JP2022156657A - 土留め壁構造部材、土留め壁の施工方法及び地中切削方法 - Google Patents

土留め壁構造部材、土留め壁の施工方法及び地中切削方法 Download PDF

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昂亮 ▲高▼見
Kosuke Takami
博明 坂本
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Abstract

【課題】より容易に土留め壁の切削工程を遂行することができる土留め壁構造部材。【解決手段】芯材8aと、前記芯材8aの上端に設けられた吊り具10aと、を有し、前記芯材8aは、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体であり、前記吊り具10aは、前記芯材8aに着脱可能に接合されていることよりなる。また、芯材8aと、前記芯材8aの面方向の一端に設けられた吊り具と、を有し、前記芯材8aは、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体であり、前記吊り具は、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体であることよりなる。【選択図】図1

Description

本発明は、土留め壁構造部材、土留め壁の施工方法及び地中切削方法に関する。
地中を掘進機で切削する工法においては、切削経路の開始点及び終点に土留め壁を構成し、掘進機による掘削の前工程及び後工程で、各土留め壁における切削相当部を削除する作業がある。
掘進機により、土留め壁の切削相当部を容易に切削できるようにすることを目的として、複合体を有する土留め壁構造部材を土留め壁とし、複合体部分を切削相当部に位置させる工法がある。この土留め壁構造部材は、一対のH型鋼材と、それらの間に介在させた複合体とを有する。この複合体は樹脂発泡体に無機繊維を混在させた複合体である。
例えば、特許文献1には、複合体と、H型鋼材と、複合体の端部とH型鋼材の端部との間に設けられた接着用鉄板とを有し、接着用鉄板の一部が複合体の端部の溝に挿入されて接着固定され(接着接合部)、接着用鋼板の露出部がH型鋼材の端部に機械的固定手段で固定されている、土留め壁構造部材が開示されている。特許文献1の土留め壁構造部材によれば、H型鋼材と複合体との接合強度を簡単な構成で確保することが図られている。
特開2000-27590号公報
ところで、掘進機による切削範囲の深度は、施工対象の設計に応じて異なる。このため、切削範囲の深度によっては、以下に説明するような問題が生ずる。
図6(a)に示すように、掘進機による切削範囲14の深度が充分に深い場合、土留め壁における切削範囲14に相当する深度となるように、土留め壁構造部材1が地中に打ち込まれ、土留め壁が形成される。この場合、複合体の芯材8の上端に設けられたH型鋼材10及び接着接合部20は、地中に位置する。そして、形成された土留め壁における芯材8が位置している切削範囲14を芯材8と共に切削する。
しかしながら、掘進機による切削範囲の深度が浅い場合には、地上に突出する部分を切断しなくてはならない。例えば、図6(b)に示すように、切削範囲14の深度が浅く、接着接合部20が地上に突出する場合には、突出した接着接合部20をガス切断等により切除する必要がある。
また、例えば、図6(c)に示すように、切削範囲14の深度が浅く、切削範囲14内に接着接合部20が位置する場合にも、切削範囲14内の接着接合部20を切除する必要がある。
即ち、切削範囲の深度が浅い場合には、土留め壁の接着接合部や鋼材を切除する作業が加わり、煩雑となる場合があった。
本発明は上述のような事情からなされたものであり、本発明は、より容易に土留め壁の切削工程を遂行できる土留め壁構造部材を目的とする。
本発明は、以下の態様を有する。
<1>
芯材と、前記芯材の上端に設けられた吊り具と、を有し、
前記芯材は、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体であり、
前記吊り具は、前記芯材に着脱可能に接合されている、土留め壁構造部材。
<2>
前記吊り具は、2枚以上の板体で構成され、
前記吊り具は、前記芯材を前記2枚以上の板体で挟んで前記芯材に接合されている、<1>に記載の土留め壁構造部材。
<3>
前記吊り具は、前記芯材の上端面に接合されている、<1>に記載の土留め壁構造部材。
<4>
<1>~<3>のいずれかに記載の土留め壁構造部材を用いた土留め壁の施工方法であって、
前記吊り具を鉛直方向上方とし、前記芯材が所望の切削範囲を含む位置になるように、前記土留め壁構造部材を地中に埋設し、
次いで、前記吊り具の一部又は全部を前記芯材から取り外す、土留め壁の施工方法。
<5>
<4>に記載の土留め壁の施工方法で土留め壁を形成する工程と、
前記芯材を含む前記切削範囲を切削する切削工程とを有する、地中切削方法。
<6>
芯材と、前記芯材の面方向の一端に設けられた吊り具と、を有し、
前記芯材は、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体であり、
前記吊り具は、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体である、土留め壁構造部材。
<7>
前記吊り具は、ボルトで前記芯材に接合され、
前記ボルトは、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体である、<6>に記載の土留め壁構造部材。
<8>
<6>又は<7>に記載の土留め壁構造部材を用いた土留め壁の施工方法であって、
