JP2010140723A - 車輌用スイッチシステム - Google Patents

車輌用スイッチシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2010140723A
JP2010140723A JP2008314628A JP2008314628A JP2010140723A JP 2010140723 A JP2010140723 A JP 2010140723A JP 2008314628 A JP2008314628 A JP 2008314628A JP 2008314628 A JP2008314628 A JP 2008314628A JP 2010140723 A JP2010140723 A JP 2010140723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
switch device
vehicle
ecu
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008314628A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Morioka
秀夫 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2008314628A priority Critical patent/JP2010140723A/ja
Publication of JP2010140723A publication Critical patent/JP2010140723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】スイッチ及び照明を有するスイッチ装置の回路規模の増大を抑制しつつ、車輌に配されるケーブル数を削減することができる車輌用スイッチシステムを提供する。
【解決手段】スイッチSW21及び照明用の発光ダイオードLED21を有するスイッチ装置20と、スイッチSW21の状態を検出して処理を行うECU10とを電力線5a、5bにて接続する。ECU10は電力線5a、5bを介してスイッチ装置20へ印加する電圧の高低を切り替えると共に、スイッチ装置20はECU10から高い電圧が印加された場合に発光ダイオードLED21が点灯する構成とする。またスイッチ装置20は、スイッチSW21のオン/オフに応じて流れる電流が増減する構成とし、ECU10は、スイッチ装置20を流れる電流を電流検知部15にて検知し、検知した電流が印加電圧に応じて定まる閾値を超えるか否かに応じてスイッチSW21の状態を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、夜間に視認性を高めるための照明を内蔵した車輌用のスイッチを有するスイッチ装置に対して、照明の点灯及びスイッチ状態の検出等を行う車輌用スイッチシステムに関する。
従来、車輌にはウインドウの開閉、ヘッドランプ及びルームランプ等のランプの点灯/消灯、ワイパーの作動、並びにオーディオ装置及びカーナビゲーション装置等の操作を行うための種々のスイッチが搭載されている。またこれらのスイッチを有するスイッチ装置には、夜間の視認性を高めること及びイルミネーション等を目的とした照明が内蔵されているものがある。スイッチ装置に内蔵された照明は、ヘッドランプに連動して点灯される構成としてあることが多い。
図13は、従来の車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。図において120は、スイッチSW121及び照明用の発光ダイオードLED121を有するスイッチ装置である。スイッチ装置120のスイッチSW121は、2端子間の接続/遮断を行う1接点のスイッチであり、一方の端子が接地電位に接続され、他方の端子がECU(Electronic Control Unit)110に接続されている。またスイッチ装置120の発光ダイオードLED121は、カソードが抵抗R121を介して接地電位に接続され、アノードがリレー103を介して12Vの電位に接続されている。
リレー103は、2端子間の接続/遮断を行うスイッチング素子であり、車輌に搭載されたヘッドランプ101の点灯スイッチ(図示は省略する)に連動して接続/遮断を行う。リレー103の一方の端子は12Vの電位に接続され、他方の端子はヘッドランプ101に接続されると共にスイッチ装置120の発光ダイオードLED121のアノードに接続されている。点灯スイッチがオンされた場合、リレー103は接続を行い、ヘッドランプ101は12Vの電圧が印加されて点灯すると共に、スイッチ装置120の発光ダイオードLED121が点灯する。これにより、ヘッドランプ101の点灯に連動して、スイッチ装置120の発光ダイオードLED121を点灯させることができる。またECU110は、スイッチ装置120のスイッチSW121のオン/オフを検出し、ユーザの操作に応じた種々の処理を行う。
近年、車輌に搭載される電子機器の数が増し、複数の機器の間でデータの送受信を行うための車内LAN(Local Area Network)などのネットワークが車輌に搭載されている。複数の機器へは、バッテリ及びオルタネータ等の電力供給源からの電力線を接続する必要があり、ネットワーク用の信号線を接続する必要があるため、車輌に配設する電力線及び信号線等のケーブルの数が増大している。しかし車輌の内部にケーブルを配設することができるスペースには限りがあり、また燃費の改善などを目的とした車輌の軽量化のために、車輌に配設するケーブルの数を削減することが求められている。
上述の図13に示した従来の車輌用スイッチシステムの場合、車輌のバッテリ又はヘッドランプ101の近傍に配されたリレー103から、運転席などの近傍に配されたスイッチ装置120の発光ダイオードLED121まで電力線を接続する必要がある。またスイッチ装置120を複数設ける必要がある場合(又は、スイッチ装置120が複数のスイッチSW121を有する場合)には、スイッチ装置120とECU110との間に複数のケーブルを接続する必要がある。よって図13に示した従来の車輌用スイッチシステムでは、車輌に配設するケーブルの数を削減することが難しいという問題があった。
ケーブル数の削減を実現するために、例えばPLC(Power Line Communication、電力線通信)の技術を適用することができる。PLCは、電力を供給するための電力線に通信用の信号を重畳し、通信線を用いることなくデータの送受信を行う技術である。この技術を適用することによって、車輌に配設する通信線の数を大幅に削減することができる。例えば、車輌にPLCによるネットワークを搭載したシステムが以下の特許文献1に記載されている。
特許文献1においては、車輌の各部に設置される車載装置に電源を供給する電源線ネットワークに設けられた電源コンセントを介して、外部機器を電源線ネットワークに接続することにより、車内通信システムへの外部の機器の接続、ひいては車内通信システムを利用した様々なアプリケーションの実現を可能とする外部機器接続方法が提案されている。この方法において、車載装置及び外部機器は、電源線ネットワークを介して信号の送受信を行う電源線通信インタフェース部を備えており、いずれも電源線ネットワークを介して電源供給を受けることで動作し、電源線ネットワークを介した電源線通信によりデータの共有、及び制御又は処理の連係等を行う。
また、図13に示した従来の車輌用スイッチシステムにPLC技術を適用する場合、ECU110及びスイッチ装置120にPLC用のインタフェース回路を搭載し、ECU110からスイッチ装置120へ電力供給を行うと共に、ECU110及びスイッチ装置120の間でデータの送受信を行う構成とすればよい。スイッチSW121のオン/オフ状態は、PLCによってスイッチ装置120からECU110へ通知することができる。またECU110がヘッドランプ101の点灯スイッチの状態を取得し、PLCによってスイッチ装置120へ通知することにより、スイッチ装置120がヘッドランプ101の点灯に連動して発光ダイオードLED121の点灯制御を行うことができる。
