン5の個々のチェーンリンク27は、チェーンピッチT1が、好ましくは10cm未満、特に6mm未満、特に50mm±2mmになるまで短く吸収される。
従来のパレットベルト3では、パレット7は、ほとんどの場合、コンベアチェーン5のリンクピン35に直接接続されている。例えば、パレット7の側面は、コンベアチェーン5を越えて横方向に突出する延長リンクピン35に直接接続されている。
対照的に、本明細書で提案されるパレットベルト3には、追加の細長接続要素39がコンベアチェーン5に備えられている。接続要素39は、チェーンリンク27と同様に、長手方向17に、又は長手方向17に平行に、前後に配置されている。この場合、長手方向17で互いに隣接して位置する2つの接続要素39は、長手方向17に対して横方向に旋回可能であるように互いに連結される。そのような連結は、例えば、チェーンリンク27を越えて横方向に突出し、接続要素39を接続することができる、コンベアチェーン5の延長リンクピン37によって実現されてもよい。接続要素39はさらに、パレット7を接続するための締結領域65を有する。損傷したパレット7の交換は、接続要素39が単にパレット7の一体的な構成部品を形成するだけでなく、パレット7を接続するための締結領域65を有するので、非常に短時間で実行することができる。さらに、この設計により、パレットベルト3から個々のパレット7を取り外すことが可能となることによって、これらの部品への問題の無いアクセスが確保されるので、コンベアチェーン5の摺動構成部品51及びブッシュ53などの摩耗部品の交換も大幅に簡素化される。
第1の延長リンクピン37と第2の延長リンクピン37の長手方向17における長手方向中心軸M間の距離は、本明細書では、接続要素ピッチT2と称される。本明細書に記載のコンベアチェーン5では、この接続要素ピッチT2は、チェーンピッチT1の整数倍、すなわち、T2=n*T1、n=2、3、4、・・・とする必要がある。図示の例では、接続要素ピッチT2はチェーンピッチの3倍、すなわち、T2=3*T1になる。換言すれば、接続要素39は、チェーンリンク27の約整数倍長く、例えば、2倍又は3倍長くする必要がある。
結果として、各接続要素39は、その両端41、43で、直接隣接するリンクピン35、37に接続されていない。代わりに、接続要素39に連結されていない少なくとも1つのリンクピン35、37が、接続要素9のそれぞれの端部41、43の一方が接続されている2つのリンクピン35、37の間に配置されている。換言すれば、接続要素39のそれぞれは、2個毎に1個、3個毎に1個、又は概してn個毎に1個のリンクピン35、37にのみ連結される。
図示の例では、接続要素39の端部41、43は、3個毎に1個のリンクピン35、37に連結され、これらのリンクピン35、37は、この場合、延長リンクピン37の形態で実現される。コンベアチェーン5のチェーンリンク27を互いに単に接続するが、それに対して平行に延在する接続要素39には接続されない2つの短い方のリンクピン35は、それぞれ、2つのこのように延長リンクピン37の間に配置される。
説明したパレットベルト3では、パレット7はコンベアチェーン5に直接接続されていない。代わりに、それぞれのパレットは、締結手段67を用いて締結領域65において接続要素39に取り付けられ、その結果、パレットは、これらの接続要素39を介してコンベアチェーン5に間接的に接続される。
この場合、長手方向17で測定されたパレット7の長さLは、接続要素ピッチT2にほぼ対応してもよく、したがって、チェーンリンク27及びそれらのチェーンピッチT1の長さより数倍長くなってもよい。この文脈において、パレット7は、一般に、接続要素ピッチT2よりわずかに短く、その結果、パレット7が互いに対してずれることを可能にするために、隣接するパレット7の間に小さな間隙が残る。具体的な例では、ほぼ150mmのパレット長は、50mmのチェーンピッチT1を有するコンベアチェーン5に使用されることができ、したがって、各パレット7は、複数のチェーンリンク27にまたがる、又は「重なり合う」。
