JP2022168503A - 包装箱 - Google Patents

包装箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2022168503A
JP2022168503A JP2021074016A JP2021074016A JP2022168503A JP 2022168503 A JP2022168503 A JP 2022168503A JP 2021074016 A JP2021074016 A JP 2021074016A JP 2021074016 A JP2021074016 A JP 2021074016A JP 2022168503 A JP2022168503 A JP 2022168503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
packaging box
flat
packaging
bottom portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021074016A
Other languages
English (en)
Inventor
翔一 長谷川
Shoichi Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2021074016A priority Critical patent/JP2022168503A/ja
Publication of JP2022168503A publication Critical patent/JP2022168503A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)

Abstract

【課題】積み重ねたときの荷崩れを確実に防止でき、かつ、製品を安定して収納する上で有利になる包装箱を提供する。【解決手段】包装箱1は、箱底部2と、箱上部3とを備える。複数の包装箱1を積み重ねたときに、包装箱1の箱上部3が形成する凸面または凹面が、その上段の包装箱1の箱底部2が形成する凹面または凸面と組み合わされるように構成されている。上記凸面または上記凹面は、第一方向に沿って延びている。包装箱1を水平面に置いたときに第一方向に直交して水平になる方向が第二方向である。第一方向についての包装箱1の長さが、第二方向についての包装箱1の長さの2倍以上である。【選択図】図2

Description

本開示は、包装箱に関する。
下記特許文献1に開示された従来の包装箱は、屋根状の山形状に形成された底板と、屋根状の山形状に形成された蓋板とを備える。この包装箱を複数積み重ねると、蓋板と底板とが嵌まり込むことで、荷崩れを抑制しうる。
実開昭49-1333号公報
特許文献1の包装箱では、底板に水平な部分がないので、例えば、円筒形の長尺なランプのような製品を入れた場合に、包装箱内で製品が傾斜面に沿って転動してしまい、製品が安定しにくいという課題がある。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、積み重ねたときの荷崩れを確実に防止でき、かつ、製品を安定して収納する上で有利になる包装箱を提供することを目的とする。
本開示に係る包装箱は、箱底部と、箱上部とを備える包装箱であって、複数の包装箱を積み重ねたときに、包装箱の箱上部が形成する凸面または凹面が、その上段の包装箱の箱底部が形成する凹面または凸面と組み合わされるように構成されており、凸面または凹面は、第一方向に沿って延びており、包装箱を水平面に置いたときに第一方向に直交して水平になる方向が第二方向であり、第一方向についての包装箱の長さが、第二方向についての包装箱の長さの2倍以上であるものである。
また、本開示に係る包装箱は、箱底部と、箱上部とを備える包装箱であって、複数の包装箱を積み重ねたときに、包装箱の箱上部が形成する凸面または凹面が、その上段の包装箱の箱底部が形成する凹面または凸面と組み合わされるように構成されており、箱底部は、平坦な平坦底面部と、平坦底面部につながり、平坦底面部に対して傾斜した第一傾斜底部と、第一傾斜底部とは反対側で平坦底面部につながり、平坦底面部に対して傾斜した第二傾斜底部と、を備え、箱上部は、平坦底面部に対応した形状を有し、平坦底面部に平行な平坦上面部と、平坦上面部につながり、第一傾斜底部に対応するように平坦上面部に対して傾斜した第一傾斜上部と、第一傾斜上部とは反対側で平坦上面部につながり、第二傾斜底部に対応するように平坦上面部に対して傾斜した第二傾斜上部と、を備えるものである。
