JP2022160193A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022160193000001
【課題】表示品位を向上可能な表示装置を提供する。
【解決手段】本実施形態の表示装置は、複数の画素が配置され、角部に丸みを有する表示領域の周囲に位置する非表示領域の第1端部に位置する第1電源配線と、前記第1端部と第1方向で反対側の第2端部に位置する第2電源配線と、前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続され、前記角部に配置されている第1補助配線と、前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続され、前記第1方向に交差する第2方向Yで前記表示領域の中心部側に配置されている第2補助配線と、を備え、前記第1補助配線は、前記非表示領域に位置し、前記第1補助配線の抵抗を調整する第1抵抗調整部を有し、前記第2補助配線は、前記非表示領域に位置し、前記第2補助配線の抵抗を調整する第2抵抗調整部を有し、前記第1抵抗調整部の第1長さは、前記第2抵抗調整部の第2長さよりも長い。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、表示装置に関する。
近年、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)(又は有機EL(organic electro-luminescence)素子と称する場合もある)を適用した表示装置が実用化されている。表示素子は、画素電極と共通電極との間に有機層を備えている。有機層は、発光層の他に、正孔輸送層や電子輸送層などの機能層を含んでいる。このような有機層は、例えば真空蒸着法によって形成される。
Virtual Reality(VR)等に使用される超高精細パネルを有する表示装置等のようにカソード抵抗が高い場合、カソード電極内において電圧降下が生じやすく、表示面の各有機EL素子に印加される電圧が不均一になり、表示面で部分的に発光強度が低下する等の電圧勾配による表示性能の低下が生じ得る。
特開2008-135325号公報 国際公開第2020/079805号
本発明の目的は、表示品位を向上可能な表示装置を提供することにある。
一実施形態に係る表示装置は、複数の画素が配置され、角部に丸みを有する表示領域の周囲に位置する非表示領域の第1端部に位置する第1電源配線と、前記非表示領域の前記第1端部と第1方向で反対側の第2端部に位置する第2電源配線と、前記第1方向に延長し、前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続され、前記角部に配置されている第1補助配線と、前記第1方向に延長し、前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続され、前記第1方向に交差する第2方向Yで前記表示領域の中心部側に配置されている第2補助配線と、を備え、前記第1補助配線は、前記非表示領域に位置し、前記第1補助配線の抵抗を調整する第1抵抗調整部を有し、前記第2補助配線は、前記非表示領域に位置し、前記第2補助配線の抵抗を調整する第2抵抗調整部を有し、前記第1抵抗調整部の第1長さは、前記第2抵抗調整部の第2長さよりも長い。
他の実施形態に係る表示装置は、複数の画素が配置され、角部に丸みを有する表示領域の周囲に位置する非表示領域の第1端部に位置する第1電源配線と、前記非表示領域の前記第1端部と第1方向で反対側の第2端部に位置する第2電源配線と、前記第1方向に延出し、前記表示領域の前記角部を含む第1領域に配置された複数の第1補助配線と、前記第1方向に延出し、前記第1方向に交差する第2方向の前記表示領域の中心部を含む第2領域に配置された複数の第2補助配線と、を備え、前記複数の第1補助配線は、前記第2方向に第1間隔を置いて前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続され、前記複数の第2補助配線は、前記第2方向に前記第1間隔よりも小さい第2間隔を置いて前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続されている。
他の実施形態に係る表示装置は、複数の画素が配置され、角部に丸みを有する表示領域の周囲に位置する非表示領域の第1端部に位置する第1電源配線と、前記非表示領域の前記第1端部と第1方向で反対側の第2端部に位置する第2電源配線と、前記非表示領域に位置し、前記第1方向に延長し、前記第1電源配線に接続されている第1周辺配線と、前記非表示領域に位置し、前記第1方向に延長し、前記第2電源配線に接続されている第2周辺配線と、前記非表示領域において前記第1周辺配線よりも前記第1方向に交差する第2方向で前記表示領域の中心部側に位置し、前記第1方向に延長し、前記第1電源配線に接続されている第3周辺配線と、前記非表示領域において前記第2周辺配線よりも前記第2方向で前記表示領域の中心側に位置し、前記第1方向に延長し、前記第2電源配線に接続されている第4周辺配線と、前記第1方向に延長し、前記第1周辺配線及び前記第3周辺配線に接続され、前記角部に配置されている第1補助配線と、前記第1方向に延長し、前記第2周辺配線及び前記第4周辺配線に接続されている第2補助配線と、を備え、前記第1周辺配線及び前記第3周辺配線は、前記第1周辺配線から前記第3周辺配線までの抵抗を調整する第1抵抗調整部を有し、前記第2周辺配線及び前記第4周辺配線は、前記第2周辺配線から前記第4周辺配線までの抵抗を調整する第2抵抗調整部を有し、前記第1抵抗調整部の第1長さは、前記第2抵抗調整部の第2長さよりも長い。
図1は、本実施形態に係る表示装置の一構成例を示す図である。 図2は、本実施形態に係る画素の構成例を示す平面図である。 図3は、図2に示したA-A線に沿って切断した表示装置の構成例を示す断面図である。 図4は、本実施形態に係る補助配線の構成例を示す平面図である。 図5は、図4に示したB-B線に沿った表示装置の断面図である。 図6は、変形例1に係る周辺配線の構成例を示す平面図である。 図7は、図6に示したB-B線に沿った表示装置の断面図である。 図8は、変形例2に係る表示領域の構成例を示す平面図である。 図9は、変形例3に係る補助配線の構成例を示す平面図である。 図10は、変形例4に係る画素の構成例を示す平面図である。 図11は、変形例5に係る画素の構成例を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸、及び、Z軸を記載する。X軸に沿った方向をX方向または第1方向Xと称し、Y軸に沿った方向をY方向または第2方向Yと称し、Z軸に沿った方向をZ方向または第3方向Zと称する。第1方向X、第2方向Y、及び第3方向Zは、90度以外の角度で交差していてもよい。第1方向X及び第2方向Yの長さを幅と称し、第3方向Zの長さを厚さと称する場合もある。本明細書において、基材10から表示素子20に向かう方向を「上側」(あるいは、単に上)と称し、表示素子20から基材10に向かう方向を「下側」(あるいは、単に下)と称する場合もある。「第1層の上の第2層」及び「第1層の下の第2層」とした場合、第2層は、第1層に接していてもよいし、第1層から離れていてもよい。X軸(第1方向X)及びY軸(第2方向Y)によって規定される面をX-Y平面と称し、X軸(第1方向X)及びZ軸(第3方向Z)によって規定される面をX-Z平面と称し、Y軸(第2方向Y)及びZ軸(第3方向Z)によって規定される面をY-Z平面と称する場合もある。X-Y平面を見ることを平面視という。
(実施形態)
本実施形態に係る表示装置DSPは、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を備える有機エレクトロルミネッセンス表示装置であり、テレビ、パソコン、携帯端末、携帯電話等に搭載される。
図1は、本実施形態に係る表示装置DSPの一構成例を示す図である。
表示装置DSPは、絶縁性の基材10を備えている。基材10は、ガラスであってもよいし、可撓性を有する樹脂フィルムであってもよい。図1に示した例では、表示装置DSPは、第1方向Xの長さよりも第2方向Yの長さが長い矩形形状である。なお、表示装置DSPは、第1方向Xの長さよりも第2方向Yの長さが長く、且つ角部に丸みを帯びた矩形形状(以下、ラウンド形状と称する場合もある)であってもよいし、矩形形状及びラウンド形状以外の形状であってもよい。また、表示装置DSPは、画像を表示する表示領域DAと、表示領域DAの周囲に位置する(又は周辺の)非表示領域NDAとを有している。表示領域DAは、第1方向Xの長さよりも第2方向Yの長さが長く、且つ角部に丸みを帯びたラウンド形状である。表示領域DAは、角部において第2方向Yの端部に向かって第1方向の幅が狭くなるように丸みを帯びている。なお、表示領域DAは、ラウンド形状以外の形状であってもよい。非表示領域NDAは、第1方向Xの長さよりも第2方向Yの長さが長い矩形形状である。なお、非表示領域NDAは、矩形形状以外の形状であってもよい。
表示装置DSPは、表示領域DAにおいて、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配列された複数の画素PXを備えている。表示装置DSPは、例えば、表示領域DAにおいて、第2方向Yの中心部で第1方向Xに配置された画素PXの数よりも角部で第1方向Xに配置された画素PXの数の方が少ない。画素PXは、複数の副画素SP1、SP2、及びSP3を備えている。ここで、副画素とは、画素信号に応じて個別に制御することができる最小単位を示し、例えば、後述する走査線GLと信号線SLとが交差する位置に配置されるスイッチング素子を含む領域に存在する。一例では、画素PXは、赤色の副画素SP1、緑色の副画素SP2、及び、青色の副画素SP3を備えている。なお、画素PXは、上記の3色の副画素の他に、白色などの他の色の副画素を加えた4個以上の副画素を備えていてもよい。
画素PXに含まれる1つの副画素SPの一構成例について簡単に説明する。
すなわち、副画素SPは、画素回路1と、画素回路1によって駆動制御される表示素子20と、を備えている。画素回路1は、画素スイッチ2と、駆動トランジスタ3と、キャパシタ4と、を備えている。画素スイッチ2及び駆動トランジスタ3は、例えば薄膜トランジスタにより構成されたスイッチング素子である。
画素スイッチ2について、ゲート電極は走査線GLに接続され、ソース電極は信号線SLに接続され、ドレイン電極はキャパシタ4を構成する一方の電極及び駆動トランジスタ3のゲート電極に接続されている。駆動トランジスタ3について、ソース電極はキャパシタ4を構成する他方の電極及び電源線PLに接続され、ドレイン電極は表示素子20のアノードに接続されている。表示素子20のカソードは、給電線FLに接続されている。なお、画素回路1の構成は、図示した例に限らない。
表示素子20は、発光素子である有機発光ダイオード(OLED)である。例えば、副画素SP1は赤波長に対応した光を出射する表示素子を備え、副画素SP2は緑波長に対応した光を出射する表示素子を備え、副画素SP3は青波長に対応した光を出射する表示素子を備えている。表示素子20の構成については、後述する。
表示装置DSPは、側縁部(又は端部と称する場合もある)EDを有している。図1に示した例では、表示装置DSP1は、4つの側縁部ED(ED1、ED2、ED3、及びED4)を有している。側縁部ED1及びED2は、第1方向Xで対向している。言い換えると、側縁部ED2は、第1方向Xにおいて、側縁部ED1の反対側に位置する。側縁部ED1及びED2は、第1方向Xに間隔を置いて記載の順番で位置している。側縁部ED3及びED4は、第2方向Yで対向している。言い換えると、側縁部ED4は、第2方向Yにおいて、側縁部ED3の反対側に位置する。側縁部ED3及びED4は、第2方向Yに間隔を置いて記載の順番で位置している。非表示領域NDAの外側の端部は、側縁部ED1乃至ED4で規定される。また、非表示領域NDAは、第2方向Yに延出し、側縁部ED1側に位置する第1周辺領域N1と、第2方向Yに延出し、側縁部ED2側に位置する第2周辺領域N2と、第1方向Xに延出し、側縁部ED4側に位置する第3周辺領域N3と、を有している。第1周辺領域N1、表示領域DA、第2周辺領域N2は、この順に第1方向Xに並んでいる。第3周辺領域N3には、図示しないフレキシブル配線基板が実装される。