偏向領域19における、係るパレットベルト3の偏向中、そのチェーンリンク27を備えたコンベアチェーン5は、偏向チェーンホイール9の1つの外周に沿ってピッチ円のラジアン測定値に亘って効果的に移動する。対照的に、長いパレット7は、パレットによって重なったチェーンリンク27の間の弦に沿って延在する。換言すれば、パレット7は、偏向中にリンクピン35、37によって画定される横断に沿って延在するのではなく、接続要素39が接続されるそれぞれのリンクピン35、37を接続する直線に沿って延在する。これらの弦の長さは、それぞれ、円周又は前述の横方向の長さより短い。これは、弦収縮と呼ぶことができる。
接続要素39がチェーンリンク27より長いことに起因して生じる弦収縮を補正するために、接続要素39の特別な設計又はこれらの接続要素がコンベアチェーン5に接続される方法の、特別な設計が必要とされる。各接続要素39の端部41、43の少なくとも1つは、特に、弦収縮を補正するための長さ補正が実現されることができるようにコンベアチェーン5に連結されるべきである。
この説明をよりわかりやすくするために、特定の接続要素39に関連して説明された延長リンクピン37は、以下では関連リンクピン37と呼ばれる。さらに、接続要素の特定の領域と相互作用する延長リンクピン37は、それぞれ、関連する接続要素39に対するそれらの配置を説明するために、1つ目のリンクピン37及び2つ目のリンクピン37、あるいは第1のリンクピン37及び第2のリンクピン38と呼ばれる。同じ理由で、接続要素39の端部は、前端部41及び後端部43と呼ばれるが、これらの呼称は、接続要素39の長手方向への移動方向を定義することを意図していない。
例えば、接続要素39の前端部41は、弦収縮を補正するために旋回可能であり、同軸に配置されるように、第1のリンクピン37に連結されてもよい。
換言すれば、接続要素39の前端部41は、接続要素39がリンクピン37の長手方向中心軸線Mを中心に旋回可能であるが、リンクピン37の長手方向中心軸線を横切って延在する方向においてリンクピン37に対して固定されるように、第1のリンクピン37に連結されてもよい。その結果、接続要素39の前端部41は、実際には、リンクピン37の軸を中心に旋回可能であるようにコンベアチェーン5に接続されるが、リンクピン37に対して直線的に移動されることはできない。換言すれば、接続要素39は、その前端部41で、リンクピン37の長手方向中心軸Mを中心とした旋回運動のみが可能であるが、リンクピン37に対する長手方向17における並進運動は不可能であるような密着した方法で、第1のリンクピン37に接続されてもよい。
対照的に、各接続要素9の後端部は、旋回可能であり長手方向17に所定の距離dに亘って移動可能であるように直線的に案内される方法で、第2のリンクピン37に連結されてもよい。
換言すれば、接続要素39の後端部43は、接続要素39が第2のリンクピン37の長手方向中心軸線Mを中心に旋回可能であり、さらに、リンクピン37に対して所定の距離dに亘ってこの長手方向中心軸線Mを横切って延在する方向に移動可能であるように、特に、その直線運動が、接続要素39と第2のリンクピン37との間の連結の設計により案内されるように、第2のリンクピン37に連結されてもよい。換言すれば、接続要素39の後端部43と第2のリンクピン37との間の接続は、この後端部43が第2のリンクピン37に対して並進的にリンクピン37の長手方向中心軸線Mを横切って延在する方向に移動できるように実現されてもよい。
この場合、距離dに亘る直線運動が許容されるべきである。この距離dは、前述の弦収縮の長さに対応するか、又はそれより大きくてもよい。換言すれば、距離dは、コンベアチェーン5が円のセグメントの周りで偏向されるときの、第1のリンクピン37及び第2のリンクピン37の間の弦と円のセグメントに沿った円周との差分の長さに対応してもよい。例えば、距離dは、第2のリンクピン37の直径の少なくとも150%、又は好ましくは少なくとも200%に対応してもよい。
平行なチェーンが、本明細書に記載の接続要素39及びコンベアチェーン5への接続要素39の接続によって効果的に形成され、この平行なチェーンのピッチはチェーンリンク27のピッチより著しく大きく、本質的にパレット7の長さに対応する。接続要素39の第1の端部41及び第2の端部43での構造的及び機能的設計、並びにこれらの端部がコンベアチェーン5のリンクピン37に連結される方法により、パレットベルト3の偏向によって生じる接続要素39での弦収縮を補正することが可能である。
