JP2022150516A - 照明装置 - Google Patents

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禎治 鎌田
Sadaharu Kamata
有輝 水谷
Yuki Mizutani
敏文 増田
Toshifumi Masuda
啓之 工藤
Hiroyuki Kudo
章裕 藤原
Akihiro Fujiwara
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Abstract

【課題】配線ダクトに対して長手方向に連続して配置されている場合での取り外しを可能とし、取り外しの操作性も向上できる照明装置を提供する。【解決手段】長尺な配線ダクト10に取り付けられる照明装置20であり、筐体21および取付機構25を備える。筐体21は、長尺で、長手方向に交差する幅方向の両側に側面部37を有する。取付機構25は、筐体21から突出され、配線ダクト10に対して着脱可能に取り付けられる取付部72と、筐体21の側面部37に幅方向から押動操作可能に配置され、配線ダクト10に対する取付部72の取り付けを解除する解除操作部73とを有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、長尺な配線ダクトに取り付けられる照明装置に関する。
従来、天井などに設置された長尺な配線ダクトに取り付けて使用する長尺な照明装置が知られている。この長尺な照明装置では、長手方向の端面側からの解除操作により、配線ダクトから取り外すことが可能となっている。
長尺な照明装置の場合、配線ダクトに対して複数の照明装置を長手方向に連続して配置してライン光源を構成することがあるが、照明装置の長手方向の端部間が接近または接触して配置されていると、そのままでは照明装置を取り外すことができず、また、照明装置を片手で支えながら両方の端面側から解除操作をそれぞれ行わなければならず、取り外しに手間がかかる。
特開2020-119672号公報
本発明が解決しようとする課題は、配線ダクトに対して長手方向に連続して配置されている場合での取り外しを可能とし、取り外しの操作性も向上できる照明装置を提供することにある。
実施形態の照明装置は、長尺な配線ダクトに取り付けられる照明装置であり、筐体および取付機構を備える。筐体は、長尺で、長手方向に交差する幅方向の両側に側面部を有する。取付機構は、筐体から突出され、配線ダクトに対して着脱可能に取り付けられる取付部と、筐体の側面部に幅方向から押動操作可能に配置され、配線ダクトに対する取付部の取り付けを解除する解除操作部とを有する。
実施形態の照明装置によれば、配線ダクトに対して長手方向に連続して配置されている場合での取り外しを可能とし、取り外しの操作性も向上することが期待できる。
一実施形態を示す照明装置の斜視図である。 同上照明装置の端面側の側面図である。 同上照明装置の光源ユニットの分解状態の斜視図である。 同上照明装置の取付機構を示す断面図である。 同上取付機構の分解斜視図である。 同上取付機構の分解斜視図である。
以下、一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1および図2において、10は配線ダクト(ライティングダクト)である。この配線ダクト10は、レール状に長尺に設けられており、天井面などの設置面に設置され、長手方向の任意の位置に電気機器を取り付けるとともに電気的に接続して使用可能としている。
配線ダクト10は、ダクト本体11、このダクト本体11内の長手方向に交差する短手方向である幅方向の両側に配設される一対の絶縁体12、およびこれら絶縁体12にそれぞれ取り付けられた一対の導体13を備えている。
ダクト本体11は、例えばアルミニウムなどの金属製で、略四角形の中空状で長尺に設けられている。ダクト本体11の下面中央には、開口部11aが長手方向に沿って設けられている。ダクト本体11の下部には、開口部11aの両側に支持縁部11bが設けられている。ダクト本体11の下部一側には、接地側の極性を示す極性用突起部11cが下方に向けて突設されている。
一対の絶縁体12は、例えば樹脂製で長尺に設けられている。一対の絶縁体12は、導体13を支持し、ダクト本体11内で開口部11aの両側に長手方向に沿って配置されている。
一対の導体13は、例えば金属板にて長尺に設けられている。一対の導体13は、一対の絶縁体12によりダクト本体11内で開口部11aの両側に互いに対向して配置されている。一対の導体13には、外部電源からの交流電力または直流電力などの所定の外部電力が通電される。
また、図1ないし図4において、20は照明装置である。照明装置20は、配線ダクト10の長手方向の任意の位置に取り付けられるとともに電気的に接続されて使用される。照明装置20は、長尺に形成され、長手方向に交差する短手方向である幅方向の幅寸法が高さ方向の高さ寸法に比べて小さいスリム形照明装置である。照明装置20は、配線ダクト10に対して複数の照明装置20が長手方向に沿って連続して配置されることでライン光源を構成するのに対応している。