表示装置DSPは、非表示領域NDAに位置する電源配線51及び52と、複数の周辺配線BR(BR11、…、BR1(k-4)、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BRk-1)、BR1k、…、BR21、…、BR2(k-4)、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、BR2k)と、パッドPD1及びPD2と、を備えている。電源配線51は、第1周辺領域N1に位置し、電源配線52は、第2周辺領域N2に位置している。複数の周辺配線BRは、第1周辺領域N1及び第2周辺領域N2のそれぞれにおいて第2方向Yに並んでいる。図1に示した例では、複数の周辺配線BR11、…、BR1(k-4)、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kは、第1周辺領域N1において、第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに並んでいる。複数の周辺配線BR21、…、BR2(k-4)、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kは、第2周辺領域N2において、第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに並んでいる。例えば、周辺配線BR11乃至BR1kと周辺配線BR21乃至BR2kとは、第1方向Xで対向し、第1方向Xにおいて表示領域DAに対して対称に配置されている。
電源配線51は、第1周辺領域N1に位置する複数の周辺配線BR11乃至BR1kと電気的に接続されている。また、電源配線51は、パッドPD1と電気的に接続されている。電源配線52は、第2周辺領域N2に位置する複数の周辺配線BR21乃至BR2kと電気的に接続されている。また、電源配線52は、パッドPD2と電気的に接続されている。
表示領域DAにおいて、側縁部ED3側の角部は、側縁部ED3側に向かって幅が狭くなるように丸みを帯び、側縁部ED4側の角部は、側縁部ED4側に向かって幅が狭くなるように丸みを帯びている。
図2は、本実施形態に係る画素PXの構成例を示す平面図である。図2には、説明に必要な構成のみを示している。
表示装置DSPは、絶縁層12、下部電極E1、及び補助配線CAW等を備えている。図2に示した例では、表示装置DSPは、絶縁層12(1211、1212、1213、1214、1221、及び1222)、下部電極E1(E11、E12、及びE13)、及び補助配線CAW(CAW11、CAW12、CAW13、CAW14、CAW21,及びCAW22)等を備えている。
下部電極E1は、副画素SPに配置されている。図2に示した例では、下部電極E1は、下部電極E11、E12、及びE13を有している。下部電極E11は、副画素SP1に配置されている。下部電極E12は、副画素SP2に配置されている。下部電極E13は、副画素SP3に配置されている。下部電極E11乃至E13は、第1方向Xに並んでいる。下部電極E11乃至E13を含む下部電極は、副画素毎あるいは表示素子毎に配置された電極であり、画素電極、アノードなどと称される場合がある。
下部電極E1は、平面視で矩形形状に形成されている。図2に示した例では、下部電極E11乃至E13は、それぞれ、第1方向Xよりも第2方向Yに長い矩形形状に形成されている。下部電極E1は、平面視で矩形形状以外の形状に形成されていてもよい。
絶縁層12は、平面視で格子状に形成されている。絶縁層12は、表示素子あるいは副画素を区画するように形成されており、バンク、リブ、隔壁などと称される場合がある。図2に示した例では、絶縁層12は、絶縁層(バンク)1211、1212、1213、1214、1221、及び1222を有している。絶縁層1211、1212、1213、及び1214は、第2方向Yに延出している。絶縁層1211乃至1214は、第1方向Xに間隔を置いて並んでいる。絶縁層1211、1212、1213、及び1214は、第1方向Xの矢印の先端側に向かって記載の順番で並んでいる。絶縁層1221及び1222は、第1方向Xに延出している。絶縁層1221及び1222は、第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。絶縁層1221及び1222は、第2方向Yの矢印の先端側に向かって記載の順番で並んでいる。絶縁層1211乃至1214と絶縁層1221及び1222とは、それぞれ、交差している。絶縁層12は、下部電極E1に重畳する開口部OPを有している。
図2に示した例では、絶縁層12は、下部電極E11に重畳する開口部OP1と、下部電極E12に重畳する開口部OP2と、下部電極E13に重畳する開口部OP3と、を有している。開口部OP1は、絶縁層1211及び1212と絶縁層1221及び1222とで囲まれた領域に相当する。つまり、開口部OP1に重畳する下部電極E11の中央部は、絶縁層12から露出している。開口部OP2は、絶縁層1212及び1213と絶縁層1221及び1222とで囲まれた領域に相当する。つまり、開口部OP2に重畳する下部電極E12の中央部は、絶縁層12から露出している。開口部OP3は、絶縁層1213及び1214と絶縁層1221及び1222とで囲まれた領域に相当する。つまり、開口部OP3に重畳する下部電極E13の中央部は、絶縁層12から露出している。
図2に示した例では、絶縁層12は、下部電極E11乃至E13のそれぞれの周縁部を覆っている。絶縁層1221は、下部電極E11の端部、下部電極E12の端部、及び下部電極E13の端部に重畳している。絶縁層1222は、下部電極E11の端部、下部電極E12の端部、及び下部電極E13の端部に重畳している。絶縁層1211は、下部電極E11の端部に重畳している。絶縁層1212は、下部電極E11の端部及び下部電極E12の端部に重畳している。絶縁層1213は、下部電極E12の端部及び下部電極E13の端部に重畳している。絶縁層1214は、下部電極E13の端部に重畳している。
補助配線CAWは、絶縁層12に重畳している。例えば、補助配線CAWは、平面視で絶縁層12に重畳するように格子状に配置されている。例えば、補助配線CAWは、平面視で下部電極E1に重畳していない。
図2に示した例では、補助配線CAWは、補助配線CAW11、CAW12、CAW13、CAW14、CAW21、及びCAW22を有している。補助配線CAW11、CAW12、CAW13、及びCAW14は、第2方向Yに延出している。補助配線CAW11乃至CAW14は、第1方向Xに間隔を置いて並んでいる。例えば、補助配線CAW11、CAW12、CAW13、及びCAW14は、第1方向Xの矢印の先端側に向かって記載の順番で並んでいる。補助配線CAW21及びCAW22は、第1方向Xに延出している。補助配線CAW21及びCAW22は、第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。例えば、補助配線CAW21及びCAW22は、第2方向Yの矢印の先端側に向かって記載の順番で並んでいる。補助配線CAW11乃至14と補助配線CAW21及びCAW22とは、それぞれ、交差している。
図2に示した例では、補助配線CAW11は、絶縁層1211に重畳し、補助配線CAW12は、絶縁層1212に重畳し、補助配線CAW13は、絶縁層1213に重畳し、補助配線CAW14は、絶縁層1214に重畳している。補助配線CAW21は、絶縁層1221に重畳し、補助配線CAW22は、絶縁層1222に重畳している。補助配線CAW11乃至CAW14と補助配線CAW21及びCAW22とは、下部電極E1に重畳していない。
ここで、副画素SPの外形は、例えば、下部電極E1の外形に相当する。すなわち、1個の画素PXを構成する副画素SP1、副画素SP2、及び、副画素SP3は、それぞれ第2方向Yに延びた略長方形状に形成され、第1方向Xに並んでいる。第1方向Xに並んだ隣接する副画素の発光色は互いに異なる。なお、第1方向Xに並んだ隣接する副画素の発光色は同じであってもよい。副画素SP1、副画素SP2、及び、副画素SP3の各々の面積は、同一であってもよいし、後述するように互いに異なっていてもよい。また、副画素の外形は、表示素子の発光領域の外形で規定されてもよい。
図3は、図2に示したA-A線に沿って切断した表示装置DSPの構成例を示す断面図である。なお、図3には、表示装置DSPの主要部のみを図示している。
表示装置DSPは、基材10と、絶縁層11と、下部電極E1(E11及びE12)と、絶縁層12(1212)と、有機層OR(OR1、OR2、及びOR3)と、上部電極E2(E21、E22、及びE23)と、補助配線CAW(CAW12)と、を備えている。表示装置DSPは、表示素子20を有している。表示素子20(20A及び20B)は、下部電極E1(E11及びE12)と、有機層OR(OR1及びOR2)と、上部電極E2(E21及びE22)とによって構成されている。
図3に示した例では、表示素子20は、表示素子20A及び20Bを有している。表示素子20Aは、下部電極E11と、有機層OR1と、上部電極E21とによって構成されている。表示素子20Bは、下部電極E12と、有機層OR2と、上部電極E22とによって構成されている。
絶縁層11は、基材10の上に配置されている。絶縁層11は、表示素子20の下地層に相当し、例えば、有機絶縁層である。なお、図1に示した画素回路1の画素スイッチ2などは、基材10の上に配置され、絶縁層、例えば、絶縁層11によって覆われているが、ここでは図示を省略する。図3に示した例では、絶縁層11は、表示素子20A及び20Bの下地層に相当する。なお、絶縁層11は、単層で形成されていてもよいし、複数の層で形成されていてもよい。また、基材10及び絶縁層11の間には、他の層が配置されていてもよい。
下部電極E1は、絶縁層11の上に配置されている。図3に示した例では、下部電極E1は、下部電極E11及びE12を有している。下部電極E11及びE12は、絶縁層11の上に配置されている。複数の下部電極E1は、第1方向Xにおいて間隔を置いて並んでいる。図3に示した例では、下部電極E11と下部電極E12とは、第1方向Xおいてギャップ(又は間隔)を置いて配置されている。下部電極E1は、図示していないが、絶縁層11に形成されたコンタクトホールを介してスイッチング素子と電気的に接続されていてもよい。例えば、下部電極E11は、図示していないが、絶縁層11に形成されたコンタクトホールを介してスイッチング素子と電気的に接続されていてもよい。例えば、下部電極E12は、図示していないが、絶縁層11に形成されたコンタクトホールを介してスイッチング素子と電気的に接続されていてもよい。なお、下部電極E1及び絶縁層11の間には、他の層が配置されていてもよい。
下部電極E1(E11及びE12)は、例えば、インジウム錫酸化物(ITO)やインジウム亜鉛酸化物(IZO)などの透明導電材料によって形成された透明電極である。なお、下部電極E1は、銀、アルミニウムなどの金属材料によって形成された金属電極であってもよい。また、下部電極E1は、透明電極及び金属電極の積層体であってもよい。例えば、下部電極E1は、単層で構成されていてもよいし、透明電極、金属電極、及び、透明電極の順に積層された積層体として構成されてもよいし、3層以上の積層体として構成されていてもよい。
絶縁層12は、絶縁層11、及び下部電極E1の上に配置されている。絶縁層12は、例えば、有機絶縁層である。絶縁層12は、開口部OP(OP1、及びOP2)を有している。開口部OPは、下部電極E1の上に形成されている。開口部OPは、絶縁層12を下部電極E1まで貫通して形成される。図3に示した例では、絶縁層12は、開口部OP1、開口部OP2、及びバンク1212を有している。開口部OP1は、下部電極E11の上に形成されている。開口部OP2は、下部電極E12の上に形成されている。バンク1212は、絶縁層11、下部電極E11の端部、及び下部電極E12の端部の上に位置している。バンク1212は、例えば、開口部OP1から頂点部に亘って湾曲している表面と、開口部OP2から頂点部に亘って湾曲する表面とを有している。バンク1212の厚さは、例えば、数μm、例えば、1.5~2.0μmである。
