JP2022166905A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子部品を損傷させることなく、容易に取り外すができる電子機器を提供する。【解決手段】本発明の一態様に係る電子機器は、電子部品と、前記電子部品に対向して設けられたキャビネットと、前記電子部品の隣接する2辺の各々に沿って延びる2つの延伸部と、前記2つの延伸部をつなぐ湾曲部と、を含むとともに、前記電子部品と前記キャビネットとの間に設けられた粘着シートと、前記2つの延伸部のうち、一方の延伸部に設けられ、前記粘着シートを引っ張るためのタブと、を備え、前記粘着シートは、前記一方の延伸部における前記湾曲部側で、かつ前記粘着シートの幅方向における一側に設けられた切欠部を有する。【選択図】図4
Description
本発明は電子機器に関する。
例えば、特許文献1には、電池パックを収納して接着剤で固定する電池ホルダと、電池ホルダに設けられ、電池パック設置面に設けられたスリットを通って電池パック設置面から電池パック設置面の裏面へ一端が引き回された電池取外しシートと、を備えた携帯電話機が開示されている。上述の携帯電話機では、電池取外しシートの他端に設けられ、電池ホルダの電池パック設置面と対向する開口部から延び出るプルタブ部を電池パック設置面と垂直な方向に引っ張ることで、電池パックから接着剤を剥がして、電池パックを電池ホルダから取り出している。
上述のような電子機器(携帯電話機)では、プルタブ部を引っ張ったときに、電池パックのプルタブ部近傍の部分にストレスがかかって、電池パックが変形して、再利用することができない恐れがあった。
そこで、例えば、電池パック等の電子部品と電子部品を取り付けるキャビネットとを粘着シートで固定し、粘着シート自体に設けられたタブを引っ張ることで、粘着シートを剥離して電子部品を取り外す方法が採用されている。
上述の方法では、粘着シートは、一般的に、略一定の幅を有する帯状に形成されるとともに、電子部品の外形に沿って延びるように配置されているため、電子部品の角部に沿って粘着シートが湾曲している場合、タブを用いて粘着シートを引っ張ったときに、湾曲部分において粘着シートの巻き込みが発生する場合がある。粘着シートの巻き込みが発生すると、湾曲部分において粘着シートが切断されて残留し、電子部品が損傷したり、取り外したりできない場合があった。
そこで、本発明の一態様は、例えば、電子部品を損傷させることなく、容易に取り外すができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電子機器は、電子部品と、前記電子部品に対向して設けられたキャビネットと、前記電子部品の隣接する2辺の各々に沿って延びる2つの延伸部と、前記2つの延伸部をつなぐ湾曲部と、を含むとともに、前記電子部品と前記キャビネットとの間に設けられた粘着シートと、前記2つの延伸部のうち、一方の延伸部に設けられ、前記粘着シートを引っ張るためのタブと、を備え、前記粘着シートは、前記一方の延伸部における前記湾曲部側で、かつ前記粘着シートの幅方向における一側に設けられた切欠部を有する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態について説明する。なお、本明細書及び図面において、同一又は同等の要素には同一の符号を付することにより重複する説明は省略し、また、本発明に直接関係のない要素は図示を省略する場合がある。さらに、かかる実施の形態に示す構成要素の形態はあくまでも例示であって、これらの形態に限定されるものではない。
以下、図1から図3までを用いて、本発明の一態様に係る電子機器100について説明する。電子機器100は、例えば、スマートフォンである。電子機器100は、後述の表示ユニット110を備える電子機器であればよく、スマートフォンに限らず、例えば、折り畳み式の携帯電話機、ウェアラブル端末、タブレット端末等の各種の電子機器であってもよい。図1は、電子機器100の前面図である。図2は、電子機器100の後面図である。図3は、電子機器100の分解斜視図である。図3では、キャビネット120に取り付けられる基板や、リアカバー130について図示を省略している。以下の説明では、後述の表示ユニット110の長手方向を上下方向、表示ユニット110の短手方向を左右方向、表示ユニット110の厚さ方向を前後方向と規定して説明する。また、電子機器100において、表示ユニット110が設けられる側を前側として説明する。ただし、これらの方向は、説明のために便宜上規定した方向であって、使用時の方向を規定する趣旨ではない。
電子機器100は、例えば、前面視において略矩形に形成された偏平な外形を有する。電子機器100は、例えば、表示ユニット110と、キャビネット120と、リアカバー130と、を備える。
表示ユニット110は、例えば、前面視において略矩形に形成されている。表示ユニット110は、画像を表示可能な表示パネル111と、表示パネル111の前面に重畳して設けられたカバーパネル112と、を有する。表示パネル111は、例えば、自発光素子として、OLED(Organic Light Emitting Diode)を有するパネルである。カバーパネル112は、表示パネル111の前面を覆うパネルである。カバーパネル112は、例えば、タッチパネルと一体的に設けられる。
なお、表示パネル111は、自発光素子として、OLED(Organic Light Emitting Diode)を有しているが、これに限らず、例えば、QLED(Quantum Dot Light Eimitting Diode)を有するものであってもよい。また、表示パネル111は、自発光素子を有するパネルに限らず、例えば、液晶パネル(LCD)であってもよい。また、カバーパネル112は、タッチパネルと一体的に設けられているが、これに限らず、ガラスパネル又はアクリルパネルのみで構成されてもよい。
キャビネット120は、略矩形の平板状に形成される。また、キャビネット120の周縁部は、前方及び後方にそれぞれ突出している。キャビネット120は、樹脂または金属により構成されている。
キャビネット120の前面には、表示ユニット110が取り付けられる。表示ユニット110は、キャビネット120の前面の略全域を覆うように、キャビネット120の周縁部に嵌め込んで取り付けられる。具体的には、表示パネル111は、例えば、キャビネット120の前面のうち、上下にスペースをあけて配置される。カバーパネル112は、キャビネット120の前面の略全域を覆うように配置される。
キャビネット120の後面には、電子機器100を構成する各種の電子部品(例えば、後述の第1のカメラモジュール121、第2のカメラモジュール122、レシーバ123等)を取り付けた基板(図示せず)や充電池124が取り付けられる。
キャビネット120の上端部中央には、第1のカメラモジュール121が配置される(図4参照)。第1のカメラモジュール121は、撮像方向が前方となるように配置される。第1のカメラモジュール121は、インカメラである。第1のカメラモジュール121は、例えば、カラーイメージセンサ、レンズ等を含むカメラ121aと、近接センサ121bと、を含む。キャビネット120の上端部中央において、左側にカメラ121aが配置され、右側に近接センサ121bが配置される。近接センサ121bは、近接センサ121bの所定範囲内に近接する近接物の存在を検出する。電子機器100は、例えば、近接センサ121bを用いて、アプリケーションの誤作動を抑制している。
キャビネット120の上側中央、より具体的には、第1のカメラモジュール121の下側に、第2のカメラモジュール122が配置される(図4参照)。第2のカメラモジュール122は、撮像方向が後方となるように配置される。第2のカメラモジュール122は、アウトカメラである。
キャビネット120の上端部右側には、レシーバ123が配置される(図4参照)。レシーバ123は、制御部から入力された音声信号に基づく音声を再生するものである。
キャビネット120の後面における中央から下部にかけて充電池124が配置される(図4参照)。充電池124は、電子機器100の電力源として機能する。充電池124は、例えば、リチウムイオン電池等の充電可能な電池である。キャビネット120の下側中央には、充電池124用のスペーサ124aが配置される。
リアカバー130は、例えば、正面視において略矩形に形成されている。リアカバー130は、キャビネット120の後面に取り付けられる。リアカバー130は、キャビネット120の後面の略全域を覆うように、キャビネット120の周縁部に嵌め込んで取り付けられる。リアカバー130には、第2のカメラモジュール122を外部に露出させるための開口部が形成されている。
図3から図5までを用いて、粘着シート140について説明する。図3は、電子機器100の分解斜視図である。図3では、キャビネット120に取り付けられる基板や、リアカバー130について図示を省略している。図4は、粘着シート140が貼り付けられた状態におけるキャビネット120の前面図である。図5は、第1の延伸部141を示す図4における部分拡大図である。
図3に示すように、粘着シート140は、例えば、表示ユニット110とキャビネット120との間に設けられる。すなわち、粘着シート140は、表示ユニット110とキャビネット120とを固定している。
粘着シート140は、例えば、細長い帯状の両面テープである。粘着シート140は、粘着シート140を引っ張ることで粘着力が低下するように構成されている。
図4に示すように、粘着シート140は、表示ユニット110のキャビネット120と対向する側の面において、表示ユニット110の外形を構成する縁部に沿った形状を有する。粘着シート140は、例えば、表示ユニット110の左右一対の辺と上辺とをつないだ略逆U字状に形成されている。以上のように、粘着シート140は、表示ユニット110の外形を構成する3辺に沿うように延びているが、これに限らず、表示ユニット110の外形を構成する、少なくとも隣接する2辺に沿って延びていればよい。また、粘着シート140は、表示ユニット110の外形を構成する縁部に沿っているが、これに限らず、例えば、キャビネット120の外形を構成する縁部に沿うように設けられてもよい。
本実施形態では、粘着シート140は、表示ユニット110の左辺に沿って延びる第1の延伸部141と、表示ユニット110の左辺から上辺にかけて湾曲する第1の湾曲部142と、表示ユニット110の上辺に沿って延びる第2の延伸部143と、表示ユニット110の上辺から右辺にかけて湾曲する第2の湾曲部144と、表示ユニット110の右辺に沿って延びる第3の延伸部145と、を含む。
粘着シート140は、例えば、粘着シート140を引っ張るための複数のタブ150を有する。タブ150は、粘着性を有さない把持部である。タブ150は、例えば、正面視において、略矩形状に形成される。本実施形態では、タブ150は、例えば、各延伸部、より具体的には、第1の延伸部141と第2の延伸部143と第3の延伸部145にそれぞれ設けられる。
なお、タブ150は、各延伸部に1つ設けられることが好ましいが、これに限らず、各延伸部に複数設けられてもよいし、複数の延伸部のうち、所定の延伸部のみに設けられてもよい。
タブ150は、例えば、粘着シート140の内周側に設けられる。粘着シート140の内周側とは、粘着シート140の幅方向における一方の側である。ここでの粘着シート140の幅方向とは、粘着シート140の延びる方向に対して直交する方向である。本実施形態では、第1の延伸部141及び第3の延伸部145における幅方向とは、左右方向を指し、第2の延伸部143における幅方向とは、上下方向を指す。具体的には、第1の延伸部141において、タブ150は、右側に位置する内周縁に設けられる。第2の延伸部143において、タブ150は、下側に位置する内周縁に設けられる。第3の延伸部145において、タブ150は、左側に位置する内周縁に設けられる。
キャビネット120には、タブ150と前後方向に重なる位置に、タブ150をキャビネット120の後面側から引っ張るための開口部151を有する。開口部151は、キャビネット120を前後方向に貫通して設けられる。開口部151は、例えば、前後方向からみて、少なくともタブ150の周囲を囲うように形成される。タブ150が複数存在する場合、開口部151は、各タブ150に対応する位置にそれぞれ設けられる。これにより、電子機器100からリアカバー130を取り外した状態において、キャビネット120の後面側から開口部151を通じてタブ150を引っ張ることを可能にしている。ゆえに、開口部151を介してタブ150を引っ張ることによって、表示ユニット110とキャビネット120との間に設けられた粘着シート140を剥がすことができる。
粘着シート140は、例えば、粘着シート140を所定の位置で切断するための複数の切欠部160を有する。切欠部160は、粘着シート140を、各延伸部に対応する部分ごとに切断できるように設けられる。本実施形態では、切欠部160は、第1の延伸部141の第1の湾曲部142側と、第2の延伸部143の第2の湾曲部144側と、にそれぞれ設けられる。
切欠部160は、例えば、粘着シート140の外周側に設けられる。外周側とは、粘着シート140の幅方向における他方の側である。すなわち、切欠部160は、粘着シート140の幅方向において、タブ150が設けられる側と反対側である。具体的には、第1の延伸部141において、切欠部160は、左側に位置する外周縁に設けられる。第2の延伸部143において、切欠部160は、上側に位置する外周縁に設けられる。
なお、切欠部160は、粘着シート140の外周側に設けられているが、これに限らず、粘着シート140の幅方向において、タブ150が設けられる側と反対側に設けられればよく、例えば、粘着シート140の内周側に切欠部160を設け、粘着シート140の外周側にタブ150を設けてもよい。
図4及び図5に示すように、切欠部160は、粘着シート140の外周縁から内側に向けて切り欠いた形状を有している。切欠部160は、例えば、粘着シート140の外周縁から内側に向かうにつれて狭まる突状に切り欠いた形状を有する。また、切欠部160は、例えば、粘着シート140の外周縁から内側に向かうにつれて、近傍に位置する湾曲部側に傾斜するように切り欠いた形状を有する。
図5に示すように、第1の延伸部141において、切欠部160は、粘着シート140の外周縁から内側に向けて延びる一対の辺を有する。一対の辺は、第1の湾曲部142側に位置する上辺160aと、第1の湾曲部142側と反対側に位置する下辺160bである。上辺160aは、第1の延伸部141における外周縁から内側に向かうにつれて第1の湾曲部142側(上側)に向けて傾斜している。同様に、下辺160bは、第1の延伸部141における外周縁から内側に向かうにつれて第1の湾曲部142側(上側)に向けて傾斜している。
同様に、第2の延伸部143において、切欠部160は、粘着シート140の外周縁から内側に向けて延びる一対の辺を有する。一対の辺は、第2の湾曲部144側に位置する右辺160cと、第2の湾曲部144側と反対側に位置する左辺160dである(図8参照)。右辺160cは、第2の延伸部143における外周縁から下側に向かうにつれて第2の湾曲部144側(右側)に向けて傾斜している。同様に、左辺160dは、第2の延伸部143における外周縁から内側に向かうにつれて第2の湾曲部144側(右側)に向けて傾斜している。
以下では、図6及び図7を用いて、第1の延伸部141のタブ150を用いた粘着シート140の剥離について説明する。図6は、第1の延伸部141のタブ150を用いて引っ張った状態の粘着シート140を示すキャビネット120の前面図である。図7は、第1の延伸部141を剥離した状態の粘着シート140を示すキャビネット120の前面図である。
図6に示すように、ユーザが、第1の延伸部141のタブ150を、キャビネット120の後面側から開口部151を介して、図6に示す矢印の方向(右方向)に引っ張ることで、第1の延伸部141のうち、タブ150近傍に位置する部分から、上下に向けて粘着シート140を徐々に剥離することができる。そして、タブ150、又はタブ150近傍の剥離された粘着シート140を把持して、例えば、上方向に引っ張ることで、粘着シート140の一端側(下端側)を、剥離することができる。一方、タブ150、又はタブ150近傍の剥離された粘着シート140を把持して、例えば、下方向に引っ張り、粘着シート140が切欠部160に達する部分まで剥離されると、切欠部160が形成された第1の延伸部141の幅が狭まった部分に応力が集中し、粘着シート140を切欠部160において切断することができる。ゆえに、図7に示すように、第1の延伸部141のタブ150を引っ張ることで、粘着シート140のうち、第1の延伸部141に対応する部分のみを剥離することができる。
ゆえに、粘着シート140のうち、表示ユニット110の各辺に対応する部分ごとに、粘着シート140を剥離することができるため、各辺に対応する延伸部をつなぐ湾曲部において、粘着シート140が絡まることを防止できる。したがって、粘着シート140が湾曲部に残留することがないため、表示ユニット110を損傷させることなく、表示ユニット110をキャビネット120から容易に取り外すことができる。また、切欠部160は、粘着シート140の幅方向において、タブ150が設けられた側と反対側に設けられることで、第1の延伸部141のうち、応力が作用しやすい側、すなわち、タブ150が設けられた側に、粘着シート140の幅が狭まった部分が設けられて、この部分に応力を集中させることができるため、粘着シート140を着実に切断させることができる。
また、切欠部160が、外周縁から内側に向かうにつれて狭まる突状に切り欠いた形状を有することで、切欠部160の先端(内端E1)を、粘着シート140を引っ張ったときの応力が集中しやすい形状にすることができる。ゆえに、粘着シート140の切欠部160が形成された幅が狭まった部分に応力を集中させて、粘着シート140を切断させることができる。
また、切欠部160が、外周縁から内側に向かうにつれて、近傍に位置する第1の湾曲部142側に傾斜するように切り欠いた形状を有することで、切欠部160の内端E1よりも第1の湾曲部142側の粘着シート140の幅を、切欠部160の内端E1に位置する粘着シート140の幅よりも急激に大きくすることができる。ゆえに、粘着シート140のうち、切欠部160の内端E1に位置する幅が狭まった部分に応力を集中させて、粘着シート140を切断させることができる。
より具体的には、下辺160bが、第1の湾曲部142側に傾斜することで、切欠部160の外周縁と下辺160bとのなす角が鈍角に形成されることで、切欠部160の外周縁から下辺160bにかけて、粘着シート140の幅方向の長さを徐々に短くすることができる。ゆえに、粘着シート140を引っ張ったときに、切欠部160の内端E1に向けて粘着シート140をスムーズに剥離することができるため、切欠部160の内端E1、すなわち、粘着シート140の幅が狭まった部分に応力を集中させて、粘着シート140を着実に切断することができる。
また、上辺160aが、第1の湾曲部142側に傾斜することで、切欠部160の内端E1と切欠部160の上辺160aとのなす角が鋭角に形成されることで、切欠部160の内端E1よりも第1の湾曲部142側(上側)において、粘着シート140の幅を急増させることができる。ゆえに、粘着シート140を引っ張ったときに、切欠部160の内端E1、すなわち、粘着シート140の幅が狭まった部分に応力を集中させて、粘着シート140を着実に切断することができる。
なお、第2の延伸部143に設けられる切欠部160についても、第1の延伸部141に設けられる切欠部160と同様の構成を有するため、上述の効果を有する。
以下では、図8及び図9を用いて、第2の延伸部143について説明する。図8は、第2の延伸部143を示す図4における部分拡大図である。図9は、拡幅部143aを示す図4における部分拡大図である。
第2の延伸部143は、左右方向に延びている。第2の延伸部143は、カメラ121aの周囲を囲う拡幅部143aと、拡幅部143aの左側に隣り合うように設けられた左狭幅部143bと、拡幅部143aの右側に隣り合うように設けられた右狭幅部143cと、を含む。
図8に示すように、拡幅部143aは、キャビネット120の上端部中央に配置される。拡幅部143aは、第1のカメラモジュール121に対応する位置に設けられる。
左狭幅部143bは、拡幅部143aに対して相対的に幅(上下方向の長さ)が小さくなるように設けられる。左狭幅部143bは、第1の湾曲部142と拡幅部143aとをつなぐように左右方向に延びている。より具体的には、左狭幅部143bは、第1の湾曲部142と拡幅部143aとの間において、上側を通るように左右方向に延びている。すなわち、左狭幅部143bの拡幅部143aとの接続部分P1は、拡幅部143aの幅方向における上側寄りに位置している。言い換えれば、粘着シート140は、左狭幅部143bから拡幅部143aにかけて下側に膨らむように形成されている。
左狭幅部143bには、第2の延伸部143を引っ張るためのタブ150が設けられている。タブ150は、左狭幅部143bの内周縁に設けられている。
右狭幅部143cは、拡幅部143aに対して相対的に幅(上下方向の長さ)が小さくなるように設けられる。右狭幅部143cは、拡幅部143aと第2の湾曲部144とをつなぐように左右方向に延びている。より具体的には、右狭幅部143cは、拡幅部143aと第2の湾曲部144との間において、上側に配置されたレシーバ123を避けるように、レシーバ123の下側を通るように左右方向に延びている。すなわち、右狭幅部143cの拡幅部143aとの接続部分P2は、拡幅部143aの幅方向における下側寄りに位置している。言い換えれば、粘着シート140は、右狭幅部143cから拡幅部143aにかけて上側に膨らむように形成されている。なお、右狭幅部143cは、レシーバ123と、第2のカメラモジュール122との間のわずかなスペースに配置されるため、左狭幅部143bに対して相対的に幅が小さくなっている。
右狭幅部143cには、上側に位置する外周縁に、切欠部160が設けられている。切欠部160は、外周縁から内側に向かうにつれて、第2の湾曲部144側に傾斜している。
以上の構成において、ユーザが、左狭幅部143bのタブ150を、図8に示す矢印の方向(下方向)に引っ張ることで、第2の延伸部143のうち、タブ150近傍に位置する部分から、左右に向けて粘着シート140を徐々に剥離することができる。そして、タブ150、又はタブ150近傍の剥離された粘着シート140を把持して、例えば、右方向に引っ張ることで、粘着シート140の一端側(左端側)を、第1の延伸部141の切欠部160が形成された部分まで剥離することができる。一方、タブ150、又はタブ150近傍の剥離された粘着シート140を把持して、例えば、左方向に引っ張り、粘着シート140が拡幅部143aを通って右狭幅部143cの切欠部160に達する部分まで剥離されると、切欠部160が形成された右狭幅部143cの幅が狭まった部分に応力が集中し、粘着シート140を切欠部160において切断することができる。ゆえに、第2の延伸部143のタブ150を引っ張ることで、粘着シート140のうち、第2の延伸部143に対応する部分、より具体的には、第1の湾曲部142と第2の延伸部143とを剥離することができる。
最後に、粘着シート140のうち、第3の延伸部145のタブ150を引っ張ることで、粘着シート140のうち、第3の延伸部145に対応する部分、より具体的には、第2の湾曲部144と第3の延伸部145とを剥離することができる。以上のように、各延伸部に対応するタブ150を用いて、粘着シート140を引っ張ることで、粘着シート140を各延伸部に対応する部分ごとに切断することができる。
図9に示すように、拡幅部143aは、カメラ121aを表示ユニット110側に露出させる第1の開口部170と、近接センサ121bを表示ユニット110側に露出させる第2の開口部180と、を有する。
第1の開口部170の長手方向D1は、左狭幅部143b側、本実施形態では左側に向かうにつれて、拡幅部143aと左狭幅部143bとの接続部分P1に近づくように、左右方向に対して傾斜している。すなわち、第1の開口部170の左狭幅部143b側の端部が、接続部分P1に近づくように、左右方向に対して傾斜している。
以上のように、拡幅部143aと左狭幅部143bとの接続部分P1において、粘着シート140の粘着面積を減らすことで、タブ150を引っ張って粘着シート140を剥離するときの応力が、拡幅部143aに伝わる前に接続部分P1に集中することを抑制し、粘着シート140がちぎれることを防止できる。また、第1の開口部170の長手方向D1と、拡幅部143aにおいて粘着シート140を引っ張る方向(左狭幅部143bから拡幅部143aに拡幅する方向、本実施形態では、右斜め下方)とを、同一の方向に近づけることで、第1の開口部170が粘着シート140を剥離する際に抵抗となりにくいため、粘着シート140がちぎれることを防止できる。
また、左狭幅部143bの拡幅部143aとの接続部分P1と、右狭幅部143cの拡幅部143aとの接続部分P2とは、粘着シート140の幅方向に離れるように設けられる。すなわち、接続部分P1が拡幅部143aの上側寄りに配置され、接続部分P2が拡幅部143aの下側寄りに配置される。これにより、第1の開口部170の長手方向D1は、右狭幅部143c側、本実施形態では、右側に向かうにつれて、拡幅部143aと右狭幅部143cとの接続部分P2に近づくように傾斜させることができる。すなわち、第1の開口部170の右狭幅部143c側の端部が、接続部分P2に近づくように、左右方向に対して傾斜させることができる。
これにより、第1の開口部170の左狭幅部143b側の端部が、接続部分P1に近づくとともに、第1の開口部170の右狭幅部143c側の端部が、接続部分P2に近づくように第1の開口部170を設けることができる。ゆえに、各接続部分近傍における粘着シート140の粘着面積を減らすことができるため、各接続部分に応力が集中することを抑制でき、粘着シート140がちぎれることを防止できる。
第1の開口部170は、右狭幅部143cに向かうにつれて、開口面積が小さくなるように形成される。第1の開口部170は、例えば、カメラ121aの周縁部の一部を覆う円弧状部171と、円弧状部171の各端部にそれぞれ接続され、第1の開口部170の長手方向D1側に沿って延びる一対の辺172と、を有する。一対の辺172は、右狭幅部143cに向かうにつれて、対向する間隔が狭くなるように形成される。
右狭幅部143cは、左狭幅部143bと比べてタブ150から遠くに位置している点、及び、左狭幅部143bと比べて幅が狭い点から、粘着シート140を剥離する際にちぎれやすい。そこで、第1の開口部170は、右狭幅部143cに向かうにつれて、開口面積が小さくなるように形成されることで、右狭幅部143c側において、粘着シート140の粘着面積が急激に変化することを抑制することで、粘着シート140がちぎれることを防止している。
拡幅部143aは、第1の開口部170と、右狭幅部143cとの間に、近接センサ121bを表示ユニット110側に露出させる第2の開口部180を有する。近接センサ121bは、粘着シート140によって周囲を覆われる必要のない電子部品である。拡幅部143aにおける右狭幅部143c側の位置において、近接センサ121bの周囲を粘着シート140によってあえて覆うことで、右狭幅部143c側に向かうにつれて粘着シート140の粘着面積を徐々に減らすことができる。ゆえに、右狭幅部143cの拡幅部143aとの接続部分P2に応力が集中することを抑制し、粘着シート140がちぎれることを防止できる。
第2の開口部180は、その周囲に位置する粘着シート140の厚みが略一定となるように形成される。具体的には、拡幅部143aの外周縁との間隔、拡幅部143aの内周縁との間隔、拡幅部143aの右狭幅部143c側の端部との間隔及び第1の開口部170との間隔が略一定となるように形成される。
すなわち、第2の開口部180は、拡幅部143aの外周縁と略一定の間隔をあけて配置される上辺180aと、拡幅部143aの内周縁と略一定の間隔をあけて配置される下辺180bと、第1の開口部170と略一定の間隔をあけて配置される左辺180cと、拡幅部143aの右端部と略一定の間隔をあけて配置される右辺180dと、を含む。
以上のように、第2の開口部180の周囲に位置する粘着シート140の厚みを略一定とすることで、右狭幅部143c側に向かうにつれて粘着面積を徐々に減少させるとともに、粘着シート140がちぎれることを抑制している。また、第1の開口部170(一対の辺172のうち、第2の開口部180側の辺)と、第2の開口部180(左辺180c)との間隔が一定となるように設けられることで、粘着シート140がちぎれることを抑制することができる。
なお、第1の開口部170の長手方向D1は、タブ150が設けられる左狭幅部143b側に向かうにつれて、拡幅部143aと左狭幅部143bとの接続部分P1に近づくように、左右方向に対して傾斜しているが、これに限らず、例えば、タブ150が右狭幅部143cに設けられる場合、右狭幅部143c側に向かうにつれて、拡幅部143aと右狭幅部143cとの接続部分P2に近づくように、左右方向に対して傾斜してもよい。
また、切欠部160は、第1の延伸部141の第1の湾曲部142側と第2の延伸部143の第2の湾曲部144側とに設けられているが、これに限らず、例えば、第2の延伸部143の第1の湾曲部142側と第3の延伸部145の第2の湾曲部144側とに設けてもよいし、第1の延伸部141の第1の湾曲部142側と第3の延伸部145の第2の湾曲部144側とに設けてもよいし、複数の延伸部のうち1つの延伸部のみに設けてもよい。
図10を用いて、粘着シートの第1の変形例について説明する。図10は、粘着シートの第1の変形例を示すキャビネット120の前面図である。第1の変形例である粘着シート140aは、粘着シート140と比べて、右狭幅部143cにタブ150が設けられる点が異なっている。粘着シート140aは、粘着シート140と同様の構成について、説明を省略する。
粘着シート140aは、右狭幅部143cにタブ150が設けられている。タブ150は、右狭幅部143cにおいて、切欠部160よりも拡幅部143a寄りに設けられる。
以上の構成において、ユーザが、右狭幅部143cのタブ150を下方向に引っ張ることで、第2の延伸部143のうち、タブ150近傍に位置する部分から、左右に向けて粘着シート140aを徐々に剥離することができる。そして、タブ150又はタブ150近傍の剥離された粘着シート140aを把持して、例えば、右方向に引っ張ることで、粘着シート140aを、拡幅部143a及び左狭幅部143bを介して、第1の延伸部141の切欠部160が形成された部分まで剥離することができる。一方、タブ150又はタブ150近傍の剥離された粘着シート140aを把持して、例えば、左方向に引っ張り、粘着シート140aが、右狭幅部143cの切欠部160に達する部分まで剥離されると、切欠部160が形成された右狭幅部143cの幅が狭まった部分に応力が集中し、粘着シート140aを切欠部160において切断することができる。ゆえに、第2の延伸部143のタブ150を引っ張ることで、粘着シート140aのうち、第2の延伸部143に対応する部分、より具体的には、第1の湾曲部142と第2の延伸部143とを剥離することができる。
また、第1の開口部170の長手方向D1は、タブ150が設けられた右狭幅部143c側、本実施形態では右側に向かうにつれて、拡幅部143aと右狭幅部143cとの接続部分P2に近づくように、左右方向に対して傾斜している。すなわち、第1の開口部170の右狭幅部143c側の端部が、接続部分P2に近づくように、左右方向に対して傾斜している。
さらに、第1の開口部170の長手方向D1は、左狭幅部143b側、本実施形態では左側に向かうにつれて、拡幅部143aと左狭幅部143bとの接続部分P1に近づくように、左右方向に対して傾斜している。すなわち、第1の開口部170の左狭幅部143b側の端部が、接続部分P1に近づくように、左右方向に対して傾斜している。
これにより、第1の開口部170の左狭幅部143b側の端部が、接続部分P1に近づくとともに、第1の開口部170の右狭幅部143c側の端部が、接続部分P2に近づくように第1の開口部170を設けることができる。ゆえに、各接続部分近傍における粘着シート140aの粘着面積を減らすことができるため、各接続部分に応力が集中することを抑制でき、粘着シート140aがちぎれることを防止できる。
なお、粘着シート140aでは、左狭幅部143b及び右狭幅部143cにタブ150をそれぞれ設けているが、これに限らず、例えば、右狭幅部143cのみにタブ150を設けてもよい。
なお、粘着シート140や粘着シート140aは、表示ユニット110とキャビネット120との間に設けられているが、これに限らず、電子部品とキャビネット120との間に設けられればよく、例えば、充電池124とキャビネット120との間に設けられてもよい。
以上の構成において、電子機器100は、電子部品(上記実施形態では、表示ユニット110)と、キャビネット120と、粘着シート140と、タブ150と、を備える。キャビネット120は、電子部品と対向して設けられる。粘着シート140は、2つの延伸部(上記実施形態では、第1の延伸部141及び第2の延伸部143)と、湾曲部(上記実施形態では、第1の湾曲部142)と、を含むとともに、電子部品とキャビネット120との間に設けられる。2つの延伸部は、電子部品の隣接する2辺の各々に沿って延びる。湾曲部は、2つの延伸部をつなぐ。タブ150は、2つの延伸部のうち、一方の延伸部(上記実施形態では、第1の延伸部141)に設けられ、粘着シート140を引っ張るためのタブである。粘着シート140は、一方の延伸部における湾曲部(上記実施形態では、第1の湾曲部142)側で、かつ粘着シート140の幅方向における一側に設けられた切欠部160を有する。これにより、粘着シート140のうち、電子部品の各辺に対応する部分ごとに、粘着シート140を剥離することができるため、各辺に対応する延伸部をつなぐ湾曲部において、粘着シート140が絡まることを防止できる。したがって、粘着シート140が湾曲部に残留することがないため、電子部品を損傷させることなく、電子部品をキャビネット120から容易に取り外すことができる。
また、切欠部160は、粘着シート140の幅方向において、タブ150が設けられる側と反対側に設けられる。ここで、タブ150が引っ張られる際には、一方の延伸部のうちでタブ150と同じ側に応力が作用しやすい。そこで、上記のように切欠部160を設けることで、一方の延伸部のうちで応力が作用しやすい側に、粘着シート140の幅が狭まった部分が設けられて、この部分に応力を集中させることができるため、粘着シート140を着実に切断させることができる。
また、切欠部160は、粘着シート140の幅方向の一側(上記実施形態では、外周側)から他側(上記実施形態では、内側)に向けて狭まる突状に切り欠いた形状を有する。これにより、切欠部160の先端(内端E1)を、粘着シート140を引っ張ったときの応力が集中しやすい形状にすることができる。ゆえに、粘着シート140の切欠部160が形成された幅が狭まった部分に応力を集中させて、粘着シート140を切断させることができる。
また、切欠部160は、粘着シート140の幅方向の一側(上記実施形態では、外周側)から他側(上記実施形態では、内側)に向けて湾曲部(上記実施形態では、第1の湾曲部142)側に傾斜するように切り欠いた形状を有する。これにより、切欠部160の内端E1よりも湾曲部(第1の湾曲部142)側の粘着シート140の幅を、切欠部160の内端E1に位置する粘着シート140の幅よりも急激に大きくすることができる。ゆえに、粘着シート140のうち、切欠部160の内端E1に位置する幅が狭まった部分に応力を集中させて、粘着シート140を切断させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
100 電子機器、110 表示ユニット、120 キャビネット、140 粘着シート、140a 粘着シート、141 第1の延伸部、142 第1の湾曲部、143 第2の延伸部、144 第2の湾曲部、145 第3の延伸部、150 タブ、160 切欠部
Claims (4)
- 電子部品と、
前記電子部品に対向して設けられたキャビネットと、
前記電子部品の隣接する2辺の各々に沿って延びる2つの延伸部と、前記2つの延伸部をつなぐ湾曲部と、を含むとともに、前記電子部品と前記キャビネットとの間に設けられた粘着シートと、
前記2つの延伸部のうち、一方の延伸部に設けられ、前記粘着シートを引っ張るためのタブと、を備え、
前記粘着シートは、前記一方の延伸部における前記湾曲部側で、かつ前記粘着シートの幅方向における一側に設けられた切欠部を有することを特徴とする電子機器。 - 前記切欠部は、前記粘着シートの幅方向において、前記タブが設けられる側と反対側に設けられる、請求項1に記載の電子機器。
- 前記切欠部は、前記粘着シートの幅方向の一側から他側に向けて狭まる突状に切り欠いた形状を有する、請求項1または請求項2に記載の電子機器。
- 前記切欠部は、前記粘着シートの幅方向の一側から他側に向けて前記湾曲部側に傾斜するように切り欠いた形状を有する、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の電子機器。
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