このように、PLC技術を適用した車輌用スイッチシステムでは、ECU110及びスイッチ装置120の間を電力線で接続するのみでよく、車輌に配設するケーブルの数を削減できる。リレー103及びスイッチ装置120を電力線で接続する必要はない。また、スイッチ装置120を複数備える場合であっても、複数のスイッチ装置120が1つの電力線を共有してECU110との通信を行う構成とすることができるため、車輌に配設するケーブルの数が増大することはない。
特開2004−336483号公報
しかしながら、電力線を介してデータの送受信を行う構成の場合、ECU110及びスイッチ装置120がそれぞれPLC用のインタフェース回路を搭載しなければならないという問題がある。PLC用のインタフェース回路は、データ送信を行う場合には送信信号を電力線に重畳する処理を行い、データ受信を行う場合には電力線に重畳された信号を抽出する処理を行うものであり、図13に示したスイッチ装置120のような簡単な回路と比較すると複雑な構成である。このため、スイッチ装置120にPLC用のインタフェース回路を搭載した場合には、スイッチ装置120の回路規模が増大し、装置サイズ及びコストが増大するという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、スイッチ及び照明を有するスイッチ装置の回路規模の増大を抑制しつつ、車輌に配されるケーブル数を削減することができる車輌用スイッチシステムを提供することにある。
本発明に係る車輌用スイッチシステムは、車輌に搭載されたスイッチ及び照明部を有するスイッチ装置と、該スイッチ装置のスイッチのオン/オフの状態を検出するスイッチ状態検出装置とを備える車輌用スイッチシステムにおいて、前記スイッチ装置及び前記スイッチ状態検出装置は電力線を介して接続され、前記スイッチ状態検出装置は、前記電力線を介して前記スイッチ装置へ電力を供給すると共に、電力供給により前記スイッチ装置に加わる電圧の高低を切り替える切替供給手段と、前記スイッチ装置を流れる電流の電流値及び/又は前記スイッチ装置での電圧降下を検知する検知手段とを有し、前記スイッチ装置は、前記切替供給手段の電力供給により高い電圧が加わった場合に前記照明部を点灯させる点灯手段を有し、前記スイッチのオン/オフに応じて前記スイッチ装置を流れる電流が変化するようにしてあり、前記スイッチ状態検出装置は、前記検知手段が検知した電流値及び/又は電圧降下が、前記スイッチ装置に加わる電圧に応じて定まる閾値を越えるか否かによって、前記スイッチの状態を検出するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る車輌用スイッチシステムは、前記スイッチ装置を複数備え、複数のスイッチ装置は並列に接続され、各スイッチ装置のスイッチのオン/オフに応じて各スイッチ装置を流れる電流が異なり、前記検知手段は、前記複数のスイッチ装置を流れる合計電流の電流値及び/又は前記複数のスイッチ装置での電圧降下を検知し、前記スイッチ状態検出装置は、前記検知手段が検知した合計電流の電流値及び/又は前記複数のスイッチ装置での電圧降下と、前記複数のスイッチ装置に加わる電圧に応じて定まる閾値とを比較し、比較結果に応じて前記スイッチの状態を検出するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る車輌用スイッチシステムは、前記複数のスイッチ装置が、複数の電力線によりデイジーチェーン方式で前記スイッチ状態検出装置に接続され、各スイッチ装置は、デイジーチェーン方式の接続を並列接続に変換するインタフェース部をそれぞれ有することを特徴とする。
また、本発明に係る車輌用スイッチシステムは、前記スイッチ状態検出装置が、前記スイッチ装置を流れる電流値を調整する調整手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る車輌用スイッチシステムは、前記切替供給手段が、前記車輌のランプのオン/オフに応じて、前記スイッチ装置に加わる電圧の高低を切り替えるようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、スイッチ及び照明部を有するスイッチ装置と、スイッチの状態を検出して処理を行うスイッチ状態検出装置とを電力線で接続する。スイッチ状態検出装置は電力線を介してスイッチ装置へ電圧又は電流を印加することで電力供給を行うと共に、電力供給によってスイッチ装置に加わる電圧の高低を切り替えることができる構成としておく。スイッチ装置は、スイッチ状態検出装置の電力供給により高い電圧が加わった場合に照明部が点灯する回路構成としておく。これによりスイッチ状態検出装置は、スイッチ装置に加わる電圧の高低を切替制御しながら電力供給を行うことでスイッチ装置の照明部の点灯/消灯を制御することができる。
また、スイッチ装置はスイッチのオン/オフに応じて、スイッチ装置に流れる電流が増減する構成としておく。スイッチ状態検出装置は、スイッチ装置を流れる電流及び/又はこの電流によりスイッチ装置にて生じる電圧降下を検知し、検知結果に応じてスイッチのオン/オフ状態を検出する。このとき、スイッチ状態検出装置が切替制御しながら電力供給を行い、スイッチ装置に加わる電圧の高低が切り替わるため、スイッチ装置を流れる電流の電流値及び/又は電圧降下の量は増減する。このため、スイッチ装置に加わる電圧に応じて定まる閾値と、検出した電流値及び/又は電圧降下とを比較することによって、スイッチ状態検出装置はスイッチ装置が有するスイッチのオン/オフ状態を判断することができる。なお比較する閾値は、回路の温度特性などを考慮して、予め測定又はシミュレーション等により決定し、スイッチ状態検出装置のメモリに記憶しておくことができる。
よって、スイッチ状態検出装置及びスイッチ装置の間には通信用の信号線が必要なく、電力線を配するのみでスイッチ状態検出装置はスイッチ装置の照明部の点灯/消灯を制御でき、スイッチのオン/オフ状態を検出することができる。
また、本発明においては、スイッチ装置を複数備える場合、複数のスイッチ装置を並列に接続してスイッチ状態検出装置による電力供給を行い、各スイッチ装置には等しい電圧が加わる構成としておく。また複数のスイッチ装置は、スイッチのオン/オフに応じて流れる電流値がそれぞれ異なる構成としておく。スイッチ状態検出装置は、複数のスイッチ装置に流れる合計電流の電流値及び/又は複数のスイッチ装置による電圧降下を検知し、検知結果に応じて各スイッチ装置のスイッチのオン/オフ状態を検出する。各スイッチ装置を流れる電流の量が異なることから、複数のスイッチが同時に操作された場合であっても、スイッチ状態検出装置は検知した電流値及び/又は電圧降下と、閾値とを比較することによって、操作されたスイッチがいずれであるかを判断することができる。
また、本発明においては、複数のスイッチ装置をスイッチ状態検出装置に接続する場合に、第1の電力線を介して1番目のスイッチ装置をスイッチ状態検出装置に接続し、第2の電力線を介して2番目のスイッチ装置を1番目のスイッチ装置に接続し、…、第Nの電力線を介してN番目のスイッチ装置を(N−1)番目のスイッチ装置に接続する数珠つなぎの接続方式、即ちデイジーチェーン方式で接続する。ただし、各スイッチ装置には、デイジーチェーン方式を上述の並列接続に変換するインタフェース部を設ける。これにより、スイッチ状態検出装置が上述のように各スイッチ装置の照明部の点灯制御及びスイッチの状態検出を行うことができると共に、車載スイッチシステムに対するスイッチ装置の追加及び削除を容易化することができる。
