JP2022150032A - 情報提示システム、情報提示方法、及び情報提示プログラム - Google Patents

情報提示システム、情報提示方法、及び情報提示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設に適した店舗を誘致する作業の作業負担を軽減することが可能な情報提示システム、情報提示方法、及び情報提示プログラムを提供すること。【解決手段】本発明に係る情報提示システムは、同一施設に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定する特定処理部と、前記特定処理部により特定される前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出する算出処理部と、前記算出処理部により算出される前記想定売上額を提示する提示処理部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、誘致対象の店舗に情報を提供することが可能な情報提示システム、情報提示方法、及び情報提示プログラムに関する。
従来、複数の店舗を統括するサーバーが各店舗の顧客情報を分析して、分析結果を各店舗に提示するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。前記システムによれば、各店舗は顧客情報の分析結果を共有することができる。
特開2003-58958号公報
ここで、複数の店舗(テナント)を配置可能なショッピングモールなどの施設の施設管理者(施設オーナー)は、施設の特徴に合致する複数の店舗を検索して誘致する。例えば、施設管理者は、施設の立地条件、周辺地域の環境、想定される売上額などの情報を店舗に提示して誘致活動を行う。このような誘致活動は、施設管理者の大きな負担となる。
本発明の目的は、施設に適した店舗を誘致する作業の作業負担を軽減することが可能な情報提示システム、情報提示方法、及び情報提示プログラムを提供することにある。
本発明に係る情報提示システムは、同一施設に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定する特定処理部と、前記特定処理部により特定される前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出する算出処理部と、前記算出処理部により算出される前記想定売上額を提示する提示処理部と、を備えるシステムである。
本発明に係る情報提示方法は、一又は複数のプロセッサーが、同一施設に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定する特定ステップと、前記特定ステップにより特定される前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出される前記想定売上額を提示する提示ステップと、を実行する方法である。
本発明に係る情報提示プログラムは、同一施設に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定する特定ステップと、前記特定ステップにより特定される前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出される前記想定売上額を提示する提示ステップと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、施設に適した店舗を誘致する作業の作業負担を軽減することが可能な情報提示システム、情報提示方法、及び情報提示プログラムが提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る情報提示システムの全体構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る情報提示システムが適用される施設のフロアレイアウトの一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る情報提示システムの構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係る情報提示システムで使用される店舗情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る情報提示システムで使用される設定客層情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る情報提示システムで使用される客層状況情報の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る管理者端末に表示される客層設定ページを示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る管理者端末に表示される客層状況ページを示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る管理者端末に表示される客層状況ページを示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る管理者端末に表示される店舗情報ページを示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る情報提示システムで実行される情報提示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[情報提示システム1]
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る情報提示システム1は、情報提示装置2と管理者端末3と店舗端末4と利用者端末5とを含む。店舗端末4は、店舗ごとに配置される。ここで、前記店舗は、所定の施設に含まれる店舗、すなわち同一施設内に入居して営業を行う店舗(例えばテナント)である。前記施設は、ショッピングモール(ショッピングセンター)、商業施設、複合施設、娯楽施設、商業ビル、百貨店、デパートなど複数の店舗が入居する施設(グループ)である。また、前記施設は、経営母体が異なる複数の店舗が入居する施設であってもよい。また、前記施設は、住所又は敷地が同一である複数の店舗が入居する施設であってもよい。また、前記施設は、複数の店舗が同一地域に配置された商店街、飲食店街(商業地域)などであってもよい。なお、例えばショッピングモールが複数の独立した建物(北館、南館など)で構成される場合、当該ショッピングモールは一つ(同一)の施設である。前記施設に含まれる複数の店舗には、服飾店(婦人服店、紳士服店)、化粧品店、アクセサリー店、玩具店、飲食店、書店、食料品店、靴店、美容院、旅行代理店など業種の異なる店舗が含まれる。なお、所定の施設に含まれる複数の店舗が、特定の業種の店舗(例えば飲食店)であってもよい。本実施形態では、前記施設の一例として、複数の業種の店舗を含む施設SM1を挙げる。
図2には、施設SM1のフロアレイアウトの一例を示している。図2に示すように、施設SM1には、現時点で5店の店舗R1~R5が配置されている。また、施設SM1には、2つの空き店舗(空室)が含まれている。各店舗には、店舗端末4が配置されている(図1参照)。なお、店舗端末4は、店舗の店内に設置されてもよいし、店舗の店外に設置されてもよい。店舗端末4は、店舗の来店客(顧客)、予約、売上(販売)などの各種情報を管理する情報処理装置である。
