JP2022179864A - 吸着デバイス - Google Patents

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Akiko Komura
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Abstract

Figure 2022179864000001
【課題】気体に含まれる所定成分を吸着する吸着デバイスを用いる場合において、吸着デバイスの良好な吸着性能を得ると共に、吸着デバイスの交換に伴う作業負担やコストを低減する。
【解決手段】吸着デバイスは、繰り返し気体の所定成分を吸着及び放出する吸着材と、吸着材を気体と接触可能に保持するホルダと、を備える。ホルダは、吸着材を収容する内部空間と、内部空間に気体を導入する導入口と、内部空間を通過した気体を排出する排出口と、を有する複数のセルが形成されたホルダ本体と、通気性を有し、セルの導入口と排出口とを覆う被覆材と、を有する。
【選択図】図2

Description

本開示は、空気調和装置等に用いられて気体の所定成分を吸着する吸着デバイスに関する。
特許文献1には、気体の所定成分を吸着する吸着デバイスとして、車載用のエアコン装置に用いられるフィルターが開示されている。このフィルターは、ハニカム型に型成形された複数の活性炭セルと、複数の活性炭セルを並べて平板状に保持するカートリッジとを備え、車内の空気に含まれる所定成分を吸着除去する。
特開2000-326724号公報
吸着デバイスは、例えば、エアコン装置等の応用機器内部に配置されて用いられる。吸着デバイスは、良好な吸着性能を維持するため、例えば、所定期間毎に交換される。この場合、吸着デバイスの交換に伴う作業負担やコストが発生する。
そこで本開示は、気体に含まれる所定成分を吸着する吸着デバイスを用いる場合において、吸着デバイスの良好な吸着性能を得ると共に、吸着デバイスの交換に伴う作業負担やコストを低減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る吸着デバイスは、繰り返し気体の所定成分を吸着及び放出する吸着材と、前記吸着材を気体と接触可能に保持するホルダと、を備え、前記ホルダは、前記吸着材を収容する内部空間と、前記内部空間に気体を導入する導入口と、前記内部空間を通過した気体を排出する排出口と、を有する複数のセルが形成されたホルダ本体と、通気性を有し、前記セルの前記導入口と前記排出口とを覆う被覆材と、を有する。
上記構成によれば、繰り返し気体の所定成分を吸着及び放出する吸着材を複数のセルの内部空間に分けて収容することで、吸着材を各セルに分布及び分散させて配置できる。これにより、吸着材の気体に対する接触面積を拡大させ、吸着材の吸着量を増大できる。よって、吸着デバイスの良好な吸着性能を得ることができる。また吸着材は、繰り返し気体の所定成分を吸着及び放出する。このため、吸着材を再生することで持続的に使用できる。よって、吸着デバイスの交換回数や交換に伴う作業負担、及び、コストを低減できる。
前記導入口から前記排出口へ向かう気体の流通方向における各々の前記内部空間の流路断面積が、0.5cm以上10.0cm以下の範囲の値であってもよい。これにより、各セルに保持された吸着材を気体と効率よく接触させることができる。よって、吸着材の吸着量を向上できる。また、例えば吸着材を加熱により再生する場合、セルに保持された吸着材を加熱された気体と効率よく接触させることができる。よって、吸着材を効率よく再生できる。
前記ホルダ本体の材質が、紙及び樹脂のうちの少なくともいずれかを含んでいてもよい。これにより、吸着デバイスを軽量化できると共に、吸着デバイスの製造コストを低減できる。また、所望の形状にホルダ本体を加工し易くできる。また、ホルダ本体の材質が紙又は樹脂のうちの少なくともいずれかを含むことで、ホルダ本体を低熱伝導率の材料により構成できる。これにより、吸着材を加熱する場合、ホルダ本体によって吸着材を保温できる。よって、例えば吸着材が加熱により所定成分を放出する場合、吸着材を保温することにより吸着材に吸着対象を放出し易くし、吸着材を効率よく再生できる。