照明装置20は、筐体21と、この筐体21内に配置されるベース22、このベース22に取り付けられて筐体21内に配置される光源23および電源部24と、筐体21の長手方向の両端近傍に配置される一対の取付機構25と、これら両端側の取付機構25の間で筐体21に配置された接続機構26とを備えている。
筐体21は、長尺で、長手方向に交差する短手方向である幅方向の幅寸法が高さ方向の高さ寸法に比べて小さい形状に構成されている。筐体21の幅方向の幅寸法は、例えば40mm程度である。筐体21は、器具本体である金属筐体28と、この金属筐体28に取り付けられる樹脂筐体29とを備えている。
金属筐体28は、長尺に形成されており、天板部30と、この天板部30の幅方向の両側から下方に折曲された側板部31とを有する断面略コ字形に形成されている。天板部30には、長手方向の両端近傍に取付機構25を取り付けるための取付開口32がそれぞれ設けられ、これら取付開口32の間でかつ一端側で取付開口32の近傍に接続機構26を取り付けるための取付開口33が設けられている。両側の側板部31には、取付機構25を取り付けるための取付開口32の側部位置に、取付機構25の一部が挿通される挿通開口34が形成され、また、一側の側板部31には、接続機構26を取り付けるための取付開口33の側部位置に、接続機構26の一部が挿通される挿通開口35が形成されている。
樹脂筐体29は、樹脂製で、長尺に形成されているとともに、長手方向に交差する短手方向である幅方向の幅寸法が高さ方向の高さ寸法に比べて小さい形状に形成されている。
樹脂筐体29は、前面部である下面部36、短手方向の両側の側面部37、および長手方向の両端の端面部38を有し、上面側が開口形成されている。樹脂筐体29は、下面部36および両側の側面部37が一体に形成され、端面部38が別体で形成され、これらが組み合わされて構成されている。
樹脂筐体29の下部側つまり下面部36と側面部37および端面部38の下部側は光源23からの光が透過する透光部39に形成され、樹脂筐体29の上部側つまり側面部37および端面部38の上部側は光が透過しない不透光部40に形成されている。樹脂筐体29は、透光部39と不透光部40とが二色成形によって一体に形成されている。
樹脂筐体29の両側の側面部37の内側間の寸法は金属筐体28の幅方向の幅寸法よりも広く、かつ樹脂筐体29の両端の端面部38の内側間の寸法は金属筐体28の長手方向の長さ寸法よりも広く、樹脂筐体29の上面開口内に金属筐体28を配置可能としている。
樹脂筐体29の両側の側面部37の内面側には、側面部37の高さ方向の中間位置であって、不透光部40の下部側に、上下の保持部41が突設されているとともに、これら上下の保持部41間にベース22を取り付けるための保持溝42が設けられている。
樹脂筐体29の両側の側面部37で長手方向の両端近傍には、長手方向に長い孔状の操作用開口43が設けられている。樹脂筐体29の一側の側面部37で長手方向の端部近傍には、長手方向に長い溝状の操作用開口44が設けられている。
また、ベース22は、例えば金属製で、長尺に設けられている。ベース22は、樹脂筐体29の両側の側面部37の保持溝42間に長手方向から嵌合挿入されて取り付けられている。ベース22の上面側には複数の取付部材46が取り付けられ、これら取付部材46に金属筐体28を挿通するねじ47が螺着されることにより、金属筐体28と樹脂筐体29とが一体的に組み立てられている。
また、光源23は、例えば発光モジュール49(図4参照)が用いられている。発光モジュール49は、長尺な基板50、この基板50の表面側に長手方向に沿って所定の間隔で実装された複数の発光素子51を有している。発光素子51は、LEDや有機ELなどが用いられる。基板50の背面側がベース22の下面側に取り付けられて熱的に接続されている。なお、光源23は、発光モジュール49に限らず、ランプなどの光を放射するものであればいずれでもよい。
また、電源部24は、ベース22の上面側に取り付けられている。電源部24は、接続機構26と内部配線によって電気的に接続され、配線ダクト10から供給される外部電源が入力される。電源部24は、入力された外部電力を光源23が点灯するのに必要な直流電力などの点灯電力に変換して光源23に供給する。電源部24の点灯電力の出力部と光源23とは内部配線によって電気的に接続されている。
また、図3ないし図6に示すように、取付機構25は、本体部53と、この本体部53に配置される取付部材54a,54bおよび付勢部材55a,55bと、本体部53と金属筐体28との間に介在される取付部材56とを備えている。