一実施形態によれば、各接続要素39は、その端部41、43の少なくとも1つで、長手方向17に対して横方向に延在する方向に、またそれぞれの端部41、43が連結されているそれぞれのリンクピン37の軸線を横切る方向に、関連リンクピン37に分離可能に連結されてもよい。
換言すれば、接続要素39は、それらの端部41、43の内の1つを、長手方向17に対して横方向に且つリンクピン37の軸に対して横方向に延在する方向に移動させることによって、関連する延長リンクピン37から当該端部が分離されることができるように実現されてもよい。換言すれば、接続要素39の端部41、43の内の1つは、関連リンクピン37からの分離工程において接続要素39が長手方向17から上方又は下方に旋回されることができるように構造的に実現されるべきである。
特に接続要素39を旋回させることによって実現される、関連リンクピン37から分離される能力により、接続要素39を関連リンクピン35から軸線方向に取り外す必要無く、接続要素39を少なくともそれぞれの端部41、43においてコンベアチェーン5との連結から分離することが可能である。このようにして、本明細書に記載のコンベアチェーン5を、その上に配置された接続要素39とともに組み立て且つ取り外すこと、又は個々の接続要素39を交換することが容易に可能である。
一実施形態によれば、接続要素39は、それぞれ、その前端部41及びその後端部43に通路開口部45、47を有し、それぞれのリンクピン37は、前記通路開口部を通って延在し、接続要素がそれぞれ関連するリンクピン37に連結された状態となる。この場合、接続要素39は、これらの通路開口部45の内の1つに側方開口部49を有しており、したがって、ブッシュ53の取外し後、関連リンクピン37が側方開口部49を通って通路開口部45、47の外に移動されることができ、それによって、関連リンクピン37への連結から分離されることができる。
換言すれば、好ましくは延長リンクピン37が、そこを通って延在することができる通路開口部45、47は、接続要素39の両端41、43にそれぞれ形成される必要がある。これらの通路開口部45、47は、例えば、前方通路開口部45において、円筒形の延長リンクピン37との部分的な密着した接続がもたらされるように、寸法が定められてもよい。したがって、前方通路開口部45は、少なくとも部分的に円形であってもよく、延長リンクピン37とほぼ同じ直径を有することができる。接続要素39の後方通路開口部47は、好ましくは、細長形の、例えば矩形又や準矩形で実現することができる。この場合、長手方向17におけるこの後方通路開口部47の長さは、接続要素39が関連リンクピン35に対して移動可能であるべき距離dに対応してもよい。この後方通路開口部47の高さは、関連リンクピン35の直径にほぼ対応してもよい。
この場合、2つの通路開口部45、47の内の少なくとも1つは、環状に閉鎖されていなくてもよく、片側が開口していてもよい。換言すれば、接続要素39の一端41、43は、側方に開口した、ほぼ丸い目の形態の通路開口部45を有するように実現されてもよい。この通路開口部45は、側方開口部49によって、例えば、U字形又はΩ形の方法で開口されてもよい。
通路開口部45の側方開口部49は、接続要素39の旋回運動によって接続要素39を分離する上記の能力を実現することを可能にする。接続要素39は、例えば、その後端部43を関連リンクピン37に軸線方向に押し付けることによって、続いて、チェーンリンク47により形成されたチェーンと接続要素39との間に所望の連結をもたらすために、関連リンクピン37が側方開口部49を通って通路開口部45に到達するように、接続要素39を下方に旋回させることで、前端部41をもう一方の関連リンクピン37に連結することによって、取り付けられることができる。
一実施形態によれば、隣接する接続要素39は、長手方向17で互いに重なり合うことができ、前方接続要素39の後端部43及び後方接続要素39の前端部41は、それぞれ共通のリンクピン37に連結されてもよい。
換言すれば、本明細書に記載のコンベアチェーン5の接続要素39は、チェーンリンク27のリンクプレート29と同様に、長手方向17で重なり合うことができ、隣接する接続要素39は、それぞれ、それらの端部41、43のうちの一方で共通のリンクピン37に連結され得る。