前記吊り具を鉛直方向上方とし、前記芯材が所望の切削範囲を含む位置になるように、前記土留め壁構造部材を地中に埋設する、土留め壁の施工方法。
<9>
<8>に記載の土留め壁の施工方法で土留め壁を形成する工程と、
前記吊り具を前記芯材から外さずに、前記芯材を含む前記切削範囲を切削する切削工程とを有する、地中切削方法。
本発明土留め壁構造部材は、より容易に土留め壁の切削工程を遂行できる。
本発明の第1実施形態に係る土留め壁構造部材の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る土留め壁構造部材の変形例の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る土留め壁構造部材の変形例の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る土留め壁構造部材の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る土留め壁構造部材の変形例の斜視図である。 従来の土留め壁の施工方法の一例を示す模式図である。
本発明の土留め壁構造部材は、芯材と、芯材の面方向の一端に設けられた吊り具とを有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
≪土留め壁構造部材≫
本実施形態の土留め壁構造部材は、複合体の芯材と、芯材の上端部に設けられ、芯材に着脱可能に接合された吊り具とを有する。
図1の土留め壁構造部材1aは、芯材8aと、芯材8aの上端部に設けられた吊り具10aとを有する。芯材8aの上端部は、土留め壁構造部材1aを地中に埋設した際に、鉛直方向上方に位置する。土留め壁構造部材1aにおいて、芯材8aの下端部には、吊り具又はH型鋼材が連結されている。
芯材8aは、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体である。複合体としては、例えば、ガラス繊維で補強されたウレタン発泡体が挙げられる。複合体には、珪砂、フライアッシュやゴムチップ等の固体充填材が含まれていてもよい。また、複合体の一部分に、ゴムや樹脂シート等の異種材料が含まれていてもよい。複合体としては、例えば、エスロン ネオランバーFFU(FFU、Fiber reinforced Foamed Urethane、登録商標、積水化学工業株式会社製)が挙げられる。エスロン ネオランバーFFUは、ガラス長繊維を所定の方向(例えば、芯材8aの上下方向)に引き揃え、このガラス長繊維を熱硬化性樹脂中に埋設し、硬化した熱硬化性樹脂発泡体である。
芯材8aの形状は、特に限定されず、正面視矩形の平板状、角柱状、円柱状等が挙げられる。
芯材8aの密度は特に限定されず、例えば、700~1600kg/mが好ましい。
吊り具10aは、土留め壁構造部材1aを地中に埋設する際に、クレーンのフック等を取り付ける部材である。本実施形態において、吊り具10aの素材は、鋼材、ステンレス等の金属である。
吊り具10aは、2枚の板体10a1を有する。この板体10a1は、芯材8aを挟持した状態で、取り付けられている。一対の板体10a1は、ボルト11で芯材8aに、着脱可能に固定されている。なお、吊り具10aは、3枚以上の板体で構成されてもよい。
板体10a1には、吊り下げ孔12が形成されている。なお、吊り具10aは、吊り下げ孔12を有しなくてもよい。
ボルト11は、芯材8aを貫通していてもよいし、貫通していなくてもよい。
ボルト11は、例えば、六角ボルト、コーチスクリューボルト等が挙げられる。
なお、吊り具は、吊り具10aに限定されず、芯材8aにボルト等で着脱可能に固定できるものであればよい。
例えば、図2の土留め壁構造部材1bのように、吊り具は、3枚の板体で構成された吊り具10bでもよい。土留め壁構造部材1bは、2枚の芯材8aを対向させ、2枚の芯材8aの上端部で、吊り下げ孔12を有する板体10b1が挟持されている。板体10b1を挟むように、芯材8aの両側から2枚の板体10b2で芯材8aが挟み込まれている。即ち、土留め壁構造部材1bは、厚さ方向に板体10b2、芯材8a、板体10b1、芯材8a、板体10b2がこの順で位置し、これらがボルト11で着脱可能に固定されている。板体10b1は、板体10b2よりも上方に長く、芯材8aから突出している。
吊り具10bの素材は、吊り具10aと同様である。
また、例えば、図3の土留め壁構造部材1cは、芯材8aの上端面に接合された吊り具10cを有する。吊り具10cは、芯材8aの上端面に接する板体10c2と、板体10c2の表面から上方に立ち上がる板体10c1とを有する。板体10c1には、吊り下げ孔12が形成されている。
板体10c1と板体10c2とは、溶接等により接合されている。
板体10c2は、芯材8aに、ボルト11で着脱可能に固定されている。
≪土留め壁の施工方法≫
次に、本実施形態の土留め壁構造部材を用いた土留め壁の施工方法について説明する。まず、必要に応じて、土留め壁構造部材1aにおける芯材8aの下端部にH型鋼材を接合する。吊り具10aを鉛直方向上方とし、シャックル、ワイヤー、ナイロンスリング等の先端のフック50を土留め壁構造部材1aの吊り具10aの吊り下げ孔12に掛ける。なお、吊り具10aが吊り下げ孔12を有しない場合には、フック50に代えて、イーグルクランプ等で吊り具10aを掴んでもよい。
次いで、土留め壁構造部材1aを一体として吊り上げ、芯材8aが所望の深度で、切削範囲に位置するように、土留め壁構造部材1aを地中に埋設する。切削範囲の深度が浅い場合、一部又は全部の土留め壁構造部材1aの吊り具10aが地上に突出している状態となる。また、一部又は全部の土留め壁構造部材1aの吊り具10aが切削範囲に位置する場合がある。このため、地上に突出している吊り具10aを芯材8aから取り外す。また、切削範囲に位置する吊り具10aを芯材8aから取り外す。この際、ボルト11を解除することで、吊り具10aを芯材8aから取り外す。
土留め壁構造部材1bにおいても同様に、ボルト11を解除することで、吊り具10bを芯材8aから取り外す。土留め壁構造部材1cにおいても同様に、ボルト11を解除することで、吊り具10cを芯材8aから取り外す。
こうして、切削範囲を含む領域に、芯材8aが位置する土留め壁を形成できる。
≪地中切削方法≫
本示指形態の地中切削方法は、上述の土留め壁の施工方法により土留め壁を形成する工程(土留め壁形成工程)と、芯材を含む切削範囲を切削する切削工程とを有する。
切削工程としては、公知の方法が挙げられ、例えば、掘進機により切削する方法が挙げられる。
本実施形態の地中切削方法は、土留め壁形成工程において、切削範囲に位置する吊り具を取り除くため、吊り具をガス切断等で切断する等の煩雑な作業を伴うことなく、切削範囲を切削する。
本実施形態によれば、土留め壁構造部材を埋設した後に、吊り具を芯材から容易に取り外せる。このため、埋設後に地表に突出した吊り具を容易に取り除け、また、切削範囲に位置する吊り具を容易に取り除けるため、より簡易に土留め壁の切削工程を遂行できる。
<第2実施形態>
≪土留め壁構造部材≫
本実施形態の土留め壁構造部材は、複合体の芯材と、芯材の上端部に設けられた複合体の吊り具とを有する。
以下、第一の実施形態と同じ構成には同じ符号を付してその説明を省略し、主に第一の実施形態と異なる点について説明する。
図4の土留め壁構造部材1dは、芯材8aと、芯材8aの上端部に設けられた吊り具10dとを有する。
吊り具10dの素材は、複合体である。吊り具10dを構成する複合体は、芯材8aを構成する複合体と同じでもよいし、異なってもよい。
吊り具10dは、2枚の板体10d1を有する。この板体10d1は、芯材8aを挟持した状態で、取り付けられている。一対の板体10d1は、ボルト13で芯材8aに固定されている。吊り具10dは、芯材8aに対して、着脱可能に固定されていてもよいし、着脱不可能に固定されていてもよい。
板体10d1には、吊り下げ孔12が形成されている。なお、吊り具10dは、吊り下げ孔12を有しなくてもよい。
ボルト13は、芯材8aを貫通していてもよいし、貫通していなくてもよい。
ボルト13は、例えば、六角ボルト、コーチスクリューボルト等が挙げられる。
ボルト13の素材は、特に限定されないが、複合体が好ましい。ボルト13が複合体であれば、後述する切削工程において、より容易に切削工程を行える。
なお、吊り具は、吊り具10dに限定されず、芯材8aに接合可能なものであればよい。
例えば、図5の土留め壁構造部材1eのように、吊り具は、3枚の板体で構成された吊り具10eでもよい。吊り具10eの素材は、吊り具10dと同様である。
土留め壁構造部材1eは、2枚の芯材8aを対向させ、2枚の芯材8aの上端部で、吊り下げ孔12を有する板体10d1が挟持されている。板体10d1を挟むように、芯材8aの両側から2枚の板体10d2で芯材8aが挟み込まれている。即ち、土留め壁構造部材1bは、厚さ方向に板体10d2、芯材8a、板体10d1、芯材8a、板体10d2がこの順で位置し、これらがボルト13で固定された接合部を有する。土留め壁構造部材1eにおいては、接合部が複合体で構成されている。また、接合部において、板体10d1、10d2と、芯材8aとは、さらに接着剤で接合されていてもよい。板体10d1は、板体10d2よりも上方に長く、芯材8aから突出している。
また、本実施形態における吊り具は、例えば、図3の土留め壁構造部材1cの吊り具10cと同様の構成でもよい。
≪土留め壁の施工方法≫
次に、本実施形態の土留め壁構造部材を用いた土留め壁の施工方法について説明する。まず、必要に応じて、土留め壁構造部材1dの芯材8aの下端部にH型鋼材を接合する。吊り具10dを鉛直方向上方とし、土留め壁構造部材1dを一体として吊り上げる。次いで、芯材8aが所望の深度で切削範囲に位置するように、土留め壁構造部材1aを地中に埋設する。切削範囲の深度が浅い場合、一部又は全部の土留め壁構造部材1dの吊り具10dが地上に突出している状態となる。この場合、吊り具10dが複合体で構成されているため、必要に応じて吊り具10dを容易に切断できる。また、一部又は全部の土留め壁構造部材1aの吊り具10dが切削範囲に位置する場合がある。この場合、吊り具10dが複合体で構成されているため、吊り具10dを取り外すことなく、後述する切削工程を行える。
土留め壁構造部材1eにおいても同様である。
こうして、切削範囲を含む領域に、芯材8aが位置する土留め壁を形成できる。
≪地中切削方法≫
本示指形態の地中切削方法は、上述の土留め壁の施工方法により土留め壁を形成する工程(土留め壁形成工程)と、芯材を含む切削範囲を切削する切削工程とを有する。
切削工程としては、公知の方法が挙げられ、例えば、掘進機により切削する方法が挙げられる。
本実施形態においては、吊り具10dが複合体構成されているため、吊り具10dを芯材8aから取り外すくことなく、地中の切削範囲を切削する。なお、本実施形態において、ボルト13が複合体であれば、より切削しやすい。また、切削範囲を切削する際に、吊り具10dを芯材8aから取り外してもよい。
本実施形態の地中切削方法によれば、芯材及び吊り具が複合体で構成されているため、切削範囲に位置する吊り具を取り除くことなく、切削範囲を容易に切削できる。
このため、切削範囲の深度が地表から浅い場合でも、煩雑な作業を伴わず、容易に地中を切削できる。
1、1a、1b、1c、1d、1e・・・土留め壁構造部材
8、8a・・・芯材
10a、10b、10c、10d、10e・・・吊り具
11、13・・・ボルト
14・・・切削範囲

Claims (9)

  1. 芯材と、前記芯材の上端に設けられた吊り具と、を有し、
    前記芯材は、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体であり、
    前記吊り具は、前記芯材に着脱可能に接合されている、土留め壁構造部材。
  2. 前記吊り具は、2枚以上の板体で構成され、
    前記吊り具は、前記芯材を前記2枚以上の板体で挟んで前記芯材に接合されている、請求項1に記載の土留め壁構造部材。
  3. 前記吊り具は、前記芯材の上端面に接合されている、請求項1に記載の土留め壁構造部材。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の土留め壁構造部材を用いた土留め壁の施工方法であって、
    前記吊り具を鉛直方向上方とし、前記芯材が所望の切削範囲を含む位置になるように、前記土留め壁構造部材を地中に埋設し、
    次いで、前記吊り具の一部又は全部を前記芯材から取り外す、土留め壁の施工方法。
  5. 請求項4に記載の土留め壁の施工方法で土留め壁を形成する工程と、
    前記芯材を含む前記切削範囲を切削する切削工程とを有する、地中切削方法。
  6. 芯材と、前記芯材の面方向の一端に設けられた吊り具と、を有し、
    前記芯材は、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体であり、
    前記吊り具は、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体である、土留め壁構造部材。
  7. 前記吊り具は、ボルトで前記芯材に接合され、
    前記ボルトは、発泡樹脂中に無機繊維を混在させた複合体である、請求項6に記載の土留め壁構造部材。
  8. 請求項6又は7に記載の土留め壁構造部材を用いた土留め壁の施工方法であって、
    前記吊り具を鉛直方向上方とし、前記芯材が所望の切削範囲を含む位置になるように、前記土留め壁構造部材を地中に埋設する、土留め壁の施工方法。
  9. 請求項8に記載の土留め壁の施工方法で土留め壁を形成する工程と、
    前記吊り具を前記芯材から外さずに、前記芯材を含む前記切削範囲を切削する切削工程とを有する、地中切削方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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