有機層ORは、下部電極E1及び絶縁層12の上に配置されている。図3に示した例では、有機層ORは、有機層OR1、OR2、及びOR3を有している。有機層OR1は、開口部OP1に対応する下部電極E11の上、及びバンク1212の上に配置されている。有機層OR1は、バンク1212において、開口部OP1に対応する下部電極E11からバンク1212の頂点部に亘って湾曲する表面に配置されている。有機層OR2は、開口部OP2に対応する下部電極E12の上、及びバンク1212の上に配置されている。有機層OR2は、バンク1212において、開口部OP2に対応する下部電極E12からバンク1212の頂点部に亘って湾曲する表面に配置されている。有機層OR3は、後述する補助配線CAW12の上に配置されている。有機層OR1乃至OR3は、それぞれ、互いに接触していない。言い換えると、有機層OR1乃至OR3は、分断されている。つまり、有機層OR1は、有機層OR2及びOR3から離れており、有機層OR2は、有機層OR3及びOR1から離れており、有機層OR3は、有機層OR1及びOR2から離れている。有機層OR1は、後述する補助配線CAW12、例えば、補助配線CAW12の第1方向Xの矢印の先端側と反対側の端部に接触している。なお、有機層OR1は、補助配線CAW12に接触していなくてもよい。有機層OR2は、後述する補助配線CAW12、例えば、補助配線CAW12の第1方向Xの矢印の先端側の端部に接触している。なお、有機層OR2は、補助配線CAW12に接触していなくてもよい。
有機層ORは、下部電極E1及び上部電極E2の間に所定の電圧を印加することにより流れる電流の大きさで発光する発光層を含む。有機層ORは、発光層の他に、ホール注入層、ホール輸送層、電子注入層、及び、電子輸送層の少なくとも1つを含んでいる。例えば、有機層OR1乃至OR3は、同一色の発光層を含んでいる。なお、有機層OR1乃至OR3は、異なる色の発光層を含んでいてもよい。
上部電極E2は、有機層ORの上に配置されている。上部電極E2は、有機層ORを覆っている。図3に示した例では、上部電極E2は、上部電極E21、E22、及びE23を有している。上部電極E21は、有機層OR1の上に配置されている。上部電極E21は、有機層OR1を覆っている。上部電極E22は、有機層OR2の上に配置されている。上部電極E22は、有機層OR2を覆っている。上部電極E23は、有機層OR3の上に配置されている。上部電極E23は、有機層OR3を覆っている。上部電極E21は、後述する補助配線CAW12、例えば、補助配線CAW12の第1方向Xの矢印の先端側と反対側の端部に接触している。上部電極E22は、後述する補助配線CAW12、例えば、補助配線CAW12の第1方向Xの先端側の端部に接触している。上部電極E23は、上部電極E21及びE22から離れている。
上部電極E2は、例えば、ITOやIZOなどの透明導電材料によって形成された透明電極である。上部電極E2は、図1に示した表示領域DAに位置する給電線FLと電気的に接続されている。上部電極E2は、複数の副画素あるいは複数の表示素子に対して共通に配置された電極であり、共通電極、対向電極、カソードなどと称される場合がある。なお、上部電極E2は、透明な保護層(無機絶縁層及び有機絶縁層の少なくとも1つを含む)によって覆われていてもよい。上部電極E2は、単層で構成されていてもよいし、積層体として構成されていてもよい。
補助配線CAWは、絶縁層12の上に配置されている。図3に示した例では、補助配線CAWは、補助配線CAW12を有している。補助配線CAW12は、バンク1212の上に配置されている。補助配線CAW12は、例えば、バンク1212の頂点部の上に配置されている。
補助配線CAWは、隣接する2つの有機層ORの間に配置されている。言い換えると、補助配線CAWは、隣接する2つの上部電極E2の間に配置されている。図3に示した例では、補助配線CAW12は、有機層OR1及びOR2の間に配置されている。言い換えると、補助配線CAW12は、上部電極E21及び上部電極E22の間に配置されている。
補助配線CAWは、隣接する2つの有機層ORを分離(又は分断)する。補助配線CAWは、隣接する2つの上部電極E2を分離(又は分断)し、且つ隣接する2つの上部電極E2を電気的に接続する。図3に示した例では、補助配線CAW12は、有機層OR1と有機層OR2とを分離(又は分断)する。補助配線CAW12は、隣接する上部電極E21及び上部電極E22を分離(又は分断)し、且つ隣接する上部電極E21及び上部電極E22を電気的に接続する。
補助配線CAWは、金属配線、例えば、低抵抗の金属配線である。補助配線CAWは、例えば、インジウム錫酸化物(ITO)やインジウム亜鉛酸化物(IZO)等の透明導電材料を含む電気抵抗の高い層の低抵抗化を補助するために用いられ得る。
補助配線CAWは、積層体で構成されている。なお、補助配線CAWは、積層体で構成されていなくともよく、単層で構成されていてもよい。補助配線CAWは、3層の金属膜、例えば、チタン(Ti)/アルミニウム(Al)/チタン(Ti)で形成されている。図3に示した例では、補助配線CAW12は、上層LLと、中層MLと、下層ULとを有している。上層LL、中層ML、及び下層ULは、例えば、低抵抗の金属配線である。上層LLは、例えば、チタン(Ti)で形成される。中層MLは、例えば、アルミニウム(Al)で形成される。下層ULは、例えば、チタン(Ti)で形成される。なお、補助配線CAW12は、上層LL及び中層MLが半導体又は絶縁体であり、且つ下層ULが低抵抗の金属配線であってもよい。
図3に示した例では、下層ULは、例えば、バンク1212の頂点部の上に配置されている。補助配線CAW12において、中層MLは、下層ULの上に配置され、上層LLは、中層MLの上に配置されている。補助配線CAW12において、中層MLは、下層UL及び上層LLよりも中心部又は内側に後退している。言い換えると、中層MLの幅は、下層UL及び上層LLの幅よりも小さい。つまり、上層LL及び下層ULの幅は、中層MLの幅よりも長い。上層LL及び下層ULの幅は、同じである。なお、上層LL及び下層ULの幅は、異なっていてもよい。また、上層LL、中層ML、及び下層ULの幅は、同じであってもよい。
図3に示した例では、補助配線CAW12において、上層LL及び下層ULは、中層MLよりも迫り出している。補助配線CAW12において、上層LLは、有機層ORが中層MLに付着しないように遮蔽する中層MLの庇としての機能を有する。補助配線CAW12において、下層ULは、上部電極E21及びE22を電気的に接続し、電気抵抗の高い層、例えば、上部電極E2を低抵抗化する。
図3に示した例では、補助配線CAW12の厚さは、バンク1212の上に配置された有機層OR(OR1及びOR2)と上部電極E2(E21及びE22)とを積層した厚さ以上である。補助配線CAW12の厚さは、例えば、バンク1212の頂点部から有機層OR3の間の距離に相当する。上層LLは、上部電極E21及びE22から離れている。つまり、上層LLは、上部電極E21及びE22に接していない。中層MLは、上部電極E21及びE22から離れている。つまり、中層MLは、上部電極E21及びE22に接していない。下層ULは、上部電極E21及びE22に接している。また、下層ULは、有機層OR1及びOR2に接している。なお、下層ULは、有機層OR1及びOR2に接していなくてもよい。言い換えると、下層ULは、有機層OR1及びOR2から離れていてもよい。
表示素子20は、有機層ORが下部電極E1と上部電極E2との間に配置されることにより発光領域が形成される。図3に示した例では、表示素子20Aは、有機層OR1が下部電極E11と上部電極E21との間に配置されていることにより発光領域が形成されている。表示素子20Bは、有機層OR2が下部電極E12と上部電極E22との間に配置されていることにより発光領域が形成されている。なお、有機層OR3は、補助配線CAW12と上部電極E23との間に配置され、有機層OR1及び有機層OR2から完全に分離されているため、ほとんど発光しない又は発光しない。また、有機層OR1の内のバンク1212を覆う部分は、バンク1212と上部電極E21との間に位置しているため、ほとんど発光しない。同様に、有機層OR2の内のバンク1212を覆う部分は、バンク1212と上部電極E22との間に位置しているため、ほとんど発光しない。
表示装置DSPにおいて、例えば、有機層ORは、真空蒸着法によって形成される。図3に示した例では、バンク1212を形成した後に、有機層OR(OR1乃至OR3)を形成するための有機材料を蒸着する。有機材料を蒸着する場合、有機層ORは、上層LLの上に蒸着し、上層LLによるシャドウイング効果で中層MLに有機層ORが付かない。有機層ORは、下層UL、例えば、下層ULの端部に付いている。図3に示した例では、有機層OR1は、下層ULの第1方向Xの矢印の先端側と反対側の端部に接している。なお、有機層OR1は、下層ULの第1方向の矢印の先端側と反対側の端部に接していなくてもよい。有機層OR2は、下層ULの第1方向Xの矢印の先端側の端部に接している。なお、有機層OR2は、下層ULの第1方向Xの矢印の先端側の端部に接していなくてもよい。上部電極E2は、例えば、スパッタ法によって形成される。スパッタ法で形成された場合、上部電極E2は、下層ULに付き、補助配線CAWに電気的に接続している。図3に示した例では、上部電極E21は、下層ULの第1方向Xの矢印の先端側と反対側の端部に付いている有機層OR1よりも内側に回り込んで下層ULに付き、補助配線CAW12の下層ULに電気的に接続している。上部電極E22は、下層ULの第1方向Xの矢印の先端側の端部に付いている有機層OR2よりも内側に回り込んで下層ULに付き、補助配線CAW12の下層ULに電気的に接続している。そのため、上部電極E21及びE22は、下層ULを介して電気的に接続している。
図3に示した例では、補助配線CAW12は、上層LL、中層ML、及び下層ULを重ねてスパッタ成膜する。上層LL、中層ML、及び下層ULを重ねてスパッタ成膜した補助配線CAW12をホト工程でパターニングし、エッチングして断面が矩形の3層膜を得る。その後、弱アルカリやアルミニウムのエッチング液を用いて中層(例えば、アルミニウム)MLを選択的にエッチングすることで、中層(例えば、アルミニウム)MLが凹んだ補助配線CAW12が得られる。
図4は、本実施形態に係る補助配線CAWの構成例を示す平面図である。図4には、説明に必要な構成のみを示している。図4には、第1方向Xの表示領域DAの幅の中心を通る軸XCと、第2方向Yの表示領域DAの幅の中心を通る軸YCとを示している。図4には、第1方向Xの電源配線51から電源配線52までの範囲DBPを示している。
図4に示した例では、複数の周辺配線BRは、それぞれ、非表示領域NDAにおいて、第1方向Xに延出し、第2方向Yに並んでいる。複数の周辺配線BRは、周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、BR15、…、BR1(k-4)、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kと、周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、BR25、…、BR2(k-4)、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kとを含む。
図4に示した例では、複数の周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、BR15、…、BR1(k-4)、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kは、第1周辺領域N1において、第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、BR15、…、BR1(k-4)、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kは、第1周辺領域N1において、第2方向Yに等間隔、例えば、間隔YW1を置いて並んでいる。なお、複数の周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、BR15、…、BR1(k-4)、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kは、第1周辺領域N1において、第2方向Yに異なる間隔を置いて並んでいてもよい。
図4に示した例では、複数の周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、BR25、…、BR2(k-4)、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kは、第2周辺領域N2において、第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、BR25、…、BR2(k-4)、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kは、第2周辺領域N2において、第2方向Yに等間隔、例えば、間隔YW1を置いて並んでいる。なお、複数の周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、BR25、…、BR2(k-4)、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kは、第2周辺領域N2において、第2方向Yに異なる間隔を置いて並んでいてもよい。
