JP2022180125A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構造で研磨パッドの摩耗量を計測する。【解決手段】基板処理装置1000は、被研磨面を上方に向けた基板WFを支持するためのテーブル100と、テーブル100に支持された基板WFを研磨するための研磨パッド222を保持するためのパッドホルダ226と、パッドホルダ226に保持された研磨パッド222を昇降させるための昇降機構260と、昇降機構260によって研磨パッド222を下降させて基準面に接触するまでの昇降機構260の挙動に相関する値に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測する摩耗量計測部材270と、を備える。【選択図】図5

Description

本願は、基板処理装置および基板処理方法に関する。
半導体加工工程において用いられる基板処理装置の一種にCMP(Chemical Mechanical Polishing、化学的機械的研磨)装置が存在する。CMP装置は、基板の被研磨面が向いている方向によって「フェースアップ式(基板の被研磨面が上向きの方式)」と「フェースダウン式(基板の被研磨面が下向きの方式)」に大別され得る。
特許文献1には、フェースアップ式のCMP装置において、基板よりも小径の研磨パッドを回転させながら基板に接触させることによって基板を研磨することが開示されている。また、特許文献2には、フェースアップ式のCMP装置において、研磨パッドの厚みを計測することが開示されている。
特開2003-229388号公報 特開2004-25413号公報
しかしながら、従来技術は、簡素な構造で研磨パッドの摩耗量を計測することは考慮されていない。
すなわち、特許文献2に開示された技術は、CMP装置に接触触針変位計を設けて研磨パッドの厚みを計測するものである。したがって、接触触針変位計を配置するための専用スペースが必要であるから、CMP装置全体が大型化するとともに複雑化する。
そこで、本願は、簡素な構造で研磨パッドの摩耗量を計測することを1つの目的としている。
一実施形態によれば、被研磨面を上方に向けた基板を支持するためのテーブルと、前記テーブルに支持された基板を研磨するための研磨パッドを保持するためのパッドホルダと、前記パッドホルダに保持された研磨パッドを昇降させるための昇降機構と、前記昇降機構によって前記研磨パッドを下降させて基準面に接触するまでの前記昇降機構の挙動に相関する値に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測する摩耗量計測部材と、を備える、基板処理装置が開示される。
一実施形態による基板処理装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。 一実施形態による基板処理装置の全体構成を概略的に示す平面図である。 一実施形態による多軸アームを概略的に示す斜視図である。 一実施形態によるパッドホルダを概略的に示す斜視図である。 一実施形態によるパッドホルダを概略的に示す断面図である。 第1の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を概略的に示す図である。 第1の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を概略的に示す図である。 第1の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。 第1の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。 第2の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を概略的に示す図である。 第2の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を概略的に示す図である。 第2の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。 第2の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。 第3の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を概略的に示す図である。 第3の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を概略的に示す図である。 第3の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。 第3の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。 第3の実施形態の変形例による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る基板処理装置および基板処理方法の実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
図1は、一実施形態による基板処理装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。図2は、一実施形態による基板処理装置の全体構成を概略的に示す平面図である。図1および図2に示される基板処理装置1000は、テーブル100と、多軸アーム200と、支持部材300A,300Bと、ドレッサ500と、膜厚計測器(終点検出器)600と、を有する。なお、図1においては、図示の明瞭化のために、多軸アーム200を省略している。
<テーブル>
テーブル100は、処理対象となる円板形状の基板WFの被研磨面が鉛直方向の上を向くように基板WFを支持するための円板形状の部材である。一実施形態において、テーブル100は、基板WFの被研磨面の反対側の裏面を支持するための支持面100aを有し、図示していないモータなどの駆動機構によって回転可能に構成される。支持面100aには複数の穴102が形成されており、テーブル100は、穴102を介して基板WFを真空吸着することができるように構成される。本実施形態の基板処理装置1000は、基板WFの被研磨面を上に向けて基板WFを研磨するフェースアップ式の基板処理装置である。
<多軸アーム>
図3は、一実施形態による多軸アームを概略的に示す斜視図である。図2および図3に示すように、多軸アーム200は、テーブル100に支持された基板WFに対して各種処理を行うための複数の処理具を保持する部材であり、テーブル100に隣接して配置される。本実施形態の多軸アーム200は、基板WFを研磨するための大径の円板形状の研磨パッド222と、基板WFを洗浄するための円板形状の洗浄具232と、基板WFを仕上げ研磨するための小径の円板形状の研磨パッド242と、基板WFの直径を計測するため
の撮影部材(カメラ)252と、を保持するように構成される。
多軸アーム200は、基板WFに対して直交する方向(高さ方向)に伸びる揺動シャフト210と、揺動シャフト210を回転駆動するモータなどの回転駆動機構212と、揺動シャフト210に支持されており揺動シャフト210の周りに放射状に配置される第1のアーム220、第2のアーム230、第3のアーム240、および第4のアーム250と、を含む。
第1のアーム220には高さ方向に伸びる回転シャフト224が取り付けられており、回転シャフト224の先端には円板形状のパッドホルダ226が取り付けられている。パッドホルダ226には大径の研磨パッド222が保持される。多軸アーム200は、パッドホルダ226を基板WFに対して昇降させるためのホルダ昇降機構227を備える。ホルダ昇降機構227は、例えばサーボモータなどの公知の機構によって実現することができる。また、多軸アーム200は、パッドホルダ226を回転させるためのパッド回転機構229を備える。パッド回転機構229は、例えばモータなどの公知の機構によって実現することができ、回転シャフト224を回転させることによってパッドホルダ226を回転させることができる。
多軸アーム200は、パッドホルダ226の周囲に配置されたノズル228を備える。ノズル228は、研磨液(スラリー)を基板WFに対して供給するように構成される。ノズル228は、パッドホルダ226の揺動経路に配置された第1のノズル228-1と、パッドホルダ226を挟んで第1のノズル228-1と反対側のパッドホルダ226の揺動経路に配置された第2のノズル228-2と、を備える。第1のノズル228-1および第2のノズル228-2はそれぞれ、基板WFの被研磨面に対して研磨液を供給するように構成される。
第2のアーム230には高さ方向に伸びる回転シャフト234が取り付けられており、回転シャフト234の先端には円板形状の洗浄具ホルダ236が取り付けられている。洗浄具ホルダ236には洗浄具232が保持される。多軸アーム200は、洗浄具ホルダ236を基板WFに対して昇降させるためのホルダ昇降機構237を備える。ホルダ昇降機構237は、例えばサーボモータなどの公知の機構によって実現することができる。また、多軸アーム200は、洗浄具ホルダ236を回転させるための洗浄具回転機構239を備える。洗浄具回転機構239は、例えばモータなどの公知の機構によって実現することができ、回転シャフト234を回転させることによって洗浄具ホルダ236を回転させることができる。