管理者端末3は、施設SM1を管理する施設管理者(施設オーナー)が利用する情報処理装置である。施設管理者は、管理者端末3を利用して、施設SM1の特徴となる客層を設定したり、施設SM1及び各店舗に現在いる利用者の客層の状況を確認したり、空き店舗に誘致する店舗(テナント)を検索したりすることができる。
利用者端末5は、施設SM1を訪れる利用者(顧客)が所持する情報処理装置である。利用者は、利用者端末5を利用して、施設SM1内の店舗を検索及び予約したり、店舗において代金の決済をしたりすることができる。
情報提示装置2、管理者端末3、店舗端末4、及び利用者端末5は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
施設SM1内には、施設SM1内の利用者を被写体として撮像する一又は複数のカメラC1(図1参照)が設置されている。また各店舗の店内には、店舗内の利用者を被写体として撮像する一又は複数のカメラC2(図3参照)が設置されている。情報提示装置2は、カメラC1,C2、店舗端末4、及び利用者端末5から取得する後述の各種情報(検出結果、利用者情報、位置情報など)に基づいて施設SM1内にいる利用者の客層を特定し、施設SM1の現時点の客層状況及び施設SM1に配置(誘致)可能な店舗の店舗情報の少なくともいずれかを含む特定情報を管理者端末3に提示する。また、情報提示装置2は、施設SM1に入居する店舗の来客数に基づいて、施設SM1に配置(誘致)可能な店舗の想定売上額を算出して管理者端末3に提示する。
情報提示システム1は、本発明の情報提示システムの一例である。本実施形態では、情報提示装置2単体が本発明に係る情報提示システムに相当するが、本発明に係る情報提示システムは、情報提示装置2、管理者端末3、店舗端末4、及び利用者端末5のうち一又は複数の構成要素を含むものであってもよい。例えば、情報提示装置2、管理者端末3、店舗端末4、及び利用者端末5の構成要素が協働して後述する各種の情報提示処理(図11参照)を分担して実行する場合には、その処理を実行する複数の構成要素を含むシステムを本発明に係る情報提示システムとして捉えることが可能である。例えば、情報提示装置2及び管理者端末3が本発明に係る情報提示システムを構成してもよい。
[情報提示装置2]
図3に示されるように、情報提示装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備えるサーバーである。なお、情報提示装置2は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、情報提示装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、情報提示装置2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して管理者端末3、店舗端末4、利用者端末5などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22には、店舗情報D1、設定客層情報D2、客層状況情報D3などのデータが記憶される。店舗情報D1には、検索対象の各店舗に関する情報が含まれる。設定客層情報D2には、施設SM1に対して施設管理者が設定した客層に関する情報が含まれる。客層状況情報D3には、現時点で施設SM1内にいる利用者の人数(来客数)及び属性に関する情報が含まれる。図4は店舗情報D1の一例を示す図であり、図5は設定客層情報D2の一例を示す図であり、図6は客層状況情報D3の一例を示す図である。また、記憶部22には、店舗ごとの詳細情報(顧客情報、販売情報、予約情報など)のデータが記憶されてもよい。なお、情報提示装置2が複数の施設(例えば施設SM1,SM2)を管理するシステムに導入される場合には、記憶部22には、施設ごとの設定客層情報D2及び客層状況情報D3が記憶される。
図4に示されるように、店舗情報D1には、店舗ごとに、対応する「店舗ID」、「店舗名」、「業種」、「客層」などの情報が含まれる。前記店舗IDは、店舗の識別情報であり、前記店舗名は、店舗の名称である。前記業種は、店舗で提供される主なサービスの内容を識別可能な情報であり、取り扱う商品の種別に関する情報である。例えば、婦人服を販売する店舗R1,R6には、前記業種に「婦人服」が登録され、料理及び飲み物を提供する店舗R5,R11には、前記業種に「飲食店」が登録される。前記客層は、店舗の主要な客層(購買者層)を示す情報である。例えば、店舗R1に来店する利用者、店舗R1の商品を購入する利用者として、10代~40代の女性が多い場合、店舗R1の前記客層に「10代~40代女性」が登録される。また例えば、店舗R5に来店する利用者として、ファミリーが多い場合、店舗R5の前記客層に「ファミリー」が登録される。また、店舗情報D1には、店舗で取り扱う商品の単価(価格帯)、店内面積、営業時間、電話番号、ホームページ、予約ページなどのウェブページにアクセスするためのアクセス情報(URL)などの情報が含まれてもよい。
なお、施設SM1には、現時点で、店舗情報D1に含まれる複数の店舗のうち店舗R1~R5が入居している(図1及び図2参照)。
図5に示されるように、設定客層情報D2には、施設SM1に対して設定された客層に関する情報が含まれる。例えば、施設SM1の施設管理者(施設オーナー)は、管理者端末3に表示される客層設定ページP1(図7参照)おいて、目標とする客層及び割合を設定する。例えば、施設管理者は、施設SM1の立地条件、周辺地域の環境などの情報に基づいて、施設SM1を利用しそうな利用者の属性を調査して、施設SM1に対する客層を設定する。例えば、施設SM1の施設管理者は、客層設定ページP1(図7参照)において、希望の客層として「ファミリー」、「10代~20代女性」、「20代~40代女性」、「10代~20代男性」、「20代~40代男性」を設定し、各客層に対する目標の割合(設定割合)をそれぞれ「50%」、「20%」、「15%」、「10%」、「5%」に設定する。施設管理者は、施設SM1に最初に店舗を誘致する際、又は、施設SM1に入居する店舗が退居して新たな店舗を誘致する際など、適宜、設定客層情報D2を登録及び更新することができる。
図6に示されるように、客層状況情報D3には、現時点で施設SM1内にいる利用者の人数(来客数)及び属性の情報が含まれる。制御部21は、施設SM1内に設置されたカメラC1(又はセンサー)、各店舗内に設置されたカメラC2(又はセンサー)による検出結果に基づいて来客数及び利用者の属性を特定して客層状況情報D3に登録する。例えば、制御部21は、カメラ画像を解析して、利用者が家族連れ(ファミリー)か否か、利用者の性別、及び、利用者の年齢又は年代の少なくともいずれかを特定する。制御部21は、特定した属性ごとの合計人数を算出して、来客数及び各属性の割合を客層状況情報D3に登録する。また、制御部21は、店舗ごとに利用者の属性に対応する割合と、店舗外にいる利用者の属性に対応する割合とを客層状況情報D3に登録する。客層状況情報D3は、リアルタイムに更新される。