また、本発明においては、スイッチ装置を流れる電流の電流値を調整する調整手段をスイッチ状態検出装置に設ける。調整手段は、例えばスイッチ装置からスイッチ状態検出装置への電流経路又はスイッチ状態検出装置からスイッチ装置への電流経路中に、電流を制限する抵抗を配し、この抵抗を可変抵抗とすることで実現できる。スイッチ装置を流れる電流値を調節することによって、スイッチ装置の照明部の発光量を調節することができる。
また、本発明においては、ヘッドランプなどの車輌のランプのオン/オフに応じて、スイッチ装置に加わる電圧の高低が切り替わるようにスイッチ状態検出装置が電力供給を行う。これにより、車輌のランプの点灯/消灯に連動してスイッチ装置の照明部を点灯/消灯させることができる。
本発明による場合は、スイッチ状態検出装置がスイッチ装置に加わる電圧の高低が切り替わるように電力供給を行い、高い電圧が加わった場合にスイッチ装置の照明部が点灯する構成とすることにより、スイッチ状態検出装置は通信線などを介さず電力線のみを介してスイッチ装置の照明部の点灯/消灯を制御することができる。また、スイッチのオン/オフに応じてスイッチ装置を流れる電流が変化する構成とし、スイッチ状態検出装置がこの電流の電流値及び/又はスイッチ装置における電圧降下を検知し、検知結果に応じてスイッチ状態を検出する構成とすることにより、スイッチ状態検出装置は通信線などを介さず電力線のみを介してスイッチ装置のスイッチ状態を検出することができる。よって、スイッチ装置及びスイッチ状態検出装置は電力線で接続するのみでスイッチ状態の検出及び照明部の点灯制御を行うことができるため、車輌に配されるケーブルの数を削減することができる。また、PLCの技術を利用する場合と比較して、スイッチ装置及びスイッチ状態検出装置の回路規模の増大を抑制することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。図において20は、図示しない車輌の運転席近傍などに配されてユーザの操作を受け付けるスイッチSW21を有するスイッチ装置である。また図において10は、車輌の適所に配されて種々の車載機器の制御処理などを行うECUであり、本発明のスイッチ状態検出装置に相当するものである。なお図1においては、ECU10はスイッチ状態の検出に係る回路のみ図示してある。
ECU10及びスイッチ装置20は電力線5a、5bにて接続されている。詳しくは、ECU10は電力線5a、5bを接続するための端子10a、10bを有し、同様にスイッチ装置20は端子20a、20bを有しており、ECU10の端子10a及びスイッチ装置20の端子20aが電力線5aを介して接続され、ECU10の端子10b及びスイッチ装置20の端子20bが電力線5bを介してそれぞれ接続されている。なお、電力線5aが高電位側(電源電位側)であり、電力線5bが低電位側(接地電位側)である。
ECU10は、端子10aから電力線5aを介してスイッチ装置20へ5V又は12Vの電圧を切り替えて印加するための切替スイッチSW11を有している。ECU10は、車輌のバッテリ及びオルタネータ等の電力供給源から12Vの電力が供給されており、図示しない電源回路にて12Vの電圧を5Vの電圧に変換することができる。切替スイッチSW11は、1回路2接点のスイッチであり、5V及び12Vの入力電圧からいずれか一方を切り替えて出力することができ、その出力端子はECU10の端子10aに接続されている。なお切替スイッチSW11は、車輌のヘッドランプが点灯しているか否かに応じて切り替えが行われ、ヘッドランプが点灯している場合に12Vの電圧を出力し、ヘッドランプが点灯していない場合に5Vの電圧を出力するようにしてある。
また、ECU10の端子10a及び10bは抵抗R11を介して接続されており、端子10bは直列接続された電流検知部15及び抵抗R12を介して接地電位に接続されている。なお抵抗R11の抵抗値は、R12の抵抗値より十分に大きく、且つ、スイッチ装置20全体での抵抗値より十分に大きい値を設定する。例えば、抵抗R11の抵抗値を100kΩとし、抵抗R12の抵抗値を10Ωとする。
スイッチ装置20のスイッチSW21は、例えばプッシュボタン型などの1回路1接点のスイッチであり、一側が端子20aに接続され、他側が抵抗R22を介して端子20bに接続されている。即ち、スイッチSW21を接続させることによって、端子20aと端子20bとを抵抗R22を介して接続することができ、これにより端子20aから端子20bへ電流が流れる。なお抵抗R22の抵抗値は、ECU10の抵抗R11の抵抗値より小さい値を設定する。例えば、抵抗R22の抵抗値を4kΩとする。
また、スイッチ装置20は、夜間などにスイッチSW21及びその周囲を照らして視認性を高めるための照明として発光ダイオードLED21を内蔵している。よって、図示は省略するが、スイッチ装置20の筐体には発光ダイオードLED21が発することができるように、光を透過する部分が設けてある。
スイッチ装置20の端子20aにはツェナーダイオードZD21のカソードが接続され、ツェナーダイオードZD21のアノードには発光ダイオードLED21のアノードが接続され、発光ダイオードLED21のカソードは抵抗R21を介して端子20bに接続されている。また抵抗R21と並列にツェナーダイオードZD22が接続されており、ツェナーダイオードZD22のカソードが発光ダイオードLED21のカソードに接続され、ツェナーダイオードZD22のアノードが端子20bに接続されている。
ツェナーダイオードZD21は、アノード−カソード間の電圧(逆電圧)がツェナー電圧を超えた場合にカソードからアノードへ逆方向の電流を流す素子である。上述のようにスイッチ装置20の端子部20aにはECU10から5V又は12Vの電圧が印加されるが、スイッチ装置20ではツェナーダイオードZD21のツェナー電圧及び抵抗R21の抵抗値を適切に調整することによって、5Vの電圧が印加された場合にはツェナーダイオードZD21がオンせずに電流を流さず、12Vの電圧が印加された場合にツェナーダイオードZD21がオンして電流を流すようにしてある。例えば、ツェナーダイオードZD21のツェナー電圧が4.7Vの場合、抵抗R21の抵抗値を500Ωとすることができる。またツェナーダイオードZD22は、電圧安定化のためのものであり、ツェナー電圧は4.7Vとする。
図2は、本発明に係る車輌用スイッチシステムのECU10の構成を示すブロック図である。ECU10は、図1に示した切替スイッチSW11及び電流検知部15の他に、制御部11、通信部12、記憶部13及び電源回路14等を有している。制御部11は、具体的にはCPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)等の処理装置で構成されるものであり、記憶部13に記憶されたプログラムを実行することによって、ECU10内の各部の制御処理及び種々の演算処理等を行う。
通信部12は、車輌に搭載された車内LANなどのネットワークNWを介して他の機器との通信を行うものであり、例えば車輌のヘッドランプの点灯/消灯をユーザが切り替えるための点灯スイッチ9の状態をネットワークNWを介して取得し、制御部11へ通知することができる。
記憶部13は、マスクROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)又はフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ素子で構成されており、制御部11にて実行されるプログラム及び処理の過程で用いられる種々のデータ等が予め記憶されている。特に、本発明においては、ECU10の記憶部13には、スイッチ装置20のスイッチSW21の状態を判定する際に用いる閾値テーブル13aが予め記憶されている。
電源回路14は、車輌に搭載されたバッテリ及びオルタネータ等で構成される電力供給部7に電力線を介して接続されており、電力供給部7から約12Vの電力が供給されている。電源回路14は、電力供給部7からの約12Vの電圧を5Vに変換する機能を有しており、切替スイッチSW11に安定した5V及び12Vの電圧を出力する。
