以下では、本出願の実施形態の添付の図面を参照して、本出願の実施形態の技術的解決策を説明する。
本出願の実施形態の説明において、「/」は、特に断らない限り「または」を意味する。例えばA/Bは、AまたはBを表すことができる。本明細書において、「および/または」は、関連オブジェクトを記述するための関連関係のみを記述し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、Aおよび/またはBとは、Aのみが存在する事例、AとBとの両方が存在する事例、およびBのみが存在する事例の3つの事例を表してもよい。加えて、本出願の実施形態の説明において、「複数の」は、2つまたは3つ以上を意味する。
以下の「第1」および「第2」という用語は単に説明を目的としたものであり、相対的重要性の表示または含意、あるいは示された技術的特徴の数量の暗示的な表示として理解されるべきではない。したがって、「第1」または「第2」によって限定される特徴は1つまたは複数の特徴を明示的または黙示的に含んでもよい。本出願の実施形態の説明において、「複数の」は、特に明記しない限り、2つまたは3つ以上を意味する。
本出願で提供されるシステムナビゲーションバー表示方法は、図2に示される電子機器100に適用され得る。電子機器100は、携帯型電子機器、例えば、携帯電話機、タブレット、携帯情報端末(personal digital assistant,PDA)、またはウェアラブルデバイスであってもよい。ポータブル電子機器の実施形態の一例は、iOS、android、microsoftや別のオペレーティングシステムを用いるポータブル電子機器を含むが、これらに限定されない。あるいは、ポータブル電子機器は、別のポータブル電子機器、例えば、タッチ感知面(例えば、タッチパネル)を有するラップトップコンピュータ(laptop)であってもよい。本出願のいくつかの他の実施形態では、端末100は、代替的に、タッチ感知面(例えば、タッチパネル)を有するデスクトップコンピュータであってもよいが、ポータブル電子機器ではないことをさらに理解されたい。
図2は、本出願による電子機器100の概略構造図である。
電子機器100は、プロセッサ110、外部メモリインターフェース120、内部メモリ121、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus,USB)インターフェース130、充電管理モジュール140、電源管理モジュール141、バッテリ142、アンテナ1、アンテナ2、移動通信モジュール150、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、センサモジュール180、キー190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、表示画面194、加入者識別モジュール(subscriber identification module,SIM)カードインターフェース195などを含み得る。センサモジュール180は、圧力センサ180A、ジャイロセンサ180B、気圧センサ180C、磁気センサ180D、加速度センサ180E、距離センサ180F、光学式近接センサ180G、指紋センサ180H、温度センサ180J、タッチセンサ180K、周囲光センサ180L、骨伝導センサ180M、角度センサなどを含み得る。
本出願のこの実施形態で示される構造は、電子機器100に対するいかなる特定の限定も構成しないことが理解されよう。本出願のいくつかの他の実施形態では、電子機器100は、図に示されたものよりも多いまたは少ない構成要素を含むことができ、またはいくつかの構成要素を組み合わせることができ、またはいくつかの構成要素を分割することができ、または異なる構成要素配置を有することができる。図に示されている構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実装され得る。
プロセッサ110は、1つまたは複数のプロセッシングユニットを含み得る。例えば、プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサ(application processor,AP)、モデムプロセッサ、グラフィックスプロセッシングユニット(graphics processing unit,GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor,ISP)、コントローラ、メモリ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor,DSP)、ベースバンドプロセッサ、および/またはニューラルプロセッシングユニット(neural−network processing unit,NPU)を含み得る。様々なプロセッシングユニットは、独立した構成要素であってもよく、または1つもしくは複数のプロセッサに統合されてもよい。
コントローラは、電子機器100の神経中心およびコマンドセンタであってもよい。コントローラは、命令コードおよび時系列信号に基づいて動作制御信号を生成して、命令読み取りおよび命令実行の制御を完了することができる。
メモリは、プロセッサ110にさらに配置されてもよく、命令およびデータを格納するように構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサ110内のメモリはキャッシュメモリである。このメモリは、プロセッサ110によって最近使用されたか、または周期的に使用される命令またはデータを格納し得る。プロセッサ110が命令またはデータを再び使用する必要がある場合、プロセッサ110は、メモリから命令またはデータを直接呼び出して、繰り返しアクセスを回避し、プロセッサ110の待ち時間を短縮し、それによってシステム効率を改善することができる。
いくつかの実施形態では、プロセッサ110は、1つまたは複数のインターフェースを含むことができる。インターフェースは、集積回路間(inter−integrated circuit,I2C)インターフェース、集積回路間サウンド(inter−integrated circuit sound,I2S)インターフェース、パルス符号変調(pulse code modulation,PCM)インターフェース、汎用非同期送受信機(universal asynchronous receiver/transmitter,UART)インターフェース、モバイルインダストリープロセッサインターフェース(mobile industry processor interface,MIPI)、汎用入出力(general−purpose input/output,GPIO)インターフェース、加入者識別モジュール(subscriber identity module,SIM)インターフェース、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus,USB)インターフェースなどを含み得る。
I2Cインターフェースは、双方向同期シリアルバスであり、シリアルデータライン(serial data line,SDA)とシリアルクロックライン(derail clock line,SCL)とを含む。いくつかの実施形態では、プロセッサ110は、I2Cバスの複数のグループを含むことができる。プロセッサ110は、異なるI2Cバスインターフェースを介して、タッチセンサ180K、充電器、フラッシュ、カメラ193などに別個に結合されてもよい。例えば、プロセッサ110は、I2Cインターフェースを介してタッチセンサ180Kに結合されてもよく、その結果、プロセッサ110は、電子機器100のタッチ機能を実装するために、I2Cバスインターフェースを介してタッチセンサ180Kと通信する。
I2Sインターフェースは、音声通信を実行するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ110は、I2Sバスの複数のグループを含むことができる。プロセッサ110は、プロセッサ110とオーディオモジュール170との間の通信を実施するために、I2Sバスを介してオーディオモジュール170に結合されてもよい。いくつかの実施形態では、オーディオモジュール170は、ブルートゥース(登録商標)ヘッドセットを使用して通話に応答する機能を実装するために、I2Sインターフェースを介して無線通信モジュール160にオーディオ信号を送信することができる。
PCMインターフェースはまた、オーディオ通信を実行し、アナログ信号をサンプリング、量子化、および符号化するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、オーディオモジュール170は、PCMバスインターフェースを介して無線通信モジュール160に結合されてもよい。いくつかの実施形態では、オーディオモジュール170は、ブルートゥース(登録商標)ヘッドセットを使用して通話に応答する機能を実装するために、PCMインターフェースを介して無線通信モジュール160にオーディオ信号を送信することもできる。I2SインターフェースおよびPCMインターフェースの両方は、オーディオ通信を実行するように構成されてもよい。
UARTインターフェースは、ユニバーサルシリアルデータバスであり、非同期通信を実行するように構成される。バスは、双方向通信バスであってもよく、シリアル通信とパラレル通信との間で送信されるデータを変換する。いくつかの実施形態では、UARTインターフェースは通常、プロセッサ110を無線通信モジュール160に接続するように構成される。例えば、プロセッサ110は、ブルートゥース(登録商標)機能を実施するために、UARTインターフェースを介して無線通信モジュール160内のブルートゥース(登録商標)モジュールと通信する。いくつかの実施形態では、オーディオモジュール170は、ブルートゥース(登録商標)ヘッドセットを使用して音楽を再生する機能を実施するために、UARTインターフェースを介して無線通信モジュール160にオーディオ信号を送信することができる。
MIPIインターフェースは、プロセッサ110を表示画面194またはカメラ193などの周辺構成要素に接続するように構成されてもよい。MIPIインターフェースは、カメラシリアルインターフェース(camera serial interface,CSI)およびディスプレイシリアルインターフェース(display serial interface,DSI)などを含む。いくつかの実施形態では、プロセッサ110は、電子機器100の写真撮影機能を実施するために、CSIインターフェースを介してカメラ193と通信する。プロセッサ110は、電子機器100の表示機能を実施するために、DSIインターフェースを介して表示画面194と通信する。
GPIOインターフェースは、ソフトウェアによって構成されてもよい。GPIOインターフェースは、制御信号またはデータ信号として構成されてもよい。いくつかの実施形態では、GPIOインターフェースは、プロセッサ110をカメラ193、表示画面194、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、センサモジュール180などに接続するように構成されてもよい。GPIOインターフェースはまた、I2Cインターフェース、I2Sインターフェース、UARTインターフェース、MIPIインターフェースなどとして構成されてもよい。
USBインターフェース130は、USB規格に準拠したインターフェースであり、具体的には、Mini USBインターフェース、Micro USBインターフェース、USB Type Cインターフェースなどであってもよい。USBインターフェース130は、電子機器100に充電するために充電器に接続するように構成されてもよく、電子機器100と周辺機器との間でデータ伝送を実行するように構成されてもよく、またはヘッドセットに接続し、ヘッドセットを使用してオーディオを再生するように構成されてもよい。インターフェースは、ARデバイスなどの別の電子機器に接続するようにさらに構成されてもよい。
本発明のこの実施形態に示されているモジュール間のインターフェース接続関係は、説明のための単なる例であり、電子機器100の構造を限定するものではないことが理解されよう。本出願のいくつかの他の実施形態では、電子機器100は、代替的に、前述の実施形態とは異なるインターフェース接続方式、または複数のインターフェース接続方式の組み合わせを使用してもよい。
充電管理モジュール140は、充電器から充電入力を受け取るように構成される。充電器は、無線充電器または有線充電器であり得る。有線充電のいくつかの実施形態では、充電管理モジュール140は、USBインターフェース130を介して有線充電器から充電入力を受け取ることができる。無線充電のいくつかの実施形態では、充電管理モジュール140は、電子機器100の無線充電コイルを使用して無線充電入力を受け取ることができる。充電管理モジュール140は、バッテリ142に充電しながら、電源管理モジュール141を使用して電子機器に給電する。
電源管理モジュール141は、バッテリ142および充電管理モジュール140をプロセッサ110に接続するように構成される。電源管理モジュール141は、バッテリ142および/または充電管理モジュール140の入力を受け取り、プロセッサ110、内部メモリ121、外部メモリ、表示画面194、カメラ193、無線通信モジュール160などに給電する。電源管理モジュール141は、バッテリ容量、バッテリサイクル数、およびバッテリの健康状態(漏電またはインピーダンス)などのパラメータを監視するようにさらに構成されてもよい。いくつかの他の実施形態では、電源管理モジュール141は、代替として、プロセッサ110に配置されてもよい。いくつかの他の実施形態では、電源管理モジュール141および充電管理モジュール140は、代替として、同じ機器に配置されてもよい。
電子機器100の無線通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、移動通信モジュール150、無線通信モジュール160、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサなどを介して実施され得る。
アンテナ1およびアンテナ2は、電磁波信号を送受信するように構成される。電子機器100内の各アンテナは、1つまたは複数の通信周波数帯域をカバーするように構成され得る。アンテナ利用を向上させるために異なるアンテナがさらに多重化されてもよい。例えば、アンテナ1は無線ローカルエリアネットワークのダイバーシチアンテナとして多重化されてもよい。いくつかの他の実施形態では、アンテナは、チューニングスイッチと組み合わせて使用され得る。
移動通信モジュール150は、電子機器100に適用される解決策を、2G、3G、4G、5Gなどを含む無線通信に提供することができる。移動通信モジュール150は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、低雑音増幅器(low noise amplifier,LNA)などを含み得る。移動通信モジュール150は、アンテナ1を介して電磁波を受信し、受信した電磁波に対してフィルタリングや増幅などの処理を行い、電磁波を復調のためにモデムプロセッサに送信し得る。移動通信モジュール150は、モデムプロセッサによって変調された信号をさらに増幅し、アンテナ1を介して放射するために信号を電磁波に変換し得る。いくつかの実施形態では、移動通信モジュール150内の少なくとも一部の機能モジュールがプロセッサ110に配置され得る。いくつかの実施形態では、移動通信モジュール150内の少なくとも一部の機能モジュールが、プロセッサ110内の少なくとも一部のモジュールと同じ機器に配置され得る。
モデムプロセッサは、変調器および復調器を含み得る。変調器は、送信されるべき低周波数ベースバンド信号を中波または高周波信号に変調するように構成される。復調器は、受信した電磁波信号を低周波数ベースバンド信号に復調するように構成される。次いで、復調器は、復調によって取得された低周波数ベースバンド信号を処理のためにベースバンドプロセッサに送信する。低周波数ベースバンド信号は、ベースバンドプロセッサによって処理された後、アプリケーションプロセッサに送信される。アプリケーションプロセッサは、オーディオ機器(スピーカ170Aや受信機170Bに限定されない)を使用して音響信号を出力するか、または表示画面194を使用して画像もしくはビデオを表示する。いくつかの実施形態では、モデムプロセッサは、独立した構成要素であり得る。いくつかの他の実施形態では、モデムプロセッサは、プロセッサ110から独立していてもよく、移動通信モジュール150または別の機能モジュールと同じ機器に配置される。
無線通信モジュール160は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks,WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity,Wi−Fi)ネットワーク)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth,BT)、全地球航法衛星システム(global navigation satellite system,GNSS)、周波数変調(frequency modulation,FM)、近距離無線通信(near field communication,NFC)、および赤外線(infrared,IR)技術を含む無線通信への、電子機器100に適用される解決策を提供し得る。無線通信モジュール160は、少なくとも1つの通信プロセッサモジュールを統合する1つまたは複数の構成要素であってもよい。無線通信モジュール160は、アンテナ2を介して電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリング処理を行い、処理された信号をプロセッサ110に送信する。無線通信モジュール160は、プロセッサ110から送信されるべき信号をさらに受信し、信号に対して周波数変調および増幅を実行し、アンテナ2を介して放射するために信号を電磁波に変換することができる。
いくつかの実施形態では、電子機器100が無線通信技術を使用してネットワークおよび別の機器と通信することができるように、電子機器100のアンテナ1および移動通信モジュール150が結合され、電子機器100のアンテナ2および無線通信モジュール160が結合される。無線通信技術は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(global system for mobile communications,GSM)、汎用パケット無線サービス(general packet radio service,GPRS)、符号分割多元接続(code division multiple access,CDMA)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access,WCDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(time−division code division multiple access,TD−SCDMA)、ロングタームエボリューション(long term evolution,LTE)、BT、GNSS、WLAN、NFC、FM、IR技術などを含み得る。GNSSは、全地球測位システム(global positioning system,GPS)、全地球航法衛星システム(global navigation satellite system,GLONASS)、北斗航法衛星システム(beidou navigation satellite system,BDS)、準天頂衛星システム(quasi−zenith satellite system,QZSS)、および/または静止衛星型補強システム(satellite based augmentation systems,SBAS)を含み得る。
電子機器100は、GPU、表示画面194、アプリケーションプロセッサなどを使用して表示機能を実施する。GPUは、画像処理のためのマイクロプロセッサであり、表示画面194およびアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学的および幾何学的計算を実行するように構成され、画像をレンダリングするように構成される。プロセッサ110は、プログラム命令を実行して表示情報を生成または変更する1つまたは複数のGPUを含み得る。
表示画面194は、画像、ビデオなどを表示するように構成される。表示画面194は、表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display,LCD)、有機発光ダイオード(organic light−emitting diode,OLED)、アクティブマトリックス式有機発光ダイオード(active−matrix organic light emitting diode,AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flex light−emitting diode,FLED)、Miniled、MicroLed、Micro−oLedまたは量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diodes,QLED)などで構成され得る。いくつかの実施形態では、電子機器100は、1つまたはN個の表示画面194を含んでいてもよく、Nは1より大きい正の整数である。
本出願のいくつかの実施形態では、表示パネルがOLED、AMOLED、またはFLEDなどの材料で構成されている場合、表示画面194は曲げられ得る。ここで、表示画面194が曲げられ得ることは、表示画面が任意の部分で任意の角度に曲げられ得、その角度に維持され得ることを意味する。例えば、表示画面194は、半分に折り畳まれてもよい。本出願では、曲げられ得る表示画面は、折り畳み可能な表示画面と呼ばれる。
図3を参照すると、折り畳み可能な表示画面は2つの状態を有する。図3の右側の添付図面に示されるように、折り畳み可能な表示画面は展開された状態にあってもよく、言い換えると、表示画面は曲げ角度を有していない。図3の左側の添付図面に示されるように、折り畳み可能な表示画面はさらに折り畳まれた状態にあってもよく、言い換えると、表示画面は曲げ角度を有する。ここで、表示画面の曲げ角度とは、折り畳まれた状態の表示画面と展開された状態の表示画面との角度差を指す。本出願では、折り畳み可能な表示画面は、外側に曲げられてもよく、内側に曲げられてもよい。いくつかの実施形態では、折り畳み可能な表示画面の曲げ角度は、0度〜+180度の範囲であり得る。例えば、表示画面は、30度内側に曲げられてもよく、30度外側に曲げられてもよい。
折り畳み可能な表示画面が折り畳まれた状態にあるとき、表示画面は、いくつかの領域のみに、電子機器100のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを表示してもよく、またはすべての領域に、電子機器100のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを表示してもよい。例えば、図3の左側の添付図面を参照すると、折り畳まれた表示画面は、画面Aと画面Bとに分割されてもよい。画面Aのみが、システムによって出力されたインターフェースコンテンツを表示するように構成されてもよいし、画面Aと画面Bとが、代替的に、システムによって出力された異なるインターフェースコンテンツを表示するように構成されてもよい。
折り畳み可能な表示画面が展開された状態にあるとき、表示画面は、電子機器100のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを全画面表示することができる。可能な実装形態では、インターフェースコンテンツが全画面で表示されるとき、インターフェースコンテンツは表示画面の表示領域全体を占有することができる。別の可能な実装形態では、インターフェースコンテンツは、表示画面の表示領域の一部のみを占有してもよい。例えば、表示画面が異常切断画面(Notch画面)である場合には、異常切断画面の中央部にインターフェースコンテンツが表示され、2辺のうちの1つまたは複数の縁部に黒い画面が発生する。表示画面はインターフェースコンテンツを全画面表示すると考えられることもできる。
本出願のいくつかの実施形態では、電子機器100には、比較的大きなサイズの表示画面(例えば、5インチ以上の表示画面)が設けられてもよい。
電子機器100は、ISP、カメラ193、ビデオコーデック、GPU、表示画面194、アプリケーションプロセッサなどを使用して写真撮影機能を実施し得る。
ISPは、カメラ193によってフィードバックされたデータを処理するように構成される。例えば、写真撮影時には、シャッタが開かれ、レンズを介して光線がカメラの感光素子に伝達され、光信号が電気信号に変換される。カメラの感光素子は、処理のためにISPに電気信号を送り、電気信号を視覚画像に変換する。ISPは、画像のノイズ、明るさ、および顔色に対してアルゴリズム最適化をさらに実行することができる。ISPは、写真撮影シナリオの露出や色温度などのパラメータをさらに最適化することができる。いくつかの実施形態では、ISPはカメラ193に配置され得る。
カメラ193は、静止画像またはビデオを取り込むように構成される。レンズを介してオブジェクトが感光素子に投射され、光学像を生成する。感光素子は、電荷結合素子(charge coupled device,CCD)、または相補形金属酸化膜半導体(complementary metal−oxide−semiconductor,CMOS)フォトトランジスタであり得る。感光素子は、光信号を電気信号に変換し、次いで、電気信号をデジタル画像信号に変換するために、電気信号をISPに送信する。ISPは、デジタル画像信号を処理のためのDSPに出力する。DSPは、デジタル画像信号をRGBまたはYUVなどの標準フォーマットの画像信号に変換する。いくつかの実施形態では、電子機器100は、1つまたはN個のカメラ193を含むことができ、Nは1より大きい正の整数である。
デジタル信号プロセッサは、デジタル信号を処理するように構成される。デジタル画像信号に加えて、デジタル信号プロセッサは、別のデジタル信号をさらに処理することができる。例えば、電子機器100が周波数を選択すると、デジタル信号プロセッサは、周波数エネルギーに対するフーリエ変換を行うように構成される。
ビデオコーデックは、デジタルビデオを圧縮または解凍するように構成される。電子機器100は、1つまたは複数のビデオコーデックをサポートすることができる。このようにして、電子機器100は、複数の符号化フォーマット、例えば、ムービングピクチャーエキスパートグループ(moving picture experts group,MPEG)−1、MPEG−2、MPEG−3、およびMPEG−4でビデオを再生または録画することができる。
NPUは、ニューラルネットワーク(neural−network,NN)コンピューティングプロセッサであり、例えば人間の脳ニューロン間の伝達モードを参照することによって、生物学的ニューラルネットワークの構造を参照することによって入力情報を迅速に処理し、自己学習をさらに継続的に実行することができる。電子機器100のインテリジェントな認知などのアプリケーションは、NPU、例えば、画像認識、顔認識、音声認識、およびテキスト理解を介して実装されてもよい。
外部メモリインターフェース120は、電子機器100の記憶容量を拡張するために、外部メモリカード、例えばMicro SDカードに接続するように構成され得る。外部メモリカードは、データ記憶機能を実施するために、外部メモリインターフェース120を介してプロセッサ110と通信する。例えば、音楽やビデオなどのファイルが外部メモリカードに格納される。
内部メモリ121は、コンピュータ実行可能プログラムコードを格納するように構成されてもよく、実行可能プログラムコードは命令を含む。プロセッサ110は内部メモリ121に格納された命令を実行して、電子機器100の様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する。内部メモリ121は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含み得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能(例えば音声再生機能、または画像再生機能)に必要なアプリケーションなどを格納し得る。データ記憶領域は、電子機器100の使用中に作成されたデータ(例えば、オーディオデータや電話帳)などを格納し得る。加えて、内部メモリ121は、高速ランダムアクセスメモリを含んでいてもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュ記憶装置、またはユニバーサルフラッシュストレージ(universal flash storage,UFS)をさらに含んでいてもよい。
電子機器100は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、アプリケーションプロセッサなどを使用して、オーディオ機能、例えば、音楽再生や録音を実施することができる。
オーディオモジュール170は、デジタルオーディオ情報を出力のためにアナログオーディオ信号に変換するように構成され、アナログオーディオ入力をデジタルオーディオ信号に変換するようにも構成される。オーディオモジュール170は、オーディオ信号を符号化および復号するようにさらに構成され得る。いくつかの実施形態では、オーディオモジュール170は、プロセッサ110に配置されてもよく、またはオーディオモジュール170の一部の機能モジュールがプロセッサ110に配置される。
スピーカ170Aは、「ラウドスピーカ」とも呼ばれ、オーディオ電気信号を音響信号に変換するように構成される。電子機器100は、スピーカ170Aを使用して音楽を聴いたり、ハンズフリー通話に応答したりすることができる。
受信機170Bは、「イヤホン」とも呼ばれ、オーディオ電気信号を音響信号に変換するように構成される。電子機器100が電話に出たり、音声情報を受信したりする場合、受信機170Bが人の耳に近づけて音声を聞くように置かれてもよい。
マイクロフォン170Cは、「マイク」または「伝音装置」とも呼ばれ、音響信号を電気信号に変換するように構成される。ユーザは、通話や音声情報の送信を行う際に、マイクロフォン170Cに人の口を近づけて音声を発し、マイクロフォン170Cに音響信号を入力してもよい。少なくとも1つのマイクロフォン170Cが電子機器100に配置され得る。いくつかの他の実施形態では、音響信号を収集し、ノイズ低減機能を実装するために、電子機器100内に2つのマイクロフォン170Cが配置されてもよい。いくつかの他の実施形態では、音響信号を収集し、ノイズを低減し、音源をさらに識別し、指向性録音機能を実装するなどのために、電子機器100内に3つ、4つ、またはそれ以上のマイクロフォン170Cが代替的に配置されてもよい。
ヘッドセットジャック170Dは、有線ヘッドセットに接続するように構成される。ヘッドセットジャック170Dは、USBインターフェース130であり得るか、または3.5mmオープンモバイル電子機器プラットフォーム(open mobile terminal platform,OMTP)標準インターフェース、もしくは米国セルラー通信工業会(cellular telecommunications industry association of the USA,CTIA)標準インターフェースであり得る。
圧力センサ180Aは、圧力信号を感知するように構成され、圧力信号を電気信号に変換することができる。いくつかの実施形態では、圧力センサ180Aは、表示画面194に配置され得る。抵抗式圧力センサ、誘導式圧力センサ、および静電容量式圧力センサなど、多くのタイプの圧力センサ180Aがある。静電容量式圧力センサは、導電材料からなる少なくとも2つの平行なプレートを含み得る。圧力センサ180Aに力が加わると、電極間の静電容量が変化する。電子機器100は、静電容量の変化に基づいて圧力強度を決定する。表示画面194上でタッチ操作が行われると、電子機器100は、圧力センサ180Aを使用してタッチ操作の強度を検出する。電子機器100はまた、圧力センサ180Aの検出信号に基づいてタッチ位置を計算することもできる。いくつかの実施形態では、同じタッチ位置で実行されるが異なるタッチ操作強度を有するタッチ操作は、異なる操作命令に対応することができる。例えば、タッチ操作強度が第1の圧力閾値未満であるタッチ操作がメッセージアプリケーションのアイコン上で行われると、SMSメッセージを閲覧するための命令が実行される。メッセージアプリケーションのアイコンに対してタッチ操作強度が第1の圧力閾値以上であるタッチ操作が行われると、新しいSMSメッセージを作成するための命令が実行される。
ジャイロセンサ180Bは、電子機器100の移動姿勢を決定するように構成され得る。いくつかの実施形態では、ジャイロセンサ180Bを使用することによって、三軸(すなわち、x軸、y軸、およびz軸)を中心とした電子機器100の角速度が決定され得る。ジャイロセンサ180Bは、写真撮影中に手振れ補正を行うように構成され得る。例えば、シャッタが押されると、ジャイロセンサ180Bは、電子機器100がジッターする角度を検出し、その角度に基づく計算によって、レンズモジュールが補償する必要がある距離を取得し、レンズが逆運動によって電子機器100のジッターを相殺することを可能にし、画像安定化を実現する。ジャイロセンサ180Bは、ナビゲーションシナリオおよび身体的ゲームシナリオでさらに使用され得る。いくつかの実施形態では、ジャイロセンサ180Bは、折り畳み可能な表示画面の曲げ角度を取得するように構成されてもよい。例えば、ジャイロセンサは、折り畳み可能な表示画面の画面Aおよび画面Bの下方にそれぞれ設置される。ジャイロセンサによって得られたデータが比較され、比較結果に基づいて画面の曲げ角度を決定する。
気圧センサ180Cは、大気圧を測定するように構成される。いくつかの実施形態では、電子機器100は、気圧センサ180Cを使用して測定された大気圧の値に基づいて高度を計算して、測位およびナビゲーションを支援する。
磁気センサ180Dは、ホール効果センサを含む。電子機器100は、磁気センサ180Dを使用することによってフリップレザーケースの開閉を検出することができる。いくつかの実施形態では、電子機器100が折り畳み式携帯電話であるとき、電子機器100は、磁気センサ180Dを使用することによってフリップカバーの開閉を検出することができる。また、検出されたレザーケースの開閉状態や検出されたフリップカバーの開閉状態に基づいて、フリップカバーの自動ロック解除などの機能が設定される。
加速度センサ180Eは、電子機器100の様々な方向(通常は三軸上)の加速度の大きさを検出することができ、電子機器100が静止しているときに重力の大きさおよび方向を検出することができる。加速度センサ380Eは、電子機器の姿勢を識別するようにさらに構成されてもよく、横向きと縦向きとの切り替えまたは歩数計などのアプリケーションに適用される。
距離センサ180Fは、距離を測定するように構成される。電子機器100は、赤外線方式またはレーザ方式で距離を測定することができる。いくつかの実施形態では、写真撮影シナリオにおいて、電子機器100は、距離センサ180Fを使用して距離を測定して、迅速なピント合わせを実施することができる。
