JP2022168406A - 走行計画生成装置 - Google Patents
走行計画生成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022168406A JP2022168406A JP2021073824A JP2021073824A JP2022168406A JP 2022168406 A JP2022168406 A JP 2022168406A JP 2021073824 A JP2021073824 A JP 2021073824A JP 2021073824 A JP2021073824 A JP 2021073824A JP 2022168406 A JP2022168406 A JP 2022168406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target trajectory
- vehicle
- obstacle
- trajectory
- target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000006870 function Effects 0.000 description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 19
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 17
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 8
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
Description
例えば、特許文献1には、基準軌道の状況に基づいて、目標軌道生成のためのサンプル点群を生成し、各サンプル点をつないで、パスにすることで、車両走行のための目標軌道を生成するものが記載されている。
この特許文献1のような目標軌道を生成する手法では、目標軌道生成には、所定距離ごとに生成したサンプル点をすべて用いて演算するため、演算時間が膨大になる可能性があるという問題があった。
図1は、実施の形態1による走行計画生成装置を搭載した車両の概略構成を示す図である。
図1において、車両1は、駆動システムとして、後述する、ステアリングホイール2、ステアリング軸3、操舵ユニット4、EPS(Electric Power Steering)モータ5、パワートレインユニット6およびブレーキユニット7を有する。
また、センサシステムとして、後述する、前方カメラ11、レーダセンサ12およびGNSS(Global Navigation Satellite System)センサ13、ヨーレートセンサ16、速度センサ17、加速度センサ18、操舵角センサ20および操舵トルクセンサ21を有する。
なお、ここでは、実施の形態1による走行計画生成装置が、車両の自動運転システムに適用される場合を例示しているが、実施の形態1による走行計画生成装置は、自律走行ロボットなど、自律制御によって走行する車両以外の移動体にも適用可能である。
操舵ユニット4は、操舵輪としての前輪の2つのタイヤを回動自在に支持すると共に、車体フレームに転舵自在に支持されている。従って、ドライバのステアリングホイール2の操作によって発生したトルクは、ステアリング軸3を回転させ、操舵ユニット4によって前輪を左右方向へ転舵する。
これによって、ドライバは、車両1が前進および後進する際の車両1の横移動量を操作することができる。
なお、ステアリング軸3は、EPSモータ5によって回転させることも可能であり、EPSコントローラ40によってEPSモータ5に流れる電流を制御することで、ドライバのステアリングホイール2の操作と独立して、前輪を自在に転舵させることができる。
車両制御ユニット30には、前方カメラ11、レーダセンサ12、GNSSセンサ13、ナビゲーション装置14、V2X受信機15、操舵角を検出する操舵角センサ20、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ21、ヨーレートを検出するヨーレートセンサ16、自車の速度を検出する速度センサ17、自車の加速度を検出する加速度センサ18、EPSコントローラ40、パワートレインコントローラ41およびブレーキコントローラ42が接続されている。
なお、本実施の形態1では、車両1の前方環境を検出するカメラのみを例に挙げたが、後方および側方の環境を検出するカメラも設置しても良い。
また、前方カメラ11は、車両1が走行する路面の状態を推定するために使用することもできる。
このレーダセンサとしては、ミリ波レーダ、LiDAR(Light Detection and Ranging)、レーザーレンジファインダ、超音波レーダなど、周知の方式の測距センサを用いることができる。
GNSSセンサ13は、測位衛星からの電波をアンテナで受信し、測位演算することによって、車両1の絶対位置、絶対方位を出力する。
パワートレインコントローラ41は、車両制御ユニット30から送信された目標駆動力 を実現するように、パワートレインユニット6を制御することで、車両1の加速を制御す る。
ブレーキコントローラ42は、車両制御ユニット30から送信された目標制動力を実現 するように、ブレーキユニット7を制御することで、車両1の減速を制御する。
図2において、X軸、Y軸は慣性座標系を表し、Xc、Yc、Θcは慣性座標系での自車両の位置と方位を示す。xb、ybは自車の重心を原点とし、自車前方にxb軸、自車前方に向かって左手方向にyb軸を取った自車座標系である。
図3において、自動運転システム100は、車両制御ユニット30を有し、車両制御ユニット30には、情報取得部300が接続され、車両制御ユニット30内の車両制御部340には、EPSコントローラ40、パワートレインコントローラ41およびブレーキコントローラ42が接続されている。
道路情報取得部301は、車両1の周辺の障害物の位置、移動量などの障害物情報を取得するレーダセンサ12、車両1が走行する道路の情報である道路形状を取得するナビゲーション装置14、障害物情報と道路形状両方を取得する前方カメラ11、およびV2X受信機15を有する。なお、障害物情報および道路形状が、車両1の周辺環境の情報となる。
車両状態取得部302は、車両1の情報である車両情報を取得する。車両情報には、車両1の状態を表す車両1の状態量が含まれる。GNSSセンサ13、ヨーレートセンサ16、速度センサ17、加速度センサ18、操舵角センサ20および操舵トルクセンサ21が、車両状態取得部302に含まれる。
参照経路生成部310(基準経路生成部)は、情報取得部300から得られる車両1周辺の道路情報に基づき、他車両、障害物または交通状況などを無視した点である参照経路点を取得し、取得した各参照経路点を連ねることで、他車両、障害物または交通状況などからの干渉を受けていない、車両1が走行するための基準となる経路である参照経路(基準経路)を、生成する機能を有している。
目標点設定部311は、車両1から設定時間後の地点に最も近い参照経路点を目標点とし、もしくは、車両1から設定時間後の地点にまで参照経路が到達していないときは、参照経路の終端点を目標点として、設定する機能を有している。ここで、設定時間は予め設定した時間のことである。
走行経路生成部330は、走行計画生成装置と呼称することもできる。走行経路生成部330の詳細については後述する。
また、車両制御部340は、走行経路生成部330から得られた目標軌道に保持されている車両1の速度情報と、車両状態取得部302から得られる車両1の状態量を用いて、パワートレインコントローラ41に転送するための目標駆動力と、ブレーキコントローラ42に転送するための目標制動力を演算し、出力する機能を有している。
この車両制御部340は、車両制御装置と呼称することもできる。
制約生成部331は、走行計画の生成に用いるために、車両1の状態量に関する制約を生成し、経路点生成部332に出力する機能を有している。
この制約は、例えば、車体の横滑り角、タイヤの横滑り角、舵角、舵角速度、車体の速度、車体の加速度およびヨーレートのうちの少なくとも1つ、およびこれらの組み合わせが挙げられ、これらの状態量が取り得る値の範囲である。
なお、状態推定演算としては、カルマンフィルタ、拡張カルマンフィルタ、パーティクルフィルタ等、の演算を用いることができる。
例えば、システムモデルおよび測定関数hが、線形と見做せる場合には、カルマンフィルタを使用することもできる。
また、システムモデルおよび測定関数hが、線形と見做せない場合には、拡張カルマンフィルタを用いることもできる。
パーティクルフィルタを用いれば、カルマンフィルタまたは拡張カルマンフィルタを用いる場合と比較して、より高精度な状態推定が可能となる。
パーティクルフィルタ、カルマンフィルタおよび拡張カルマンフィルタは、総称としてベイズフィルタと呼ばれることもある。
図4を用いて、実施の形態1による走行計画生成装置の動作について説明する。図4は、車両制御ユニット30における目標軌道生成の処理を示している。
まず、ステップS120で、走行計画生成部333は、道路情報取得部301から得た情報から、車両1近傍の車線情報を抽出する。
道路情報取得部301において、車線情報を取得する方法としては、例えば、前方カメラ11で撮影された画像に対して、エッジ検出処理を行い、区画線を構成する線を近似的に求め、得られた近似線に基づいて、車線情報を求める方法が挙げられる。
また、V2X受信機15を用いて、ネットワークと接続し、車両1の位置を送信し、ネットワークを介して、車両1近傍の地図を受信する方法が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、本実施の形態1では、どのような方法を用いて、車線情報を取得しても効果には影響しない。
実施の形態1では、ナビゲーション装置14とGNSSセンサ13から得られる情報を組み合わせる方法を説明する。以下に、その方法を説明する。
参照経路生成部310で、車両状態取得部302が取得した車両1の位置情報と、道路情報取得部301が取得した道路情報とを、それぞれマッチングすることにより、車両1の近傍の地図ノードデータが得られる。この地図ノードデータをNg点分、参照経路として抽出する。Ngは、2以上の整数である。
走行計画生成部333は、抽出した参照経路を、車両1の方位を用いて、自車座標系に変換する。
保持されていない場合は、ステップS124に進み、参照経路生成部310により生成された参照経路を、前周期の目標軌道として考え、現周期の目標軌道の生成元とする。
選択した経路点から現周期の目標軌道を生成する方法は、例えば、特許第6594589号(走行計画生成装置および自動運転システム)に記載されている手法を用いて行う。
また、走行計画生成部333が、前周期の目標軌道を保持していない場合は、参照経路生成部310により生成した参照経路を前周期の目標軌道として考え、現周期の目標軌道の生成元とする。
実施の形態1によれば、車両走行のための新たな現周期の目標軌道を生成する演算量を減らすことが可能になる。
また、走行計画生成部が、目標軌道を保持していないとき、参照経路を初期の目標軌道とすることで、新たな目標軌道の生成距離を短くすることができ、演算量を削減することが可能となる。
実施の形態1の目標軌道の生成は、図3の参照経路生成部310を用いて、走行計画生成部333で行われるが、障害物の軌道を予測し、予測結果をもとに走行計画生成部333から目標軌道を生成しても良い。
また、現周期目標軌道の始点とする、前周期目標軌道の経路点の選択範囲を制限しても良い。
実施の形態2は、これらについてのものである。
図5において、符号30、40~42、100、300~302、310、311、330~333、340は図3におけるものと同一のものである。図5では、車両制御ユニット30に、障害物状態推定部320を設けている。
障害物状態推定部320は、障害物軌道予測装置321(障害物軌道予測部)および障害物侵入判定装置322(障害物侵入判定部)を有している。障害物軌道予測装置321は、例えば、特開昭61-155813号公報(移動体位置推定装置)に記載されている手法を用いて、車両1周辺の障害物の軌道を予測する機能を有している。
障害物侵入判定装置322は、障害物軌道予測装置321によって得られた障害物の予測軌道が、車両1の目標軌道に侵入しているかどうかを判定する機能を有している。
なお、走行経路生成部330に、障害物状態推定部320を含めて、走行計画生成装置と呼称することもできる。
図7において、車両1の目標軌道の各経路点tpは、前方に長さFv、後方に長さRv、左方に長さLw、右方に長さRwの侵入領域70を持つ。障害物60の予測軌道61が、侵入領域70内の縦距離dv、横距離dwの少なくともいずれか一方に入ると、障害物侵入判定装置322は、障害物60の予測軌道61が、目標軌道に侵入していると判定する。
なお、縦距離dv、横距離dwは、予め設定したパラメータである。
図8において、限定範囲lrは、障害物手前である目標軌道の範囲toboから障害物距離od(障害物側における距離範囲)と任意距離ad(車両側における距離範囲)を引いた範囲である。
障害物距離始点odsは、障害物60の予測軌道61が、目標軌道に侵入したと判定した目標軌道の経路点tpの保持する車両1の位置から、障害物距離odだけ車両1に近づけた位置とする。障害物距離始点odsと障害物距離終点odeを結ぶ距離が、障害物距離odである。
また、任意距離始点adsは、車両1の中心位置とする。任意距離終点adeは、任意距離始点adsから任意距離ad離れた位置とする。
図9において、障害物60の予測軌道61が、車両1の目標軌道に侵入し、障害物距離odと任意距離adが重なる場合に、現周期目標軌道の始点の選択範囲を模式的に示している。
障害物距離odと、任意距離adが重なる場合、任意距離終点adeと障害物距離始点odsの中点mpに最も近い前周期目標軌道の経路点を、現周期目標軌道の始点とする。
なお、ads、ode、toboは図8におけるものと同じものである。
図10において、任意範囲arは、前周期目標軌道の全体距離toadから任意距離adを引いた範囲である。目標軌道終点toeは、前周期目標軌道の全体距離toad内で終端の経路点が保持する車両1の位置とする。
また、任意距離終点adeは、任意距離始点adsから任意距離ad離れた位置である。
図11において、障害物60の予測軌道61が目標軌道に侵入していないとき、前周期目標軌道の全体距離toadが任意距離adより小さくなる場合、現周期目標軌道の始点を選択する範囲を模式的に示している。
任意距離adが前周期目標軌道の全体距離toadより大きくなる場合、現周期目標軌道の始点は目標軌道終点toeとする。
なお、任意距離終点adeは、任意距離始点adsから任意距離ad離れた位置である。
図6のフローチャートにしたがって、実施の形態2による走行計画生成装置の動作について説明する。図6は、車両制御ユニット30における目標軌道生成の処理フローを示している。
図6において、ステップS120~ステップS126は、図4におけるステップS120~ステップS126と同一の処理であり、その説明を省略する。
図6では、ステップS125とステップS126の間に、ステップS127~ステップS129の処理が挿入されている。
まず、ステップS127において、障害物軌道予測装置321により予測された障害物の予測軌道が、前周期目標軌道に侵入しているかどうかを、障害物侵入判定装置322により判定する。
車両1の目標軌道に障害物60の予測軌道61が侵入している条件を模式的に示す図7で、目標軌道の各経路点tpは、前方に長さFv、後方に長さRv、左方に長さLw、右方に長さRwの侵入領域70を持っている。
障害物60の予測軌道61が、侵入領域70内の縦距離dv、横距離dwの少なくともいずれか一方に入ると、障害物侵入判定装置322は、障害物60の予測軌道61が、目標軌道に侵入していると判定する。ここで、縦距離dv、横距離dwは、予め設定したパラメータである。
ここで、前方余裕時間TFとは、車両1の前方から障害物60まで、十分に余裕のある距離を保つために設定された時間である。
Fv=|Vtp-Vo|・TF ・・・・・(1)
ここで、後方余裕時間TRとは、車両1の後方から障害物60まで、十分に余裕のある距離を保つために設定された時間である。
Rv=|Vtp-Vo|・TR ・・・・・(2)
ここで、左方余裕時間Tlwとは、車両1の左方から障害物60まで、十分に余裕のある距離を保つために設定された時間である。右方余裕時間Trwとは、車両1の右方から障害物まで、十分に余裕のある距離を保つために設定された時間である。
Lw=|Vtp-Vo|・Tlw ・・・・・(3)
Rw=|Vtp-Vo|・Trw ・・・・・(4)
図8は、障害物60の予測軌道61が、目標軌道に侵入しているときの、現周期目標軌道の始点を選択する範囲を模式的に示している。図8に示すとおり、限定範囲lrは、障害物手前である目標軌道の範囲toboから、障害物距離odと任意距離adを引いた範囲である。
od=|Vtp-Vo|・Tod ・・・・・(5)
障害物距離終点odeは、障害物60の予測軌道61が、目標軌道に侵入したと判定された目標軌道の経路点tpの保持する車両1の位置とする。
障害物距離odを算出することにより、障害物近傍にある前周期目標軌道の経路点が、現周期目標軌道の始点として選ばれなくなるため、障害物近傍で車両1に急激挙動を要求する目標軌道の生成を防ぐことができる。
ad=V・Tad ・・・・・(6)
ここで、任意距離始点adsは、車両1の中心位置とする。
任意距離終点adeは、任意距離始点adsから任意距離ad離れた位置とする。
任意距離adを算出することにより、車両1近傍にある前周期目標軌道の経路点が、現周期目標軌道の始点として選ばれなくなるため、車両1に急激挙動を要求する目標軌道の生成を防ぐことができる。
障害物距離odと任意距離adが重なる場合、任意距離終点adeと障害物距離始点odsの中点mpに最も近い前周期目標軌道の経路点を現周期目標軌道の始点とする。
障害物60の予測軌道61が、目標軌道に侵入していないときの、現周期目標軌道の始点を選択する範囲を模式的に示す図10では、任意範囲arは、前周期目標軌道の全体距離toadから任意距離adを引いた範囲になっている。
ここで、目標軌道終点toeは、前周期目標軌道の全体距離toad内で、終端の経路点が保持する車両1の位置とする。
図11は、障害物60の予測軌道61が、目標軌道に侵入していないとき、前周期目標軌道の全体距離toadが任意距離adより小さくなる場合、現周期目標軌道の始点を選択する範囲を模式的に示している。
任意距離adが、前周期目標軌道の全体距離toadより大きくなる場合、現周期目標軌道の始点は、目標軌道終点toeとする。
また、障害物がない場合、自車付近の目標軌道の経路点が、現周期の目標軌道の始点になることを防ぎ、自車が急挙動を起こす可能性がある目標軌道の生成を防ぐことができる。
また、新たな目標軌道の始点の選択範囲が短く車両に近くても、車両から最も離れた点を選択することで、車両が急挙動を起こす可能性がある目標軌道の生成を防ぐことができる。
また、障害物があり、現周期の目標軌道の始点の選択範囲が短く車両に近くても、現周期の目標軌道の始点が障害物付近または車両付近で選択されることを防ぎ、車両が急挙動を起こす可能性がある目標軌道の生成を防ぐことができる。
なお、処理回路50には、専用のハードウェアが適用されても良い。処理回路50が専用のハードウェアである場合、処理回路50は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたもの等が該当する。
走行経路生成部330は、構成要素の各々の機能が個別の処理回路で実現されても良いし、それらの機能がまとめて1つの処理回路で実現されても良い。
以上のように、走行経路生成部330は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
5 EPSモータ、6 パワートレインユニット、7 ブレーキユニット、
11 前方カメラ、12 レーダセンサ、13 GNSSセンサ、
14 ナビゲーション装置、15 V2X受信機、16 ヨーレートセンサ、
17 速度センサ、18 加速度センサ、20 操舵角センサ、
21 操舵トルクセンサ、30 車両制御ユニット、40 EPSコントローラ、
41 パワートレインコントローラ、42 ブレーキコントローラ、50 処理回路、
51 プロセッサ、52 メモリ、60 障害物、61 予測軌道、
70 侵入領域、100 自動運転システム、300 情報取得部、
301 道路情報取得部、302 車両状態取得部、310 参照経路生成部、
311 目標点設定部、320 障害物状態推定部、321 障害物軌道予測装置、
322 障害物侵入判定装置、330 走行経路生成部、331 制約生成部、
332 経路点生成部、333 走行計画生成部、340 車両制御部
Claims (7)
- 車両が追従する目標軌道を、上記車両の走行にしたがい、順次生成して、走行計画を生成する走行計画生成装置であって、
上記車両の周辺の道路情報に基づいて、上記車両が走行するための基準経路を生成する基準経路生成部、
この基準経路生成部によって生成された基準経路に基づいて、上記車両の目指す目標点を設定する目標点設定部、
上記車両の位置から上記目標点に至るまでの間に、上記車両の位置および速度を含む上記車両の状態に基づいて定義した経由点を、複数設定する経由点設定部、
この経由点設定部により設定された複数の経由点を経由しつつ、上記目標点を終点とする目標軌道を生成する目標軌道生成部を備え、
上記目標軌道生成部は、第一の目標軌道に次いで、第二の目標軌道を生成する場合に、上記第二の目標軌道の始点を、上記第一の目標軌道の複数の経由点のいずれかにすることを特徴とする走行計画生成装置。 - 上記目標軌道生成部は、上記第一の目標軌道が無い場合に、上記基準経路を上記第一の目標軌道として用いることを特徴とする請求項1に記載の走行計画生成装置。
- 上記車両の周辺の道路情報に含まれる障害物の軌道を予測する障害物軌道予測部、
上記第一の目標軌道に上記障害物の予測軌道が侵入しているか否かを判定する障害物侵入判定部を備え、
上記目標軌道生成部は、上記障害物侵入判定部によって、上記第一の目標軌道に上記障害物の予測軌道が侵入していると判定された場合に、上記障害物との接触を回避するように、上記第二の目標軌道を生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の走行計画生成装置。 - 上記目標軌道生成部は、上記障害物侵入判定部により、上記障害物の予測軌道が上記第一の目標軌道に侵入していると判定された場合に、上記車両に急激な挙動が生じない距離にある上記第一の目標軌道の経由点を、上記第二の目標軌道の始点とすることを特徴とする請求項3に記載の走行計画生成装置。
- 上記車両に急激な挙動が生じる車両側における距離範囲と、上記障害物を避けるために上記車両に急激な挙動が生じる上記障害物側における距離範囲とが重なる場合には、重なる部分の中間に最も近い上記第一の目標軌道の経由点を、上記第二の目標軌道の始点とすることを特徴とする請求項4に記載の走行計画生成装置。
- 上記目標軌道生成部は、上記障害物侵入判定部により、上記第一の目標軌道に上記障害物の予測軌道が侵入していないと判定された場合に、上記車両に急激な挙動が生じない距離にある上記第一の目標軌道の経由点を、上記第二の目標軌道の始点とすることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の走行計画生成装置。
- 上記目標軌道生成部は、上記障害物侵入判定部により、上記第一の目標軌道に上記障害物の予測軌道が侵入していないと判定された場合で、かつ、上記第一の目標軌道の終点までの距離が、上記車両に急激な挙動が生じる距離範囲内にある場合には、上記第一の目標軌道の終点を、上記第二の目標軌道の始点とすることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の走行計画生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021073824A JP7258074B2 (ja) | 2021-04-26 | 2021-04-26 | 走行計画生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021073824A JP7258074B2 (ja) | 2021-04-26 | 2021-04-26 | 走行計画生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022168406A true JP2022168406A (ja) | 2022-11-08 |
JP7258074B2 JP7258074B2 (ja) | 2023-04-14 |
Family
ID=83933579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021073824A Active JP7258074B2 (ja) | 2021-04-26 | 2021-04-26 | 走行計画生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7258074B2 (ja) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015219770A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 株式会社豊田中央研究所 | 車両制御装置及びプログラム |
JP2016051465A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | ホンダ リサーチ インスティテュート ヨーロッパ ゲーエムベーハーHonda Research Institute Europe GmbH | 衝突後操縦計画を行う方法及びシステム、並びに当該システムを備える車両 |
JP2016071568A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 日立建機株式会社 | 管制制御装置 |
JP2016149109A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 国立大学法人金沢大学 | 車両走行制御装置 |
JP2017084115A (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム |
WO2017199751A1 (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム |
JP2019194073A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-11-07 | バイドゥ ユーエスエイ エルエルシーBaidu USA LLC | 自動運転車の軌跡候補を評価するための方法 |
WO2020129208A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | 三菱電機株式会社 | 走行計画生成装置および自動運転システム |
JP2020185946A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム |
JP2021062777A (ja) * | 2019-10-15 | 2021-04-22 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御システム |
-
2021
- 2021-04-26 JP JP2021073824A patent/JP7258074B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015219770A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 株式会社豊田中央研究所 | 車両制御装置及びプログラム |
JP2016051465A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | ホンダ リサーチ インスティテュート ヨーロッパ ゲーエムベーハーHonda Research Institute Europe GmbH | 衝突後操縦計画を行う方法及びシステム、並びに当該システムを備える車両 |