図4に示した例では、周辺配線BR11及びBR21は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR12及びBR22は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR13及びBR23は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR14及びBR24は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR15及びBR25は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。
図4に示した例では、周辺配線BR1k及びBR2kは、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(k-1)及びBR2(k-1)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(k-2)及びBR2(k-2)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(k-3)及びBR2(k-3)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(k-4)及びBR2(k-4)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。
図4に示した例では、複数の補助配線CAWは、それぞれ、表示領域DAから非表示領域NDAに亘って第1方向Xに延出し、第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の補助配線CAWは、それぞれ、複数の周辺配線BRに接続されている。複数の補助配線CAWは、非表示領域NDAにおいて、表示領域DA内の上部電極E2の抵抗の高低分布を相殺する、又は表示領域DA内の上部電極E2の電圧勾配を一定にするように補助配線CAWの抵抗を調整する抵抗調整部RAを有している。例えば、複数の補助配線CAWは、非表示領域NDAにおいて、抵抗調整部RAとして後述するジグザグ形状に形成されたジグザグ部ZP(又は、表示領域DAに重畳するこの補助配線CAWの一部の幅よりも補助配線CAWの幅が小さい幅狭部)を有する。例えば、抵抗調整部RAは、非表示領域NDAにおいて補助配線CAWの抵抗を高める。なお、抵抗調整部RAは、非表示領域NDAにおいて補助配線CAWの抵抗を低くするように構成されていてもよい。
抵抗調整部RAの範囲(例えば、長さ)は、例えば、表示領域DA及び/又は画素PXに重畳する補助配線CAWの一部(以下、重畳部と称する場合もある)OVの範囲に応じて変化する。言い換えると、抵抗調整部RAの範囲(例えば、長さ)は、表示領域DAに重畳する補助配線CAWの範囲に応じて変化する。
また、抵抗調整部RAの範囲(例えば、長さ)は、補助配線CAWが重畳する画素PXの数に応じて変化する。例えば、表示領域DAに重畳する範囲が大きく、且つ(第1方向Xに配置された)画素PXの数が多い領域では、上部電極E2の抵抗が相対的に高めとなり、表示領域DAに重畳する範囲が小さく、且つ(第1方向Xに配置された)画素PXの数が少ない領域では、上部電極E2の抵抗が相対的に低めになり得る。
例えば、ラウンド形状に形成された表示領域DAの角部の第2方向Yの側縁部側に配置された補助配線CAWの重畳部OVの範囲(例えば、長さ)が表示領域DAの角部の第2方向Yの中心軸YC側に配置された補助配線CAWの重畳部OVの範囲よりも小さい場合、表示領域DAの角部の第2方向Yの側縁部側に配置された補助配線CAWの抵抗調整部RAの範囲(例えば、長さ)は、表示領域DAの角部の第2方向Yの中心軸YC側に配置された補助配線CAWの抵抗調整部RAの範囲よりも大きい。
図4に示した例では、複数の補助配線CAWは、補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、CAW5、…、CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkを含む。
図4に示した例では、複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、CAW5、…、CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、表示領域DAから第1周辺領域N1及び第2周辺領域N2に第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、CAW5、…、CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、第2方向Yに等間隔、例えば、間隔YW1を置いて並んでいる。なお、複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、CAW5、…、CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、第2方向Yに異なる間隔を置いて並んでいてもよい。
図4に示した例では、補助配線CAW1は、重畳部OV1と、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP11と、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP12とを有している。補助配線CAW1は、周辺配線BR11及びBR21に電気的に接続されている。補助配線CAW2は、重畳部OV2と、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP21と、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP22とを有している。補助配線CAW2は、周辺配線BR12及びBR22に電気的に接続されている。補助配線CAW3は、重畳部OV3と、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP31と、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP32とを有している。補助配線CAW3は、周辺配線BR13及びBR23に電気的に接続されている。補助配線CAW4は、重畳部OV4と、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP41と、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP42とを有している。補助配線CAW4は、周辺配線BR14及びBR24に電気的に接続されている。補助配線CAW5は、重畳部OV5を有している。補助配線CAW5は、周辺配線BR15及びBR25に電気的に接続されている。なお、補助配線CAWは、周辺配線BRを含んでいてもよい。
図4に示した例では、補助配線CAWk-4は、重畳部OVk-4を有している。補助配線CAWk-4は、周辺配線BR1(k-4)及びBR2(k-4)に電気的に接続されている。補助配線CAWk-3は、重畳部OVk-3と、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP(k-3)1と、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP(k-3)2とを有している。補助配線CAWk-3は、周辺配線BR1(k-3)及びBR2(k-3)に電気的に接続されている。補助配線CAWk-2は、重畳部OVk-2と、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP(k-2)1と、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP(k-2)2とを有している。補助配線CAWk-2は、周辺配線BR1(k-2)及びBR2(k-2)に電気的に接続されている。補助配線CAWk-1は、重畳部OVk-1と、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP(k-1)1と、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP(k-1)2とを有している。補助配線CAWk-1は、周辺配線BR1(k-1)及びBR2(k-1)に電気的に接続されている。補助配線CAWkは、重畳部OVkと、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZPk1と、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZPk2とを有している。補助配線CAWkは、周辺配線BR1k及びBR2kに電気的に接続されている。
重畳部OV1、OV2、OV3、OV4、及びOV5の長さは、記載の順番に短い。ジグザグ部ZP11、ZP21、ZP31、及びZP41の長さは、記載の順番に長い。ジグザグ部ZP12、ZP22、ZP32、及びZP42の長さは、記載の順番に長い。ジグザグ部ZP11及びZP12の長さは、例えば、同じである。なお、ジグザグ部ZP11及びZP12の長さは、例えば、異なっていてもよい。ジグザグ部ZP21及びZP22の長さは、例えば、同じである。なお、ジグザグ部ZP21及びZP22の長さは、例えば、異なっていてもよい。ジグザグ部ZP31及びZP32の長さは、例えば、同じである。なお、ジグザグ部ZP31及びZP32の長さは、例えば、異なっていてもよい。ジグザグ部ZP41及びZP42の長さは、例えば、同じである。なお、ジグザグ部ZP41及びZP42の長さは、例えば、異なっていてもよい。
例えば、重畳部OV1の長さOPD1は、重畳部OV4の長さOPD2よりも短い。ジグザグ部ZP11の長さZPD11は、ジグザグ部ZP41の長さZPD21よりも長い。ジグザグ部ZP12の長さZPD12は、ジグザグ部ZP42の長さZPD22よりも長い。例えば、ジグザグ部ZP11の長さZPD11とジグザグ部ZP12の長さZPD12とは、同じである。例えば、ジグザグ部ZP41の長さZPD21とジグザグ部ZP42の長さZPD22とは、同じである。例えば、補助配線CAW1を介して周辺配線BR11から周辺配線BR21までの範囲DBPの電圧と、補助配線CAW4を介して周辺配線BR14から周辺配線BR24までの範囲DBPの電圧と、同じである。
また、例えば、補助配線CAW1を介して周辺配線BR11から周辺配線BR21までの範囲DBPの電圧と、補助配線CAW2を介して周辺配線BR12から周辺配線BR22までの範囲DBPの電圧と、補助配線CAW3を介して周辺配線BR13から周辺配線BR23までの範囲DBPの電圧と、補助配線CAW4を介して周辺配線BR14から周辺配線BR24までの範囲DBPの電圧と、補助配線CAW5を介して周辺配線BR15から周辺配線BR25までの範囲DBPの電圧とは、同じである。
重畳部OVk-4、OVk-3、OVk-2、OVk-1、及びOVkの長さは、記載の順番に短い。ジグザグ部ZP(k-3)1、ZP(k-2)1、ZP(k-1)1、及びZPk1の長さは、記載の順番で長い。ジグザグ部ZP(k-3)2、ZP(k-2)2、ZP(k-1)2、及びZPk2の長さは、記載の順番で長い。ジグザグ部ZP(k-3)1及びZP(k-3)2の長さは、例えば、同じである。なお、ジグザグ部ZP(k-3)1及びZP(k-3)2の長さは、例えば、異なっていてもよい。ジグザグ部ZP(k-2)1及びZP(k-2)2の長さは、例えば、同じである。なお、ジグザグ部ZP(k-2)1及びZP(k-2)2の長さは、例えば、異なっていてもよい。ジグザグ部ZP(k-1)1及びZP(k-1)2の長さは、例えば、同じである。なお、ジグザグ部ZP(k-1)1及びZP(k-1)2の長さは、例えば、異なっていてもよい。ジグザグ部ZPk1及びZPk2の長さは、例えば、同じである。なお、ジグザグ部ZPk1及びZPk2の長さは、例えば、異なっていてもよい。
