JP2022185660A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの構成を簡素化する。【解決手段】モータは、周方向に並んだ複数の磁極部を有するヨークと、周方向に並んだ複数の空芯コイルとを備える。前記複数の磁極部は、周方向において、前記複数の空芯コイルのいずれかの内側に配置される。前記複数の空芯コイルのうち、隣接する2つの空芯コイルから引き出された接続端部同士が電気接続されている。【選択図】図5

Description

本発明は、モータに関する。
モータ等の回転電機において、複数の磁極部にまたがってコイルを配置する分布巻き技術が知られている。分布巻き技術においては、例えば、セグメントコイルを用いることが知られている。
特開2015-6082号公報 特開2015-223028号公報 特開2016-73120号公報
セグメントコイルは、角線の成型加工や溶接に多くの工数を要し、モータの構成が複雑化する。また、コイルエンドが軸方向に突出することで、モータの小型化の妨げとなる。
一つの側面では、モータの構成を簡素化することを目的とする。
一つの態様において、モータは、周方向に並んだ複数の磁極部を有するヨークと、周方向に並んだ複数の空芯コイルとを備える。前記複数の磁極部は、周方向において、前記複数の空芯コイルのいずれかの内側に配置される。前記複数の空芯コイルのうち、隣接する2つの空芯コイルから引き出された接続端部同士が電気接続されている。
一つの態様によれば、モータの構成を簡素化できる。
図1は、実施形態におけるモータの一例を示す上面図である。 図2は、実施形態におけるステータの一例を示す斜視図である。 図3は、実施形態における第1コイルの一例を示す斜視図である。 図4は、実施形態における第1コイルの接合の一例を示す斜視図である。 図5は、実施形態におけるステータの一例を示す断面斜視図である。 図6は、実施形態における第1コイルの取り付けの一例を示す断面斜視図である。 図7は、実施形態における第2コイルの取り付けの一例を示す断面斜視図である。 図8は、実施形態における第3コイルの取り付けの一例を示す断面斜視図である。
以下に、本願の開示するモータの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。各図面において、説明を分かりやすくするために、後に説明するシャフト80が延在する方向を軸方向とし、ロータ70が回転する方向を周方向とする座標系を図示する場合がある。
図1は、実施形態におけるモータの一例を示す上面図である。図1に示すモータ1は、例えば、ステータ2と、ロータ70と、シャフト80とを含む。なお、各実施形態で説明するモータ1は、例えば、インナーロータ型のブラシレスモータである。モータ1には、例えば、複数のマグネット71を構成部品として持つロータ70が配置されており、さらにこのロータ70には回転軸(シャフト)80が固定されている。また、モータ1は、例えば、図示しないフレームに収容される。
図2は、実施形態におけるステータの一例を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、実施形態におけるステータ2は、ヨーク10と、複数の第1コイル40A乃至40Hと、複数の第2コイル50A乃至50Hと、複数の第3コイル60A乃至60Hと、を備える。なお、以下において、複数の第1コイル40A乃至40Hを区別せずに表現する場合に、単に第1コイル40と表記する場合がある。複数の第2コイル50A乃至50H、及び複数の第3コイル60A乃至60Hについても同様である。また、以下において、第1コイル40、第2コイル50及び第3コイル60を区別せずに表現する場合に、単に空芯コイルX0と表記する場合がある。
実施形態におけるモータ1は、例えば8極24スロットのモータである。すなわち、実施形態におけるモータ1は、図1に示すように、8つのマグネット71と、24個の空芯コイルX0とを備える。
ステータ2は、例えばステンレス鋼や磁性鋼板などの磁性体により形成され、回転軸方向に開口した円筒状のヨーク10と、磁極部20と、を備える。実施形態におけるヨーク10の表面には、例えば電着塗装が施されてインシュレータが形成されている。また、ヨーク10は、軸方向に延在する24個の磁極部20a乃至20xを備える。なお、以下において、複数の磁極部20a乃至20xを区別せずに表現する場合に、単に磁極部20と表記する場合がある。
