JP2022158220A - スラスト隙間計測装置、スラスト隙間計測方法及び船舶 - Google Patents

スラスト隙間計測装置、スラスト隙間計測方法及び船舶 Download PDF

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Abstract

【課題】舶用二重反転プロペラ装置を開放整備することなく、船舶の運航中に、スラスト隙間を計測することができるスラスト隙間計測装置、スラスト隙間計測方法及び船舶を提供する。【解決手段】舶用二重反転プロペラ装置100は、前プロペラ1が取り付けられた外軸12と、後プロペラ2が取り付けられた内軸14と、前プロペラのスラスト力を内軸に伝達する二重反転スラスト軸受40と、外軸と内軸を互に逆方向に回転させる二重反転歯車装置20と、を備える。二重反転歯車装置20は、内軸のスラスト力を支持しその軸方向位置を保持する内軸スラスト軸受50を有する。スラスト隙間計測装置60は、船舶の運行中において、内軸の軸方向の前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とを計測する内軸位置センサ62と、内軸スラスト軸受の第1スラスト隙間C1を算出するスラスト隙間演算装置66と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、舶用二重反転プロペラ装置のスラスト隙間計測装置、スラスト隙間計測方法及び船舶に関する。
舶用二重反転プロペラ装置は、二軸駆動方式と一軸駆動方式とに大別することができる。二軸駆動方式は、前プロペラと後プロペラを同心の2軸でそれぞれ駆動する。一軸駆動方式は、前プロペラと後プロペラの間に反転機構を備え両方のプロペラを1軸で駆動する。
通常、前プロペラは外軸の後端に取り付けられ、後プロペラは内軸の後端に取り付けられる。内軸と外軸を反対方向に回転させる装置を「二重反転歯車装置」と呼ぶ。二重反転歯車装置は、二軸駆動方式と一軸駆動方式のいずれも、通常船体内に設置される。
舶用二重反転プロペラ装置には、二重反転スラスト軸受と内軸スラスト軸受が設けられている。
二重反転スラスト軸受は、外軸と内軸の間に設けられ外軸のスラスト力を内軸に伝達する。内軸スラスト軸受は、二重反転歯車装置に設けられ内軸のスラスト力を支持し内軸の軸方向位置を保持する。
かかる二重反転スラスト軸受と内軸スラスト軸受は、例えば、特許文献1,2に開示されている。
特許第5266542号公報 特許第6532927号公報
二重反転スラスト軸受と内軸スラスト軸受は、それぞれの機能を保持するために、定期的に点検し修理する必要がある。
従来、二重反転スラスト軸受の点検は、以下のように実施していた。
(1)舶用二重反転プロペラ装置を無開放検査で二重反転スラスト軸受の状態を把握する手段として、潤滑油中の異物の捕捉や成分の把握と共に、スラスト隙間を計測し、その経年変化を観察することで、軸受のダメージや異常摩耗などの異常を検知する。
(2)スラスト隙間の計測は、ドック工事において軸を前進スラスト方向及び後進スラスト方向に油圧ジャッキなどを用いて押し付け、それぞれの内軸と外軸間の距離(又は、前後のプロペラ間の距離)を計測し、その差を計算することで求めている。
しかし、上述した従来の点検には、以下の問題点があった。
(1)船舶の運行中に異常が生じた場合でも、微小な進行の蓄積である場合、潤滑油中の異物の捕捉や成分分析では検知できない。
(2)数年おきのドック工事において、ドライドックでの計測でスラスト隙間の異常が検知された場合、その時点から開放整備を実施することとなり、予期せぬ工事期間の延長となり、運航計画の見直しなど多大な悪影響が生じる。
(3)特に大型船の舶用二重反転プロペラ装置の場合、ドライドックでの軸の前進/後進の移動が軸重量も大きくなり、使用する油圧ジャッキも大型化重量化して作業性が非常に悪くなる。
一方、従来、二重反転歯車装置に内蔵されたスラスト軸受(内軸スラスト軸受)は、定期的な開放整備を実施している。
しかし、上述したこの点検には、以下の問題点があった。
(1)小型船の場合には、二重反転歯車装置が配置された区画が狭いため、開放整備の際の作業性が悪く、工期と費用の増加要因となっている。
(2)大型船の場合、二重反転歯車装置も大型化・重量化し、開放整備の際の作業性が悪く、小型船同様に工期と費用の増加要因となっている。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、舶用二重反転プロペラ装置を開放整備することなく、船舶の運航中に、スラスト隙間を計測することができるスラスト隙間計測装置、スラスト隙間計測方法及び船舶とこれを備えた船舶を提供することにある。