この場合、コンベアチェーン5の全ての接続要素39は、好ましくは、同一に設計することができる、すなわち、同じ形状を有することができる。したがって、接続要素39によって形成されるチェーンは、単純な設計を有することができ、1つのタイプの接続要素39のみを製造し、保管し、最終的に取り付ける必要がある。パレットベルト3の2つの相互に平行で対向するコンベアチェーン5には、鏡面対称に実現される2つのタイプの接続要素39(右/左)が必要となってもよい。
例えば、接続要素39は、L字形リンクの形態で実現されてもよく、したがって、例えば、接続要素39の全ての後端部43が、同じリンクピン37上に配置された、隣接する接続要素39の前端部41よりもチェーンリンク47の近くに配置された関連リンクピン37上にある。
係る構成では、接続要素39の後端部43は、コンベアチェーン5を組み立てるために、環状に閉鎖された通路開口部47で、関連リンクピン37に軸方向に押し当てられることができる。したがって、全ての接続要素39が関連リンクピン37に取り付けられた後、連結ピン[原文のまま、接続要素]39が、それらの前端部41で隣接する延長リンクピン37に係合するために、旋回されることができる。このようにして、接続要素39は、長手方向に互いに重なり合うが、チェーンリンク27に平行に延びるチェーンを形成するように、コンベアチェーン5に効果的に取り付けられることができる。
一実施形態によれば、接続要素39の後端部43は、摺動要素51によって、関連リンクピン35、37に対してそれぞれ保持されてもよい。この場合、摺動要素51は、一方では接続要素39、他方ではリンクピン37の対向する表面の間に取り付けられてもよい。
換言すれば、接続要素39は、それらの後端部43で、摺動要素51によって、関連リンクピン37にそれぞれ連結されてもよい。この場合、摺動要素51は、一方では延長リンクピン37と、他方では、例えば、接続要素39の通路開口部47の領域内の内面との間の特定の方向における所望の摩擦接続、又は特定の方向における明確な密着した接続を確保することができる。
具体的な実施形態によれば、接続要素39は、その後端部43に、相互に平行な内面を備えたスロット状の通路開口部47を有してもよい。この場合、摺動要素51は、通路開口部47の内面に接する相互に平行な外面を備えた外側輪郭を有してもよい。
換言すれば、摺動要素51は、例えば、矩形又は準矩形の外側輪郭を有してもよく、接続要素39の後端部43の通路開口部47は、同様に、矩形又は準矩形に実現されてもよい。この場合、摺動要素51の高さは、通路開口部47の高さに対応してもよい。しかしながら、摺動要素51の長さは、通路開口部47の長さより短くする必要がある。例えば、摺動要素51の長さは、通路開口部の長さの50%未満又は30%未満としてもよい。そのような設計によって、摺動要素51は、例えば上記の距離dだけ通路開口部47内で直線的に移動することができる。換言すれば、摺動要素51は、方形の構成部品の形態で実現されることができ、接続要素39のスロット状の通路開口部47とともに直線状のガイドを形成することができる。
換言すれば、摺動要素51及び通路開口部47の設計は、コンベアチェーンの偏向中に生じる弦収縮を補正するために、接続要素39を直線的に案内することを可能にする。
摺動要素51と、接続要素39の通路開口部47の内面とが接触する接触面は、相互に平行な面を有する摺動要素51と通路開口部47の設計により拡大されることができる。これにより、関連リンクピン37に接続要素39が接続されるときの面圧を低減することが可能になる。これにより、例えば、コンベアチェーン5の摩耗を低減することができる。
接続要素39の前端部41は、上記の方法で、ブッシュ53によって関連リンクピン35に対して保持される。
この文脈において、ブッシュ53は、関連リンクピン37の外面と、接続要素39の通路開口部45の領域内の内面との間に取り付けられてもよい。ブッシュ53は、環状に閉鎖されていてもよく、特に円形又は円筒形に実現されてもよい。コンベアチェーン5の組立て中、例えば、接続要素39の前端部41がその側方開口部49で関連リンクピン37上で旋回された後、ブッシュ53は延長リンクピン37に軸方向に押し付けられることができる。これにより、延長リンクピン37と接続要素39との間に、側方に開口した前方通路開口部45の領域において、密着した接続がもたらされることができる。