多軸アーム200は、洗浄具ホルダ236の周囲に洗浄液を供給するためのアトマイザ238を備える。アトマイザ238は、洗浄具ホルダ236を挟んで洗浄具ホルダ236の揺動方向の両側に設けられ、洗浄液を基板WFに放出するように構成される。
第3のアーム240には高さ方向に伸びる回転シャフト244が取り付けられており、回転シャフト244の先端には円板形状のパッドホルダ246が取り付けられている。パッドホルダ246には小径の研磨パッド242が保持される。多軸アーム200は、パッドホルダ246を基板WFに対して昇降させるためのホルダ昇降機構247を備える。ホルダ昇降機構247は、例えばサーボモータなどの公知の機構によって実現することができる。また、多軸アーム200は、パッドホルダ246を回転させるためのパッド回転機構249を備える。パッド回転機構249は、例えばモータなどの公知の機構によって実現することができ、回転シャフト244を回転させることによってパッドホルダ246を回転させることができる。第4のアーム250には撮影部材252が保持される。
多軸アーム200は、パッドホルダ246の周囲に研磨液を供給するためのノズル248を備える。ノズル248は、パッドホルダ246の揺動経路に配置された第1のノズル248-1と、パッドホルダ246を挟んで第1のノズル248-1と反対側のパッドホルダ246の揺動経路に配置された第2のノズル248-2と、を備える。第1のノズル248-1および第2のノズル248-2は、基板WFの被研磨面に対して研磨液を供給するように構成される。
図2に示すように、本実施形態では、第1のアーム220、第2のアーム230、第3のアーム240、および第4のアーム250は、平面視で反時計回りに90度ずれて揺動シャフト210の周りに放射状に伸びる。回転駆動機構212は、揺動シャフト210を回転駆動することによって、大径の研磨パッド222、洗浄具232、小径の研磨パッド242、および撮影部材252のいずれかを基板WF上に移動させることができる。また、回転駆動機構212は、揺動シャフト210を回転駆動することによって、研磨パッド222または研磨パッド242をドレッサ500上に移動させることができる。また、回転駆動機構212は、揺動シャフト210を時計回りおよび反時計回りに交互に回転駆動することによって、第1のアーム220、第2のアーム230、第3のアーム240、および第4のアーム250を揺動させる揺動機構の機能を有する。具体的には、回転駆動機構212は、研磨パッド222、洗浄具232、または研磨パッド242が基板WF上に位置している状態で、揺動シャフト210を時計回りおよび反時計回りに交互に回転駆動することによって、研磨パッド222(パッドホルダ226)、洗浄具232(洗浄具ホルダ236)、または研磨パッド242(パッドホルダ246)を基板WFに対して揺動させることができる。本実施形態では、研磨パッド222、洗浄具232、または研磨パッド242を回転駆動機構212によって基板WFの径方向に旋回揺動させる、すなわち円弧に沿って往復運動させる例を示すが、これに限定されない。例えば、揺動機構は、研磨パッド222、洗浄具232、または研磨パッド242を基板の径方向に直線揺動させる、すなわち直線に沿って往復運動させるような構成を有し得る。
基板処理装置1000は、例えば研磨パッド222が基板WF上にある場合には、テーブル100を回転させるとともに研磨パッド222を回転させ、ホルダ昇降機構227によって研磨パッド222を基板WFに押圧しながら回転駆動機構212によって研磨パッド222を揺動させることによって、基板WFの研磨を行うように構成される。
<支持部材>
図1および図2に示すように、基板処理装置1000は、テーブル100の外側の研磨パッド222の揺動経路に配置された第1の支持部材300Aと、テーブル100を挟んで第1の支持部材300Aと反対側の研磨パッド222の揺動経路に配置された第2の支持部材300Bと、を含む。第1の支持部材300Aおよび第2の支持部材300Bは、基板WFを挟んで線対称になっている。このため、以下では、適宜、第1の支持部材300Aおよび第2の支持部材300Bをまとめて支持部材300として説明する。また、以下では、一例として、大径の研磨パッド222を基板WFに対して揺動させる場合の支持部材300の機能について説明を行うが、洗浄具232または小径の研磨パッド242についても同様である。
支持部材300は、揺動シャフト210の回転によってテーブル100の外側へ揺動された研磨パッド222を支持するための部材である。すなわち、基板処理装置1000は、基板WFを研磨する際に研磨パッド222を基板WFの外側に飛び出すまで揺動させる(オーバーハングさせる)ことによって、基板WFの被研磨面を均一に研磨するように構成される。ここで、研磨パッド222をオーバーハングさせた場合には、パッドホルダ226が傾くなど様々な要因によって基板WFの周縁部に研磨パッド222の圧力が集中して、基板WFの被研磨面が均一に研磨されないおそれがある。そこで、本実施形態の基板
処理装置1000は、基板WFの外側にオーバーハングした研磨パッド222を支持するための支持部材300をテーブル100の両側に設けている。
第1の支持部材300Aおよび第2の支持部材300Bはそれぞれ、研磨パッド222の基板WFと接触する研磨面222cの全体を支持可能な支持面301a,301bを有する。すなわち、支持面301a,301bはそれぞれ、研磨パッド222の研磨面222cの面積よりも大きな面積を有しているので、研磨パッド222が完全に基板WFの外側までオーバーハングしたとしても研磨面222cの全体が支持面301a,301bに支持される。これにより、本実施形態では、研磨パッド222は、基板WF上を揺動しているときには研磨パッド222の研磨面の全体が基板WFに接触して支持されており、テーブル100の外側まで揺動しているときも研磨面の全体が支持部材300に支持されているので、揺動中に基板WFの被研磨面および支持面301a,301bの領域からはみ出さないようになっている。
<膜厚計測器>
図1および図2に示すように、基板処理装置1000は、基板WFを研磨しながら基板WFの被研磨面の膜厚プロファイルを計測するための膜厚計測器600を含む。膜厚計測器600は、渦電流式センサまたは光学式センサなどの様々なセンサで構成することができる。図1に示すように、高さ方向に伸びる回転シャフト610がテーブル100に隣接して配置されている。回転シャフト610は、図示していないモータなどの回転駆動機構によって回転シャフト610の軸周りに回転可能になっている。回転シャフト610には揺動アーム620が取り付けられおり、膜厚計測器600は、揺動アーム620の先端に取り付けられている。膜厚計測器600は、回転シャフト610の回転によって回転シャフト610の軸周りに旋回揺動するように構成される。具体的には、膜厚計測器600は、基板WFの研磨中に、回転シャフト610の回転によって基板WFの径方向に沿って揺動することができるようになっている。膜厚計測器600は、研磨パッド222が基板WF上を揺動しているときには基板WF上から退避した位置に揺動し、研磨パッド222が基板WF上を揺動していないときに基板WF上を揺動するように構成される。すなわち、膜厚計測器600は、基板WF上を揺動する研磨パッド222と干渉しないタイミングで基板WF上を揺動することができるようになっており、研磨パッド222によって研磨される基板WFの膜厚プロファイルを経時的に計測することができる。膜厚計測器600は、計測した基板WFの膜厚プロファイルが所望の膜厚プロファイルになったら、基板WFの研磨の終点を検出することができる。
<ドレッサ>
図1および図2に示すように、ドレッサ500は、揺動シャフト210の回転による研磨パッド222、242の旋回経路に配置される。ドレッサ500は、表面にダイヤモンド粒子などが強固に電着しており、研磨パッド222、242を目立て(ドレッシング)するための円板形状の部材である。ドレッサ500は、図示していないモータなどの回転駆動機構によって回転するように構成される。ドレッサ500の表面には図示していないノズルから純水を供給可能になっている。基板処理装置1000は、ノズルから純水をドレッサ500に供給しながらドレッサ500を回転させるとともに、研磨パッド222、242を回転させ、ドレッサ500に押圧しながらドレッサ500に対して揺動させる。これによって、ドレッサ500により研磨パッド222、242が削り取られ、研磨パッド222、242の研磨面がドレッシングされる。
<パッドホルダ>
図4は、一実施形態によるパッドホルダを概略的に示す斜視図である。図5は、一実施形態によるパッドホルダを概略的に示す断面図である。以下、パッドホルダ226の構成を説明するが、パッドホルダ246も同様の構成を有する。
