JP2022153670A - モータユニット、及び電動自転車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータユニット3は、モータ53と、入力体30と、減速機構57と、ケース33と、軸受60と、軸受支持部3312とを有している。モータ53は、モータ軸54を有する。入力体30は、外部から伝達した力によって回転する入力軸35を有し、入力軸35とともに回転する。減速機構57は、モータ53のモータ軸54の回転を減速して伝達する。ケース33は、モータ53と入力体30と減速機構57を収容し、第一分割体331と第二分割体332と、を有する。軸受60は、ケース3の内部に位置する。軸受支持部3312は、軸受60が取り付けられ、減速機構57を支持する。軸受支持部3312は、第一分割体331に取り付けられている。
【選択図】図2
Description
して回転する。前記検出部は、前記被検出部の回転状態を検出する。前記被検出部は、前記入力軸の軸方向において、前記入力軸と前記伝達部材との結合部分よりも、前記出力体とは反対側に位置する。
有している。レッグ120は、前輪10を回転可能に支持している。ステアリングコラム121は、レッグ120の上端部から上側に向かって延びている。
回転力をリアスプロケット18に伝達する。本実施形態の動力伝達体19は、無端状のチェーンである。動力伝達体19は、第一駆動スプロケット51、第二駆動スプロケット52及びリアスプロケット18に掛けられている。
第一出力体31との間に位置している。すなわち、第一部材411、第二部材412及び第一出力体31は、この順序で、入力軸35の回転軸方向に並んでいる。第二部材412は、ケース33の第一合わせ面337及び第二合わせ面338よりも、右側に位置している。
に固定されており、モータ軸54と共に左右軸回りに回転する。ロータ55の外周には、ステータ56が位置している。ステータ56は、ロータ55を回転する。
出した第一部材411のトルクと、モータ用回転検出部640によって検出したモータ53の回転位置とに基づいて、モータ軸54の回転速度を制御する。また、制御部は、回転検出部63により検出した情報(後述する被検出部90の回転位置)に基づいて、入力体30が回転していない状態を検知した際に、ステータ56への電力の供給を停止して、モータ軸54の回転を停止する。
互に磁極が入れ替わるように着磁された磁石で構成される。
の間を仕切る壁部3311が設けられる。壁部3311は、被検出部630が有する磁石の磁力が、トルク検出部62のコイル621に影響を及ぼすことを抑制する。すなわち、被検出部630が有する磁石の磁力によって、トルク検出部62のトルク検出値の精度が低下することを抑制する。壁部3311は、第一分割体331と一体であってもよいし、第一分割体331と別体であってもよい。壁部3311は、鉄等の軟磁性材料からなることが好ましい。鉄等の軟磁性材料を用いることにより、被検出部630が有する磁石の磁力によって、トルク検出部62のトルク検出値の精度が低下することをいっそう抑制することができる。
次に上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下の変形例1~5の説明では、上記実施形態と共通する要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図5に変形例1のモータユニット3Aを示す。モータユニット3Aは、上記実施形態のモータユニット3(図2参照)と同様の構成を有している。ただし、モータユニット3Aは、第二部材412に代わる第二部材412Aと、回転部材70とを備えている。第二部材412Aは、第二部材412と同様の構成を有している。ただし、第二部材412Aは、上記実施形態の歯部413を有していない。
図6に変形例2のモータユニット3Bを示す。モータユニット3Bは、上記実施形態のモータユニット3(図2参照)と同様の構成を有している。ただし、モータユニット3Bは、回転検出部63に代わる回転検出部63Bと、第二部材412に代わる第二部材412Bとを備えている。第二部材412Bは、第二部材412と同様の構成を有している。ただし、第二部材412Bは、上記実施形態の歯部413を有していない。
631Bとを有している。
図7に変形例3のモータユニット3Cを示す。モータユニット3Cは、上記実施形態のモータユニット3(図2参照)と同様の構成を有している。ただし、モータユニット3Cは、回転検出部63に代わる回転検出部63Cと、第二部材412に代わる第二部材412Cとを備えている。第二部材412Cは、第二部材412と同様の構成を有している。ただし、第二部材412Cは、上記実施形態の歯部413を有していない。
図8に変形例4のモータユニット3Dを示す。モータユニット3Dは、上記実施形態のモータユニット3(図2参照)と同様の構成を有している。ただし、モータユニット3Dは、上記実施形態の回転検出部63に代わる回転検出部63Dと、上記実施形態の第二部材412に代わる第二部材412Dとを備えている。第二部材412Dは、第二部材412と同様の構成を有している。ただし、第二部材412Dは、上記実施形態の歯部413を有していない。
図9に変形例5のモータユニット3Eを示す。本変形例のモータユニット3Eは、上記実施形態の第二出力体32(図2参照)を有していない一軸式のモータユニットである。なお、モータユニット3Eは、上記実施形態のモータユニット3と共通の構成を有している。このため、以下のモータユニット3Eの説明では、モータユニット3と共通の構成については、説明を省略する。
。制御基板34は、左右方向と直交する方向から見て、第一伝達歯車81と少なくとも一部が重なっていればよい。制御基板34をこの位置に配置することによって、入力軸35の方向において、制御基板34をトルク検出部62に近付けることができ、トルク検出部62と制御基板34との間の配線を短くすることができる。更に、トルク検出部62の配線取り出し部が、入力体30の軸線方向において、右側(第二分割体332側)に配置されるとよい。この場合、トルク検出部62と制御基板34との間の配線を更に短くすることができる。
上述した実施形態及び各変形例のモータユニット3,3A~3E及び電動自転車1は、適宜設計変更可能である。
ない。
以上説明した、実施形態及び変形例から明らかなように、第1の態様の電動自転車用動力伝達ユニットは、以下に示す構成を有している。電動自転車用動力伝達ユニットは、入力体(30)、出力体(31,31E)、トルク検出部(62)、被検出部(630,630B,630C,630E)及び検出部(631,631B,631C,631E)を備えている。入力体(30)は、入力軸(35)を有している。入力軸(35)は、外部から伝達した力によって回転する。入力体(30)は、入力軸(35)と共に回転する。出力体(31,31E)は、入力体(30)と共に回転することで、回転力を出力する。トルク検出部(62)は、入力体(30)の外周に位置する。被検出部(630,630B,630C,630E)は、入力体(30)と共に又は連動して回転する。検出部(631,631B,631C,631E)は、被検出部(630,630B,630C,630E)の回転状態を検出する。入力体(30)の回転軸と直交する方向から見て、トルク検出部(62)の少なくとも一部と被検出部(630,630B,630C,630E)の少なくとも一部とが重なっている。
41)を有している。伝達部材(41)は、入力軸(35)の外周に位置し、入力軸(35)の軸方向において出力体(31,31E)と並び、入力軸(35)に結合されて入力軸(35)と共に回転し、かつ、入力軸(35)の回転力を出力体(31,31E)に伝達して出力体(31,31E)を回転する。トルク検出部(62)は、伝達部材(41)の外周に位置する。
)を動力として入力軸(35)が回転し続けることが抑制される。
11 車輪(後輪)
3 電動自転車用駆動力伝達ユニット(モータユニット)
30 入力体
31 出力体(第1出力体)
31E 出力体
34 制御基板
35 入力軸
41 伝達部材
411 第一部材
412,412A~412D 第二部材
46 ワンウェイクラッチ
51 スプロケット(第1駆動スプロケット)
53 モータ
62 トルク検出部
630,630B~630E 被検出部
631,631B~631E 検出部
640 モータ用回転検出部
Claims (15)
- 電動自転車の補助駆動力を発生させるモータユニットであって、
モータ軸を有するモータと、
外部から伝達した力によって回転する入力軸を有し、前記入力軸とともに回転する入力体と、
前記モータの前記モータ軸の回転を減速して伝達する減速機構と、
前記モータと前記入力体と前記減速機構を収容し、第一分割体と第二分割体と、を有するケースと、
前記ケースの内部に位置する軸受と、
前記軸受が取り付けられ、前記減速機構を支持する軸受支持部と、を備え、
前記軸受支持部は、前記第一分割体に取り付けられている、
モータユニット。 - 電動自転車の補助駆動力を発生させるモータユニットであって、
外部から伝達した力によって回転する入力軸を有し、前記入力軸とともに回転する入力体と、
前記入力体の回転力を動力として回転する第一出力体と、
前記入力体と前記第一出力体を収容し、第一分割体と第二分割体と、を有するケースと、
前記ケースに収容されたモータと、
前記モータのモータ軸の回転を減速して伝達する減速機構と、
前記ケースの内部に位置する軸受と、
前記軸受が取り付けられ、前記減速機構を支持する軸受支持部と、を備え、
前記軸受支持部は、前記第一分割体に取り付けられている
モータユニット。 - 前記軸受支持部は、前記モータの少なくとも一部を覆う、
請求項1または2に記載のモータユニット。 - 前記モータの少なくとも一部は、前記第一分割体に収容されている、
請求項1~3のいずれか一項に記載のモータユニット。 - 前記減速機構は、前記モータの前記回転軸の外周に設けられた歯部と噛み合う伝達歯車を含み、
前記軸受は、前記伝達歯車の回転軸を回転可能に支持する、
請求項1~4のいずれか一項に記載のモータユニット。 - 前記減速機構は、
前記軸受によって回転可能に支持された伝達軸と、
前記伝達軸の外周に設けられ、前記モータ軸の回転力によって回転する第一伝達歯車と、
前記伝達軸に固定され、前記伝達軸の回転力を前記第一出力体に伝達する第二伝達歯車と、を有する、
請求項2に記載のモータユニット。 - 前記モータの回転を制御する制御基板を更に備え、
前記制御基板は、前記入力軸の回転軸と直交する方向から見て、前記第一伝達歯車と少なくとも一部が重なっている、
請求項6に記載のモータユニット。 - 軸方向が前記第一出力体と平行な第二出力体を有する、
請求項2に記載のモータユニット。 - 前記入力体の回転力を検出するトルク検出部を更に備え、
前記入力体は、前記入力軸の外周に位置する伝達部材を有し、
前記トルク検出部は、前記伝達部材の外周に位置する、
請求項1~8のいずれか一項に記載のモータユニット。 - 前記入力体の回転力を検出するトルク検出部を更に備え、
前記入力体は、前記入力軸の外周に位置する伝達部材を有し、
前記電動自転車の前後方向に直交し、かつ水平面に沿う2方向を左右方向とした場合において、
前記トルク検出部は、前記入力軸と前記伝達部材との結合部分よりも右に位置している、
請求項1~8のいずれか一項に記載のモータユニット。 - 前記入力体は、前記入力軸の外周に位置する伝達部材を有し、
前記伝達部材は、嵌合部を介して前記入力軸に結合され、
前記電動自転車の前後方向に直交し、かつ水平面に沿う2方向を左右方向とした場合において、
前記嵌合部よりも右側の部分と、前記入力軸との間には、隙間が形成されている、
請求項1~8のいずれか一項に記載のモータユニット。 - 前記入力体は、前記入力軸の外周に位置する伝達部材を有し、
前記伝達部材は、前記入力軸の外周に位置し、嵌合部を介して前記入力軸に結合され、
前記電動自転車の前後方向に直交し、かつ水平面に沿う2方向を左右方向とした場合において、
前記嵌合部は、前記伝達部材の左側端部の内周面に形成されている、
請求項1~8のいずれか一項に記載のモータユニット。 - 前記第一分割体は、前記軸受支持部と異なる材質からなる、
請求項1~12のいずれか一項に記載のモータユニット。 - 前記第一分割体は金属製であり、前記軸受支持部は樹脂製である、
請求項1~13のいずれか一項に記載のモータユニット。 - 車輪と、
前記車輪に対して回転力を出力する、請求項1~14のいずれか一項に記載のモータユニットと、
を備える、電動自転車。
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