例えば、光学式近接センサ180Gは、発光ダイオード(LED)および光検出器、例えば、フォトダイオードを含み得る。発光ダイオードは、赤外線発光ダイオードであり得る。電子機器100は、発光ダイオードを介して赤外光を発する。電子機器100は、フォトダイオードを介して、近傍のオブジェクトからの赤外反射光を検出する。十分な反射光を検出すると、電子機器100は、電子機器101の近くにオブジェクトがあると判断することができる。不十分な反射光を検出すると、電子機器100は、電子機器100の近くにオブジェクトがないと判断することができる。電子機器100は、光学式近接センサ180Gを使用して、ユーザが電話をかけるために電子機器100を耳のそばに保持していることを検出して、節電のために画面を自動的にオフにすることができる。光学式近接センサ180Gはまた、画面を自動的にロック解除またはロックするために、フリップカバーモードまたはポケットモードで使用されてもよい。
周囲光センサ180Lは、周囲光の明るさを感知するように構成される。電子機器100は、感知された周囲光の明るさに基づいて表示画面194の明るさを適応的に調整することができる。周囲光センサ180Lは、写真撮影時にホワイトバランスを自動的に調整するようにも構成され得る。周囲光センサ180Lはまた、光学式近接センサ180Gと協調して、電子機器100がポケット内にあるかどうかを検出して、偶発的なタッチを回避することもできる。
指紋センサ180Hは、指紋を収集するように構成される。電子機器100は、収集された指紋の特徴を使用して、指紋ベースのロック解除、アプリケーションロックアクセス、指紋ベースの写真撮影、指紋ベースの電話応答などを実施することができる。
温度センサ180Jは、温度を検出するように構成される。いくつかの実施形態では、電子機器100は、温度センサ180Jを使用して検出された温度を使用して温度処理ポリシーを実行する。例えば、温度センサ180Jによって報告された温度が閾値を超える場合、電子機器100は、温度センサ180Jの近くに位置するプロセッサの性能を低下させて、電力消費を減らして熱保護を実施する。いくつかの他の実施形態では、温度が別の閾値未満である場合、電子機器100はバッテリ142を加熱して、電子機器100が低温のために異常にシャットダウンされるのを防ぐ。いくつかの他の実施形態では、温度がさらに別の閾値未満である場合、電子機器100は、低温によって引き起こされる異常なシャットダウンを回避するためにバッテリ142の出力電圧を昇圧する。
タッチセンサ180Kは、「タッチパネル」とも呼ばれる。タッチセンサ180Kは、表示画面194内に配置されてもよい。タッチセンサ180Kおよび表示画面194は、タッチスクリーンを構成する。タッチセンサ180Kは、タッチセンサ180K上またはその近くで行われたタッチ操作を検出するように構成される。タッチセンサは、タッチイベントのタイプを判定するために、検出されたタッチ操作をアプリケーションプロセッサに転送することができる。タッチ操作に関連した視覚出力が、表示画面194を使用して提供され得る。いくつかの他の実施形態では、タッチセンサ180Kはまた、表示画面194の位置とは異なる位置で電子機器100の表面に配置されてもよい。
骨伝導センサ180Mは、振動信号を取得することができる。いくつかの実施形態では、骨伝導センサ180Mは、人間の声帯部分の振動骨の振動信号を取得することができる。骨伝導センサ180Mはまた、血圧拍動信号を受信するために身体パルスに接触してもよい。いくつかの実施形態では、骨伝導センサ180Mはまた、骨伝導ヘッドセットを得るためにヘッドセット内に配置されてもよい。オーディオモジュール170は、音声機能を実施するために、声帯部分の振動骨の振動信号であって骨伝導センサ180Mによって取得された振動信号に基づいて解析によって音声信号を取得することができる。アプリケーションプロセッサは、心拍検出機能を実施するために、骨伝導センサ180Mによって取得された血圧拍動信号に基づいて心拍情報を解析することができる。
角度センサは、表示画面194の曲げ角度を取得するように構成され得る。いくつかの実施形態では、角度センサは、表示画面194に配置されてもよい。いくつかの実施形態では、角度センサは、表示画面194の曲げ位置を取得するようにさらに構成されてもよい。
キー190は、電源キー、音量キーなどを含む。キー190は、機械的なキーであり得るか、またはタッチキーであり得る。電子機器100は、キー入力を受け取り、電子機器100のユーザ設定および機能制御に関連したキー信号入力を生成し得る。
モータ191は、振動プロンプトを生成することができる。モータ191は、着信振動プロンプトに使用されてもよく、またはタッチ振動フィードバックに使用されてもよい。例えば、異なるアプリケーション(例えば、写真撮影やオーディオ再生)上で行われたタッチ操作が、異なる振動フィードバック効果に対応していてもよい。モータ191はまた、表示画面194の異なる領域で行われたタッチ操作の異なる振動フィードバック効果に対応していてもよい。異なる適用シナリオ(例えば、タイムリマインダ、情報受信、目覚まし時計、およびゲーム)もまた、異なる振動フィードバック効果に対応していてもよい。タッチ振動フィードバック効果はカスタマイズされてもよい。
インジケータ192は、インジケータライトであってもよく、充電状況および電力の変化を示すように構成されてもよく、またはメッセージ、不在着信、通知などを示すように構成されてもよい。
SIMカードインターフェース195は、SIMカードに接続するように構成される。SIMカードは、電子機器100と接触するか、または電子機器100から分離されるように、SIMカードインターフェース195に挿入されるか、またはSIMカードインターフェース195から取り外され得る。電子機器100は1つまたはN個のSIMカードインターフェースをサポートすることができ、Nは1より大きい正の整数である。SIMカードインターフェース195は、Nano SIMカード、Micro SIMカード、SIMカードなどをサポートすることができる。複数のカードが同時にSIMカードインターフェース195に挿入されてもよい。複数のカードは、同じタイプまたは異なるタイプのものであってもよい。SIMカードインターフェース195は、様々なタイプのSIMカードとの互換性を有していてもよい。SIMカードインターフェース195は、外部記憶カードとの互換性を有していてもよい。電子機器100は、SIMカードを使用してネットワークとインタラクトして、通話機能、データ通信機能などを実施する。いくつかの実施形態では、電子機器100は、eSIM、すなわち、組み込み式のSIMカードを使用する。eSIMカードは、電子機器100に組み込まれてもよく、電子機器100から分離されることができない。
電子機器100のソフトウェアシステムは、階層化アーキテクチャ、イベントドリブンアーキテクチャ、マイクロカーネルアーキテクチャ、マイクロサービスアーキテクチャ、またはクラウドアーキテクチャを使用することができる。本発明のこの実施形態では、電子機器100のソフトウェア構造を説明するための例として、階層化アーキテクチャのAndroidシステムが使用される。
図4は、本発明の一実施形態による電子機器100のソフトウェア構造のブロック図である。
ソフトウェアは、階層化アーキテクチャを使用することによっていくつかの層に分割され、各層は明確な役割およびタスクを有する。層は、ソフトウェアインターフェースを介して互いに通信する。いくつかの実施形態では、Androidシステムは、上から順に4つの層、すなわちアプリケーション層、アプリケーションフレームワーク層、アンドロイド(登録商標)ランタイム(Android runtime)、システムライブラリ、およびカーネル層に分割される。
アプリケーション層は、一連のアプリケーションパッケージを含むことができる。
図4に示されるように、アプリケーションパッケージは、「カメラ」、「ギャラリー」、「カレンダー」、「電話」、「マップ」、「ナビゲーション」、「WLAN」、「ブルートゥース(登録商標)」、「音楽」、「ビデオ」、および「メッセージ」などのアプリケーションを含むことができる。
アプリケーションフレームワーク層は、アプリケーションプログラミングインターフェース(application programming interface,API)およびアプリケーション層におけるアプリケーションのためのプログラミングフレームワークを提供する。アプリケーションフレームワーク層は、いくつかの所定の機能を含む。
図4に示されるように、アプリケーションフレームワーク層は、デスクトップマネージャ、コンテンツプロバイダ、ビューシステム、電話マネージャ、リソースマネージャ、通知マネージャなどを含み得る。
デスクトップマネージャは、デスクトッププログラムを管理するように構成される。デスクトップマネージャは、表示画面のサイズを取得し、ステータスバーがあるかどうかを判定し、画面ロックを実行し、表示画面のスクリーンショットを撮ることなどができる。
コンテンツプロバイダは、データを記憶して取得し、アプリケーションがデータにアクセスできるようにするように構成される。データは、ビデオ、画像、オーディオ、送受信された通話、閲覧履歴およびブックマーク、アドレス帳などを含み得る。
ビューシステムは、テキストを表示するための制御、および画像を表示するための制御などの視覚的制御を含む。ビューシステムは、アプリケーションを構築するように構成され得る。表示インターフェースは、1つまたは複数のビューを含み得る。例えば、SMSメッセージ通知アイコンを含む表示インターフェースは、テキスト表示ビューおよび画像表示ビューを含み得る。
電話マネージャは、電子機器100に通信機能、例えば、通話ステータスの管理(応答または拒否を含む)を提供するように構成される。
リソースマネージャは、アプリケーションに対して、ローカライズされた文字列、アイコン、画像、レイアウトファイル、動画ファイルなどの様々なリソースを提供する。
通知マネージャは、アプリケーションがステータスバーに通知情報を表示することを可能にし、通知メッセージを伝達するように構成され得る。通知マネージャは、ユーザとの対話を必要とせずに、短い一時停止の後に自動的に消えることができる。例えば、通知マネージャは、ダウンロード完了の通知、メッセージ通知などを行うように構成される。通知マネージャは、さらに、グラフまたはスクロールバーテキストの形でシステムのトップステータスバーに現れる通知、例えば、バックグラウンドで動作しているアプリケーションの通知であってもよく、またはダイアログデスクトップの形で画面に現れる通知であってもよい。例えば、ステータスバーにテキスト情報が表示されたり、アナウンスが流れたり、電子機器が振動したり、表示灯が点滅したりする。
Android runtimeは、コアライブラリおよび仮想マシンを含む。Android runtimeは、アンドロイド(登録商標)システムのスケジューリングおよび管理を担当する。
コアライブラリは、2つの部分、すなわち、java言語で呼び出される必要がある関数と、アンドロイド(登録商標)のコアライブラリとを含む。
アプリケーション層およびアプリケーションフレームワーク層は、仮想マシン上で動作する。仮想マシンは、アプリケーション層およびアプリケーションフレームワーク層のjavaファイルをバイナリファイルとして実行する。仮想マシンは、オブジェクトライフサイクル管理、スタック管理、スレッド管理、セキュリティおよび例外管理、ならびにガベージコレクションなどの機能を実装するように構成される。
システムライブラリは、複数の機能モジュール、例えば、サーフェスマネージャ(surface manager)、メディアライブラリ(Media Libraries)、3次元グラフィックス処理ライブラリ(例えば、OpenGL ES)、および2Dグラフィックスエンジン(例えば、SGL)を含むことができる。
サーフェスマネージャは、ディスプレイサブシステムを管理し、複数の用途のための2Dおよび3D画像層の融合を提供するように構成される。
メディアライブラリは、一般的に使用される複数のオーディオおよびビデオフォーマット、静止画像ファイルなどの再生および記録をサポートする。メディアライブラリは、MPEG4、H.264、MP3、AAC、AMR、JPG、およびPNGなどの複数のオーディオおよびビデオ符号化フォーマットをサポートすることができる。
3次元グラフィックス処理ライブラリは、3次元グラフィックス描画、画像レンダリング、合成、層処理などを実施するように構成される。
2Dグラフィックスエンジンは、2D描画用の描画エンジンである。
カーネル層は、ハードウェアとソフトウェアとの間の層である。カーネル層は、少なくとも、ディスプレイドライバ、カメラドライバ、オーディオドライバ、およびセンサドライバを含む。
以下、写真撮影シナリオを参照して、電子機器100のソフトウェアおよびハードウェアの動作手順の一例を説明する。
タッチセンサ180Kがタッチ操作を受信すると、対応するハードウェア割り込みがカーネル層に送信される。カーネル層は、タッチ操作を元の入力イベント(タッチ操作のタッチ座標やタイムスタンプなどの情報を含む)に処理する。元の入力イベントは、カーネル層に格納される。アプリケーションフレームワーク層は、カーネル層から元の入力イベントを取得し、入力イベントに対応する制御を識別する。タッチ操作がタッチ操作であり、タッチ操作に対応する制御がカメラアプリケーションアイコンの制御である例が使用される。カメラアプリケーションは、カメラアプリケーションを有効にするためにアプリケーションフレームワーク層のインターフェースを呼び出し、次いで、カーネル層を呼び出すことによってカメラドライバを有効にし、カメラ193を介して静的画像またはビデオを取り込む。
以下では、図2に示される電子機器100に基づいて、本出願で提供されるシステムナビゲーションバー表示方法について説明する。
本出願におけるシステムナビゲーションバーは仮想ナビゲーションバーである。言い換えると、電子機器100の表示画面には、仮想アイコンの形でシステムナビゲーションバーが提示される。仮想ナビゲーションバーは、電子機器の表示画面の表示領域の一部を占める。
システムナビゲーションバーは、システムレベルのナビゲーションバーであり、システムレベルのナビゲーション機能を提供する。システムレベルのナビゲーションバーは、アプリケーションレベルのナビゲーションバーとは異なる。アプリケーションレベルのナビゲーションバーは、電子機器がアプリケーションのインターフェースを表示するときにのみナビゲーション機能を表示および提供することができ、同じアプリケーションの異なるインターフェース間の切り替えをサポートする。システムナビゲーションバーは、表示画面に表示された任意のインターフェース上にナビゲーション機能を表示および提供することができ、同じアプリケーションの異なるインターフェース間の切り替えおよび異なるアプリケーションのインターフェース間の切り替えをサポートすることができる。
例えば、図5bを参照すると、電子機器100の表示画面は、システムによって現在出力されているインターフェースを表示するように構成される。インターフェースは、アプリケーションストアのメインインターフェースである。アプリケーションレベルのナビゲーションバー501は、メインインターフェースの下部に設けられ、ユーザがアプリケーションストアの異なるインターフェース(推奨インターフェース、ゲームインターフェース、およびランキングインターフェースなど)間で切り替えるためのアクセスを提供する。システムレベルのナビゲーションバー502が表示画面の下部にさらに表示され、ユーザがインターフェース(例えば、ホーム画面および別のアプリケーションインターフェース)を切り替えるためのアクセスを提供する。
本出願では、システムナビゲーションバーによって提供されるナビゲーション機能は、以下のタイプを含むが、これらに限定されない。
(1)前のインターフェースに戻る。
電子機器100の表示画面は、システムによって現在出力されているインターフェースを表示するように構成され、インターフェースは、入力ユーザ操作によって切り替えられ得る。前のインターフェースに戻ることは、表示画面に表示されるインターフェースが現在の画面から前のインターフェースに変化することを意味する。前のインターフェースは、ユーザが表示画面に表示されている現在のインターフェースに入るためのアクセスを提供する。例えば、ユーザは、前のインターフェース上のコントロールをタップして現在のインターフェースに入ることができる。
本出願では、前のインターフェースはユーザ操作に関連する。例えば、ユーザが表示画面に表示されたデスクトップ上のインスタントメッセージングアプリケーションアイコンをタップしてインスタントメッセージングアプリケーションのメインインターフェースに入ると、インスタントメッセージングアプリケーションのメインインターフェースの前のインターフェースはデスクトップである。別の例として、ユーザがインスタントメッセージングアプリケーションのメインインターフェースを使用してサブインターフェースに入ると、サブインターフェースの前のインターフェースはインスタントメッセージングアプリケーションのメインインターフェースである。ここで、アプリケーションのメインインターフェースは、電子機器100が最初にアプリケーションを実行するときに表示画面に表示されるインターフェースであり、アプリケーションのサブインターフェースは、メインインターフェースによって提供されるアクセスに基づいてユーザによって入力されるインターフェースである。
例えば、図5aを参照すると、電子機器100はデスクトップを最初に表示する。図5aのアプリケーションストアのアイコン503上でユーザによって実行されたタップ操作に応答して、図5bに示されるアプリケーションストアのメインインターフェースが表示され、複数のアプリケーションのアイコン、テキスト/ビデオ紹介などがアプリケーションストアのメインインターフェース上に表示される。アプリケーションストアのメインインターフェース上の第1のアプリケーションのアイコン504上でユーザによって実行された操作(例えば、タップ)に応答して、電子機器100は、図5cに示される第1のアプリケーションのダウンロードインターフェースを表示する。第1のアプリケーションのダウンロードインターフェースは、第1のアプリケーションのテキスト、ビデオ紹介、インストールオプションなどを表示する。表示画面がデスクトップ、アプリケーションストアのメインインターフェース、または第1のアプリケーションのダウンロードインターフェースを表示するとき、ステータスバーが上部にさらに表示されてもよい。ステータスバーは、オペレータ名(例えば、チャイナモバイル)、時間、WiFiアイコン、信号強度、現在の残容量などを含むことができる。