図5に示すように、パッドホルダ226は、回転シャフト224の下端に取り付けられた円板形状の第1のホルダ本体221-1と、第1のホルダ本体221-1の下方に設けられた円板形状の第2のホルダ本体221-2と、を備える。多軸アーム200は、パッドホルダ226に保持された研磨パッド222を昇降させるための昇降機構260を備える。昇降機構260は、パッドホルダ226を昇降させることによって研磨パッド222を昇降させるように構成された、前述のホルダ昇降機構227を含む。また、昇降機構260は、流体(例えば空気)の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって研磨パッド222を昇降させるための袋部材(エアバッグ223)を含む。エアバッグ223は、第1のホルダ本体221-1と第2のホルダ本体221-2との間に挟まれるように配置される。ただし、エアバッグ223は、本実施形態に限らず、パッドホルダ226に取り付けられていればよい。回転シャフト224および第1のホルダ本体221-1には、エアバッグ223に連通する流路224aが形成されている。多軸アーム200は、図示していない流体源から流路224aを介してエアバッグ223に気体を供給することによって、研磨パッド222を下降させて基板WFに対する研磨パッド222の押圧力を調整できるようになっている。
図5に示すように、第2のホルダ本体221-2の下面には、円板形状のパッドテーブル225が取り付けられる。具体的には、第2のホルダ本体221-2には磁石221-2aが埋め込まれており、パッドテーブル225には磁石225aが埋め込まれている。パッドテーブル225は、磁石221-2aおよび磁石225aの磁力によって、第2のホルダ本体221-2の下面に着脱可能に取り付けられている。研磨パッド222は、パッドテーブル225の下面に接着剤などによって固定されている。パッドテーブル225を設けることによって、研磨パッド222の交換を容易に行うことができる。
図5に示すように、基板処理装置1000は、研磨パッド222の摩耗量を計測するための摩耗量計測部材270を備える。摩耗量計測部材270は、昇降機構260によって研磨パッド222を下降させて基準面に接触するまでの昇降機構260の挙動に相関する値に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測するように構成される。摩耗量計測部材270は、入出力装置、演算装置、記憶装置などを備える一般的なコンピュータで構成することができる。以下、摩耗量計測部材270の詳細について説明する。
<研磨パッドの摩耗計測>
図6Aおよび図6Bは、第1の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を概略的に示す図である。図6Aおよび図6Bに示すように、摩耗量計測部材270は、支持部材300の支持面(例えば第1の支持部材300Aの支持面301a)を基準面として、研磨パッド222の摩耗量を計測することができる。すなわち、摩耗量計測部材270は、第1の支持部材300Aの支持面301aに研磨パッド222が接触するまでホルダ昇降機構227によってパッドホルダ226を下降させたときのパッドホルダ226の高さに関する情報に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測するように構成される。
具体的には、図6Aに示すように、基準となる研磨パッド222a(例えば新品の研磨パッドなど)がパッドホルダ226に取り付けられた状態で、サーチ開始位置にパッドホルダ226が配置される。続いて、摩耗量計測部材270は、支持面301aに研磨パッド222aが接触するまでホルダ昇降機構227によってパッドホルダ226を下降させたときのパッドホルダ226の下降量(a)を計測する。なお、ホルダ昇降機構227は、本実施形態では、エンコーダを内蔵したサーボモータである。摩耗量計測部材270は、ホルダ昇降機構227のトルク値の変化に基づいて支持面301aに研磨パッド222aが接触したことを検出することができる。また、摩耗量計測部材270は、ホルダ昇降機構227のエンコーダの絶対値に基づいてパッドホルダ226の下降量を計測すること
ができる。本実施形態では、基準となる研磨パッド222aの一例として新品の研磨パッドを挙げて説明したが、これに限られない。
次に、図6Bに示すように、計測対象の研磨パッド222b(例えば研磨処理によって摩耗した研磨パッド)がパッドホルダ226に取り付けられた状態で、サーチ開始位置にパッドホルダ226が配置される。続いて、摩耗量計測部材270は、支持面301aに研磨パッド222bが接触するまでホルダ昇降機構227によってパッドホルダ226を下降させたときのパッドホルダ226の下降量(b)を計測する。摩耗量計測部材270は、基準となる研磨パッド222aに対するパッドホルダ226の下降量(a)と、計測対象の研磨パッド222bに対するパッドホルダ226の下降量(b)と、を比較することによって計測対象の研磨パッド222bの摩耗量を計測するように構成される。具体的には、研磨パッド222が摩耗した分だけパッドホルダ226の下降量は増加するので、下降量(b)-下降量(a)が研磨パッド222の摩耗量に相当する。以下、研磨パッド222を基準面に接触させて研磨パッド222の摩耗量を計測することを、適宜「パッドサーチ」という。なお、図6に示した例ではパッドホルダ226の下降量の比較に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測する例を示したが、これに限られない。摩耗量計測部材270は、例えば、基準となる研磨パッド222aが支持面301aに接触したときのパッドホルダ226の高さに関する情報と、計測対象の研磨パッド222bが支持面301aに接触したときのパッドホルダ226の高さに関する情報と、の比較に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測することもできる。
なお、本実施形態では、摩耗量計測部材270は、支持部材300の支持面を基準面とする例を示したが、これに限らず、例えば基板WFの被研磨面を基準面として、研磨パッド222の摩耗量を計測することもできる。また、摩耗量計測部材270は、サーチ開始位置から第1の速度でパッドホルダ226を下降させた後、第1の速度よりも低速の第2の速度に切り替えてパッドホルダ226を下降させて研磨パッド222を支持面301aに接触させてもよい。研磨パッド222を支持面301aに低速で接触させることにより、ホルダ昇降機構227に過大な負荷がかかることを防止することができる。また、摩耗量計測部材270は、パッド回転機構229によってパッドホルダ226の回転角度を異ならせた複数の状態でパッドサーチを行い、複数回のパッドサーチの平均値に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測することもできる。これにより、研磨パッド222および支持面301aの起伏の重なりなどに起因して研磨パッド222の摩耗量が誤計測されるのを抑制し、より正確に研磨パッド222の摩耗量を計測することができる。
次に、第1の実施形態による基板処理方法の手順を説明する。図7Aおよび図7Bは、第1の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。図7Aに示すように、基板処理方法は、まず、基準となる研磨パッド222aがパッドホルダ226に取り付けられた状態で、パッドホルダ226を支持部材300A上のサーチ開始位置に移動させる(ステップ102)。続いて、基板処理方法は、パッドサーチを実行する(ステップ104)。具体的には、上述のように、支持面301aに研磨パッド222aが接触するまでパッドホルダ226を下降させ、ホルダ昇降機構227のエンコーダの絶対値に基づいて、パッドホルダ226の下降量(a)を計測する。続いて、基板処理方法は、このときのパッドホルダ226の下降量(a)を記憶装置に記憶する(ステップ106)。
一方、基板の研磨および研磨パッド222の摩耗量の計測を行う場合には、図7Bに示すように、基板処理方法は、計測対象の研磨パッド222bがパッドホルダ226に取り付けられた状態で、パッドホルダ226を基板WF上に移動させる(ステップ202)。続いて、基板処理方法は、ステップ106または後述のステップ220で記憶したパッドホルダ226の下降量に応じた研磨開始位置へパッドホルダ226を下降させる(ステップ204)。ステップ204は、計測対象の研磨パッド222bに対して一度もステップ212のパッドサーチが行われていない場合には、ステップ106で記憶
