JP2022169288A - リテーナ - Google Patents

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JP2022169288A
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悠介 福田
Yusuke Fukuda
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Abstract

【課題】車両グリルのような複雑形状にも障害物センサを取り付けやすいリテーナを提供する。【解決手段】第1リテーナ20、第2リテーナ30は、格子状に広がるメッシュ構造材を含む車両グリルに、障害物センサを取り付けるために使用される。障害物センサを内部に保持するセンサ保持部を備える第1リテーナ20と、第1リテーナ20の周辺において、車両グリルに固定される第2リテーナ30と、を含む。第1リテーナ20と、第2リテーナ30は車両前後方向において移動可能に接続される。【選択図】図4

Description

本発明は、格子状に広がるメッシュ構造材を含む車両グリルに障害物センサを取り付けるために使用されるリテーナに関する。
車両には、その周辺監視のためのセンサが搭載され、ドライバーの運転をサポートしている。例えば、車両のバンパなどに、車両と障害物との距離を計測する障害物センサが取り付けられ、衝突防止に利用されている。なお、周辺監視のためのセンサとしては、超音波センサ、レーザセンサなどがあるが、比較的近距離の障害物を検出するセンサとしては超音波式のものが多く採用される。
ここで、特許文献1には、1種類のリテーナで異なる厚みのバンパに対応できるようにした構造が示されている。すなわち、このリテーナでは、センサを支持する一対の支柱を弾性変形可能として、異なる厚みのバンパに対して支柱が撓むことでセンサの出代を調整する。
特開2012-86583号公報
ここで、特許文献1では、バンパのように一定の曲率面に取り付ける場合には対応出来るが、車両グリルのような複雑形状では対応することが困難である。
本発明は、格子状に広がるメッシュ構造材を含む車両グリルに、障害物センサを取り付けるために使用されるリテーナであって、前記障害物センサを内部に保持するセンサ保持部を備える第1リテーナと、前記第1リテーナの周辺において、前記車両グリルに固定される第2リテーナと、を含み、前記第1リテーナと、前記第2リテーナは、車両前後方向において移動可能に接続される。
前記第1リテーナは、車両前後方向に伸びる取付面を有し、この取付面には車両前後方向に離れて複数の係合穴が設けられ、前記第2リテーナは、前記第1リテーナの取付面に対向する位置に舌部が設けられ、前記第1リテーナの複数の係合穴の1つを選択して、前記第2リテーナの舌部を係合させることで、前記第1リテーナと前記第2リテーナを車両前後方向において移動可能に接続するとよい。
本発明によれば、第1リテーナと第2リテーナの位置が相対的に移動可能であり、車両グリルの形状等に合わせて第1リテーナと第2リテーナの位置を調整することができる。
グリル10を車両の外方(前方)から見た模式図である。 グリル10を車両の内方(後方)から見た図である。 第1リテーナ20に第2リテーナ30を取り付けた状態を示す図である。 第1リテーナ20および第2リテーナ30の概略構成を示す斜視図である。 係合穴22a,22b,22cのそれぞれに舌部34を挿入して、第1リテーナ20と、第2リテーナ30を固定した状態を示す図であり、(a)グリル10から遠い位置、(b)は中間位置、(c)近い位置に固定した状態を示す。 係合穴22bに舌部34が挿入された状態を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
図1は、車両グリル(以下、グリルという)10を車両の外方(前方)から見た模式図であり、格子状にメッシュ構造材12が広がっており、そのメッシュ間隙(メッシュ構造材間の間隙)が板材で閉塞されている閉塞部14と、開放されている開口部16がある。メッシュ構造材12は、細長い棒状の構造材であり、閉塞部14は薄い板状の構造材である。グリル10は、プラスチックや金属で形成される。なお、メッシュ構造材12の形状は、全体として歪んでおり、形成される間隙は長方形ではないが、ここでは格子状という。
メッシュ構造材12と、閉塞部14を貫いて、第1リテーナ20の中空円筒状のセンサ保持部20aが突出している。図1における第1リテーナ20のセンサ保持部20aには、障害物センサの円筒状の先端部(図示せず)が収容される。本実施形態では、障害物センサとして、超音波センサが採用されており、超音波センサのソナーの先端部がセンサ保持部20aに保持され、この先端部から前方に向けて超音波を送出するとともに、障害物等からの反射波を受信する。なお、本実施形態における障害物との距離を検出する超音波センサは、インテリジェントクリアランスソナー(ICS)と呼ばれる。
図2は、グリル10を車両の内方(後方)から見た図であり、第1リテーナ20の後方部分が示されている。この第1リテーナ20は、超音波センサの筐体部60bを支持する筐体支持部20bと、その中心部に位置し、ソナーの円筒状の先端部60a-1を保持するセンサ保持部20aとを含む。筐体支持部20bは超音波センサの筐体が取り付けられるようにその筐体に対応した形状になっている。超音波センサのソナーの円筒状の先端部60a-1は、センサ保持部20aの内部に挿入保持される。なお、超音波センサの具体的構成例は、例えば特許文献1に示されている。
図3は、第1リテーナ20に第2リテーナ30を取り付けた状態を示す。第2リテーナ30は、左右両側の腕部30a,30bと、これらを接続する上部30cとからなり、全体として下向きのコ字状の板材で構成されている。そして、一方側(図における左側)の腕部30aは下方に伸びる長さが比較的短く1つの取付穴32を有し、他方側(図における右側)の腕部30bは下方に伸びる長さが比較的長く上下方向に離れた2つの取付穴32を有する。第2リテーナ30はこの3つの取付穴32に挿通される接続部材50によって、グリル10に連結固定される。なお、取付穴32は四角形状であって、その周囲が肉厚になっている。