本発明によれば、前プロペラと後プロペラを同軸に配置し、それぞれを互に逆方向に回転させる舶用二重反転プロペラ装置のスラスト隙間計測装置であって、
前記舶用二重反転プロペラ装置は、後端部に前記前プロペラが取り付けられ軸心を中心に回転可能に支持された中空状の外軸と、
後端部に前記後プロペラが取り付けられ前記軸心を中心に回転可能に支持された内軸と、
前記前プロペラに作用するスラスト力を前記内軸に伝達する二重反転スラスト軸受と、
前記外軸と前記内軸を互に逆方向に回転させる二重反転歯車装置と、を備え、
前記二重反転歯車装置は、前記内軸のスラスト力を支持しその軸方向位置を保持する内軸スラスト軸受を有しており、
前記スラスト隙間計測装置は、
船舶の運行中において、前記内軸の軸方向の前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とを計測する内軸位置センサと、
前記内軸スラスト軸受の第1スラスト隙間を算出するスラスト隙間演算装置と、を有する、スラスト隙間計測装置が提供される。
また本発明によれば、上記のスラスト隙間計測装置を用い、
船舶の運行中において、前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とを計測し、
前記前進時内軸位置F1と前記後進時内軸位置R1から前記内軸スラスト軸受の第1スラスト隙間を算出する、スラスト隙間計測方法が提供される。
上記本発明の構成によれば、内軸位置センサにより、船舶の運行中において、前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とを計測する。また、スラスト隙間演算装置により、前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1から内軸スラスト軸受の第1スラスト隙間を算出する。
従って、舶用二重反転プロペラ装置を開放整備することなく、船舶の運航中に、スラスト隙間を計測することができる。
舶用二重反転プロペラ装置の模式平面図である。 図1の二重反転歯車装置の側面断面図である。 本発明によるスラスト隙間計測方法の説明図である。 内軸位置センサと外軸位置センサの検出データを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
本発明による船舶は、本発明によるスラスト隙間計測装置60と舶用二重反転プロペラ装置100を備える。
図1は、舶用二重反転プロペラ装置100の模式平面図である。
この図において、舶用二重反転プロペラ装置100は、前プロペラ1と後プロペラ2を同軸に配置し、それぞれを互に逆方向に回転させる装置である。
舶用二重反転プロペラ装置100は、外側プロペラ軸(以下、「外軸12」)、内側プロペラ軸(以下、「内軸14」)、二重反転歯車装置20、駆動装置30、及び、二重反転スラスト軸受40、を備える。
外軸12は、中空状であり、その後端部に前プロペラ1が取り付けられ、軸心を中心に回転可能に支持されている。
内軸14は、その後端部に後プロペラ2が取り付けられ軸心を中心に回転可能に支持されている。
二重反転歯車装置20は、外軸12と内軸14を互に逆方向に回転させる。
二重反転歯車装置20は、内軸14のスラスト力を支持しその軸方向位置を保持する内軸スラスト軸受50を有している。
駆動装置30は、外軸12と内軸14の回転駆動源である。
二重反転スラスト軸受40は、前プロペラ1に作用するスラスト力を内軸14に伝達する。
外軸12は、中空状の部品であり、船体90に設けられた船尾管3を貫通して設置されている。船尾管3と外軸12との間には、前側ブッシュ5と後側ブッシュ6が設けられており、これにより、外軸12が船体90に回転可能に支持されている。船尾管3内の潤滑油の機関室側への漏れを防ぐために、船尾管3の船首側の端面には、船首側船尾管シール装置7が設けられている。船尾管3内の潤滑油の海水側への漏れを防ぐために、船尾管3の船尾側の端面には、船尾側船尾管シール装置8が設けられている。
前プロペラ1は中心部にボス13を有し、このボス13の船首側端面と外軸12の船尾側端面とが、ボルトなどの連結手段によって連結固定されている。外軸12の船首側端部には外軸スリーブ軸継手16が連結固定されている。