或いは、前記ホルダ本体の材質が、金属及びセラミックのうちの少なくともいずれかを含んでいてもよい。ホルダ本体の材質が金属及びセラミックのうちの少なくともいずれかを含むことで、ホルダ本体を高熱伝導率の材料により構成できる。これにより、吸着材を加熱する場合、ホルダ本体を介して吸着材を加熱できる。よって、例えば吸着材が加熱により所定成分を放出する場合、吸着材を良好に加熱して吸着材に吸着対象を放出し易くし、吸着材を効率よく再生できる。この場合、前記ホルダ本体の熱伝導率が、50W/mK以上500W/mK以下の範囲の値であってもよい。
前記吸着材が、前記所定成分を吸着及び放出する官能基と、前記官能基と直接又は間接的に結合した樹脂骨格とを有する高分子化合物を含んでいてもよい。これにより、吸着材が揮発して消失するのを防止できる。よって、吸着材を再生させながら、吸着材の吸着性能を良好に持続できる。
前記被覆材に空気を流速1m/秒で通過させたときの圧力損失が、5Pa以上30Pa以下の範囲の値であってもよい。これにより、吸着デバイスにおいて、各セルに保持された吸着材がホルダ本体から脱落するのを被覆材により防止すると共に、良好な通気性を確保し、吸着材を気体と効率よく接触させることができる。
前記被覆材が、不織布を含んでいてもよい。また前記不織布は、PP、PE、PETのうちの少なくともいずれかを含んでいてもよい。これにより、被覆材の設計自由度を向上できる。また、このように不織布がPP、PE、PETのうちの少なくともいずれかを含む場合、接着材を用いずに、不織布とホルダ本体とを熱溶着等により比較的容易に接合できる。これにより、吸着デバイスの構造を簡素化できると共に、吸着デバイスの軽量化を図れる。
前記被覆材の目付量が、10g/m以上90g/m以下の範囲の値であってもよい。これにより、各セルに保持された吸着材がホルダ本体から脱落するのを被覆材により防止しながら、吸着材を気体と効率よく接触させることができる。
前記被覆材が、金属メッシュを含んでいてもよい。これにより、被覆材の耐久性を向上できる。また、被覆材の熱伝導性を向上できる。よって、例えば吸着材が加熱により再生される場合、吸着デバイスの外部から被覆材を通じて吸着材を加熱し、吸着材を再生し易くできる。
前記導入口側から前記排出口側まで空気を流速1m/秒で通過させたときの圧力損失が、40Pa以上500Pa以下の範囲の値であってもよい。これにより、各セルの通気性を更に良好にすることができる。
前記吸着材は、平均粒径が400μm以上1.3mm以下の範囲の値である粉体であってもよい。この場合、前記被覆材は、メッシュ径が、50(mesh/inch)以上200(mesh/inch)以下の範囲の値であるメッシュを含んでいてもよい。これにより、吸着材の比表面積を良好に確保しながら、吸着材が被覆材の間隙を通じて脱落するのを抑制できる。
本開示の各態様によれば、気体に含まれる所定成分を吸着する吸着デバイスを用いる場合において、吸着デバイスの良好な吸着性能が得られると共に、吸着デバイスの交換に伴う作業負担やコストを低減できる。
図1は、実施形態に係る空気調和装置の室内機の斜視図である。 図2は、図1の吸着デバイスの概要図である。 図3は、図1の吸着材が含む高分子化合物を示す図である。 図4は、変形例に係る吸着デバイスの概要図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る空気調和装置1の室内機10の斜視図である。空気調和装置1は、吸着デバイス4を備える応用装置の一例である。図1に示される空気調和装置1は、一例として、室内機10と、不図示の室外機とを備える。空気調和装置1では、冷媒が室内機10と室外機との間を循環する。室内機10は、冷媒と室内の空気とを熱交換する熱交換器2と、室内の空気を取り込んで熱交換器2により熱交換した後に排出する送風機構3とを備える。