図5a〜図5cに示される特定のシナリオでは、図5bに示されるアプリケーションストアのメインインターフェースの前のインターフェースは、図5aに示されるデスクトップである。具体的には、電子機器100の表示画面が図5bに示されるアプリケーションストアのメインインターフェースを表示するとき、ユーザがナビゲーションバーによって提供される以前のインターフェースに戻る機能を使用する場合、例えば、ナビゲーションバー502内のリターンキー(左方向の三角形)をタップすると、表示画面に表示されるインターフェースは、アプリケーションストアのメインインターフェースから図5aに示されるデスクトップにジャンプする。
同様に、図5cに示されるアプリケーションストアのメインインターフェースの前のインターフェースは、図5bに示されるデスクトップである。具体的には、電子機器100の表示画面が図5cに示される第1のアプリケーションのダウンロードインターフェースを表示するとき、ユーザがナビゲーションバーによって提供される以前のインターフェースに戻る機能を使用する場合、表示画面に表示されるインターフェースは、第1のアプリケーションのダウンロードインターフェースから図5bに示されるアプリケーションストアのメインインターフェースにジャンプする。
(2)ホーム画面に戻る。
ホーム画面に戻ることは、表示画面に表示されているインターフェースが現在の画面からホーム画面に変わることを意味する。
現在のインターフェースは、ユーザ操作に関連し、ホーム画面以外の任意のインターフェースであってもよい。例えば、現在のインターフェースは、図5bに示されるアプリケーションストアのメインインターフェースであってもよいし、図5cに示されるアプリケーションストアのサブインターフェースであってもよいし、別のアプリケーションの表示インターフェースであってもよい。
ホーム画面は、電子機器の電源が投入され、ロック画面(ロック画面がある場合)のロックが解除された後に表示されるインターフェースである。いくつかの可能な実施形態では、ホーム画面は図1に示されるデスクトップである。比較的大量のアプリケーションが電子機器100にインストールされている場合、図5aに示される複数のインターフェースは、異なるアプリケーションアイコンをそれぞれ表示するために必要とされ得る。この場合、ホーム画面は、複数のインターフェースのいずれかであってもよい。ユーザは、ナビゲーションバーによって提供されるホーム画面に戻る機能を使用し、例えば、ナビゲーションバー502内のホーム画面キー(円形キー)をタップする。この場合、表示画面に表示されるインターフェースは、図5bまたは図5cに示される現在のインターフェースから図5aに示されるホーム画面にジャンプする。
(3)マルチタスクインターフェースを表示する。
マルチタスクインターフェースは、表示画面が電子機器100の開いているアプリケーションのサムネイルまたはリストを表示することを意味する。ここで、アプリケーションのサムネイルまたはリストは、表示画面のいくつかの領域に表示されてもよく、表示画面の別の表示領域はぼかされる。ここで、アプリケーションのサムネイルは、電子機器100がアプリケーションを終了するときに表示されるインターフェース、すなわち、アプリケーションのメインインターフェースまたはサブインターフェースであってもよい。
ここで、アプリケーションは、ユーザがアプリケーションを終了する時間に基づいてカスケード方式で表示されてもよく、後に終了するアプリケーションのサムネイルは、前に終了するアプリケーションのサムネイルの上に表示される。カスケード方式で表示する方法に限定されず、特定の実装形態では、アプリケーションのサムネイルは、タイル方式でさらに表示されてもよい。これは、本明細書では限定されない。ここで、アプリケーションのサムネイルは、電子機器100が最後にアプリケーションを終了したときに表示されるインターフェース、すなわち、アプリケーションのメインインターフェースまたはサブインターフェースであってもよい。ユーザは、ナビゲーションバーによって提供されるマルチタスクを表示する機能を使用し、例えば、ナビゲーションバー502内のマルチタスクキー(正方形キー)をタップする。この場合、表示画面に表示されるインターフェースは、現在のインターフェースからマルチタスクインターフェースにジャンプする。
(4)通知バーを表示する。
ここで、通知バーは、オペレータ名(例えば、チャイナモバイル)、時間、WiFiアイコン、信号強度、現在の残容量、電子機器100のいくつかの機能(例えば、ブルートゥース(登録商標)、WiFi、およびワンタッチスクリーンロック)のショートカットオン/オフキー、動作中のアプリケーションによって受信された未読メッセージ(例えば、インスタントメッセージングアプリケーション(例えば、Facebook、Twitter、またはウィーチャット(WeChat))メッセージ)などを含むことができる。
本出願では、通知バーがシステムナビゲーションバーを使用して表示されるとき、通知バーは、電子機器100のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツ上にフローティング方式で表示されてもよい。
可能な実装形態では、フローティング方式で通知バーを表示することは、表示画面がシステムによって出力されたインターフェースコンテンツと通知バーとを同時に表示し、通知バーがインターフェースコンテンツの上にカスケード方式で表示されることを意味する。ここで、表示画面がインターフェースコンテンツおよび通知バーをカスケード方式で表示する場合、通知バーは透明であってもよい。言い換えると、ユーザは、通知バーの領域内のインターフェースコンテンツの一部を見ることができる。あるいは、通知バーは透明でなくてもよい。言い換えると、ユーザは、通知バーの領域内のインターフェースコンテンツ内のコンテンツを見ることができない。これは、本明細書では限定されない。
別の可能な実装形態では、フローティング方式で通知バーを表示することは、表示画面がインターフェースコンテンツを表示するときに、通知バーが表示画面上に位置する領域がインターフェースコンテンツを表示するために使用されず、通知バーを表示するために使用されることを意味する。
システムナビゲーションバーの前述のいくつかのナビゲーション機能に加えて、本出願のシステムナビゲーションバーは、他の機能、例えば、補助アプリケーション(例えば、音声アシスタント)、インスタントメッセージングアプリケーション(例えば、Facebook、Twitter、またはウィーチャット(WeChat))、設定、およびブラウザインターフェースに入る機能をさらに含むことができる。
以上では、本出願のシステムナビゲーションバーによって提供されるいくつかのナビゲーション機能について説明している。以下では、システムナビゲーションバーが前述のナビゲーション機能を実装する方法について説明する。本出願では、システムナビゲーションバーは、ユーザジェスチャを参照してナビゲーション機能を実装することができる。以下では、いくつかの可能な実装形態を詳細に説明する。
(1)3キーシステムナビゲーションバーは、タップ操作または長押し操作を用いてナビゲーション機能を実現する。
本出願の可能な実装形態では、システムナビゲーションバーは複数の仮想キーを提供することができ、各仮想キーは異なるナビゲーション機能を有する。
例えば、図6a〜図6cは、可能なシステムナビゲーションバーを示している。図6aに示されるように、システムナビゲーションバーは3つの仮想ナビゲーションキーを提供し、仮想ナビゲーションキーはそれぞれ、左から右へのリターンキー601、ホーム画面キー602、およびマルチタスクキー603である。以下では、3つの仮想ナビゲーションキーを参照して、本出願におけるナビゲーション機能の可能な実装形態について説明する。
(a)ユーザは、電子機器100の表示画面が前のインターフェースに戻るように、リターンキー601をタップすることができる。タップ操作は、ユーザの片手の任意の部分を用いて行われてもよいし、フローティング操作や眼球運動操作などの操作を用いて実現されてもよい。
特定の例では、ユーザは、図5a〜図5cに示される実施形態のステップを実行することによって、図5cの表示インターフェースに入る。具体的には、現在の表示画面が図6aに示されている(すなわち、表示画面は、第1のアプリケーションのダウンロードインターフェースを表示する)。ユーザは、図6aのシステムナビゲーションバーのリターンキー601をタップすることができる。タップ操作に応答して、図6bに示されるように、表示画面は、第1のアプリケーションのダウンロードインターフェースの前のインターフェース(すなわち、アプリケーションストアのメインインターフェース)を表示する。さらに、ユーザは、図6bのシステムナビゲーションバーのリターンキー601をさらにタップすることができる。タップ操作に応答して、図6cに示されるように、表示画面は、アプリケーションストアのメインインターフェースの前のインターフェース(すなわち、デスクトップ)を表示する。
ここで、デスクトップの前のインターフェースがないため、図6cのシステムナビゲーションバーのリターンキー601は、ユーザ操作(例えば、タップ操作)を受信するように構成されなくてもよい。いくつかの実施形態では、デスクトップの前のインターフェースがないことをユーザに示すために、図6cのシステムナビゲーションバーのリターンキー601に対してグレースケール処理が実行されてもよい。
(b)ユーザは、電子機器100の表示画面に表示されるインターフェースがホーム画面に変わるように、ホーム画面キー602をタップすることができる。タップ操作は、ユーザの手の任意の部分を用いて行われてもよい。
例えば、図7aおよび図7bを参照すると、具体例では、ユーザは、図5a〜図5cに示される実施形態のステップを実行することにより、図5cの表示インターフェースに入る。具体的には、現在の表示画面が図7aに示されている(すなわち、表示画面は、第1のアプリケーションのダウンロードインターフェースを表示する)。ユーザは、図7aのシステムナビゲーションバーのホーム画面キー602をタップすることができる。タップ操作に応答して、図7bに示されるように、表示画面はホーム画面(すなわち、デスクトップ)を表示する。
(c)ユーザは、電子機器100の表示画面に表示されるインターフェースがマルチタスクインターフェースに変わるように、マルチタスクキー603をタップすることができる。タップ操作は、ユーザの手の任意の部分、例えば、指の腹、指先、指の関節、または肘などを用いて行われてもよい。
例えば、図8aおよび図8bを参照すると、具体例では、ユーザは、図5a〜図5cに示される実施形態のステップを実行することにより、図5cの表示インターフェースに入る。具体的には、現在の表示画面が図8aに示されている(すなわち、表示画面は、第1のアプリケーションのダウンロードインターフェースを表示する)。ユーザは、図8aのシステムナビゲーションバーのマルチタスクキー603をタップすることができる。タップ操作に応答して、図8bに示されるように、表示画面はマルチタスクインターフェースを表示する。
いくつかの実施形態では、電子機器100の表示画面は、アプリケーションが終了する時刻に基づいてカスケード方式でアプリケーションのサムネイルを表示する。例えば、図8bに示されるように、ユーザは遅くともアプリケーションストアを終了する。したがって、アプリケーションストアのサブインターフェース(すなわち、第1のアプリケーションのダウンロードインターフェース)のサムネイルは、他のアプリケーションのサムネイルの上にカスケード方式で表示される。
(d)ユーザは、電子機器100が補助アプリケーション(例えば、音声アシスタント)を実行し、表示画面は補助アプリケーションのインターフェースを表示するように、ホーム画面キー602を長押しすることができる。タップ操作は、ユーザの手の任意の部分を用いて行われてもよい。
前述のいくつかのナビゲーション方法に限定されず、特定の実装形態では、本出願は別のナビゲーション方法をさらに含むことができる。例えば、ユーザは、マルチタスクキー603を長押しすることにより、分割画面モードに入る。
ここで、上記のタップ操作とは、ユーザの手が表示画面にタッチしている時間がプリセット値以内であることを指し、長押し操作とは、ユーザの手が表示画面にタッチしている時間がプリセット値を超えることを指す。プリセット値は、予め設定されてもよい。
図6a〜図8bに示される前述のナビゲーション方法は、説明のための単なる例であり、限定として解釈されるべきではないことが理解されよう。
図6a〜図8bのシステムナビゲーションバーにおける3つの仮想キーの配置順序は限定されない。具体的な実装において、3つの仮想キーは別の順序で配置されてもよい。例えば、リターンキーとマルチタスクキーの位置が入れ替えられてもよい。具体的には、リターンキーは右側に配置され、マルチタスクキーは左側に配置される。
図6a〜図8bのシステムナビゲーションバーによって提供される3つの仮想キーに限定されず、本出願のシステムナビゲーションバーは、より多くのまたはより少ない仮想キーをさらに含んでもよい。各仮想キーのナビゲーション機能は、電子機器のデフォルト設定に限定されず、ユーザによってさらにカスタマイズされてもよい。これは、本明細書では限定されない。
例えば、システムナビゲーションバーは、通知バーキーをさらに含んでもよい。ユーザは、電子機器100の表示画面がフローティング方式で現在のインターフェース上に通知バーを表示するように、通知バーキーをタップすることができる。
別の例では、システムナビゲーションバーは、非表示キーをさらに含むことができる。ユーザは、電子機器100がシステムナビゲーションバーを非表示にするように、非表示キーをタップすることができる。言い換えると、表示画面は、システムナビゲーションバーを表示しない。いくつかの実施形態では、ユーザは非表示キーをタップすることによってシステムナビゲーションバーを非表示にすることができるだけでなく、ビデオが全画面で表示されるか、またはゲームインターフェースが全画面で入力されると、電子機器100はシステムナビゲーションバーを自動的に非表示にすることができる。
いくつかの実施形態では、図6a〜図6cに示されるシステムナビゲーションバーは、ある程度透明であってもよい。言い換えると、ユーザは、システムナビゲーションバーを介してデスクトップ上のいくつかのコンテンツを見ることができる。あるいは、図6a〜図6cに示されるシステムナビゲーションバーは透明でなくてもよい。言い換えると、ユーザは、システムナビゲーションバーを介してデスクトップを見ることができない。これは、本明細書では限定されない。
上記ケース(1)において、システムナビゲーションバーに含まれる仮想キー、仮想キーの配置順、および各仮想キーとジェスチャとを組み合わせて実現されるナビゲーション機能などは、配送時における電子機器100のデフォルト設定に限定されず、さらにユーザにより独立して設定されてもよい。具体的には、ユーザは、複数のタイプの設定情報を含む設定メニューから適切な設定情報を選択してシステムナビゲーションバーを実現してもよいし、ユーザは、ユーザの習慣に基づいて設定情報をカスタマイズしてもよい。
(2)バー形状のシステムナビゲーションバーは、スライドジェスチャと組み合わせてナビゲーション機能を実装する。
例えば、図9は、可能なシステムナビゲーションバーを示している。図9に示されるように、システムナビゲーションバーは、表示画面の下部に表示される水平バー901であり、ユーザはスライドジェスチャを使用してナビゲーション機能を実装することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザは、水平バー901から表示画面の内部領域にスライドさせるジェスチャを使用することによって、電子機器100の表示画面を有効にして、ホーム画面を表示することができる。ユーザは、さらに、水平バー901から表示画面の内部領域にスライドさせて、一定期間一時停止するジェスチャを使用して、電子機器100の表示画面を有効にして、マルチタスクインターフェースを表示することができる。ユーザは、さらに、マルチタスクインターフェースを切り替えるために、水平バー901を左右にタッチしてスライドさせることができる。ここで、スライドジェスチャは、ユーザの手の任意の部分を用いて行われてもよい。
ここで、表示画面の縁部領域に対して、表示画面の内部領域は、表示画面の縁部領域以外の領域である。縁部領域は、表示画面が非表示画面部分に接する部分である。
システムナビゲーションバーが図6a〜図9の実施形態に示されるユーザジェスチャと組み合わせてナビゲーション機能を実装するいくつかの実装形態は単なる例であることが理解されよう。本出願におけるシステムナビゲーションバーは、代替的に、別のユーザジェスチャと組み合わせてナビゲーション機能を実装してもよい。
本出願では、システムナビゲーションバーの形状および色、システムナビゲーションバー内の各インターフェース要素(仮想キー、水平バーなどを含む)の形状、サイズ、配置順序などは、配送時の電子機器100のデフォルト設定に限定されず、ユーザによってさらに独立して設定されてもよい。
本出願は、2つの形態のシステムナビゲーションバーに関し、一方は固定システムナビゲーションバーであり、他方はフローティングシステムナビゲーションバーである。以下で、それぞれ説明される。
(1)固定システムナビゲーションバー