外軸スリーブ軸継手16の船首側端部には中空状の外軸中間軸17が連結固定されている。外軸中間軸17は、内軸14の付帯部品(二重反転前部シール装置37など)のメンテナンスができるように、半径方向に複数(2つ又はそれ以上)に分割可能な構成を備える。
内軸14は、外軸12の内部に回転可能に支持されている。後プロペラ2は、中心部にボス15を有しており、ボス15において内軸14の後端部に嵌合し、プロペラナット39によって内軸14に固定されている。
舶用二重反転プロペラ装置100において、内軸14を外軸12で回転可能に支持するため、前側ラジアル軸受35と、後側ラジアル軸受36とが設置されている。図1の構成例において、前側ラジアル軸受35は、外軸スリーブ軸継手16と内軸14との間に配置されており、後側ラジアル軸受36は、前プロペラ1のボスと内軸14との間に配置されている。なお、前側ラジアル軸受35と後側ラジアル軸受36の配置位置は、上述した位置に限られず、例えば、外軸12の先端部及び後端部と内軸14との間であってもよい。
図1において、二重反転スラスト軸受40は、前プロペラ1のボス13の内部に設けられている。より具体的には、前プロペラ1のボス13と外軸12の間に環状凹部13aが形成されており、この環状凹部13aに二重反転スラスト軸受40が設けられている。二重反転スラスト軸受40は、例えばティルティングパッド式スラスト軸受であるのがよい。
前側ラジアル軸受35、後側ラジアル軸受36及び二重反転スラスト軸受40を潤滑するため、外軸12及び前プロペラ1のボス13と、内軸14と間には、二重反転用潤滑油が図示しない二重反転用潤滑油供給装置から供給される。二重反転用潤滑油が漏れ出るのを防止するため、外軸スリーブ軸継手16の船首側端面に二重反転前部シール装置37が配置され、前プロペラ1のボス13の船尾側端面に二重反転後部シール装置38が配置されている。
二重反転用潤滑油は、後側ラジアル軸受36を潤滑した後、二重反転後部シール装置38のシールライナーと内軸14との隙間を通り、後プロペラ2のボス15の内部に設けた通油穴44を通る。さらに、この潤滑油は、ボス15の後端部に取り付けられたプロペラキャップ45の内側を通って内軸14の中空部へ入り、内軸出力歯車29の軸の船首側端部に設けられたシール装置(図示せず)を通り、機関室に設置された図示しない潤滑油タンクに戻る。なお、内軸出力歯車29の軸の先端の開口は止めフランジ46によって閉じられている。
図1において駆動装置30は、外軸12の回転駆動源である第1駆動装置31と、内軸14の回転駆動源である第2駆動装置32とからなる。第1駆動装置31と第2駆動装置32は、ガスタービンエンジンやディーゼルエンジンなどの主機関であっても、電動モータであってもよい。電動モータの場合、例えば、機関室に一つ又は複数のガスタービン発電機やディーゼル発電機などを搭載し、これを電源とすることができる。
図1の二重反転歯車装置20は、第1駆動装置31と第2駆動装置32の回転駆動力をそれぞれ独立に外軸12と内軸14に伝達するように構成されている。より具体的には、二重反転歯車装置20は、ハウジング21を有しており、ハウジング21の内部に外軸伝達機構18Aと内軸伝達機構18Bとを備える。
外軸伝達機構18Aは、第1駆動装置31の出力軸31aと同軸上に配置され第1駆動装置31からの駆動力が入力される外軸入力歯車22を有する。外軸伝達機構18Aは、さらに、外軸12と同軸上に配置され外軸12に回転駆動力を伝達する中空状の外軸出力歯車24と、外軸入力歯車22と外軸出力歯車24との間に配置された外軸中間歯車23とを有する。第1駆動装置31の出力軸31aと外軸入力歯車22は、ギヤカップリング33aを介して連結されている。図1において外軸中間歯車23は一つであるが、複数あってもよい。
内軸伝達機構18Bは、第2駆動装置32の出力軸32aと同軸上に配置され第2駆動装置32からの駆動力が入力される内軸入力歯車27とを有する。内軸伝達機構18Bは、さらに、外軸出力歯車24の中空部を貫通し内軸14と同軸上に配置され内軸14に回転駆動力を伝達する内軸出力歯車29と、内軸入力歯車27と内軸出力歯車29との間に配置された内軸中間歯車28とを有する。第2駆動装置32の出力軸32aと内軸入力歯車27は、ギヤカップリング33bを介して連結されている。図1において内軸中間歯車28は一つであるが、複数あってもよい。内軸出力歯車29と内軸14は、内軸スリーブ軸継手26によって連結固定されている。