また室内機10は、繰り返し気体の所定成分を吸着及び放出する吸着材5を備える吸着デバイス4と、吸着デバイス4内の吸着材5に所定成分を放出させて吸着材5を再生させる再生機構6とを備える。ここで言う所定成分は、一例として二酸化炭素である。室内機10は、後述するように、吸着材5により、室内の空気中から二酸化炭素を吸着して除去する。また室内機10は、再生機構6により、吸着材5に吸着した二酸化炭素を放出させることで、吸着材5を再生する。これにより空気調和装置1は、吸着材5を繰り返し使用しながら再生させる。このように、本実施形態の吸着デバイス4は、空気中の二酸化炭素を除去するフィルターである。
本実施形態の再生機構6は、吸着材5を加熱することで吸着材5に吸着した二酸化炭素を放出させる。空気調和装置1では、一例として熱交換器2と送風機構3とが再生機構6を兼ねる。このため空気調和装置1は、吸着材5を再生するために別途の再生機構を備える必要がない。熱交換器2は、冷媒と熱交換して空気を加熱する。送風機構3は、加熱された空気を吸着デバイス4に送風する。
一例として、吸着デバイス4は、室内機10内に設けられた空気流通路の途中に配置される。送風機構3は、空気流通路を流通する空気により、吸着デバイス4を通過する気流を発生させる。吸着デバイス4は、吸着材5を担持する。
本実施形態の吸着材5は、気体に含まれる二酸化炭素を繰り返し吸着及び放出する。吸着材5は、多孔質状に形成されている。吸着材5は、比較的低温(一例として、40℃以上100℃以下の範囲の温度)で加熱されることで、吸着した二酸化炭素を放出する。このように吸着材5は、低温で再生できるため、再生に必要なエネルギーを低減できる。また、吸着材5を加熱する加熱温度により、室内機10の構成要素が不要な熱的影響を受けるのを抑制できる。
図2は、図1の吸着デバイス4の概要図である。図2では、吸着デバイス4の被覆材81で覆われる内部を実線で示している。図1及び2に示される吸着デバイス4は、繰り返し気体の所定成分を吸着及び放出する吸着材5と、吸着材5を気体と接触可能に保持するホルダ8とを備える。吸着材5は、一例として粉体である。ホルダ8は、ホルダ本体80、被覆材81、及び接着材82を有する。
ホルダ本体80は、板状に形成されている。ホルダ本体80には、複数のセル80aが形成されている。言い換えると、ホルダ本体80はセル集合体である。吸着材5は、各セル80aの内部に配置されている。これにより吸着材5は、ホルダ本体80に分散して配置されている。セル80aは、吸着材5を収容する内部空間80bと、内部空間80bに気体を導入する導入口80cと、内部空間80bを通過した気体を排出する排出口80dとを有する。ホルダ本体80は、一方の面に複数の導入口80cが配置され、他方の面に複数の排出口80dが配置されている。ホルダ本体80は、平面視において六角形の複数のセル80aを含む。吸着デバイス4は、導入口80cから排出口80dへ向かう気体の流通方向における内部空間80bの流路断面形状が多角形(一例として六角形)である。この構成により、ホルダ本体80の内部空間80bの流路断面の形状を保持し易くできる。
また本実施形態のホルダ本体80は、平面視において、外周囲を取り囲む外壁部80eと、外壁部80eよりも内側に配置された内壁部80fとを有する。外壁部80eと内壁部80fとは、ホルダ本体80の厚み方向に立設されている。即ち、外壁部80eと内壁部80fとの各壁面は、ホルダ本体80の厚み方向を含む平面内に配置されている。複数のセル80aは、この外壁部80eと内壁部80fとにより個別に区画される。外壁部80eと内壁部80fとの壁厚み寸法は、同一でもよいし、異なっていてもよい。
複数のセル80aにおいて、各内部空間80bは、互いに独立している。また、隣接する内部空間80b同士は、隔てられている。このため、隣接する内部空間80b同士間での吸着材5の移動を阻止しながら、吸着材5をホルダ本体80中で分散させて保持できる。またホルダ本体80は、自然状態で形状を維持できる程度の強度を有する。従って、ホルダ本体80の変形により内部空間80bの流路が閉塞されることがない。
