JP2022164046A - 位置決め装置、露光装置および物品製造方法 - Google Patents

位置決め装置、露光装置および物品製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガイドとエアパッドとの間に適切な大きさのギャップを設けるために有利な技術を提供する。【解決手段】位置決め装置は、ガイドと、前記ガイドによって案内されるスライダとを有する。前記スライダは、前記ガイドを挟むように対向する2つのサイドプレートと、前記2つのサイドプレートのそれぞれの上端を結合するトッププレートとを有する。前記2つのサイドプレートのそれぞれと前記ガイドとの間にエアパッドを含むエアパッド構造体が配置され、前記エアパッドを作動させたときに、前記2つのサイドプレートのそれぞれの下端と前記ガイドとの距離が大きくなる。前記エアパッド構造体は、前記ガイドに対向するパッド面と、前記サイドプレートに固定される固定面とを有し、前記パッド面と前記固定面との間には、前記トッププレートに近い側が前記トッププレートから遠い側よりも薄いテーパ形状を有するテーパ部材が配置され、前記テーパ部材によって前記パッド面と前記固定面との間の平行度が規定される。【選択図】図1

Description

本発明は、位置決め装置、露光装置および物品製造方法に関する。
露光装置は、半導体デバイスおよび表示デバイス等の物品の製造工程であるリソグラフィー工程において、原版のパターンを投影光学系によって感光性の基板に投影し転写する装置である。露光装置は市場からの年々高まる高解像度、高スループットの要求に答えるために、高精細化、高速化、大型化の一途を辿ってきている。
露光装置の高精細化、高速化において重要な役割を果たすのが原版ステージ機構と基板ステージ機構等の位置決め装置である。位置決め装置は、スライダと、スライダを案内するガイドとを有し、スライダとガイドとの間には、エアパッドが配置されうる。スライダは、ガイドを挟むように対向する2つのサイドプレートと、該2つのサイドプレートのそれぞれの上端を結合するトッププレートとを有しうる。特許文献1には、2つのサイドプレートの下端が互いに結合されたタイプ(以下、閉鎖タイプ)のステージ機構が記載されている。特許文献2には、2つのサイドプレートの下端が互いに結合されていないタイプ(以下、開放タイプ)のステージ機構が記載されている
特開2007-103856号公報 特開2005-354891号公報
スライダとガイドとの間には、エアパッドによって、例えば数μm~十数μmのギャップが設けられうる。このギャップの大きさは、構成部品の加工精度、組立誤差などの影響を受ける他に、エア圧による構成部品の変形の影響を受ける。
開放タイプの位置決め装置におけるスライダは、閉鎖タイプの位置決め装置におけるスライダよりも単純な構成であるために組み立てが容易で重量が小さいというメリットを有する反面、スライダが変形しやすいというデメリットを有する。スライダの変形は、例えば、エア圧によって2つのサイドプレートの下端の相互の距離が大きくなるような変形でありうる。
本発明は、ガイドとエアパッドとの間に適切な大きさのギャップを設けるために有利な技術を提供することを目的とする。
本発明は、位置決め装置に係り、前記位置決め装置は、ガイドと、前記ガイドによって案内されるスライダとを有する位置決め装置であって、前記スライダは、前記ガイドを挟むように対向する2つのサイドプレートと、前記2つのサイドプレートのそれぞれの上端を結合するトッププレートとを有し、前記2つのサイドプレートのそれぞれと前記ガイドとの間にエアパッドを含むエアパッド構造体が配置され、前記エアパッドを作動させたときに、前記2つのサイドプレートのそれぞれの下端と前記ガイドとの距離が大きくなり、前記エアパッド構造体は、前記ガイドに対向するパッド面と、前記サイドプレートに固定される固定面とを有し、前記パッド面と前記固定面との間には、前記トッププレートに近い側が前記トッププレートから遠い側よりも薄いテーパ形状を有するテーパ部材が配置され、前記テーパ部材によって前記パッド面と前記固定面との間の平行度が規定される。
本発明によれば、ガイドとエアパッドとの間に適切な大きさのギャップを設けるために有利な技術が提供される。
第1実施形態の位置決め装置の構成を示す模式図。 第2実施形態の位置決め装置の構成を示す模式図。 第3実施形態の位置決め装置の構成を示す模式図。 テーパ部材の構成例を示す図。 第4実施形態の位置決め装置の構成を示す模式図。 第4実施形態の位置決め装置の構成を示す模式図。 露光装置の構成例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
この明細書および添付図面では、方向は、便宜的にXYZ座標系に従って説明される。X軸、Y軸、Z軸は、互いに直交する軸である。X方向、Y方向、Z方向は、それぞれX軸、Y軸、Z軸に平行な方向である。X軸周りの回転、Y軸周りの回転、Z軸周りの回転は、それぞれX軸、Y軸、Z軸に平行な軸の周りの回転である。