したパッドホルダ226の下降量に応じてパッドホルダ226を下降させる。一方、ステップ204は、計測対象の研磨パッド222bに対してステップ212のパッドサーチが行われた後は、直近のパッドサーチにおけるステップ220で記憶したパッドホルダ226の下降量に応じてパッドホルダ226を下降させる。これは、研磨処理を行う際に基板WFの被研磨面と研磨パッド222bの研磨面との距離を一定に保つためである。すなわち、研磨開始前には、エアバッグ223内部は真空引きにより収縮した状態になっている。ステップ204は、摩耗量計測部材270によって計測された研磨パッド222の摩耗量に応じて、研磨パッド222の研磨面と基板WFの被研磨面との距離が一定(接触していない)になるように、パッドホルダ226の高さを制御する。具体的には、研磨パッド222bは研磨処理によって摩耗するので、摩耗した分だけパッドホルダ226の高さ位置を調整することによって、研磨開始時に基板WFの被研磨面と研磨パッド222bの研磨面との距離を一定に保つことができる。その結果、エアバッグ223の膨張により研磨パッド222bを基板WFの被研磨面に押圧する力を一定に保つことができるので、基板WFを均一に研磨することができる。
続いて、基板処理方法は、基板WFの研磨処理を実行する(ステップ206)。具体的には、基板処理方法は、ノズル228から研磨液(スラリー)を供給するとともに、パッドホルダ226およびテーブル100を回転させる。さらに、基板処理方法は、エアバッグ223に流体(例えば空気)を供給することによって研磨パッド222bを基板WFに押圧しながらパッドホルダ226を揺動させることによって、基板WFを研磨する。上記のように、基板処理方法は、研磨パッド222の摩耗量に応じた研磨開始位置にパッドホルダ226の高さ制御を行った後に、エアバッグ223に流体を流入させてエアバッグ223を膨らませ、研磨パッド222を基板WFに押し付ける。したがって、研磨パッド222が消耗していても、エアバッグ223の膨らみを一定に保つことができるので、常に同じ圧力で基板WFを押圧することができる。基板処理方法は、基板WFの研磨が終了したか否かを判定し(ステップ208)、基板WFの研磨が終了するまで研磨処理を繰り返す。
一方、基板処理方法は、基板WFの研磨が終了したと判定した場合には(ステップ208、Yes)、パッドホルダ226を支持部材300A上のサーチ開始位置に移動させる(ステップ210)。続いて、基板処理方法は、パッドサーチを実行する(ステップ212)。ステップ212は、具体的には、エアバッグ223を真空引きによって収縮させた状態で、上述のように、支持面301aに研磨パッド222bが接触するまでパッドホルダ226を下降させる下降ステップを含む。また、ステップ212は、ホルダ昇降機構227のエンコーダの絶対値に基づいて、研磨パッド222が支持面301aに接触するまでのパッドホルダ226の下降量(b)を計測する計測ステップを含む。計測ステップは、パッドホルダ226の下降量(b)に基づいて、研磨パッド222bの摩耗量を計測する(ステップ214)。具体的には、計測ステップは、基準となる研磨パッド222aに対するパッドホルダ226の下降量(a)と、計測対象の研磨パッド222bに対するパッドホルダ226の下降量(b)と、を比較することによって、研磨パッド222bの摩耗量を計測する。
続いて、基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値以上であるか否かを判定する(ステップ216)。基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値以上である場合には(ステップ216、Yes)、研磨パッド222bの交換を要求するアラームを発出する(ステップ218)。一方、基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値未満である場合には(ステップ216、No)、パッドホルダ226の下降量(b)を記憶装置に記憶する(ステップ220)。
本実施形態によれば、摩耗量計測部材270は、基板処理装置1000が研磨処理のた
めに元々備えている構成を利用してパッドサーチを実行するため、摩耗量の計測のための特別の構成を配置する必要がなく、その結果、簡素な構造で研磨パッドの摩耗量を計測することができる。また、本実施形態によれば、硬質で平坦である支持部材300の支持面(例えば第1の支持部材300Aの支持面301a)を基準面としてパッドサーチを実行するので、研磨パッド222の摩耗量を精度よく計測することができる。また、本実施形態によれば、研磨パッド222の摩耗量に応じた研磨開始位置にパッドホルダ226を移動させてから研磨処理を行うので、研磨開始時に基板WFの被研磨面と研磨パッド222bの研磨面との距離を一定に保つことができる。その結果、エアバッグ223の膨張により研磨パッド222bを基板WFの被研磨面に押圧する力を一定に保つことができるので、基板WFを均一に研磨することができる。なお、本実施形態では、図7Aに示すように基準となる研磨パッド222aに対してパッドサーチを行う例を示したが、これに限定されない。例えば、パッドホルダ226をサーチ開始位置に配置した状態で基準となる研磨パッド222aと基準面との間の距離が既知であれば、図7Aに示すパッドサーチは行わなくてもよい。
次に、第2の実施形態の研磨パッドの摩耗計測について説明する。図8Aおよび図8Bは、第2の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を概略的に示す図である。図8Aおよび図8Bに示すように、摩耗量計測部材270は、エアバッグ223を撮影するための撮影部材(カメラ)264を含んでいる。摩耗量計測部材270は、撮影部材264によって撮影された画像に基づいて研磨パッド222が基準面(例えば基板WFの被研磨面WF-a)に接触するまでのエアバッグ223の膨らみ量を計測し、計測されたエアバッグ223の膨らみ量に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測するように構成される。
具体的には、図8Aに示すように、基準となる研磨パッド222a(例えば新品の研磨パッドなど)がパッドホルダ226に取り付けられた状態で、サーチ開始位置にパッドホルダ226が配置される。このとき、エアバッグ223は真空引きにより収縮されている。なお、サーチ開始位置が高すぎるとエアバッグ223を最大限膨張させても研磨パッド222aが基板WFの被研磨面WF-aに接触しないので、図8Aにおけるサーチ開始位置は、研磨パッド222aが基板WFの被研磨面WF-aに接触できるように、エアバッグ223の許容膨張量に応じて設定される。続いて、摩耗量計測部材270は、エアバッグ223に流体を供給することによってエアバッグ223を膨らませる。続いて、摩耗量計測部材270は、撮影部材264によって取得された画像に基づいて、研磨パッド222aが基板WFの被研磨面WF-aに接触するまでのエアバッグ223の膨らみ量(c)を計測する。なお、摩耗量計測部材270は、エアバッグ223への流体の流入量の変化、またはホルダ昇降機構227のトルク値の変化に基づいて支持面301aに研磨パッド222aが接触したことを検出することができる。
次に、図8Bに示すように、計測対象の研磨パッド222b(例えば研磨処理によって摩耗した研磨パッド)がパッドホルダ226に取り付けられた状態で、サーチ開始位置にパッドホルダ226が配置される。続いて、摩耗量計測部材270は、エアバッグ223に流体を供給することによってエアバッグ223を膨らませる。続いて、摩耗量計測部材270は、撮影部材264によって取得された画像に基づいて、研磨パッド222aが基板WFの被研磨面WF-aに接触するまでのエアバッグ223の膨らみ量(d)を計測する。摩耗量計測部材270は、基準となる研磨パッド222aに対するエアバッグ223の膨らみ量(c)と、計測対象の研磨パッド222bに対するエアバッグ223の膨らみ量(d)と、を比較することによって計測対象の研磨パッド222bの摩耗量を計測するように構成される。具体的には、研磨パッド222が摩耗した分だけエアバッグ223の膨らみ量は増加するので、膨らみ量(d)-膨らみ量(c)が研磨パッド222の摩耗量に相当する。
次に、第2の実施形態による基板処理方法の手順を説明する。図9Aおよび図9Bは、第2の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。図9Aに示すように、基板処理方法は、まず、基準となる研磨パッド222aがパッドホルダ226に取り付けられた状態で、パッドホルダ226を基板WF上に移動させる(ステップ302)。続いて、基板処理方法は、パッドホルダ226をサーチ開始位置へ下降させる(ステップ304)。続いて、基板処理方法は、パッドサーチを実行する(ステップ306)。具体的には、上述のように、基板WFの被研磨面WF-aに研磨パッド222aが接触するまでエアバッグ223を膨張させ、撮影部材264によって取得された画像に基づいて、エアバッグ223の膨らみ量(c)を計測する。続いて、基板処理方法は、このときのエアバッグ223の膨らみ量(c)を記憶装置に記憶する(ステップ308)。
一方、基板の研磨および研磨パッド222の摩耗量の計測を行う場合には、図9Bに示すように、基板処理方法は、計測対象の研磨パッド222bがパッドホルダ226に取り付けられた状態で、パッドホルダ226を基板WF上に移動させる(ステップ402)。続いて、基板処理方法は、ステップ308または後述のステップ422で記憶したエアバッグ223の膨らみ量に応じたサーチ開始位置へパッドホルダ226を下降させる(ステップ404)。ステップ404は、計測対象の研磨パッド222bに対して一度もステップ408のパッドサーチが行われていない場合には、ステップ308で記憶したエアバッグ223の膨らみ量に応じてパッドホルダ226を下降させる。一方、ステップ404は、計測対象の研磨パッド222bに対してステップ408のパッドサーチが行われた後は、直近のパッドサーチにおけるステップ308で記憶したエアバッグ223の膨らみ量に応じてパッドホルダ226を下降させる。
