JP2001205028A - ガス除去用フィルタ及びその製造方法 - Google Patents

ガス除去用フィルタ及びその製造方法

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JP2001205028A
JP2001205028A JP2000020421A JP2000020421A JP2001205028A JP 2001205028 A JP2001205028 A JP 2001205028A JP 2000020421 A JP2000020421 A JP 2000020421A JP 2000020421 A JP2000020421 A JP 2000020421A JP 2001205028 A JP2001205028 A JP 2001205028A
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adsorbent
adhesive sheet
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adsorbents
filter
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Jiro Shibata
次郎 柴田
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Nitta Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着剤同士を接着剤により一体化することに
より、吸着剤同士の接触による発塵を防止でき、また交
換作業を簡易にできるガス除去用フィルタを提供するこ
と。 【解決手段】 多数の吸着剤を並べて形成される吸着剤
群と熱溶融性接着シートとを交互に積層し、接着シート
を溶融して少なくとも第1の吸着剤群の吸着剤と接着シ
ートを挟んで対向して配置される第2の吸着剤群の吸着
剤とを接着シートの溶融物にて固着するガス除去用フィ
ルタの製造方法。多数の吸着剤が、熱溶融性接着シート
の溶融物にて固着されているガス除去用フィルタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臭気、有害ガス等
を吸着濾過するためのガス除去用フィルタとその製造方
法に関し、特に、主に半導体工場などのクリーンルーム
及び工場などにおいて空気浄化のための吸排気処理用フ
ィルタとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のガス除去用フィルタ
としては、除去対象ガスによって活性炭(薬品添着炭な
ど)やゼオライトなどの吸着剤を箱詰めにして構成され
ている。また、天井設置型のフィルタでは、活性炭、イ
オン交換樹脂を樹脂発泡体に接着したり、活性炭繊維、
イオン交換樹脂繊維をプリーツ・ハニカムに加工したも
のが提案されている。
【0003】しかし、このような従来のフィルタでは、
フィルタの設置、交換時及び通風時に、吸着剤同士がこ
すれ合って発塵が生じているという欠点があった。
【0004】さらに、フィルタユニット一台あたりの重
量が重いため、設置、交換作業に困難が伴っていた。ま
た、天井設置型のフィルタでは、基材もしくはセパレー
ターが用いられているため、フィルタ一台あたりの容積
に対して吸着総量が小さいという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、吸着剤同士を接着剤により一体化することによ
り、吸着剤同士の接触による発塵を防止でき、また交換
作業を簡易にできるガス除去用フィルタ及びその製造方
法を提供することにある。
【0006】さらに、本発明の他の目的は、設置、交換
作業が容易であり、また天井設置型のフィルタにおいて
も、フィルタ一台あたりの容積に対して吸着総量が大き
いガス除去用フィルタ及びその製造方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のガス除
去用フィルタの製造方法は、多数の吸着剤を並べて形成
される吸着剤群と熱溶融性接着シートとを交互に積層
し、該接着シートを溶融して少なくとも第1の吸着剤群
の吸着剤と接着シートを挟んで対向して配置される第2
の吸着剤群の吸着剤とを該接着シートの溶融物にて固着
することを特徴とし、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0008】請求項2に記載のガス除去用フィルタの製
造方法は、多数の吸着剤を並べて第1の吸着剤群を形成
する工程、該第1の吸着剤群の上に接着シートを配置す
る工程、該接着シートの上に多数の吸着剤を並べて第2
の吸着剤群を形成する工程、および該接着シートを溶融
