JP2022157572A - フォイル軸受、及びフォイル軸受ユニット - Google Patents

フォイル軸受、及びフォイル軸受ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】フォイル軸受によって回転体を安定的に支持すること。【解決手段】各切り欠き部N1は、軸受面210側ではなく第1バックフォイル22側に形成されている。これによれば、例えば、各切り欠き部N1が軸受面210側に形成されている場合に比べて、軸受面210が平滑になる。したがって、従来技術のように、各切り欠き部N1の部分で、第1トップフォイル21における第1支持部12bと第1トップフォイル21との間に生じる空気膜の膜厚が大きくなってしまうといった問題が回避される。【選択図】図4

Description

本発明は、フォイル軸受、及びフォイル軸受ユニットに関する。
フォイル軸受ユニットは、フォイル軸受を備えている。例えば特許文献1に記載のフォイル軸受は、トップフォイルと、バックフォイルと、を有している。トップフォイルは、回転体に対向する軸受面を構成し、周方向の一端を固定端に他端を自由端とし、周方向に延びている。バックフォイルは、トップフォイルを弾性的に支持する薄板状である。
このようなフォイル軸受は、回転体が浮上回転数に達するまでは、回転体と接触した状態で回転体を支持する。そして、回転体の回転数が浮上回転数に達すると、フォイル軸受と回転体との間に生じる空気膜の動圧によって、回転体がフォイル軸受に対して浮上する。これにより、フォイル軸受は、回転体と接触せずに回転体を支持する。
ここで、例えば、回転体がフォイル軸受に対して傾いたり、回転体が変形したりして、回転体におけるフォイル軸受に対する位置が所望の位置から変位してしまう場合がある。回転体におけるフォイル軸受に対する位置が所望の位置から変位してしまうと、回転体がフォイル軸受に対して浮上した際に、回転体とトップフォイルとの間に生じる空気膜の膜厚が、所望の膜厚よりも大きくなってしまう虞がある。回転体とトップフォイルとの間に生じる空気膜の膜厚が大きい部位ほど、回転体を支持する空気膜の動圧が小さくなるため、フォイル軸受の負荷容量が低下する。フォイル軸受の負荷容量が低下すると、フォイル軸受によって回転体を安定的に支持することが困難となる。
特許文献2のラジアルフォイル軸受では、トップフォイルが、軸を相対回転自在に支持する面に摺動層を有し、摺動層が周方向に分割された複数の皮膜によって構成されている。摺動層は、トップフォイルの母材と異なる材質によって形成されている。さらに、特許文献2には、摺動層をトップフォイルの周方向に複数の領域に分割することに加えて、摺動層を軸方向に複数の領域に分割することが記載されている。このようにすることで、例えば、回転体におけるラジアルフォイル軸受に対する位置が所望の位置から変位しても、バックフォイルの弾性力が空気膜の動圧に抗することで、トップフォイルの弾性変形が許容される。これにより、トップフォイルが、回転体の変位に追従し易くなる。
特開2005-9556号公報 特開2019-82195号公報
ところが、特許文献2のフォイル軸受のように、摺動層が形成されていない部分が、トップフォイルの軸受面に開口していると、摺動層が形成されていない部分で、トップフォイルにおける回転体とトップフォイルとの間に生じる空気膜の膜厚が大きくなり易い。したがって、フォイル軸受の負荷容量が低下する虞がある。特に、摺動層が形成されていない部分が回転軸心方向及び回転軸の周方向に形成される場合はフォイル軸受の負荷容量が低下し易い。その結果、フォイル軸受によって回転体を安定的に支持することが困難となる。
上記課題を解決するフォイル軸受は、回転体に対向する軸受面を構成し、周方向の一端を固定端に他端を自由端とする前記周方向に延びるトップフォイルと、前記トップフォイルを弾性的に支持する薄板状のバックフォイルと、を有するフォイル軸受であって、前記トップフォイルは、前記軸受面側と前記バックフォイル側とを前記固定端と前記自由端との間で連通させる連通部と、変形を促すように板厚を薄くした切り欠き部と、を有し、前記切り欠き部は、前記軸受面側ではなく前記バックフォイル側に形成されている。
これによれば、例えば、切り欠き部が軸受面側に形成されている場合に比べて、軸受面が平滑になる。したがって、従来技術のように、切り欠き部の部分で、トップフォイルにおける回転体とトップフォイルとの間に生じる空気膜の膜厚が大きくなってしまうといった問題が回避される。よって、フォイル軸受の負荷容量の低下を抑制することができるため、フォイル軸受によって回転体を安定的に支持することができる。
上記フォイル軸受において、前記トップフォイルは、前記周方向の一端に第1の固定端を有するとともに他端に第1の自由端を有し、前記軸受面を形成する第1板材と、前記周方向の一端に第2の固定端を有するとともに他端に第2の自由端を有し、前記切り欠き部を有する第2板材と、を有し、前記第1板材と前記第2板材とが積層されることによって構成されているとよい。このような構成は、変形を促すように板厚を薄くした切り欠き部を有するトップフォイルの構成として好適である。
上記フォイル軸受において、前記トップフォイルは、前記周方向の一端に第3の固定端を有するとともに他端に第3の自由端を有し、前記切り欠き部を覆う第3板材を有するとよい。
これによれば、切り欠き部が第3板材によって覆われているため、例えば、バックフォイルの一部が切り欠き部に嵌まってしまうといったことを回避することができる。したがって、バックフォイルの動きが切り欠き部によって規制されてしまうことを回避することができる。
上記フォイル軸受において、前記切り欠き部は、前記周方向に延びるとともに、前記回転体の軸心方向に対して前記軸心方向のみに並ぶように複数形成されているとよい。
これによれば、複数の切り欠き部が回転体の軸心方向に対して回転体の軸心方向のみに並んで配置されるため、トップフォイルにおける回転体の軸心方向の剛性は、トップフォイルにおける周方向の剛性よりも低くなっている。このため、回転体におけるフォイル軸受に対する位置が所望の位置から変位しても、バックフォイルの弾性力が空気膜の動圧に抗することで、トップフォイルにおける各切り欠き部を基点とした弾性変形が許容される。これにより、トップフォイルが、回転体の変位に追従し易くなる。また、各切り欠き部が周方向に延びているため、トップフォイルにおける周方向の剛性が高い。そのため、トップフォイル全体がバックフォイルに向けて押し付けられるように変形してしまうことが回避され易くなる。