このように、エアバッグ223の膨らみ量に応じたサーチ開始位置へパッドホルダ226を下降させることによって、研磨パッド222の摩耗量によらず、以下のパッドサーチおよび研磨処理を正確に実行することができる。つまり、パッドホルダ226を毎回固定された所定の高さ位置(絶対値)に配置した状態で以下のパッドサーチおよび研磨処理を実行することも考えられる。この場合、エアバッグ223の許容膨張量に対して研磨パッド222の摩耗量が大きくなったときには、エアバッグ223を最大限膨張させたとしても基板WFの被研磨面WF-aに研磨パッド222bが接触しないおそれがある。すると、以下のパッドサーチおよび研磨処理を実行することができない。これに対して、本実施形態では、パッドサーチおよび研磨処理を実行する前に、ステップ308またはステップ422で記憶したエアバッグ223の膨らみ量に応じてパッドホルダ226を下降させているので、エアバッグ223の許容膨張量に対して研磨パッド222の摩耗量が大きくなった場合であっても、パッドサーチおよび研磨処理を正確に実行することができる。なお、研磨パッド222の摩耗量に対してエアバッグ223の許容膨張量が十分に大きい場合には、上記のような懸念が生じないため、ステップ404では、パッドホルダ226を所定の高さ位置に配置してもよい。
続いて、基板処理方法は、基板WFの研磨処理の準備を開始する(ステップ406)。具体的には、基板処理方法は、ノズル228から研磨液(スラリー)を供給するとともに、パッドホルダ226およびテーブル100を回転させる。続いて、基板処理方法は、パッドサーチを実行する(ステップ408)。ステップ408は、具体的には、基板WFの被研磨面WF-aに研磨パッド222bが接触するまでエアバッグ223に流体を流入する下降ステップを含む。また、ステップ408は、エアバッグ223を膨張させながら、エアバッグ223を撮影部材264によって撮影し、撮影された画像に基づいてエアバッグ223の膨らみ量(d)を計測する計測ステップを含む。
続いて、基板処理方法は、エアバッグ223の膨らみ量(d)に基づいてパッドホルダ226を研磨開始位置へ調整する(ステップ410)。これは、研磨処理を行う際にエア
バッグ223の膨らみ量を一定に保つためである。すなわち、研磨パッド222bは研磨処理によって摩耗するので、摩耗した分だけパッドホルダ226の位置を調整することによって、エアバッグ223の膨らみ量を一定に保つことができる。その結果、エアバッグ223の膨張により研磨パッド222bを基板WFの被研磨面WF-aに押圧する力を一定に保つことができるので、基板WFを均一に研磨することができる。続いて、基板処理方法は、研磨パッド222bを基板WFに押圧しながらパッドホルダ226を揺動させることによって、基板WFの研磨を実行する(ステップ412)。基板処理方法は、基板WFの研磨が終了したか否かを判定し(ステップ414)、基板WFの研磨が終了するまで研磨処理を繰り返す。
一方、基板処理方法は、基板WFの研磨が終了したと判定した場合には(ステップ414、Yes)、エアバッグ223の膨らみ量(d)とサーチ開始位置に基づいて、研磨パッド222bの摩耗量を計測する(計測ステップ416)。具体的には、計測ステップ416は、基準となる研磨パッド222aに対するエアバッグ223の膨らみ量(c)と、計測対象の研磨パッド222bに対するエアバッグ223の膨らみ量(d)と、を比較することによって、研磨パッド222bの摩耗量を計測する。
続いて、基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値以上であるか否かを判定する(ステップ418)。基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値以上である場合には(ステップ418、Yes)、研磨パッド222bの交換を要求するアラームを発出する(ステップ420)。一方、基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値未満である場合には(ステップ418、No)、エアバッグ223の膨らみ量(d)を記憶装置に記憶する(ステップ422)。
本実施形態によれば、摩耗量計測部材270は、基板処理装置1000が研磨処理のために元々備えている構成を利用してパッドサーチを実行するため、摩耗量の計測のための特別の構成を配置する必要がなく、その結果、簡素な構造で研磨パッドの摩耗量を計測することができる。また、本実施形態によれば、研磨パッド222の摩耗量に応じた研磨開始位置にパッドホルダ226を移動させてから研磨処理を行うので、研磨開始時にエアバッグ223の膨らみ量を一定に保つことができる。その結果、エアバッグ223の膨張により研磨パッド222bを基板WFの被研磨面に押圧する力を一定に保つことができるので、基板WFを均一に研磨することができる。
次に、第3の実施形態の研磨パッドの摩耗計測について説明する。図10Aおよび図10Bは、第3の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を概略的に示す図である。図10Aおよび図10Bに示すように、摩耗量計測部材270は、エアバッグ223への流体の流入量を計測可能な流量計262を含んでいる。摩耗量計測部材270は、研磨パッド222が基準面(例えば基板WFの被研磨面WF-a)に接触するまでのエアバッグ223への流体の流入量を流量計262によって計測し、計測された流体の流入量に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測するように構成される。
具体的には、図10Aに示すように、基準となる研磨パッド222a(例えば新品の研磨パッドなど)がパッドホルダ226に取り付けられた状態で、サーチ開始位置にパッドホルダ226が配置される。このとき、エアバッグ223は真空引きにより収縮されている。なお、サーチ開始位置が高すぎるとエアバッグ223を最大限膨張させても研磨パッド222aが基板WFの被研磨面WF-aに接触しないので、図10Aにおけるサーチ開始位置は、研磨パッド222aが基板WFの被研磨面WF-aに接触できるように、エアバッグ223の許容膨張量に応じて設定される。続いて、摩耗量計測部材270は、エアバッグ223に流体を供給することによってエアバッグ223を膨らませる。続いて、摩耗量計測部材270は、研磨パッド222aが基板WFの被研磨面WF-aに接触するま
でのエアバッグ223への流体の流入量(e)を計測する。
次に、図10Bに示すように、計測対象の研磨パッド222b(例えば研磨処理によって摩耗した研磨パッド)がパッドホルダ226に取り付けられた状態で、サーチ開始位置にパッドホルダ226が配置される。続いて、摩耗量計測部材270は、エアバッグ223に流体を供給することによってエアバッグ223を膨らませる。続いて、摩耗量計測部材270は、研磨パッド222aが基板WFの被研磨面WF-aに接触するまでのエアバッグ223への流体の流入量(f)を計測する。摩耗量計測部材270は、基準となる研磨パッド222aに対するエアバッグ223への流体の流入量(e)と、計測対象の研磨パッド222bに対するエアバッグ223への流体の流入量(f)と、を比較することによって計測対象の研磨パッド222bの摩耗量を計測するように構成される。具体的には、研磨パッド222が摩耗した分だけエアバッグ223への流体の流入量(f)は増加するので、流入量(f)-流入量(e)に相関する量が研磨パッド222の摩耗量に相当する。つまり、エアバッグ223への流体の流入量と研磨パッド222の摩耗量(厚さ)との相関関係は予め取得されているので、流入量(f)-流入量(e)が分かれば研磨パッド222の摩耗量を求めることができる。
次に、第3の実施形態による基板処理方法の手順を説明する。図11Aおよび図11Bは、第3の実施形態による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。図11Aに示すように、基板処理方法は、まず、基準となる研磨パッド222aがパッドホルダ226に取り付けられた状態で、パッドホルダ226を基板WF上に移動させる(ステップ502)。続いて、基板処理方法は、パッドホルダ226をサーチ開始位置へ下降させる(ステップ504)。続いて、基板処理方法は、パッドサーチを実行する(ステップ506)。具体的には、上述のように、基板WFの被研磨面WF-aに研磨パッド222aが接触するまでエアバッグ223を膨張させ、流量計262によってエアバッグ223への流体の流入量(e)を計測する。続いて、基板処理方法は、このときのエアバッグ223への流体の流入量(e)を記憶装置に記憶する(ステップ508)。