なお、他の実施形態として、店舗情報D1、設定客層情報D2、及び客層状況情報D3の一部又は全部が、情報提示装置2から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバーに記憶されてもよい。この場合、情報提示装置2の制御部21は、前記他のサーバーから前記情報を取得して、後述の情報提示処理(図11参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部22には、管理者端末3に表示される情報提供サイトに含まれる客層設定ページP1(図7参照)、客層状況ページP2(図8及び図9参照)、店舗情報ページP3(図10参照)などの各種のウェブページを生成するためのデータなども記憶される。施設管理者は、管理者端末3に表示される客層設定ページP1において施設SM1で目標とする客層及び割合を設定することができる。また、施設管理者は、客層状況ページP2を参照することにより、現時点の施設SM1の来客数及び客層の状況を把握することができる。また、施設管理者は、店舗情報ページP3を参照して施設SM1の空き店舗に誘致する店舗の想定売上額などの情報を取得することができる。なお、客層状況ページP2は、各店舗端末4に表示されてもよい。また、店舗端末4には、混雑状況を表す混雑状況ページが表示されてもよい。また、店舗情報ページP3は、誘致対象の店舗の管理者(店舗管理者)が利用する店舗管理者端末(不図示)に表示されてもよい。
また、記憶部22には、利用者(顧客)の会員情報(会員ID、年齢、性別、氏名など)、来店履歴、購入履歴などの利用者情報が記憶されてもよい。
なお、本実施形態において、情報提示装置2の制御部21は、前記各種のウェブページを生成してそのウェブページの情報を管理者端末3及び店舗端末4に送信することにより、管理者端末3及び店舗端末4のそれぞれに前記各種のウェブページを表示させることが可能である。また、他の実施形態として、情報提示装置2の制御部21は、管理者端末3及び店舗端末4のそれぞれに前記各種のウェブページを表示するために必要なデータを送信することにより、管理者端末3の制御部31及び店舗端末4の制御部41のそれぞれに前記各種のウェブページの表示を実行させてもよい。
なお、前記情報提供サイトは、予め設定された一つのドメインに属するウェブページの集合体であってもよいが、例えば同一の情報提示装置2の記憶部22に記憶された複数のドメインに属するウェブページの集合体を前記情報提供サイトとして捉えてもよい。また、前記情報提供サイトに含まれる各種のページは、複数のサーバーに分散して記憶されたものであってもよい。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の情報提示処理(図11参照)を実行させるための情報提示プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記情報提示プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、情報提示装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより情報提示装置2を制御する。
ところで、複数の店舗(テナント)を配置可能なショッピングモールなどの施設の施設管理者(施設オーナー)は、施設の特徴に合致する複数の店舗を検索して誘致する。例えば、施設管理者は、施設の立地条件、周辺地域の環境、想定される売上額などの情報を店舗に提示して誘致活動を行う。このような誘致活動は、施設管理者の大きな負担となる。これに対して、本実施形態に係る情報提示システム1によれば、施設に適した店舗を誘致する作業の作業負担を軽減することが可能である。
具体的に、制御部21は、図3に示されるように、取得処理部211、特定処理部212、検索処理部213、算出処理部214、提示処理部215などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記情報提示プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、一部又は全部の前記処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記情報提示プログラムは、複数のプロセッサーを前記処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
取得処理部211は、一又は複数の店舗が配置された施設SM1に対して設定される客層(以下、設定客層という。)の情報を取得する。具体的には、施設SM1の施設管理者が管理者端末3に表示された客層設定ページP1(図7参照)において、目標とする客層及び割合を設定すると、取得処理部211は、施設SM1に対して設定された設定客層及び設定割合の情報を取得する。ここでは、取得処理部211は、「ファミリー:50%」、「10代~20代女性:20%」、「20代~40代女性:15%」、「10代~20代男性:10%」、「20代~40代男性:5%」の情報を取得する。取得処理部211は、取得した設定客層及び設定割合の情報を設定客層情報D2(図5参照)に登録する。前記設定客層は、家族構成、年齢、年代、性別、職業、所得、居住地の少なくともいずれかを含む。
特定処理部212は、施設SM1に含まれる店舗(本発明の第1店舗)の来客数及び客層(以下、店舗客層という。)を特定する。具体的には、特定処理部212は、現時点で施設SM1内にいる利用者の人数を特定し、当該利用者の属性に基づいて各店舗の客層と店舗外の客層とを特定する。例えば、特定処理部212は、施設SM1内に設置されたカメラC1、店舗内に設置されたカメラC2、店舗端末4、及び利用者端末5から検出結果、利用者情報、位置情報などの判定情報を取得する。前記判定情報は、利用者の来客数及び属性を判定(特定)するための情報である。カメラC1は、例えば施設SM1の入口、出口、通路など施設SM1内の店舗外に設置され、各場所を撮像した撮像画像データを情報提示装置2に逐次送信する。なお、施設SM1内の設備を管理する施設管理端末(不図示)が各カメラC1を統括管理する場合、当該施設管理端末が前記撮像画像データを情報提示装置2に送信してもよい。特定処理部212は、施設SM1の入口、出口、通路(店舗外)の前記撮像画像データを取得する。
また、各店舗内に設置されたカメラC2は店内を撮像した撮像画像データを店舗端末4に送信し、店舗端末4は当該撮像画像データを情報提示装置2に送信する。特定処理部212は、各店舗内の前記撮像画像データを取得する。
また、特定処理部212は、各店舗の店舗端末4から、前記利用者情報(会員情報、(会員ID、年齢、性別、氏名など)、来店履歴、購入履歴)を取得する。例えば、利用者が店舗において利用者端末5により代金の決済をした場合、店舗端末4に利用者端末5を翳してポイント授受を行った場合などに、店舗端末4から前記利用者情報を取得する。
また、特定処理部212は、施設SM1内、各店舗内に設置された通信装置(例えばビーコン)と利用者端末5との通信結果を取得してもよい。特定処理部212は、前記施設管理端末から取得する前記通信結果に基づいて、前記利用者情報(会員情報、(会員ID、年齢、性別、氏名など)、来店履歴、購入履歴)を取得してもよい。