また、本開示に係る包装箱は、箱底部と、箱上部とを備える包装箱であって、複数の包装箱を積み重ねたときに、包装箱の箱上部が形成する凸面または凹面が、その上段の包装箱の箱底部が形成する凹面または凸面と組み合わされるように構成されており、箱底部は、平坦な第一底面部と、第一底面部とは異なる高さに位置し、第一底面部に平行な平坦面を形成する第二底面部と、第一底面部に対して第二底面部とは反対側に位置し、第一底面部とは異なる高さに位置し、第一底面部に平行な平坦面を形成する第三底面部と、を備え、箱上部は、第一底面部に対応した形状を有し、第一底面部に平行な第一上面部と、第二底面部に対応した形状を有し、第一上面部とは異なる高さの位置において第一上面部に平行な平坦面を形成する第二上面部と、第一上面部に対して第二上面部とは反対側に位置し、第三底面部に対応した形状を有し、第一上面部とは異なる高さの位置において第一上面部に平行な平坦面を形成する第三上面部と、を備えるものである。
本開示によれば、積み重ねたときの荷崩れを確実に防止でき、かつ、製品を安定して収納する上で有利になる包装箱を提供することが可能となる。
実施の形態1による包装箱を示す斜視図である。 実施の形態1による包装箱を複数積み重ねた状態を示す斜視図である。 実施の形態1による包装箱の変形例を示す斜視図である。 実施の形態1による包装箱を展開したボックスブランクの例を示す図である。 実施の形態2による包装箱を示す斜視図である。 実施の形態2による包装箱を複数積み重ねた状態を示す斜視図である。 実施の形態1による包装箱の変形例を示す斜視図である。 実施の形態2による包装箱を展開したボックスブランクの例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360°となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180°となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による包装箱を示す斜視図である。図2は、実施の形態1による包装箱を複数積み重ねた状態を示す斜視図である。図1に示すように、実施の形態1による包装箱1は、箱底部2と、箱上部3とを備える。図2に示すように、複数の包装箱1を積み重ねたときに、下の段の包装箱1の箱上部3が形成する凸面が、その上の段の包装箱1の箱底部2が形成する凹面と組み合わされるように構成されているため、当該凸面が当該凹面に嵌まり込む。これにより、運搬時、あるいは倉庫保管時に、複数の包装箱1を積み重ねたときに、荷崩れしにくくなり安定する。それゆえ、作業者の作業効率が向上し、過失による落下を抑制する効果がある。
箱上部3が形成する凸面は、第一方向に沿って延びている。箱底部2が形成する凹面は、第一方向に沿って延びている。以下の説明では、包装箱1を水平面に置いたときに第一方向に直交して水平になる方向を「第二方向」と称する。第一方向についての包装箱1の長さは、第二方向についての包装箱1の長さの2倍以上であることが好ましい。これにより、以下の効果が得られる。例えば、長尺な円筒形のランプのような製品を、その長手方向を第一方向に平行にして、包装箱1に入れた場合に、包装箱1内で製品の横に生じる隙間が小さくなる。このため、包装箱1内で製品が横へ転動しにくくなる。それゆえ、製品を安定して収納することが可能となる。
収納する製品の形状に応じて、包装箱1の各部の寸法を調整することにより、製品をより安定して収納することが可能である。例えば、収納する製品の形状に応じて、第一方向についての包装箱1の長さは、第二方向についての包装箱1の長さの、3倍以上でもよいし、4倍以上でもよいし、5倍以上でもよいし、6倍以上でもよい。また、第一方向についての包装箱1の長さは、第二方向についての包装箱1の長さの、30倍以下でもよいし、20倍以下でもよいし、10倍以下でもよい。
本開示では、図示の例に代えて、複数の包装箱1を積み重ねたときに、下の段の包装箱1の箱上部3が形成する凹面が、その上の段の包装箱1の箱底部2が形成する凸面と組み合わされるように構成してもよい。その場合であっても、複数の包装箱1を積み重ねたときに、荷崩れを抑制する効果が得られる。
図示の例では、積み重ねられた包装箱1のうちの最下段の包装箱1の箱底部2が形成する凹面が載置面に向かい合うので、当該凹面の両方の縁部が載置面に接地する。これにより、最下段の包装箱1の箱底部2の安定性が高くなる。この場合、最下段の包装箱1の箱底部2が形成する凸面の中央領域が載置面に接地する構成に比べて、荷崩れをより確実に抑制する効果が得られる。
本実施の形態において、箱底部2は、平坦な平坦底面部4と、平坦底面部4につながり、平坦底面部4に対して傾斜した第一傾斜底部5と、第一傾斜底部5とは反対側で平坦底面部4につながり、平坦底面部4に対して傾斜した第二傾斜底部6とを備える。包装箱1を水平面に置いたときに、平坦底面部4は、水平になる。