上述のように、切替スイッチSW11は、スイッチ装置20と電力線5aを介して接続され、スイッチ装置20に5V又は12Vの電圧を切り替えて印加する。切替スイッチSW11の切り替えは制御部11によって行われ、制御部11は通信部12により取得した点灯スイッチ9の状態に応じて切替スイッチSW11の切り替え制御を行う。即ち、点灯スイッチ9がオンされてヘッドランプが点灯している場合、スイッチ装置20に12Vの電圧が印加されるように、制御部11は切替スイッチSW11を切り替える。また点灯スイッチ9がオフされてヘッドランプが消灯している場合、スイッチ装置20に5Vの電圧が印加されるように、制御部11は切替スイッチSW11を切り替える。
電流検知部15は、スイッチ装置20に流れる電流値を検知し、検知結果を制御部11へ通知する。検知結果を通知された制御部11は、検知された電流値と、記憶部13の閾値テーブル13aに記憶された閾値とを比較し、比較結果に応じてスイッチ装置20のスイッチSW21のオン/オフ状態を検出する処理を行う。また制御部11は、検出したスイッチSW21のオン/オフ状態に応じてユーザ操作による指示を受け付け、この指示に応じた処理を行うことができる。
図3は、本発明の実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムのECU10が行うスイッチ状態検出処理を説明するための模式図であり、(a)にはスイッチ装置20のスイッチSW21の状態とこの状態で電流検知部15が検知する電流値との一例を表として示し、(b)には記憶部13に記憶された閾値テーブル13aの一例を示してある。なお、(a)に示す電流値はシミュレーションにより取得した値であり、この値を基に(b)に示す閾値テーブル13aを作成した。
上述のように、図1及び図2に示した構成の車輌用スイッチシステムでは、ECU10が5Vの電圧をスイッチ装置20に印加したとき、ツェナーダイオードZD21はオンしないため発光ダイオードLED21は点灯しない。またこのときにスイッチ装置20のスイッチSW21がオフ(遮断状態)の場合、スイッチ装置20には電流が流れず、ECU10の電流検知部15が検知する電流値は0mAである。(なお、実際にはECU10の抵抗R11に電流が流れるが、微量であるためここでは考慮しない。)
またECU10が5Vの電圧を印加しているときに、スイッチ装置20のスイッチSW21がオン(接続状態)の場合、スイッチ装置20には端子20aから抵抗R22を介して端子20bへ電流が流れ、ECU10の電流検知部15にて検知される。この場合に電流検知部15にて検知される電流値は、例えば1.2mAである。
即ち、スイッチ装置20のスイッチSW21がオフの場合にはECU10の電流検知部15にて0mAの電流が検知され、スイッチSW21がオンの場合には電流検知部15にて1.2mAの電流が検知される。よって、スイッチSW21のオン/オフを判定する閾値を例えば0.6mAと設定することができる。ECU10の閾値テーブル13aには、スイッチ装置20へ5Vの電圧印加を行ったときの閾値として0.6mAを記憶しておき、電流検知部15にて検知された電流値と比較することにより、制御部11は、検知電流が0.6mAを超えない場合にはスイッチ装置20のスイッチSW21がオフ状態であることを検出でき、検知電流が0.6mAを超える場合にはスイッチSW21がオン状態であることを検出できる。
ECU10が12Vの電圧をスイッチ装置20に印加したとき、ツェナーダイオードZD21がオンして発光ダイオードLED21に電流が流れ、発光ダイオードLED21は点灯する。またこのときにスイッチ装置20のスイッチSW21がオフの場合には、スイッチ装置20に流れる電流は発光ダイオードLED21に流れる電流のみである。この場合にECU10の電流検知部15にて検知される電流値は、例えば6.9mAである。
またECU10が12Vの電圧を印加しているときに、スイッチ装置20のスイッチSW21がオンの場合、スイッチ装置20には端子20aから抵抗R22を介して端子20bへ電流が流れる。よって、スイッチ装置20に流れる電流は、発光ダイオードLED21を流れる電流と、抵抗R22を流れる電流との合計であり、この合計電流がECU10の電流検知部15にて検知される。この場合にECU10の電流検知部15にて検知される電流値は、例えば9.6mAである。
即ち、スイッチ装置20のスイッチSW21がオフの場合にはECU10の電流検知部15にて6.9mAの電流が検知され、スイッチSW21がオンの場合には電流検知部15にて9.6mAの電流が検知される。よって、スイッチSW21のオン/オフを判定する閾値を例えば8.3mAと設定することができる。ECU10の閾値テーブル13aには、スイッチ装置20へ12Vの電圧印加を行ったときの閾値として8.3mAを記憶しておき、電流検知部15にて検知された電流値と比較することにより、制御部11は、検知電流が8.3mAを超えない場合にはスイッチ装置20のスイッチSW21がオフ状態であることを検出でき、検知電流が8.3mAを超える場合にはスイッチSW21がオン状態であることを検出できる。
図4は、本発明に係る車輌用スイッチシステムのECU10が行うスイッチ状態検出処理の手順を示すフローチャートであり、制御部11が行う処理である。ECU10の制御部11は、まず、通信部12にて取得した点灯スイッチ9のオン/オフ状態に基づいて車輌のヘッドランプが点灯しているか否かを判定する(ステップS1)。
ヘッドランプが点灯している場合(S1:YES)、制御部11は、切替スイッチSW11を制御してスイッチ装置20へ12Vの電圧を印加し(ステップS2)、記憶部13の閾値テーブル13aから12V印加を行う場合の閾値(8.3mA)を取得する(ステップS3)。ヘッドランプが点灯していない場合(S1:NO)、制御部11は、切替スイッチSW11を制御してスイッチ装置20へ5Vの電圧を印加し(ステップS4)、記憶部13の閾値テーブル13aから5V印加を行う場合の閾値(0.6mA)を取得する(ステップS5)。
ステップS3又はS5にて閾値を取得した後、制御部11は、電流検知部15にてスイッチ装置20を流れる電流を検知し(ステップS6)、検知した電流が取得した閾値を越えるか否かを判定する(ステップS7)。検知電流が閾値を超える場合(S7:YES)、制御部11は、スイッチ装置20のスイッチSW21がオン状態であることを検出し(ステップS8)、処理を終了する。検知電流が閾値を超えない場合(S7:NO)、制御部11は、スイッチSW21がオフ状態であることを検出し(ステップS9)、処理を終了する。なおECU10は、車輌のイグニッションスイッチ又はアクセサリスイッチ等がオンであるときには、図4のフローチャートに示す処理を繰り返し行っている。
以上の構成の車輌用スイッチシステムにおいては、スイッチSW21及び照明用の発光ダイオードLED21を有するスイッチ装置20と、スイッチSW21の状態を検出して処理を行うECU10とを電力線5a、5bにて接続し、ECU10は電力線5a、5bを介してスイッチ装置20へ印加する電圧の高低を切り替える構成とすると共に、スイッチ装置20はECU10から高い電圧が印加された場合に発光ダイオードLED21が点灯する回路構成とすることにより、ECU10は、通信線を介することなく、PLCの技術などを用いることなく、電力線5a、5bを介してスイッチ装置20の発光ダイオードLED21の点灯/消灯を制御することができる。
また、スイッチ装置20は、スイッチSW21のオン/オフに応じて抵抗R22を介した電流が流れるか否かが切り替わる構成、即ちスイッチ装置20に流れる電流が増減する構成とし、ECU10は、スイッチ装置20を流れる電流を電流検知部15にて検知し、検知した電流が閾値テーブル13aから取得した閾値を超えるか否かに応じてスイッチSW21の状態を検出する構成とすることにより、ECU10は、通信線を介することなく、PLCの技術などを用いることなく、電力線5a、5bを介してスイッチ装置20のスイッチSW21の状態を検出することができる。