特定処理部212は、前記判定情報に基づいて、施設SM1内に現に存在する利用者の来客数及び属性を特定する。具体的には、特定処理部212は、店舗ごとに来客数を算出する。また、特定処理部212は、利用者がファミリーか否か、利用者の性別、及び、利用者の年齢又は年代の少なくともいずれかの属性を特定する。例えば、特定処理部212は、施設SM1及び各店舗の少なくともいずれかに設置されたカメラ又はセンサーによる検出結果、及び、各店舗から取得する利用者情報の少なくともいずれかに基づいて利用者の来客数及び属性を特定する。カメラ及びセンサーは、本発明の検出部の一例である。また、本発明の検出部は、ビーコンであってもよい。例えば特定処理部212は、施設SM1及び各店舗の少なくともいずれかに設置されたビーコンによる検出結果に基づいて利用者端末3を識別し、利用者端末3の識別情報に基づいて利用者の来客数及び属性を特定してもよい。
例えば、特定処理部212は、カメラC1,C2により撮像された撮像画像を解析して撮像画像に含まれる利用者の人数及び属性(年齢、性別、ファミリーか否か)を特定する。また例えば、特定処理部212は、各店舗端末4から取得する前記利用者情報に基づいて利用者の人数及び属性を特定する。また例えば、特定処理部212は、前記通信装置と利用者端末5との通信結果に対応する前記利用者情報に基づいて利用者の人数及び属性を特定する。
特定処理部212は、特定した利用者の属性に基づいて各店舗及び店舗外の客層を特定し、かつ各店舗及び店舗外の客層の割合を特定する。特定処理部212は、前記特定した来客数、客層及び割合を客層状況情報D3(図6参照)に登録する。図6に示す客層状況情報D3において、符号n1~n5は店舗R1~R5のそれぞれの来客数を示し、符号n0は店舗外にいる利用者の来客数を示し、符号naは施設SM1全体の来客数を示している。なお、図6に示す客層状況情報D3では、施設管理者が設定した客層「ファミリー」、「10代~20代女性」、「20代~40代女性」、「10代~20代男性」、「20代~40代男性」のみが登録されているが、これらに加えて特定処理部212により特定された属性に応じた他の客層が登録されてもよい。すなわち、客層状況情報D3は、現時点の施設SM1内にいる利用者の人数及び属性割合(現状割合)を示している。特定処理部212は、本発明の特定処理部の一例である。
検索処理部213は、取得処理部211により取得される設定客層の情報と特定処理部212により特定される店舗客層の情報とに基づいて、施設SM1の空き店舗に誘致する店舗(本発明の第2店舗)を検索する。例えば、図6に示す例では、現時点の「ファミリー」の割合(現状割合)が設定割合「50%」未満であるため、検索処理部213は、店舗情報D1(図4参照)に登録された複数の店舗の中から、客層として「ファミリー」が登録されている店舗(例えば、店舗R8,R11)を抽出する。
ここで、検索処理部213は、前記現状割合が前記設定割合未満であって、かつ前記現状割合と前記設定割合との差が閾値以上となる客層に対応する店舗を検索対象としてもよい。例えば前記閾値が10%に設定された場合、「ファミリー」の前記現状割合「38%」と前記設定割合「50%」との差は12%であり前記閾値以上となる。この場合、検索処理部213は、「ファミリー」を客層とする店舗を検索対象とする。これに対して、「20代~40代女性」の前記現状割合「22%」と前記設定割合「15%」との差は7%であり前記閾値未満となる。この場合、検索処理部213は、「20代~40代女性」を客層とする店舗を検索対象から除外する。
また、検索処理部213は、前記現状割合と前記設定割合との差が最も大きい客層に対応する店舗を検索対象としてもよい。上記の例では、「ファミリー」の前記現状割合「38%」と前記設定割合「50%」との差「12%」が最も大きいため、検索処理部213は、「ファミリー」を客層とする店舗を検索対象とする。
提示処理部215は、取得処理部211により取得される設定客層の情報と特定処理部212により特定される店舗客層の情報とに基づいて、施設SM1の現時点の客層状況を提示する。
具体的には、提示処理部215は、前記設定割合と前記現状割合との差に対応する特定情報を管理者端末3に出力して、管理者端末3において表示させる。例えば、提示処理部215は、設定客層情報D2(図5参照)及び客層状況情報D3(図6参照)のデータを管理者端末3に送信して、管理者端末3に客層状況ページP2(図8参照)を表示させる。提示処理部215は、図8に示す客層状況ページP2において、前記設定客層ごとに、前記設定割合、前記現状割合、及び割合差の情報を表示させる。前記割合差は、前記設定割合を基準とした前記現状割合の差である。図8に示す客層状況ページP2によれば、施設管理者は、目標の設定割合に達していない客層(ここでは「ファミリー」)を容易に把握することができる。
また、提示処理部215は、図9に示す客層状況ページP2を表示させてもよい。図9に示す客層状況ページP2には、店舗ごとに、各客層に対応する現状割合の情報が表示される。図9に示す客層状況ページP2によれば、施設管理者は、各客層の現状の客層の割合を容易に把握することができる。
客層状況ページP2において施設管理者が検索ボタンB1を押下すると、検索処理部213は、施設SM1の空き店舗に誘致する店舗を検索する処理を実行する。なお、検索処理部213は、前記割合差が前記閾値以上となる客層が存在する場合に、検索ボタンB1を表示させて施設管理者からの検索要求を受付可能としてもよい。
また、提示処理部215は、検索処理部213による検索処理の結果を管理者端末3に出力して、管理者端末3において表示させる。例えば、提示処理部215は、検索結果のデータを管理者端末3に送信して、管理者端末3に店舗情報ページP3(図10参照)を表示させる。提示処理部215は、図10に示す店舗情報ページP3において、検索した店舗ごとに、店舗名、業種、店舗情報を表示させる。ここでは、提示処理部215は、検索処理部213が抽出した店舗R8,R11に関する各種情報を表示させる。また、提示処理部215は、推奨度合いに応じて順位を設定してもよい。例えば、検索処理部213が「ファミリー」の店舗を複数検索した場合に、提示処理部215は、客層のうち「ファミリー」の割合が高い順に順位を設定する。ここでは、例えば店舗R8に設定された客層が「ファミリー」のみであって、店舗R11に設定された客層が「ファミリー」及び「20代~30第女性」であった場合には、提示処理部215は、店舗R8を店舗R11よりも上位の順位を設定する。
ここで、算出処理部214は、特定処理部212により特定される来客数に基づいて、施設SM1に配置可能な店舗(本発明の第2店舗)の想定売上額を算出する。具体的には、算出処理部214は、施設SM1に入居している店舗の現在の来客数に基づいて、検索処理部213により検索された店舗の想定売上額を算出する。例えば、算出処理部214は、前記検索された店舗(誘致対象店舗)と同一属性の店舗(入居店舗)の来客数に基づいて、誘致対象店舗の想定売上額を算出する。算出処理部214は、本発明の算出処理部の一例である。
例えば、算出処理部214は、誘致対象店舗の客層、業種(提供する商品の種別)、店内面積、商品の単価、営業時間の少なくともいずれかの属性が同一である入居店舗の来客数に基づいて、誘致対象店舗の想定売上額を算出する。算出処理部214は、さらに、施設SM1の来客数、種別、面積、営業時間、客層、及び所在地の少なくともいずれかに基づいて、誘致対象店舗の想定売上額を算出する。上記の例では、例えば算出処理部214は、施設SM1に入居している店舗R1~R5のうち、誘致対象の店舗R8と客層、店内面積、営業時間の少なくともいずれかが同一の店舗R2の来客数n2に基づいて、店舗R8の想定売上額を算出する。具体的には、算出処理部214は、店舗R2の来客数n2に基づいて店舗R8の想定来客数を算出し、当該想定来客数と店舗R2の一人当たりの売上額とに基づいて、店舗R8の想定売上額を算出する。算出処理部214は、店舗R8の想定来客数に店舗R2の一人当たりの売上額を乗算して店舗R8の想定売上額を算出する。