舶用二重反転プロペラ装置100において、内軸スラスト軸受50は、内軸14からのスラスト荷重(内軸14のみのスラスト荷重と外軸12のみのスラスト荷重を合成した荷重)を受けて船体90に伝達する。図1において、内軸スラスト軸受50は、二重反転歯車装置20のハウジング21の船首側部分に設けられている。このため、内軸14からのスラスト荷重はハウジング21を介して船体90で支持されている。
なお、内軸スラスト軸受50の配置位置は、内軸14からのスラスト荷重を船体90に伝達できれば上述した位置に限定されない。したがって、外軸出力歯車24よりも船首側であれば、ハウジング21内でもよいし、ハウジング21の外部であってもよい。
図1の構成例において、外軸伝達機構18Aと内軸伝達機構18Bはともに歯車伝達機構であるが、遊星歯車装置であってもよい。
図2は、図1の二重反転歯車装置20の側面断面図である。
この図において、内軸スラスト軸受50は、自動調心ラジアル軸受52と自動調心スラスト軸受53とを有する。また、54,55はラジアルコロ軸受、56は自動調心ラジアル軸受である。
外軸出力歯車24の中空中心軸25Aは、ラジアルコロ軸受55と自動調心ラジアル軸受56で軸心を中心に回転可能に支持されている。また、中空中心軸25Aの先端部(図で左端部)は、ギヤカップリング19を介して外軸中間軸17に連結されている。また、図1において外軸中間軸17は外軸スリーブ軸継手16を介して外軸12に連結されている。なお、外軸12、外軸スリーブ軸継手16、及び、外軸中間軸17の連結は、強固であり軸方向の隙間が発生しないようになっている。
内軸出力歯車29の中心軸25Bは、内軸スラスト軸受50とラジアルコロ軸受54で軸心を中心に回転可能に支持されている。また、図1において中心軸25Bの先端部(図で左端部)は、内軸スリーブ軸継手26を介して内軸14に連結されている。なお、内軸スリーブ軸継手26による連結は、強固であり軸方向の隙間が発生しないようになっている。
図2において、本発明によるスラスト隙間計測装置60は、内軸位置センサ62、外軸位置センサ64、及び、スラスト隙間演算装置66を有する。
内軸位置センサ62と外軸位置センサ64は、船体内の固定部分に固定された非接触式の距離センサであるのがよい。
距離センサは、10μm以下の検出精度で、10mm~100mmの測定範囲を有することが好ましい。距離センサとしては、例えば、レーザー変位計、超音波センサ、等を用いることができる。
また、スラスト隙間演算装置66は、例えば記憶装置、演算装置、入力装置、出力装置を有するコンピュータ(PC)であるのがよい。
内軸位置センサ62は、船舶の運行中において、内軸14の軸方向の前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とを計測する。
スラスト隙間演算装置66は、前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とから、内軸スラスト軸受50の第1スラスト隙間C1を算出する。
また、外軸位置センサ64は、船舶の運行中において、外軸12の軸方向の前進時外軸位置F2と後進時外軸位置R2とを計測する。
スラスト隙間演算装置66は、前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とから、二重反転スラスト軸受40の第2スラスト隙間C2を算出する。
第1スラスト隙間C1は、内軸スラスト軸受50、すなわち自動調心ラジアル軸受52と自動調心スラスト軸受53の軸方向の全体隙間である。第1スラスト隙間C1は、例えば正常時には0.2~0.3mmである。
第2スラスト隙間C2は、二重反転スラスト軸受40の軸方向の全体隙間である。第2スラスト隙間C2は、例えば正常時には2.0~2.6mmである。
図3は、本発明によるスラスト隙間計測方法の説明図である。
(第1スラスト隙間C1の計測)
上述したように、内軸14と中心軸25Bは、内軸スリーブ軸継手26を介して軸方向の隙間が発生しないように連結されている。
従って、船舶の運行中において、前進時には、後プロペラ2の推力が前向き(図で右方向)に作用し、中心軸25Bが内軸14及び内軸スリーブ軸継手26と一体的に軸方向前向きに押し付けられ、内軸スラスト軸受50の前方隙間が0になる。
同様に、船舶の運行中において、後進時には、後プロペラ2の推力が後向き(図で左方向)に作用するため、中心軸25Bが内軸14及び内軸スリーブ軸継手26と一体的に軸方向後向きに押し付けられ、内軸スラスト軸受50の後方隙間が0になる。
内軸スラスト軸受50の第1スラスト隙間C1は、前方隙間と後方隙間の和である。