上記フォイル軸受において、前記切り欠き部は、前記周方向に延びるとともに、前記回転体の軸心方向に対して径方向のみに並ぶように複数形成されているとよい。
これによれば、複数の切り欠き部が回転体の軸心方向に対して径方向のみに並んで配置されるため、トップフォイルにおける径方向の剛性は、トップフォイルにおける周方向の剛性よりも低くなっている。このため、回転体におけるフォイル軸受に対する位置が所望の位置から変位しても、バックフォイルの弾性力が空気膜の動圧に抗することで、トップフォイルにおける各切り欠き部を基点とした弾性変形が許容される。これにより、トップフォイルが、回転体の変位に追従し易くなる。また、各切り欠き部が周方向に延びているため、トップフォイルにおける周方向の剛性が高い。そのため、トップフォイル全体がバックフォイルに向けて押し付けられるように変形してしまうことが回避され易くなる。
上記フォイル軸受において、前記バックフォイルは、スリットを有し、前記トップフォイルは、前記切り欠き部が前記スリットに沿って延びるように前記バックフォイルに対して配置されているとよい。
これによれば、バックフォイルの弾性力が空気膜の動圧に抗して、トップフォイルにおける切り欠き部を基点とした弾性変形が許容されたときに、バックフォイルの弾性力をトップフォイルに伝え易くなる。したがって、トップフォイルが回転体の変位に追従し易くなる。
上記課題を解決するためフォイル軸受ユニットは、請求項1~請求項6のいずれか一項に記載のフォイル軸受を備えたフォイル軸受ユニットであって、前記回転体を前記フォイル軸受を介して支承するハウジングと、前記ハウジングに形成されるとともに、前記回転体と同期回転するロータと、コイルが巻回されたステータと、を有する電動モータが収容されるモータ室と、を備え、前記モータ室には、前記フォイル軸受を冷却する冷媒が導入される。
これによれば、トップフォイルが切り欠き部を有することによって、トップフォイルの表面積が増大する。したがって、モータ室に導入された冷媒によって、フォイル軸受の冷却効率を向上させることができる。
この発明によれば、フォイル軸受によって回転体を安定的に支持することができる。
実施形態におけるターボ機械の概略構成図。 ラジアルフォイル軸受を示す分解斜視図。 図1における3-3線断面図。 第1トップフォイルとその周辺を示す断面図。 第1トップフォイルの固定端とその周辺を示す断面図。 第2板材の一部分を展開して示す展開図。 図1における7-7線断面図。 図7における8-8線断面図。 図8における9-9線断面図。 別の実施形態における第1トップフォイルの一部とその周辺を示す断面図。 第1トップフォイルの固定端とその周辺を示す断面図。 別の実施形態における第1トップフォイルの一部とその周辺を示す断面図。
以下、フォイル軸受、及びフォイル軸受を備えたフォイル軸受ユニットを具体化した一実施形態を図1~図8にしたがって説明する。本実施形態のフォイル軸受ユニットは、燃料電池車に搭載されているターボ機械に適用されている。燃料電池車には、酸素及び水素を燃料電池に供給して発電させる燃料電池システムが搭載されている。そして、ターボ機械は、燃料電池に供給される酸素を含む流体としての空気を圧縮する。
<ターボ機械10の全体構成>
図1に示すように、ターボ機械10は、フォイル軸受ユニットU1を備えている。フォイル軸受ユニットU1は、筒状のハウジング11と、フォイル軸受としての2つのラジアルフォイル軸受20、及びスラストフォイル軸受30と、を備えている。
ターボ機械10は、ハウジング11内に収容される回転体12を備えている。回転体12は、回転可能にハウジング11に支承されている。ハウジング11の軸方向と回転体12の軸心方向とは一致している。ハウジング11は、モータ室S1、タービン室S2、及びインペラ室S3を有している。したがって、フォイル軸受ユニットU1は、モータ室S1を備えている。モータ室S1、タービン室S2、及びインペラ室S3は、回転体12の軸心方向の一方から他方にかけて、タービン室S2、モータ室S1、及びインペラ室S3の順に回転体12の軸心方向に並んで配置されている。
ハウジング11は、第1隔壁11aと、第2隔壁11bと、を有している。第1隔壁11aは、ハウジング11内をモータ室S1とタービン室S2とに仕切る。第2隔壁11bは、ハウジング11内をモータ室S1とインペラ室S3とに仕切る。モータ室S1には、電動モータ15が収容されている。タービン室S2には、タービンホイール13が収容されている。インペラ室S3には、コンプレッサインペラ14が収容されている。
回転体12は、回転軸12aと、第1支持部12bと、第2支持部12cと、第3支持部12dと、を有している。回転軸12aは、円柱状である。回転軸12aは、タービン室S2、モータ室S1、及びインペラ室S3の順に貫通するように設けられている。回転軸12aの一端には、タービンホイール13が取り付けられている。回転軸12aの他端には、コンプレッサインペラ14が取り付けられている。
電動モータ15は、ロータ16と、ステータ17と、を有している。ロータ16は、ステータ17の内側に配置されている。ロータ16は、回転体12と同期回転する。ステータ17は、ハウジング11に固定されている。ステータ17は、筒状のステータコア17aと、コイル17bと、を有している。ステータコア17aは、ハウジング11に固定されている。コイル17bは、ステータコア17aに巻回されている。そして、図示しないバッテリからコイル17bに電流が流れることによって、ロータ16が回転体12と同期回転する。これにより、タービンホイール13及びコンプレッサインペラ14が回転体12と一体的に回転する。
第1支持部12bは、モータ室S1に配置されている。第1支持部12bは、回転軸12aの外径よりも外径が大きい円柱状である。第1支持部12bは、回転軸12aの外周面における電動モータ15よりもコンプレッサインペラ14寄りの部位に設けられている。第1支持部12bの径方向は、回転軸12aの径方向と一致する。第1支持部12bの軸線は、回転軸12aの軸線と一致する。
第2支持部12cは、モータ室S1に配置されている。第2支持部12cは、回転軸12aの外径よりも外径が大きい円柱状である。第2支持部12cは、回転軸12aの外周面における電動モータ15よりもタービンホイール13寄りの部位に設けられている。第2支持部12cの径方向は、回転軸12aの径方向と一致する。第2支持部12cの軸線は、回転軸12aの軸線と一致する。
