JP2022149371A - ウェッジ型車両用バルブ及びストップ/テールランプ - Google Patents

ウェッジ型車両用バルブ及びストップ/テールランプ Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、一般車種及び特殊車種の双方において正常動作が担保されると共に、汎用性が高く過度なコスト高騰を招かないウェッジ型車両用バルブの提供を目的とする。また、本発明は、前記車両用バルブを備えたストップ/テールランプの提供を目的とする。【解決手段】 本発明に係るウェッジ型車両用バルブは、LED光源と、LED光源からストップ光を発光させる第1発光回路と、LED光源からテール光を発光させる第2発光回路とを備え、第1発光回路及び第2発光回路のうちの少なくとも一方は、無極性化整流部を備えることを特徴とする。また、本発明に係るウェッジ型車両用バルブにおいて、第1発光回路及び第2発光回路のうちの他方が、逆電圧保護部を備えることが好ましく、第1発光回路が逆電圧保護部を備え、第2発光回路が全波整流部を備えることが好ましい。更に、本発明に係るストップ/テールランプは、前記ウェッジ型車両用バルブを備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、ウェッジ型車両用バルブ及びストップ/テールランプに関する。
従来から、車両用灯具の白熱電球として、ウェッジ型車両用バルブ(ウェジベースバルブと称される場合もある。以下、単に「車両用バルブ」と言う場合がある。)が用いられている。車両用バルブは、フィラメント等を備えた光源部と、その光源部を締結保持し、略扁平に成形された口金部(ソケット部に差し込まれ給電する部位)とを備えるバルブである。また、近年、光源部のフィラメントをLEDに置換した車両用バルブもある。このような車両用バルブを備える車両用灯具が、下記特許文献1に開示されている。
図4(a)に、従来の一般的な車両用バルブ100の正面図を示す。図4(a)に示されるように、車両用バルブ100は、内部にLEDや各種回路素子等を収容する本体部110と、略扁平の口金部120を備える。また、ストップ/テールランプのように、複数の機能(ストップランプとテールランプ)を兼ねる車両用灯具に対応するため、車両用バルブの口金部120に、ストップ光を発光させるための発光回路(第1発光回路)の端子2つと、テール光を発光させるための発光回路(第2発光回路)の端子2つの合計4つの端子が配設される。
これら4つの端子は、車両用バルブ100(口金部120)の底面図である図4(b)に示されるように、第1発光回路の端子121,124が外側に配設され、第2発光回路の端子122,123が内側に配設される(図の左側から、端子121,122,123,124の順に並ぶ。)。
これに対して、口金部120が差し込まれるソケット部は、主線(主配線)を介して車載バッテリー(車載電源)に接続する主線用出力端子(接点)2つと、主線とは別の副線(副配線)を介して車載バッテリーに延びる副線用出力端子(接点)2つの合計4つの出力端子(そのうち2つは内部で共通化されている)を備える。ここで、ソケット部の4つの出力端子は、ソケット部の概略平面図(口金部120の底面との接合部の概略平面図)である図5(a)に示されるように、図の左から、主線用正極端子71(+)、副線用正極端子72(+)、副線用負極端子73(-)、主線用負極端子74(-)の順に並ぶ。
特開2003-212039号公報
ところで、LEDは、電圧の印加方向に対して極性を有する。そのため、ソケット部の主線用出力端子に接続される第1発光回路(ストップ光発光回路)及び副線用出力端子に接続される第2発光回路(テール光発光回路)の双方は、正規とは逆に接続された場合の逆電圧からLED等を保護するダイオードや、負極性の過渡電圧(例えば、イグニッションやリレーなど、切断時に瞬間的に生じる逆電圧)からLED等を保護するサージ吸収素子を含む。
このとき、第1発光回路の前記ダイオードのアノードは、図4(b)に示される端子121側に配設され、カソードは、端子124側に配設される(端子121を「第1発光回路のアノード端子」と言い、端子124を「第1発光回路のカソード端子」と言う)。また、第2発光回路の前記ダイオードのアノードは、図4(b)に示される端子122側に配設され、カソードは、端子123側に配設される(端子122を「第2発光回路のアノード端子」と言い、端子123を「第2発光回路のカソード端子」と言う)。