吸着デバイス4の導入口80cから排出口80dへ向かう気体の流通方向における各々の内部空間80bの流路断面積は、適宜設定可能である。一例として、各々の内部空間80bの流路断面積は、0.5cm以上10.0cm以下の範囲の値である。例えば一定範囲において、前記流路断面積を大きくすれば、各セル80a内の吸着材5の充填量を増大でき、吸着デバイス4のガス吸脱着量を向上できる。また一定範囲において、前記流路断面積を小さくすれば、各セル80a内の吸着材5の外部への放熱を低減し、吸着材5の保温効果を向上できる。また、外部からの熱をホルダ本体80を介して吸着材5に良好に伝熱できる。このため、各々の内部空間80bの流路断面積を適切に設定することで、吸着材5を加熱により再生する場合には、吸着材5に吸着対象を放出し易くし、吸着材5の再生に要する時間を短縮化できる。また、吸着材5の保温効果や、ホルダ本体80から吸着材5への熱伝導効果を高め、吸着材5を加熱し易くできる。
本実施形態の吸着デバイス4は、一例として、被覆材81に空気を流速1m/秒で通過させたときの圧力損失が、5Pa以上30Pa以下の範囲の値である。また吸着デバイス4は、導入口80c側から排出口80d側まで空気を流速1m/秒で通過させたときの圧力損失が、40Pa以上500Pa以下の範囲の値である。また別の例では、この圧力損失は、150Pa以上500Pa以下の範囲の値である。
ホルダ本体80の材質は、紙及び樹脂のうちの少なくともいずれかを含む。紙及び樹脂は、低熱伝導率を有する材料の一例である。本実施形態のホルダ本体80の材質は、紙を含む。このように、ホルダ本体80が紙を含むように構成されることで、ホルダ本体80に保持される吸着材5の保温効果を高めることができる。
被覆材81は、通気性を有し、セル80aの導入口80cと排出口80dとを覆っている。各セル80aの導入口80cの周縁部分と、各セル80aの排出口80dの周縁部分とは、被覆材81と被着している。これにより、各セル80aの内部空間80bに収容された吸着材5は、導入口80c又は排出口80dを通じて混合することがない。また、ホルダ本体80の板面全体に分散して吸着材5を配置した状態が維持される。また、セル80aと被覆材81とにより囲まれた各内部空間80bに吸着材5が保持される。よって、吸着材5をセル80a内に保持するためのバインダ等が不要である。従って、バインダ等により吸着材5の表面が覆われる(例えば吸着材5が多孔質状に形成されている場合、吸着材5の表面の孔がバインダ等により埋まる)ことで吸着性能が低下することがない。
本実施形態の被覆材81は、不織布を含む。一例として、この不織布は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)のうちの少なくともいずれかを含む。被覆材81の目付量は、適宜設定可能であるが、一例として10g/m以上90g/m以下の範囲の値である。これにより、吸着材5の被覆材81からの脱落を防止しつつ、吸着デバイス4を通過する気体の圧損が抑制される。具体例として吸着デバイス4は、ホルダ本体80の両面に配置された一対の被覆材81を有する。
一対の被覆材81は、ホルダ本体80を両面側から覆った状態で、各々の周縁において互いに溶着されている。この溶着としては、被覆材81が樹脂材料等を含む場合、熱溶着を採用できる。一対の被覆材81は、互いの接触部分で互いに溶解して固化することで一体化されている。このため、一対の被覆材81を接着する接着材が不要である。被覆材81に不織布を用いることで、例えば被覆材81に織物を用いた場合に比べ、被覆材81を比較的薄く且つ軽量に構成できる。
接着材82は、被覆材81とホルダ本体80との間に配置され、被覆材81とホルダ本体80とを接着する。言い換えると、被覆材81とホルダ本体80とは接着材82により接着される。このため、被覆材81とホルダ本体80とが接着材82に対して接着可能なものであれば、被覆材81とホルダ本体80との材質が互いに異なっていてもよい。接着材82は、ホルダ本体80の両面に配置されている。接着材82は、熱可塑性樹脂系及びエラストマー系のうちの少なくともいずれかの材料を含む。熱可塑性樹脂系の材料としては、例えば、酢酸ビニル樹脂系、エチレン酢酸ビニル樹脂(EVA)系、ウレタン樹脂系、及びアクリル系の材料を例示できる。またエラストマー系の材料としては、シリコーン樹脂系、変成シリコーン樹脂系、シリル化ウレタン樹脂系、及びゴム系の材料を例示できる。