本体部53は、ケース部57と、このケース部57の上面に配置されるカバー部58とを備えている。カバー部58は、ねじ59によりケース部57に取り付けられる。
ケース部57は、取付枠部60、およびこの取付枠部60の上面中央域から突出する突出部61を備えている。突出部61の上面にカバー部58が取り付けられる。そして、突出部61およびカバー部58によって、配線ダクト10の開口部11aに挿入可能とする取付プラグ部である挿入部62が構成されている。挿入部62は、筐体21の長手方向に沿って長い直方体形状に設けられている。
ケース部57の取付枠部60および突出部61の内側には、上下方向に貫通開口する収容部63a,63bが長手方向に並んで設けられ、これら収容部63a,63b間にカバー部58を挿通したねじ59が螺着されるボス部64が設けられている。収容部63aに一方の取付部材54aおよび付勢部材55aが配置され、収容部63bに他方の取付部材54bおよび付勢部材55bが配置されている。
ケース部57の突出部61(挿入部62)の幅方向の一側には一方の収容部63aに連通する挿通開口65が設けられ、他側には他方の収容部63bに連通する挿通開口65が設けられている。これら挿通開口65は、長手方向のずれた位置に配置され、それぞれ突出部61の上端側に連通開口されている。各収容部63a,63bの長手方向の両側には、各挿通開口65から各収容部63a,63bの幅方向の中間付近に亘って、取付部材54a,54bを幅方向にスライド可能に支持する支持部66が設けられている。各収容部63a,63bの挿通開口65に対向する内壁部には、付勢部材55a,55bの一方の端部側を受け入れ保持する受部67が設けられている。各受部67は、上方に開口される例えば略U字形の溝状に設けられている。
ケース部57の取付枠部60の下部側で幅方向の両側には、取付部材54a,54bが幅方向に移動可能に配置される挿通開口68が設けられている。取付枠部60の長手方向の両端には、金属筐体28にねじ69で固定するため取付孔70が設けられている。
カバー部58は、ケース部57の収容部63a,63bに配置された取付部材54a,54bおよび付勢部材55a,55bを、ケース部57との間に収容した状態に保持する。
さらに、取付部材54a,54bは、上下方向に平板状の基部71、この基部71の上部側から側方へ向けて突出する取付部72、および基部71の下部側から側方へ向けて突出する解除操作部73を有している。
基部71の両側縁には、収容部63a,63bの長手方向の両側の支持部66に対して幅方向にスライド可能に嵌合する嵌合溝74が設けられている。基部71には、取付部72および解除操作部73の突出方向とは反対側の背面側に、収容部63a,63bの受部67との間に介在される付勢部材55a,55bの他方の端部側を受け入れ保持する受部75が設けられている。
取付部72は、爪部であり、上面側が先端部に向かって下降傾斜する傾斜面に設けられるとともに、下面側が挿入部62の側面に対して垂直となる係止面に設けられている。各取付部材54a,54bの取付部72,72は、挿入部62の両側の挿通開口65を通じて、挿入部62の両側面から幅方向に進退可能で、配線ダクト10の支持縁部11b上に着脱可能に取り付けられる。
解除操作部73は、基部71から突出されるとともに筐体21の長手方向に沿って延設された平面視で略L字形に形成され、外側面に解除ボタン部76を有している。解除操作部73は、本体部53の挿通開口68に幅方向にスライド可能に配置され、さらに、筐体21の操作用開口43に幅方向にスライド可能に配置される。
各取付部材54a,54bは、図4および図5に示すように、挿入部62の側面から取付部72が突出して配線ダクト10に取り付け可能とする取付位置と、挿入部62内に取付部72が後退して配線ダクト10に対する取り付けを解除する解除位置との間で移動可能とする。さらに、各取付部材54a,54bは、独立して移動可能とする。
さらに、付勢部材55a,55bは、例えばコイルばねが用いられている。そして、付勢部材55a,55bは、係止位置に向けて付勢する。なお、付勢部材55a,55bは、コイルばねに限らず、板ばねやゴムなどの弾性体を用いてもよい。
さらに、取付部材56は、本体部53の取付枠部60に嵌合され、金属筐体28に対して本体部53を位置決め保持する。
そして、取付機構25は、挿入部62が金属筐体28の上面側の取付開口32を下方から上方に挿通して突出されるとともに、取付部材54a,54bの解除操作部73,73が金属筐体28の側面側の挿通開口34に挿通配置された状態で、金属筐体28に対して複数のねじ69で取り付けられる。金属筐体28と樹脂筐体29とが組み立てられる際に、取付部材54a,54bの解除操作部73,73が樹脂筐体29の両側の操作用開口43に挿通配置される。
なお、金属筐体28の一端側に配置される取付機構25を示したが、他端側に配置される取付機構25にも同じ構造が用いられ、向きを変えて金属筐体28の他端側に取り付けられる。
また、図1および図3に示すように、接続機構26は、取付部材78と、この取付部材78の上方に突出されるとともに回動可能に設けられたプラグ部79と、このプラグ部79を回転操作する操作レバー80とを備えている。
プラグ部79は、配線ダクト10の開口部11aの幅よりも小さく、開口部11aに挿入可能とする幅寸法に設けられている。プラグ部79の側面には、一対の係合部81および一対の端子82が突出されている。一対の係合部81は、プラグ部79から反対向きに突出され、幅がプラグ部79と同じ幅に設けられており、配線ダクト10の支持縁部11b上に係脱可能とする。一対の端子82は、プラグ部79から反対向きで、一対の係合部81と同じ方向に突出されており、配線ダクト10の一対の導体13に接触して電気的に接続可能とする。一対の端子82は、電源部24の電力入力部に内部配線によって電気的に接続されている。
操作レバー80は、プラグ部79の下部に連結され、一対の係合部81および一対の端子82が筐体21の長手方向に沿う接続解除位置と筐体21の幅方向に沿う接続位置との間で、一体に回動可能とする。操作レバー80は、プラグ部79の接線方向に長いレバー部83を有している。レバー部83は、接続機構26の幅方向の一側に配置されている。
そして、接続機構26は、プラグ部79が金属筐体28の上面側の取付開口33を下方から上方に挿通して突出されるとともに、操作レバー80が金属筐体28の側面側の挿通開口35に挿通配置された状態で、金属筐体28に対してねじ止めにより取り付けられる。金属筐体28と樹脂筐体29とが組み立てられる際に、操作レバー80が樹脂筐体29の一側の操作用開口44に挿通配置される。
次に、照明装置20を配線ダクト10に施工するには、接続機構26において、操作レバー80を操作し、プラグ部79の一対の係合部81および一対の端子82が筐体21の長手方向に沿う接続解除位置に回動させておく。
作業者は、筐体21の長手方向の両端側を両手で持ち、両端側の取付機構25の挿入部62および接続機構26のプラグ部79を配線ダクト10の開口部11aに下方から合わせ、筐体21を配線ダクト10へ向けて押し上げる。
筐体21を押し上げる過程で、取付機構25の取付部材54a,54bの取付部72,72の上面の傾斜面が配線ダクト10の両側の支持縁部11bに当接し、付勢部材55a,55bの付勢に抗して取付部材54a,54bの取付部72,72が挿入部62の内部に向けて後退する。
取付部材54a,54bの取付部72,72が配線ダクト10の両側の支持縁部11bの上方に押し上げられると、付勢部材55a,55bの付勢によって取付部材54a,54bの取付部72,72が挿入部62の側面から突出し、配線ダクト10の両側の支持縁部11b上に係合され、取付機構25が配線ダクト10に取り付けられる。
筐体21の両端側の取付機構25が配線ダクト10に取り付けられれば、照明装置20は配線ダクト10に支持され、作業者が照明装置20から手を離しても落下することがない。照明装置20の両端の取付機構25が配線ダクト10に取り付けられているが、接続機構26がまだ接続されていない状態では、照明装置20を配線ダクト10の長手方向に沿って移動させることが可能で、照明装置20の取付位置を調整することができる。
接続機構26の操作レバー80によりプラグ部79を接続解除位置から接続位置に回動させる。
プラグ部79を接続位置に回動させることにより、一対の係合部81が配線ダクト10の両側の支持縁部11b上に係合するとともに支持縁部11bと絶縁体12との間に係合して固定され、かつ、一対の端子82が配線ダクト10の両側の導体13に接触して電気的に接続される。係合部81の厚みは支持縁部11bと絶縁体12との間の間隔と略同じで、係合部81の高さ方向の遊びがなくなるため、照明装置20は、配線ダクト10に機械的に固定され、配線ダクト10の長手方向に沿っても動かすこともできなくなる。
このようにして照明装置20の施工が完了し、1人の作業者でも容易に施工することができる。
また、複数の照明装置20を長手方向に連続するように配線ダクト10に配設することができる。
そして、配線ダクト10の一対の導体13に所定の外部電源を通電することにより、一対の導体13からプラグ部79の一対の端子82を通じて電源部24に外部電源が供給される。電源部24により外部電力を点灯電力に変換して光源23に供給し、光源23が点灯し、光が樹脂筐体29の透光部39を通じて照明空間に照射される。複数の照明装置20の点灯時には、樹脂筐体29の透光部39の発光領域が長手方向に沿ってライン状に連続する。
また、照明装置20を配線ダクト10から取り外す場合には、作業者は、まず、接続機構26の操作レバー80によりプラグ部79を接続位置から接続解除位置に回動させる。
プラグ部79を接続解除位置に回動させることにより、一対の係合部81が配線ダクト10の両側の支持縁部11b上から外れて開口部11a上に位置するとともに、一対の端子82が配線ダクト10の両側の導体13から外れて開口部11a上に位置する。接続機構26は、照明装置20の下方への移動で配線ダクト10から外れる状態となる。
続いて、作業者は、筐体21の下面側から手のひらで覆うようして包み込み、親指を筐体21の一側に、および人差し指などを筐体21の他側に配置し、これら親指と人差し指などとで取付部材54a,54bの解除操作部73,73を摘まむようにして、取付部材54a,54bの解除操作部73,73を筐体21の内部に同時に押し込み操作する。
この操作により、取付部材54a,54bが付勢部材55a,55bの付勢に抗して挿入部62内に後退し、取付部材54a,54bの取付部72,72が配線ダクト10の両側の支持縁部11b上から外れる。
取付部材54a,54bの取付部72,72が配線ダクト10の両側の支持縁部11b上から外れると、照明装置20が自重で配線ダクト10から下方に移動し、取付機構25が配線ダクト10から下方に外れる。
この際、下方に移動する照明装置20の筐体21を手のひらに受け止めて容易に掴むことができるため、配線ダクト10から外れた照明装置20が不意に落下するようなことがない。
そして、本実施形態の照明装置20は、取付機構25の解除操作部73が、筐体21の側面部37に幅方向から押動操作可能に配置されているため、配線ダクト10に対して長手方向に連続して配置されている状態での配線ダクト10からの取り外しを可能とし、取り外しの操作性も向上できる。
さらに、筐体21が長尺で、長手方向に交差する幅方向の寸法が高さ方向の寸法よりも小さく、筐体21の両側に取付機構25の解除操作部73が配置されているため、例えば、作業者は、筐体21の下面側から手のひらで覆うようして包み込んで、両側の解除操作部73,73を摘まむように操作して容易に取り外すことができ、しかも、取り外された筐体21を容易に手のひらで受け止めることができ、照明装置20の落下を防止できる。
また、取付部材54a,54bは幅方向に独立して移動する場合、取付部材54a,54bの解除操作部73,73のうちの一方だけが操作されても、照明装置20を配線ダクト10から外すことができないため、取付部材54a,54bの解除操作部73,73の一方に誤って物が当たっても照明装置20が配線ダクト10から外れることがない。
なお、取付部材54a,54bの対向する位置に付勢部材として1つのスプリングを配置し、部品点数を削減してもよい。この場合、スプリングは1つであるが、取付部材54a,54bは、それぞれ独立して移動する。そのため、取付部材54a,54bの一方の解除操作部73,73が押された際には、スプリングで取付部材54a,54bの他方を配線ダクト10に対する係止位置に向けて押すことになるため、取付部材54a,54bの解除操作部73,73の一方に誤って物が当たっても照明装置20が配線ダクト10からより外れることがない。
また、取付部材54a,54bの幅方向への移動は、例えばラック・ピニオンなどの連動機構により連動するように構成してもよい。この場合、取付部材54a,54bの解除操作部73,73のうちのどちらか一方を押して移動させれば、反対側の他方も連動して移動し、照明装置20を配線ダクト10から取り外せる。
また、取付部材54a,54bの幅方向への移動を連動させる連動機構を備える場合には、取付部材54a,54bのいずれか一方のみが解除操作部73を備えていればよい。なお、取付部材54a,54bの両方とも解除操作部73を備えていても、一方のみ筐体21の外部から操作可能とし、他方は筐体21の内側に配置して操作不可としてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 配線ダクト
20 照明装置
21 筐体
25 取付機構
37 側面部
72 取付部
73 解除操作部

Claims (2)

  1. 長尺な配線ダクトに取り付けられる照明装置であって、
    長尺で、長手方向に交差する幅方向の両側に側面部を有する筐体と;
    前記筐体から突出され、前記配線ダクトに対して着脱可能に取り付けられる取付部と、前記筐体の前記側面部に幅方向から押動操作可能に配置され、前記配線ダクトに対する前記取付部の取り付けを解除する解除操作部とを有する取付機構と;
    を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記筐体は、長手方向に交差する幅方向の寸法が高さ方向の寸法よりも小さく、
    前記取付機構は、前記前記取付部および前記解除操作部が、前記筐体の幅方向の両側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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