一実施形態によれば、摺動要素51及び/又はブッシュ53は、少なくとも部分的にポリマー材料から作られてもよく、すなわち、ポリマー材料からなるか、又は、例えば、ポリマー材料で被覆されてもよい。十分な強度を有するだけでなく、一方では摺動要素51又はブッシュ53と、他方ではこれらの構成部品に対して旋回する連結される関連リンクピン35及び接続要素39との間に十分な摺動特性をもたらすポリマー材料を使用することが好ましい。例えば、PA、PMMA、POM、GFK、CFK、PVC、PTFEなどの、熱硬化性ポリマー又は熱可塑性ポリマーがポリマー材料として使用されてもよい。
一実施形態によれば、接続要素39は、金属製としてもよい。このようにして、接続要素39は、接続要素39に取り付けられたパレット7とコンベアチェーン5の相互接続されたチェーンリンク27との間の中間リンクとして機能するように、また、例えば、チェーンリンクが破損した場合にコンベアチェーンの引張力を吸収するように、十分な機械的安定性を備えることができる。例えば、この目的のために鋼などの高強度金属を使用してもよい。
一実施形態によれば、ガイドローラ55は、リンクピン35、37の少なくともいくつかにそれぞれ配置されてもよく、ガイドローラ55は、その長手方向中心軸線を中心にそれぞれのリンクピン35、37に対して回転可能であるように取り付けられる必要がある。従来のコンベアチェーンと同様に、そのようなガイドローラ55は、長手方向17に沿った運動中に、図示されていないガイドレール上でコンベアチェーン5を支持及び案内するため、並びにコンベアチェーン5と支持構造及び/又は案内構造との間の摩擦を低減するために働くことができる。例えば、ガイドローラ55は、金属又はポリマー材料で実現されてもよい。ガイドローラ55は、例えば、すべり軸受けによって、摩擦を低減する方法で、それぞれのリンクピン35、37に取り付けられることができる。ガイドローラ55は、チェーンリンクと接続要素39との間に配置されることができる。
上記で詳細に説明した構成部品に加えて、他の構成部品もコンベアチェーン5に提供されてもよい。例えば、1つ又は複数の摺動ディスク又はスペーサディスクが、延長リンクピン37に沿って軸線方向に設けられてもよい。さらに、図示のセルフタッピング固定ねじ59などの締結要素63は、延長リンクピン37の軸方向端部にそれぞれ設けられることができ、前記固定ねじは、それぞれの延長リンクピン37にねじ込まれることにより、このリンクピン37に連結された構成部品、すなわち、特に接続要素39、摺動要素51、及びブッシュ53をリンクピン37から軸線方向に滑り落ちないように固定することができる。
コンベアチェーン5の組立ては、例えば、接続要素39が、チェーンリンク27及びリンクピン35、37の従来のように予め組み立てられたチェーン又はリンクチェーン上でリンクピン37に対してそれぞれ配置及び連結されるという点で、実現されることができる。コンベアチェーン5を組み立てる方法の一実施形態の例示的な連結工程を、図3及び図4aから図4cを参照して以下に説明する。
コンベアチェーン5の接続要素39を取り付けるために、チェーンリンク27及びリンクピン35、37から構成されるチェーンは、3個毎に1つの関節点に延長リンクピン37を備える。ガイドローラ55は、例えば軸方向に押し込まれることによって、最初にこれらのリンクピン37に対して配置される。次に、摺動要素51は、延長リンクピン37に対して軸線方向に押し込まれる。続いて、接続要素39が取り付けられる。この目的のために、接続要素39は、それぞれ、それらの後端部43で、リンクピン37に対して軸線方向に押し込まれることができ、次に、それぞれの前端部41を隣接する延長リンクピン37に連結するために、旋回方向61に旋回されることができる。別の方法として、最後の接続要素39を除く全ての接続要素39は、それらの2つの端部で、隣接する延長リンクピン37に連続的に軸線方向に押し込まれることができる。しかしながら、少なくとも最後の接続要素39は、このように軸方向に押し込まれることはできず、むしろ、関連リンクピン37に連結されるために、その前端部41で、接線方向に旋回されなければならない。続いて、接続要素39は、例えば、固定ねじ59を用いてブッシュ53を軸方向に挿入し、軸方向に固定することによって、延長リンクピン37に対して固定されることができる。そのように必要な場合、特に接続要素39の側面を互いに離間させるために、摺動ディスク及び/又はスペーサディスク57を個々の要素の間に設けることができる。