ここで吸着材5は、平均粒径が400μm以上1.3mm以下の範囲の値である粉体である。被覆材81は、この粉体が通過しない目開きを有する。これにより、吸着材5が被覆材81から脱落するのを良好に防止できる。ここで平均粒径は、コールターカウンター法、レーザ回折法、画像解析法等により測定できる。例えばコールターカウンター法によれば、平均粒径は、50%体積平均粒径として算出される。図1に示すように、本実施形態の吸着デバイス4は、一例として、熱交換器2の外表面に対応するように、室内機10の内部に配置されている。なお、吸着デバイス4を所定のスペース内に配置するために、吸着デバイス4の形状を加工してもよい。
図3は、図1の吸着材5が二酸化炭素吸着材として含む高分子化合物7を示す図である。図3では、高分子化合物7の構造を部分的な化学構造を含めて模式的に図示している。図3に示すように、吸着材5は、少なくとも1級アミン基であるアミン基を含む官能基7bが結合した化学構造を有する高分子化合物7を含む。具体的にこの高分子化合物7は、分子骨格をなす基材7aと、基材7aに化学結合してアミン基を含む官能基7bとを有する。アミン基は、例えば、1級アミン基であることが望ましいが、2級アミン基であってもよい。本実施形態の官能基7bは、一例としてCH-NH基を含む。本実施形態では、基材7aの主鎖に対し、官能基7bが側鎖として結合している。基材7aは、1種以上の樹脂により構成される樹脂骨格を含む。本実施形態の基材7aは、この樹脂骨格として、少なくともポリスチレン(PS)系樹脂の骨格を含む。上記の通り、吸着材5は多孔質状に形成されているため、その細孔内にも官能基7bが存在している。これにより、吸着材5は、細孔内でも二酸化炭素を吸着する。このように吸着材5は、前記所定成分を吸着及び放出する官能基7bと、官能基7bと直接又は間接的に結合した樹脂骨格とを有する高分子化合物7を含む。
ここで本願発明者らの検討した結果、少なくとも1級アミン基であるアミン基を含む官能基が結合した化学構造を有する高分子化合物を含む多孔質状の二酸化炭素吸着材は、気体に含まれる二酸化炭素を豊富に吸着できると共に、比較的低温で当該高分子化合物が吸着した二酸化炭素を放出できることが確認された。上記した高分子化合物7は、このような知見に基づくものである。
本実施形態の高分子化合物7は、分子骨格をなす基材7aに、アミン基よりも高い疎水性を有する疎水性基(一例として芳香環)を介してアミン基が結合された構造を有する。よって吸着材5は、この疎水基の作用により、比較的低温にて再生できる。また吸着材5は、空気調和装置1の駆動温度範囲内において固体に保たれる。従って、吸着材5が再生時に加熱されても、アミン基の分解や揮発が防止される。また、空気調和装置1の駆動温度範囲内において吸着材5が固体に保たれるため、例えば高分子化合物7を結合して保持するためのバインダが不要である。これにより、吸着材5の細孔がバインダにより閉塞して吸着材5の吸着性能が低下するのを回避できる。
空気調和装置1は、一例として、室内の空気中の二酸化炭素濃度を低減する第1モードと、室内の空気中の二酸化炭素濃度を増大させる第2モードのいずれかで駆動される。第1モードでの駆動時には、室内機10において、室内の空気が送風機構3により吸着材5に向けて送風される。これにより、吸着材5は、空気に含まれる二酸化炭素を吸着する。ここで室内に人が居る場合、室内の空気中の二酸化炭素濃度は、例えば1600ppm以上まで上昇する場合がある。本実施形態によれば、吸着材5が室内の二酸化炭素を吸着することで、このように上昇した室内の二酸化炭素濃度を例えば1000ppm以下に減少できる。また第2モードでの駆動時には、吸着材5が再生機構6により再生させられ、二酸化炭素を放出する。これにより、室内の二酸化炭素濃度が上昇する。