例えば、重畳部OVkの長さと重畳部OV1の長さとは、同じである。なお、重畳部OVkの長さと重畳部OV1の長さとは、異なっていてもよい。重畳部OVk-1の長さと重畳部OV2の長さとは、同じである。なお、重畳部OVk-1の長さと重畳部OV2の長さとは、異なっていてもよい。重畳部OVk-2の長さと重畳部OV3の長さとは、同じである。なお、重畳部OVk-2の長さと重畳部OV3の長さとは、異なっていてもよい。重畳部OVk-3の長さと重畳部OV4の長さとは、同じである。なお、重畳部OVk-3の長さと重畳部OV4の長さとは、異なっていてもよい。重畳部OVk-4の長さと重畳部OV5の長さとは、同じである。なお、重畳部OVk-4の長さと重畳部OV5の長さとは、異なっていてもよい。
例えば、補助配線CAWkを介して周辺配線BR1kから周辺配線BR2kまでの範囲DBPの電圧と、補助配線CAWk-1を介して周辺配線BR1(k-1)から周辺配線BR2(k-1)までの範囲DBPの電圧と、補助配線CAWk-2を介して周辺配線BR1(k-2)から周辺配線BR2(k-2)までの範囲DBPの電圧と、補助配線CAWk-3を介して周辺配線BR1(k-3)から周辺配線BR2(k-3)までの範囲DBPの電圧と、補助配線CAWk-4を介して周辺配線BR1(k-4)から周辺配線BR2(k-4)までの範囲DBPの電圧とは、同じである。
例えば、周辺配線BR11から周辺配線BR21までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR12から周辺配線BR22までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR13から周辺配線BR23までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR14から周辺配線BR24までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR15から周辺配線BR25までの範囲DBPの電圧、…、周辺配線BR1(k-4)から周辺配線BR2(k-4)までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR1(k-3)から周辺配線BR2(k-3)までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR1(k-2)から周辺配線BR2(k-2)までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR1(k-1)から周辺配線BR2(k-1)までの範囲DBPの電圧、及び、周辺配線BR1kから周辺配線BR2kまでの範囲DBPの電圧は、同じである。
図5は、図4に示したB-B線に沿った表示装置DSPの断面図である。
図5に示した例では、周辺配線BR24及び電源配線52は、絶縁層11の上に位置している。絶縁層12は、周辺配線BR24及び電源配線52を覆っている。補助配線CAW(CAW4)は、絶縁層12の上に位置し、絶縁層12に形成されたコンタクトホールCH1を介して周辺配線BR24に接続されている。有機層OR(OR3)は、補助配線CAWの上に配置されている。なお、有機層OR(OR3)は、非表示領域NDAにおいて、補助配線CAWの上に配置されていなくてもよい。上部電極E2は、補助配線CAWの上に位置する有機層OR(OR3)の上に配置されている。また、上部電極E2は、非表示領域NDAにおいて、補助配線CAWが配置されていない絶縁層12の上に位置している。
本実施形態によれば、表示装置DSPは、複数の画素PXと、絶縁層12と、絶縁層12に上に配置された複数の補助配線CAWと、非表示領域NDAに配置された電源配線51及び52と、電源配線51及び52に接続された複数の周辺配線BRとを有している。表示装置DSPは、表示領域DAと、表示領域DAの周辺の非表示領域NDAとを有している。表示領域DAは、第1方向Xの長さよりも第2方向Yの長さが長く、且つ角部に丸みを帯びたラウンド形状である。表示装置DSPは、表示領域DAにおいて、第2方向Yの中心部で第1方向Xに配置された画素PXの数よりも角部で第1方向Xに配置された画素PXの数の方が少ない。表示領域DAの第2方向Yの端部側の少なくとも1つの補助配線CAWの重畳部OVの長さは、表示領域DAの第2方向Yの中心部側の少なくとも1つの補助配線CAWの重畳部OVの長さよりも短い。表示領域DAの第2方向Yの端部側の少なくとも1つの補助配線CAWの抵抗調整部RAの長さは、表示領域DAの第2方向Yの中心部側の少なくとも1つの補助配線CAWの抵抗調整部RAの長さよりも長い。表示領域DAの第2方向Yの端部側の少なくとも1つの補助配線CAWの電圧と表示領域DAの第2方向Yの中心部側の少なくとも1つの補助配線CAWの電圧とが同じである。そのため、表示装置DSPは、表示領域DAの複数の画素PXに均一に電圧を印加できる。したがって、表示装置DSPは、表示品位を向上することができる。
次に、本実施形態の変形例について図6乃至図11を参照しながらそれぞれ説明する。以下に説明する本実施形態の変形例において、前述と同一の部分には、同一の参照符号を付しその詳細な説明を省略し、前述と異なる部分を中心に詳細に説明する。なお、他の変形例においても、前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例1)
変形例1の表示装置DSPは、補助配線CAW及び周辺配線BRの構成が前述した実施形態に係る表示装置DSPと相違する。
図6は、変形例1に係る周辺配線BRの構成例を示す平面図である。図6には、説明に必要な構成のみを示している。
図6に示した例では、複数の周辺配線BRの一部の周辺配線BRは、非表示領域NDAにおいて、抵抗調整部RAを有している。例えば、複数の周辺配線BRの一部の周辺配線BRは、非表示領域NDAにおいて、抵抗調整部RAとしてジグザグ部ZP(又は、幅狭部)を有する。
例えば、ラウンド形状に形成された表示領域DAの角部の第2方向Yの側縁部側に配置された補助配線CAWの重畳部OVの範囲(例えば、長さ)が表示領域DAの角部の第2方向Yの中心軸YC側に配置された補助配線CAWの重畳部OVの範囲よりも小さい場合、表示領域DAの角部の第2方向Yの側縁部側の補助配線CAWに接続された周辺配線BRの抵抗調整部RAの範囲(例えば、長さ)は、表示領域DAの角部の第2方向Yの中心軸YC側に配置された補助配線CAWに接続された周辺配線BRの抵抗調整部RAの範囲よりも大きい。
図6に示した例では、周辺配線BR11は、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP11を有している。周辺配線BR21は、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP12を有している。周辺配線BR12は、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP21を有している。周辺配線BR22は、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP22を有している。
周辺配線BR13は、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP31を有している。周辺配線BR23は、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP32を有している。周辺配線BR14は、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP41を有している。周辺配線BR24は、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP42を有している。
図6に示した例では、周辺配線BR1(k-3)は、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP(k-3)1を有している。周辺配線BR2(k-3)は、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP(k-3)2を有している。周辺配線BR1(k-2)は、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP(k-2)1を有している。周辺配線BR2(k-2)は、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP(k-2)2を有している。周辺配線BR1(k-1)は、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZP(k-1)1を有している。周辺配線BR2(k-1)は、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZP(k-1)2を有している。周辺配線BR1kは、第1周辺領域N1に配置されたジグザグ部ZPk1を有している。周辺配線BR2kは、第2周辺領域N2に配置されたジグザグ部ZPk2を有している。
図7は、図6に示したB-B線に沿った表示装置DSPの断面図である。
図7に示した例では、絶縁層12は、周辺配線BR24及び電源配線52を覆っている。補助配線CAW(CAW4)は、絶縁層12の上に位置し、絶縁層12に形成されたコンタクトホールCH2を介して周辺配線BR24に接続されている。上部電極E2は、非表示領域NDAにおいて、補助配線CAWが配置されていない絶縁層12の上に位置している。
そのため、変形例1に係る表示装置DSPは、前述した実施形態に係る表示装置DSPと同様の効果が得られる。
(変形例2)
変形例2の表示装置DSPは、表示領域DAの構成が前述した実施形態及び前述した変形例に係る表示装置DSPと相違する。
図8は、変形例2に係る表示領域DAの構成例を示す平面図である。なお、図8には、表示装置DSPの主要部のみを図示している。
表示領域DAは、円形形状である。なお、表示領域DAは、円形形状以外の形状であってもよい。
図8に示した例では、複数の周辺配線BRは、周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、…、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kと、周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、…、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kとを含む。
図8に示した例では、複数の周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、…、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kは、第1周辺領域N1において、第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、…、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kは、第1周辺領域N1において、第2方向Yに等間隔、例えば、間隔YW1を置いて並んでいる。なお、複数の周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、…、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kは、第1周辺領域N1において、第2方向Yに異なる間隔を置いて並んでいてもよい。
図8に示した例では、複数の周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、…、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kは、第2周辺領域N2において、第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、…、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kは、第2周辺領域N2において、第2方向Yに等間隔、例えば、間隔YW1を置いて並んでいる。なお、複数の周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、…、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kは、第2周辺領域N2において、第2方向Yに異なる間隔を置いて並んでいてもよい。