箱上部3は、平坦底面部4に対応した形状を有する平坦上面部7と、平坦上面部7につながり、第一傾斜底部5に対応するように平坦上面部7に対して傾斜した第一傾斜上部8と、第一傾斜上部8とは反対側で平坦上面部7につながり、第二傾斜底部6に対応するように平坦上面部7に対して傾斜した第二傾斜上部9とを備える。平坦上面部7は、平坦底面部4に平行である。
本実施の形態であれば、包装箱1に収納された製品が、水平な平坦底面部4の上に載置される。このため、例えば、円筒形の製品を、その軸方向を第一方向に平行にして、包装箱1に入れた場合に、製品が包装箱1内で転動しにくくなる。それゆえ、包装箱1内で製品が斜面の上に載置される場合に比べて、製品をより安定して収納することが可能となる。
本実施の形態では、平坦底面部4と、第一傾斜底部5と、第二傾斜底部6とにより、箱底部2の下面に、第一方向から見たときに台形状となる凹面が形成される。また、平坦上面部7と、第一傾斜上部8と、第二傾斜上部9とにより、箱上部3の上面に、第一方向から見たときに台形状となる凸面が形成される。複数の包装箱1を積み重ねたときには、下の段の包装箱1の平坦上面部7と、第一傾斜上部8と、第二傾斜上部9とが、その上の段の包装箱1の平坦底面部4と、第一傾斜底部5と、第二傾斜底部6とに対して、それぞれ、面接触する。
図示の例において、包装箱1は、一対の端面部10と、一対の側面部11とを有する。端面部10は、包装箱1の立面のうち、第一方向に対して垂直な立面を形成する。包装箱1を水平面に置いたときに、端面部10は、水平面に対して垂直になる。一対の端面部10の間の距離が、第一方向についての包装箱1の長さに相当する。
側面部11は、包装箱1の立面のうち、第二方向に対して垂直な立面を形成する。包装箱1を水平面に置いたときに、側面部11は、水平面に対して垂直になる。一対の側面部11の間の距離が、第二方向についての包装箱1の長さに相当する。
図示の例では、包装箱1の中心を通り、第一方向に垂直な平面を対称面としたときに、包装箱1は、実質的に面対称となる外形を有する。また、包装箱1の中心を通り、第二方向に垂直な平面を対称面としたときに、包装箱1は、実質的に面対称となる外形を有する。
図3は、実施の形態1による包装箱の変形例を示す斜視図である。図3に示す包装箱12は、図1及び図2に示す包装箱1に比べて、箱底部2のうちで平坦底面部4が占める割合を大きくし、箱上部3のうちで平坦上面部7が占める割合を大きくした例に相当する。図3に示す包装箱12であれば、収納された製品が水平な平坦底面部4に接地する割合が大きくなるので、包装箱1に比べて、製品をさらに安定して収納することが可能となる。
図4は、実施の形態1による包装箱を展開したボックスブランク13の例を示す図である。ボックスブランク13は、段ボールシートで作られたものでもよい。その段ボールシートは、例えば、Aフルート、Bフルート、Eフルート、Gフルート、AAAフルート、AAフルート、ABフルートのいずれかでもよい。ただし、本開示におけるボックスブランクは、段ボールシートで作られたものに限定されず、例えば、厚紙で作られたものでもよい。
図4に示すボックスブランク13においては、一方の側面部11と、第二傾斜上部9と、平坦上面部7と、第一傾斜上部8と、もう一方の側面部11と、第一傾斜底部5と、平坦底面部4と、第二傾斜底部6とが、この順に、隣り合って形成されるとともに、第一方向に平行な複数の罫線14により互いに隔てられている。また、一対の端面部10は、平坦上面部7の両端に、罫線15を介して接続されている。端面部10の周囲には、罫線を介して、複数ののりしろ16が形成されている。第二傾斜底部6の一方の長辺には、第一方向に平行な罫線17を介して、差込み部18が設けられている。一方の側面部11の一方の長辺には、差込み部18を差し込むための差込み穴19が形成されている。
図4中、「a」で示す長さが互いに対応しており、「b」で示す長さが互いに対応しており、「c」で示す長さが互いに対応している。
ボックスブランク13を組み立てて包装箱1を形成し、製品を封入する際には、罫線14、罫線15、及び罫線17を折り曲げ、差込み部18を差込み穴19に差し込み、複数ののりしろ16の内、少なくとも1箇所を、接着材、ホッチキス、または粘着テープなどを用いて固定する。
また、封入方法の変形例として、差込み部18を省略し、一方の側面部11と第二傾斜底部6との間の稜部を、例えば粘着テープで固定してもよい。
ここで、波形に成形された中芯を有する段ボールシートにおいて、当該中芯が有する溝状の凹部の長手方向を以下「フルート方向」と称する。ボックスブランク13を構成する段ボールシートが中芯を有するものである場合には、フルート方向が第一方向に平行となるようにすることが好ましい。
以上説明したように、本実施の形態であれば、複数個の包装箱1を積み重ねたときに、それぞれの包装箱1の位置がずれるのを確実に抑制できる。このため、積み重ねられた複数個の包装箱1を一度に持ち上げた際にも、包装箱1の位置ずれが確実に抑制され、持ち上げやすくなる。
また、パレットへの積み付け時に、包装箱1同士がずれにくくなるため、製品を収納した包装箱1が、パレット移動時の揺れによって転落してしまうことを確実に抑制することができる。
更に、包装箱1同士がずれにくくなり、安定して積載できるため、倉庫保管時にも荷崩れしにくくなる。
そして、図4中の「b」の長さと、「c」の長さを調整することで、嵌め合いを深くし、ずれにくさを向上させることができる。また、平坦底面部4の割合を大きくして、封入される製品の安定性を向上させる等のバリエーションを持たせることができる。
また、本実施の形態であれば、組立時に隙間の無い組立が可能であるため、虫あるいはほこりなどの異物の侵入を防ぐことができる。
加えて、包装箱1を作業者が運搬する際に、平坦底面部4と第一傾斜底部5と第二傾斜底部6とにより箱底部2に形成される凹部を、手掛け溝として使用することもでき、持ちやすさ向上につながる。そして、当該凹部は、倉庫整理を機械により実施する際に、ロボットアームの入る溝として活用することもできる。
実施の形態2.
次に、図5から図8を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
図5は、実施の形態2による包装箱20を示す斜視図である。図6は、実施の形態2による包装箱20を複数積み重ねた状態を示す斜視図である。図5及び図6に示すように、実施の形態2による包装箱20の箱底部2は、平坦な第一底面部21と、第一底面部21とは異なる高さに位置し、第一底面部21に平行な平坦面を形成する第二底面部22と、第一底面部21に対して第二底面部22とは反対側に位置し、第一底面部21に平行な平坦面を形成する第三底面部23とを備える。第三底面部23は、第一底面部21とは異なる高さに位置する。図示の例において、第三底面部23は、第二底面部22と同じ高さにある。
実施の形態2による包装箱20の箱上部3は、第一底面部21に平行な第一上面部24と、第二上面部25と、第三上面部26とを備える。第一上面部24は、第一底面部21に対応した形状を有する。第二上面部25は、第二底面部22に対応した形状を有し、第一上面部24とは異なる高さの位置において第一上面部24に平行な平坦面を形成する。第三上面部26は、第一上面部24に対して第二上面部25とは反対側に位置し、第三底面部23に対応した形状を有する。第三上面部26は、第一上面部24とは異なる高さの位置において第一上面部24に平行な平坦面を形成する。図示の例において、第三上面部26は、第二上面部25と同じ高さにある。
包装箱20を床面に置いた場合には、第二底面部22の平面と、第三底面部23の平面とが、床面に接触する。これにより、床面との接触面積が実施の形態1よりも大きくなる。それゆえ、製品を収納した包装箱20を積み重ねる段数が増加し、最下段の包装箱20にかかる圧縮力が大きい場合においても、包装箱20が変形したりすることをより確実に防止できる。このように、本実施の形態であれば、実施の形態1に比べ、高さ方向の圧縮強度を高くする上で有利になる。
また、本実施の形態であれば、包装箱20内に収納された製品あるいは緩衝材が、水平な第一底面部21、第二底面部22、及び第三底面部23の上に載置される。このため、製品あるいは緩衝材が斜面に載置される場合に比べて、製品あるいは緩衝材の位置が包装箱20内でずれ動くことをより確実に防止することが可能となる。
図5に示すように、本実施の形態の包装箱20は、第一底面部21と第二底面部22との間を接続する第一垂直部27と、第一底面部21と第三底面部23との間を接続する第二垂直部28と、第一上面部24と第二上面部25との間を接続する第三垂直部29と、第一上面部24と第三上面部26との間を接続する第四垂直部30とを備える。第一垂直部27、第二垂直部28、第三垂直部29、及び第四垂直部30のそれぞれは、第二方向に対して垂直な平板状の形状を有する。
図6に示すように、複数の包装箱20を積み重ねると、下の段の包装箱20の第一上面部24、第二上面部25、第三上面部26、第三垂直部29、及び第四垂直部30により形成される凸面が、その上の段の包装箱20の第一底面部21、第二底面部22、第三底面部23、第一垂直部27、及び第二垂直部28により形成される凹面に組み合わされる。この際、下の段の包装箱20の第一上面部24、第二上面部25、第三上面部26、第三垂直部29、及び第四垂直部30のそれぞれが、その上の段の包装箱20の第一底面部21、第二底面部22、第三底面部23、第一垂直部27、及び第二垂直部28のそれぞれに対して、面接触する。