以上に説明したように、吸着デバイス4は、繰り返し気体の所定成分を吸着及び放出する吸着材5を用いる。吸着材5を複数のセル80aの内部空間80bに分けて収容することで、吸着材5を各セル80aに分布及び分散させて配置できる。本実施形態では、ホルダ本体80が板状に形成されているため、吸着デバイス4の面内で吸着材5を均一に保持し易くできる。これにより、吸着材5の気体に対する接触面積を拡大させ、吸着材5の吸着量を増大できる。よって、吸着デバイス4の良好な吸着性能を得ることができる。また吸着材5は、繰り返し気体の所定成分を吸着及び放出する。このため、吸着材5を再生することで持続的に使用できる。よって、吸着デバイス4の交換回数や交換に伴う作業負担、及び、コストを低減できる。
また、本実施形態の吸着デバイス4は、導入口80cから排出口80dへ向かう気体の流通方向における各々の内部空間80bの流路断面積が、0.5cm以上10.0cm以下の範囲の値である。これにより、各セル80aに保持された吸着材5を気体と効率よく接触させることができる。よって、吸着材5の吸着量を向上できる。また、例えば吸着材5を加熱により再生する場合、セル80aに保持された吸着材5を加熱された気体と効率よく接触させることができる。よって、吸着材5を効率よく再生できる。
また、ホルダ本体80の材質が、紙及び樹脂のうちの少なくともいずれかを含む。これにより、吸着デバイス4を軽量化できると共に、吸着デバイス4の製造コストを低減できる。また、所望の形状にホルダ本体80を加工し易くできる。また、ホルダ本体80の材質が紙又は樹脂のうちの少なくともいずれかを含むことで、ホルダ本体80を低熱伝導率の材料により構成できる。これにより、吸着材5を加熱する場合、ホルダ本体80によって吸着材5を保温できる。よって、例えば吸着材5が加熱により所定成分を放出する場合、吸着材5を保温することにより吸着材5に吸着対象を放出し易くし、吸着材5を効率よく再生できる。このような効果は、例えば、吸着材5が所定成分を放出する脱離反応を生じる際に温度低下する場合において、特に有効である。
また吸着材5が、前記所定成分を吸着及び放出する官能基7bと、官能基7bと直接又は間接的に結合した樹脂骨格とを有する高分子化合物7を含む。これにより、吸着材5が揮発して消失するのを防止できる。よって、吸着材5を再生させながら、吸着材5の吸着性能を良好に持続できる。
また、本実施形態の吸着デバイス4は、被覆材81に空気を流速1m/秒で通過させたときの圧力損失が、5Pa以上30Pa以下の範囲の値である。これにより、吸着デバイス4において、各セル80aに保持された吸着材5がホルダ本体80から脱落するのを被覆材81により防止すると共に、良好な通気性を確保し、吸着材5を気体と効率よく接触させることができる。
また一例として、被覆材81が、不織布を含んでいる。この不織布は、PP、PE、PETのうちの少なくともいずれかを含んでいる。これにより、被覆材81の設計自由度を向上できる。また、このように不織布がPP、PE、PETのうちの少なくともいずれかを含む場合、接着材を用いずに、不織布とホルダ本体80とを熱溶着等により比較的容易に接合できる。これにより、吸着デバイス4の構造を簡素化できると共に、吸着デバイス4の軽量化を図れる。
また一例として、被覆材81の目付量が、10g/m以上90g/m以下の範囲の値である。これにより、各セル80aに保持された吸着材5がホルダ本体80から脱落するのを被覆材81により防止しながら、吸着材5を気体と効率よく接触させることができる。
また吸着デバイス4は、一例として、導入口80c側から排出口80d側まで空気を流速1m/秒で通過させたときの圧力損失が、40Pa以上500Pa以下の範囲の値である。これにより、各セル80aの通気性を更に良好にすることができる。