従って、前進時に計測される前進時内軸位置F1と後進時に計測される後進時内軸位置R1との前後方向の差(Δ1=F1―R1)が内軸スラスト軸受50の第1スラスト隙間C1に相当する。
内軸位置センサ62は、船体内の固定部分に固定され、例えば、中心軸25Bの前方端面、又は止めフランジ46の端面を検出する。
この場合、内軸位置センサ62の基準位置(計測原点)は、例えば、中心軸25Bの前方端面に設定する。しかし、中心軸25Bの前方端面の前後方向位置は、船舶の運行状態、例えば、内軸14と中心軸25Bの温度、軸方向の負荷によって変化する。
そのため、前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1の計測は、船舶の運行状態のとき、例えば、前進と後進の切替時に実施することが好ましい。これにより、船舶の運行状態を実質的に同一にし、運行状態による計測誤差を小さくすることができる。
(第2スラスト隙間C2の計測)
上述したように、外軸12と外軸中間軸17は、外軸スリーブ軸継手16を介して軸方向の隙間が発生しないように連結されている。
従って、船舶の運行中において、前進時には、前プロペラ1の推力が前向き(図で右方向)に作用するため、外軸12は、軸方向前向き(図で右方)に押し付けられ、二重反転スラスト軸受40の後方隙間と内軸スラスト軸受50の前方隙間が0になるまで移動する。
同様に、船舶の運行中において、後進時には、前プロペラ1の推力が後向き(図で左方向)に作用するため、外軸12は、軸方向後向き(図で左方)に押し付けられ、二重反転スラスト軸受40の前方隙間と内軸スラスト軸受50の後方隙間が0になるまで移動する。
前進時及び後進時には第1スラスト隙間C1と第2スラスト隙間C2の両方が変化する。
従って、前進時に計測される前進時外軸位置F2と後進時に計測されると後進時外軸位置R2との前後方向の差は、第1スラスト隙間C1と第2スラスト隙間C2の和に相当する。
従って、前進時外軸位置F2と後進時外軸位置R2との差(Δ2=F2-R2)から第1スラスト隙間C1に相当する(Δ1=F1―R1)を引いた値が第2スラスト隙間C2に相当する。
外軸位置センサ64は、船体内の固定部分に固定され、例えば、外軸中間軸17の端面を検出する。
この場合、外軸位置センサ64の基準位置(計測原点)は、例えば、外軸中間軸17の後方端面に設定する。しかし、外軸中間軸17の後方端面の前後方向位置は、船舶の運行状態、例えば、外軸12と外軸中間軸17の温度、軸方向の負荷によって変化する。
そのため、前進時外軸位置F2と後進時外軸位置R2の計測は、船舶の運行状態のとき、例えば、前進と後進の切替時に実施することが好ましい。またこの計測と同時に前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1の計測も実施することが好ましい。
これにより、船舶の運行状態を実質的に同一にし、運行状態による計測誤差を小さくすることができる。
図4は、内軸位置センサ62と外軸位置センサ64の検出データを示す模式図である。
この図に示すように、内軸位置センサ62と外軸位置センサ64の検出データは、外軸12と内軸14の回転により回転速度に対応する周期で通常変動する。この変動は、例えば計測部の軸方向のズレや、船体90の振動によっても生じる。
そのため、上述した前進時外軸位置F2、後進時外軸位置R2、前進時内軸位置F1、及び、後進時内軸位置R1の計測は上記変動幅を考慮してその平均値を使用するのがよい。
また、上述したように、船舶の運行状態により、それぞれの計測値が変動するので、同一とみなせる船舶の運行中に、上述した前進時外軸位置F2、後進時外軸位置R2、前進時内軸位置F1、及び、後進時内軸位置R1を計測するのがよい。
また、船舶の運行状態を把握し一致させるために、軸回転数、回転方向、軸出力(もしくは軸トルク、軸スラスト)、船速、ハンドル位置、ケーシングの振動、等も計測し記録することが好ましい。
上述した本発明の実施形態によれば、内軸位置センサ62により、船舶の運行中において、前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とを計測する。また、スラスト隙間演算装置66により、前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1から内軸スラスト軸受50の第1スラスト隙間C1を算出する。
従って、舶用二重反転プロペラ装置100を開放整備することなく、船舶の運航中に、スラスト隙間を計測することができる。
また、以下の付随する効果も得られる。