本出願では、固定システムナビゲーションバーは少なくとも1つのシステムナビゲーションコントロールを含み、固定システムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対する固定システムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得ない。
具体的には、固定システムナビゲーションバーは、少なくとも1つのシステムナビゲーションコントロールを含む。例えば、図10aは、可能な固定システムナビゲーションバーを示している。固定システムナビゲーションバーは、図10aのリターンキー、ホーム画面キー、およびマルチタスクキーの3つのシステムナビゲーションコントロールを含む。図10aに示される3つのシステムナビゲーションコントロールに限定されず、本出願の固定システムナビゲーションバーは、より多くのまたはより少ないシステムナビゲーションコントロールをさらに含んでもよい。例えば、固定システムナビゲーションバーは、通知バーキー、非表示キーなどをさらに含んでもよい。図10aに示される3キーシステムナビゲーションバーに限定されず、本出願における固定システムナビゲーションバーは、さらに、図9に示すバー形状であってもよい。言い換えると、固定システムナビゲーションバーは、バー形状のシステムナビゲーションコントロールを含む。本出願では、固定システムナビゲーションバーの形状またはサイズも、固定システムナビゲーションバー内のシステムナビゲーションコントロールの形状またはサイズも限定されないことが理解されよう。
ここで、固定システムナビゲーションバーのナビゲーション機能については、図6a〜図9の実施形態の関連説明を参照されたい。
本出願では、固定システムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対する固定システムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得ない。例えば、図10aを参照すると、固定ナビゲーションバーは、表示画面に表示されたインターフェースの下部に相対的に配置されている。ユーザは、固定システムナビゲーションバーをドラッグすることができないので、固定ナビゲーションバーは、表示画面に表示されたインターフェースの上部または中央に相対的に配置される。
固定システムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対する固定システムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得ない。しかしながら、いくつかの実施形態では、固定システムナビゲーションバーに含まれるインターフェース要素(仮想キーまたは水平バーなどのシステムナビゲーションコントロールを含む)は、電子機器100の姿勢と共に変化して、配置方法を変更することができる。例えば、図10aを参照すると、固定システムナビゲーションバーは表示画面の下部に配置され、リターンキーの左の鋭い角は表示画面の下部の左領域を指す。表示画面が縦向きモードから横向きモードに変化するとき、システムナビゲーションバーと表示画面との間の相対位置は変化しないままである。具体的には、ユーザの視点からは、システムナビゲーションバーは表示画面の右側に位置し、リターンキーの鋭い角は表示画面の右側の下の領域を指す。しかしながら、ユーザが仮想キーを迅速に識別できるようにするために、いくつかの実施形態では、表示画面が横向きモードにあるとき、リターンキーの鋭い角は依然として表示画面の左領域を指すことができる。
いくつかの実施形態では、固定システムナビゲーションバーは、電子機器100の姿勢と共に変化して、インターフェース上の別のインターフェース要素に対する固定システムナビゲーションバーの位置を変更することができる。例えば、図10aを参照すると、表示画面が縦向きモードにあるとき、固定システムナビゲーションバーは表示画面の下部に配置される。表示画面が縦向きモードから横向きモードに変化するとき、固定システムナビゲーションバーは表示画面の右側の領域に配置され得る。
いくつかの実施形態では、固定システムナビゲーションバーは、代替的に、ユーザ操作に応答して等しい割合で縮小されてもよい。例えば、ユーザが表示画面の左下隅にスライドさせるジェスチャに応答して、電子機器のシステムによって出力されるインターフェースは、表示画面の左下領域において等しい割合で縮小され、固定システムナビゲーションバーも、表示画面の左下領域において等しい割合で縮小される。
(2)フローティングシステムナビゲーションバー
本出願では、フローティングシステムナビゲーションバーは、少なくとも1つのシステムナビゲーションコントロールを含み、フローティングシステムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対するフローティングシステムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得る。
具体的には、フローティングシステムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対するフローティングシステムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得る。いくつかの実施形態では、フローティングシステムナビゲーションバーは、ユーザによって表示画面の任意の位置にドラッグされ得る。
可能な実装形態では、フローティングシステムナビゲーションバーがユーザによってドラッグされることは、フローティングシステムナビゲーションバー全体がユーザによってドラッグされることを意味し得る。例えば、図10bは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを示している。ユーザは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバー全体を、表示画面の左上隅、右上隅、左下隅、中央領域などにドラッグすることができる。
別の可能な実装形態では、フローティングシステムナビゲーションバーがユーザによってドラッグされることは、フローティングシステムナビゲーションバーのいくつかのシステムナビゲーションコントロールがユーザによってドラッグされることを意味し得る。例えば、図10bを参照すると、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーは、図10bのリターンキー、ホーム画面キー、およびマルチタスクキーの3つのシステムナビゲーションコントロールを含む。ユーザは、いくつかの仮想ナビゲーションコントロール(例えば、リターンキーまたはマルチタスクキー)を表示画面の左上隅、右上隅、左下隅、中央領域などにドラッグすることができ、インターフェース上の仮想ナビゲーションコントロールに対する他のシステムナビゲーションコントロールの位置は変更されないままである。
ここで、図10bに示されるフローティングシステムナビゲーションバーは単なる例である。図10bに示される3つのシステムナビゲーションコントロールに限定されず、本出願のフローティングシステムナビゲーションバーは、より多くのまたはより少ないシステムナビゲーションコントロールをさらに含んでもよい。例えば、フローティングシステムナビゲーションバーは、通知バーキー、非表示キーなどをさらに含んでもよい。図10bに示されるカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーに限定されず、本出願のフローティングシステムナビゲーションバーは、さらに、図9に示されるバー形状であってもよい。言い換えると、フローティングシステムナビゲーションバーは、バー形状のシステムナビゲーションコントロールを含む。ここで、フローティングシステムナビゲーションバーがナビゲーション機能を実装する方法については、図6a〜図9の実施形態の関連説明を参照されたい。
カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーまたはバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーに限定されず、本出願におけるフローティングシステムナビゲーションバーはさらに球状であってもよい。言い換えると、フローティングシステムナビゲーションバーは、球状のシステムナビゲーションコントロールを含む。例えば、図10cは、可能な球状のフローティングシステムナビゲーションバーを示している。
いくつかの可能な実施形態では、ユーザは、図10cに示されるフローティングボール1001をタップすることができる。タップ操作に応答して、図10dを参照すると、表示画面は複数の展開されたフローティング仮想キーを表示する。複数のフローティング仮想キーは、リターンキー1002、ホーム画面キー1003、マルチタスクキー1004、ロック画面キー1005、クローズキー1006などを含むことができる。ユーザは、表示画面が前のインターフェースに戻るように、リターンキー1002をタップすることができる。ユーザは、表示画面がホーム画面を表示するように、ホーム画面キー1003をタップすることができる。ユーザは、表示画面がマルチタスクインターフェースを表示するように、マルチタスクキー1004をタップすることができる。ユーザは、表示画面がロック画面を表示するように、ロック画面キー1005をタップすることができる。ユーザは、クローズキー1006をタップして、展開されたフローティング仮想キーを折り畳むことができる。
いくつかの可能な方法では、図10cに示されるフローティングボール1001は、ユーザジェスチャを参照してナビゲーション機能を実装することができる。例えば、ユーザは、フローティングボール1001を一回タップして前のインターフェースに戻るか、フローティングドック1001を二回タップして前のインターフェースの前のインターフェースに戻るか、フローティングボール1001を長押しして表示画面から指を離してホーム画面に戻るか、またはフローティングボール1001を長押ししてフローティングボール1001を左右にスライドさせてマルチタスクインターフェースに入ることができる。
ナビゲーション機能の前述の2つの実装形態では、図10a〜図10cに示されるシステムナビゲーションバーは、球状に限定されず、さらに別の形状、例えば楕円、三角形、または長方形であってもよいことが理解されよう。
可能な実装形態では、フローティングシステムナビゲーションバーは透明であってもよい。言い換えると、ユーザは、フローティングシステムナビゲーションバーの領域内のインターフェースコンテンツ内の別のインターフェース要素を見ることができる。あるいは、フローティングシステムナビゲーションバーは透明でなくてもよい。言い換えると、ユーザは、フローティングシステムナビゲーションバーの領域内のインターフェースコンテンツ内の別のインターフェース要素を見ることができない。これは、本明細書では限定されない。
上述のシステムナビゲーションバーに基づいて、本出願は、システムナビゲーションバーをフローティング方式で表示するためにシステムナビゲーションバー表示方法を提供する。占有スペースが小さく、ユーザがナビゲーション機能を実現するためにシステムナビゲーションバーを操作するのに便利である。
以下では、本出願におけるシステムナビゲーションバー表示方法を説明するために、いくつかの特定のアプリケーションシナリオを例として使用する。
適用シナリオ1では、ユーザは、折り畳み可能な表示画面が設けられた電子機器を使用している。折り畳み可能な表示画面が折り畳まれた状態から展開された状態に変化した後、ユーザは、システムナビゲーションバーによって提供されるナビゲーション機能を使用することを期待する。
例えば、図11aに示されるように、電子機器100には折り畳み可能な表示画面が設けられ、折り畳み可能な表示画面は折り畳まれた状態にある。
いくつかの実施形態では、折り畳み可能な表示画面は、中間位置から折り畳まれてもよい。言い換えると、折り畳まれた表示画面は、図11aに示される画面Aおよび画面Bの2つの部分に分割される。この場合、ユーザが折り畳まれた電子機器を使用するとき、表示画面のいくつかの領域(例えば、画面A)は、電子機器のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを表示するために使用されてもよく、他の領域(例えば、画面B)は、いかなるインターフェースコンテンツも表示しなくてもよく、または電子機器のシステムによって出力される他のインターフェースコンテンツを表示するために使用されてもよい。
インターフェースコンテンツがいくつかの領域に表示されないということは、領域が黒い画面状態にあることを意味し得る。具体的には、領域は動作を停止し、ユーザ操作を受信せず、インターフェースコンテンツを表示しない。インターフェースコンテンツがいくつかの領域に表示されないということは、代替的に、領域が低消費電力動作状態にあり、領域がいかなるインターフェースコンテンツも表示しないが、ユーザ操作を受信し、ユーザ操作に基づいて対応するインターフェースコンテンツを表示することができることを意味し得る。
表示画面の領域の2つの部分がシステムによって出力されるインターフェースコンテンツを表示するために別々に使用されるとき、ユーザは領域の2つの部分において別々に制御を行うことができ、電子機器100はユーザに2つの表示画面を提供すると考えられることができる。
折り畳まれた状態の表示画面の領域は、電子機器のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを出力するために使用される。例えば、図11aに示されるように、画面Aに表示されるインターフェースコンテンツは、アプリケーションストアのメインインターフェースを含み、システムナビゲーションバーをさらに含む。ここで、電子機器のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツは、アプリケーションストアのメインインターフェースに限定されず、さらに別のインターフェース、例えば、デスクトップ、ゲームインターフェース、ウェブページブラウジングインターフェース、ブックリーディングインターフェース、音楽再生インターフェース、またはテキスト編集インターフェースであってもよい。これは本出願では限定されない。加えて、電子機器のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツは、別のシステムレベルのインターフェース要素、例えばステータスバーをさらに含むことができる。ステータスバーは、オペレータ名(例えば、チャイナモバイル)、時間、WiFiアイコン、信号強度、現在の残容量などを含むことができる。
表示画面が折り畳まれた状態にあるとき、システムナビゲーションバーは固定システムナビゲーションバーである。表示画面上の固定システムナビゲーションバーの相対位置は変化しないままである。例えば、図11aに示されるように、固定システムナビゲーションバーは、画面Aの下部領域に配置され、ユーザの指で移動することはできない。図11aの3つの仮想ナビゲーションキーを含むシステムナビゲーションバーに限定されず、本出願では、固定システムナビゲーションバーはさらに、図9の実施形態に示されるバー形状であってもよい。これは本出願では限定されない。ここで、固定システムナビゲーションバーがナビゲーション機能を実装する方法については、前述の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は説明されない。
電子機器100の表示画面が折り畳まれた状態から展開された状態に変化すると、表示画面上の固定システムナビゲーションバーがフローティングシステムナビゲーションバーに変化する。言い換えると、表示画面が展開された状態にあるとき、フローティングシステムナビゲーションバーが表示される。フローティングシステムナビゲーションバーは、ユーザによってドラッグされ得る。さらに、固定システムナビゲーションバーと比較して、フローティングシステムナビゲーションバーは、より小さい空間を占有し、よりコンパクトなインターフェース要素を提供し、より便利なユーザ操作を提供し、表示画面の空間を完全に使用することによってユーザにより良い体験をさらに提供することができる。このように、ユーザは、片手で電子機器を操作するときに、片手で操作が便利に行われる領域にフローティングシステムナビゲーションバーをドラッグすることができるので、システムナビゲーションバーの様々な機能が便利に使用され得る。
ここで、電子機器100の表示画面が展開された状態にあるとき、表示画面は、システムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを全画面表示するように構成され得る。いくつかの実施形態では、展開された状態で表示画面に表示されるインターフェースコンテンツは、折り畳まれた状態で表示画面に表示されるインターフェースコンテンツと同じであってもよく、展開された状態で表示画面に表示されるインターフェースコンテンツは、等しい割合で拡大される。いくつかの他の実施形態では、展開された状態で表示画面に表示されるインターフェースコンテンツは、折り畳まれた状態で表示画面に表示されるインターフェース要素よりも多くのインターフェース要素を含むことができる。例えば、図11bに示されるように、図11bのアプリケーションストアのメインインターフェースは、より多くのアプリケーションのアイコンおよびテキスト記述を含む。
特定の実装形態では、表示画面は、折り畳まれた状態または展開された状態で異なる曲げ角度を有する。表示画面の曲げ角度は、角度センサを使用して取得され得る。したがって、電子機器は、取得された曲げ角度に基づいて、表示画面が折り畳まれた状態にあるか展開された状態にあるかを区別することができる。例えば、曲げ角度αがβ未満である場合、表示画面が現在展開された状態にあると判定され得る。曲げ角度αがβより大きい場合、表示画面が現在折り畳まれた状態にあると判定され得る。ここで、βは、予め設定されていてもよい。例えば、βは、3度、5度などであってもよい。
例えば、図11bに示されるように、表示画面が展開された状態にあるとき、システムナビゲーションバーはカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーである。例えば、図11dに示されるように、表示画面が展開された状態にあるとき、システムナビゲーションバーはフローティングボールシステムナビゲーションバーである。
フローティングシステムナビゲーションバーは、図11bおよび図11dに示されるシステムナビゲーションバーに限定されず、さらに、図9に示されるバー形状であってもよい。これは本出願では限定されない。ここで、フローティングシステムナビゲーションバーの定義およびフローティングシステムナビゲーションバーがナビゲーション機能を実装する方法については、フローティングシステムナビゲーションバーの前述の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は説明されない。
表示画面が折り畳まれた状態から展開された状態に変化するとき、表示画面上のフローティングシステムナビゲーションバーの位置は、以下のいくつかの場合を含むことができ、いくつかの場合について以下で詳細に説明される。
いくつかの実施形態では、フローティングシステムナビゲーションバーは、ユーザが電子機器を保持する方法に関連され得る。例えば、図11bおよび図11dに示されるように、ユーザが左手で電子機器の左下隅を保持すると、フローティングシステムナビゲーションバーが表示画面の左下隅に表示され得る。例えば、図11cおよび図11eに示されるように、ユーザが右手で電子機器の右下隅を保持すると、フローティングシステムナビゲーションバーが表示画面の右下隅に表示され得る。前述の表示モードは、ユーザがフローティングシステムナビゲーションバーを操作するのに便利であり得る。
さらに、フローティングシステムナビゲーションバーは、ユーザが指で表示画面にタッチする位置にさらに関連されてもよい。例えば、ユーザが親指で表示画面にタッチすると、フローティングシステムナビゲーションバーは、ユーザの操作および制御を容易にするために、ユーザの親指の下に表示され得る。
特定の実装形態では、ユーザが電子機器100を異なる姿勢で保持すると、電子機器100の異なる位置に圧力が生成され得る。ユーザが電子機器100を保持するときに生成される圧力は、圧力センサによって取得されてもよく、圧力センサは、電子機器100の背面、側面、および表示画面に分散されてもよい。したがって、電子機器100は、圧力センサによって取得された圧力データに基づいて、ユーザが電子機器を左手で保持しているか右手で保持しているか、およびユーザが電子機器を保持しているときに表示画面にタッチする特定の位置を判定することができる。
本出願では、表示画面上のフローティングシステムナビゲーションバーの表示ステータスが変更され得る。以下では、展開された状態の表示画面が図11bに示されるカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを表示する例を使用して、表示ステータスを変更するいくつかの可能な方法を列挙する。
(1)カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーの表示位置が変更され得る。
可能な実装形態では、フローティングシステムナビゲーションバーの表示位置は、入力ユーザ操作に基づいて変更されてもよい。例えば、図12Aおよび図12Bを参照すると、ユーザは、フローティングシステムナビゲーションバーを長押しし、フローティングシステムナビゲーションバーをスライドさせて、フローティングシステムナビゲーションバーを任意の位置にドラッグすることができる。図12Aおよび図12Bに示されるように、ユーザは、要件に基づいてフローティングシステムナビゲーションバーの位置を調整することができる。
別の可能な実装形態では、フローティングシステムナビゲーションバーの表示位置は、ユーザが電子機器を保持する方法で変化する。例えば、ユーザが左手で電子機器を保持している状態から右手で電子機器を保持している状態に変化すると、ユーザの保持姿勢の変化に応じて、フローティングシステムナビゲーションバーが表示画面の右下隅に移動する。上記の方法では、フローティングシステムナビゲーションバーは、ユーザ操作を容易にするために、ユーザが電子機器を保持する方法に常に適用可能である。
(2)カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーは、別のフローティング形態に変更され得る。
可能な実装形態では、電子機器100は、入力ユーザ操作に基づいてフローティングシステムナビゲーションバーの表示形態を変更する、すなわち、フローティング形態を変更することができる。
例えば、図13aおよび図13bを参照すると、ユーザは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーに二本の指でタッチすることによってピンチジェスチャを入力することができる。ジェスチャに応答して、電子機器100は、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーをフローティングボールシステムナビゲーションバーに変更する。
例えば、図13cおよび図13bを参照すると、ユーザは、一本の指でカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーにタッチすることによってジェスチャを入力して、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを他方の側にスライドさせ、フローティングシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状から球状に変更することができる。図13bの左にスライドさせるジェスチャに限定されず、本出願では、右にスライドさせるジェスチャを使用することにより、フローティングシステムナビゲーションバーがカプセルバー形状から球状にさらに変更され得る。
例えば、図13dおよび図13bを参照すると、ユーザは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを表示画面の縁部領域にドラッグすることができる。ドラッグ操作に応答して、電子機器100は、フローティングシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状から球状に変更する。さらに、電子機器100は、ドラッグ速度を参照して、フローティングシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状から球状に変更するかどうかをさらに判定することができる。例えば、ユーザのドラッグ速度が第1の値よりも大きい場合、電子機器100は、フローティングシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状から球状に変更する。
ここで、図13a〜図13dに示されるユーザ操作に限定されず、本出願では、フローティングシステムナビゲーションバーの形態は別の方法でさらに変更されてもよい。例えば、ユーザは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを上方にスライドさせるジェスチャを使用することによって、フローティングシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状から球状または水平バー形状にさらに変更する。別の例として、ユーザは、表示画面上で行われるジェスチャに加えて、音声命令または眼球回転などを使用することによってフローティングシステムナビゲーションバーの表示形態をさらに変更することができる。
図13a〜図13dの実施形態で説明したフローティングシステムナビゲーションバーの形態の変更に限定されず、特定の実装形態では、電子機器100は、入力ユーザ操作に基づいて、フローティングシステムナビゲーションバーのサイズ、表示モード、コントロールの数、コントロールの形状、コントロールのサイズ、コントロール間の相対位置などをさらに変更することができる。フローティングシステムナビゲーションバーのサイズは、表示画面上でフローティングシステムナビゲーションバーが占める表示領域のサイズを指す。表示モードは、フローティングシステムナビゲーションバー(例えば、図13a〜図13dに示されるフローティングシステムナビゲーションバー)または別個の表示(例えば、一部のシステムナビゲーションコントロールと別のシステムナビゲーションコントロールとの別個の表示)におけるシステムナビゲーションコントロールの共同表示を含むことができる。制御サイズは、表示画面上のフローティングシステムナビゲーションバーのシステムナビゲーションコントロールによって占有される表示領域のサイズを指す。コントロール間の相対位置は、フローティングシステムナビゲーションバーのシステムナビゲーションコントロール間の位置関係を指す。
前述の可能な実装形態では、さらに、電子機器100は、入力ユーザ操作に基づいてフローティングシステムナビゲーションバーの表示形態をさらに復元することができ、すなわち、フローティングボールシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーに復元することができる。
例えば、図14aおよび図14bを参照すると、ユーザは、フローティングボールシステムナビゲーションバーに二本の指でタッチし、二本の指で外側にスライドさせることができる。ジェスチャに応答して、電子機器100は、フローティングボールシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーに変更する。
例えば、図14c、図14d、および図14bを参照すると、ユーザは、フローティングボールシステムナビゲーションバーをプリセット領域にドラッグし、プリセット領域に予め設定された時間留まり、フローティングボールシステムナビゲーションバーを球状からカプセルバー形状に変更することができる。ここで、プリセット領域は、予め設定されてもよい。例えば、プリセット領域は、図14dに示される表示画面の下部を含むことができる。
(3)カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーは、固定システムナビゲーションバーに変更され得る。
可能な実装形態では、図15Aおよび図15Bを参照すると、電子機器100の表示画面が展開された状態から折り畳まれた状態に変化すると、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーは、固定システムナビゲーションバーに変更され得る。ここで、固定システムナビゲーションバーは、図15Aおよび図15Bの右側の添付図面に示された形状に限定されず、さらに別の形状、例えば水平バー形状であってもよい。これは本出願では限定されない。
別の可能な実装形態では、電子機器100は、入力ユーザ操作に基づいて、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを固定システムナビゲーションバーに変更することができる。ここで、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを固定システムナビゲーションバーに変更するためにユーザが行うユーザ操作は、上記ケース(2)のフローティングボールシステムナビゲーションバーをフローティングシステムナビゲーションバーに復元するユーザ操作と同じであってもよい。特定の実装形態では、電子機器100は、システムナビゲーションバーの現在の形態および入力ユーザ操作に基づいて、システムナビゲーションバーが変更される形態を決定することができる。
例えば、図16aおよび図16bを参照すると、ユーザは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを二本の指でタッチし、二本の指で外側にスライドさせることができる。ジェスチャに応答して、電子機器100は、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを固定システムナビゲーションバーに変更する。例えば、図16c、図16d、および図18eを参照すると、ユーザは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーをプリセット領域にドラッグし、プリセット領域に予め設定された時間留まり、システムナビゲーションバーをフローティング状態から固定状態に変更することができる。ここで、プリセット領域は、予め設定されてもよい。例えば、プリセット領域は、図16dに示される表示画面の下部を含むことができる。
前述の図12A〜図16dでは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを別のフローティング状態に変更し、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを固定ナビゲーションバーに変更するいくつかの実装形態を説明するために、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーが例として使用されている。表示画面が展開された状態にあるときに図11dに示されるフローティングボールが表示される例は、球状のフローティングシステムナビゲーションバーを別のフローティング状態に変更し、球状のフローティングシステムナビゲーションバーを固定ナビゲーションバーに変更するいくつかの実装形態を簡単に説明するために以下で使用される。
いくつかの可能な実装形態では、図14a〜図14dの実施形態および関連説明を参照すると、電子機器100は、入力ユーザ操作に基づいて球状のフローティングシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状フローティングシステムナビゲーションバーに変更することができる。さらに、電子機器100は、入力ユーザ操作に基づいてフローティングシステムナビゲーションバーの表示形態をさらに復元することができ、すなわち、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーをフローティングボールシステムナビゲーションバーに復元することができる。詳細については、図13a〜図13dの実施形態の関連説明を参照されたく、ここでは詳細は説明されない。
いくつかの可能な実装形態では、図17Aおよび図17Bを参照すると、電子機器100の表示画面が展開された状態から折り畳まれた状態に変化すると、球状のフローティングシステムナビゲーションバーは固定システムナビゲーションバーに変更され得る。ここで、固定システムナビゲーションバーは、図17Aおよび図17Bの右側の添付図面に示された形状に限定されず、さらに別の形状、例えば水平バー形状であってもよい。これは本出願では限定されない。
図12A〜図17Bに示される実施形態では、ユーザ操作は、配送時の電子機器のデフォルト設定に限定されず、ユーザの習慣に基づいてユーザによってさらに独立して設定されてもよい。
電子機器100の表示画面が展開された状態にあり、図7a〜図11eに示されるバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを表示するとき、バー形状のフローティングシステムナビゲーションバーの位置、フローティング形態、およびフローティング形態間の変化、ならびにバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーが固定システムナビゲーションバーに変更される方法は、図12A〜図17Bの実施形態のものと同様であり、関連説明を参照することができることが理解されよう。ここでは詳細は説明されない。
適用シナリオ2では、ユーザは折り畳み可能な表示画面が設けられた電子機器を使用しており、折り畳み可能な表示画面は展開された状態にある。ユーザは、システムナビゲーションバーによって提供されるナビゲーション機能を使用することを期待する。
適用シナリオ2では、ユーザが電子機器を使用するとき、折り畳み可能な表示画面は、最初は展開された状態にある。適用シナリオ1の場合と同様に、電子機器は、表示画面の曲げ角度を検出し、折り畳み可能な表示画面が最初に展開された状態にあると判定することができる。表示画面は、フローティングシステムナビゲーションバーを表示する。ここで、表示画面上のフローティングシステムナビゲーションバーの位置、フローティング形態、フローティング形態間の変更、フローティングシステムナビゲーションバーが固定システムナビゲーションバーに変更される方法などについては、適用シナリオ1の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は説明されない。
適用シナリオ3では、表示画面が横向きモードにあるとき、ユーザは、システムナビゲーションバーによって提供されるナビゲーション機能を使用することを期待する。
ここで、表示画面が横向きモードであることは、以下の2つのケースを含み得る。
ケース1:電子機器には、折り畳み可能な表示画面が設けられ、折り畳み可能な表示画面は折り畳まれた状態であり、横向きモードにある。
具体的な実装形態では、電子機器は、角度センサを使用することによって、折り畳み可能な表示画面が折り畳まれた状態にあるかどうかを検出し、ジャイロセンサを使用することによって、折り畳み可能な表示画面が横向き状態にあるかどうかを検出することができる。したがって、電子機器は、折り畳み可能な表示画面がケース1にあるかどうかを判定することができる。