本明細書に記載のコンベアチェーン5又は本明細書に記載の方法に従って組み立てられたコンベアチェーン5は、動く歩道1用のパレットベルト3を実現するために有利に使用されることもできる。
この目的のために、最初に、2つのコンベアチェーン5が本明細書に記載の方法に従って組み立てられ、その後、互いに平行に配置される。次に、複数のパレット7が2つのコンベアチェーン5に取り付けられる。この場合、パレット7は、コンベアチェーン5の長手方向17に前後に配置され、各パレット7は、第1の側端で第1のコンベアチェーン5の接続要素39の1つに締結され、対向する第2の側端で第2のコンベアチェーン5の接続要素39の1つに締結される。
換言すれば、パレットベルト3は、接続要素39を備えた2つのコンベアチェーン5と、接続要素39にねじ込まれたパレット7とによって形成され得る。工場組立では、例えば、これは組立て装置で実現することができ、その位置決め部分は、様々なパレット幅に適合可能な2つのチェーンガイドによって形成される。これは、例えば、チェーンホイール付きの回転可能に取り付けられたシャフトによって非常に簡単に実現されることができる。組立装置はまた、例えばロボットの形態の自動配置機械の助けを借りて、完全に自動化されることができる。
結論として、「有する(having)」、「含む(comprising)」などの用語は、任意の他の要素又はステップを排除せず、「1つの(a)」又は「1つの(an)」などの用語は、複数性を排除しないことに留意されたい。さらに、例示的な実施形態の1つを参照して上記で説明した特性又はステップは、他の上記の例示的な実施形態に関する他の特性又はステップと組み合わせて使用することもできることに留意されたい。請求項中の参照記号は、限定的な意味で解釈されるべきではない。
1 動く歩道
3 パレットベルト
5 コンベアチェーン
7 パレット
9 偏向チェーンホイール
11 傾斜路
13 手すり
15 床
17 長手方向
19 偏向領域
21 偏向装置
23 歯付きホイール
25 歯
27 チェーンリンク
29 リンクプレート
31 スリーブ
33 接合領域
35 リンクピン
37 延長リンクピン
39 接続要素
41 接続要素の前端部
43 接続要素の後端部
45 前方通路開口部
47 後方通路開口部
49 側方開口部
51 摺動要素
53 ブッシュ
55 ガイドローラ
57 摺動ディスク/スペーサディスク
59 固定ねじ
61 旋回方向
63 締結要素
65 締結領域
67 締結手段
T1 チェーンピッチ
T2 接続要素ピッチ
h 構造高さ

Claims (15)

  1. 動く歩道(1)のパレットベルト(3)用コンベアチェーン(5)であって、コンベアチェーン(5)の長手方向(17)にチェーンピッチ(T1)で前後に配置された複数の細長チェーンリンク(27)を備え、長手方向(17)に互いに隣接して位置するチェーンリンク(27)が、リンクピン(35、37)によって接合領域(33)において引張荷重をそれぞれ受けることができ、また、長手方向(17)を横切るリンクピン(35、37)の長手方向中心軸を中心に旋回可能であるように互いに連結されている、コンベアチェーン(5)において、
    コンベアチェーン(5)が、長手方向(17)に互いに前後に配置された複数の細長接続要素(39)を備え、長手方向(17)に互いに隣接して位置する2つの接続要素(39)は、それぞれ、チェーンリンクを互いに連結するリンクピン(37)によって互いに連結可能であり、また、長手方向(17)を横切るリンクピン(37)の長手方向中心軸線を中心に旋回可能であり、
    各接続要素(39)が、関連する第1のリンクピン(37)に前端部(41)で連結され、関連する第2のリンクピン(37)に後端部(43)で連結され、第1のリンクピン(37)と第2のリンクピン(37)との間の接続要素ピッチ(T2)が、チェーンピッチ(T1)の整数倍であり、各接続要素(39)が、パレット(7)を接続するための締結領域(65)を有することを特徴とする、コンベアチェーン。
  2. 接続要素(39)の前端部(41)が、旋回可能であり且つ同軸に配置されるように、関連する第1のリンクピン(37)に連結され、
