JP2022172602A - 液体収容体、および液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、液体吐出装置へ液体を供給する液体収容体の技術に関する。
従来、液体吐出装置へ液体を供給するための液体収容体が広く利用されている。特許文献1には、沈降成分を有する液体の濃度を安定して供給するための液体収容体が開示されている。具体的には、特許文献1には、液体収容袋内の液体を液体導出部材へ導出するための管を2本有しており、液体収容袋内で高さの異なる2か所から液体を導入できる液体収容体が開示されている。
しかしながら、特許文献1の液体収容体では、収縮後の液体収容袋内に、管へ導入しきれない液体が残ってしまい、液体を液体吐出装置に十分に供給できない虞がある。
そこで本発明は、液体収容袋内の液体の使用効率を向上させる事を目的とする。
本発明の一様態に係る液体収容体は、沈降成分を有する液体を収容する液体収容袋と、前記液体収容袋内に配置された液体導入管と、前記液体収容袋の一端部に固定され、前記液体導入管から導入された前記液体を液体吐出装置へ導出するための液体導出部と、を備えた液体収容体であって、前記液体導入管は、所定の姿勢において高さ方向における位置が異なる液体導入口を少なくとも2つ有するスペーサー部と、前記少なくとも2つの液体導入口から導入された前記液体が合流する合流部と、前記合流した液体を前記液体導出部へ導入する流路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、液体収容袋内の液体の使用効率を向上させることができる。
液体収容体は、例えば液体吐出装置に搭載されている。また、液体収容体はインクを含んだ液体収容袋を有しており、液体吐出装置の動作に応じてインクを液体吐出装置へ導出している。液体収容袋内には、内部構造体が配置されており、内部構造体の働きによって液体収容袋内のインクを外部へ吐出している。しかし、内部構造体が、液体を導出する2本の管と、連結部材とを有しているような液体収容体は、インクの消費によって液体収容袋が収縮した際に、液体収容袋、管、および連結部材の間の密着性が悪く、空隙ができてしまう。その空隙に液体が残留してしまうことにより、液体収容袋内のインクを十分に導出できない虞がある。下記の実施形態では、内部構造体を液体収容袋との密着性を向上させることで、液体収容袋内のインクの使用効率を向上させる方法について図面を参照して説明していく。なお、以下の説明における「液体」としては、沈降成分を有するインクを例に挙げて説明するが、インクに限定されない。沈降成分を有する液体であればよい。
<実施形態1>
図1は、液体収容体3を搭載する液体吐出装置1の斜視図である。ここで、液体収容体3の液体吐出装置1への着脱時に、液体収容体3が液体吐出装置1に対して進退する方向をX方向とする。また、液体収容体3の幅方向をY方向とし、液体収容体3の厚さ方向をZ方向とする。また、X方向、Y方向、およびZ方向は互いに直交している。液体収容体3が所定の姿勢で液体吐出装置1に搭載された状態を搭載状態と呼ぶ。液体収容体3は厚さ方向が鉛直方向と一致する向きで液体吐出装置1に搭載されるため、搭載状態でZ方向は鉛直方向と一致する。
図1は、液体収容体3を搭載する液体吐出装置1の斜視図である。ここで、液体収容体3の液体吐出装置1への着脱時に、液体収容体3が液体吐出装置1に対して進退する方向をX方向とする。また、液体収容体3の幅方向をY方向とし、液体収容体3の厚さ方向をZ方向とする。また、X方向、Y方向、およびZ方向は互いに直交している。液体収容体3が所定の姿勢で液体吐出装置1に搭載された状態を搭載状態と呼ぶ。液体収容体3は厚さ方向が鉛直方向と一致する向きで液体吐出装置1に搭載されるため、搭載状態でZ方向は鉛直方向と一致する。
液体吐出装置1は液体吐出ヘッドを含む液体吐出部、記録媒体の収容部、記録媒体の搬送機構(これらは図示せず)などを備えている。カセット2に収容された液体収容体3は液体吐出装置1に搭載される。液体収容体3は液体吐出装置1の液体吐出ヘッドから吐出されるインクを収容している。本実施形態では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y),および黒(K)のそれぞれのインクを収容する4つの液体収容体3が液体吐出装置1に搭載される。4つの液体収容体3の大きさは同じであるが、例えば黒インクの液体収容体3を他の色のインクの液体収容体3より大きくしてもよい。液体収容体3が収容されたカセット2は液体吐出装置1に対して着脱可能でありX方向に進退する。