第3支持部12dは、モータ室S1に配置されている。第3支持部12dは、回転軸12aの外周面から回転軸12aの径方向へ延びる円板状である。第3支持部12dは、回転軸12aの外周面における第1支持部12bよりもコンプレッサインペラ14寄りの部位に設けられている。第3支持部12dの径方向は、回転軸12aの径方向と一致する。第3支持部12dの軸線は、回転軸12aの軸線と一致する。
各ラジアルフォイル軸受20は、回転体12をラジアル方向で回転可能に支持する。なお、「ラジアル方向」とは、回転体12の軸心方向に対して直交する方向である。また、回転体12の軸心方向を「スラスト方向」と記載する場合もある。回転軸12aの径方向は、回転体12の軸心方向に対して直交する方向と一致する。したがって、ラジアル方向は、回転軸12aの径方向と一致する。
モータ室S1には、上流側冷却配管F1と、下流側冷却配管F2と、が接続されている。上流側冷却配管F1は、モータ室S1におけるインペラ室S3寄りの部位に接続されている。下流側冷却配管F2は、モータ室S1におけるタービン室S2寄りの部位に接続されている。そして、モータ室S1には、上流側冷却配管F1から冷媒が導入される。モータ室S1に導入された冷媒は、モータ室S1内を流れて下流側冷却配管F2から排出される。冷媒は、モータ室S1を通過する際に、ラジアルフォイル軸受20及びスラストフォイル軸受30を冷却する。
<各ラジアルフォイル軸受20の構成>
図2に示すように、各ラジアルフォイル軸受20は、トップフォイルとしての第1トップフォイル21と、バックフォイルとしての薄板状の第1バックフォイル22と、軸受ハウジング23と、をそれぞれ有している。軸受ハウジング23は、円筒状である。軸受ハウジング23は、例えば金属製である。軸受ハウジング23の内側には、第1トップフォイル21が配置されている。
<第1トップフォイル21の構成>
図2及び図3に示すように、第1トップフォイル21は、略円筒状である。第1トップフォイル21は、例えば、可撓性を有する金属材料製の帯状の板材を、筒状に湾曲させることにより形成されている。
図3に示すように、第1トップフォイル21は、第1支持部12bに対向する軸受面210を構成し、周方向の一端を固定端21aに他端を自由端21bとし、周方向に延びている。固定端21aは、第1トップフォイル21における周方向の一端部が第1トップフォイル21の径方向外側へ折り曲げられることにより形成されている。自由端21bは、固定端21aに対して、第1トップフォイル21の周方向で離間した状態で対向している。よって、第1トップフォイル21は、軸受面210側と第1バックフォイル22側とを固定端21aと自由端21bとの間で連通させる連通部としての第1連通部H1を有している。第1トップフォイル21は、一部が切り欠かれた非環状である。
図4に示すように、第1トップフォイル21は、複数の第1板材26と、複数の第2板材27とが積層されることによって構成されている。各第1板材26及び各第2板材27は、それぞれ筒状である。複数の第1板材26及び複数の第2板材27は、各第2板材27が、各第1板材26よりも第1トップフォイル21の径方向外側に位置するようにそれぞれ配置されている。したがって、各第2板材27は、各第1板材26を覆っている。各第1板材26は、例えば、可撓性を有する金属材料製である。本実施形態では、各第1板材26は、インコネル製である。各第2板材27は、例えば、可撓性を有する金属材料製である。本実施形態では、各第2板材27は、インコネル製である。第2板材27における軸方向の寸法は、第1板材26における軸方向の寸法と等しい。
図3及び図5に示すように、各第1板材26は、周方向の一端に第1の固定端26aを有するとともに他端に第1の自由端26bを有している。そして、複数の第1板材26のうち、第1トップフォイル21の径方向で最も内側に位置する第1板材26の内周面は、軸受面210を形成する。各第2板材27は、周方向の一端に第2の固定端27cを有するとともに他端に第2の自由端27dを有している。第1トップフォイル21の固定端21aは、各第1の固定端26aと各第2の固定端27cとが、重なり合うことにより構成されている。第1トップフォイル21の自由端21bは、各第1の自由端26bと各第2の自由端27dとが、重なり合うことにより構成されている。
図6に示すように、各第2板材27は、複数の切り欠き部N1を有している。複数の切り欠き部N1は、第2板材27の周方向の一方の端縁から他方の端縁に向けて延びている。各第2板材27の各切り欠き部N1それぞれの第2板材27の周方向の長さは同じである。各切り欠き部N1は、各第2板材27に対して、各第2板材27の軸方向に等間隔置きに形成されている。第2板材27は、複数の切り欠き部N1が形成されることにより、第2板材27の軸方向に並んで配置されるとともに第2板材27の周方向に延びる複数の本体部27aと、第2板材27の軸方向で隣り合う本体部27a同士を接続する接続部27bと、を有している。各接続部27bは、各切り欠き部N1と第2板材27の周方向で隣り合っている。
図4に示すように、複数の第2板材27は、各第2板材27の各切り欠き部N1同士が第1トップフォイル21の径方向でそれぞれ重なるように配置されている。そして、第1トップフォイル21の径方向で重なる各切り欠き部N1によって、回転体12の軸心周りで延びる第1空隙G1がそれぞれ形成されている。各切り欠き部N1は、第1トップフォイル21の外周面211に開口している。また、各切り欠き部N1は、第1トップフォイル21の軸受面210に開口していない。したがって、各切り欠き部N1は、軸受面210側ではなく第1バックフォイル22側に形成されている。
第1トップフォイル21において、各第1空隙G1と第1トップフォイル21の径方向で重なっている部位は、第1肉薄部25である。したがって、各第1肉薄部25は、各第1空隙G1に沿って延びており、第1トップフォイル21の周方向に延びている。各第1肉薄部25は、第1トップフォイル21の軸方向に等間隔置きに配置されている。
第1トップフォイル21において、各第1肉薄部25以外の部位は、第1肉厚部24である。具体的には、図4、図5及び図6に示すように、第1肉厚部24は、各第1板材26と、各第2板材27の本体部27a及び接続部27bとがそれぞれ重なっている部位である。したがって、各第1肉薄部25は、第1トップフォイル21において、第1肉厚部24よりも各第1空隙G1の分だけ肉厚の薄い部位である。よって、第1肉厚部24及び各第1肉薄部25は、複数の第1板材26と、各第1空隙G1を形成する各切り欠き部N1を有する第2板材27とが積層されることによって構成されている。
第1肉厚部24において、各本体部27aと、各第1板材26における各本体部27aと重なる部位とで形成される部分を除いた部位は、第1トップフォイル21の固定端21aを構成している。第1肉厚部24における固定端21aを構成する部位を除いた部位は、各第1肉薄部25に沿って第1トップフォイル21の周方向に延びている。そして、第1肉厚部24における固定端21aを構成する部位を除いた部位と各第1肉薄部25とは、スラスト方向に並んで配置されている。したがって、第1肉厚部24と各第1肉薄部25とは、少なくとも一部がスラスト方向に並んで配置されている。各第1空隙G1は、第1肉厚部24及び各第1肉薄部25を構成するべく、軸受面210に開口せずに回転体12の軸心周りで延びている。切り欠き部N1は、第1トップフォイル21の周方向に延びるとともに、回転体12の軸心方向に対して回転体12の軸心方向のみに並ぶように複数形成されている。
<第1バックフォイル22の構成>
図3に示すように、第1バックフォイル22は、略円筒状である。第1バックフォイル22は、例えば、可撓性を有する金属材料製である。本実施形態では、インコネル製の帯状の板材を、波状に形成してから筒状に湾曲させることにより形成されている。
第1バックフォイル22は、固定端22aと、自由端22bと、を有している。固定端22aは、軸受ハウジング23に固定されている。固定端22aは、第1トップフォイル21の固定端21aが回転軸12aの径方向で重なった状態で軸受ハウジング23に溶接されることにより固定されている。第1トップフォイル21の固定端21aは、第1バックフォイル22の固定端22aに溶接されることにより固定されている。したがって、第1トップフォイル21の固定端21aは、第1バックフォイル22の固定端22aを介して軸受ハウジング23に固定されている。自由端22bは、固定端22aに対して第1バックフォイル22の周方向で離間した状態で対向している。第1バックフォイル22は、一部が切り欠かれた非環状である。
第1バックフォイル22は、軸受ハウジング23の内周面と第1トップフォイル21との間に配置されている。第1バックフォイル22は、第1トップフォイル21よりも回転軸12aの径方向外側に配置されている。第1バックフォイル22は、第1トップフォイル21を弾性的に支持する。
第1バックフォイル22は、複数の谷部22cと、複数の山部22dと、を有している。各谷部22cは、軸受ハウジング23の内周面に接した状態で軸受ハウジング23の内周面に沿って延びている。各山部22dは、軸受ハウジング23の内周面に対して離間する方向へ突出するとともに第1トップフォイル21の外周面に向けて膨出するように弧状に湾曲している。各谷部22c及び各山部22dは、第1バックフォイル22の周方向に交互に配列されている。第1バックフォイル22の周方向は、軸受ハウジング23の周方向に一致している。したがって、各谷部22c及び各山部22dは、軸受ハウジング23の周方向に固定端22aから自由端22bに向かって交互に配列されている。
回転体12が回転していないとき、第1バックフォイル22の各谷部22cは、軸受ハウジング23の内周面に接触するとともに、第1バックフォイル22の各山部22dは、第1トップフォイル21の第1肉厚部24の外周面に接触している。そして、回転体12が回転すると、第1トップフォイル21が径方向外側に向けて弾性変形する。これにより、回転体12と第1トップフォイル21の軸受面210との間に空気が侵入して空気膜が形成される。すると、回転体12は、空気膜の動圧によって第1トップフォイル21に対して浮上する。
回転体12と第1トップフォイル21の軸受面210との間の空気膜によって、第1トップフォイル21が径方向外側に向けて弾性変形する。すると、第1トップフォイル21が第1トップフォイル21の外周面に接触している第1バックフォイル22の各山部22dを径方向外側へ押圧する。これにより、第1バックフォイル22は、第1トップフォイル21と共に径方向外側に向けて弾性変形する。そのため、第1バックフォイル22は、第1トップフォイル21を弾性的に支持する。
<スラストフォイル軸受30の構成>
図7、図8、及び図9に示すように、スラストフォイル軸受30は、トップフォイルとしての一対の第2トップフォイル31と、バックフォイルとしての一対の第2バックフォイル32と、一対のベース部33と、をそれぞれ有している。各ベース部33は、円板状である。各ベース部33は、第3支持部12dをスラスト方向で挟み込むように配置されている。ベース部33の周方向は、回転軸12aの周方向と一致する。
<第2トップフォイル31の構成>
図7に示すように、各第2トップフォイル31は、複数のトップフォイル片34を有している。各トップフォイル片34は、平面視扇状である。各トップフォイル片34は、例えば、可撓性を有する金属材料製である。本実施形態では、各トップフォイル片34は、インコネル製である。各トップフォイル片34は、回転軸12aの周囲に配置されている。各トップフォイル片34は、回転軸12aの周方向に等間隔置きに配置されている。
図7及び図8に示すように、各トップフォイル片34は、第3支持部12dに対向する軸受面340を構成し、周方向の一端を固定端34aに他端を自由端34bとし、周方向に延びている。固定端34aは、回転軸12aの径方向に延びている。固定端34aは、トップフォイル片34における周方向の一端部がベース部33に向けて折り曲げられることにより形成されている。固定端34aは、溶接されることによりベース部33に固定されている。自由端34bは、ベース部33に固定されていない。トップフォイル片34の固定端34aとその隣に位置するトップフォイル片34の自由端34bとは、互いに離間した状態で配置されている。よって、第2トップフォイル31は、軸受面340側と第2バックフォイル32側とを固定端34aと自由端34bとの間で連通させる連通部としての第2連通部H2を有している。
図8及び図9に示すように、各トップフォイル片34は、複数の切り欠き部N2を有している。複数の切り欠き部N2は、各トップフォイル片34の厚み方向の一方の面である被支持面341に形成されている。複数の切り欠き部N2は、各トップフォイル片34の自由端34bから固定端34aに向けて周方向に延びている。複数の切り欠き部N2は、固定端34aを残した状態で、各トップフォイル片34の周方向に延びている。各トップフォイル片34の各切り欠き部N2それぞれは、各トップフォイル片34に対して、各トップフォイル片34の径方向に等間隔置きに形成されている。各トップフォイル片34は、各切り欠き部N2が形成された被支持面341がスラスト方向でベース部33と対向した状態で、ベース部33に固定されている。そして、各切り欠き部N2によって、回転体12の軸心周りで延びる第2空隙G2がそれぞれ形成されている。各第2空隙G2は、各トップフォイル片34の被支持面341に開口している。また、各切り欠き部N2は、第2トップフォイル31の軸受面340に開口していない。したがって、各切り欠き部N2は、軸受面340側ではなく第2バックフォイル32側に形成されている。