よって、ECU10及びスイッチ装置20を電力線5a、5bで接続するのみで、ECU10が照明用の発光ダイオードLED21の点灯制御及びスイッチSW21の状態検出を行うことができるため、車輌に配するケーブルの数を削減することができる。また、PLC技術を利用する場合と比較して、ECU10及びスイッチ装置20の回路規模の増大を抑制することができる。
また、ECU10が通信部12により点灯スイッチ9の状態を取得することによって、車輌のヘッドランプのオン/オフの状態を取得し、ヘッドランプのオン/オフに応じて切替スイッチSW11を切り替えてスイッチ装置20に印加する電圧を切り替える構成とすることにより、車輌のヘッドランプの点灯/消灯に連動してスイッチ装置20の発光ダイオードLED21を点灯/消灯させることができる。
なお、本実施の形態においては、ECU10がスイッチ装置20に電圧を印加する構成としたが、これに限るものではなく、電流を印加する構成としてもよい。また、ECU10はスイッチ装置20を流れる電流の電流値を電流検知部15にて検知する構成としたが、これに限るものではなく、抵抗R12の両端に加わる電圧、即ちスイッチ装置20を流れる電流により生じる電圧を検知する構成としてもよく、スイッチ装置20における電圧降下を検知する構成としてもよい。また例示した抵抗値及びツェナー電圧等の数値は一例であって、これに限るものではない。同様に、図3に示した電流値及び閾値は一例であって、これに限るものではない。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。実施の形態2に係る車輌用スイッチシステムのECU210は、実施の形態1のECU10と略同じ構成であるが、電源回路14から3V及び12Vの電圧が与えられており、切替スイッチSW11の切り替えによりスイッチ装置220へ3V又は12Vの電圧を印加する。また、ECU210の抵抗R12の抵抗値は200Ωとする。
実施の形態2に係る車輌用スイッチシステムのスイッチ装置220のスイッチSW21は、一端が端子20aに接続され、他端が抵抗R22を介して端子20bに接続されている。スイッチ装置220の端子20aには発光ダイオードLED21のアノードが接続され、発光ダイオードLED21のカソードはNPN型のバイポーラトランジスタTR221のコレクタに接続されている。バイポーラトランジスタTR221のエミッタは抵抗R21を介して端子20bに接続されている。また、スイッチ装置220の端子20aにはツェナーダイオードZD221のカソードが接続され、ツェナーダイオードZD221のアノードはバイポーラトランジスタTR221のベースとツェナーダイオードZD222のカソードに接続されている。ツェナーダイオードZD222のアノードは端子20bに接続されている。また、抵抗R21の抵抗値を500Ωとし、抵抗R22の抵抗値を2kΩとし、ツェナーダイオードZD221のツェナー電圧を4.7Vとし、ツェナーダイオードZD222のツェナー電圧を6.2Vとする。
ECU210がスイッチ装置220へ3Vの電圧を印加した場合、ツェナーダイオードZD221及びZD222はオンせず、バイポーラトランジスタTR221がオンしないため、発光ダイオードLED21に電流が流れず、点灯しない。ECU210が12Vの電圧を印加した場合、ツェナーダイオードZD221及びZD222がオンして電流が流れ、バイポーラトランジスタTR221のベースからエミッタへ電流が流れるため、バイポーラトランジスタTR221がオンし、発光ダイオードLED21に電流が流れて点灯する。よってECU210は、切替スイッチSW11を切り替えてスイッチ装置220へ印加する電圧を切り替えることによって、電力線5a、5bを介してスイッチ装置220の発光ダイオードLED21の点灯/消灯を制御することができる。
図6は、本発明の実施の形態2に係る車輌用スイッチシステムのECU210が行うスイッチ状態検出処理を説明するための模式図であり、(a)にはスイッチ装置220のスイッチSW21の状態とこの状態で電流検知部15が検知する電流値との一例を表として示し、(b)には記憶部13に記憶された閾値テーブル13aの一例を示してある。なお、(a)に示す電流値はシミュレーションにより取得した値であり、この値を基に(b)に示す敷地テーブル13aを作成した。
上述のように、ECU210が3Vの電圧をスイッチ装置220に印加したとき、バイポーラトランジスタTR221がオンしないため発光ダイオードLED21は点灯しない。またこのときにスイッチ装置220のスイッチSW21がオフの場合、スイッチ装置220には電流が流れず、ECU210の電流検知部15が検知する電流値は0mAである。またECU210が3Vの電圧を印加しているときに、スイッチ装置220のスイッチSW21がオンの場合、推知装置220には端子20aから抵抗R22を介して端子20bへ電流が流れ、ECU210の電流検知部15にて検知される。この場合に電流検知部15にて検知される電流値は1.6mAである。
即ち、スイッチ装置220のスイッチSW21がオフの場合にはECU210の電流検知部15にて0mAの電流が検知され、スイッチSW21がオンの場合には電流検知部15にて1.6mAの電流が検知される。よって、スイッチSW21のオン/オフを判定する閾値を例えば0.8mAと設定することができる。ECU210の閾値テーブル13aには、スイッチ装置220へ3Vの電圧印加を行ったときの閾値として0.8mAを記憶しておき、電流検知部15にて検知された電流値と比較することにより、制御部11は、検知電流が0.8mAを超えない場合にはスイッチ装置220のスイッチSW21がオフ状態であることを検出でき、検知電流が0.8mAを超える場合にはスイッチSW21がオン状態であることを検出できる。
ECU210が12Vの電圧を印加したとき、バイポーラトランジスタTR221がオンして発光ダイオードLED21に電流が流れ、発光ダイオードLED21は点灯する。またこのときにスイッチ装置220のスイッチSW21がオフの場合には、スイッチ装置220を流れる電流は発光ダイオードLED21及び抵抗R21を流れる電流と、ツェナーダイオードZD221及びZD222を流れる電流との合計電流のみである。この場合にECU210の電流検知部15にて検知される電流値は、10.8mAである。
またECU210が12Vの電圧を印加しているときに、スイッチ装置210のスイッチSW21がオンの場合、スイッチ装置220には端子20aから抵抗R22を介して端子20bへ電流が流れる。よって、スイッチ装置220に流れる電流は、発光ダイオードLED21及び抵抗R21を流れる電流と、ツェナーダイオードZD221及びZD222を流れる電流と、抵抗R22を流れる電流との合計であり、この合計電流がECU210の電流検知部15にて検知される。この場合にECU210の電流検知部15にて検知される電流値は、例えば14.7mAである。
即ち、スイッチ装置220のスイッチSW21がオフの場合にはECU210の電流検知部15にて10.8mAの電流が検知され、スイッチSW21がオンの場合には電流検知部15にて14.7mAの電流が検知される。よって、スイッチSW21のオン/オフを判定する閾値を例えば12.8mAと設定することができる。ECU10の閾値テーブル13aには、スイッチ装置220へ12Vの電圧印加を行ったときの閾値として12.8mAを記憶しておき、電流検知部15にて検知された電流値と比較することにより、制御部11は、検知電流が12.8mAを超えない場合にはスイッチ装置220のスイッチSW21がオフ状態であることを検出でき、検知電流が12.8mAを超える場合にはスイッチSW21がオン状態であることを検出できる。
以上の構成の実施の形態2に係る車輌用スイッチシステムにおいては、実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムと同様の効果を得ることができる。なお、実施の形態2に係る車輌用スイッチシステムのその他の構成は、実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムの構成と同様であるため、同様の箇所には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムのECU10は、実施の形態1のECU10と略同じ構成である。また実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムは、それぞれが実施の形態1のスイッチ装置20と略同じ回路構成をなす3つのスイッチ装置320a〜320cを備えている。
各スイッチ装置320a〜320cは、スイッチSW321a〜SW321cとこれに直列に接続された抵抗R322a〜322cとをそれぞれ有している。各スイッチ装置320a〜320cが有する抵抗R322a〜322cの抵抗値はそれぞれ異なる。例えば、スイッチ装置320aの抵抗R322aの抵抗値は1kΩであり、スイッチ装置320bの抵抗R322bの抵抗値は2kΩであり、スイッチ装置320cの抵抗R322cの抵抗値は4kΩである。
また、各スイッチ装置320a〜320cの端子20aは電力線5aを介してECU10の端子10aに接続され、各スイッチ装置320a〜320cの端子20bは電力線5bを介してECU10の端子10bに接続されている。即ち、3つのスイッチ装置320a〜320cは、ECU10の端子10a及び10bの間に並列に接続されている。これにより、ECU10は3つのスイッチ装置320a〜320cに等しく電圧印加を行うことができる。
ECU10が5Vの電圧をスイッチ装置320a〜320cに印加したとき、ツェナーダイオードZD21はオンしないため、いずれの発光ダイオードLED21も点灯しない。ECU10が12Vの電圧をスイッチ装置320a〜320cに印加したとき、ツェナーダイオードZD21がオンして発光ダイオードLED21に電流が流れ、全ての発光ダイオードLED21が点灯する。
また、ECU10は、3つのスイッチ装置320a〜320cを流れる電流の合計を電流検知部15にて検知することができ、検知した合計電流に応じて各スイッチSW321a〜321cのオン/オフの状態を検出する。図8及び図9は、本発明の実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムのECU10が行うスイッチ状態検出処理を説明するための模式図であり、図8にはスイッチ装置320a〜320cのスイッチSW321a〜SW321cの状態とこの状態で電流検知部15が検知する電流値との一例を表として示し、図9には記憶部13に記憶された閾値テーブル13aの一例を示してある。
図示のように、3つのスイッチSW321a〜321cのオン/オフの組み合わせは8通りあるが、ECU10によるスイッチ装置320a〜320cへの印加電圧が5V又は12Vのいずれであっても、各スイッチ装置320a〜320cの抵抗R322a〜322cの抵抗値が異なるため、各組み合わせにおいて電流検知部15が検知する合計電流は値が異なる。よって、8通りの組み合わせを分別するための7つの閾値を印加電圧毎に定めておき、閾値テーブル13aとして記憶部13に予め記憶しておくことができる。
ECU10は、印加電圧に応じて定められた7つの閾値を読み出し、電流検知部15が検知した電流値と比較し、7つの閾値で分けられる8つの電流値範囲のいずれに含まれるかを判断することによって、3つのスイッチSW321a〜321cのオン/オフの組み合わせを検出することができる。
例えば、ECU10が5Vの電圧を印加しているときに電流検知部15にて3.2mAの電流が検知された場合、検知電流は閾値3.0を超え、且つ、閾値4.0を超えないことから、スイッチSW321aはオフ状態であり、スイッチSW321bはオン状態であり、スイッチSW321cはオン状態であることが検出される。また例えば、ECU10が12Vの電圧を印加しているときに電流検知部15にて32.3mAの電流が検知された場合、検知電流は閾値31.5を超え、且つ、閾値34.0を超えないことから、スイッチSW321aはオン状態であり、スイッチSW321bはオフ状態であり、スイッチSW321cはオン状態であることが検出される。
以上の構成の実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムは、複数のスイッチ装置320a〜320cを並列に接続すると共に、各スイッチ装置320a〜320cの抵抗R322a〜R322cの抵抗値を異なる値に設定して、スイッチSW321a〜SW321cがオンされた場合に各スイッチ装置320a〜320cを異なる量の電流が流れる構成とすることにより、ECU10と複数のスイッチ装置320a〜320cとの間を電力線5a、5bで接続するのみで、ECU10が全てのスイッチ装置320a〜320cの発光ダイオードLED21の点灯制御を行うことができ、各スイッチSW321a〜321cのオン/オフの状態検出を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、車輌用スイッチシステムが3つのスイッチ装置320a〜320cを備える構成としたが、これに限るものではなく、2つ又は4つ以上のスイッチ装置を備える構成としてもよい。
なお、実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムのその他の構成は、実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムの構成と同様であるため、同様の箇所には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態4)
図10は、本発明の実施の形態4に係る車輌用スイッチシステムの構成を示すブロック図である。実施の形態4に係る車輌用スイッチシステムは、実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムと同様に、3つのスイッチ装置420a〜420cを備えている。また、実施の形態4に係る車輌用スイッチシステムのECU10及び閾値テーブル13aは、実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムのECU10及び閾値テーブル13aと同じである。
実施の形態4のスイッチ装置420a〜420cは、実施の形態3のスイッチ装置320a〜320c(以下、本体部320a〜320cという)にI/F(インタフェース)部430を装着したものである。スイッチ装置420a〜420cは、電力線を接続するための4つの端子部421a〜421dを有している。I/F部430は、本体部320a〜320cの端子20aを、スイッチ装置420a〜420cの端子421a及び421cに接続すると共に、本体部320a〜320cの端子20bを、スイッチ装置420a〜420cの端子421b及び421dに接続する。
実施の形態4に係る車輌用スイッチシステムは、ECU10及びスイッチ装置420aを電力線5a、5bにて接続し、スイッチ装置420a及び420bを電力線5c、5dにて接続し、スイッチ装置420b及び420cを電力線5e、5fにて接続する、即ちECU10に3つのスイッチ装置420a〜420cをデイジーチェーン方式で接続することにより構成されている。詳しくは、ECU10の端子10a及びスイッチ装置420aの端子421aを電力線5aにて接続し、ECU10の端子10b及びスイッチ装置420aの端子421bを電力線5bにて接続している。また、スイッチ装置420aの端子421c及びスイッチ装置420bの端子421aを電力線5cにて接続し、スイッチ装置420aの端子421d及びスイッチ装置420bの端子421bを電力線5dにて接続している。同様に、スイッチ装置420bの端子421c及びスイッチ装置420cの端子421aを電力線5eにて接続し、スイッチ装置420bの端子421d及びスイッチ装置420cの端子421bを電力線5fにて接続している。
図示のように複数のスイッチ装置420a〜420cをECU10にデイジーチェーン方式で接続した場合であっても、I/F部430により各スイッチ装置420a〜420cの本体部320a〜320cの端子20aはECU10の端子10aに接続され、本体部320a〜320cの端子20bはECU10の端子10bに接続される。よって、複数の本体部320a〜320cはECU10の端子10a及び10bの間に並列に接続されるため、図10に示した実施の形態4に係る車輌用スイッチシステムは、図7に示した実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムと等価である。即ち、各スイッチ装置420a〜420cが有するI/F部430は、デイジーチェーン方式の接続を並列接続に変換することができる。
以上の構成の実施の形態4に係る車輌用スイッチシステムは、各スイッチ装置420a〜420cがI/F部430を有することによって、ECU10に複数のスイッチ装置420a〜420cをデイジーチェーン方式で接続することができるため、スイッチ装置の増設が容易である。例えば、図10に示した車輌用スイッチシステムにスイッチ装置を1つ追加する場合、スイッチ装置420cの端子421c及び421dに電力線を介して新たなスイッチ装置を接続すればよい。
なお、実施の形態4に係る車輌用スイッチシステムのその他の構成は、実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムの構成と同様であるため、同様の箇所には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態5)
図11は、本発明の実施の形態5に係る車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。実施の形態5に係る車輌用スイッチシステムのスイッチ装置20は、実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムのスイッチ装置20と同じ構成である。また、実施の形態5に係る車輌用スイッチシステムのECU510は、実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムのECU10が有する抵抗R12を可変抵抗R512に置き換えた構成である。
ECU510は、可変抵抗R512の抵抗値を例えば10Ω、50Ω、90Ω、130Ω又は170Ωのように5段階に変更させる。可変抵抗R512はスイッチ装置20(及び抵抗R11)に直列に接続されているため、ECU510は可変抵抗R512の抵抗値を変更することによってスイッチ装置20を流れる電流の量を増減することができる。よって、スイッチ装置20の発光ダイオードLED21に流れる電流の量を増減することができ、発光ダイオードLED21の光量を調整することができる。なお可変抵抗R512の抵抗値の変更は、ユーザの操作に応じてECU510が行ってもよく、車内の明るさを検知するセンサをECU510に設け、センサの検知結果に応じてECU510が行ってもよく、その他の方法で行ってもよい。
図12は、本発明の実施の形態5に係る車輌用スイッチシステムのECU510が行うスイッチ状態検出処理を説明するための模式図であり、(a)にはスイッチ装置20のスイッチSW21の状態とこの状態で電流検知部15が検知する電流値との一例を表として示し、(b)には記憶部13に記憶された閾値テーブル13aの一例を示してある。なお、図12においてはECU510がスイッチ装置20に12Vの電圧を印加する場合のみ図示し、5Vの電圧を印加する場合については図示を省略する。ただし、ECU510が5Vの電圧を印加する場合には可変抵抗R512の抵抗値を10Ωに変更する構成とすれば、図3に示した閾値0.6mAを用いればよい。
ECU510がスイッチ装置20へ12Vの電圧を印加したとき、スイッチ装置20の発光ダイオードLED21は点灯し、その明るさは可変抵抗R512の抵抗値、即ち流れる電流量に応じて決まる。図12(a)に示したスイッチSW21がオフの場合に電流検知部15にて検知される電流が発光ダイオードLED21に流れる電流と略同じである。また、スイッチ装置20のスイッチSW21がオンの場合、発光ダイオードLED21を流れる電流と、スイッチSW21及び抵抗R22を流れる電流との合計がECU510の電流検知部15にて検知される。
可変抵抗R512はスイッチ装置20を流れる電流を制限する働きをするものであるため、抵抗値が大きいほどスイッチ装置20を流れる電流、即ち電流検知部15が検知する電流の量が少なくなる。よって、可変抵抗R512の各抵抗値についてスイッチSW21がオン及びオフの状態でスイッチ装置20を流れる電流量を予め調べておくことで、抵抗値毎にスイッチ状態を判定するための閾値を決定し、閾値テーブル13aに記憶しておくことができる。ECU510は、可変抵抗R512の抵抗値を変更する際に閾値テーブル13aから抵抗値に応じた閾値を取得し、電流検知部15が検知した電流との比較を行うことによって、スイッチ装置20のスイッチSW21のオン/オフ状態を検出することができる。
以上の構成の実施の形態5に係る車輌用スイッチシステムにおいては、スイッチ装置20と直列に可変抵抗R512をECU510に設け、ECU510が可変抵抗R512の抵抗値を変更してスイッチ装置20を流れる電流の量を調整する構成とすることにより、ECU510はスイッチ装置20に照明として設けられた発光ダイオードLED21の発光量を調整することができる。
なお、実施の形態5に係る車輌用スイッチシステムのその他の構成は、実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムの構成と同様であるため、同様の箇所には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。 本発明に係る車輌用スイッチシステムのECUの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る車輌用スイッチシステムのECUが行うスイッチ状態検出処理を説明するための模式図である。 本発明に係る車輌用スイッチシステムのECUが行うスイッチ状態検出処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態2に係る車輌用スイッチシステムのECUが行うスイッチ状態検出処理を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムのECUが行うスイッチ状態検出処理を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態3に係る車輌用スイッチシステムのECUが行うスイッチ状態検出処理を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態4に係る車輌用スイッチシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5に係る車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態5に係る車輌用スイッチシステムのECUが行うスイッチ状態検出処理を説明するための模式図である。 従来の車輌用スイッチシステムの構成を示す回路図である。
符号の説明
5a〜5f 電力線
10 ECU(スイッチ状態検出装置)
10a、10b 端子
11 制御部
12 通信部
13 記憶部
13a 閾値テーブル
14 電源回路
15 電流検知部(検知手段)
20 スイッチ装置
20a、20b 端子
210 ECU
220 スイッチ装置
320a、320b、320c スイッチ装置(本体部)
420a、420b、420c スイッチ装置
421a、421b、421c、421d 端子
430 I/F部