図8に示した例では、周辺配線BR11及びBR21は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR12及びBR22は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR13及びBR23は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR14及びBR24は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。
図8に示した例では、周辺配線BR1k及びBR2kは、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(k-1)及びBR2(k-1)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(k-2)及びBR2(k-2)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(k-3)及びBR2(k-3)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。
図8に示した例では、複数の補助配線CAWは、補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、…、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkを含む。複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、…、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、表示領域DAから第1周辺領域N1及び第2周辺領域N2に第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、…、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、第2方向Yに等間隔、例えば、間隔YW1を置いて並んでいる。なお、複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、…、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、第2方向Yに異なる間隔を置いて並んでいてもよい。
例えば、重畳部OV1の長さOPD3は、重畳部OV4の長さOPD4よりも短い。ジグザグ部ZP11の長さZPD31は、ジグザグ部ZP41の長さZPD41よりも長い。ジグザグ部ZP12の長さZPD32は、ジグザグ部ZP42の長さZPD42よりも長い。例えば、ジグザグ部ZP11の長さZPD31とジグザグ部ZP12の長さZPD32とは、同じである。例えば、ジグザグ部ZP41の長さZPD41とジグザグ部ZP42の長さZPD42とは、同じである。
例えば、周辺配線BR11から周辺配線BR21までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR12から周辺配線BR22までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR13から周辺配線BR23までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR14から周辺配線BR24までの範囲DBPの電圧、…、周辺配線BR1(k-3)から周辺配線BR2(k-3)までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR1(k-2)から周辺配線BR2(k-2)までの範囲DBPの電圧、周辺配線BR1(k-1)から周辺配線BR2(k-1)までの範囲DBPの電圧、及び、周辺配線BR1kから周辺配線BR2kまでの範囲DBPの電圧は、同じである。
そのため、変形例2に係る表示装置DSPは、前述した実施形態及び前述した変形例に係る表示装置DSPと同様の効果が得られる。
(変形例3)
変形例3の表示装置DSPは、補助配線CAW及び周辺配線BRの構成が前述した実施形態及び前述した変形例に係る表示装置DSPと相違する。
変形例3の表示装置DSPは、表示領域DA(又は画素PX)に重畳する範囲が小さい領域に配置された複数の補助配線CAWの内の電源配線51及び52に接続する複数の補助配線CAWの第2方向Yの間隔よりも表示領域DA(又は画素PX)に重畳する範囲が大きい領域に配置された複数の補助配線CAWの内の電源配線51及び52に接続する複数の補助配線CAWの第2方向Yの間隔が小さい。言い換えると、表示装置DSPは、表示領域DAに重畳する範囲が大きい領域に配置された複数の補助配線CAWの内の電源配線51及び52に接続する複数の補助配線CAWの第2方向Yの間隔よりも表示領域DAに重畳する範囲が小さい領域に配置された複数の補助配線CAWの内の電源配線51及び52に接続する複数の補助配線CAWの第2方向Yの間隔が大きい。
例えば、表示装置DSPは、表示領域DA(又は画素PX)に重畳する範囲が小さい領域に配置された複数の補助配線CAWの電源配線51及び52への接続密度よりも表示領域DA(又は画素PX)に重畳する範囲が大きい領域に配置された複数の補助配線CAWの電源配線51及び52への接続密度が密である。言い換えると、表示装置DSPは、表示領域DAに重畳する範囲が大きい領域に配置された複数の補助配線CAWの電源配線51及び52への接続密度よりも表示領域DAに重畳する範囲が小さい領域に配置された複数の補助配線CAWの電源配線51及び52への接続密度が疎である。
図9は、変形例3に係る補助配線CAWの構成例を示す平面図である。
図9に示した例では、複数の周辺配線BRは、周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、BR15、…、BR1(n-2)、BR1(n-1)、BR1n、BR1(n+1)、BR1(n+2)、…、BR1(k-4)、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kと、周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、BR25、…、BR2(n-2)、BR2(n-1)、BR2n、BR2(n+1)、BR2(n+2)、…、BR2(k-4)、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kと、を含む。
図9に示した例では、複数の周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、BR15、…、BR1(n-2)、BR1(n-1)、BR1n、BR1(n+1)、BR1(n+2)、…、BR1(k-4)、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kは、第1周辺領域N1において、第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の周辺配線BR11、BR12、BR13、BR14、BR15、…、BR1(n-2)、BR1(n-1)、BR1n、BR1(n+1)、BR1(n+2)、…、BR1(k-4)、BR1(k-3)、BR1(k-2)、BR1(k-1)、及びBR1kは、第1周辺領域N1において、第2方向Yに等間隔、例えば、間隔YM1を置いて並んでいる。
図9に示した例では、複数の周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、BR25、…、BR2(n-2)、BR2(n-1)、BR2n、BR2(n+1)、BR2(n+2)、…、BR2(k-4)、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kは、第2周辺領域N2において、第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の周辺配線BR21、BR22、BR23、BR24、BR25、…、BR2(n-2)、BR2(n-1)、BR2n、BR2(n+1)、BR2(n+2)、…、BR2(k-4)、BR2(k-3)、BR2(k-2)、BR2(k-1)、及びBR2kは、第2周辺領域N2において、2方向Yに等間隔、例えば、間隔YM1を置いて並んでいる。
図9に示した例では、周辺配線BR1(n-2)及びBR2(n-2)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(n-1)及びBR2(n-1)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1n及びBR2nは、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(n+1)及びBR2(n+1)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。周辺配線BR1(n+2)及びBR2(n+2)は、第1方向Xで対向し、中心軸XCに対して対称に配置されている。
例えば、ラウンド形状に形成された表示領域DAの角部の第2方向Yの側縁部側に位置する領域に配置された複数の補助配線CAWの重畳部OVの範囲が表示領域DAの第2方向Yの中心軸YC側に位置する領域に配置された複数の補助配線CAWの重畳部OVの範囲よりも小さい場合、表示領域DAの角部の第2方向Yの側縁部側に位置する領域に配置された複数の補助配線CAWの内の電源配線51及び52に接続された複数の補助配線CAWの第2方向Yの間隔は、表示領域DAの第2方向Yの中心軸YC側に位置する領域に配置された複数の補助配線CAWの内の電源配線51及び52に接続された複数の補助配線CAWの第2方向Yの間隔よりも大きい。
図9に示した例では、複数の補助配線CAWは、補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、CAW5、…、CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、CAWn+2、…、CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkを含む。
図9に示した例では、複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、CAW5、…、CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、CAWn+2、…、CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、表示領域DAから第1周辺領域N1及び第2周辺領域N2に第1方向Xに延出し、記載の順番で側縁部ED3側から側縁部ED4側まで第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、CAW5、…、CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、CAWn+2、…、CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、第2方向Yに等間隔、例えば、間隔YW1を置いて並んでいる。なお、複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、CAW5、…、CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、CAWn+2、…、CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、第2方向Yに異なる間隔を置いて並んでいてもよい。
例えば、複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、及びCAW5は、表示装置DSPの第1方向Xの電源配線51から電源配線52までの長さを有する領域AR1において、第2方向Yに間隔YW1を置いて並んでいる。