例えば、図18aおよび図18bを参照すると、折り畳み可能な表示画面は中間位置から折り畳まれてもよい。言い換えると、折り畳まれた表示画面は、領域の2つの部分、すなわち、図18aに示される画面Aおよび画面Bに分割される。画面Aの長さは、画面Aの高さよりも大きい。具体的には、画面Aは、横向きモードで、電子機器のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを表示する。インターフェースコンテンツは、図18aおよび図18bに示されたインターフェースに限定されず、システムレベルインターフェース要素、例えばステータスバーをさらに含んでもよい。
折り畳み可能な表示画面が折り畳まれた状態にあり、横向きモードにあるとき、図18aおよび図18bに示されるように、電子機器はフローティングシステムナビゲーションバーを表示する。
画面Aのフローティングシステムナビゲーションバーは、図18aおよび図18bのカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーに限定されず、さらに、球状、水平バー形状などであってもよい。適用シナリオ1および関連説明において、図11a〜図11eの実施形態を参照することができる。
可能な実装形態では、フローティングシステムナビゲーションバーの表示位置は、ユーザが電子機器を保持する姿勢に基づいて決定されてもよい。適用シナリオ1および関連説明において、図11a〜図11eの実施形態を参照することができる。別の可能な実装形態では、図18aおよび図18bを参照すると、フローティングシステムナビゲーションバーは、サイド画面に表示されてもよい。図18bを参照すると、折り畳み可能な表示画面が折り畳まれた状態にあるとき、画面のいくつかの部分は、画面の他の部分、すなわち図中のサイド画面と同じ平面内にない。サイド画面は、画面Aの一部と見なされてもよく、または画面Bの一部と見なされてもよい。これは、本出願では限定されない。
フローティングシステムナビゲーションバーの表示位置は、ユーザ操作に基づいて変更されてもよいし、ユーザが電子機器を保持する方法に基づいて変更されてもよい。図12Aおよび図12Bの実施形態および関連説明を参照することができる。
フローティングシステムナビゲーションバーのフローティング形態は、入力ユーザ操作に基づいて変更され得る。詳細については、図13a〜図13d、図14a〜図14d、および図16a〜図16dの実施形態の関連説明を参照されたい。
フローティングシステムナビゲーションバーは、固定システムナビゲーションバーに変更され得る。いくつかの実施形態では、図18cを参照すると、電子機器100の表示画面が横向きモードから縦向きモードに変化すると、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーが固定システムナビゲーションバーに変更され得る。ここで、固定システムナビゲーションバーは、図18cに示される形状に限定されず、さらに別の形状、例えば水平バー形状であってもよい。これは本出願では限定されない。
ケース1では、折り畳み可能な表示画面は、最初は折り畳まれた状態であり、横向きモードであってもよく、または別の姿勢から変更されてもよいことが理解されよう。例えば、折り畳み可能な表示画面は、最初は折り畳まれた状態であり、縦向きモードであってもよい。ユーザが電子機器の姿勢を変更した後、折り畳み可能な表示画面は折り畳まれた状態であり、横向きモードにある。別の例として、折り畳み可能な表示画面は、最初は展開された状態であってもよい。ユーザが電子機器の姿勢を変更した後、折り畳み可能な表示画面は折り畳まれた状態であり、横向きモードにある。
ケース2:電子機器には、折り畳まれていない表示画面が設けられ、折り畳まれていない表示画面は横向きモードにある。
特定の実装形態では、電子機器は、ジャイロセンサを使用することによって、折り畳まれていない表示画面が横向き状態にあるかどうかを検出することができる。したがって、電子機器は、折り畳まれていない表示画面がケース2であるかどうかを判定することができる。
具体的には、折り畳まれていない表示画面は、電子機器のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを表示するように構成される。インターフェースコンテンツは、図19の左側の添付図面に示されるインターフェースに限定されず、システムレベルのインターフェース要素、例えばステータスバーをさらに含むことができる。
例えば、図19の左側の添付図面を参照すると、折り畳まれていない表示画面が横向きモードにあるとき、電子機器はフローティングシステムナビゲーションバーを表示する。
画面Aにおけるフローティングシステムナビゲーションバーは、左側の添付図面のカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーに限定されず、さらに、球状、水平バー状などであってもよい。適用シナリオ1の図11a〜図11eの実施形態および関連説明を参照することができる。
フローティングシステムナビゲーションバーの表示位置は、ユーザが電子機器を保持する姿勢に基づいて決定されてもよい。適用シナリオ1および関連説明において、図11a〜図11eの実施形態を参照することができる。
フローティングシステムナビゲーションバーの表示位置は、ユーザ操作に基づいて変更されてもよいし、ユーザが電子機器を保持する方法に基づいて変更されてもよい。図12Aおよび図12Bの実施形態および関連説明を参照することができる。
フローティングシステムナビゲーションバーのフローティング形態は、入力ユーザ操作に基づいて変更され得る。詳細については、図13a〜図13d、図14a〜図14d、および図16a〜図16dの実施形態の関連説明を参照されたい。
フローティングシステムナビゲーションバーは、固定システムナビゲーションバーに変更され得る。いくつかの実施形態では、図19の右側の添付図面を参照すると、電子機器100の表示画面が横向きモードから縦向きモードに変化すると、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーは、固定システムナビゲーションバーに変更され得る。ここで、固定システムナビゲーションバーは、右側の添付図面に示される形状に限定されず、さらに別の形状、例えば、水平バー形状であってもよい。これは本出願では限定されない。
ケース1では、折り畳まれていない表示画面は、最初は横向き状態であってもよいし、別の姿勢から変更されてもよいことが理解されよう。例えば、折り畳まれていない表示画面は、最初は縦向き状態であってもよい。ユーザが電子機器の姿勢を変更した後、折り畳まれていない表示画面は横向き状態にある。
適用シナリオ4では、表示画面は縦向き状態にあり、固定システムナビゲーションバーを表示する。ユーザは、システムナビゲーションバーによって提供されるナビゲーション機能を使用することを期待する。
ここで、表示画面が縦向き状態であることは、以下の2つのケースを含み得る。
ケース1:電子機器には、折り畳み可能な表示画面が設けられ、折り畳み可能な表示画面は折り畳まれた状態であり、縦向きモードである。
例えば、図20の左側の添付図面を参照すると、折り畳み可能な表示画面は、中間位置から折り畳まれてもよい。言い換えると、折り畳まれた表示画面は、画面Aと画面Bの2つの領域部分に分割される。画面Aの高さは画面Aの長さよりも大きい。具体的には、画面Aは、縦向きモードで、電子機器のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを表示する。インターフェースコンテンツは、固定システムナビゲーションバーを含む。インターフェースコンテンツは、左側の添付図面に示されるインターフェースに限定されず、システムレベルのインターフェース要素、例えばステータスバーをさらに含むことができる。固定システムナビゲーションバーは、左側の添付図面に示された形状に限定されず、さらに別の形状、例えば、水平バー形状であってもよい。これは本出願では限定されない。
固定システムナビゲーションバーは、フローティングシステムナビゲーションバーに変更され得る。いくつかの可能な実装形態では、電子機器は、入力ユーザ操作を受信することができ、ユーザ操作に応答して固定システムナビゲーションバーをフローティングシステムナビゲーションバーに変更することができる。図20の左側の添付図面および右側の添付図面を参照すると、ユーザは、固定システムナビゲーションバーを二本の指でタッチすることによってピンチジェスチャを入力することができる。ジェスチャに応答して、電子機器100は、固定システムナビゲーションバーをフローティングシステムナビゲーションバーに変更する。ここで、フローティングシステムナビゲーションバーは、右側の添付図面に示されたカプセルバー形状に限定されず、さらに別の形状、例えば球状または水平バー形状であってもよい。これは本出願では限定されない。
固定システムナビゲーションバーがフローティングシステムナビゲーションバーに変更された後、入力ユーザ操作に基づいて、フローティングシステムナビゲーションバーの位置およびフローティング形態などがさらに変更されてもよい。詳細については、適用シナリオ1の図12A〜図14dの実施形態の関連説明を参照されたく、ここでは詳細は説明されない。
固定システムナビゲーションバーがフローティングシステムナビゲーションバーに変更された後、さらに、フローティングシステムナビゲーションバーは、固定システムナビゲーションバーにさらに復元されてもよい。ここで、フローティングシステムナビゲーションバーを固定システムナビゲーションバーに復元する動作については、図16a〜図16dの実施形態の関連説明を参照されたい。
ケース1では、折り畳み可能な表示画面は、最初は折り畳まれた状態であり、縦向きモードであってもよく、または別の姿勢から変更されてもよいことが理解されよう。例えば、折り畳み可能な表示画面は、折り畳まれた状態であり、横向きモードであってもよい。ユーザが電子機器の姿勢を変更した後、折り畳み可能な表示画面は折り畳まれた状態であり、縦向きモードにある。別の例として、折り畳み可能な表示画面は、最初は展開された状態であってもよい。ユーザが電子機器の姿勢を変更した後、折り畳み可能な表示画面は折り畳まれた状態であり、縦向きモードにある。
ケース2:電子機器には、折り畳まれていない表示画面が設けられ、折り畳まれていない表示画面が縦向きモードにある。
特定の実装形態では、電子機器は、ジャイロセンサを使用することによって、折り畳まれていない表示画面が縦向き状態にあるかどうかを検出することができる。したがって、電子機器は、折り畳まれていない表示画面がケース2であるかどうかを判定することができる。
具体的には、折り畳まれていない表示画面は、電子機器のシステムによって現在出力されているインターフェースコンテンツを表示するように構成される。
固定システムナビゲーションバーは、フローティングシステムナビゲーションバーに変更され得る。いくつかの可能な実装形態では、電子機器は、入力ユーザ操作を受信することができ、ユーザ操作に応答して固定システムナビゲーションバーをフローティングシステムナビゲーションバーに変更することができる。図21の左側の添付図面および右側の添付図面を参照すると、ユーザは、固定システムナビゲーションバーを二本の指でタッチすることによってピンチジェスチャを入力することができる。ジェスチャに応答して、電子機器100は、固定システムナビゲーションバーをフローティングシステムナビゲーションバーに変更する。ここで、フローティングシステムナビゲーションバーは、右側の添付図面に示されたカプセルバー形状に限定されず、さらに別の形状、例えば球状または水平バー形状であってもよい。これは本出願では限定されない。
固定システムナビゲーションバーがフローティングシステムナビゲーションバーに変更された後、入力ユーザ操作に基づいて、フローティングシステムナビゲーションバーの位置およびフローティング形態などがさらに変更されてもよい。詳細については、適用シナリオ1の図12A〜図14dの実施形態の関連説明を参照されたく、ここでは詳細は説明されない。
固定システムナビゲーションバーがフローティングシステムナビゲーションバーに変更された後、さらに、フローティングシステムナビゲーションバーは、固定システムナビゲーションバーにさらに復元されてもよい。ここで、フローティングシステムナビゲーションバーを固定システムナビゲーションバーに復元する動作については、図16a〜図16dの実施形態の関連説明を参照されたい。
ケース2では、折り畳まれていない表示画面は、最初は縦向き状態であってもよいし、別の姿勢から変更されてもよいことが理解されよう。例えば、折り畳まれていない表示画面は、最初は横向き状態であってもよい。ユーザが電子機器の姿勢を変更した後、折り畳まれていない表示画面は縦向き状態にある。
以下では、図2の実施形態および図5a〜図21の実施形態で説明した電子機器100に基づいて、本出願によるシステムナビゲーションバー表示制御方法を説明する。
図22は、本出願による制御方法を示している。本方法は電子機器に適用され、電子機器には、折り畳み可能な表示画面が設けられる。図に示されるように、本方法は以下のステップを含む。
S101:電子機器の折り畳み可能な表示画面が、固定システムナビゲーションバーを含む第1のインターフェースを表示し、固定システムナビゲーションバーは、少なくとも1つのシステムナビゲーションコントロールを含み、固定システムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対する固定システムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得ない。
具体的には、電子機器には、折り畳み可能な表示画面が設けられ、折り畳み可能な表示画面は曲げられてもよい。折り畳み可能な表示画面については、図3の実施形態および関連説明を参照されたい。ここでは詳細は説明されない。
電子機器の折り畳み可能な表示画面は、固定システムナビゲーションバーを含む第1のインターフェースを表示し、第1のインターフェースは、電子機器のシステムによって現在出力されているインターフェースである。いくつかの実施形態では、第1のインターフェースは、デスクトップ、アプリケーションのメインインターフェース、アプリケーションのサブインターフェース、分割画面インターフェースなどであってもよい。例えば、図10aは、折り畳み可能な表示画面に表示された可能な第1のインターフェースを示している。第1のインターフェースはアプリケーションのダウンロードインターフェースであり、第1のインターフェースは固定システムナビゲーションバーを含む。
ここで、ステップS101における固定システムナビゲーションバーについては、固定システムナビゲーションバーの前述の関連説明を参照されたい。以下、固定システムナビゲーションバーについて簡単に説明する。
固定システムナビゲーションバーは、少なくとも1つのシステムナビゲーションコントロールを含むことができる。例えば、図10aを参照すると、固定システムナビゲーションバーは、図10aのリターンキー、ホーム画面キー、およびマルチタスクキーの3つのシステムナビゲーションコントロールを含む。図10aに示される3キーシステムナビゲーションバーに限定されず、本出願における固定システムナビゲーションバーは、さらに、図9に示すバー形状であってもよい。言い換えると、固定システムナビゲーションバーは、バー形状のシステムナビゲーションコントロールを含む。
固定システムナビゲーションバーの形状もしくはサイズ、またはシステムナビゲーションコントロールの形状、サイズ、または固定システムナビゲーションバー内のシステムナビゲーションコントロール間の相対位置は、本出願では限定されないことが理解されよう。
いくつかの実施形態では、固定システムナビゲーションバーのナビゲーション機能は、ホーム画面に戻ること、前のインターフェースに戻ること、マルチタスクインターフェースを表示すること、または通知バーを表示することのうちの少なくとも1つを含むことができる。固定システムナビゲーションバーのナビゲーション機能については、図6a〜図9の実施形態の関連説明を参照されたい。
本出願では、固定システムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対する固定システムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得ない。例えば、図10aを参照すると、固定ナビゲーションバーは、表示画面に表示されたインターフェースの下部に相対的に配置されている。ユーザは、固定システムナビゲーションバーをドラッグすることができないので、固定ナビゲーションバーは、表示画面に表示されたインターフェースの上部または中央に相対的に配置される。
固定システムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対する固定システムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得ない。しかしながら、いくつかの実施形態では、固定システムナビゲーションバーに含まれるシステムナビゲーションコントロールは、配置方法を変更するために、電子機器の姿勢と共に変化してもよい(例えば、縦向き状態から横向き状態へ)。いくつかの実施形態では、固定システムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対する固定システムナビゲーションバーの位置を変更するために、電子機器の姿勢と共に変化してもよい(例えば、縦向き状態から横向き状態へ)。いくつかの実施形態では、固定システムナビゲーションバーは、代替的に、ユーザ操作に応答して等しい割合で縮小されてもよい。
S102:折り畳み可能な表示画面の曲げ角度が予め設定された閾値未満であることを検出すると、電子機器は、フローティングシステムナビゲーションバーを含むが固定システムナビゲーションバーを含まない第2のインターフェースを表示し、フローティングシステムナビゲーションバーは、少なくとも1つのシステムナビゲーションコントロールを含み、インターフェース上の別のインターフェース要素に対するフローティングシステムナビゲーションコントロールの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得る。第1のインターフェースは、第2のインターフェースとは異なる。