    接続要素(39)の後端部(43)が、旋回可能であり且つ長手方向(17)に直線的に案内されるように、関連する第2のリンクピン(37)に連結されている、請求項1に記載のコンベアチェーン。
  3. 接続要素(39)の後端部(43)が、所定の距離(d)に亘って移動可能であるように直線的に案内されている、請求項2に記載のコンベアチェーン。
  4. 各接続要素(39)が、その端部(41、43)の少なくとも一方で、長手方向(17)に対して横方向に延在する方向に、またそれぞれの端部(41、43)が連結されている関連リンクピン(37)の長手方向中心軸線を横切る方向に、関連リンクピン(37)に分離可能に連結されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のコンベアチェーン。
  5. 隣接する接続要素(39)が、長手方向(17)互いに重なり合い、前方接続要素(39)後端部(43)及び後方接続要素(39)の前端部(41)が、それぞれ共通のリンクピン(37)に連結されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のコンベアチェーン。
  6. 接続要素(39)の後端部(43)が、それぞれ摺動要素(51)によって関連リンクピン(37)に対して保持され、摺動要素(51)が、一方では接続要素(39)、他方ではリンクピン(37)の対向する表面の間に取り付けられている、請求項1~5のいずれか一項に記載のコンベアチェーン。
  7. 接続要素(39)が、その後端部(41)に、相互に平行な内面を有するスロット状の通路開口部(47)を有し、摺動要素(51)が、通路開口部(47)の内面に接する相互に平行な外面を有する外側輪郭を有する、請求項6に記載のコンベアチェーン。
  8. 接続要素(39)が、それぞれ、その前端部(41)及びその後端部(43)に通路開口部(45、47)を有し、それぞれのリンクピン(37)が、前記通路開口部を通って延在し、接続要素がそれぞれ関連するリンクピン(37)に連結された状態となり、接続要素(39)が、これらの通路開口部(45)の内の1つに側方開口部(49)を有しており、それによって、ブッシュ(53)の取り外し後、リンクピン(37)が側方開口部(49)を通って通路開口部(45)の外に移動可能であり、それによって、リンクピン(37)への連結から分離可能である、請求項1~7のいずれか一項に記載のコンベアチェーン。
  9. 摺動要素(51)及び/又はブッシュ(53)が少なくとも部分的にポリマー材料から作られている、請求項8に記載のコンベアチェーン。
  10. 接続要素(39)が少なくとも部分的に金属から作られている、請求項1~9のいずれか一項に記載のコンベアチェーン。
  11. ガイドローラ(55)が、リンクピン(37)の少なくともいくつかに、リンクピン(37)に対して回転可能であるようにさらに取り付けられている、請求項1~10のいずれか一項に記載のコンベアチェーン。
  12. 2つのコンベアチェーン(5)が互いに平行に配置されている、請求項1~11のいずれか一項に記載の第1及び第2のコンベアチェーン(5)と、コンベアチェーン(5)の長手方向(17)に前後に配置される複数のパレット(7)と、を備え、
    各パレット(7)が、第1の側端で第1のコンベアチェーン(5)の接続要素(39)の締結領域(65)上に締結され、反対側の第2の側端で第2のコンベアチェーン(5)の接続要素(39)の締結領域(65)上に締結されている、動く歩道(1)用パレットベルト(3)。
  13. パレット(7)のそれぞれが、チェーンリンク(27)より少なくとも整数倍長い、請求項11に記載のパレットベルト。
  14. 請求項12又は13のいずれか一項に記載のパレットベルト(3)と、
    動く歩道(1)の両端の偏向領域(19)でパレットベルト(3)を偏向させるための偏向チェーンホイール(9)をそれぞれ備える2つの偏向装置(21)と、を備える、動く歩道(1)。
  15. 偏向チェーンホイール(9)が、20~40cmの直径を有し、少なくとも17個の歯を備える、請求項14に記載の動く歩道。
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