図2は液体収容体3の液体収容袋10および内部構造体5を示す斜視図である。内部構造体5は液体導出部材20と液体導入管30とを有し、液体収容袋10の一端部に予め設けられた接続口11を通じて、液体収容袋10内に配置される。そして、液体導出部材20の一部と液体収容袋10との接続口11の一部を溶着によってシールし、液体収容袋10内へ液体を注入する。液体収容袋10は収縮状態で扁平状になる袋を使用する。
図3は液体収容袋10から内部構造体5を取り出した状態を示す斜視図である。液体導入管30は、例えば、ポリエチレン、またはポリプロピレンなどの合成樹脂によって形成される。液体導入管30は内部に流路を1本有した中空構造であり、一端部は液体導出部材20に連結される。
図3に示すように液体導入管30の先端は、Z方向で上側方向と下側方向とに斜めに分かれており、上側の第1導入管部31と、下側の第2導入管部32とが設けられている。また、第1導入管部31には第1導入口33が設けられており、第2導入管部32には第2導入口34が設けられている。また、内部構造体5が液体収容袋10内に配置されたとき、第1導入管部31および第2導入管部32は、X方向で液体収容袋10の中央付近である中央部に位置する。
図4は、図3の内部構造体5のIV-IVにおける断面図である。第1導入口33と第2導入口34とから導入された液体は、合流部37で合流し、合流後導入管部35内の流路36、および液体導出部材20内を流れ、液体導出部21へ導出される。液体は沈降成分を有するため、液体収容袋10内の上部は濃度が低く、下部は高くなる。そのため、上側に設けられた第1導入口33は濃度の低い液体を導入し、第2導入口34は濃度の高い液体を導入する。導入されたそれぞれの濃度の液体は、液体導入管30内部の合流部37で合流し、流路36および液体導出部材内を通り液体吐出装置1に供給される。これにより、液体導出部材20以降で液体を合流させるのではなく、導入口近傍で合流させてから流路36を通すことができる。即ち、濃度の違う液体が混ざる経路が延びることで、液体導出部に到達するまでに液体の濃度がより均一化し、結果的に液体吐出ヘッドの画像品質が向上する。なお、流路36のZ方向の長さは、液体収容袋10と比べ、流路内部での液体の沈降を無視できる程度の長さであるものとする。また、上下2方向に斜めに分かれた第1導入管部31および第2導入管部32は、液体収容袋10内に一定の容積の領域を区画する。これにより、液体収容袋10内の液体の流通経路を塞ぎにくくするスペーサーとしての役割も担っている。即ち、液体の消費により液体収容袋10が収縮する際に、中央部から収縮することを防ぐことができる。
更に、液体導入管30の内部に流路36がある構造は、スペーサー部を連結するための連結部材と、液体を導入するための複数の液体導入管と、を使う構成に比べ、内部構造体の構造が簡略化される。即ち、1本の液体導入管30がスペーサーとしての役割、および液体を液体導出部21へ導く役割を担うことで、よりコンパクトになる。これにより、液体の消費に伴い液体収容袋10が収縮する際に、液体収容袋10内側と内部構造体5との接触面を減らすことができる。接触面を減らすことで、液体収容袋10と内部構造体5との間の空隙が減り、最後まで使用されない液体の体積が減らすことができるため液体使用効率が向上する。
以上説明したように、本実施形態によれば、液体収容袋内の液体の使用効率を向上させることができる。具体的には、液体導入管にスペーサーとしての機能を備えさせることで、液体収容袋の収縮により導入口が塞がり液体を導入しにくくなる事態を防ぐことができる。また、濃度の異なる液体を合流部で合流させたのちに流路を通らせることで濃度がより均一化した液体を液体吐出装置まで導出することができる。
<実施形態2>
実施形態1では、液体導入管30がスペーサーの機能、および液体導入の機能を担っていたが、実施形態2では、液体導入管とスペーサー部材とが分離している内部構造体について説明する。なお、実施形態1と同じ役割を果たす部材についての説明は省略する。
実施形態1では、液体導入管30がスペーサーの機能、および液体導入の機能を担っていたが、実施形態2では、液体導入管とスペーサー部材とが分離している内部構造体について説明する。なお、実施形態1と同じ役割を果たす部材についての説明は省略する。