磁極部20は、ヨーク10と一体に形成され、ヨーク10の内周面側から、径方向における内側に向かって突出する突出部である。実施形態において、磁極部20は、図2に示すように、先端側(径方向における内側)に、周方向に突出する端部を備えない形状を有する。
実施形態において、24個の磁極部20は、周方向において等間隔に並んで配置される。例えば、図1及び図2に示すように、周方向において隣接する磁極部20aと磁極部20xとがなす角度Rxaは約15度である。同様に、周方向において隣接する磁極部20wと磁極部20xとがなす角度Rwxも、約15度である。
磁極部20には、複数の第1コイル40と、複数の第2コイル50と、複数の第3コイル60とが配置される。第1コイル40、第2コイル50及び第3コイル60は、例えば、事前に巻き回された空芯コイルである。なお、第1コイル40は、第1群の空芯コイルの一例であり、第2コイル50は、第2群の空芯コイルの一例であり、第3コイル60は、第3群の空芯コイルの一例である。
空芯コイルX0は、例えば、銅などの導体で形成された導線(例えば、平角線又は丸線)を折り曲げることで形成される。実施形態において。空芯コイルX0を形成する導線の導体は、例えば、ポリイミド等の耐熱性樹脂により形成された被覆層で覆われている。また、空芯コイルX0を形成する導線は、被覆層を、融着層で覆った自己融着線であってもよい。融着層は、熱や溶剤で溶けて皮膜を形成可能な樹脂で形成されている。
空芯コイルX0は、周方向において湾曲する形状を備える。例えば、第1コイル40は、周方向において、ヨーク10の内周面に沿うように、湾曲した形状に形成される。また、径方向において、第1コイル40よりも内側(ロータ70側)に配置される第2コイル50は、第1コイル40よりも周方向における曲率が大きくなるとともに、周方向における幅が小さくなるように形成される。同様に、第3コイル60は、第2コイル50よりも周方向における曲率がさらに大きくなるとともに、周方向における幅がさらに小さくなるように形成される。なお、実施形態において、第1コイル40、第2コイル50及び第3コイル60の軸方向における長さは略同一である。
実施形態において、例えば、空芯コイルX0の巻き始めと巻き終わりとの両方が、ヨーク10の外側に突出して、引出線となる。すなわち、空芯コイルXOの導線は、いわゆるアルファ(α)の形状となるように巻き回されている。図3は、実施形態における第1コイルの一例を示す斜視図である。なお、図3においては、磁極部20の図示を省略する。
図3に示すように、第1コイル40Aの巻き始め41A及び巻き終わり42Aと、第1コイル40Bの巻き始め41B及び巻き終わり42Bとは、いずれも軸方向負方向側(ヨーク10の他方の端部側)に向けて突出する。なお、巻き始め41A及び41B、並びに巻き終わり42A及び42Bは、接続端部の一例である。
実施形態において、相互に隣接する2つの空芯コイルX0の導線は、互いに反対の方向に巻き回される。例えば、図3に示すように、第1コイル40Bの導線が、巻き始め41Bから巻き終わり42Bに向かって、反時計回り(CCW)に巻き回される場合、第1コイル40Bと周方向において隣接する第1コイル40Aの導線は、巻き始め41Aから巻き終わり42Aに向かって、時計回り(CW)に巻き回される。
実施形態において、8つの第1コイル40のうち、第1コイル40A、40C、40E及び40Gは、時計回りに巻き回され、その他の第1コイル40B、40D、40F及び40Hは、反時計回りに巻き回される。これにより、周方向において、N極のコイルと、S極のコイルとが、相互に隣接する。
また、図3に示すように、反時計回りに巻き回される第1コイル40Aと、時計回りに巻き回される第1コイル40Bとでは、周方向において同じ方向から巻き始められ、同じ方向に巻き終わる。すなわち、周方向において相互に隣接する2つの第1コイル40は、例えば第1コイル40Bの巻き始め41Bと第1コイル40Aの巻き終わり42Aとが近接し、第1コイル40Aの巻き終わり41Aと第1コイル40Bの巻き始め42Bは離間している。
なお、各空芯コイルX0は、上面視(軸方向側)から視認した場合において略円弧形状に形成される。この場合において、図3に示すように、第1コイル40Aの巻き始め41A及び巻き終わり42A、並びに第1コイル40Bの巻き始め41B及び巻き終わり42Bは、軸方向負方向側には突出している。なお、必要に応じて各空芯コイルX0は、周方向又は軸方向において突出していても構わない。