具体的には、電子機器は、折り畳み可能な表示画面の曲げ角度を取得することができる。可能な実装形態では、電子機器は、角度センサを使用して折り畳み可能な表示画面の曲げ角度を取得することができる。別の可能な実装形態では、電子機器は、ジャイロセンサを使用することによって折り畳み可能な表示画面の曲げ角度を取得することができる。
折り畳み可能な表示画面の曲げ角度は、表示画面の状態を示す。いくつかの実施形態では、折り畳み可能な表示画面の曲げ角度が予め設定された閾値未満である場合、折り畳み可能な表示画面は展開された状態にあると考えられることができる。折り畳み可能な表示画面の曲げ角度が予め設定された閾値よりも大きい場合、折り畳み可能な表示画面は折り畳まれた状態にあると考えられることができる。ここで、予め設定された閾値は、配送時の電子機器のデフォルト設定に限定されず、ユーザによってさらに独立して設定されてもよい。例えば、予め設定された閾値は、3度、5度などであってもよい。
可能な実装形態では、折り畳み可能な表示画面の曲げ角度が予め設定された閾値未満であることを検出すると、電子機器は、フローティングシステムナビゲーションバーを含むが固定システムナビゲーションバーを含まない第2のインターフェースを自動的に表示する。別の可能な実装形態では、折り畳み可能な表示画面の曲げ角度が予め設定された閾値未満であることを検出すると、電子機器は、フローティングシステムナビゲーションバーを表示するかどうかに関するプロンプト情報をユーザに出力することができる。ユーザがフローティングシステムナビゲーションバーを表示することを決定した後、フローティングシステムナビゲーションバーを含むが固定システムナビゲーションバーを含まない第2のインターフェースが表示される。
ここで、ステップS102におけるフローティングシステムナビゲーションバーについては、フローティングシステムナビゲーションバーの前述の関連説明を参照されたい。以下、フローティングシステムナビゲーションバーについて簡単に説明する。
いくつかの実施形態では、フローティングシステムナビゲーションバーのナビゲーション機能は、ホーム画面に戻ること、前のインターフェースに戻ること、マルチタスクインターフェースを表示すること、または通知バーを表示することのうちの少なくとも1つを含むことができる。フローティングシステムナビゲーションバーのナビゲーション機能については、図6a〜図9の実施形態の関連説明を参照されたい。
フローティングシステムナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対するフローティングシステムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得る。いくつかの実施形態では、フローティングシステムナビゲーションバーは、ユーザによって表示画面の任意の位置にドラッグされ得る。
可能な実装形態では、フローティングシステムナビゲーションバーがユーザによってドラッグされることは、フローティングシステムナビゲーションバー全体がユーザによってドラッグされることを意味し得る。例えば、図10bは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを示している。ユーザは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバー全体を、表示画面の左上隅、右上隅、左下隅、中央領域などにドラッグすることができる。
別の可能な実装形態では、フローティングシステムナビゲーションバーがユーザによってドラッグされることは、フローティングシステムナビゲーションバーのいくつかのシステムナビゲーションコントロールがユーザによってドラッグされることを意味し得る。例えば、図10bを参照すると、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーは、図10bのリターンキー、ホーム画面キー、およびマルチタスクキーの3つのシステムナビゲーションコントロールを含む。ユーザは、いくつかの仮想ナビゲーションコントロール(例えば、リターンキーまたはマルチタスクキー)を表示画面の左上隅、右上隅、左下隅、中央領域などにドラッグすることができ、インターフェース上の仮想ナビゲーションコントロールに対する他のシステムナビゲーションコントロールの位置は変更されないままである。フローティングシステムナビゲーションバーのサイズもしくは形状、またはシステムナビゲーションコントロールの形状、サイズ、またはフローティングシステムナビゲーションバー内のシステムナビゲーションコントロール間の相対位置は、本出願では限定されないことが理解されよう。
ここで、第1のインターフェースは固定システムナビゲーションバーを含み、第2のインターフェースはフローティングシステムナビゲーションバーを含むが、固定システムナビゲーションバーを含まない。したがって、第1のインターフェースは第2のインターフェースとは異なる。いくつかの実施形態では、第1のインターフェース上の固定システムナビゲーションバー以外のインターフェース要素は、第2のインターフェース上のフローティングシステムナビゲーションバー以外のインターフェース要素と同じであっても異なっていてもよい。例えば、図11a〜図11eを参照すると、第1のインターフェースは、図11aの画面Aに表示されるインターフェースであってもよく、第2のインターフェースは、図11bに表示されるインターフェースであってもよい。第1のインターフェースと第2のインターフェースはどちらもアプリケーションストアのメインインターフェースであるが、第2のインターフェースは第1のインターフェースよりも多くのインターフェース要素を含む。
いくつかの実施形態では、電子機器が第2のインターフェースを表示するとき、第2のインターフェース上のフローティングシステムナビゲーションバーの位置は、ユーザが電子機器を保持する姿勢に関連する。例えば、図11bおよび図11dに示されるように、ユーザが左手で電子機器の左下隅を保持すると、フローティングシステムナビゲーションバーが表示画面の左下隅に表示され得る。例えば、図11cおよび図11eに示されるように、ユーザが右手で電子機器の右下隅を保持すると、フローティングシステムナビゲーションバーが表示画面の右下隅に表示され得る。前述の表示モードは、ユーザがフローティングシステムナビゲーションバーを操作するのに便利であり得る。
いくつかの実施形態では、入力された第1のユーザ操作を検出すると、電子機器は、第2のインターフェース上のフローティングシステムナビゲーションバーのサイズ、形状、もしくは表示モードのうちの少なくとも1つを変更するか、またはフローティングシステムナビゲーションバーのコントロールの数、コントロールの形状、コントロールのサイズ、もしくはコントロールの相対位置のうちの少なくとも1つを変更する。
フローティングシステムナビゲーションバーのサイズは、表示画面上でフローティングシステムナビゲーションバーが占める表示領域のサイズを指す。表示モードは、フローティングシステムナビゲーションバー(例えば、図13a〜図13dに示されるフローティングシステムナビゲーションバー)または別個の表示(例えば、一部のシステムナビゲーションコントロールと別のシステムナビゲーションコントロールとの別個の表示)におけるシステムナビゲーションコントロールの共同表示を含むことができる。制御サイズは、表示画面上のフローティングシステムナビゲーションバーのシステムナビゲーションコントロールによって占有される表示領域のサイズを指す。コントロール間の相対位置は、フローティングシステムナビゲーションバーのシステムナビゲーションコントロール間の位置関係を指す。
ここで、第1のユーザ操作は、配送時の電子機器のデフォルト設定に限定されず、ユーザによってさらに独立して設定されてもよい。
例えば、図13aおよび図13bを参照すると、第1のユーザ操作は、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを二本の指でタッチすることによってユーザによって入力されるピンチジェスチャであってもよい。ジェスチャに応答して、フローティングシステムナビゲーションバーは、カプセルバー形状から球状に変更され得る。
例えば、図13cおよび図13bを参照すると、第1のユーザ操作は、ユーザが一本の指でカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーにタッチして、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを他方の側にスライドさせるジェスチャであってもよい。ジェスチャに応答して、フローティングシステムナビゲーションバーは、カプセルバー形状から球状に変更される。左にスライドさせるジェスチャに限定されず、本出願では、右にスライドさせるジェスチャを使用することにより、フローティングシステムナビゲーションバーがカプセルバー形状から球状にさらに変更され得る。
例えば、図13dおよび図13bを参照すると、第1のユーザ操作は、ユーザがカプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを表示画面の縁部領域にドラッグするジェスチャであってもよい。ジェスチャに応答して、電子機器は、フローティングシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状から球状に変更することができる。
ここで、上述した第1のユーザ操作に限定されず、本出願では、フローティングシステムナビゲーションバーの形状またはサイズは、別の方法でさらに変更されてもよい。例えば、ユーザは、カプセルバー形状のフローティングシステムナビゲーションバーを上方にスライドさせるジェスチャを使用することによって、フローティングシステムナビゲーションバーをカプセルバー形状から球状または水平バー形状にさらに変更する。
いくつかの実施形態では、折り畳み可能な表示画面の曲げ角度が予め設定された閾値よりも大きいことを検出すると、電子機器は第1のインターフェースを表示する。
図22の方法によれば、折り畳み可能な表示画面が折り畳まれた状態から展開された状態に変化すると、フローティングシステムナビゲーションバーが表示され、フローティングシステムナビゲーションバーはユーザによってドラッグされ得る。このように、ユーザは、片手で電子機器を操作するときに、片手で操作が便利に行われる領域にフローティングシステムナビゲーションバーをドラッグすることができるので、システムナビゲーションバーの様々な機能が便利に使用され得る。
図23は、本出願による別の制御方法を示している。本方法は電子機器に適用され、電子機器には表示画面が設けられる。表示画面は、折り畳み可能な表示画面であってもよいし、折り畳まれていない表示画面であってもよい。図に示されるように、本方法は以下のステップを含む。
S201:電子機器の表示画面が、固定システムナビゲーションバーを含む第1のインターフェースを表示し、固定システムナビゲーションバーは、少なくとも1つのシステムナビゲーションコントロールを含み、固定ナビゲーションバーは、インターフェース上の別のインターフェース要素に対する固定システムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得ない。
ここで、ステップS201の実施は、図22の実施形態におけるステップS101の実施と同じであり、関連説明を参照することができる。
S202:電子機器が縦向き状態から横向き状態に変化したことを検出すると、電子機器は、フローティングシステムナビゲーションバーを含むが固定システムナビゲーションバーを含まない第2のインターフェースを表示し、フローティングシステムナビゲーションバーは、少なくとも1つのシステムナビゲーションコントロールを含み、インターフェース上の別のインターフェース要素に対するフローティングシステムナビゲーションバーの位置を変更するためにユーザによってドラッグされ得る。第1のインターフェースは、第2のインターフェースとは異なる。
具体的には、電子機器は、複数の方法で電子機器の横向き/縦向き状態を検出することができる。
電子機器には、折り畳み可能な表示画面が設けられ、折り畳み可能な表示画面が折り畳まれた状態にあるとき、折り畳み可能な表示画面は横向きおよび縦向きを有する。したがって、電子機器は、折り畳み可能な表示画面が横向き状態にあるかどうかを判定する前に、折り畳み可能な表示画面が折り畳まれた状態にあるかどうかを判定することができる。ここで、折り畳み可能な表示画面が折り畳まれた状態にあるかどうかを判定する方法は、図22の前述の実施形態と同じであり、関連説明を参照することができる。
任意選択の実施形態では、電子機器は、ジャイロセンサを使用して取得されたデータを使用することによって表示画面の横向き/縦向き状態を判定することができる。例えば、ジャイロセンサを使用して測定された電子機器の回転角度が閾値よりも大きい場合、表示画面が横向き状態にあると判定され得る。回転角度が閾値未満である場合、表示画面は縦向き状態にあると判定され得る。ジャイロセンサに限定されず、特定の実装形態では、電子機器は、コンパス、カメラ、重力センサなどを使用することによって表示画面の横向き/縦向き状態をさらに判定することができる。
可能な実装形態では、電子機器が縦向き状態から横向き状態に変化したことを検出すると、電子機器は、フローティングシステムナビゲーションバーを含むが固定システムナビゲーションバーを含まない第2のインターフェースを自動的に表示する。別の可能な実装形態では、電子機器が縦向き状態から横向き状態に変化したことを検出すると、電子機器は、フローティングシステムナビゲーションバーを表示するかどうかに関するプロンプト情報をユーザに出力することができる。ユーザがフローティングシステムナビゲーションバーを表示することを決定した後、フローティングシステムナビゲーションバーを含むが固定システムナビゲーションバーを含まない第2のインターフェースが表示される。
ここで、フローティングシステムナビゲーションバー、第1のインターフェース、および第2のインターフェースは、図22の実施形態と同じであり、関連説明を参照することができる。
いくつかの実施形態では、電子機器が第2のインターフェースを表示するとき、第2のインターフェース上のフローティングシステムナビゲーションバーの位置は、ユーザが電子機器を保持する姿勢に関連する。ここで、第2のインターフェース上のフローティングシステムナビゲーションバーの位置は、図22の実施形態の位置と同じであり、関連説明を参照することができる。
いくつかの実施形態では、入力された第1のユーザ操作を検出すると、電子機器は、第2のインターフェース上のフローティングシステムナビゲーションバーのサイズ、形状、もしくは表示モードのうちの少なくとも1つを変更するか、またはフローティングシステムナビゲーションバーのコントロールの数、コントロールの形状、コントロールのサイズ、もしくはコントロールの相対位置のうちの少なくとも1つを変更する。ここで、第1のユーザ操作は、図22の実施形態と同じであり、関連説明を参照することができる。
いくつかの実施形態では、電子機器が横向き状態から縦向き状態に変化したことを検出すると、電子機器は第1のインターフェースを表示する。
図23の方法によれば、表示画面が縦向き状態から横向き状態に変化すると、フローティングシステムナビゲーションバーが表示され、フローティングシステムナビゲーションバーはユーザによってドラッグされ得る。このように、ユーザは、片手で電子機器を操作するときに、片手で操作が便利に行われる領域にフローティングシステムナビゲーションバーをドラッグすることができるので、システムナビゲーションバーの様々な機能が便利に使用され得る。
図22および図23の実施形態におけるステップの実施については、図5a〜図21に示されるヒューマンコンピュータインタラクションの実施形態の関連説明を参照されたい。
本出願の様々な実装形態は、異なる技術的効果を達成するためにランダムに組み合わされ得る。
前述の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせを使用して実施され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態はコンピュータプログラム製品の形態ですべてまたは部分的に実装されてよい。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラムの命令がコンピュータに読み込まれて実行されると、本出願による手順または機能がすべてまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納され得るか、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に転送され得る。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、デジタル加入者線)または無線(例えば、赤外線、電波、マイクロ波)方式で送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能媒体、または1つまたは複数の使用可能媒体を統合した、サーバもしくはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブSolid State Disk)などであってもよい。
要約すると、以上の説明は本発明の技術的解決策の実施形態にすぎず、本発明の保護範囲を限定するためのものではない。本発明の開示に従って行われる変更、等価の置き換え、または改善は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるものとする。