JP2022165513A - 車両の床下構造 - Google Patents
車両の床下構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022165513A JP2022165513A JP2021070878A JP2021070878A JP2022165513A JP 2022165513 A JP2022165513 A JP 2022165513A JP 2021070878 A JP2021070878 A JP 2021070878A JP 2021070878 A JP2021070878 A JP 2021070878A JP 2022165513 A JP2022165513 A JP 2022165513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- cover plate
- jack
- underfloor structure
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 5
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
Description
以下、図1から図4に基づいて、本発明の実施形態1に係る車両の床下構造の説明を行う。本実施形態に係る車両の床下構造は、車両の後部床下の車幅方向における中央部にジャッキアップポイントを備える車両の後部床下構造である。ここで、図中における前後左右及び上下は、車両の前後左右、及び上下に対応している。
車両10の後部床下には、図1に示すように、フロアパネル11の下面の左右両側に車両前後方向に延びるフロアサイドメンバ12が設けられている。フロアサイドメンバ12は、後輪(図示省略)が収納されるリヤホイールハウス13の後部位置で同じく車両前後方向に延びるリヤサイドメンバ14に接続されている。また、フロアパネル11の下面の左右端部には、フロントホイールハウス(図示省略)とリヤホイールハウス13間で車両前後方向に延びるロッカーレール16がフロアサイドメンバ12の車幅方向外側に設けられている。ここで、ロッカーレール16上には、フロントピラー、センターピラー、及びリヤピラー等、車両10のルーフパネル(図示省略)を支持する支柱(図示省略)が立設されている。
中央フレーム20の側面L形部20eは、図2、図3に示すように、側面略L字形に湾曲した中央湾曲板部22と、図4に示すように、前記中央湾曲板部22の左右両側でその中央湾曲板部22に対して略直角に折り曲げられた左右の側板部23とを備えている。これにより、側面L形部20eは、断面略U字形をしたL形溝状に形成されている。そして、中央湾曲板部22の上端縁には、図2、図3に示すように、リヤフロア前クロスメンバ19のフランジ部19fと接合される上端前側フランジ部22fが形成されている。また、左右の側板部23の端縁には、リヤフロアパネル110の表面に合わせられるフランジ部23fが一定幅で前記側板部23に対して略直角外側に張り出すように折り曲げ形成されている。
左右のブレース30は、図1等に示すように、左右等しい構成で、左右対称に形成されている。ブレース30は、棒状のブレース本体部32と、ブレース本体部32の一端に形成されてロッカーレール16にボルトにより固定される連結端部33と、ブレース本体部32の他端に形成されて中央フレーム20にボルトBにより固定される連結プレート34とを備えている。
連結プレート34は、図2~図4に示すように、ブレース本体部32の端部を中央フレーム20の側面L形部20eにおける中央湾曲板部22の下面にボルトBにより固定するためのプレートである。連結プレート34の前部には、図2に示すように、ブレース本体部32の端部が溶接される被溶接部341が設けられている。そして、連結プレート34の被溶接部341がブレース本体部32の端部に溶接されることで、連結プレート34はブレース本体部32と一体化される。
カバープレート40は、図3、図4に示すように、ジャッキアップポイントを形成するとともに、連結プレート34のボルト固定部343の補強、及びボルトBの頭部の保護を図る部材である。カバープレート40は、連結プレート34のボルト固定部343の下フランジ部34dの内側に嵌り込み可能なように、そのボルト固定部343と等しい形状で若干小さく形成されている。カバープレート40は、図2等に示すように、帯板状に形成されたカバープレート本体部43と、カバープレート本体部43の端縁で一定寸法だけ上方に折り曲げられた上フランジ部45とから構成されている。
左右のロッカーレール16が本発明の左右の縦骨格部材に相当し、リヤフロアパネル110が本発明のフロアパネルに相当する。また、中央フレーム20の側面L形部20eが本発明の中央骨格部材に相当する。さらに、ボルトBが本発明の締結機構に相当し、連結プレート34、及びカバープレート40が本発明の連結部に相当する。また、連結プレート34の被溶接部341とボルト固定部343が本発明の連結プレートのプレート本体部に相当する。
本実施形態に係る車両の床下構造によると、ジャッキアップポイントは、左右のブレース30の端部と中央フレーム20の側面L形部20e(中央骨格部材と)の連結部(連結プレート34、及びカバープレート40)に設けられている。このように、左右のブレース30と中央フレーム20の側面L形部20eとの連結部をジャッキアップポイントとして利用できるため、ジャッキアップポイントのための専用の機構を新たに設ける必要がない。即ち、左右のブレース30と中央フレーム20との連結部を加工することでジャッキアップポイントにできるため、ジャッキアップポイントを設けるための機構が大掛かりにならず、製作コストを低減できる。また、連結プレート34とカバープレート40とは、下フランジ部34dと上フランジ部45とが互いに嵌合した状態で互いに溶接されているため、ジャッキアップポイントに対して大きな荷重が加わっても、カバープレート40、及び連結プレート34が変形し難くなる。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、左側のブレース30における連結プレート34のボルト固定部343にのみカバープレート40を嵌め込んで固定する例を示した。しかし、左右両側のブレース30における連結プレート34のボルト固定部343にカバープレート40を嵌め込んで固定することも可能である。また、左右の連結プレート34のボルト固定部343をカバープレート40により個々に覆う構成の代わりに、左右の連結プレート34のボルト固定部343を大型のカバープレートにより一括して覆う構成でも可能である。
11・・・・フロアパネル
110・・・リヤフロアパネル(フロアパネル)
16・・・・ロッカーレール(縦骨格部材)
20e・・・側面L形部(中央骨格部材)
20・・・・中央フレーム(中央骨格部材)
30・・・・ブレース
34・・・・連結プレート
341・・・被溶接部(プレート本体部)
343・・・ボルト固定部(プレート本体部)
34d・・・下フランジ部
40・・・・カバープレート
43・・・・カバープレート本体部
43h・・・作業穴
45・・・・上フランジ部
50・・・・リヤガレージジャッキ
53・・・・押し上げ金具
Claims (4)
- 車両床下の車幅方向における中央部にジャッキアップポイントを備える車両の床下構造であって、
前記車両のフロアパネルの下面における車幅方向両側で車両前後方向に延びる左右の縦骨格部材と、
前記フロアパネルの下面における車幅方向中央部に設けられた中央骨格部材と、
前記左右の縦骨格部材と前記中央骨格部材とをそれぞれつなぐ左右のブレースとを備えており、
前記ジャッキアップポイントは、前記左右のブレースの端部と前記中央骨格部材との連結部に設けられている車両の床下構造。 - 請求項1に記載の車両の床下構造であって、
前記連結部は、前記左右のブレースの端部に形成された連結プレートと、前記連結プレートを前記中央骨格部材に固定する締結機構と、前記連結プレートと前記締結機構とを下方から覆うカバープレートとを備えており、
前記カバープレートの下面が前記ジャッキアップポイントとして使用される車両の床下構造。 - 請求項2に記載の車両の床下構造であって、
前記連結プレートは、前記締結機構により前記中央骨格部材に固定されるプレート本体部と、前記プレート本体部の端縁で下方に向けて折り曲げられた下フランジ部とを備えており、
前記カバープレートは、前記ジャッキアップポイントとなるカバープレート本体部と、前記カバープレート本体部の端縁で上方に向けて折り曲げられた上フランジ部とを備えており、
前記連結プレートと前記カバープレートとは、前記下フランジ部と前記上フランジ部とが互いに嵌合した状態で互いに溶接されている車両の床下構造。 - 請求項3に記載の車両の床下構造であって、
前記カバープレート本体部には、前記締結機構を締付けるための作業穴が形成されている車両の床下構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021070878A JP2022165513A (ja) | 2021-04-20 | 2021-04-20 | 車両の床下構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021070878A JP2022165513A (ja) | 2021-04-20 | 2021-04-20 | 車両の床下構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022165513A true JP2022165513A (ja) | 2022-11-01 |
Family
ID=83851211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021070878A Pending JP2022165513A (ja) | 2021-04-20 | 2021-04-20 | 車両の床下構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022165513A (ja) |
-
2021
- 2021-04-20 JP JP2021070878A patent/JP2022165513A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5001608B2 (ja) | 後部車体構造 | |
JP4621982B2 (ja) | 車体下部構造 | |
JP5035658B2 (ja) | 車両のアンダーランプロテクタ取付構造 | |
CN108349536B (zh) | 后副车架结构 | |
JP6579167B2 (ja) | 自動車の前部構造 | |
US20120119542A1 (en) | Car body with reinforcing structure | |
JP4119919B2 (ja) | ステアリングコラムブラケット | |
GB2498051A (en) | Motor vehicle body with reinforcing structure | |
JP5234120B2 (ja) | 車両のルーフ構造 | |
CN108349535A (zh) | 后副车架结构 | |
CN108367780A (zh) | 后副车架结构 | |
CN108349534A (zh) | 后副车架结构 | |
JP5262524B2 (ja) | 車体前部構造 | |
CN111806574B (zh) | 一种仪表板横梁装配结构及具有该装配结构的汽车 | |
JP5262522B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP2022165513A (ja) | 車両の床下構造 | |
JP4156987B2 (ja) | 運転室補強構造 | |
KR100765833B1 (ko) | 버스의 차체 | |
KR101220372B1 (ko) | 자동차 현가장치의 서브 프레임 | |
JP2020023198A (ja) | 車体前部構造 | |
JP2000211555A (ja) | 車両用シャシフレ―ム構造 | |
JPH0248298Y2 (ja) | ||
JP4479473B2 (ja) | 自動車車体の後部構造 | |
JP5737602B2 (ja) | 車両の前部構造 | |
CN218662034U (zh) | 前副车架及车辆 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240528 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240611 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20241001 |