また、実施形態において、空芯コイルX0が磁極部20に配置された後に、相互に隣接する空芯コイルX0の巻き始めと巻き終わりとは、電気的に接続される。図4は、実施形態における第1コイルの接合の一例を示す斜視図である。なお、図4においても、磁極部20の図示を省略する。
実施形態において、周方向において隣接する空芯コイルX0は、それぞれ接合部49、59又は69により接合される。例えば、図4に示すように、第1コイル40Aと、第1コイル40Aに隣接する第1コイル40Bとは、接合部49ABにより、電気的に接続される。接合部49ABは、例えば、第1コイル40Aの巻き終わり42Aと、第1コイル40Bの巻き始め41Bとが溶接され、又は超音波接合されることにより形成される。なお、図1、図2及び図5において、一部の接合部の図示を省略している場合がある。
また、実施形態において、図4に示すように、周方向において相互に隣接する第1コイル40Aと40Bとは、接合部49AB以外の部分においては、離間している。例えば、軸方向正方向側の円弧部分(湾曲した部分)において、第1コイル40Aと第1コイル40Bとの間には、空隙G1が形成される。なお、周方向において相互に隣接する2つの空芯コイルX0において、接続端部以外の部分は、図示しない樹脂などの絶縁部材により相互に絶縁されていてもよい。空隙G1に、絶縁部材があっても構わない。
なお、実施形態において、上記の図3及び図4に示す第1コイル40の構成は、一部の例外を除き、第2コイル50及び第3コイル60にも該当する。例えば、周方向において隣接する第2コイル50A及び第2コイル50B、並びに第3コイル60D及び第3コイル60Eも、それぞれ図1に示す接合部59AB及び69DEにより、電気的に接続される。
ただし、実施形態において、周方向において、第1コイル40と、同一方向に巻き回された第3コイル60との間に位置する第2コイル50は、逆方向に巻き回される。例えば、第1コイル40と同様に、第3コイル60A、60C、60E及び60Gは、時計回りに巻き回され、その他の第3コイル60B、60D、60F及び60Hは、反時計回りに巻き回される。一方で、導線が時計回り(CW)に巻き回された、第1コイル40Aと第3コイル60Aとの間に位置する第2コイル50Aには、導線は反時計回り(CCW)に巻き回される。すなわち、第2コイル50B、50D、50F及び50Hは、時計回りに巻き回され、その他の第2コイル50A、50C、50E及び50Gは、反時計回りに巻き回される。
また、実施形態において、第1コイル40と、第2コイル50と、第3コイル60とは、それぞれ、周方向において、相互に異なる位置に配置される。例えば、図1に示すように、周方向において、第1コイル40Eと第2コイル50Eとがなす角度R12は、約15度である。同様に、第2コイル50Eと第3コイル60Eとがなす角度R23、及び第1コイル40Eと第3コイル60Dとがなす角度R31も、約15度である。
この場合において、実施形態において、第1コイル40の一部分は、径方向において、2つの第2コイル50及び2つの第3コイル60の一部分と、相互に対向する。例えば、図5に示すように、第1コイル40Fの一部分は、径方向において、第2コイル50E及び50Fの一部分に対向するとともに、第3コイル60E及び60Fの一部分と対向する。同様に、第2コイル50Eの一部分は、第1コイル40E及び40Fの一部分に対向するとともに、第3コイル60D及び60Eの一部分と対向し、第3コイル60Eの一部分は、第1コイル40E及び40Fの一部分と対向するとともに、第2コイル50E及び50Fの一部分と対向する。
図5は、実施形態におけるステータの一例を示す断面斜視図である。図5では、図2のA-A線で切断した断面を示す。図5に示すように、第2コイル50Hと第2コイル50Aとは、周方向において、他の空芯コイルX0や磁極部20を介することなく隣接する。同様に、第3コイル60Hと第3コイル60Aとも、周方向において、他の空芯コイルX0や磁極部20を介することなく隣接する。なお、図5においては、第1コイル40A、並びに第3コイル60Hの円弧部(湾曲部)及び第3コイル60Aの円弧部(湾曲部)は視認されない。
また、図5に示すように、磁極部20aは、周方向において、第2コイル50Hの内側に配置されるとともに、第3コイル60Hの内側に配置される。同様に、磁極部20aは、図2に示すように、径方向において、第1コイル40Aの内側に配置される。他の磁極部20b乃至20xも、同様に、周方向において、いずれかの第1コイル40、第2コイル50及び第3コイル60のうち少なくともいずれかの内側に配置される。
また、図5に示すように、周方向に略円形状に並んだ8つの第1コイル40A乃至40Hは、第1の列C1を構成する。同様に、周方向に略円形状に並んだ8つの第2コイル50A乃至50Hは、第2の列C2を構成し、周方向に略円形状に並んだ8つの第3コイル60A乃至60Hは、第3の列C3を構成する。
第1の列C1、第2の列C2及び第3の列C3は、シャフト80を中心とする略同心円を形成する。すなわち、各第1コイル40A乃至40Hは、シャフト80との径方向における距離が略同一となるように配置される。また、第2コイル50A乃至50Hは、第1の列C1よりも径方向において内側に配置され、第3コイル60A乃至60Hは、第1の列C1及び第2の列C2よりも、径方向において内側に配置される。
また、実施形態において、第1コイル40、第2コイル50及び第3コイル60は、それぞれモータ1のU相、V相及びW相に対応する。なお、U相、V相及びW相の並びは一例であり、実施形態に示す例と順不同であってもよい。
実施形態において、空芯コイルX0は、第1コイル40、第2コイル50、第3コイル60の順に、磁極部20に配置される。図6は、実施形態における第1コイルの取り付けの一例を示す断面斜視図である。図7は、実施形態における第2コイルの取り付けの一例を示す断面斜視図である。図8は、実施形態における第3コイルの取り付けの一例を示す断面斜視図である。図6乃至図8では、図2のB-B線で切断した断面を示す。なお、実施形態において、空芯コイルX0は、例えば、磁極部20に環状の絶縁部材(不図示)をかぶせてから配置される。
図6に示すように、第1コイル40Fは、24個の磁極部20のうち、磁極部20p、及び20rに接するように配置される。この際、磁極部20pと磁極部20rとに周方向において隣接する磁極部20qも、第1コイル40Fの内側に配置される。すなわち、第1コイル40Fの内側には、3つの磁極部20p、20q及び20rが配置される。その他の第1コイル40A乃至40E並びに40G及び40Hも同様に配置される。
また、図7に示すように、第2コイル50は、径方向において、磁極部20に配置された第1コイル40の内側に配置される。その際、第2コイル50Fは、図7に示すように、径方向において隣接する第1コイル40F及び40Gとは、周方向において異なる位置に配置される。
例えば、周方向において、第2コイル50Fの内側に配置される3つの磁極部20q、20r及び20sのうち、第1コイル40Fの内側には、磁極部20q及び20rのみが配置される。磁極部20sは、第1コイル40Fの内側ではなく、第1コイル40Gの内側に配置される。すなわち、第2コイル50は、周方向において、2つの第1コイル40にまたがる位置に配置される。
同様に、図8に示すように、第3コイル60は、径方向において、磁極部20に配置された第2コイル50の内側に配置される。その際、第3コイル60Eは、図8に示すように、径方向において隣接する第2コイル50E及び50Fとは、周方向において異なる位置に配置される。また、第3コイル60Eは、いずれの第1コイル40とも、周方向において異なる位置に配置される。
例えば、周方向において、第3コイル60Eの内側に配置される3つの磁極部20o、20p及び20qのうち、第2コイル50Eの内側には、磁極部20o及び20pのみが配置され、磁極部20rは第2コイル50Fの内側に配置される。また、3つの磁極部のうち、磁極部20oは第1コイル40Eに配置されるのに対し、磁極部20p及び20qは第1コイル40Fに配置される。すなわち、第3コイル60は、周方向において、2つの第1コイル40にまたがる位置であり、かつ2つの第2コイル50にまたがる位置に配置される。
なお、各磁極部20は、周方向において、少なくともいずれか1つの空芯コイルX0の内側に配置される。また、実施形態において、各空芯コイルX0は、周方向において、複数の磁極部20にまたがって配置される。例えば、磁極部20bは、周方向において、第1コイル40Aの内側に配置されるとともに、第2コイル50Aの内側に配置され、また第3コイル60Hの内側に配置される。
以上説明したように、第1の列C1には8つの第1コイル40が配置されるとともに、第2の列C2に8つの第2コイル50が配置され、第3の列C3に8つの第3コイル60が配置される。なお、全ての空芯コイルX0が配置されたステータ2には、軸方向の両側から、図示しない抜け止めがさらに装着されてもよい。