一方、基板の研磨および研磨パッド222の摩耗量の計測を行う場合には、図11Bに示すように、基板処理方法は、計測対象の研磨パッド222bがパッドホルダ226に取り付けられた状態で、パッドホルダ226を基板WF上に移動させる(ステップ602)。続いて、基板処理方法は、ステップ508または後述のステップ622で記憶したエアバッグ223への流体の流入量に応じたサーチ開始位置へパッドホルダ226を下降させる(ステップ604)。ステップ604は、計測対象の研磨パッド222bに対して一度もステップ608のパッドサーチが行われていない場合には、ステップ508で記憶したエアバッグ223への流体の流入量に応じてパッドホルダ226を下降させる。一方、ステップ604は、計測対象の研磨パッド222bに対してステップ608のパッドサーチが行われた後は、直近のパッドサーチにおけるステップ608で記憶したエアバッグ223への流体の流入量に応じてパッドホルダ226を下降させる。エアバッグ223への流体の流入量に応じたサーチ開始位置へパッドホルダ226を下降させることによって、第2の実施形態と同様に、エアバッグ223の許容膨張量に対して研磨パッド222の摩耗量が大きくなった場合であっても、パッドサーチおよび研磨処理を正確に実行することができる。
続いて、基板処理方法は、基板WFの研磨処理の準備を開始する(ステップ606)。具体的には、基板処理方法は、ノズル228から研磨液(スラリー)を供給するとともに、パッドホルダ226およびテーブル100を回転させる。続いて、基板処理方法は、パッドサーチを実行する(ステップ608)。具体的には、ステップ608は、基板WFの被研磨面WF-aに研磨パッド222bが接触するまでエアバッグ223に流体を流入する下降ステップを含む。また、ステップ608は、エアバッグ223を膨張させながら、
流量計262によってエアバッグ223への流体の流入量(f)を計測する計測ステップを含む。
続いて、基板処理方法は、エアバッグ223への流体の流入量(f)に基づいてパッドホルダ226を研磨開始位置へ調整する(ステップ610)。基板処理方法は、例えば、エアバッグ223への流体の流入量(f)が予め設定された所定の流入量になるように、パッドホルダ226の高さ位置を調整することができる。これは、研磨処理を行う際にエアバッグ223の膨らみ量を一定に保つためである。すなわち、研磨パッド222bは研磨処理によって摩耗するので、摩耗した分だけパッドホルダ226の位置を調整することによって、エアバッグ223の膨らみ量を一定に保つことができる。その結果、エアバッグ223の膨張により研磨パッド222bを基板WFの被研磨面WF-aに押圧する力を一定に保つことができるので、基板WFを均一に研磨することができる。続いて、基板処理方法は、研磨パッド222bを基板WFに押圧しながらパッドホルダ226を揺動させることによって、基板WFの研磨を実行する(ステップ612)。基板処理方法は、基板WFの研磨が終了したか否かを判定し(ステップ614)、基板WFの研磨が終了するまで研磨処理を繰り返す。
一方、基板処理方法は、基板WFの研磨が終了したと判定した場合には(ステップ614、Yes)、エアバッグ223への流体の流入量(f)とサーチ開始位置に基づいて、研磨パッド222bの摩耗量を計測する(計測ステップ616)。具体的には、計測ステップ616は、基準となる研磨パッド222aに対するエアバッグ223への流体の流入量(e)と、計測対象の研磨パッド222bに対するエアバッグ223への流体の流入量(f)と、を比較することによって、研磨パッド222bの摩耗量を計測する。
続いて、基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値以上であるか否かを判定する(ステップ618)。基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値以上である場合には(ステップ618、Yes)、研磨パッド222bの交換を要求するアラームを発出する(ステップ620)。一方、基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値未満である場合には(ステップ618、No)、エアバッグ223への流体の流入量(f)を記憶装置に記憶する(ステップ622)。
本実施形態によれば、摩耗量計測部材270は、基板処理装置1000が研磨処理のために元々備えている構成を利用してパッドサーチを実行するため、摩耗量の計測のための特別の構成を配置する必要がなく、その結果、簡素な構造で研磨パッドの摩耗量を計測することができる。また、本実施形態によれば、研磨パッド222の摩耗量に応じた研磨開始位置にパッドホルダ226を移動させてから研磨処理を行うので、研磨開始時にエアバッグ223の膨らみ量を一定に保つことができる。その結果、エアバッグ223の膨張により研磨パッド222bを基板WFの被研磨面に押圧する力を一定に保つことができるので、基板WFを均一に研磨することができる。
なお、第3の実施形態では、計測対象の研磨パッド222bに対するエアバッグ223への流体の流入量に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測する例を示したが、これに限らず、摩耗量計測部材270は、エアバッグ223からの流体の流出量に基づいて研磨パッド222の摩耗量を計測することもできる。この場合、流量計262は、エアバッグ223からの流体の流出量を計測可能に構成される。
図11Cは、第3の実施形態の変形例による研磨パッドの摩耗計測を示すフローチャートである。基板の研磨および研磨パッド222の摩耗量の計測を行う場合には、図11Cに示すように、基板処理方法は、計測対象の研磨パッド222bがパッドホルダ226に取り付けられた状態で、パッドホルダ226を基板WF上に移動させる(ステップ702
)。続いて、基板処理方法は、前回パッドサーチを実行したときに記憶したエアバッグ223からの流体の流出量に応じた研磨開始位置へパッドホルダ226を下降させる(ステップ704)。
続いて、基板処理方法は、基板WFの研磨処理の準備を開始する(ステップ706)。具体的には、基板処理方法は、ノズル228から研磨液(スラリー)を供給するとともに、パッドホルダ226およびテーブル100を回転させる。続いて、基板処理方法は、エアバッグ223を加圧して研磨パッド222bを基板WFに押圧しながらパッドホルダ226を揺動させることによって、基板WFの研磨を実行する(ステップ708)。基板処理方法は、基板WFの研磨が終了したか否かを判定し(ステップ710)、基板WFの研磨が終了するまで研磨処理を繰り返す。
一方、基板処理方法は、基板WFの研磨が終了したと判定した場合には(ステップ710、Yes)、パッドサーチを実行する(ステップ712)。具体的には、基板処理方法は、基板WFの被研磨面に研磨パッド222bが接触した状態からエアバッグ223を収縮させながら、流量計262によってエアバッグ223からの流体の流出量(g)を計測する。
続いて、基板処理方法は、エアバッグ223からの流体の流出量(g)と研磨開始位置に基づいて、研磨パッド222bの摩耗量を計測する(ステップ714)。具体的には、基板処理方法は、基準となる研磨パッド222aに対するエアバッグ223への流体の流入量(e)と、計測対象の研磨パッド222bに対するエアバッグ223からの流体の流出量(g)と、を比較することによって、研磨パッド222bの摩耗量を計測する。
続いて、基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値以上であるか否かを判定する(ステップ716)。基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値以上である場合には(ステップ716、Yes)、研磨パッド222bの交換を要求するアラームを発出する(ステップ718)。一方、基板処理方法は、研磨パッド222bの摩耗量が所定値未満である場合には(ステップ716、No)、エアバッグ223からの流体の流出量(g)を記憶装置に記憶する(ステップ720)。
なお、上記の第1から第3の実施形態について、パッドサーチは、1枚の基板WFを研磨する毎に行ってもよいし、所定枚数の基板WFを研磨する毎に行ってもよい。
以上、いくつかの本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
本願は、一実施形態として、被研磨面を上方に向けた基板を支持するためのテーブルと、前記テーブルに支持された基板を研磨するための研磨パッドを保持するためのパッドホルダと、前記パッドホルダに保持された研磨パッドを昇降させるための昇降機構と、前記昇降機構によって前記研磨パッドを下降させて基準面に接触するまでの前記昇降機構の挙動に相関する値に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測する摩耗量計測部材と、を備える、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記パッドホルダを前記基板の径方向に揺動させるための揺動機構と、前記揺動機構によって前記テーブルの外側へ揺動された研磨パッド