図1には、第1実施形態の位置決め装置100の構成が模式的に示されている。ここで、図1(a)には、エアパッドを作動させていない状態の位置決め装置100が模式的に示され、図1(b)には、エアパッドを作動させている状態の位置決め装置100が模式的に示されている。位置決め装置100は、ガイド2と、ガイド2によって案内されるスライダ3とを有しうる。ガイド2は、支持構造1によって支持されうる。スライダ3は、ガイド2を挟むように対向する2つのサイドプレート31、32と、2つのサイドプレート31、32のそれぞれの上端を結合するトッププレート33とを有しうる。
2つのサイドプレート31、32のそれぞれとガイド2との間には、エアパッド5を含むエアパッド構造体APSが配置されうる。1つのエアパッド構造体APSは、サイドプレート31に固定され、もう1つのエアパッド構造体APSは、サイドプレート32に固定されている。エアパッド5は、エアパッド5とガイド2のガイド面(エアパッド5に対向する側面)との間に所定の大きさのギャップを構成する。
トッププレート33とガイド2との間には、エアパッド4が配置されている。エアパッド4は、トッププレート33に固定されうる。エアパッド4は、エアパッド4とガイド2のガイド面(エアパッド4に対向する上面)との間に所定の大きさのギャップを形成し、スライダ3を浮上させる。エアパッド4は、サイドプレート31、32の下端と支持構造1との間にギャップが形成されるように、2つのサイドプレート31、32の下端に設けられてもよい。エアパッド4、5を作動させることは、エアパッド4、5にエアを供給し、エアパッド4、5とそれらに対向する面(図示の例では、ガイド2の上面、側面)との間に所定の大きさのギャップを構成することを意味する。
サイドプレート31の下端とサイドプレート32の下端とは、相互に結合されていない。エアパッド5を作動させた状態では、エアパッド5を作動させていない状態よりも、2つのサイドプレート31、32のそれぞれの下端とガイド2の側面との距離が大きくなりうる。換言すると、第1実施形態の位置決め装置100は、開放タイプのスライダ3を有する。エアパッド5を作動させた状態において、2つのサイドプレート31、32の内側側面(ガイド2の側面に対向する面)とガイド2の側面との間に開き角θが生じうる。開き角θは、例えば、FEM解析により求めることができ、また、実測によって求めることができる。
各エアパッド構造体APSは、ガイド2(の側面)に対向するパッド面PSと、サイドプレート31又は32に固定される固定面FSとを有しうる。パッド面PSと固定面FSとの間には、テーパ部材TPが配置されうる。テーパ部材TPは、トッププレート33に近い側がトッププレート33から遠い側よりも薄いテーパ形状を有しうる。テーパ部材TPによってパッド面PSと固定面FSとの間の平行度(あるいは角度)が規定されうる。
テーパ部材TPのテーパ角は、開き角θに応じて決定されうる。テーパ部材TPのテーパ角は、例えば、開き角θと等しい。テーパ部材TPを設けることによって、エアパッド5を作動させた状態において、エアパッド5のパッド面PSとガイド2の側面(即ちパッド面PSに対向する面)とをより平行に近い状態に維持することができる。
エアパッド5を作動させない状態において、パッド面PSがガイド2の側面に対して平行ではない場合がありうる。例えば、エアパッド5を作動させない状態において、パッド面PSとガイド2の側面との間に隙間が存在する場合、または、パッド面PSの一部のみがガイド2の側面に接触している場合などである。このような場合において、テーパ部材TPのテーパ面は、エアパッド5を作動させた状態におけるガイド2の側面とパッド面PSとの間の平行度が、エアパッド5を作動させない状態におけるガイド2の側面とパッド面PSとの間の平行度より小さいように構成されてもよい。
スライダ3には、不図示のアクチュエータによってY方向に力が与えられ、ガイド2によって案内されながらY方向に駆動されうる。スライダ3には、アクチュエータの可動子が直接または間接に結合されうる。アクチュエータは、例えば、特許文献2に記載されたように配置されうるが、特定の配置に限定されるものではない。
エアパッド5は、例えば、テーパ部材TPに設けられうる。あるいは、エアパッド5は、テーパ部材TPによって支持された部材に設けられてもよい。各エアパッド構造体APSは、テーパ部材TPとサイドプレート31又は32とを連結するように配置された弾性部材6を含みうる。弾性部材6は、例えば、弾性ヒンジでありうる。あるいは、弾性部材6は、バネであってもよい。弾性部材6は、サイドプレート31又は32に固定されうる。弾性部材6は、スライダ3およびエアパッド構造体APS等の部品の加工誤差、組み立て誤差等を吸収するために有利である。