そして、ソケット部の各端子と、第1発光回路及び第2発光回路の各端子とが以下のように接続されると、第1発光回路及び第2発光回路に順方向の電圧が加わる。その結果、LED光源に駆動電流が流れ、ストップ光とテール光が発光される。
(1)ソケット部の主線用正極端子71と第1発光回路のアノード端子121とが接続する。
(2)ソケット部の副線用正極端子72と第2発光回路のアノード端子122とが接続する。
(3)ソケット部の副線用負極端子73と第2発光回路のカソード端子123とが接続する。
(4)ソケット部の主線用負極端子74と第1発光回路のカソード端子124とが接続する。
これに対して、車両用バルブ100の口金部120が、前述の状態から180°回転して(逆向きの状態で)ソケット部100に差し込まれる場合、第1発光回路及び第2発光回路の各端子は、図4(c)のように、左から端子124,123,122,121の順に並ぶ。その結果、ソケット部の各端子と、第1発光回路及び第2発光回路の各端子との極性が合わず、第1発光回路及び第2発光回路に流れる電流は、逆電圧保護用のダイオードに阻止される。
そのため、LED光源に駆動電流が流れず、LED光源からストップ光もテール光も発光されない。ただし、車両用バルブ100の口金部120をソケット部から取り外した後、反転させて(180°回転させて図4(b)の状態に戻し)再びソケット部に差し込めば、順方向の電圧が第1発光回路及び第2発光回路に印加され、LED光源に駆動電流が流れる。これにより、車両用バルブ100の正常動作が担保される。なお、この端子配列を有するソケット部を備えた車種を以下「一般車種」と言う。
しかしながら、一部の特殊車種(以下、「特殊車種」と言う)に取り付けられるソケット部において、ソケット部の端子配列が一般車種における端子配列とは異なる場合がある。具体的には、特殊車種のソケット部の概略平面図(口金部120の底面との接合部の概略平面図)である図5(b)に示されるように、ソケット部の端子は、図の左端から順に、主線用正極端子81(+)、副線用負極端子82(-)、副線用正極端子83(+)、主線用負極端子84(-)のように並ぶ。
このとき、ソケット部の各端子と、第1発光回路及び第2発光回路の各端子とが以下のように接続される場合(図4(b)の状態で、口金部120がソケット部に差し込まれる場合)、第2発光回路に流れる電流が、逆電圧保護用のダイオードに阻止される。その結果、LED光源からテール光が発光されない。
(1)ソケット部の主線用正極端子81と第1発光回路のアノード端子121とが接続する。
(2)ソケット部の副線用負極端子82と第2発光回路のアノード端子122とが接続する。
(3)ソケット部の副線用正極端子83と第2発光回路のカソード端子123とが接続する。
(4)ソケット部の主線用負極端子84と第1発光回路のカソード端子124とが接続する。
一方、口金部120がこの状態から180°回転して(図4(c)の状態)、ソケット部に差し込まれる場合、ソケット部の各端子と、第1発光回路及び第2発光回路の各端子とが以下のように接続される。その結果、第1発光回路に流れる電流が、電源逆接続保護用のダイオードに阻止され、LED光源からストップ光が発光されない。
(1)ソケット部の主線用正極端子81と第1発光回路のカソード端子124が接続する。
(2)ソケット部の副線用負極端子82と第2発光回路のカソード端子123が接続する。
(3)ソケット部の副線用正極端子83と第2発光回路のアノード端子122が接続する。
(4)ソケット部の主線用負極端子84と第1発光回路のアノード端子121が接続する。
すなわち、車両用バルブ100の口金部120をいずれの態様でソケット部に差し込んでも、ストップ光又はテール光のいずれかが発光されない。ところが、この課題や解決手段が特許文献1に開示も示唆もされていない。また、そもそも特許文献1は、ストップ/テール用ランプではない。
もちろん、特殊車種のソケット部に対応可能な車両用バルブを別途生産すれば、前記課題は解決する。しかしながら、この解決方法は、特殊車種に対応する車両用バルブを一般車種に対応する車両用バルブとは別に生産するため、製品の製造コストや管理コストの高騰を招く。また、第1発光回路及び第2発光回路から一方向整流部(例えば、ダイオード)を取り外した上で回路構造を両方向整流構造に変更すれば、印加電圧の方向(極性)に関わらず、LED光源からストップ光及びテール光を発光させることができる。しかしながら、この解決方法は、逆電圧に起因するLED光源の損傷リスクが高まると共に、回路構造の複雑化に伴い製造コストの高騰を招く。