また吸着デバイス4は、被覆材81とホルダ本体80とを接着する接着材82を備え、接着材82は、熱可塑性樹脂系及びエラストマー系のうちの少なくともいずれかの材料を含む。これにより、ホルダ本体80に対して被覆材81を接着材82により強固に被着でき、吸着材5がホルダ本体80から脱落するのを一層防止できる。よって、吸着デバイス4に良好な耐久性を付与できる。なお、空気調和装置1により室内の二酸化炭素濃度を低濃度で維持し続ける場合には、吸着材5の再生時に発生する二酸化炭素は、室外に排出されてもよい。また一対の被覆材81は、互いに溶着されなくてもよく、例えば、接着材により接着されてもよい。この場合、例えば、被覆材81の材質の選択肢を広げることができる。
(変形例)
次に、本実施形態の変形例を説明する。図4は、第1変形例に係る吸着デバイス104の概要図である。吸着デバイス104は、ホルダ108、被覆材181、及び接着材182を備える。ホルダ108のホルダ本体180は、平面視において矩形の複数のセル180aを含む。吸着デバイス104は、導入口180cから排出口180dへ向かう気体の流通方向における内部空間180bの流路断面形状が、矩形である。ホルダ108は、例えば板材を用い、内部空間180bに相当する部分を切り抜くように加工して形成される。このような吸着デバイス104によっても、吸着デバイス4と同様の効果が得られる。
内部空間180bの流路断面形状は、円形、及び、長方形等の矩形を含む多角形のうちの少なくともいずれかであってもよい。また内部空間180bの流路断面形状は、不規則な形状を有していてもよい。言い換えると、ホルダ本体180は、異なる形状又は異なる断面積の流路断面形状の内部空間180bを有する複数のセル180aが形成されていてもよい。
第2変形例に係る吸着デバイス4は、被覆材81が、金属メッシュを含む。この金属メッシュの材質は、例えば、SUS304等のステンレスである。これにより、被覆材81の耐久性を向上できる。また、被覆材81の熱伝導性を向上できる。よって、例えば吸着材5が加熱により再生される場合、吸着デバイス4の外部から被覆材81を通じて吸着材5を加熱し、吸着材5を再生し易くできる。
また、本変形例の吸着材5は、平均粒径が400μm以上1.3mm以下の範囲の値である粉体である。これに対して被覆材81は、メッシュ径が、50(mesh/inch)以上200(mesh/inch)以下の範囲の値であるメッシュを含んでいる。このメッシュ径の別の例としては、65(mesh/inch)以上200(mesh/inch)以下の範囲の値である。これにより、吸着材5の比表面積を良好に確保しながら、吸着材5が被覆材81の間隙を通じて脱落するのを抑制できる。
第3変形例に係る吸着デバイス4は、ホルダ本体80の材質が、金属及びセラミックのうちの少なくともいずれかを含む。この金属としては、熱伝導性に優れるもの(例えばアルミニウム、銅、及びこれらの少なくともいずれかを含む合金等)を例示できるが、これに限定されない。本変形例のホルダ本体80は、熱伝導率が、50W/mK以上500W/mK以下の範囲の値である。
本変形例によれば、ホルダ本体80の材質が金属及びセラミックのうちの少なくともいずれかを含むことで、ホルダ本体80を高熱伝導率の材料により構成できる。これにより、吸着材5を加熱する場合、ホルダ本体80を介して吸着材5を加熱できる。よって、例えば吸着材5が加熱により所定成分を放出する場合、吸着材5を良好に加熱して吸着材5に吸着対象を放出し易くし、吸着材5を効率よく再生できる。このような効果は、第1実施形態と同様に、例えば、吸着材5が所定成分を放出する脱離反応を生じる際に温度低下する場合において、特に有効である。
第4変形例に係る吸着デバイス4は、接着材82が省略され、ホルダ本体80に一対の被覆材81が熱溶着により接着されている。ホルダ本体80の材質は、紙を含む。本変形例によれば、接着材82が省略されたことにより、吸着デバイス4の軽量化を図れる。また、吸着デバイス4の製造効率を向上できる。