また、例えば算出処理部214は、施設SM1に入居している店舗R1~R5のうち、誘致対象の店舗R11と客層、業種の少なくともいずれかが同一の店舗R5の来客数n5に基づいて、店舗R11の想定売上額を算出する。具体的には、算出処理部214は、店舗R5の来客数n5に基づいて店舗R11の想定来客数を算出し、当該想定来客数と店舗R5の一人当たりの売上額とに基づいて、店舗R11の想定売上額を算出する。
他の実施形態として、算出処理部214は、入居店舗の来客数を入居店舗の属性と誘致対象店舗の属性との類似度に応じて補正し、補正した補正来客数に基づいて誘致対象店舗の想定売上額を算出してもよい。例えば、誘致対象の店舗R11の店内面積が店舗R5の店内面積の半分である場合、類似度は50%となる。この場合、算出処理部214は、店舗R5の来客数n5を類似度に応じた補正(n5/2)し、補正来客数(n5/2)に店舗R5の一人当たりの売上額を乗算して、店舗R11の想定売上額を算出する。
また、他の実施形態として、算出処理部214は、時間帯別、曜日別、月別、及び年度別の少なくともいずれかの誘致対象店舗の想定売上額を算出してもよい。例えば、算出処理部214は、店舗R2の時間帯ごとの来客数に基づいて店舗R8の時間帯別の想定来客数を算出し、当該時間帯別の想定来客数と店舗R2時間帯別の一人当たりの売上額とに基づいて、店舗R8の時間帯別の想定売上額を算出する。
算出処理部214が誘致対象店舗の想定売上額を算出すると、提示処理部215は、施設SM1に配置可能な店舗の店舗情報(想定売上額など)を提示する。例えば、提示処理部215は、図10に示す店舗情報ページP3において、誘致対象の店舗R8,R11のそれぞれの想定売上額M8,M11を表示させる。
なお、提示処理部215は、店舗R8の想定売上額M8を店舗R8の店舗管理者が利用する店舗管理者端末(例えば店舗R8の店舗端末4)に提示してもよい。同様に、提示処理部215は、店舗R11の想定売上額M11を店舗R11の店舗管理者が利用する店舗管理者端末(例えば店舗R11の店舗端末4)に提示してもよい。提示処理部215は、本発明の提示処理部の一例である。
なお、店舗情報ページP3において、施設管理者が詳細ボタンを押下すると、提示処理部215は、店舗の詳細情報(連絡先、商品情報など)を表示させる。施設管理者は、店舗情報ページP3を参照することにより、誘致対象店舗の情報を取得することができる。例えば施設管理者は、店舗R8,R11を誘致店舗に決定すると、店舗R8,R11を誘致する。施設管理者は、例えば想定売上額M8を店舗R8の店舗管理者に提示して施設SM1の空き店舗への誘致を行う。同様に、施設管理者は、例えば想定売上額M11を店舗R11の店舗管理者に提示して施設SM1の空き店舗への誘致を行う。
[管理者端末3]
図3に示されるように、管理者端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。管理者端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。
通信I/F34は、管理者端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して情報提示装置2、店舗端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部33は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD、SSD又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)などの通信プロトコルに従って情報提示装置2、店舗端末4などの外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。また、前記ブラウザプログラムは、情報提示装置2及び店舗端末4との間で予め定められた通信プロトコルに従って通信処理を実行するための専用アプリケーションであることも考えられる。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより管理者端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、情報提示装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作を情報提示装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。すなわち、管理者端末3は、制御部31によって前記ブラウザプログラムが実行されることにより、情報提示装置2の操作用端末として機能することが可能である。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
具体的に、管理者端末3では、情報提示システム1で提供される情報提供サービスの前記情報提供サイトに対応する所定のURLへのアクセス要求を行うためのユーザー操作が行われた場合に、制御部31が、情報提示装置2から前記情報提供サイトのウェブページのデータを取得して、操作表示部33に前記情報提供サイトのウェブページを表示させる。なお、例えば前記所定のURLへのアクセス要求は、予め登録されたウェブサイトの一覧からの選択操作、又はテキスト入力操作などによって行われる。また、管理者端末3に情報提示装置2に対応する専用アプリケーションがインストールされている場合には、管理者端末3の利用者が当該専用アプリケーションを起動する操作を行うことにより操作表示部33に前記情報提供サイトのウェブページが表示される。
例えば、施設管理者は、管理者端末3を操作することにより、前記情報提供サイトの客層設定ページP1(図7参照)、客層状況ページP2(図8及び図9参照)、店舗情報ページP3(図10参照)を操作表示部33に表示させる。施設管理者は、客層設定ページP1おいて、施設SM1において目標とする客層及び割合を設定することができる。また、施設管理者は、客層状況ページP2を参照することにより、現時点の施設SM1の来客数及び客層の状況を把握することができる。また、施設管理者は、店舗情報ページP3を参照して施設SM1の空き店舗に誘致する店舗の情報(想定売上額など)を取得することができる。
[店舗端末4]
図3に示されるように、店舗端末4は、制御部41、記憶部42、操作表示部43、及び通信I/F44などを備える。店舗端末4は、例えば、タブレット端末又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。なお、店舗端末4は、情報提示装置2と同一の機能をさらに備えてもよいし、情報提示装置2と一体の情報処理装置であってもよい。