して少なくとも第1の吸着剤群の吸着剤と第2の吸着剤
群の吸着剤とを該接着シートの溶融物にて固着する工
程、を包含し、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】請求項3に記載のガス除去用フィルタは、
多数の吸着剤が、熱溶融性接着シートの溶融物にて固着
されていることを特徴とし、そのことにより上記目的が
達成される。
【0010】一つの実施態様においては、前記吸着剤の
平均粒径が3mm以上である。
【0011】一つの実施態様においては、前記接着シー
トがポリアミド、ポリオレフィン及びポリエステルから
なる群から選択される少なくとも一種からなる多孔性シ
ートである。
【0012】本発明の作用は次の通りである。
【0013】多数の吸着剤が熱溶融性接着シートによっ
て直接、固着されて所定厚みのフィルタが形成されてい
ることにより、従来のフィルタのように樹脂発泡体など
の空隙を有する基材を用いたり、あるいは不織布も必要
とせずにフィルタを形成できる。得られたフィルタは、
吸着剤同士が直接接着シートの溶融物によって固着され
ていることにより、吸着剤同士の接触による発塵を防止
できる。
【0014】また、従来のように溶剤系の接着剤あるい
は水系の接着剤を使用することがないので、これらの溶
液状接着剤が吸着剤の表面に浸入してその吸着能を低下
させたり、多量の接着剤が吸着剤の表面を覆って吸着剤
の吸着能を低下させることがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
【0016】本発明で使用する吸着剤としては、粒状活
性炭、無機吸着剤、薬品添着活性炭、イオン交換樹脂、
薬品添着無機吸着剤等がある。具体的には、粒状活性炭
には、球状活性炭、粉砕活性炭、破砕活性炭、造粒活性
炭があり、無機吸着剤には、シリカゲル、アルミナ、活
性白土、ゼオライト等がある。また、吸着剤には、酸化
チタン、酸化銅、ニッケル等の金属触媒、難燃助剤を添
加してもよい。
【0017】好ましい吸着剤は、平均粒径が3.0mm以
上、特に3.0〜10.0mmの粒状活性炭や、イオン交
換樹脂の造粒加工品である。粒径が球でない場合には長
径が3.0mm以上が好ましい。このような比較的粒径が
大きい吸着剤は、小粒径の吸着剤を樹脂等で成形固着し
て形成することができる。
【0018】本発明では吸着剤を固着するために、従来
のような水系接着剤、非溶剤系接着剤、溶剤系接着剤等
の液状接着剤を使用するものではなく、その代わりに熱
溶融性接着シートを使用する。
【0019】熱溶融性接着シートとしては、ポリアミ
ド、ポリオレフィン、及びポリエステルの一種または2
種以上が好ましく使用される。接着シートの形態として
は、通常のフィルムでもよいが、多孔性シートが好まし
い。例えば、ポリアミドとポリオレフィンとの混合から
なるホットメルト樹脂のくもの巣状の不織布シートがあ
る。市販品としては、ダイナックシート(商標、東洋紡
社製)がある。
【0020】本発明のフィルタは、多数の吸着剤が、熱
溶融性接着シートの溶融物にて固着されており、隣接す
る相互の吸着剤の間に通気用の空隙が形成されているの
で。気体(空気等)がこの空隙を通過する際に、気体中
の吸着成分(臭い成分や有害ガス等)が吸着剤に吸着さ
れることになる。
【0021】本発明のフィルタにおいては、各吸着剤が
接着シートの溶融物によって固着されているので、従来
のような基材が不要であると共に、吸着剤の固着強度が
高く、擦れ等によって落下するのを防止し、発塵を防止
できる。また、従来のフィルタのように、フィルタ枠が
不要であるので、フィルタの配置や取り付けも容易であ
る。フィルタを構成する吸着剤の粒径は適切な固着強度
のフィルタを得る上で、および通気抵抗の低いフィルタ
を得る上で3.0mm以上が好ましい。
【0022】以下に、本発明のフィルタの製造方法の一
例を以下に示す。
【0023】図1に示すように、基台1上に枠2を配置
し、この枠2内に吸着剤3を1層だけ散布して第1の吸
着剤群を形成する。吸着剤3の密度は任意に設定するこ
とができるが、隣接する吸着剤3が相互に近接または接
触する状態で密に1層配置するのが好ましい。
【0024】次いで、第1の吸着剤群の上に熱溶融性接
着シート4を配置し、さらにその接着シート4の上にさ
らに吸着剤3を1層だけ散布して並べ、第2の吸着剤群
を形成する。必要に応じて、さらにこの第2の吸着剤群
の上に接着シート4を配置し、上記操作を繰り返す。こ
のようにして、所望とする高さとなるように吸着剤群と
接着シート4とを交互に積層し、その後この積層体を接
着シート4の溶融温度以上の温度に加熱して溶融させ
る。
【0025】接着シート4の溶融方法は、積層体をオー
ブンの中に配置してもよく、あるいは熱風を積層体に吹
き付けてもよい。接着シート4の溶融によって第1の吸