図7は、実施の形態1による包装箱の変形例を示す斜視図である。図7に示す包装箱31は、図5及び図6に示す包装箱20に比べて、箱底部2のうちで第二底面部22及び第三底面部23が占める割合を大きくし、箱上部3のうちで第二上面部25及び第三上面部26が占める割合を大きくした例に相当する。図7に示す包装箱31を床面に置いた場合には、床面との接触面積が包装箱20よりも大きくなる。それゆえ、製品を収納した包装箱31を積み重ねる段数が増加し、最下段の包装箱31にかかる圧縮力が大きい場合においても、包装箱31が変形したりすることをさらに確実に防止できる。
図8は、実施の形態2による包装箱を展開したボックスブランク32の例を示す図である。ボックスブランク32においては、第三底面部23と、一方の側面部11と、第三上面部26と、第四垂直部30と、第一上面部24と、第三垂直部29と、第二上面部25と、もう一方の側面部11と、第二底面部22と、第一垂直部27と、第一底面部21と、第二垂直部28とが、この順に、隣り合って形成されるとともに、第一方向に平行な複数の罫線14により互いに隔てられている。また、一対の端面部10は、第一上面部24の両端に、罫線15を介して接続されている。第二垂直部28の一方の長辺には、第一方向に平行な罫線17を介して、差込み部18が設けられている。第三底面部23の一方の長辺には、差込み部18を差し込むための差込み穴19が形成されている。
図8中、「a」で示す長さが互いに対応しており、「b」で示す長さが互いに対応しており、「c」で示す長さが互いに対応しており、「d」で示す長さが互いに対応しており、「e」で示す長さが互いに対応しており、「f」で示す長さが互いに対応している。そして、「f」で示す長さと、「g」で示す長さについては、f-gの値が、0mm以上10mm以下となるように決定することが望ましい。また、「a」で示す長さと、「e」で示す長さについては、e-aの値が、0mm以上10mm以下となるように決定することが望ましい。
f-gの値、及び、e-aの値を変化させることで、下の段の包装箱20または包装箱31と、その上の段の包装箱20または包装箱31との間での嵌め合いを調整することができる。これにより、重ねやすさを調整したり、重ねた際のずれにくさを調整することができる。
なお、上述した複数の実施の形態のうち、組み合わせることが可能な二つ以上を組み合わせて実施してもよい。
1 包装箱、 2 箱底部、 3 箱上部、 4 平坦底面部、 5 第一傾斜底部、 6 第二傾斜底部、 7 平坦上面部、 8 第一傾斜上部、 9 第二傾斜上部、 10 端面部、 11 側面部、 12 包装箱、 13 ボックスブランク、 14 罫線、 15 罫線、 16 のりしろ、 17 罫線、 18 差込み部、 19 差込み穴、 20 包装箱、 21 第一底面部、 22 第二底面部、 23 第三底面部、 24 第一上面部、 25 第二上面部、 26 第三上面部、 27 第一垂直部、 28 第二垂直部、 29 第三垂直部、 30 第四垂直部、 31 包装箱、 32 ボックスブランク

Claims (4)

  1. 箱底部と、箱上部とを備える包装箱であって、
    複数の前記包装箱を積み重ねたときに、前記包装箱の前記箱上部が形成する凸面または凹面が、その上段の前記包装箱の前記箱底部が形成する凹面または凸面と組み合わされるように構成されており、
    前記凸面または前記凹面は、第一方向に沿って延びており、
    前記包装箱を水平面に置いたときに前記第一方向に直交して水平になる方向が第二方向であり、
    前記第一方向についての前記包装箱の長さが、前記第二方向についての前記包装箱の長さの2倍以上である包装箱。
  2. 箱底部と、箱上部とを備える包装箱であって、
    複数の前記包装箱を積み重ねたときに、前記包装箱の前記箱上部が形成する凸面または凹面が、その上段の前記包装箱の前記箱底部が形成する凹面または凸面と組み合わされるように構成されており、
    前記箱底部は、
    平坦な平坦底面部と、
    前記平坦底面部につながり、前記平坦底面部に対して傾斜した第一傾斜底部と、
    前記第一傾斜底部とは反対側で前記平坦底面部につながり、前記平坦底面部に対して傾斜した第二傾斜底部と、
    を備え、
    前記箱上部は、
    前記平坦底面部に対応した形状を有し、前記平坦底面部に平行な平坦上面部と、
    前記平坦上面部につながり、前記第一傾斜底部に対応するように前記平坦上面部に対して傾斜した第一傾斜上部と、
    前記第一傾斜上部とは反対側で前記平坦上面部につながり、前記第二傾斜底部に対応するように前記平坦上面部に対して傾斜した第二傾斜上部と、
    を備える包装箱。
  3. 箱底部と、箱上部とを備える包装箱であって、
    複数の前記包装箱を積み重ねたときに、前記包装箱の前記箱上部が形成する凸面または凹面が、その上段の前記包装箱の前記箱底部が形成する凹面または凸面と組み合わされるように構成されており、
    前記箱底部は、
    平坦な第一底面部と、
    前記第一底面部とは異なる高さに位置し、前記第一底面部に平行な平坦面を形成する第二底面部と、
    前記第一底面部に対して前記第二底面部とは反対側に位置し、前記第一底面部とは異なる高さに位置し、前記第一底面部に平行な平坦面を形成する第三底面部と、
    を備え、
    前記箱上部は、
    前記第一底面部に対応した形状を有し、前記第一底面部に平行な第一上面部と、
    前記第二底面部に対応した形状を有し、前記第一上面部とは異なる高さの位置において前記第一上面部に平行な平坦面を形成する第二上面部と、
    前記第一上面部に対して前記第二上面部とは反対側に位置し、前記第三底面部に対応した形状を有し、前記第一上面部とは異なる高さの位置において前記第一上面部に平行な平坦面を形成する第三上面部と、
    を備える包装箱。
  4. 前記凸面または前記凹面は、第一方向に沿って延びており、
    前記包装箱を水平面に置いたときに前記第一方向に直交して水平になる方向が第二方向であり、
    前記第一方向についての前記包装箱の長さが、前記第二方向についての前記包装箱の長さの2倍以上である請求項2または請求項3に記載の包装箱。
JP2021074016A 2021-04-26 2021-04-26 包装箱 Pending JP2022168503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021074016A JP2022168503A (ja) 2021-04-26 2021-04-26 包装箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021074016A JP2022168503A (ja) 2021-04-26 2021-04-26 包装箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022168503A true JP2022168503A (ja) 2022-11-08

Family

ID=83933490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021074016A Pending JP2022168503A (ja) 2021-04-26 2021-04-26 包装箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022168503A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6640975B2 (en) Stackable self-aligning container
CN101001786B (zh) 具有底部支撑件的纸板容器
JP4814222B2 (ja) プラットホーム
US7740164B2 (en) Inside-taper corner post tray and the associated container blank
US3520258A (en) Pallet
JP2010058798A (ja) コーナーパッド
JP2022168503A (ja) 包装箱
EP0496199A1 (en) Pallets of corrugated cardboard and process for their production
JP2018138469A (ja) トレイ及びトレイのブランク
JP2020083335A (ja) 仕切り部材およびそれを用いた梱包材
JP2019199287A (ja) トレイ及びトレイのブランク
JP6742148B2 (ja) スタッキング機能付き包装容器
JP2020158170A (ja) 包装箱
JP7382765B2 (ja) トレー
JP3174085U (ja) 仕切体
CN212099705U (zh) 包装箱底垫片及包装结构
JP6988685B2 (ja) トレイ
AU2020100313A4 (en) Packing container and sheet material for packing container
JP3115135U (ja) 梱包用収納箱
JP7165607B2 (ja) 収容箱及び収容箱のブランク
JP2024138737A (ja) 仕切体
JPH0748510Y2 (ja) 瓶類の搬送用紙器
EP3584186A2 (en) Packing container and sheet material for packing container
JP2023038830A (ja) 包装箱
JPS6038496Y2 (ja) 合成樹脂製容器