通信I/F44は、店舗端末4を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して情報提示装置2、管理者端末3、利用者端末5などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部43は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部42は、各種の情報を記憶するHDD、SSD又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部42には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTPなどの通信プロトコルに従って情報提示装置2などの外部装置との間で通信処理を制御部41に実行させるための制御プログラムである。また、前記ブラウザプログラムは、情報提示装置2との間で予め定められた通信プロトコルに従って通信処理を実行するための専用アプリケーションであることも考えられる。
また、記憶部42には、店舗の顧客情報、販売情報、予約情報などを管理する店舗管理情報(不図示)が記憶される。情報提示装置2は、店舗端末4から前記店舗管理情報を取得することが可能である。
制御部41は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部41は、前記ROM又は記憶部42に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより店舗端末4を制御する。
具体的に、制御部41は、記憶部42に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部411として機能する。ブラウザ処理部411は、情報提示装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部43に表示させ、操作表示部43に対する操作を情報提示装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。すなわち、店舗端末4は、制御部41によって前記ブラウザプログラムが実行されることにより、情報提示装置2の操作用端末として機能することが可能である。なお、制御部41に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
例えば、店舗端末4では、情報提示システム1で提供される前記情報提供サイトに対応する所定のURLへのアクセス要求を行うためのユーザー操作が行われた場合に、制御部41が、情報提示装置2から前記情報提供サイトのウェブページのデータを取得して、操作表示部43に前記情報提供サイトのウェブページを表示させる。例えば、制御部41は、客層状況ページP2(図8及び図9参照)、混雑状況ページ(不図示)などを操作表示部43に表示させる。
[利用者端末5]
図示は省略するが、利用者端末5は、制御部、記憶部、操作表示部、及び通信I/Fなどを備える。前記通信I/Fは、利用者端末5を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して情報提示装置2、店舗端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
前記記憶部は、各種の情報を記憶するHDD、SSD又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、前記記憶部には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTPなどの通信プロトコルに従って情報提示装置2などの外部装置との間で通信処理を前記制御部に実行させるための制御プログラムである。また、前記ブラウザプログラムは、情報提示装置2との間で予め定められた通信プロトコルに従って通信処理を実行するための専用アプリケーションであることも考えられる。
前記制御部は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部は、前記ROM又は前記記憶部に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより利用者端末5を制御する。
具体的に、前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部として機能する。前記ブラウザ処理部は、情報提示装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを前記操作表示部に表示させることが可能である。なお、前記制御部に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
前記制御部は、情報提示装置2から前記情報提供サイトのウェブページのデータを取得して、前記情報提供サイトのウェブページを前記操作表示部に表示させる。例えば、前記制御部は、各店舗の混雑状況を表す混雑状況ページ(不図示)、各店舗の広告情報を表す店舗広告ページ(不図示)などを前記操作表示部に表示させる。
[情報提示処理]
以下、図11を参照しつつ、情報提示システム1において実行される情報提示処理について説明する。具体的に、本実施形態では、情報提示装置2の制御部21によって前記情報提示処理が実行される。また、制御部21は、施設管理者の指示に応じて情報提示処理を実行する。
なお、本発明は、前記情報提示処理に含まれる一又は複数のステップを実行する情報提示方法の発明として捉えることができる。また、ここで説明する前記情報提示処理に含まれる一又は複数のステップは適宜省略されてもよい。なお、前記情報提示処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21が前記情報提示処理における各ステップを実行する場合を例に挙げて説明するが、一又は複数のプロセッサーが当該情報提示処理における各ステップを分散して実行する情報提示方法も他の実施形態として考えられる。前記情報提示方法は、本発明の情報提示方法の一例であり、前記情報提示プログラムは、本発明の情報提示プログラムの一例である。
先ず、ステップS11において、制御部21は、施設SM1に対して設定された客層(設定客層)の情報を取得する。具体的には、制御部21は、施設SM1の施設管理者が客層設定ページP1(図7参照)において施設SM1に対して設定した設定客層及び設定割合の情報を取得する。例えば、制御部21は、「ファミリー:50%」、「10代~20代女性:20%」、「20代~40代女性:15%」、「10代~20代男性:10%」、「20代~40代男性:5%」の情報を取得する。制御部21は、取得した設定客層及び設定割合の情報を設定客層情報D2(図5参照)に登録する。
次にステップS12において、制御部21は、施設SM1に含まれる店舗の来客数及び客層(店舗客層)を特定する。具体的には、制御部21は、現時点で施設SM1内にいる利用者の人数を特定し、当該利用者の属性に基づいて各店舗の客層及び当該客層の割合と、店舗外の客層及び当該客層の割合とを特定する。例えば、制御部21は、施設SM1内に設置されたカメラC1、店舗内に設置されたカメラC2、店舗端末4、及び利用者端末5から取得する検出結果、利用者情報、位置情報などの判定情報に基づいて利用者の来客数及び属性を判定(特定)し、利用者の属性に基づいて各店舗及び店舗外の客層を特定し、かつ各店舗及び店舗外の客層の割合を特定する。制御部21は、前記特定した来客数、客層及び割合を客層状況情報D3(図6参照)に登録する。ステップS12は、本発明の特定ステップの一例である。