(1)運行中にスラスト隙間を計測できるので、ドックに入る前に整備の要・不要を判断できる。
(2)ドライドックでの計測は油圧ジャッキにて軸方向に移動させる必要があり、作業に習熟度が要求されるが、運行中の自動計測化ができるので、計測者を問わない。
(3)定期的な開放整備を回避し、システムのダウンタイムとコストを抑えることができる。
(4)無人化船への対応のためのシステム自動化が可能となる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
C1 第1スラスト隙間、C2 第2スラスト隙間、
F1 前進時内軸位置、F2 前進時外軸位置、
R1 後進時内軸位置、R2 後進時外軸位置、
1 前プロペラ、2 後プロペラ、3 船尾管、5 前側ブッシュ、
6 後側ブッシュ、7 船首側船尾管シール装置、8 船尾側船尾管シール装置、
12 外軸(外側プロペラ軸)、13 ボス、13a 環状凹部、
14 内軸(内側プロペラ軸)、15 ボス、16 外軸スリーブ軸継手、
17 外軸中間軸、18A 外軸伝達機構、18B 内軸伝達機構、
19 ギヤカップリング、20 二重反転歯車装置、21 ハウジング、
22 外軸入力歯車、23 外軸中間歯車、24 外軸出力歯車、
25A 中空中心軸、25B 中心軸、26 内軸スリーブ軸継手、
27 内軸入力歯車、28 内軸中間歯車、29 内軸出力歯車、
30 駆動装置、31 第1駆動装置、31a 出力軸、32 第2駆動装置、
32a 出力軸、33a,33b ギヤカップリング、35 前側ラジアル軸受、
36 後側ラジアル軸受、37 二重反転前部シール装置、
38 二重反転後部シール装置、39 プロペラナット、
40 二重反転スラスト軸受、44 通油穴、45 プロペラキャップ、
46 止めフランジ、50 内軸スラスト軸受、52 自動調心ラジアル軸受、
53 自動調心スラスト軸受、54,55 ラジアルコロ軸受、
56 自動調心ラジアル軸受、60 スラスト隙間計測装置、
62 内軸位置センサ、64 外軸位置センサ、66 スラスト隙間演算装置、
90 船体、100 舶用二重反転プロペラ装置

Claims (6)

  1. 前プロペラと後プロペラを同軸に配置し、それぞれを互に逆方向に回転させる舶用二重反転プロペラ装置のスラスト隙間計測装置であって、
    前記舶用二重反転プロペラ装置は、後端部に前記前プロペラが取り付けられ軸心を中心に回転可能に支持された中空状の外軸と、
    後端部に前記後プロペラが取り付けられ前記軸心を中心に回転可能に支持された内軸と、
    前記前プロペラに作用するスラスト力を前記内軸に伝達する二重反転スラスト軸受と、
    前記外軸と前記内軸を互に逆方向に回転させる二重反転歯車装置と、を備え、
    前記二重反転歯車装置は、前記内軸のスラスト力を支持しその軸方向位置を保持する内軸スラスト軸受を有しており、
    前記スラスト隙間計測装置は、
    船舶の運行中において、前記内軸の軸方向の前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とを計測する内軸位置センサと、
    前記内軸スラスト軸受の第1スラスト隙間を算出するスラスト隙間演算装置と、を有する、スラスト隙間計測装置。
  2. さらに、船舶の運行中において、前記外軸の軸方向の前進時外軸位置F2と後進時外軸位置R2とを計測する外軸位置センサを有し、
    前記スラスト隙間演算装置は、前記二重反転スラスト軸受の第2スラスト隙間を算出する、請求項1に記載のスラスト隙間計測装置。
  3. 前記内軸位置センサ又は前記外軸位置センサは、船体内の固定部分に固定された非接触式の距離センサである、請求項2に記載のスラスト隙間計測装置。
  4. 請求項1に記載のスラスト隙間計測装置を用い、
    船舶の運行中において、前進時内軸位置F1と後進時内軸位置R1とを計測し、
    前記前進時内軸位置F1と前記後進時内軸位置R1から前記内軸スラスト軸受の第1スラスト隙間を算出する、スラスト隙間計測方法。
  5. 船舶の運行中において、前進時外軸位置F2と後進時外軸位置R2とを計測し、
    前記前進時内軸位置F1、前記後進時内軸位置R1、前記前進時外軸位置F2、及び前記後進時外軸位置R2から前記二重反転スラスト軸受の第2スラスト隙間を算出する、請求項4に記載のスラスト隙間計測方法。
  6. 請求項1に記載のスラスト隙間計測装置を備えた、船舶。
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