本開示は、上記実施形態及び上記変形例に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、その構成を変更、追加、又は削除できる。空気調和装置の用途は、室内用途に限定されず、例えば、工場の排ガス処理用途、農業施設用途、車載用途等、他の用途でもよい。また吸着デバイスを備える応用装置は、空気調和装置に限定されない。また、吸着材の吸着対象は、二酸化炭素に限定されず、水でもよいし、気体に含まれるその他の成分であってもよい。また、吸着デバイスを除湿用途で空気調和装置に適用する場合、空気調和装置は、デシカント方式であってもよい。
吸着材が繰り返し再生可能な場合、吸着材は、加熱以外の方法で再生されてもよい。吸着材は、各セルの内部空間に収容可能な形状に形成されていれば、粉体でなくてもよい。また吸着材は、粉体である場合、粒子の形状やサイズが同一でなくてもよい。また被覆材は、不織布を含むものに限定されず、例えば織物を含んでいてもよい。ホルダ本体の形状は、平板状に限定されず、直方体状や円柱状等、他の形状であってもよい。
4、104 吸着デバイス
5 吸着材
8、108 ホルダ
80、180 ホルダ本体
80a、180a セル
80b、180b 内部空間
80c、180c 導入口
80d、180d 排出口
81、181 被覆材

Claims (14)

  1. 繰り返し気体の所定成分を吸着及び放出する吸着材と、
    前記吸着材を気体と接触可能に保持するホルダと、を備え、
    前記ホルダは、
    前記吸着材を収容する内部空間と、前記内部空間に気体を導入する導入口と、前記内部空間を通過した気体を排出する排出口と、を有する複数のセルが形成されたホルダ本体と、
    通気性を有し、前記セルの前記導入口と前記排出口とを覆う被覆材と、を有する、吸着デバイス。
  2. 前記導入口から前記排出口へ向かう気体の流通方向における各々の前記内部空間の流路断面積が、0.5cm以上10.0cm以下の範囲の値である、請求項1に記載の吸着デバイス。
  3. 前記ホルダ本体の材質が、紙及び樹脂のうちの少なくともいずれかを含む、請求項1又は2に記載の吸着デバイス。
  4. 前記ホルダ本体の材質が、金属及びセラミックのうちの少なくともいずれかを含む、請求項1又は2に記載の吸着デバイス。
  5. 前記ホルダ本体の熱伝導率が、50W/mK以上500W/mK以下の範囲の値である、請求項4に記載の吸着デバイス。
  6. 前記吸着材が、前記所定成分を吸着及び放出する官能基と、前記官能基と直接又は間接的に結合した樹脂骨格とを有する高分子化合物を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の吸着デバイス。
  7. 前記被覆材に空気を流速1m/秒で通過させたときの圧力損失が、5Pa以上30Pa以下の範囲の値である、請求項1~6のいずれか1項に記載の吸着デバイス。
  8. 前記被覆材が、不織布を含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の吸着デバイス。
  9. 前記不織布は、PP、PE、PETのうちの少なくともいずれかを含む、請求項8に記載の吸着デバイス。
  10. 前記被覆材の目付量が、10g/m以上90g/m以下の範囲の値である、請求項1~9のいずれか1項に記載の吸着デバイス。
  11. 前記被覆材が、金属メッシュを含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の吸着デバイス。
  12. 前記導入口側から前記排出口側まで空気を流速1m/秒で通過させたときの圧力損失が、40Pa以上500Pa以下の範囲の値である、請求項1~11のいずれか1項に記載の吸着デバイス。
  13. 前記吸着材は、平均粒径が400μm以上1.3mm以下の範囲の値である粉体である、請求項1~12のいずれか1項に記載の吸着デバイス。
  14. 前記被覆材は、メッシュ径が、50(mesh/inch)以上200(mesh/inch)以下の範囲の値であるメッシュを含む、請求項13に記載の吸着デバイス。
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