次にステップS13において、制御部21は、前記設定客層の情報と前記店舗客層の情報とに基づいて、施設SM1の現時点の客層状況を提示する。具体的には、制御部21は、前記設定客層ごとに、前記設定割合、前記現状割合、及び前記割合差の情報が表示された客層状況ページP2(図8参照)を管理者端末3に表示させる。制御部21は、店舗ごとに各客層に対応する現状割合の情報が表示された客層状況ページP2(図9参照)を管理者端末3に表示させてもよい。
次にステップS14において、制御部21は、施設管理者から検索要求を取得したか否かを判定する。制御部21が前記検索要求を取得すると(S14:Yes)、処理はステップS15に移行する。制御部21が前記検索要求を取得しない場合(S14:No)、制御部21は情報提示処理を終了する。例えば、客層状況ページP2(図8及び図9参照)において施設管理者が検索ボタンB1を押下すると、制御部21は検索要求を取得する。
ステップS15では、制御部21は、前記設定客層の情報と前記店舗客層の情報とに基づいて、施設SM1の空き店舗に誘致する店舗を検索する。例えば、図6に示す例では、現時点の「ファミリー」の現状割合「38%」が設定割合「50%」未満であるため、制御部21は、店舗情報D1(図4参照)に登録された複数の店舗の中から、客層として「ファミリー」が登録されている店舗(例えば、店舗R8,R11)を抽出する。
次にステップS16において、制御部21は、ステップS12において特定した来客数に基づいて、施設SM1に配置可能な店舗(本発明の第2店舗)の想定売上額を算出する。具体的には、制御部21は、施設SM1に入居している店舗の現在の来客数に基づいて、ステップS15において検索された誘致対象の店舗の想定売上額を算出する。例えば、制御部21は、前記検索された誘致対象店舗と同一属性の入居店舗の来客数に基づいて、誘致対象店舗の想定売上額を算出する。前記属性には、誘致対象店舗の来客数、客層、業種、店内面積、商品の単価、営業時間の少なくともいずれかが含まれる。また、前記属性には、施設SM1の来客数、種別、面積、営業時間、客層、及び所在地の少なくともいずれかが含まれてもよい。
例えば制御部21は、施設SM1に入居している店舗R1~R5のうち、誘致対象の店舗R8と客層、店内面積、営業時間の少なくともいずれかが同一の店舗R2の来客数n2に基づいて、店舗R8の想定売上額を算出する。また、例えば制御部21は、施設SM1に入居している店舗R1~R5のうち、誘致対象の店舗R11と客層、業種の少なくともいずれかが同一の店舗R5の来客数n5に基づいて、店舗R11の想定売上額を算出する。ステップS16は、本発明の算出ステップの一例である。
次にステップS17において、制御部21は、施設SM1に配置可能な店舗(誘致対象店舗)の店舗情報(想定売上額など)を提示する。具体的には、制御部21は、ステップS15における検索処理の結果を管理者端末3に出力して、管理者端末3において表示させる。例えば、制御部21は、検索結果のデータを管理者端末3に送信して、管理者端末3に店舗情報ページP3(図10参照)を表示させる。また制御部21は、図10に示す店舗情報ページP3において、検索した店舗R8,R11ごとに、店舗名、想定売上額、業種、店舗情報を表示させる。ステップS17は、本発明の提示ステップの一例である。
以上のようにして、制御部21は、前記情報提示処理を実行する。制御部21は、施設SM1の施設管理者の指示に応じて前記情報提示処理を実行する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報提示装置2は、同一施設(例えば施設SM1)に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定し、前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出し、算出した前記想定売上額を提示する。
具体的には、情報提示装置2は、施設SM1に入居している入居店舗の来客数を特定して、施設SM1への入居を誘致する店舗(誘致対象店舗)の想定売上額を算出する。例えば、情報提示装置2は、誘致対象店舗と同一又は類似する属性(客層、業種など)の入居店舗の現在の来客数を参考にして、誘致対象店舗の想定売上額を算出する。例えば、情報提示装置2は、前記入居店舗の来客数に一人当たりの売上額を乗算して前記誘致対象店舗の想定売上額を算出する。情報提示装置2は、算出した誘致対象店舗の想定売上額を施設管理者又は店舗管理者に提示する。
これにより、施設SM1に誘致する店舗の店舗管理者(店舗オーナー)に適切な想定売上額を提示することができる。例えば、施設管理者は、店舗を誘致する際の有益な情報を店舗管理者に提示することができる。これにより、店舗管理者は、前記想定売上額を取得することにより、施設SM1に入居(出店)するための判断材料とすることができる。よって、施設SM1に適した店舗を誘致する作業の作業負担を軽減することが可能となる。
また、例えば情報提示システム1は、施設SM1の空き店舗に誘致する店舗を検索して施設管理者に提示するため、施設管理者が検索処理を繰り返す従来のシステムと比較して処理負荷が軽減される。このため、情報提示システム1は、各種処理に関する通信トラフィックの低減、及びコンピュータリソースの有効利用が可能となる。
本発明の情報提示システムは、上述の実施形態に限定されない。本発明の他の実施形態として、検索処理部213は、施設SM1に対して設定された客層(設定客層)に含まれ、かつ現時点の店舗の客層(店舗客層)に含まれない客層に対応する店舗を検索してもよい。例えば、前記設定客層に「50代以上女性」が含まれ、かつ現時点の店舗R1~R5に「50代以上女性」を客層とする店舗が含まれない場合に、検索処理部213は、店舗情報D1(図4参照)に登録された複数の店舗の中から、客層として「50代以上女性」が登録されている店舗(例えば、店舗R6)を抽出する。そして、提示処理部215は、店舗R6の店舗情報を含む特定情報を管理者端末3に提示する。これにより、施設管理者は、現時点で施設SM1に入居していない業種の店舗を誘致することができる。
また本発明の他の実施形態として、検索処理部213は、施設SM1に入居している複数の店舗のうち、混雑度が閾値を超える店舗と同一の客層に対応する店舗、又は、混雑度が閾値を超える店舗と同一種別の商品を提供する店舗を検索してもよい。例えば、施設SM1に入居している店舗R1~R5のうち店舗R5の混雑度が閾値を超える場合に、検索処理部213は、店舗情報D1(図4参照)に登録された複数の店舗の中から、店舗R5と同一の客層(「ファミリー」)が登録されている店舗(例えば、店舗R8,R11)を抽出する。また、検索処理部213は、店舗情報D1に登録された複数の店舗の中から、店舗R5と同一種別の商品(飲食物)を提供する店舗R11を抽出する。そして、提示処理部215は、抽出した店舗の店舗情報を含む特定情報を管理者端末3に提示する。これにより、施設管理者は、混雑している店舗と同一客層又は同一業種の店舗を誘致することができる。
また本発明の他の実施形態として、検索処理部213は、さらに、取り扱う商品の単価、当該商品の種別、及び営業時間の少なくともいずれかに基づいて店舗を検索してもよい。例えば、検索処理部213は、店舗情報D1(図4参照)に登録された複数の店舗の中から、施設SM1に入居している店舗と同一価格帯の商品を扱う店舗を抽出する。また例えば、検索処理部213は、店舗情報D1に登録された複数の店舗の中から、施設SM1に入居している店舗と同一種別の商品を扱う店舗を抽出する。また例えば、検索処理部213は、店舗情報D1に登録された複数の店舗の中から、施設SM1に入居している店舗と営業時間帯が同一の店舗を抽出する。