前記課題に鑑み、本発明は、第1発光回路又は第2発光回路に有極性の素子が仮に含まれる場合でも、一般車種及び特殊車種の双方において正常動作が担保されると共に、汎用性が高く過度なコスト高騰を招かないウェッジ型車両用バルブの提供を目的とする。また、本発明は、前記車両用バルブを備えたストップ/テールランプの提供を目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明に係るウェッジ型車両用バルブは、
LED光源と、
LED光源からストップ光を発光させる第1発光回路と、
LED光源からテール光を発光させる第2発光回路と、
を備え、
第1発光回路及び第2発光回路のうちの少なくとも一方は、無極性化整流部を備える
ことを特徴とする。
本発明のこの態様によれば、第1発光回路及び第2発光回路のうちの少なくとも一方が無極性化整流部を備えるため、第1発光回路及び第2発光回路の少なくとも一方に逆電圧(順方向とは逆方向の電圧)が印加されても、LED光源に駆動電流を流すことができる。そのため、一般車種及び特殊車種に関わらず正常動作が担保される。また、このように、汎用性の高い車両用バルブを提供できるため、過度なコスト高騰を招かない。
また、本発明に係るウェッジ型車両用バルブにおいて、
第1発光回路及び第2発光回路のうちの他方が、逆電圧保護部を備える
ことが好ましい。
本発明のこの態様によれば、第1発光回路及び第2発光回路のうちの他方が逆電圧保護部を備えるため、一般車種及び特殊車種に関わらず汎用性の高い車両用バルブを提供できることに加え、逆電圧からLED光源を有効に保護することができる。
更に、本発明に係るウェッジ型車両用バルブにおいて、
第1発光回路は、逆電圧保護部を備え、
第2発光回路は、無極性化整流部を備える
ことが好ましい。
本発明のこの態様によれば、長時間使用されて点消灯頻度が高く、逆電圧が印加される可能性の高いストップ光の発光回路(第1発光回路)に逆電圧保護部を設けることで、LED光源の損傷リスクを低減することができる。すなわち、本態様に係るウェッジ型車両用バルブは、一般車種及び特殊車種に関わらず正常に動作可能であることに加え、第1発光回路と第2発光回路の双方に無極性化整流部を設ける態様や、第1発光回路に無極性化整流部を設け、第2発光回路に逆電圧保護部を設ける態様に比べてLED光源の損傷リスクを低減できる。
また、本発明に係るストップ/テールランプは、
前記ウェッジ型車両用バルブを備える
ことを特徴とする。
本発明のこの態様によれば、第1発光回路及び第2発光回路のうちの少なくとも一方が無極性化整流部を備えるため、第1発光回路及び第2発光回路の少なくとも一方に逆電圧が印加されても、LED光源に駆動電流を流すことができる。そのため、一般車種及び特殊車種に関わらず正常動作が担保される。また、このように、汎用性の高い車両用バルブを備えたストップ/テールランプを提供できるため、過度なコスト高騰を招かない。
本発明によれば、第1発光回路又は第2発光回路に、有極性の素子が仮に含まれる場合でも、一般車種及び特殊車種の双方において正常動作が担保されると共に、汎用性が高く過度なコスト高騰を招かないウェッジ型車両用バルブを提供できる。また、本発明は、前記ウェッジ型車両用バルブを備えたストップ/テールランプを提供できる。
本実施形態に係る車両用バルブの回路図。 一般車種のソケット部に本実施形態に係る車両用バルブが差し込まれた場合の作用を説明する回路図。 特殊車種のソケット部に本実施形態に係る車両用バルブが差し込まれた場合の作用を説明する回路図。 従来の車両用バルブの正面図及び底面図。 一般車種及び特殊車種のソケット部の概略平面図。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係るストップ/テールランプ及び車両用バルブを詳細に説明する。本実施形態に係るストップ/テールランプ10は、後述する車両用バルブ20と、車両用バルブ20を差し込むソケット部を備える。初めに、図1を参照して、本実施形態に係る車両用バルブ20の構成(特に、回路構成)を説明する。ここで、図1は、車両用バルブ20の回路図である。