複数の補助配線CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、及びCAWn+2は、表示装置DSPの第1方向Xの電源配線51から電源配線52までの長さを有する領域AR2において、第2方向Yに間隔YW1を置いて並んでいる。
複数の補助配線CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、表示装置DSPの第1方向Xの電源配線51から電源配線52までの長さを有する領域AR3において、第2方向Yに間隔YW1を置いて並んでいる。
図9に示した例では、補助配線CAW1は、重畳部OV1を有している。補助配線CAW1は、周辺配線BR11及びBR21に電気的に接続されている。補助配線CAW2は、重畳部OV2を有している。補助配線CAW2は、周辺配線BR12及びBR22に電気的に接続されていない。補助配線CAW3は、重畳部OV3を有している。補助配線CAW3は、周辺配線BR13及びBR23に電気的に接続されていない。補助配線CAW4は、重畳部OV4を有している。補助配線CAW4は、周辺配線BR14及びBR24に電気的に接続されていない。補助配線CAW5は、重畳部OV5を有している。補助配線CAW5は、周辺配線BR15及びBR25に電気的に接続されている。複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、及びCAW5は、領域AR1において、第2方向Yに間隔YW2で電源配線51及び52に電気的に接続されている。
図9に示した例では、補助配線CAWn-2は、重畳部OVn-2を有している。補助配線CAWn-2は、周辺配線BR1(n-2)及びBR2(n-2)に電気的に接続されている。補助配線CAWn-1は、重畳部OVn-1を有している。補助配線CAWn-1は、周辺配線BR1(n-1)及びBR2(n-2)に電気的に接続されている。補助配線CAWnは、重畳部OVnを有している。補助配線CAWnは、周辺配線BR1n及びBR2nに電気的に接続されている。補助配線CAWn+1は、重畳部OVn+1を有している。補助配線CAWn+1は、周辺配線BR1(n+1)及びBR2(n+1)に電気的に接続されている。補助配線CAWn+2は、重畳部OVn+2を有している。補助配線CAWn+2は、周辺配線BR1(n+2)及びBR2(n+2)に電気的に接続されている。複数の補助配線CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、及びCAWn+2は、領域AR2において、第2方向Yに間隔YW1で電源配線51及び52に電気的に接続されている。領域AR2に配置された複数の補助配線CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、及びCAWn+2が電源配線51及び52に接続する第2方向Yの間隔YW11は、領域AR1に配置された複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、及びCAW5が電源配線51及び52に接続する第2方向Yの間隔YW2よりも小さい。言い換えると、領域AR2に配置された複数の補助配線CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、及びCAWn+2の電源配線51及び52への接続密度は、領域AR1に配置された複数の補助配線CAW1、CAW2、CAW3、CAW4、及びCAW5の電源配線51及び52への接続密度よりも大きい。
図9に示した例では、補助配線CAWk-4は、重畳部OVk-4を有している。補助配線CAWk-4は、周辺配線BR1(k-4)及びBR2(k-4)に電気的に接続されている。補助配線CAWk-3は、重畳部OVk-3を有している。補助配線CAWk-3は、周辺配線BR1(k-3)及びBR2(k-3)に電気的に接続されていない。補助配線CAWk-2は、重畳部OVk-2を有している。補助配線CAWk-2は、周辺配線BR1(k-2)及びBR2(k-2)に電気的に接続されていない。補助配線CAWk-1は、重畳部OVk-1を有している。補助配線CAWk-1は、周辺配線BR1(k-1)及びBR2(k-1)に電気的に接続されていない。補助配線CAWkは、重畳部OVkを有している。補助配線CAWkは、周辺配線BR1k及びBR2kに電気的に接続されている。複数の補助配線CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkは、領域AR3において、第2方向Yに間隔YW2で電源配線51及び52に電気的に接続されている。領域AR3に配置された複数の補助配線CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkが電源配線51及び52に接続する第2方向Yの間隔YW2は、領域AR2に配置された複数の補助配線CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、及びCAWn+2が電源配線51及び52に接続する第2方向Yの間隔YW11よりも大きい。言い換えると、領域AR3に配置された複数の補助配線CAWk-4、CAWk-3、CAWk-2、CAWk-1、及びCAWkの電源配線51及び52への接続密度は、領域AR2に配置された複数の補助配線CAWn-2、CAWn-1、CAWn、CAWn+1、及びCAWn+2の電源配線51及び52への接続密度よりも小さい。
重畳部OV1、OV2、OV3、OV4、及びOV5の長さは、記載の順番に短い。重畳部OVn-2、OVn-1、OVn、OVn+1、及びOVn+2の長さは、同じである。重畳部OVk-4、OVk-3、OVk-2、OVk-1、及びOVkの長さは、記載の順番に長い。例えば、重畳部OV5、OVn-2、OVn-1、OVn、OVn+1、OVn+2、及びOVk-4の長さは、同じである。
例えば、補助配線CAW1乃至CAW5を含む領域AR1の電圧と、補助配線CAWn-2乃至CAWn+2を含む補助配線領域AR2の電圧と、補助配線CAWk-4乃至CAWkを含む領域AR3の電圧とは、同じである。
そのため、変形例1に係る表示装置DSPは、前述した実施形態及び前述した変形例に係る表示装置DSPと同様の効果が得られる。
(変形例4)
変形例4の表示装置DSPは、画素PXの構成が前述した実施形態及び前述した変形例に係る表示装置DSPと相違する。
図10は、変形例4に係る画素PXの構成例を示す平面図である。図10には、説明に必要な構成のみを示している。
図10に示した例では、表示装置DSPは、第1方向X及び第2方向Yに配列された複数の画素PXを備えている。画素PXは、複数の副画素SP4、SP5、及びSP6を備えている。一例では、画素PXは、赤色の副画素SP4、緑色の副画素SP5、及び、青色の副画素SP6を備えている。
図10に示した例では、表示装置DSPは、絶縁層12(1215、1216、1217、1223、1224、及び1225)、下部電極E1(E14、E15、及びE16)、及び補助配線CAW(CAW15、CAW16、CAW17、CAW23、CAW24、及びCAW25)等を備えている。
図10に示した例では、下部電極E1は、下部電極E14、E15、及びE16を有している。下部電極E14は、副画素SP4に配置されている。下部電極E15は、副画素SP5に配置されている。下部電極E16は、副画素SP6に配置されている。下部電極E14及びE15は、第2方向Yに並んでいる。下部電極E14及びE15と下部電極E16とは、第1方向Xに並んでいる。
図10に示した例では、絶縁層12は、絶縁層(バンク)1215、1216、1217、1223、1224、及び1225を有している。絶縁層1215、1216、及び1217は、第2方向Yに延出している。絶縁層1215乃至1217は、第1方向Xに間隔を置いて並んでいる。例えば、絶縁層1215、1216、及び1217は、第1方向Xの矢印の先端側に向かって記載の順番で並んでいる。絶縁層1223、1224、及び1225は、第1方向Xに延出している。絶縁層1225は、絶縁層1223及び1224よりも短い。例えば、絶縁層1225の長さは、絶縁層1215及び1216の第1方向Xの間隔に相当する。絶縁層1223乃至1225は、第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。例えば、絶縁層1223、1225、及び1224は、第2方向Yの矢印の先端側に向かって記載の順番に並んでいる。絶縁層1215乃至1217と絶縁層1223及び1224とは、それぞれ、交差している。絶縁層1215及び1216と絶縁層1225とは、交差している。
図10に示した例では、絶縁層12は、下部電極E14に重畳する開口部OP4と、下部電極E15に重畳する開口部OP5と、下部電極E16に重畳する開口部OP6と、を有している。開口部OP4は、絶縁層1215及び1216と絶縁層1223及び1225とで囲まれた領域に相当する。つまり、開口部OP4に重畳する下部電極E14の中央部は、絶縁層12から露出している。開口部OP5は、絶縁層1215及び1216と絶縁層1225及び1224とで囲まれた領域に相当する。つまり、開口部OP5に重畳する下部電極E15の中央部は、絶縁層12から露出している。開口部OP6は、絶縁層1216及び1217と絶縁層1223及び1224とで囲まれた領域に相当する。つまり、開口部OP6に重畳する下部電極E16の中央部は、絶縁層12から露出している。
図10に示した例では、絶縁層1223は、第2方向Yの矢印の先端側と反対側の下部電極E14の端部、及び第2方向Yの矢印の先端側と反対側の下部電極E16の端部に重畳している。絶縁層1224は、第2方向Yの矢印の先端側の下部電極E15の端部、及び第2方向Yの矢印の先端側の下部電極E16の端部に重畳している。絶縁層1225は、第2方向Yの矢印の先端側の下部電極E14の端部、及び第2方向Yの矢印の先端側と反対側の下部電極E15の端部に重畳している。絶縁層1215は、第1方向Xの矢印の先端側と反対側の下部電極E14の端部、及び第1方向Xの矢印の先端側と反対側の下部電極E15の端部に重畳している。絶縁層1216は、第1方向Xの矢印の先端側の下部電極E14の端部、第1方向Xの矢印の先端側の下部電極E15の端部、及び第1方向Xの矢印の先端側と反対側の下部電極E16の端部に重畳している。絶縁層1217は、第1方向Xの矢印の先端側の下部電極E16の端部に重畳している。
図10に示した例では、補助配線CAWは、補助配線CAW15、CAW16、CAW17、CAW23、CAW24、及びCAW25を有している。補助配線CAW15、CAW16、及びCAW17は、第2方向Yに延出している。補助配線CAW15乃至CAW17は、第1方向Xに間隔を置いて並んでいる。例えば、補助配線CAW15、CAW16、及びCAW17は、第1方向Xの矢印の先端側に向かって記載の順番で並んでいる。補助配線CAW23、CAW24、及びCAW25は、第1方向Xに延出している。補助配線CAW25は、補助配線CAW23及びCAW24よりも短い。例えば、補助配線CAW25の長さは、補助配線CAW15及び補助配線CAW16の第1方向Xの間隔に相当する。補助配線CAW23乃至CAW25は、第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。例えば、補助配線CAW23、CAW25、及びCAW24は、第2方向Yの矢印の先端側に向かって記載の順番に並んでいる。補助配線CAW15乃至CAW17と補助配線CAW23及びCAW24とは、それぞれ、交差している。補助配線CAW15及びCAW16と補助配線CAW25とは、交差している。
補助配線CAW15は、絶縁層1215に重畳し、補助配線CAW16は、絶縁層1216に重畳し、補助配線CAW17は、絶縁層1217に重畳している。補助配線CAW23は、絶縁層1223に重畳し、補助配線CAW24は、絶縁層1224に重畳し、補助配線CAW25は、絶縁層1225に重畳している。補助配線CAW15乃至CAW17と補助配線CAW23乃至CAW25とは、下部電極E1に重畳していない。
ここで、副画素SP4は、第1方向Xに伸びた略長方形状に形成され、副画素SP5は、第2方向Yに伸びた略長方形状に形成され、副画素SP6は、第2方向Yに延びた略長方形状に形成されている。第1方向Xの副画素SP4の幅は、第1方向Xの副画素SP5の幅と同じである。第2方向Yの副画素SP6の幅は、第2方向Yの副画素SP4の幅と第2方向Yの副画素SP5の幅との合わせた幅とほぼ同じである。副画素SP4乃至SP6の各々の面積は、互いに異なっている。副画素SP5の面積は、副画素SP4の面積より大きく、副画素SP6の面積は、副画素SP5の面積よりも大きい。なお、副画素SP5の面積は、副画素SP4の面積と同じであってもよい。