各トップフォイル片34において、各第2空隙G2とトップフォイル片34の厚み方向で重なる部位は、第2肉薄部36である。したがって、各第2肉薄部36は、各第2空隙G2に沿って延びており、トップフォイル片34の周方向に延びている。各第2肉薄部36は、各トップフォイル片34の径方向に等間隔置きに配置されている。
各トップフォイル片34において、各第2肉薄部36以外の部位は、肉厚部としての第2肉厚部35である。したがって、各第2肉薄部36は、各トップフォイル片34において、第2肉厚部35よりも各第2空隙G2の分だけ肉厚の薄い部位である。各トップフォイル片34の固定端34aは、第2肉厚部35の一部分である。第2肉厚部35における固定端34aを構成する部位を除いた部位は、各第2肉薄部36に沿って各トップフォイル片34の周方向に延びている。そして、第2肉厚部35における固定端34aを構成する部位を除いた部位と各第2肉薄部36とは、ラジアル方向に並んで配置されている。したがって、第2肉厚部35と各第2肉薄部36とは、少なくとも一部がラジアル方向に並んで配置されている。各第2空隙G2は、第2肉厚部35及び各第2肉薄部36を構成するべく、軸受面340に開口せずに回転体12の軸心周りで延びている。切り欠き部N2は、各トップフォイル片34の周方向に延びるとともに、回転体12の軸心方向に対して各トップフォイル片34の径方向のみに並ぶように複数形成されている。
<第2バックフォイル32の構成>
図7に示すように、第2バックフォイル32は、複数のバックフォイル片37を有している。各バックフォイル片37は、平面視略扇状である。各バックフォイル片37は、例えば、可撓性を有する金属材料製である。本実施形態では、各バックフォイル片37は、インコネル製の板材を波形状にすることにより形成されている。
各バックフォイル片37は、固定端32aと、自由端32bと、を有している。固定端32aは、ベース部33に固定されている。固定端32aは、複数の谷部32cのうち、各バックフォイル片37の周方向の一方の端に位置する谷部32cである。自由端32bは、複数の谷部32cのうち、各バックフォイル片37の周方向の他方の端に位置する谷部32cである。自由端32bは、ベース部33に固定されていない。
図8に示すように、各バックフォイル片37は、複数の谷部32cと、複数の山部32dと、を有している。各谷部32cは、バックフォイル片37の周方向に延びている。各山部32dは、ベース部33に対して離間する方向へ突出するとともに各トップフォイル片34に向けて膨出するように弧状に湾曲している。各バックフォイル片37は、各バックフォイル片37の周方向に谷部32c及び山部32dが交互に配列された波形状である。各バックフォイル片37の周方向は、ベース部33の周方向に一致している。したがって、各谷部32c及び各山部32dは、第3支持部12dの周方向に固定端32aから自由端32bに向かって交互に配列されている。
図7及び図8に示すように、各バックフォイル片37は、スリットB1を複数有している。各スリットB1は、各バックフォイル片37を厚み方向に貫通している。各スリットB1は、各谷部32c及び各山部32dに沿って各バックフォイル片37の周方向に延びている。各スリットB1は、各バックフォイル片37の自由端32bから固定端32aに向けて周方向に延びている。各スリットB1は、固定端32aを残した状態で、各バックフォイル片37の周方向に延びている。各バックフォイル片37の各スリットB1それぞれは、各バックフォイル片37に対して、各バックフォイル片37の径方向に等間隔置きに形成されている。
各バックフォイル片37は、各ベース部33と各トップフォイル片34との間にそれぞれ配置されている。各バックフォイル片37は、各トップフォイル片34をそれぞれ弾性的に支持する。したがって、各第2バックフォイル32は、各第2トップフォイル31を弾性的に支持する。各トップフォイル片34と各バックフォイル片37とは、各第2空隙G2と各スリットB1とが重なり合うようにそれぞれ配置されている。したがって、各トップフォイル片34は、各第2空隙G2が各スリットB1に沿って延びるように各バックフォイル片37に対して配置されている。
回転体12が回転していないとき、各バックフォイル片37の各谷部32cは、各ベース部33にそれぞれ接触するとともに、各バックフォイル片37の各山部32dは、各トップフォイル片34の第2肉厚部35に接触している。そして、回転体12が回転すると、各トップフォイル片34が各バックフォイル片37に向けて弾性変形する。これにより、回転体12と各トップフォイル片34の軸受面340との間に空気が侵入するため、空気膜が形成される。すると、回転体12は、空気膜の動圧によって各トップフォイル片34に対して浮上する。
第3支持部12dと各トップフォイル片34の軸受面340との間の空気膜によって、各トップフォイル片34が各第2バックフォイル32に向けて弾性変形する。すると、各トップフォイル片34が各バックフォイル片37の各山部32dをベース部33に向けて押圧する。これにより、各バックフォイル片37は、各トップフォイル片34と共に各ベース部33側に向けてそれぞれ弾性変形する。そのため、各バックフォイル片37は、各トップフォイル片34を弾性的に支持する。
<作用>
次に、本実施形態の作用について説明する。
例えば、回転体12がラジアルフォイル軸受20に対して傾いたり、回転体12が変形したりすることにより、回転軸12aにおけるラジアルフォイル軸受20に対する位置が所望の位置から変位する場合がある。具体的には、例えば、図4において仮想線L1で示すように、回転体12の第1支持部12bが第1トップフォイル21の軸線に対して交差する方向へ傾いてしまう場合がある。このとき、複数の切り欠き部N1が回転体12の軸心方向に対して回転体12の軸心方向のみに並ぶように配置されており、第1肉厚部24と各第1肉薄部25とは、少なくとも一部がスラスト方向に並んで配置されている。このため、第1トップフォイル21における軸方向の剛性は、第1トップフォイル21における周方向の剛性よりも低くなっている。よって、第1バックフォイル22の弾性力が空気膜の動圧に抗することで、図4において仮想線L2で示すように、第1トップフォイル21における各第1肉薄部25を基点とした弾性変形が許容される。つまり、第1トップフォイル21における各切り欠き部N1を基点とした弾性変形が許容される。したがって、第1トップフォイル21は、変形を促すように板厚を薄くした切り欠き部N1を有している。そのため、第1トップフォイル21は、第1支持部12bの傾きに追従し易い。
各切り欠き部N1が周方向に延びており、第1肉厚部24は、周方向に延びているため、第1トップフォイル21における周方向の剛性が高い。そのため、第1トップフォイル21が第1バックフォイル22に向けて押し付けられるように変形し難い。また、切り欠き部N1は、軸受面210側ではなく第1バックフォイル22側に形成されているため、軸受面210に開口していない。そのため、回転体12がラジアルフォイル軸受20に対して浮上した際に、回転体12と第1トップフォイル21との間に生じる空気膜の膜厚が大きくなり難い。
また、例えば、回転体12がスラストフォイル軸受30に対して傾いたり、回転体12が変形したりすることにより、第3支持部12dにおけるスラストフォイル軸受30に対する位置が所望の位置から変位する場合がある。具体的には、例えば、図9において仮想線L11で示すように、第3支持部12dが回転軸12aの径方向に対して交差する方向へ傾いてしまう場合がある。このとき、複数の切り欠き部N2が回転体12の軸心方向に対して各トップフォイル片34の径方向のみに並ぶように配置されており、第2肉厚部35と各第2肉薄部36とは、少なくとも一部がラジアル方向に並んで配置されている。このため、各第2トップフォイル31における径方向の剛性は、各第2トップフォイル31における周方向の剛性よりも低くなっている。よって、各第2バックフォイル32の弾性力が空気膜の動圧に抗することで、図9において仮想線L12で示すように、各トップフォイル片34における各第2肉薄部36を基点とした弾性変形が許容される。つまり、各トップフォイル片34における各切り欠き部N2を基点とした弾性変形が許容される。したがって、各トップフォイル片34は、変形を促すように板厚を薄くした切り欠き部N2を有している。そのため、各トップフォイル片34は、第3支持部12dにおけるトップフォイル片34に対する傾きに追従し易い。
複数の切り欠き部N2が周方向に延びており、第2肉厚部35は、周方向に延びているため、トップフォイル片34における回転軸12aの周方向の剛性が高い。そのため、トップフォイル片34が第2バックフォイル32に向けて押し付けられるように変形し難い。また、切り欠き部N2は、軸受面340側ではなく第2バックフォイル32側に形成されているため、軸受面340に開口していない。そのため、第3支持部12dがスラストフォイル軸受30に対して浮上した際に、第3支持部12dとトップフォイル片34との間に生じる空気膜の膜厚が大きくなり難い。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)各切り欠き部N1は、軸受面210側ではなく第1バックフォイル22側に形成されている。これによれば、例えば、各切り欠き部N1が軸受面210側に形成されている場合に比べて、軸受面210が平滑になる。したがって、従来技術のように、各切り欠き部N1の部分で、第1トップフォイル21における第1支持部12bと第1トップフォイル21との間に生じる空気膜の膜厚が大きくなってしまうといった問題が回避される。よって、ラジアルフォイル軸受20の負荷容量の低下を抑制することができるため、ラジアルフォイル軸受20によって回転体12を安定的に支持することができる。
また、各切り欠き部N2は、軸受面340側ではなく第2バックフォイル32側に形成されている。これによれば、例えば、各切り欠き部N2が軸受面340側に形成されている場合に比べて、軸受面340が平滑になる。したがって、従来技術のように、各切り欠き部N2の部分で、トップフォイル片34における第3支持部12dとトップフォイル片34との間に生じる空気膜の膜厚が大きくなってしまうといった問題が回避される。よって、スラストフォイル軸受30の負荷容量の低下を抑制することができるため、スラストフォイル軸受30によって回転体12を安定的に支持することができる。
(2)第1トップフォイル21は、第1板材26と、各切り欠き部N1を有する第2板材27とが積層されることによって構成されている。このような構成は、変形を促すように板厚を薄くした切り欠き部N1を有する第1トップフォイル21の構成として好適である。
(3)切り欠き部N1は、第1トップフォイル21の周方向に延びるとともに、回転体12の軸心方向に対して回転体12の軸心方向のみに並ぶように複数形成されている。これによれば、第1トップフォイル21における回転体12の軸心方向の剛性は、第1トップフォイル21における周方向の剛性よりも低くなっている。このため、回転体12におけるラジアルフォイル軸受20に対する位置が所望の位置から変位しても、第1バックフォイル22の弾性力が空気膜の動圧に抗することで、第1トップフォイル21における各切り欠き部N1を基点とした弾性変形が許容される。これにより、第1トップフォイル21が、回転体12の変位に追従し易くなる。また、各切り欠き部N1が周方向に延びているため、第1トップフォイル21における周方向の剛性が高い。そのため、第1トップフォイル21全体が第1バックフォイル22に向けて押し付けられるように変形してしまうことが回避され易くなる。
(4)切り欠き部N2は、各トップフォイル片34の周方向に延びるとともに、回転体12の軸心方向に対して各トップフォイル片34の径方向のみに並ぶように複数形成されている。これによれば、各第2トップフォイル31における径方向の剛性は、各第2トップフォイル31における周方向の剛性よりも低くなっている。このため、回転体12におけるスラストフォイル軸受30に対する位置が所望の位置から変位しても、各第2バックフォイル32の弾性力が空気膜の動圧に抗することで、各トップフォイル片34における各切り欠き部N2を基点とした弾性変形が許容される。これにより、各トップフォイル片34が、回転体12の変位に追従し易くなる。また、各切り欠き部N2が周方向に延びているため、各トップフォイル片34における周方向の剛性が高い。そのため、各トップフォイル片34全体が第2バックフォイル32に向けて押し付けられるように変形してしまうことが回避され易くなる。
(5)各トップフォイル片34は、各切り欠き部N2が各スリットB1に沿って延びるように各バックフォイル片37に対して配置されている。これによれば、各バックフォイル片37の弾性力が空気膜の動圧に抗して、各トップフォイル片34における各切り欠き部N2を基点とした弾性変形が許容されたときに、各バックフォイル片37の弾性力を各トップフォイル片34に伝え易くなる。したがって、各トップフォイル片34が回転体12の変位に追従し易くなる。
(6)第1トップフォイル21が切り欠き部N1を有し、各トップフォイル片34が切り欠き部N2を有することによって、第1トップフォイル21の表面積及び各トップフォイル片34の表面積がそれぞれ増大する。したがって、モータ室S1に導入された冷媒によって、ラジアルフォイル軸受20及びスラストフォイル軸受30の冷却効率を向上させることができる。
<変更例>
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 図10に示すように、第1バックフォイル22が、スリットB2を複数有していてもよい。各スリットB2は、第1バックフォイル22の厚み方向に貫通している。各スリットB2は、各谷部22c及び各山部22dに沿って第1バックフォイル22の周方向に延びている。各スリットB2は、第1バックフォイル22の自由端22bから固定端22aに向けて周方向に延びている。各スリットB2は、固定端22aを残した状態で、第1バックフォイル22の周方向に延びている。各スリットB2それぞれは、第1バックフォイル22に対して、第1バックフォイル22の軸方向に等間隔置きに形成されている。第1トップフォイル21と第1バックフォイル22とは、切り欠き部N1と各スリットB2とが重なり合うようにそれぞれ配置されている。したがって、第1トップフォイル21は、各切り欠き部N1が各スリットB2に沿って延びるように第1バックフォイル22に対して配置されている。
これによれば、第1バックフォイル22の弾性力が空気膜の動圧に抗して、第1トップフォイル21における各切り欠き部N1を基点とした弾性変形が許容されたときに、第1バックフォイル22の弾性力を第1トップフォイル21に伝え易くなる。したがって、第1トップフォイル21が回転体12の変位に追従し易くなる。
○ 図10及び図11に示すように、第1トップフォイル21が、第3板材28を有していてもよい。第3板材28は、第1トップフォイル21の周方向の一端に第3の固定端28aを有するとともに他端に第3の自由端28bを有している。第3の固定端28aは、第1の固定端26a及び第2の固定端27cと回転体12の径方向で重なり合っている。第3の自由端28bは、第1の自由端26b及び第2の自由端27dと回転体12の径方向で重なり合っている。第3板材28は、切り欠き部N1を覆っている。
これによれば、切り欠き部N1が第3板材28によって覆われているため、例えば、第1バックフォイル22の一部が切り欠き部N1に嵌まってしまうといったことを回避することができる。したがって、第1バックフォイル22の動きが切り欠き部N1によって規制されてしまうことを回避することができる。
○ 実施形態において、各切り欠き部N2が、各トップフォイル片34の被支持面341に開口していない状態で、各トップフォイル片34の内部を回転体12の軸心周りで延びていてもよい。
○ 図12に示すように、例えば、第1トップフォイル21が、第1板材26と、コーティング層C1とから構成されていてもよい。コーティング層C1は、第1板材26における第1バックフォイル22側の面に、例えば、樹脂製のコーティング材やDLCや金属メッキを塗布することによって形成されている。そして、コーティング層C1は、各第1空隙G1を形成する切り欠き部N3を複数有している。このようにして、第1トップフォイル21が、変形を促すように板厚を薄くした切り欠き部N3を有していてもよい。
○ 実施形態において、各トップフォイル片34の被支持面341にコーティング層を有し、コーティング層に、各第2空隙G2を形成する切り欠き部が形成されていてもよい。このようにして、各トップフォイル片34が、変形を促すように板厚を薄くした切り欠き部を有していてもよい。
○ 実施形態において、第2板材27における軸方向の寸法は、第1板材26における軸方向の寸法と等しくなくてもよい。
○ 実施形態において、切り欠き部N1は、第2板材27に対して、第2板材27の軸方向に等間隔置きに形成されていなくてもよい。すなわち、第1肉薄部25は、第1トップフォイル21の軸方向に等間隔置きに配置されていなくてもよい。
○ 実施形態において、切り欠き部N2は、トップフォイル片34に対して、トップフォイル片34の径方向に等間隔置きに形成されていなくてもよい。すなわち、第2肉薄部36は、トップフォイル片34の径方向に等間隔置きに配置されていなくてもよい。
○ 実施形態において、スリットB1は、バックフォイル片37に対して、バックフォイル片37の径方向に等間隔置きに形成されていなくてもよい。
○ 実施形態において、例えば、軸受ハウジング23の内周面に回転体12の軸心方向に延びる凹部が形成されており、この凹部に各固定端21a,22aが嵌め込まれることにより、各固定端21a,22aが軸受ハウジング23に固定されていてもよい。
○ 実施形態において、第1板材26及び第2板材27は、可撓性を有する金属材料製でなくてもよく、樹脂製であってもよい。
○ 実施形態において、各第2板材27に形成される切り欠き部N1の数は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、各トップフォイル片34に形成される切り欠き部N2の数は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、ターボ機械10は、タービンホイール13及びコンプレッサインペラ14を有する構成であったが、例えば、タービンホイール13とコンプレッサインペラ14との一方を省略した構成であってもよい。
○ 実施形態において、第1バックフォイル22は、略円筒状でなくてもよく、例えば、弧状に湾曲する板状であってもよい。そして、弧状に湾曲する板状の第1バックフォイル22が、軸受ハウジング23の内周面に対して、軸受ハウジング23の周方向に複数並んで配置されていてもよい。
○ 実施形態において、第2バックフォイル32は、複数のバックフォイル片37を有しておらず、円環状であってもよい。
○ 実施形態において、第1バックフォイル22の構成は、第1バックフォイル22が第1トップフォイル21を弾性的に支持できる構成であれば、その具体的な構成は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、第2バックフォイル32の構成は、第2バックフォイル32が第2トップフォイル31を弾性的に支持できる構成であれば、その具体的な構成は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、第1トップフォイル21は、例えば、1つの板材に対して、切り欠き部N1を複数形成することにより構成されていてもよい。
○ 実施形態において、トップフォイル片34は、例えば、1つの板材と、各切り欠き部N2が予め形成された板材と、を積層することにより構成されていてもよい。
○ 実施形態において、第2板材27は、複数の本体部27aと、複数の接続部27bと、によって構成されていたが、これに限らない。例えば、1つの板材に切り欠き部N1を形成する工程で、接続部27bを形成しないように本体部27a同士を分割してもよい。そして、分割された本体部27aを第1板材26に対して所定の位置に積層することによって第1トップフォイル21を形成してもよい。このとき、第1肉厚部24と第1肉薄部25とは、その全体がスラスト方向に並んで配置される。
○ 実施形態において、第1トップフォイル21を構成する第1板材26及び第2板材27は、可撓性を有する金属材料として、例えばインコネル製の帯状の板材としたが、これに限らない。第1板材26及び第2板材27は、例えば、ステンレス製であってもよい。
○ 実施形態において、第1バックフォイル22及び第2バックフォイル32は、可撓性を有する金属材料として、例えばインコネル製の帯状の板材としたが、これに限らない。第1バックフォイル22及び第2バックフォイル32は、例えば、ステンレス製であってもよい。
○ 実施形態において、第2トップフォイル31を構成するトップフォイル片34は、可撓性を有する金属材料として、例えばインコネル製の帯状の板材としたが、これに限らない。トップフォイル片34は、例えば、ステンレス製であってもよい。
○ 実施形態において、ターボ機械10は、燃料電池に供給される空気を圧縮するものであったが、これに限らず、ターボ機械10の適用対象は任意である。例えば、ターボ機械10は、冷媒を圧縮する空調装置に用いられていてもよい。また、ターボ機械10を、車両のエンジンへの吸気の過給を行うターボチャージャに適用してもよい。
○ 実施形態において、ラジアルフォイル軸受20及びスラストフォイル軸受30を備えたフォイル軸受ユニットU1を、ターボ機械10に適用したが、フォイル軸受ユニットU1の適用対象は特に限定されるものではない。
12…回転体、15…電動モータ、16…ロータ、17…ステータ、17b…コイル、20…フォイル軸受としてのラジアルフォイル軸受、21…トップフォイルとしての第1トップフォイル、22…バックフォイルとしての第1バックフォイル、26…第1板材、26a…第1の固定端、26b…第1の自由端、27…第2板材、27c…第2の固定端、27d…第2の自由端、28…第3板材、28a…第3の固定端、28b…第3の自由端、30…フォイル軸受としてのスラストフォイル軸受、31…トップフォイルとしての第2トップフォイル、32…バックフォイルとしての第2バックフォイル、210…軸受面、340…軸受面、B1…スリット、B2…スリット、H1…連通部としての第1連通部、H2…連通部としての第2連通部、N1…切り欠き部、N2…切り欠き部、S1…モータ室、U1…フォイル軸受ユニット。

Claims (7)

  1. 回転体に対向する軸受面を構成し、周方向の一端を固定端に他端を自由端とする前記周方向に延びるトップフォイルと、
    前記トップフォイルを弾性的に支持する薄板状のバックフォイルと、を有するフォイル軸受であって、
    前記トップフォイルは、前記軸受面側と前記バックフォイル側とを前記固定端と前記自由端との間で連通させる連通部と、変形を促すように板厚を薄くした切り欠き部と、を有し、
    前記切り欠き部は、前記軸受面側ではなく前記バックフォイル側に形成されていることを特徴とするフォイル軸受。
  2. 前記トップフォイルは、
    前記周方向の一端に第1の固定端を有するとともに他端に第1の自由端を有し、前記軸受面を形成する第1板材と、
    前記周方向の一端に第2の固定端を有するとともに他端に第2の自由端を有し、前記切り欠き部を有する第2板材と、を有し、前記第1板材と前記第2板材とが積層されることによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフォイル軸受。
  3. 前記トップフォイルは、
    前記周方向の一端に第3の固定端を有するとともに他端に第3の自由端を有し、前記切り欠き部を覆う第3板材を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフォイル軸受。
  4. 前記切り欠き部は、前記周方向に延びるとともに、前記回転体の軸心方向に対して前記軸心方向のみに並ぶように複数形成されていることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のフォイル軸受。
  5. 前記切り欠き部は、前記周方向に延びるとともに、前記回転体の軸心方向に対して径方向のみに並ぶように複数形成されていることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のフォイル軸受。
  6. 前記バックフォイルは、スリットを有し、
    前記トップフォイルは、前記切り欠き部が前記スリットに沿って延びるように前記バックフォイルに対して配置されていることを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか一項に記載のフォイル軸受。
  7. 請求項1~請求項6のいずれか一項に記載のフォイル軸受を備えたフォイル軸受ユニットであって、
    前記回転体を前記フォイル軸受を介して支承するハウジングと、
    前記ハウジングに形成されるとともに、前記回転体と同期回転するロータと、コイルが巻回されたステータと、を有する電動モータが収容されるモータ室と、を備え、
    前記モータ室には、前記フォイル軸受を冷却する冷媒が導入されることを特徴とするフォイル軸受ユニット。
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