図5は、液体収容袋10から内部構造体6を取り出した状態を示す斜視図である。連結液体導入管50は、例えば、ポリエチレン、またはポリプロピレンなどの合成樹脂によって形成される。連結液体導入管50は内部に流路を有しており、一端部は液体導出部材20に連結され、もう一端部はスペーサー部材40に連結される。
スペーサー部材40は、図3の第1導入管部31および第2導入管部32と同様に、液体収容袋10内に一定の容積の領域を区画するための構造物である。スペーサー部材40は、例えば、ポリエチレン、またはポリプロピレンなどの合成樹脂によって形成されている。
図6は、図5の内部構造体6のVIa-VIaにおける断面図である。図6(a)は、液体導出部材20、連結液体導入管50、およびスペーサー部材40が連結している状態の断面図である。また、図6(b)は、液体導出部材20、連結液体導入管50、およびスペーサー部材40が連結前の状態の断面図である。連結液体導入管50は、内部に流路を設けている。スペーサー部材40を定位置に固定する機能と、スペーサー部材40から液体導出部21へ連通させる機能と、を連結液体導入管50が担うことで、全体の構造が簡略化される。これにより、液体を消費し、液体収容袋10が収縮する際に液体収容袋10と内部構造体6の間の空隙が減り、使用されない液体の体積が減らすことができるため液体使用効率が向上する。
スペーサー部材40には、上下方向に第1導入口43と第2導入口44とが設けられている。第1導入口と第2導入口とから導入された液体は、スペーサー部材40内部の合流部45で合流し、合流流路口46へ連通している。合流流路口46は、連結液体導入管50が有する流路51の一端部と連通するように接続されている。
液体収容袋10内の液体は、沈降成分により、上部の濃度は低く、下部が高くなる。そのため、上部に設けられた第1導入口43で濃度の低い液体を導入し、下部に設けられた第2導入口44で濃度の高い液体を導入する。導入されたそれぞれの濃度の液体は、スペーサー部材40内部に設けられた合流部45で合流し、連結液体導入管50内部の流路51および液体導出部材20内部を経て液体吐出装置1に供給される。そのため、図4の内部構造体5と同様に、濃度の違う液体が混ざるための経路が延び、液体の濃度がより均一化し、結果的に液体吐出ヘッドの画像品質が向上する。
本実施形態において、スペーサー部材40は、上下両方向へ略四角錐の形状をし、四角錐の底面はX-Y平面と平行である。なお、本実施形態において、略四角錐とは、Z方向の四角錐の頂点48、および49にR処理されたもの、またはX-Y平面が形成されている四角錐台の形状のものを含む。また、略四角錐に限らず略三角錐または略五角錐などの多角錐の形状であってもよい。
スペーサー部材40が略四角錐のような形状をすることで、実施形態1におけるスペーサーの役割を担う第1導入管部31および第2導入管部32の形状に比べ、液体の消費によって収縮した液体収容袋10の内側が内部構造体6に密着しやすい。スペーサー部材40が略四角錐であることによって四角錐の頂点48または49が先に液体収容袋10と接触し、接触した部分を起点に液体収容袋10が内部構造体6へ密着していく。また、スペーサー部材40の全方位に傾斜面があることで、液体収容袋10の収縮の際に、スペーサー部材40の傾斜に沿って収縮しやすくなるため、液体収容体3内部の液体の流通経路の閉塞をより効果的に抑制することができる。さらに、収縮した液体収容袋10とスペーサー部材40との密着性が向上することで、液体収容袋10と内部構造体6との間の空隙が減り、使用されずに液体収容袋10内に残留する液体を減らすことができるため、液体使用効率が向上する。なお、スペーサー部材の一部には溝が形成されており、液体収容袋10がスペーサー部材40を覆われたとしても、液体を第1導入口43および第2導入口44に導くガイド部の役割を担っている。
図7は、図5の連結液体導入管50のVIIa-VIIaにおける断面図である。液体収容袋10と連結液体導入管50との密着性は、連結液体導入管50の形状によって変わる。例えば、図7(a)のような四角形状の場合、袋が扁平状に収縮していくため、液体収容袋10による連結液体導入管50への密着性が悪く、液体収容袋10と内部構造体6との間に空隙ができやすい。それに対し、図7(b)、(c)、および(d)のように、図7(a)の四角の角部にR処理、傾斜、またはカーブを設けることで液体収容袋10による連結液体導入管50への密着性があがる。密着性は、液体収容袋10が収縮した際の形状に近い形であればあるほどあがる。なお、連結液体導入管50の断面形状は、図に示した限りではない。上述のように、液体収容袋10の収縮の際に、液体収容袋10とスペーサー部材40との密着性を向上させることで、使用されずに液体収容袋10内に残留する液体を減らすことができるため、液体使用効率が向上する。また、図7に示す連結液体導入管50の形状は実施形態1における液体導入管30の形状に適用してもよい。