そして、第2リテーナ30の上部30cは、その中央下側に下方に伸びる四角形状の舌部34を有しており、この舌部34を第1リテーナ20と係合することにより両者を相対移動可能に接続する。
なお、第1リテーナ20、第2リテーナ30は、プラスチックや金属で形成される。
上記例では、第1リテーナ20をグリル10の閉塞部14を貫通するようにしたが、開口部16を貫通させてもよい。また、第1リテーナ20、第2リテーナ30は、グリル10のメッシュ構造材12に固定するとよい。
図4は、第1リテーナ20および第2リテーナ30の概略構成を示す斜視図である。このように、第1リテーナ20の上面である取付面22には、3つの係合穴22a,22b,22cが車両前後方向に等間隔で設けてある。各係合穴22a~22cは、その形状が第2リテーナ30の舌部34の形状に対応する四角形状であり、各係合穴22a~22cに舌部34が挿入可能になっている。そして、係合穴22a~22cのいずれかに舌部34が挿入されることで、両者の車両前後方向についての位置(グリル10に対する距離)が固定される。
なお、第1リテーナの取付面22に突起を設け、第2リテーナ30に凹部や開口を設けてもよい。
図5(a)~図5(c)には、係合穴22a,22b,22cのそれぞれに舌部34を挿入して、第1リテーナ20と、第2リテーナ30の相対位置をそれぞれ異なる位置で固定した状態を示す。このように、本実施形態によれば、第1リテーナ20と、第2リテーナ30の相対位置が移動可能であり、第1リテーナ20とグリル10との距離を変更することができる。従って、第1リテーナ20に超音波センサを取り付けた際に、そのソナーの先端のグリル10からの出代を係合穴22a~22cの中のどれを選択するかで調整することが可能になる。
図6は、図5(b)と同様に、係合穴22bに舌部34が挿入された状態を模式的に示す平面図である。第1リテーナ20に二点鎖線で示すように障害物センサである超音波センサ60が保持される。超音波センサ60は、センサ本体60aと、筐体部60bとからなる。センサ本体60aは、比較的大きい円筒状の本体部と、そこから前方に突出する比較的小さい円筒状の先端部60a-1とからなっている。そして、先端部60a-1の前方端において超音波を送受信する。なお、センサ本体60aには発振器などが収容され、筐体部60bには、電源回路や通信部などの回路が収容される。
第1リテーナ20の筐体支持部20bは、超音波センサ60のセンサ本体60aを保持するもので、センサ本体60aと、先端部60a-1の外径に対応した内径を有する本体保持部20b、センサ保持部20aを有する。超音波センサ60は、第1リテーナ20に対し、着脱できるとよい。
第2リテーナ30は、接続部材50によって、グリル10と接続される。この接続部材50は板状であり、一端がグリル10の裏面に固定され、他端が第2リテーナ30の取付穴32に挿入固定される。ここで、接続部材50は一端を予めグリル10裏面に固定しておき、その後他端を第2リテーナ30に取り付けてもよいし、固定の順序はその逆でもよい。
このように、本実施形態では、第1リテーナ20と第2リテーナ30を別体とする。そして、第1リテーナ20をグリル10に設置した後、適切な係合穴22a~22cを選択して、第2リテーナ30の舌部34を挿入することができる。このため、第1リテーナ20のグリル10の裏面との距離が変化しても、第2リテーナ30をグリル10の裏面から距離を適切なものに設定することができる。従って、グリル10のデザインや超音波センサの取り付け場所に応じて、超音波センサ60の先端の出代を容易に調整することができる。
車両のグリル10の形状が車種によって異なる場合が多い。従って、グリル10の格子形状や奥行き方向の大きさによって、超音波センサ60の先端部が周辺と干渉せずに超音波を送受信できるように、グリル10からの出代を調整しなければならない。本実施形態では、第1リテーナ20と第2リテーナ30の組み合わせによって、取り付ける超音波センサ60の先端の出代を調整できるため、車種によって異なるグリル10に対応することが可能となり、部品の共通化を進めることができる。
10 グリル(車両グリル)、12 メッシュ構造材、14 閉塞部、16 開口部、20 第1リテーナ、20b 筐体支持部、22 取付面、22a,22b,22c 係合穴、30 第2リテーナ、30a,30b 腕部、30c 上部、32 取付穴、34 舌部、50 接続部材、60 超音波センサ(障害物センサ)、60a センサ本体、60a-1 円筒状の先端部、60b 筐体部。

Claims (2)

  1. 格子状に広がるメッシュ構造材を含む車両グリルに、障害物センサを取り付けるために使用されるリテーナであって、
    前記障害物センサを内部に保持するセンサ保持部を備える第1リテーナと、
    前記第1リテーナの周辺において、前記車両グリルに固定される第2リテーナと、
    を含み、
    前記第1リテーナと、前記第2リテーナは、車両前後方向において移動可能に接続される、
    リテーナ。
  2. 前記第1リテーナは、車両前後方向に伸びる取付面を有し、この取付面には車両前後方向に離れて複数の係合穴が設けられ、
    前記第2リテーナは、前記第1リテーナの取付面に対向する位置に舌部が設けられ、前記第1リテーナの前記複数の係合穴の1つを選択して、前記第2リテーナの前記舌部を係合させることで、前記第1リテーナと前記第2リテーナを車両前後方向において移動可能に接続する、
    リテーナ。
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