着剤群の中の吸着剤3と接着シート4を挟んで対向する
第2の吸着剤群中の吸着剤3とが相互に該接着シート4
の溶融物4aで固着する(図2)。吸着剤群と接着シー
ト4とが多層(2層以上)に積層されている場合も同様
である。また、接着シート4の溶融物4aによって同じ
吸着剤群の中の吸着剤3、3同士も相互に固着し得る。
【0026】このようにして得られたフィルタにおいて
は、隣接する吸着剤3が接着シート4の溶融物4aによ
って接合され、しかも該接合部の面積は小さいので、吸
着剤3の表面が接着剤によって大きく減少させられるこ
とがない。つまり、接着剤が吸着剤3の有効な表面を被
覆することがない。接着シートとして、多孔質のシート
を用いた場合には、吸着剤に付着する接着剤の量をさら
に減少することができる。
【0027】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0028】(実施例1)内径19mmの金属製円筒に粒
状添着活性炭(ピュラコールAMS クラレケミカル
製、粒径3〜5mm)を、互いに重ならないように一層だ
け並べ、その上に熱溶融性シート(ダイナミックLNS
−0060呉羽テック製)を載せた。この作業を5回繰
り返し、高さ20mmの積層体を得た。
【0029】次に、金属製円筒ごと150℃のオーブン
中に入れて20分間加熱してシートを溶融させ、サンプ
ルを作成した。
【0030】得られたサンプルを用いて、アンモニアガ
スの除去効率を測定した。図3に試験装置の概略を示
す。試験装置は、アンモニアガスボンベ10と、マスフ
ローコントローラ11と、アンモニアガスの希釈用ガス
の流量計12と、試験サンプル装着部13と、吸引ポン
プ14とを有する。測定方法は、30ppmのアンモニ
アガスを流し(風速0.3m/sec)たときのサンプ
ル13の上流と下流のアンモニアガス濃度からアンモニ
ア除去効率を算出した。
【0031】その結果、アンモニアガス除去効率は92
%であった。
【0032】(比較例1)実施例1と同一の粒状添着活
性炭を同量だけ内径19mmの試験カラムに入れ、実施例
1と同様な方法でアンモニアガスの除去効率を測定し
た。その結果、アンモニアガス除去効率は、88%であ
った。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、吸着剤同士を接着シー
トの溶融物で固着するので、フィルタの設置、交換及び
通風時等において発塵がなく、またフィルタ枠やフィル
タ基材が不要であるので、フィルタに対する付属部品の
重量が軽く、設置、交換作業も容易であり、またフィル
タ1台あたりの容積に対する吸着容量も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス除去用フィルタの製造方法の一例
を示す模式図である。
【図2】本発明のガス除去用フィルタの要部拡大図であ
る。
【図3】本発明のガス除去用フィルタのアンモニアガス
除去効率の測定方法を示す模式図である。
【符号の説明】
1 基台 2 枠 3 吸着剤 4 接着シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の吸着剤を並べて形成される吸着剤
    群と熱溶融性接着シートとを交互に積層し、該接着シー
    トを溶融して少なくとも第1の吸着剤群の吸着剤と接着
    シートを挟んで対向して配置される第2の吸着剤群の吸
    着剤とを該接着シートの溶融物にて固着することを特徴
    とするガス除去用フィルタの製造方法。
  2. 【請求項2】 多数の吸着剤を並べて第1の吸着剤群を
    形成する工程、 該第1の吸着剤群の上に熱溶融性接着シートを配置する
    工程、 該接着シートの上に多数の吸着剤を並べて第2の吸着剤
    群を形成する工程、および該接着シートを溶融して少な
    くとも第1の吸着剤群の吸着剤と第2の吸着剤群の吸着
    剤とを該接着シートの溶融物にて固着する工程、を包含
    するガス除去用フィルタの製造方法。
  3. 【請求項3】 多数の吸着剤が、熱溶融性接着シートの
    溶融物にて固着されていることを特徴とするガス除去用
    フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記吸着剤の平均粒径が3mm以上である
    請求項3に記載のガス除去用フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記接着シートがポリアミド、ポリオレ
    フィン及びポリエステルからなる群から選択される少な
    くとも一種からなる多孔性シートである請求項3又は4
    に記載のガス除去用フィルタ。
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