本実施形態では、連結液体導入管50は、液体導出部材20およびスペーサー部材40と連結する。連結する際は、部材同士の連結と、部材内部の流路の接続とを併せて行う。
図8は、図5のVIa-VIa断面における部材の連結方法を示す図である。本実施形態では、図8(a)に示す連結液体導入管50の両端には、リブ形状の先端52、および53を設ける。また、液体導出部材20側には、先端53の外径より小さい連結部22を用意し、先端53を圧入し連結する。同様に、スペーサー部材40にも、先端52の外径より小さい連結部47を用意し、先端52を圧入し連結する。図8(b)は、連結液体導入管50が、液体導出部材20およびスペーサー部材40と連結済みの状態である。
図9は、図5のB-B断面におけるネジ締め方式を用いた場合の圧入の方法を示す図である。連結液体導入管50の先端52、および53は、タップが切られたおねじ形状を有しており、液体導出部材20の連結部22、およびスペーサー部材40の連結部47は、めねじ形状を有している。これらの形状によって、ネジ締め方式により部材の連結、および内部の流路連通を行うことができる。
更に、図10(a)に示すように、ヒーター100を用いて、液体導出部材20、スペーサー部材40、および連結液体導入管50を、部材の融点以上に加熱し貼り合わせる熱溶着によって連結を行ってもよい。図10(b)は、熱溶着によって、液体導出部材20、スペーサー部材40、および連結液体導入管50が連結済みの状態を示す図である。なお、液体導出部材20、スペーサー部材40、および連結液体導入管50の連結の方法は上述に限られない。例えば、図10(a)と同様な溶着位置に対し、超音波溶着または振動溶着を使用した溶着方法で連結することも可能である(不図示)。また、液体導出部材20、連結液体導入管50、およびスペーサー部材40が連結されている一体のものを、金型成形によって作成させてもよい(不図示)。
以上説明したように、本実施形態によれば、液体導出部材、連結液体導入管、およびスペーサー部材を分離させることで、それぞれの部材と液体収容袋との密着性が向上するようにそれぞれの部材を作成することができる。これらの部材を連結することにより、使用されずに液体収容袋内に残留する液体をより減らすことができるため、液体使用効率が向上する。
<実施形態3>
実施形態3では、第1導入口および第2導入口が設けられた連結液体導入管に、ガイド部が設けられたスペーサー部材を連結する構成を説明する。なお液体導出部材と連結液体導入管との連結に関しては実施形態2と同様であるため説明を省略する。
実施形態3では、第1導入口および第2導入口が設けられた連結液体導入管に、ガイド部が設けられたスペーサー部材を連結する構成を説明する。なお液体導出部材と連結液体導入管との連結に関しては実施形態2と同様であるため説明を省略する。
図11は、連結液体導入管300とスペーサー部材400とが連結前の状態である。図11に示すように、本実施形態は、第1導入口303および第2導入口304が設けられた連結液体導入管300と、スペーサー部材400と、が連結される。連結液体導入管300は、第1導入口303と第2導入口304とがそれぞれ導入した液体を、連結液体導入管300の内部で合流させる。スペーサー部材400は、液体導入口または流路を設けずスペーサーとしての機能を有する。スペーサー部材400は、スペーサー部材40の一部分と同様の形状をしており、スペーサー部材40の一部分と同様の役割を担っている。
連結液体導入管300とスペーサー部材400を連結した際の形状は、図5に示す実施形態2の内部構造体6と同様な形状であるため、同様な効果を得ることができる。連結液体導入管300とスペーサー部材400との連結方法は、実施形態2で説明したような圧入による連結(図8)、ネジ締め方式による連結(図9)、熱溶着による連結(図10)、または嵌め合いによる連結(不図示)等があるが、この方式の限りではない。
以上説明したように、本実施形態によれば、連結液体導入管300とスペーサー部材400との連結において、連結液体導入管300に流路が形成されているため、部材の連結のみ行えばよく、内部流路の接続は行わなくてよい。そのため、実施形態2に比べ接続する流路同士のシール性を考慮する必要がなく、固定方法を多様に選択することができるようになる。
<その他の実施形態>
実施形態1においては、液体収容袋内の液体を液体導出部材へ導入する第1導入管部および第2導入管部が上下に2本設けられている場合を説明してきたが、これに限らない。例えば導入管部を、上・中・下方向に合計3つ設けてもよい。また、液体導入口に関しても、第1導入管部および第2導入管部に一つずつ設ける例を説明したがこれに限られない。吸引効率または吸引割合を変化させるために片方の導入管部に複数の液体導入口を設けるような形態があってもよい。
実施形態1においては、液体収容袋内の液体を液体導出部材へ導入する第1導入管部および第2導入管部が上下に2本設けられている場合を説明してきたが、これに限らない。例えば導入管部を、上・中・下方向に合計3つ設けてもよい。また、液体導入口に関しても、第1導入管部および第2導入管部に一つずつ設ける例を説明したがこれに限られない。吸引効率または吸引割合を変化させるために片方の導入管部に複数の液体導入口を設けるような形態があってもよい。
1 液体吐出装置
3 液体収容体
10 液体収容袋
20 液体導出部材
30 液体導入管
36 流路
37 合流部
3 液体収容体
10 液体収容袋
20 液体導出部材
30 液体導入管
36 流路
37 合流部
Claims (12)
- 沈降成分を有する液体を収容する液体収容袋と、前記液体収容袋内に配置された液体導入管と、前記液体収容袋の一端部に固定され、前記液体導入管から導入された前記液体を液体吐出装置へ導出するための液体導出部と、を備えた液体収容体であって、
前記液体導入管は、
所定の姿勢において高さ方向における位置が異なる液体導入口を少なくとも2つ有するスペーサー部と、
前記少なくとも2つの液体導入口から導入された前記液体が合流する合流部と、
前記合流した液体を前記液体導出部へ導入する流路と、
を備えることを特徴とする液体収容体。 - 前記液体導入口は、前記高さ方向において前記液体導入管の前記合流部よりも上の位置および下の位置の両方に配されていることを特徴とする請求項1に記載の液体収容体。
- 前記液体導入管において、前記スペーサー部と前記流路とが一体の部材で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体収容体。
- 前記スペーサー部は、前記液体収容袋に収容されている液体を前記液体導入口に導くガイド部を含むことを特徴とする請求項1に記載の液体収容体。
- 前記液体導入管は、前記スペーサー部を構成する部材と、前記流路を構成する部材とを連結することで形成されていることを特徴とする請求項4に記載の液体収容体。
- 前記液体導入管は、前記スペーサー部の前記液体導入口を構成する部材と、前記ガイド部を構成する部材とを連結することで形成されていることを特徴とする請求項4に記載の液体収容体。
- 前記合流部は、前記スペーサー部を構成する部材に含まれることを特徴とする請求項5または6に記載の液体収容体。
- 前記流路は、前記液体収容袋の一端部から、前記液体収容袋の中央部までの長さを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の液体収容体。
- 前記流路の断面形状は、前記液体収容体が収縮したときの形状に合わせた形状であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の液体収容体。
- 前記液体導入管と前記液体導出部とを連結する連結部材をさらに備え、
前記液体収容体は、前記液体導出部に連結されている前記連結部材と前記流路を連結することで構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の液体収容体。 - 前記所定の姿勢は、前記液体収容体が前記液体吐出装置に搭載された状態の姿勢であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の液体収容体。
- 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の液体収容体と、
前記液体収容体より供給された液体を吐出する液体吐出部と、
を備えることを特徴とする液体吐出装置。
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