エアパッド4、5を作動させていない状態では、図1(a)に模式的に示されるように、テーパ部材TPが開き角θに応じたテーパ角を有することにより、弾性部材6に対して応力あるいはモーメントが加わりうる。
エアパッド4、5を作動させた状態では、図1(b)に模式的に示されるように、エアパッド5から噴射されるエアの圧力によって、エアパッド4、5とガイド2の側面との間にギャップが形成される。同時に、2つのサイドプレート31、32のそれぞれの下端とガイド2との距離が大きくなるように(開き角θとなるように)スライダ3が変形する。このとき、エアパッド5のパッド面PSとガイド2の側面とが平行になる。テーパ部材TPが開き角θに応じたテーパ角を有することにより、弾性部材6に加わっていた応力あるいはモーメントは、エアパッド4、5を作動させていない状態よりも小さくなる。
上記のように、エアパッド5を作動させない状態においてパッド面PSがガイド2の側面に対して平行ではない場合がありうる。このような場合において、エアパッド4、5を作動させた状態におけるガイド2(の側面)とパッド面PSとの間の平行度は、エアパッド4、5を作動させた状態におけるガイド2(の側面)とパッド面PSとの間の平行度より小さくなりうる。ここで、2つの面の間の平行度がより小さいことは、該2つの面がより平行に近いことを意味する。
以上の説明では、スライダ3をY方向に駆動可能な位置決め装置100において、弾性部材6は、Y軸周りの回転に対する自由度をパッド面PSに対して提供するが、更に、Z軸周りに回転に対する自由度をパッド面PSに対して提供してもよい。
第1実施形態によれば、エアパッド5の作動時においてガイド2の側面(ガイド面)とエアパッド面PSとの間のギャップ量を所望の大きさのギャップ量に調整することが容易であり、また、位置決め装置100の固有値の低下を抑制するために有利である。
一方、テーパ部材TP、あるいは、テーパ部材TPおよび弾性部材6が設けられていない場合、ガイド面とエアパッド面との間のギャップ量を所望の大きさのギャップ量に設定するためには、スペーサの厚さ等によって調整する必要がある。この場合、通常は位置決め装置の分解、組み立て等の作業を複数回にわたって繰り返す必要があり、製造コストが増加するといった問題があった。
図2には、第2実施形態の位置決め装置100の構成が模式的に示されている。ここで、図2(a)には、エアパッドを作動させていない状態の位置決め装置100が模式的に示され、図2(b)には、エアパッドを作動させている状態の位置決め装置100が模式的に示されている。第2実施形態の位置決め装置100として言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。第2実施形態の位置決め装置100では、各エアパッド構造体APSにおいて、テーパ部材TPは、エアパッド5とサイドプレート31又は32とを連結する弾性部材6の一部を構成する。
図3には、第3実施形態の位置決め装置100の構成が模式的に示されている。ここで、図3(a)には、エアパッドを作動させていない状態の位置決め装置100が模式的に示され、図3(b)には、エアパッドを作動させている状態の位置決め装置100が模式的に示されている。第3実施形態の位置決め装置100として言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。
第3実施形態の位置決め装置100では、各エアパッド構造体APSにおいて、テーパ部材TPは、サイドプレート31又は32に固定されている。第3実施形態においても、各エアパッド構造体APSは、弾性部材6を備えることができ、弾性部材6は、エアパッド5とテーパ部材TPとの間に配置されうる。弾性部材6は、例えば、エアパッド5とテーパ部材TPとを連結するように配置されうる。弾性部材6は、例えば、弾性ヒンジでありうる。あるいは、弾性部材6は、バネであってもよい。
テーパ部材TPは、オフセット部材として機能しうる。各エアパッド構造体APSのテーパ部材TPは、図4(a)、(b)にそれぞれ例示されるように、複数の部材に分割されてもよい。
第1乃至第3実施形態では、エアパッド構造体APSにテーパ部材TPが設けられるが、2つのサイドプレート31、32の内側側面、即ちガイド2の側面に対向する側面にテーパ面が設けられてもよい。このような構成においても、エアパッド5を作動させない状態においてパッド面PSがガイド2の側面に対して平行ではない場合がありうる。このような場合、該テーパ面は、エアパッド5を作動させた状態におけるガイド2(の側面)とパッド面PSとの間の平行度が、エアパッド5を作動させない状態におけるガイド2(の側面)とパッド面PSとの間の平行度より小さいように構成されうる。
図5および図6には、第4実施形態の位置決め装置100の構成が模式的に示されている。ここで、図5(a)、(b)には、第4実施形態の位置決め装置100の調整例あるいは組み立て例が示されている。また、図6(a)には、エアパッドを作動させていない状態の位置決め装置100が模式的に示され、図6(b)には、エアパッドを作動させている状態の位置決め装置100が模式的に示されている。第4実施形態の位置決め装置100として言及しない事項は、第1乃至第3実施形態のいずれかに従いうる。
第4実施形態の位置決め装置100では、各エアパッド構造体APSが、パッド面PSと固定面FSとの距離を調整する調整機構11を含む。調整機構11は、位置決め装置100の組み立て、または調整において利用されうる。
調整機構11は、例えば、エアパッド5と弾性部材6との間に配置されうる。パッド面PSと固定面FSとの距離が十分に小さくなるように調整機構11を動作させた後、図5(a)に模式的に示されるように、サイドプレート31、32とガイド2との間にエアパッド構造体APSが挿入されうる。この際に、エアパッド構造体APSを支持する組み立て治具12が使用されてもよい。
次いで、図5(b)に模式的に示されるように、パッド面PSと固定面FSとの距離が大きくなるように調整機構11を動作させる。この際に、エアパッド5がガイド2を押圧し、テーパ部材TPがサイドプレート31、32を押圧するように調整機構11を動作させ、エアパッド構造体APSをスライダ3に締結する。
エアパッド5に対するエアの供給圧を変更したい場合がありうる。この場合、エア圧に応じて開き角θが変化しうる。したがって、開き角θに応じてパッド面PSと固定面FSとの距離を調整機構11によって調整することができる。このような調整は、例えば、不図示のセンサを使ってパッド面PSと固定面FSとの距離をモニタしながら調整機構11を動作させる作業あるいは処理を含みうる。調整機構11は、例えば、小型化に有利な楔機構で構成されうる。調整機構11は、手動で操作されてもよいし、調整用の装置から提供される信号に応答して動作してもよい。
本発明の位置決め装置は、種々の形態で実施されうる。本発明の位置決め装置は、例えば、支持構造が駆動されるタイプの位置決め装置(例えば、ガントリタイプのステージ装置)として実施されてもよい。あるいは、ガイドを支持構造に固定せずに、支持構造の上をXおよびYの2軸に関してスライダが駆動されてもよい。
図7には、位置決め装置100の適用例としての露光装置EXの構成例が示されている。露光装置EXは、原版Rを照明する照明光学系IOと、原版Rのパターンを基板Sに投影することによって基板Sを露光する投影光学系POと、原版Rと基板Sとを位置合わせする位置合わせ機構AMとを備えうる。位置合わせ機構AMは、位置決め装置100を含みうる。
位置合わせ機構AMは、基板Sを駆動する基板駆動機構を含み、該基板駆動機構が位置決め装置100を含んでもよい。あるいは、位置合わせ機構AMは、原版Rを駆動する原版駆動機構を含み、該原版駆動機構が位置決め装置100を含んでもよい。あるいは、位置合わせ機構AMは、基板Sを駆動する基板駆動機構、および、原版Rを駆動する原版駆動機構を含み、該基板駆動機構および該原版駆動機構の双方に位置決め装置100が提供されてもよい。
露光装置EXは、半導体デバイスあるいは表示デバイス等の物品を製造する物品製造方法において使用されうる。該物品製造方法は、露光装置EXを用いて、感光材が塗布された基板を露光する露光工程と、該露光工程で露光された基板を現像する現像工程と、該現像工程を経た基板を処理して物品を得る処理工程と、を含みうる。該処理工程は、例えば、該現像工程によって形成されるレジストパターンを使って、該レジストパターンの下の層をエッチングする工程を含みうる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100:位置決め装置、1:支持構造、2:ガイド、3:スライダ、4、5:エアパッド、6:弾性部材、APS:エアパッド構造体、31、32:サイドプレート、33:トッププレート、PS:パッド面、FS:固定面

Claims (16)

  1. ガイドと、前記ガイドによって案内されるスライダとを有する位置決め装置であって、
    前記スライダは、前記ガイドを挟むように対向する2つのサイドプレートと、前記2つのサイドプレートのそれぞれの上端を結合するトッププレートとを有し、
    前記2つのサイドプレートのそれぞれと前記ガイドとの間にエアパッドを含むエアパッド構造体が配置され、
    前記エアパッド構造体は、前記ガイドに対向するパッド面と、前記サイドプレートに固定される固定面とを有し、前記パッド面と前記固定面との間には、前記トッププレートに近い側が前記トッププレートから遠い側よりも薄いテーパ形状を有するテーパ部材が配置され、前記テーパ部材によって前記パッド面と前記固定面との間の平行度が規定される、
    ことを特徴とする位置決め装置。
  2. 前記エアパッドは、前記テーパ部材に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置決め装置。
  3. 前記エアパッド構造体は、前記テーパ部材と前記サイドプレートとを連結するように配置された弾性部材を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の位置決め装置。
  4. 前記弾性部材は、弾性ヒンジを含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の位置決め装置。
  5. 前記テーパ部材は、前記サイドプレートに固定されており、
    前記テーパ部材は、前記エアパッドと前記サイドプレートとを連結する弾性部材の一部を構成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置決め装置。
  6. 前記弾性部材は、弾性ヒンジを含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の位置決め装置。
  7. 前記テーパ部材は、前記サイドプレートに固定されており、

    前記エアパッド構造体は、前記エアパッドと前記テーパ部材との間に配置された弾性部材を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置決め装置。
  8. 前記弾性部材は、弾性ヒンジを含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の位置決め装置。
  9. 前記エアパッド構造体は、前記パッド面と前記固定面との距離を調整する調整機構を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の位置決め装置。
  10. 前記エアパッドを作動させた状態で前記弾性部材に加わる応力は、前記エアパッドを作動させていない状態で前記弾性部材に加わる応力より小さい、
    ことを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載の位置決め装置。
  11. 前記エアパッドを作動させた状態における前記ガイドと前記パッド面との間の平行度は、前記エアパッドを作動させない状態における前記ガイドと前記パッド面との間の平行度より小さい、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の位置決め装置。
  12. ガイドと、前記ガイドによって案内されるスライダとを有する位置決め装置であって、
    前記スライダは、前記ガイドを挟むように対向する2つのサイドプレートと、前記2つのサイドプレートのそれぞれの上端を結合するトッププレートとを有し、
    前記2つのサイドプレートのそれぞれと前記ガイドとの間に、前記ガイドの側面に対向するパッド面を有するエアパッドを含むエアパッド構造体が配置され、
    前記エアパッドを作動させない状態において前記パッド面が前記ガイドの前記側面に対して平行ではなく、
    前記エアパッドを作動させたときに、前記2つのサイドプレートのそれぞれの下端と前記ガイドとの距離が大きくなり、
    前記エアパッドを作動させた状態における前記ガイドの前記側面と前記パッド面との間の平行度は、前記エアパッドを作動させない状態における前記ガイドの前記側面と前記パッド面との間の平行度より小さい、
    ことを特徴とする位置決め装置。
  13. 原版を照明する照明光学系と、
    前記原版のパターンを基板に投影することによって前記基板を露光する投影光学系と、
    前記原版と前記基板とを位置合わせする位置合わせ機構と、を備え、
    前記位置合わせ機構は、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の位置決め装置を含む、
    ことを特徴とする露光装置。
  14. 前記位置合わせ機構は、前記基板を駆動する基板駆動機構を含み、前記基板駆動機構は、前記位置決め装置を含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載の露光装置。
  15. 前記位置合わせ機構は、前記原版を駆動する原版駆動機構を含み、前記原版駆動機構は、前記位置決め装置を含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載の露光装置。
  16. 請求項13乃至15のいずれか1項に記載の露光装置を用いて、感光材が塗布された基板を露光する露光工程と、
    前記露光工程で露光された前記基板を現像する現像工程と、
    前記現像工程を経た前記基板を処理して物品を得る処理工程と、
    を含むことを特徴とする物品製造方法。
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