また本発明の他の実施形態として、算出処理部214は、前記検索された店舗(誘致対象店舗)と同一業種(又は業態)の店舗(入居店舗)の数又は割合に基づいて、誘致対象店舗の想定売上額を算出してもよい。例えば、施設SM1に入居している店舗のうち所定数以上又は所定割合以上の店舗が飲食店である場合には、施設SM1内で飲食店同士の競争が生じ易くなるため、誘致対象店舗である飲食店の想定売上額は低くなる。一方、施設SM1に入居している店舗のうち所定数未満又は所定割合未満の店舗が飲食店である場合には、施設SM1内で飲食店同士の競争が生じ難くなるため、誘致対象店舗である飲食店の想定売上額は高くなる。そこで、算出処理部214は、前記検索された店舗(誘致対象店舗)と同一業種(又は業態)の店舗(入居店舗)の数又は割合と、当該入居店舗の来客数とに基づいて、誘致対象店舗の想定売上額を算出する。例えば、前記誘致対象店舗と同一業種の入居店舗の数が所定数以上又は割合が所定割合以上の場合に、算出処理部214は、上述の各構成により算出される前記誘致対象店舗の想定売上額に第1係数を乗算して想定売上額を算出(変更)する。また、前記誘致対象店舗と同一業種の入居店舗の数が所定数未満又は割合が所定割合未満の場合に、算出処理部214は、上述の各構成により算出される前記誘致対象店舗の想定売上額に第1係数よりも大きい第2係数を乗算して想定売上額を算出(変更)する。このように、情報提示装置2は、上述の各実施形態において算出される想定売上額を、誘致対象店舗と同一業種(又は業態)の入居店舗の数又は割合に基づいて補正してもよい。
また本発明の他の実施形態として、情報提示装置2は、検索処理部213を備えていなくてもよい。例えば、施設管理者が、店舗情報D1(図4参照)に登録された複数の店舗の中から、所望の誘致対象店舗を選択してもよい。この場合、情報提示装置2は、入居店舗の来客数に基づいて施設管理者が選択した誘致対象店舗(本発明の第2店舗)の想定売上額を算出し、当該想定売上額を施設管理者又は店舗管理者に提示する。
本実施形態に係る情報提示システム1は、同一施設に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定する特定処理部212と、特定処理部212により特定される前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出する算出処理部214と、算出処理部214により算出される前記想定売上額を提示する提示処理部215と、を備えるシステムとして構成されてもよい。
また、本実施形態に係る情報提示方法は、一又は複数のプロセッサーが、同一施設に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定する特定ステップと、前記特定ステップにより特定される前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出される前記想定売上額を提示する提示ステップと、を実行する方法であってもよい。また、本実施形態に係る情報提示プログラムは、前記各ステップを一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムであってもよい。
1 :情報提示システム
2 :情報提示装置
3 :管理者端末
4 :店舗端末
5 :利用者端末
211 :取得処理部
212 :特定処理部
213 :検索処理部
214 :算出処理部
215 :提示処理部

Claims (11)

  1. 同一施設に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定する特定処理部と、
    前記特定処理部により特定される前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出する算出処理部と、
    前記算出処理部により算出される前記想定売上額を提示する提示処理部と、
    を備える情報提示システム。
  2. 前記算出処理部は、前記第2店舗と同一属性の前記第1店舗の前記来客数に基づいて、前記第2店舗の前記想定売上額を算出する、
    請求項1に記載の情報提示システム。
  3. 前記算出処理部は、前記第2店舗の客層、提供する商品の種別、当該商品の単価、面積、及び営業時間の少なくともいずれかの属性が同一である前記第1店舗の前記来客数に基づいて、前記第2店舗の前記想定売上額を算出する、
    請求項2に記載の情報提示システム。
  4. 前記算出処理部は、前記第2店舗と同一業種の前記第1店舗の数又は割合に基づいて、前記第2店舗の前記想定売上額を算出する、
    請求項1に記載の情報提示システム。
  5. 前記算出処理部は、さらに、前記施設の来客数、種別、面積、営業時間、客層、及び所在地の少なくともいずれかに基づいて、前記第2店舗の前記想定売上額を算出する、
    請求項1~4のいずれかに記載の情報提示システム。
  6. 前記算出処理部は、前記第1店舗の前記来客数を前記第1店舗の属性と前記第2店舗の属性との類似度に応じて補正した補正来客数に基づいて、前記第2店舗の前記想定売上額を算出する、
    請求項1~5のいずれかに記載の情報提示システム。
  7. 前記算出処理部は、前記第1店舗の前記来客数に基づいて前記第2店舗の想定来客数を算出し、当該想定来客数と前記第1店舗の一人当たりの売上額とに基づいて、前記第2店舗の前記想定売上額を算出する、
    請求項1~6のいずれかに記載の情報提示システム。
  8. 前記算出処理部は、時間帯別、曜日別、月別、及び年度別の少なくともいずれかの前記第2店舗の前記想定売上額を算出する、
    請求項1~7のいずれかに記載の情報提示システム。
  9. 前記特定処理部は、前記施設に設置された検出部による検出結果、及び、前記第1店舗から取得する利用者情報の少なくともいずれかに基づいて、前記第1店舗の前記来客数を特定する、
    請求項1~8のいずれかに記載の情報提示システム。
  10. 一又は複数のプロセッサーが、
    同一施設に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定される前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出される前記想定売上額を提示する提示ステップと、
    を実行する情報提示方法。
  11. 同一施設に含まれる一又は複数の店舗のうち第1店舗の来客数を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定される前記来客数に基づいて、前記施設に配置可能な第2店舗の想定売上額を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出される前記想定売上額を提示する提示ステップと、
    を一又は複数のプロセッサーに実行させるための情報提示プログラム。
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