を支持するための支持面を有する支持部材と、をさらに含み、前記昇降機構は、前記パッドホルダを昇降させるためのホルダ昇降機構を含み、前記基準面は、前記支持部材の前記支持面であり、前記摩耗量計測部材は、前記支持部材の前記支持面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させたときの前記パッドホルダの高さに関する情報に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記昇降機構は、前記パッドホルダを昇降させるためのホルダ昇降機構を含み、前記基準面は、前記基板の被研磨面であり、前記摩耗量計測部材は、前記基板の被研磨面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させたときの前記パッドホルダの高さに関する情報に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記摩耗量計測部材は、基準となる研磨パッドに対する前記パッドホルダの高さに関する情報と、計測対象の研磨パッドに対する前記パッドホルダの高さに関する情報と、を比較することによって前記計測対象の研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記昇降機構は、前記パッドホルダに取り付けられた袋部材であって、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、前記摩耗量計測部材は、前記袋部材を撮影するための撮影部材を含み、前記撮影部材によって撮影された画像に基づいて前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記袋部材の膨らみ量を計測し、計測された前記袋部材の膨らみ量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記摩耗量計測部材は、基準となる研磨パッドに対する前記袋部材の膨らみ量と、計測対象の研磨パッドに対する前記袋部材の膨らみ量と、を比較することによって前記計測対象の研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記昇降機構は、前記パッドホルダに取り付けられた袋部材であって、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、前記摩耗量計測部材は、前記袋部材への流体の流入量を計測可能な流量計を含み、前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記袋部材への流体の流入量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記摩耗量計測部材は、基準となる研磨パッドに対する前記袋部材への流体の流入量と、計測対象の研磨パッドに対する前記袋部材への流体の流入量と、を比較することによって前記計測対象の研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記摩耗量計測部材は、さらに、前記昇降機構によって前記研磨パッドが前記基準面に接触した状態から上昇したときの前記昇降機構の挙動に相関する値に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成され、前記昇降機構は、前記パッドホルダに取り付けられた袋部材であって、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、前記摩耗量計測部材は、前記袋部材からの流体の流出量を計測可能な流量計を含み、前記研磨パッドが前記基準面に接触した状態から前記袋部材を収縮させたときの流体の流出
量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記摩耗量計測部材は、基準となる研磨パッドに対する前記袋部材からの流体の流出量と、計測対象の研磨パッドに対する前記袋部材からの流体の流出量と、を比較することによって前記計測対象の研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、被研磨面を上方に向けてテーブルに支持された基板を研磨するための研磨パッドを昇降機構によって基準面に接触するまで下降させる下降ステップと、前記下降ステップによって前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記昇降機構の挙動に相関する値に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測する計測ステップと、を備える、基板処理方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記昇降機構は、前記研磨パッドを保持するためのパッドホルダを昇降させるためのホルダ昇降機構を含み、前記基準面は、前記テーブルの外側へ揺動された研磨パッドを支持するための支持部材の支持面であり、前記下降ステップは、前記支持面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させるように構成され、前記計測ステップは、前記支持面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させたときの前記パッドホルダの高さに関する情報に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記昇降機構は、前記研磨パッドを保持するためのパッドホルダを昇降させるためのホルダ昇降機構を含み、前記基準面は、前記基板の被研磨面であり、前記下降ステップは、前記基板の被研磨面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させるように構成され、前記計測ステップは、前記基板の被研磨面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させたときの前記パッドホルダの高さに関する情報に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記昇降機構は、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、前記下降ステップは、前記研磨パッドが前記基準面に接触するまで前記袋部材に流体を流入するように構成され、前記計測ステップは、前記袋部材を撮影するための撮影部材によって撮影された画像に基づいて前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記袋部材の膨らみ量を計測し、計測された前記袋部材の膨らみ量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記昇降機構は、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、前記下降ステップは、前記研磨パッドが前記基準面に接触するまで前記袋部材に流体を流入するように構成され、前記計測ステップは、前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記袋部材への流体の流入量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記計測ステップは、さらに、前記研磨パッドが前記基準面に接触した状態から上昇するときの前記昇降機構の挙動に相関する値に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成され、前記昇降機構は、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋
部材を含み、前記計測ステップは、前記研磨パッドが前記基準面に接触した状態から前記袋部材を収縮させたときの前記袋部材からの流体の流出量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、基板処理方法を開示する。
100 テーブル
100a 支持面
222、242 研磨パッド
222c 研磨面
223 袋部材(エアバッグ)
226、246 パッドホルダ
227、247 ホルダ昇降機構
260 昇降機構
262 流量計
264 撮影部材(カメラ)
270 摩耗量計測部材
300 支持部材
301a,301b 支持面
620 揺動アーム
1000 基板処理装置
WF 基板
WF-a 被研磨面

Claims (16)

  1. 被研磨面を上方に向けた基板を支持するためのテーブルと、
    前記テーブルに支持された基板を研磨するための研磨パッドを保持するためのパッドホルダと、
    前記パッドホルダに保持された研磨パッドを昇降させるための昇降機構と、
    前記昇降機構によって前記研磨パッドを下降させて基準面に接触するまでの前記昇降機構の挙動に相関する値に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測する摩耗量計測部材と、