JP2016071568A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 日立建機株式会社 | 管制制御装置 |
JP2016149109A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 国立大学法人金沢大学 | 車両走行制御装置 |
JP2017084115A (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム |
WO2017199751A1 (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム |
JP2019194073A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-11-07 | バイドゥ ユーエスエイ エルエルシーBaidu USA LLC | 自動運転車の軌跡候補を評価するための方法 |
WO2020129208A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | 三菱電機株式会社 | 走行計画生成装置および自動運転システム |
JP2020185946A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム |
JP2021062777A (ja) * | 2019-10-15 | 2021-04-22 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7258074B2 (ja) | 2023-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6594589B1 (ja) | 走行計画生成装置および自動運転システム | |
CN111066071B (zh) | 驾驶辅助车辆的位置误差校正方法及位置误差校正装置 | |
US9229453B1 (en) | Unified motion planner for autonomous driving vehicle in avoiding the moving obstacle | |
US9227632B1 (en) | Method of path planning for evasive steering maneuver | |
US20160018229A1 (en) | Accurate curvature estimation algorithm for path planning of autonomous driving vehicle | |
JP4435519B2 (ja) | 車両の走行制御装置 | |
JP7119428B2 (ja) | 運転支援装置 | |
EP3330669B1 (en) | Control method for travel control device, and travel control device | |
US11708069B2 (en) | Obstacle avoidance apparatus and obstacle avoidance route generating apparatus | |
JP6610799B2 (ja) | 車両の走行制御方法および走行制御装置 | |
US20200331462A1 (en) | Parking assistance device and control method of parking assistance device | |
JP2020050108A (ja) | 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム | |
US20220314967A1 (en) | Vehicular control system | |
JP2008190904A (ja) | 移動速度推定装置 | |
JP2009252032A (ja) | 車両の接触回避支援装置 | |
JP7258074B2 (ja) | 走行計画生成装置 | |
JP4976998B2 (ja) | 車両の走行安全装置 | |
CN114523968B (zh) | 周围车辆监测装置和周围车辆监测方法 | |
CN112550449B (zh) | 车辆无线充电引导的横向控制 | |
US20240103540A1 (en) | Remote control device | |
JP7317166B1 (ja) | 運転支援装置及び運転支援方法 | |
JP7175344B1 (ja) | 車両制御装置、車両制御システム、車両制御方法及び車両制御プログラム | |
US20240116506A1 (en) | Control calculation apparatus and control calculation method | |
US20230126923A1 (en) | Vehicle control device, vehicle control system, vehicle control method, and computer-readable storage medium | |
JP7241800B2 (ja) | 車両制御装置及び車両制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230404 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7258074 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |