JP3327784B2 - マスク構造体、マスク保持方法、ならびにデバイス生産方法 - Google Patents

マスク構造体、マスク保持方法、ならびにデバイス生産方法

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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線などの放射線
を用いた半導体露光装置に使用されるマスクの形状補正
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIなど半導体デバイスの集積
度及び動作速度向上のため、回路パターンの微細化が進
んでいる。これらのLSIを製造する過程の回路パター
ン形成では、シンクロトロンリング(SR)等からの高
輝度X線を利用したリソグラフィ技術による微細パター
ンの形成が注目されている。このX線露光の有力な方法
の一つとして、マスクとウェーハを近接させて配置して
X線を照射することで等倍露光転写するものがある。こ
の方法ではマスクとウェーハを極近接させて等倍転写す
る構成であるため、ウェーハに転写されるマスクパター
ンの転写倍率を調整することが難しいが、これを実現す
るひとつの方法として特公平4−66095号公報で
は、押圧機構によって外部からマスク基板に面内応力や
面外応力を作用させてマスク基板を積極的に変形させる
ことによって、メンブレン上のパターン倍率を制御する
方法を提案している。これは、露光動作の直前にマスク
とウェーハの間のアライメント計測した信号からマスク
構造体に必要な変位量を求めて、これに対応した力で押
圧することでマスクパターンの倍率補正を行うものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
技術をより一層改良すべくなされたもので、簡単な方法
でありながら、高精度にマスクの形状(倍率など)を補
正することを可能にするマスク構造体やマスク保持方
法、さらにはデバイス生産方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のマスク保持方法の一つの形態は、マスク構造体の支
持フレームの表面と裏面とを真空吸引によって保持する
ことを特徴とするものである。ここで、表面と裏面との
真空吸引力をそれぞれ個別に調整して、支持フレームに
支持されたメンブレン上のマスクパターンを倍率補正す
るとさらに好ましい。
【0005】また本発明のマスク構造体の一つの形態
は、パターンが形成されたメンブレンと、該メンブレン
を支持する方形のサブフレームと、該サブフレームを保
持するベースフレームとを備えたマスク構造体であっ
て、該ベースフレームは該支持フレームの1点を基準に
固定され、該サブフレームに直交する2軸から外力を作
用させる構成としたことを特徴とするものである。
【0006】このマスク構造体を保持するには、前記支
持フレームを固定支持すると共に、前記方形のベース
レームを2方向から押圧してマスクパターンを補正する
とさらに好ましい。
【0007】本発明のマスク構造体の別の形態は、パタ
ーンが形成されたメンブレンを有するマスク基板と、該
マスク基板を支持する支持フレームとを備えたマスク構
造体であって、該マスク基板には該メンブレンの方形の
外縁部の外側に平行に複数の溝が形成されていることを
特徴とするものである。ここで、例えば前記方形の周囲
に4つの前記溝が形成されており、各溝の交差部には弾
性ヒンジ機構が形成されている。
【0008】
【0009】
【0010】以上のマスク構造体は、例えばX線露光用
のマスクである。
【0011】本発明のデバイス生産方法の一つの形態
は、上記いずれか記載のマスク構造体またはマスク保持
方法を利用してデバイスを生産することを特徴とするも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態のX線
マスク保持手段を図面に基づいて説明する。図1は、本
発明の第1の実施の形態のX線マスク保持手段の部分断
面図であり、図中符号110はX線マスク構造体、11
1はマスクパターン、112はメンブレン、113は支
持基板、114は支持フレーム、120は支持体、12
1は表面チャック、122は裏面チャック、123、1
24は吸引溝、125、126は突き当て部、127、
128は吸引管路である。
【0013】マスクパターン111はX線吸収体膜特
に、W、Taまたはその合金等のX線吸収率の高い材料
でできており、メンブレン(X線透過膜)112はSi
C、SiN等でできておりマスクパターン111を支え
る。支持基板113はSiウェーハでできておりマスク
パターン111とメンブレン112を支える。支持基板
113を補強するための支持フレーム114には支持基
板113が接着剤等で接合されている。この支持フレー
ム114はSiと線膨張係数が近いパイレックスガラ
ス、または剛性の高いSiCセラミックス等でできてい
る。
【0014】表面にSiNやSiC膜が成膜された支持
基板113のマスクパターン面が裏面からエッチングに
より□30〜60mm程度除去され、光源であるX線に
対する開口部が設けられるとともにSiNやSiC膜か
ら成るメンブレン112が形成される。このメンブレン
112上にX線吸収体、例えばWやTa等の金属でパタ
ーニングされてマスクパターン111が形成される。
【0015】支持体120に設けられた表面チャック1
21は本発明のX線マスク構造体110の表面(ウェー
ハ側)を吸引するチャックで、裏面チャック122はX
線マスク構造体110の裏面(光源側)を吸引するチャ
ックである。吸引溝123、124はそれぞれ表面チャ
ック121と裏面チャック122に円環状に形成されて
いる。表面チャック121と裏面チャック122に吸引
溝123、124を挟んで設けられた突き当て部12
5、126は、X線マスク構造体110の支持フレーム
114を固定したとき吸引のリークがないように高精度
に平面加工されている。当然支持フレーム114のチャ
ックに当設する部分は同じ様に高精度に平面加工されて
いる。
【0016】本発明の第1の実施の形態のX線マスク保
持手段を用いた倍率変化のモードを図2により説明す
る。図2は図1のチャック部の部分拡大断面図であり
(a)は裏面チャックの吸引溝を吸引した状態であり、
(b)は表面チャックの吸引溝を吸引した状態である。
【0017】X線マスク構造体を露光装置に装着した状
態で裏面チャック122の吸引溝124の空気を真空ポ
ンプ(不図示)で吸引して減圧すると、支持フレーム1
14が図2(a)に示すように表面チャック側に凹状に
変形する。その変形に伴いマスク基板113が面外表面
側に変形し、メンブレン112上のマスクパターン11
1が拡大される。このとき表面チャック121の吸引力
は0FFとなっている。また、表面チャック121の吸
引溝123の空気または露光雰囲気の気体(Heなど)
を真空ポンプ(不図示)で吸引して減圧すると、支持フ
レーム114が図2(b)に示すように表面チャック側
に凸状に変形する。その変形に伴いマスク基板113が
面外裏面側に変形し、メンブレン112上のマスクパタ
ーン111が縮小される。このとき裏面チャック122
の吸引力は0FFとなっている。
【0018】このX線マスク構造体110の支持フレー
ム114の縁部の厚みは薄い程可撓性が高まり、低吸引
力で大きい倍率補正量が得られる。また、吸引部の面積
は大きい程、低吸引力で大きい倍率補正量が得られる。
【0019】次にこの機構が露光装置に組み込まれた状
態について説明する。図3は本発明の第1の実施の形態
のX線マスク保持手段を露光装置に組み込んだ状態の模
式図であり、図中符号311はマスクパターン、314
は支持フレーム、321は表面チャック、322は裏面
チャック、331はウェーハ、332はウェーハチャッ
ク、333はウェーハステージ、334はアラインメン
ト光学計測装置、336は倍率補正制御装置、337は
真空ポンプ、338は真空ゲージである。
【0020】図1と同様に、裏面チャック321と表面
チャック322に挟まれるようにX線マスク構造体の支
持フレーム部314が固定されている。アライメント光
学系計測装置334により、設定されたプロキシミテイ
ギヤップの間隔でマスクパターン311上とウェーハ3
31上に描かれたのアライメントマーク(不図示)のア
ライメントを行う。ウェーハ331はウェーハチャック
332でウェーハステージ333に固定されている。ア
ライメント光学計測装置334の計測結果は倍率補正制
御装置336に入力される。
【0021】マスクパターンとウェーハ上のパターンの
倍率を2つ以上のアライメントマークをアライメント光
学計測装置で計測し、このアライメントマーク間の距離
(倍率)を計測する。このマスクパターンとウェーハ上
のパターンの倍率変化を比べて、ウェーハ上のパターン
に対しマスクパターンが小さい場合は裏面チャック32
2の吸引力を増大しマスクパターンを拡大する。また、
ウェーハ上のパターンに対しマスクパターンが大きい場
合は表面チャック321の吸引力を増大しマスクパター
ンを縮小させる。各チャックの真空度を真空ゲージ33
8(Gl、G2)でモニターし、真空ポンプ337(P
l、P2)と共に倍率補正制御装置336で管理して制
御している。この制御系により、X線マスク構造体を面
外に変形させマスクパターンとウェーハ上のパターンの
倍率が制御される。
【0022】以上の機構により、チャック部の吸引力を
変化させることによってマスク倍率補正のためのマスク
変形が行なわれるので、従来技術のような複雑な駆動機
構が必要でなくなった。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面に基づいて説明する。図4は、本発明の第2の実施
の形態のX線マスク保持手段の説明図であり、(a)は
模式的上面図、(b)は模式的断面図、(c)は模式的
斜視図である。図中符号410はX線マスク構造体、4
12はメンブレン、413は支持基板、414はベース
フレーム、415はサブフレーム、416は伝達部品、
417、418はピンである。
【0024】本実施の形態で用いるX線マスクのマスク
パターンは、パターン形成工程で理想的なマスクパター
ンのサイズに対して予め僅かだけ大きめにパターン作成
が行われる。このときの、パターン倍率オフセットは、
転写後のウェーハプロセスで想定されるプロセス歪みか
ら決定される。
【0025】本実施の形態の特徴であるサブフレーム4
15は方形支持枠であり額縁状の形状をしている。ま
た、サブフレーム415の材質は、支持基板413の材
質よりも剛性の高いことが望ましく、例えば本実施の形
態では、SiC等が用いられている。このサブフレーム
415は、支持基板413のメンブレン412形成のた
めのバックエッチ処理部の外周部に接着固定されてい
る。このとき、X線マスク構造体410の作成手順とし
ては、支持基板413のバックエッチ工程の前に支持基
板413とサブフレーム415を接着固定すると、バッ
クエッチ後のメンブレン応力による支持基板413の反
りを防止することができる。さらに、支持基板413を
予めサブフレーム415と同形状にカッティングしてサ
ブフレーム415に接着固定した後、バックエッチを施
してもよい。
【0026】このようなマスク基板形状にすることで、
近接等倍露光でのX線マスクとウェーハ基板の傾き(チ
ルト)から派生するX線マスクとウェーハ基板の接触防
止にも効果がある。
【0027】ベースフレーム414はサブフレーム41
5と同様に本実施例では剛性の高い材質としてSiC等
が用いられている。本実施の形態では、ベースフレーム
414は円形状となっており、サブフレーム415とベ
ースフレーム414は、接する面が実質上密着するよう
にピン418の一箇所で締結固定されている。
【0028】伝達部品416は、X線露光装置側の支持
体にある倍率補正機構からの駆動力をサブフレーム41
5を介して支持基板413に伝達する。伝達部品416
は、ピン417を介してベースフレーム414に微動可
能に取付けられている。このとき伝達部品416は、サ
ブフレーム415に外力を伝達するため、例えば、本実
施の形態では、ピン417と伝達部品416の間を弾性
部品(板ばねなど)で支持することで外力方向に可動と
なっている。本実施の形態では、サブフレーム415を
ピン417と板ばねを介して止めることとしているが、
他の方法でもかまわない。伝達部品416はサブフレー
ム415の方形支持枠の梁の隅2点の部分を押すよう
に、接触するための対応部分が突出している。
【0029】以上の伝達部品416の取付け方法を用い
ることで、1箇所からの外力を均等にサブフレーム41
5の2箇所の隅部に作動させることが可能となる。ま
た、サブフレーム415に作用する外力は直交する2軸
からなるため、この伝達部品416は、ベースフレーム
414上に直交して2組配置されている。サブフレーム
415と伝達部品416とは接触しているが、締結され
ていないため、力の作用する方向と直交する方向の自由
度はサブフレーム415と伝達部品416との滑りによ
り確保されており、サブフレーム415に作用する直交
する外力は、互いに干渉することなくサブフレーム41
5に伝達することができる。
【0030】次に、上述のX線マスク保持手段を用いた
場合の露光手順を示す。図5は、X線露光装置の露光手
順を示す模式的な斜視図であり、符号410はX線マス
ク構造体、431はウェーハ、441は蓄積リング(S
R)、442はX線ミラー、443はシャッターであ
る。
【0031】蓄積リング(SR)441から発せられた
高輝度のX線は、全反射ミラーであるX線ミラー442
によってX線露光装置に拡大投影される。転写時の露光
量制御は、シャッター443によって行なわれる。シャ
ッター443を通過したX線は、さらにX線マスク構造
体410上のX線マスクを通過してウェーハ431上の
レジストにパターニングされる。
【0032】図6は、上述のX線露光装置に用いられる
第2の実施の形態のX線マスク保持手段の模式的上面図
であり、符号410はX線マスク構造体、420は支持
体、423はアクチュエータ、424は位置決めピンで
ある。
【0033】X線マスク構造体410は、支持体420
に不図示のX線マスク搬送機構によって搬送設置され
る。支持体420でのマスク位置決めは、本実施の形態
では、2つの位置決め部材によって行われる。また、図
6で示すX線マスク構造体410には、位置決め用のノ
ッチがベースフレーム414(図4)に施されている。
本実施の形態においては、X線マスク構造体410の位
置決め後の保持方法としては、真空チャック方式を用い
ているが、機械式チャック、磁性式チャックでもかまわ
ない。
【0034】アクチュエータ423は倍率補正用であ
り、支持体420に保持されたX線マスク構造体410
の伝達部品416に作用するように支持体420上に直
交して2組配置されている。本実施の形態に用いたアク
チュエータ423は、駆動源にエアーシリンダーを用い
たものが使用されている。このエアーシリンダーにかか
る圧力がアクチュエータ423の駆動力となるため、X
線マスク構造体410のパターン倍率制御は、駆動圧力
を制御することで行われるが、他の駆動制御方法でもか
まわない。また、アクチュエータ423の伝達部品41
6に接触する先端部は、X線マスク構造体410の装着
時には、退避してマスク搬送の妨げにならないようにな
っている。
【0035】支持体420に装着保持されたX線マスク
構造体410は、不図示のマスクアライメント系によっ
て、転写すべきウェーハ431の位置決めマークとのず
れ量を露光転写前に検出されるが、このときこのずれ量
の統計的処理等によりX線マスク構造体410のパター
ンサイズとウェーハ431に転写されるべきパターンの
歪みである転写倍率補正値が求められる。この計測値を
元に直交するアクチェータ423のそれぞれを作動さ
せ、X線マスク構造体410の伝達部品416のそれぞ
れに加わる圧力を制御する。この押圧力はサブフレーム
415の梁部を押しつけることになり、結果としてサブ
フレーム415は等方的に圧縮変形され、したがってサ
ブフレーム415に接着固定されている支持基板413
のメンブレン412も同じく等方的に圧縮されることに
なる。この時、アライメントマークを観察しながら、ア
クチュエータ423を加圧制御する方法でもよい。ま
た、予めX線マスク構造体410にかかる押圧力とパタ
ーン収縮率を各X線マスクごとに、計測しそのデータを
元に加圧制御すれば、倍率補正に掛かる動作時間は、よ
り短縮される。
【0036】本実施の形態のX線マスク保持手段の特徴
は、方形支持枠の微小弾性変形を利用し、いいかえれ
ば、均質な圧縮ばねを四辺に配置したことと等価な構造
を構成し、その四隅を加圧することで圧縮ばねを線形に
変形させ均等な圧縮変形を実現するものである。
【0037】以上示したように、本実施の形態では、転
写されるべきX線マスクパターンは、支持基板413の
直交する2点に加わる押圧力を変化させ、転写パターン
をウェーハ431側の露光サイズに合わせ込むことがで
き、X線マスク保持手段を簡素化できる。なお、本実施
の形態で用いるX線マスクのマスクパターンは、等方的
に圧縮させることでパターン倍率制御をおこなうため、
前述したようにパターン作成時は、予めパターンサイズ
を大きめに形成する必要がある。
【0038】さらに、X線マスクに面内応力を与える露
光転写倍率補正機構を備えたX線露光装置に、本実施の
形態のX線マスク保持手段を用いれば、X線マスクに直
交する2点を押圧する倍率制御機構で、従来では困難で
あった等方的な倍率の可変制御が簡単に行うことがで
き、X線露光装置での倍率補正機構を簡単な機構で構成
でき、このX線露光装置を備えたデバイス製造装置では
精度の高い半導体デバイスを効率よく生産できる。
【0039】次に第3の実施の形態について図面に基づ
いて説明する。図7は、本発明の第3の実施の形態のX
線マスク保持手段のX線マスク構造体の説明図であり、
(a)は模式的上面図、(b)は模式的断面図である。
図中符号712はメンブレン、713は支持基板、71
4は支持フレーム、716は第1の溝、717は第2の
溝、718は弾性ヒンジ、719は接着固定部である。
【0040】各部の名称で第2の実施の形態と共通のも
のについては、説明を省略する。第3の実施の形態の特
徴である支持基板713は、この実施の形態では、第2
の実施の形態で示した、サブフレーム415、伝達部品
416を支持基板413に作り込んだものである。支持
基板713は、図7で示すように中央のメンブレン71
2部分を囲むようにエッチング等の工程を用いて応力緩
和のための第1の溝716が刻設され、メンブレン71
2が方形枠状の支持基板713の一部で支持されるよう
に加工する。次に第2の溝717を方形枠の3方の隅に
刻設し、メンブレン712を囲む方形枠と支持基板71
3の外周部とを3方の隅で連結する弾性ヒンジ718を
支持基板の一部により形成する。
【0041】この弾性ヒンジ718は、曲げ方向と直交
する方向の剛性は、曲げ方向の剛性に対して非常に大き
いものとする。また、支持基板713と支持フレーム7
14は、図7(a)の斜線で示す第2の溝717の刻設
されない隅を挟む支持基板713の外周部の接着固定部
719で接着固定されている。
【0042】本実施の形態においては、倍率調整のため
にメンブレン712に作用させる外力は直接支持基板7
13に図7(a)で示すA、B方向から伝達される。
A、B方向からの外力は、弾性ヒンジ718を介して支
持基板713の溝部716の内側の方形枠状に形成され
た支持基板713に作用する。図7で示す上述した曲げ
剛性を持つ弾性ヒンジ718の構成で、直交するA、B
部からの外力は、互いに干渉することなく第1の溝部7
16の内側に伝達され、結果として、メンブレン712
上のマスクパターンは、等方的に圧縮変形される。従っ
て、本実施の形態では、第2の実施の形態で説明したサ
ブフレーム415(方形支持枠)が、支持基板413に
作り込まれている。この時、外力伝達による押圧力は、
支持基板713の方形支持枠状に形成された梁の中央部
に対応する支持基板713の周辺部に作用させることが
できれば、外力の伝達が効率よく梁部に伝達できる。
【0043】本実施の形態においては、第2の実施の形
態の支持基板413にサブフレーム415、伝達部品4
16の機能を合わせ持たせることで、X線マスクの製作
や組立が簡略化でき、安価な倍率補正機能付きX線マス
クを提供することができる。次に第4の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。図8は、本発明の第4の
実施の形態の歪みゲージを備えたX線マスク保持手段の
説明図であり、(a)は模式的上面図、(b)は模式的
断面図である。図中符号810はX線マスク構造体、8
12はメンブレン、813は支持基板、814は支持フ
レーム、816は歪みゲージ、817は電極、818は
信号パターンである。
【0044】支持基板813の固定された支持フレーム
814は、本実施の形態では円形をしており、円の中心
と露光画角の中心はほぼ一致している。支持フレーム8
14中には、不図示の磁性体が埋め込まれており、支持
体側に設置された磁石により磁気吸着されることによっ
て露光装置に支持される。
【0045】歪みゲージ816は、支持基板813の裏
面に設置され、支持基板813の歪みを検出する。検出
された信号は信号線パターン818と電極817を経由
して外部に取り出される。歪みゲージ816は、支持基
板813の裏面のメンブレン812形成のためにバック
エッチされた領域の4辺の外側に沿うように4個が配置
されている。図8(a)の上下の2個は、X方向の歪み
を検出し、左右の2個はY方向の歪みを検出する。歪み
ゲージ816の2本の端部は、信号パターン818を通
して電極817に繋がっている。この電極817を経由
した信号によって外部の歪みゲージ制御部が歪みゲージ
816の計測値の測定が可能となっている。電極817
と信号パターン818は、電気伝導体でつくれられたパ
ターンである。
【0046】図9は、図8のX線マスク構造体を使用し
た倍率補正装置の構成図であり、図10は図8のX線マ
スク構造体を支持体に固定した状態を示す断面図であ
る。図中符号810はX線マスク構造体、812はメン
ブレン、813は支持基板、814は支持フレーム、8
16は歪みゲージ、817は電極、818は信号パター
ン、819は支持体側電極、820は支持体、823は
アクチュエータ、824は位置決めピン、825は支持
部、826は電歪素子、827は突き当て部、828は
電磁石、831は歪みゲージ制御部、832は中央処理
装置、833は倍率補正制御部である。
【0047】X線マスク構造体810は、位置決めピン
824に支持フレーム814の側面を突き当てた状態
で、支持体820に磁気によりチャッキングされる。支
持体820には、電磁石828が埋め込まれており、磁
気によりマスク支持フレームを吸着する。吸着面の一部
には、吸着された状態で、X線マスク構造体810の電
極817と同じ配置に支持体側電極819が設置されて
おり、歪みゲージ816の信号が外部の歪みゲージ制御
部831と繋がれる。
【0048】倍率補正機構は、アクチュエータ823で
支持フレーム814を面内方向に押さえ付けることによ
り補正する。アクチュエータ823は、支持部825、
電歪素子826、突き当て部827によって構成されて
いる。倍率補正制御部833からの指令信号によって電
歪素子826が伸び突き当て部827によって支持フレ
ーム814を押圧する。アクチュエータ823は、位置
決めピン824に対向した位置に配置されており、マス
クの中心に向かって力を発生する方向に位置決めされて
いる。この2つのアクチュエータ823をそれぞれの力
で制御することによって、X方向、Y方向の歪みを別々
に制御することが可能となる。
【0049】X線マスク構造体810に設置された歪み
ゲージ816からの信号により、歪みゲージ制御部83
1によって歪みが計測されて、歪み量が中央処理装置8
32に送られる。中央処理装置832は、歪みが所望値
になるように倍率補正制御部833に指令を出し、倍率
補正制御部833がアクチュエータ823を駆動し、X
線マスク構造体810に歪みを加える。
【0050】次に、このX線マスク構造体810、およ
び倍率補正機構を備えた露光装置を用いた露光の手順に
ついて説明する。X線マスク構造体810が支持体82
0にロードされ、支持される。次に転写を行うウェーハ
がロードされ、グローバルアライメントが行われる。グ
ローバルアライメントは、ウェーハ内の一部のシヨット
について、アライメント行い、ウェーハ全体の回転、位
置ずれ、倍率等を求めることができる。この計測結果の
内の倍率については、上記の倍率補正手段によって、補
正される。倍率の補正量は、X線マスク構造体810に
設置された歪みゲージ816の計測結果を基に行われ
る。マスクの補正を行いつつ、ウェーハを第一ショット
位置ヘ移動し露光を行う。露光後、次の露光位置ヘウェ
ーハを移動させ、順次ウェーハ全体の露光を行う。
【0051】歪みゲージの計測は、ウェーハステージの
駆動とは、無関係であるので、ウェーハステージの駆動
と倍率補正の駆動とを平行して行うことが可能である。
これよって、スループットを落とすことなく、露光を行
うことができる。
【0052】次に第5の実施の形態について図面に基づ
いて説明する。図11は、本発明の第5の実施の形態の
歪みゲージを備えたX線マスク保持手段の説明図であ
り、(a)は模式的上面図、(b)はブロック構成図で
ある。図中符号1110はX線マスク構造体、1112
はメンブレン、1113は支持基板、1114は支持フ
レーム、1116は歪みゲージ、1124は位置決めピ
ン、1131は歪みゲージ制御部、1132は中央処理
装置、1133はその他周辺機器、1136はマスク搬
送手段である。
【0053】X線マスク構造体1110の構造は、図8
と同一である。第4の実施の形態のチャッキングと同様
に、歪みゲージ1116の信号は、図10に示した構成
と同様に外部に取り出される。ここでは第4の実施の形
態と同一の構成であるので、説明を省略する。
【0054】図11にしたがって、本実施の形態の説明
を行う。X線マスク構造体1110は、マスク搬送手段
1136によって、不図示のマスクホルダーから取りだ
され、マスクの支持体に搬送される。マスク搬送手段1
136によって、X線マスク構造体1110を位置決め
ピン1124に突き当て位置決めをされ、電磁石の磁気
によって吸着される。この後、歪みゲージ1116によ
ってマスクの歪みが計測される。歪みゲージ制御部11
31は、歪み量を算出し、中央処理装置1132に値を
送る。中央処理装置1132は、その歪みの値が予め決
められた値の範囲内にあるかどうかを判断をする。計測
された歪み量が規定値以内であれば、露光を行う。ま
た、計測された歪みが、範囲外にあれば、X線マスク構
造体1110がチャッキングによって歪んでしまったこ
とを意味する。そのため、中央処理装置1132は、マ
スク搬送系に指令を送り、再度チャッキング動作を行
う。そして、歪みが規定値以内になるようにする。再
度、チャッキング動作を行っても、歪みが規定値以下に
ならない場合、中央処理装置1132は、エラーを出力
し、マスク自体に異常が発生していることを知らせる。
【0055】歪みがあると本来の回路パターンに位置ず
れが生じ、重ね合わせ精度が悪化し、デバイスの歩留ま
りが下がってしまう。本実施の形態では、歪みゲージ1
116の設置されたX線マスク構造体1110を用い、
チャッキング時の歪みを監視することによって、規定値
以上の歪みが発生した場合、チャッキングを再度行うこ
とにより、パターン歪みによる歩留まりの低下を回避し
ている。また、歪みが発生したままで露光を行ってしま
うことを回避できる。
【0056】この場合、歪みの基準となる規定値につい
ては、マスクに回路パターンを描画したときの歪みゲー
ジの出力等を用いる。これによって回路を描画した状態
が保てるからである。
【0057】なお、この実施の形態では、露光装置のマ
スクチャッキングについて記したが、EB描画装置、寸
法計測機の基板などのチャッキング機構にも同様に適用
できることはいうまでもない。
【0058】図12は上記マスク構造体を使用した半導
体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、あるいは
液晶パネルやCCD等)の生産フローを示す。ステップ
1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。
ステップ2(マスク製作)では設計した回路パターンを
形成したマスクを製作する。ステップ3(ウェーハ製
造)ではシリコン等の材料を用いてウェーハを製造す
る。ステップ4(ウェーハプロセス)は前工程と呼ば
れ、上記用意したマスクとウェーハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウェーハ上に実際の回路を形成する。
ステップ5(組立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4に
よって作製されたウェーハを用いて半導体チップ化する
工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディ
ング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を
含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された
半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検
査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
【0059】図13は上記ウェーハプロセスの詳細なフ
ローを示す。ステップ11(酸化)ではウェーハの上面
を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウェーハ表
面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では
ウェーハに電極を蒸着によって形成する。ステップ14
(イオン打込み)ではウェーハにイオンを打ち込む。ス
テップ15(レジスト処理)ではウェーハに感光剤を塗
布する。ステップ16(露光)ではマスク回路パターン
をウェーハに焼付露光する。ステップ17(現像)では
露光したウェーハを現像する。ステップ18(エッチン
グ)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ス
テップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不
要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰
り返し行うことによって、ウェーハ上に多重に回路パタ
ーンが形成される。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成でありなが
らマスクパターンの転写倍率等の補正を高精度に行うこ
とができる。これを利用すれば従来以上に高精度なデバ
イス生産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のX線マスク保持手
段の部分断面図である。
【図2】図1のチャック部の部分拡大断面図である。
(a)は裏面チャックの吸引溝を吸引した状態である。
(b)は表面チャックの吸引溝を吸引した状態である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のX線マスク保持手
段を露光装置に組み込んだ状態の模式図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のX線マスク保持手
段の説明図である。(a)は模式的上面図である。
(b)は模式的断面図である。(c)は模式的斜視図で
ある。
【図5】X線露光装置の露光手順を示す模式的な斜視図
である。
【図6】上述のX線露光装置に用いられる第2の実施の
形態のX線マスク保持手段の模式的上面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のX線マスク保持手
段のX線マスク構造体の説明図である。(a)は模式的
上面図である。(b)は模式的断面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の歪みゲージを備え
たX線マスク保持手段の説明図である。(a)は模式的
上面図である。(b)は模式的断面図である。
【図9】図8のX線マスク構造体を使用した倍率補正装
置の構成図である。
【図10】図8のX線マスク構造体を支持体に固定した
状態を示す断面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態の歪みゲージを備
えたX線マスク保持手段の説明図である。(a)は模式
的上面図である。(b)はブロック構成図である。
【図12】半導体デバイスの生産フローを示すフローチ
ャートである。
【図13】ウェーハプロセスの詳細なフローを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
110、410、810、1110 X線マスク構造
体 111、311 マスクパターン 112、412、712、812、1112 メンブ
レン 113、413、713、813、1113 支持基
板 114、314、414、714、814、1114
支持フレーム 120、420、820 支持体 121、321 表面チャック 122、322 裏面チャック 123、124 吸引溝 125、126 突き当て部 127、128 吸引管路 331、431 ウェーハ 332 ウェーハチャック 333 ウェーハステージ 334 アラインメント光学計測装置 336 倍率補正制御装置 337 真空ポンプ 338 真空ゲージ 415 サブフレーム 416 伝達部品 417、418 ピン 423、823、 アクチュエータ 424、824、1124 位置決めピン 441 蓄積リング(SR) 442 X線ミラー 443 シャッター 716 第1の溝 717 第2の溝 718 弾性ヒンジ 719 接着固定部 816、1116 歪みゲージ 817 電極 818 信号パターン 819 支持体側電極 825 支持部 826 電歪素子 827 突き当て部 828 電磁石 831、1131 歪みゲージ制御部 832、1132 中央処理装置 833 倍率補正制御部 1133 その他周辺機器 1136 マスク搬送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 裕司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−263316(JP,A) 特開 平7−130604(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク構造体の支持フレームの表面と裏
    面とを真空吸引によって保持することを特徴とするマス
    ク保持方法。
  2. 【請求項2】 表面と裏面との真空吸引力をそれぞれ個
    別に調整して、前記支持フレームに支持されたメンブレ
    ン上のマスクパターンを倍率補正することを特徴とする
    請求項1記載のマスク保持方法。
  3. 【請求項3】 パターンが形成されたメンブレンと、該
    メンブレンを支持する方形のサブフレームと、該サブフ
    レームを保持するベースフレームとを備えたマスク構造
    体であって、該サブフレームは該ベースフレームの1点
    を基準に固定され、該サブフレームに直交する2軸から
    外力を作用させる構成としたことを特徴とするマスク構
    造体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のマスク構造体を保持する
    方法であって、前記ベースフレームを固定支持すると共
    に、前記方形のサブフレームを2方向から押圧してマス
    クパターンを補正することを特徴とするマスク保持方
    法。
  5. 【請求項5】 パターンが形成されたメンブレンを有す
    るマスク基板と、該マスク基板を支持する支持フレーム
    とを備えたマスク構造体であって、該マスク基板には該
    メンブレンの方形の外縁部の外側に平行に複数の溝が形
    成されていることを特徴とするマスク構造体。
  6. 【請求項6】 前記方形の周囲に4つの前記溝が形成さ
    れており、各溝の交差部には弾性ヒンジ機構が形成され
    ていることを特徴とする請求項5記載のマスク構造体。
  7. 【請求項7】 マスク構造体はX線露光用のマスクであ
    ることを特徴とする請求項1乃至記載のマスク構造体
    またはマスク保持方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至のいずれか記載のマスク
    構造体またはマスク保持方法を利用してデバイスを生産
    することを特徴とするデバイス生産方法。
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