そのため、変形例1に係る表示装置DSPは、前述した実施形態及び前述した変形例に係る表示装置DSPと同様の効果が得られる。
(変形例5)
変形例5の表示装置DSPは、画素PXの構成が前述した実施形態及び前述した変形例の表示装置DSPと相違する。
図11は、変形例5に係る画素PXの構成例を示す平面図である。図11には、説明に必要な構成のみを示している。
図11に示した例では、表示装置DSPは、第1方向X及び第2方向Yにダイヤモンド配列で配列された複数の画素PXを備えている。画素PXは、例えば、隣接する複数の画素PXで副画素SPを共有するペンタイル画素に相当する。画素PXは、複数の副画素SP7、SP8、及びSP9を備えている。一例では、画素PXは、青色の副画素SP7、緑色の副画素SP8、及び、赤色の副画素SP9を備えている。
図11に示した例は、表示装置DSPは、絶縁層12、下部電極E1(E17、E18、及びE19)、及び補助配線CAW等を備えている。
図11に示した例では、下部電極E1は、下部電極E17、E18、及びE19を有している。下部電極E17は、副画素SP7に配置されている。下部電極E18は、副画素SP8に配置されている。下部電極E19は、副画素SP9に配置されている。下部電極E17乃至E19は、平面視で三角形状に配置されている。下部電極E17は、平面視で下部電極E18に対して第1方向Xの矢印の先端側、且つ第2方向Yの矢印の先端側に配置されている。下部電極E19は、平面視で下部電極E18に対して第1方向Xの矢印の先端側と反対側、且つ第2方向Yの矢印の先端側に配置されている。下部電極E17乃至E19の形状は、異なる。なお、下部電極E17乃至E19の内の2つの下部電極E1の形状は、同じであってもよい。下部電極E17乃至E19の面積は、異なる。なお、下部電極E17乃至E19の内の2つの下部電極E1の面積は、同じであってもよい。
図11に示した例では、絶縁層12は、平面視で斜め格子状に形成されている。絶縁層12は、下部電極E17に重畳する開口部OP7と、下部電極E18に重畳する開口部OP8と、下部電極E19に重畳する開口部OP9とを有している。開口部OP7の中央部は、絶縁層12から露出している。開口部OP8の中央部は、絶縁層12から露出している。開口部OP9の中央部は、絶縁層12から露出している。
図11に示した例では、補助配線CAWは、平面視で絶縁層12に重畳するように斜め格子状に配置されている。
ここで、副画素SP7の外形は、下部電極E17の外形に相当する。例えば、副画素SP7の外形は、正方形状である。なお、副画素SP7の外形は、正方形状以外の形状であってもよい。副画素SP8の外形は、下部電極E18の外形に相当する。例えば、副画素SP8の外形は、長方形形状である。なお、副画素SP8の外形は、長方形状以外の形状であってもよい。副画素SP9の外形は、下部電極E19の外形に相当する。例えば、副画素SP9の外形は、正方形状である。なお、副画素SP9の外形は、正方形状以外の形状であってもよい。副画素SP7の面積は、副画素SP8及びSP9の面積よりも大きい。副画素SP8の面積は、副画素SP9の面積以下である。なお、副画素SP8の面積は、副画素SP9の面積より大きくてもよい。
そのため、変形例8に係る表示装置DSPは、前述した実施形態及び前述した変形例に係る表示装置DSPと同様の効果が得られる。
なお、前述した実施形態及び前述した変形例に係る表示装置DSPは、第1方向Xに延出する補助配線CAW及び周辺配線BRとの接続状態についてのみ記載したが、第2方向Yに延出する補助配線CAWについても第1方向Xに延出する補助配線CAWと同様の構成を適用することができる。
以上、本発明の実施形態として説明した表示装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての表示装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変形例に想到し得るものであり、それら変形例についても本発明の範囲に属するものと解される。例えば、上述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、もしくは設計変更を行ったもの、または、工程の追加、省略もしくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、上述の実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について、本明細書の記載から明らかなもの、または当業者において適宜想到し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
DSP…表示装置 10…基材 11、12…絶縁層 CAW…補助配線 20…表示素子 E1…下部電極 E2…上部電極 OR…有機層 FL…給電線。

Claims (15)

  1. 複数の画素が配置され、角部に丸みを有する表示領域の周囲に位置する非表示領域の第1端部に位置する第1電源配線と、
    前記非表示領域の前記第1端部と第1方向で反対側の第2端部に位置する第2電源配線と、
    前記第1方向に延長し、前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続され、前記角部に配置されている第1補助配線と、
    前記第1方向に延長し、前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続され、前記第1方向に交差する第2方向Yで前記表示領域の中心部側に配置されている第2補助配線と、を備え、
    前記第1補助配線は、前記非表示領域に位置し、前記第1補助配線の抵抗を調整する第1抵抗調整部を有し、
    前記第2補助配線は、前記非表示領域に位置し、前記第2補助配線の抵抗を調整する第2抵抗調整部を有し、
    前記第1抵抗調整部の第1長さは、前記第2抵抗調整部の第2長さよりも長い、表示装置。
  2. 前記第1補助配線が前記表示領域に重畳する部分の第3長さは、前記第2補助配線が前記表示領域に重畳する部分の第4長さよりも短い、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1補助配線が重畳する画素の第1数は、前記第2補助配線が重畳する画素の第2数よりも小さい、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1抵抗調整部及び前記第2抵抗調整部は、ジグザグ形状である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第1抵抗調整部及び前記第2抵抗調整部は、前記表示領域の幅より小さい幅を有する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記第1補助配線及び前記第2補助配線は、インジウム錫酸化物又はインジウム亜鉛酸化物を含む透明材料を有する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 基材と、
    前記基材の上に配置された第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層の上に配置された第1下部電極と、
    前記第1絶縁層の上に配置され、前記第1下部電極から離れ、前記第1下部電極と同じ材料で形成された第2下部電極と、
    前記第1下部電極と前記第2下部電極との上に配置された第2絶縁層と、
    前記第1下部電極の上に配置され、発光層を含む第1有機層と、
    前記第2下部電極の上に配置され、前記発光層を含む第2有機層と、
    前記第1有機層の上に配置された第1上部電極と、
    前記第2有機層の上に配置された第2上部電極と、
    前記第2絶縁層の上に配置された前記第1補助配線と、を備える、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 複数の画素が配置され、角部に丸みを有する表示領域の周囲に位置する非表示領域の第1端部に位置する第1電源配線と、
    前記非表示領域の前記第1端部と第1方向で反対側の第2端部に位置する第2電源配線と、
    前記第1方向に延出し、前記表示領域の前記角部を含む第1領域に配置された複数の第1補助配線と、
    前記第1方向に延出し、前記第1方向に交差する第2方向の前記表示領域の中心部を含む第2領域に配置された複数の第2補助配線と、を備え、
    前記複数の第1補助配線は、前記第2方向に第1間隔を置いて前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続され、
    前記複数の第2補助配線は、前記第2方向に前記第1間隔よりも小さい第2間隔を置いて前記第1電源配線及び前記第2電源配線に接続されている、表示装置。
  9. 前記複数の第1補助配線が重畳する画素の第1数は、前記複数の第2補助配線が重畳する画素の第2数よりも小さい、請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記第1補助配線及び前記第2補助配線は、インジウム錫酸化物又はインジウム亜鉛酸化物を含む透明材料を有する、請求項8又は9に記載の表示装置。
  11. 基材と、
    前記基材の上に配置された第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層の上に配置された第1下部電極と、
    前記第1絶縁層の上に配置され、前記第1下部電極から離れ、前記第1下部電極と同じ材料で形成された第2下部電極と、
    前記第1下部電極と前記第2下部電極との上に配置された第2絶縁層と、
    前記第1下部電極の上に配置され、発光層を含む第1有機層と、
    前記第2下部電極の上に配置され、前記発光層を含む第2有機層と、
    前記第1有機層の上に配置された第1上部電極と、
    前記第2有機層の上に配置された第2上部電極と、
    前記第2絶縁層の上に配置された前記第1補助配線と、を備える、請求項8乃至10のいずれか1項に記載の表示装置。
  12. 複数の画素が配置され、角部に丸みを有する表示領域の周囲に位置する非表示領域の第1端部に位置する第1電源配線と、
    前記非表示領域の前記第1端部と第1方向で反対側の第2端部に位置する第2電源配線と、
    前記非表示領域に位置し、前記第1方向に延長し、前記第1電源配線に接続されている第1周辺配線と、
    前記非表示領域に位置し、前記第1方向に延長し、前記第2電源配線に接続されている第2周辺配線と、
    前記非表示領域において前記第1周辺配線よりも前記第1方向に交差する第2方向で前記表示領域の中心部側に位置し、前記第1方向に延長し、前記第1電源配線に接続されている第3周辺配線と、
    前記非表示領域において前記第2周辺配線よりも前記第2方向で前記表示領域の中心側に位置し、前記第1方向に延長し、前記第2電源配線に接続されている第4周辺配線と、
    前記第1方向に延長し、前記第1周辺配線及び前記第3周辺配線に接続され、前記角部に配置されている第1補助配線と、
    前記第1方向に延長し、前記第2周辺配線及び前記第4周辺配線に接続されている第2補助配線と、を備え、
    前記第1周辺配線及び前記第3周辺配線は、前記第1周辺配線から前記第3周辺配線までの抵抗を調整する第1抵抗調整部を有し、
    前記第2周辺配線及び前記第4周辺配線は、前記第2周辺配線から前記第4周辺配線までの抵抗を調整する第2抵抗調整部を有し、
    前記第1抵抗調整部の第1長さは、前記第2抵抗調整部の第2長さよりも長い、表示装置。
  13. 前記第1補助配線が前記表示領域に重畳する部分の第3長さは、前記第2補助配線が前記表示領域に重畳する部分の第4長さよりも短い、請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記第1補助配線が重畳する画素の第1数は、前記第2補助配線が重畳する画素の第2数よりも小さい、請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記第1抵抗調整部及び前記第2抵抗調整部は、ジグザグ形状である、請求項12乃至14のいずれか1項に記載の表示装置。
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