以上説明したように、実施形態におけるモータ1は、周方向に並んだ複数の磁極部20を有するヨーク10と、周方向に並んだ複数の空芯コイル40,50,60とを備える。複数の磁極部20は、複数の空芯コイル40,50,60のいずれかの内側に配置される。複数の空芯コイル40,50,60のうち、隣接する2つの空芯コイルから引き出された接続端部同士が電気接続されている。かかる構成によれば、モータの構成を簡易にでき、また製造上における工数を削減できる。
また、かかる構成によれば、ヨーク10から軸方向において突出するコイルエンドの高さを小さくすることができる。また、かかる構成においては、隣接する2つの空芯コイルX0を接続できるので、部品点数を削減できるとともに、モータ全体の抵抗値を下げることができ、消費電力を低下できる。
以上、各実施形態における構成について説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、各実施形態におけるモータは8極24スロットのものに限られず、コイルの数及びマグネットの数を変更してもよい。また、空芯コイルX0が、3つの磁極部20にまたがって配置される例について説明したが、実施の形態はこれに限られない。例えば、空芯コイルX0が2つの磁極部20にまたがって配置されても、4つ以上の磁極部20にまたがって配置されてもよい。また、空芯コイルX0の列の数も任意であり、第3の列C3を形成しない構成や、第4の列をさらに形成するような構成であってもよい。
さらに、周方向において隣接する空芯コイルX0が、他の磁極部20を介することなく直接隣接する構成について説明したが、これに限られず、周方向において、空芯コイルX0が、所定の間隔を空けて隣接するような構成であってもよい。
また、各実施形態におけるモータは、例えばインナーロータ型のブラシレスモータであるが、これに限られず、アウターロータ型のモータにおいて、実施形態における空芯コイルX0を採用してもよい。また、空芯コイルX0を備えるステータ2は、例えば発電機等、モータ以外の回転電機に採用されてもよい。
また、磁極部20は、空芯コイルX0の配置に支障がない場合、例えば、先端側(径方向における内側)に、周方向に突出する2つの端部を備えるような形状であってもよい。
また、空芯コイルX0を自己融着線を用いて形成する構成について説明したが、これに限らず、例えばボビンを用いて巻き回されたコイルに、ワニスなどの樹脂材料で覆う構成であってもよい。
以上、本発明を実施形態及び各変形例に基づき説明したが、本発明は実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能であることも言うまでもない。そのような要旨を逸脱しない範囲での種々の変更を行ったものも本発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 モータ、2 ステータ、10 ヨーク、20 磁極部、40 第1コイル、50 第2コイル、60 第3コイル、49,59,69 接合部

Claims (6)

  1. 周方向に並んだ複数の磁極部を有するヨークと、
    周方向に並んだ複数の空芯コイルと、
    を備え、
    前記複数の磁極部は、周方向において、前記複数の空芯コイルのいずれかの内側に配置されており、
    前記複数の空芯コイルのうち、隣接する2つの空芯コイルから引き出された接続端部同士が電気接続されている、
    モータ。
  2. 前記隣接する2つの空芯コイルの巻き回し方向は、互いに逆方向である、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記複数の空芯コイルのうち、
    径方向において、第1の列を形成する第1群の空芯コイルはU相を形成し、
    径方向において、第2の列を形成する第2群の空芯コイルはV相を形成し、
    径方向において、第3の列を形成する第3群の空芯コイルはW相を形成している、
    請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 周方向において、前記第1群の空芯コイル、前記第2群の空芯コイル、前記第3群の空芯コイルは、互いに異なる位置に並んでいる、請求項3に記載のモータ。
  5. 前記第1群の空芯コイルは、周方向において、前記第2群の空芯コイル及び前記第3群の空芯コイルとは隣接しない、請求項3又は4に記載のモータ。
  6. 前記空芯コイルは、前記複数の磁極部のうち、2以上の磁極部にまたがって配置されている、請求項1乃至5のいずれか1つに記載のモータ。
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