    を備える、
    基板処理装置。
  2. 前記パッドホルダを前記基板の径方向に揺動させるための揺動機構と、
    前記揺動機構によって前記テーブルの外側へ揺動された研磨パッドを支持するための支持面を有する支持部材と、をさらに含み、
    前記昇降機構は、前記パッドホルダを昇降させるためのホルダ昇降機構を含み、
    前記基準面は、前記支持部材の前記支持面であり、
    前記摩耗量計測部材は、前記支持部材の前記支持面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させたときの前記パッドホルダの高さに関する情報に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記昇降機構は、前記パッドホルダを昇降させるためのホルダ昇降機構を含み、
    前記基準面は、前記基板の被研磨面であり、
    前記摩耗量計測部材は、前記基板の被研磨面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させたときの前記パッドホルダの高さに関する情報に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  4. 前記摩耗量計測部材は、基準となる研磨パッドに対する前記パッドホルダの高さに関する情報と、計測対象の研磨パッドに対する前記パッドホルダの高さに関する情報と、を比較することによって前記計測対象の研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項2または3に記載の基板処理装置。
  5. 前記昇降機構は、前記パッドホルダに取り付けられた袋部材であって、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、
    前記摩耗量計測部材は、前記袋部材を撮影するための撮影部材を含み、前記撮影部材によって撮影された画像に基づいて前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記袋部材の膨らみ量を計測し、計測された前記袋部材の膨らみ量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  6. 前記摩耗量計測部材は、基準となる研磨パッドに対する前記袋部材の膨らみ量と、計測対象の研磨パッドに対する前記袋部材の膨らみ量と、を比較することによって前記計測対象の研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項5に記載の基板処理装置。
  7. 前記昇降機構は、前記パッドホルダに取り付けられた袋部材であって、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、
    前記摩耗量計測部材は、前記袋部材への流体の流入量を計測可能な流量計を含み、前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記袋部材への流体の流入量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  8. 前記摩耗量計測部材は、基準となる研磨パッドに対する前記袋部材への流体の流入量と、計測対象の研磨パッドに対する前記袋部材への流体の流入量と、を比較することによって前記計測対象の研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項7に記載の基板処理装置。
  9. 前記摩耗量計測部材は、さらに、前記昇降機構によって前記研磨パッドが前記基準面に接触した状態から上昇したときの前記昇降機構の挙動に相関する値に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成され、
    前記昇降機構は、前記パッドホルダに取り付けられた袋部材であって、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、
    前記摩耗量計測部材は、前記袋部材からの流体の流出量を計測可能な流量計を含み、前記研磨パッドが前記基準面に接触した状態から前記袋部材を収縮させたときの流体の流出量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項1に記載の基板処理装置。
  10. 前記摩耗量計測部材は、基準となる研磨パッドに対する前記袋部材からの流体の流出量と、計測対象の研磨パッドに対する前記袋部材からの流体の流出量と、を比較することによって前記計測対象の研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項9に記載の基板処理装置。
  11. 被研磨面を上方に向けてテーブルに支持された基板を研磨するための研磨パッドを昇降機構によって基準面に接触するまで下降させる下降ステップと、
    前記下降ステップによって前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記昇降機構の挙動に相関する値に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測する計測ステップと、
    を備える、
    基板処理方法。
  12. 前記昇降機構は、前記研磨パッドを保持するためのパッドホルダを昇降させるためのホルダ昇降機構を含み、
    前記基準面は、前記テーブルの外側へ揺動された研磨パッドを支持するための支持部材の支持面であり、
    前記下降ステップは、前記支持面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させるように構成され、
    前記計測ステップは、前記支持面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させたときの前記パッドホルダの高さに関する情報に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項11に記載の基板処理方法。
  13. 前記昇降機構は、前記研磨パッドを保持するためのパッドホルダを昇降させるためのホルダ昇降機構を含み、
    前記基準面は、前記基板の被研磨面であり、
    前記下降ステップは、前記基板の被研磨面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ昇降機構によって前記パッドホルダを下降させるように構成され、
    前記計測ステップは、前記基板の被研磨面に前記研磨パッドが接触するまで前記ホルダ
    昇降機構によって前記パッドホルダを下降させたときの前記パッドホルダの高さに関する情報に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項11に記載の基板処理方法。
  14. 前記昇降機構は、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、
    前記下降ステップは、前記研磨パッドが前記基準面に接触するまで前記袋部材に流体を流入するように構成され、
    前記計測ステップは、前記袋部材を撮影するための撮影部材によって撮影された画像に基づいて前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記袋部材の膨らみ量を計測し、計測された前記袋部材の膨らみ量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項11に記載の基板処理方法。
  15. 前記昇降機構は、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、
    前記下降ステップは、前記研磨パッドが前記基準面に接触するまで前記袋部材に流体を流入するように構成され、
    前記計測ステップは、前記研磨パッドが前記基準面に接触するまでの前記袋部材への流体の流入量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項11に記載の基板処理方法。
  16. 前記計測ステップは、さらに、前記研磨パッドが前記基準面に接触した状態から上昇するときの前記昇降機構の挙動に相関する値に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成され、
    前記昇降機構は、流体の流入および流出に起因して膨張および収縮することによって前記研磨パッドを昇降させるための袋部材を含み、
    前記計測ステップは、前記研磨パッドが前記基準面に接触した状態から前記袋部材を収縮させたときの前記袋部材からの流体の流出量に基づいて前記研磨パッドの摩耗量を計測するように構成される、
    請求項11に記載の基板処理方法。
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