車両用バルブ20は、所謂ストップ/テールランプ用のウェッジ型車両用バルブである。すなわち、車両用バルブ20は、LED光源30を備えると共に、LED光源30や各種回路(回路基板等)を収容する本体部から底方に向けて延在する略扁平の口金部40を備える。なお、図1に示される態様は、直列に接続される2つのLED光源30を備えるが、LED光源の数は、これに限られない。また、LED光源の接続形態もこれに限られず、例えば、直列に接続された複数のLED光源30を有するLED群の複数を並列に接続してもよい。
口金部40には、車両用バルブ20内に配設されるLED発光回路(後述するストップ光発光用の第1発光回路や、テール光発光用の第2発光回路)の各端子41~44が設けられる(前述の端子121~124に対応する端子)。本実施形態において、各端子は、第1発光回路(ストップ光発光回路)の端子(端子41,44)及び第2発光回路(テール光発光回路)の端子(端子42,端子43)である。
また、ストップ/テールランプ10のソケット部は、車両用バルブ20の口金部40を差し込むために凹設された接合部を備える。接合部の内面(内底面)には、例えば、車載バッテリーに電気的に接続すると共に、第1発光回路の端子41,44及び第2発光回路の端子42,43と接続する各端子(接点)が設けられる。本実施形態におけるソケット部は、4つの端子を備える(前述のソケット部の出力端子71~74,81~84に対応する端子)。4つの端子の各々は、第1発光回路の端子41,44及び第2発光回路の端子42,43と接続可能に配置される。
次に、車両用バルブ20は、LED光源30からストップ光を発光させる第1発光回路と、LED光源30からテール光を発光させる第2発光回路を更に備える。図1に示されるように、本実施形態の第1発光回路は、前述の端子41,44に加えて、LED光源30、逆電圧保護部50を備える。
逆電圧保護部50として、ダイオード51が例示される。図1に示されるように、ダイオード51のアノードは、第1発光回路の端子41に接続され、カソードは、LED電流制御部を介してLED光源30に接続される。また、第1発光回路は、LED電流制御部に接続される過渡電圧保護素子(ツェナーダイオード)52を含んでもよい。
第1発光回路に、ダイオード51及びツェナーダイオード52が備わることで、シンプル(低コスト)な回路構成でありながら、逆電圧からLED光源30を有効に保護できる。ただし、逆電圧保護部50の態様は、これに限られず、整流作用を有する他の素子や回路であってもよい(例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)や、これを含む回路等)。
また、図1に示されるように、本実施形態の第2発光回路は、前述の端子42,43に加えて、LED光源30、無極性化整流部60を備える。無極性化整流部60として、第2発光回路の端子42及び端子43に接続されるブリッジダイオード60が例示される。
第2発光回路にブリッジダイオード60を設けることで、第2発光回路の端子42及び端子43と、ソケット部における各端子とが逆に接続されても(第2発光回路の端子42とソケット部の副線用正極端子が接続され、第2発光回路の端子43とソケット部の副線用負極端子が接続される場合)、LED光源30からテール光を発光させることができる。
ただし、無極性化整流部60の態様はこれに限られず、無極性化整流作用を有する他の素子や回路であってもよい。ただし、無極性化整流部をブリッジダイオード60とする場合、ブリッジダイオード60は、単体で整流作用を有するダイオードを含むことから、LED光源30に印加され得る電圧を軽減することができる。また、ブリッジダイオード60は、シンプルな回路構成であり、コスト高騰を招かない点でも好ましい。なお、ツェナーダイオード52は、第2発光回路の端子42,43からLED光源30に対して逆電圧(負極性の過渡電圧等)が印加された場合の保護素子としても機能する。
次に、図2及び図3を参照して、車両用バルブ20における第1発光回路及び第2発光回路の作用を説明する。ここで、図2は、一般車種のソケット部に車両用バルブ20(口金部40)が差し込まれる場合の作用を説明するための回路図である。また、図3は、特殊車種のソケット部に車両用バルブ20(口金部40)が差し込まれる場合の作用を説明するための回路図である。
まず、図2を参照して、一般車種のソケット部に車両用バルブ20が差し込まれた場合の作用を説明する。ソケット部(一般車種)における各端子は、図2の上から、主線用正極端子71、副線用正極端子72、副線用負極端子73、主線用負極端子74のように配列する(この配列は、図5(a)の端子配列に対応する)。このとき、ソケット部(一般車種)の各端子と、車両用バルブ20における第1発光回路及び第2発光回路の各端子とが、図2に示されるように接続される。
すなわち、
(1)主線用正極端子71と第1発光回路の端子41とが接続する。
(2)副線用正極端子72と第2発光回路の端子42とが接続する。
(3)副線用負極端子73と第2発光回路の端子43とが接続する。
(4)主線用負極端子74と第1発光回路の端子44とが接続する。
なお、主線用正極端子71と副線用正極端子72は、車載バッテリーの正極側に接続される端子である。また、主線用負極端子74と副線用負極端子73は、車載バッテリーの負極側に接続される端子である。なお、この間の車両側のランプスイッチなどの説明は省略する。
なお、車両用バルブ20が一般車種のソケット部に差し込まれる場合、ソケット部の各端子と第1発光回路及び第2発光回路の各端子のこの接続態様を「正規」の接続態様と言う場合がある。
このとき、第1発光回路の電流は、符号C11で示されるように、端子41からダイオード51を通過してLED電流制御部を通りLED光源30に流れる。その後、C12で示されるように端子44へと流れ、ストップ光が発光される。
また、第2発光回路の電流は、符号C21で示されるように、ブリッジダイオード60を通過してLED光源30側に流れると共に、符号C22で示されるように、ブリッジダイオード60を通過して端子43に流れる。これにより、LED光源30に駆動電流が流れ、テール光が発光される。
なお、車両用バルブ20の口金部40が、これとは逆向きでソケット部(一般車種)に差し込まれた場合、車両用バルブ20を180°回転させることで、ソケット部における各端子と、第1発光回路及び第2発光回路の各端子とを正規の状態で接続させることができる。これにより、LED光源30から、ストップ光及びテール光が発光される。
次に、図3を参照して、特殊車種のソケット部に車両用バルブ20(口金部40)が差し込まれた場合の作用を説明する。ソケット部(特殊車種)における各端子は、図3の上から、主線用正極端子81、副線用負極端子82、副線用正極端子83、主線用負極端子84のように配列する(この配列は、図5(b)の端子配列に対応する)。ここで、ソケット部(特殊車種)の各端子と、第1発光回路及び第2発光回路の各端子とが、図3に示されるように接続される。
すなわち、
(1)主線用正極端子81と第1発光回路の端子41とが接続する。
(2)副線用負極端子82と第2発光回路の端子42とが接続する。
(3)副線用正極端子83と第2発光回路の端子43とが接続する。
(4)主線用負極端子84と第1発光回路の端子44とが接続する。
なお、主線用正極端子81と副線用正極端子83は、車載バッテリーの正極側に接続される端子である。また、主線用負極端子82と副線用負極端子84は、車載バッテリーの負極側に接続される端子である。
なお、車両用バルブ20が特殊車種のソケット部に差し込まれる場合、ソケット部の各端子と第1発光回路及び第2発光回路の各端子のこの接続態様を「正規」の接続態様と言う場合がある。
このとき、第1発光回路の電流は、符号C31で示されるように、端子41からダイオード51を通過してLED電流制御部を通りLED光源30に流れると共に、符号C32で示されるように、端子44に流れる。これにより、LED光源30に駆動電流が流れ、ストップ光が発光される。
また、第2発光回路の電流は、符号C41で示されるように、端子43からブリッジダイオード60を通過してLED光源30側に流れると共に、符号C42で示されるように、ブリッジダイオード60を通過して端子42に流れる。これにより、LED光源30に駆動電流が流れ、テール光が発光される。すなわち、第2発光回路において、ブリッジダイオード60により、印加電圧(電流)の方向に関わらず、LED光源30に電流が流れる。
本実施形態の第1発光回路及び第2発光回路によれば、車両用バルブ20が、一般車種及び特殊車種の双方のソケット部に差し込まれても、LED光源30からストップ光及びテール光を発光させることができる。これにより、汎用性が高く過度なコスト高騰を招かない車両用バルブ20を提供することができる。
なお、車両用バルブ20の口金部40が、これとは逆向きでソケット部(特殊車種)に差し込まれた場合、車両用バルブ20を180°回転させることで、ソケット部の各端子と、第1発光回路及び第2発光回路の各端子とを正規の状態で接続させることができる。
ところで、車両用バルブ20の態様は、前述のものに限れない。他の態様の例として、第1発光回路と第2発光回路が、共に無極性化整流部(例えば、ブリッジダイオード)を備える態様であってもよい。また、第1発光回路が無極性化整流部(例えば、ブリッジダイオード)を備え、第2発光回路が逆電圧保護部(例えば、少なくとも1つのダイオード)を備える態様であってもよい。
ただし、第1発光回路と第2発光回路が、共に無極性化整流部を備える態様は、第1発光回路と第2発光回路の双方に逆電圧保護機能(例えば、ダイオード)がないため、負極性の高電圧が印加されることによるLED光源30の損傷リスクが高まる。この点に関し、前述の態様(第1発光回路が逆電圧保護部を備え、第2発光回路が無極性化整流部を備える態様)が、当該態様(第1発光回路と第2発光回路が、共に無極性化整流部を備える態様)に比べて好ましい。
また、第1発光回路が無極性化整流部を備え、第2発光回路が逆電圧保護部を備える態様は、使用時間が長い(使用頻度が高い)ストップ光発光用の第1発光回路に逆電圧保護部を含まない。そのため、前述の態様(第1発光回路が逆電圧保護部を備え、第2発光回路が無極性化整流部を備える態様)に比べて、逆電圧によるLED光源30の損傷リスクが高まる。この点に関し、前述の態様(第1発光回路が逆電圧保護部を備え、第2発光回路が無極性化整流部を備える態様)が、当該態様(第1発光回路が無極性化整流部を備え、第2発光回路が逆電圧保護部を備える態様)に比べて好ましい。
これに対して、当該態様(第1発光回路が無極性化整流部を備え、第2発光回路が逆電圧保護部を備える態様)において、車両用バルブ20が正規とは逆にソケット部に差し込まれた場合、テール光は発光されないが、ストップ光は発光される。すなわち、当該態様(第1発光回路が無極性化整流部を備え、第2発光回路が逆電圧保護部を備える態様)において、ユーザーのブレーキペダルの押下を契機に発光されるストップ光は、車両用バルブ20の差し込み状態に関わらず発光される。そのため、車両用バルブ20がソケット部に正規に差し込まれたか否かの確認作業は、ユーザーの動作(例えば、ブレーキペダルの押下)を伴わずに視認可能なテール光の点消灯を確認すればよい。よって、車両用バルブ20がソケット部に正規に差し込まれたか否かをユーザー1人で確認することができる。この点に関し、当該態様が、前述の態様(第1発光回路が逆電圧保護部を備え、第2発光回路が無極性化整流部を備える態様)に比べて好ましい。
なお、例示した車両用バルブ20は、例えば、ストップ信号(ブレーキペダルの押下信号)の入力に基づき、主発光をテール光からストップ光に切り替える光切替回路等の他の回路を別途備えてもよい。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明した。ただし、前述の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定する趣旨で記載されたものではない。本発明には、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るものを含み得る。また、本発明にはその等価物が含まれる。
10… ストップ/テールランプ
20…車両用バルブ
30…LED光源
40…口金部
41,44…第1発光回路の端子
42,43…第2発光回路の端子
51…ダイオード
52…ツェナーダイオード
60…ブリッジダイオード
71~74…一般車種におけるソケット部の各端子
81~84…特殊車種におけるソケット部の各端子

Claims (4)

  1. LED光源と、
    LED光源からストップ光を発光させる第1発光回路と、
    LED光源からテール光を発光させる第2発光回路と、
    を備え、
    第1発光回路及び第2発光回路のうちの少なくとも一方は、無極性化整流部を備える
    ことを特徴とするウェッジ型車両用バルブ。
  2. 第1発光回路及び第2発光回路のうちの他方が、逆電圧保護部を備える
    請求項1に記載のウェッジ型車両用バルブ。
  3. 第1発光回路が、逆電圧保護部を備え、
    第2発光回路が、無極性化整流部を備える
    請求項1又は2に記載のウェッジ型車両用バルブ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のウェッジ型車両用バルブを備える
    ことを特徴とするストップ/テールランプ。
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