510 ECU(スイッチ状態検出装置)
LED21 発光ダイオード(照明部)
R11、R12、R21、R22 抵抗
R322a、R322b、R322c 抵抗
R512 可変抵抗
SW11 切替スイッチ(切替供給手段)
SW21 スイッチ
SW331a、SW331b、SW331c スイッチ
TR221 バイポーラトランジスタ
ZD21、ZD22 ツェナーダイオード
ZD221、ZD222 ツェナーダイオード

Claims (5)

  1. 車輌に搭載されたスイッチ及び照明部を有するスイッチ装置と、該スイッチ装置のスイッチのオン/オフの状態を検出するスイッチ状態検出装置とを備える車輌用スイッチシステムにおいて、
    前記スイッチ装置及び前記スイッチ状態検出装置は電力線を介して接続され、
    前記スイッチ状態検出装置は、
    前記電力線を介して前記スイッチ装置へ電力を供給すると共に、電力供給により前記スイッチ装置に加わる電圧の高低を切り替える切替供給手段と、
    前記スイッチ装置を流れる電流の電流値及び/又は前記スイッチ装置での電圧降下を検知する検知手段と
    を有し、
    前記スイッチ装置は、
    前記切替供給手段の電力供給により高い電圧が加わった場合に前記照明部を点灯させる点灯手段を有し、
    前記スイッチのオン/オフに応じて前記スイッチ装置を流れる電流が変化するようにしてあり、
    前記スイッチ状態検出装置は、前記検知手段が検知した電流値及び/又は電圧降下が、前記スイッチ装置に加わる電圧に応じて定まる閾値を越えるか否かによって、前記スイッチの状態を検出するようにしてあること
    を特徴とする車輌用スイッチシステム。
  2. 前記スイッチ装置を複数備え、
    複数のスイッチ装置は並列に接続され、各スイッチ装置のスイッチのオン/オフに応じて各スイッチ装置を流れる電流が異なり、
    前記検知手段は、前記複数のスイッチ装置を流れる合計電流の電流値及び/又は前記複数のスイッチ装置での電圧降下を検知し、
    前記スイッチ状態検出装置は、前記検知手段が検知した合計電流の電流値及び/又は前記複数のスイッチ装置での電圧降下と、前記複数のスイッチ装置に加わる電圧に応じて定まる閾値とを比較し、比較結果に応じて前記スイッチの状態を検出するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の車輌用スイッチシステム。
  3. 前記複数のスイッチ装置は、複数の電力線によりデイジーチェーン方式で前記スイッチ状態検出装置に接続され、
    各スイッチ装置は、デイジーチェーン方式の接続を並列接続に変換するインタフェース部をそれぞれ有すること
    を特徴とする請求項2に記載の車輌用スイッチシステム。
  4. 前記スイッチ状態検出装置は、前記スイッチ装置を流れる電流値を調整する調整手段を有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の車輌用スイッチシステム。
  5. 前記切替供給手段は、前記車輌のランプのオン/オフに応じて、前記スイッチ装置に加わる電圧の高低を切り替えるようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の車輌用スイッチシステム。
JP2008314628A 2008-12-10 2008-12-10 車輌用スイッチシステム Pending JP2010140723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008314628A JP2010140723A (ja) 2008-12-10 2008-12-10 車輌用スイッチシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008314628A JP2010140723A (ja) 2008-12-10 2008-12-10 車輌用スイッチシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010140723A true JP2010140723A (ja) 2010-06-24

Family

ID=42350680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008314628A Pending JP2010140723A (ja) 2008-12-10 2008-12-10 車輌用スイッチシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010140723A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2416483A2 (en) 2010-06-21 2012-02-08 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Power semiconductor device and power conversion device
JP2019160438A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置および車両用灯具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2416483A2 (en) 2010-06-21 2012-02-08 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Power semiconductor device and power conversion device
EP3562020A1 (en) 2010-06-21 2019-10-30 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Power semiconductor device and power conversion device
JP2019160438A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置および車両用灯具
JP7069522B2 (ja) 2018-03-08 2022-05-18 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置および車両用灯具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4094477B2 (ja) 車両用灯具
CN107426852B (zh) 点亮装置和具有点亮装置的车辆照明系统
US8084960B2 (en) Circuits and methods for powering light source with balanced currents
JP5576892B2 (ja) Led点灯および断線検出制御装置
US20060181889A1 (en) Lighting system for vehicle
US10681790B2 (en) Spotlight
US20140218953A1 (en) Lighting device and method for operating a lighting device
CN102474093A (zh) 保护继电器
JP2004322982A (ja) 車両用灯具
CN107734738A (zh) 点亮电路及车辆用灯具
JP2005235826A (ja) 点灯装置および照明装置
JP5809701B2 (ja) 照明システム
KR20160038032A (ko) 발광 다이오드 소자
JP2007091164A (ja) 車両用灯体の故障検出装置及び灯体ユニット
CN111315070A (zh) 用功能专用光源组实施机动车辆的多照明功能的照明装置
JP2006216304A (ja) 駆動回路
JP6355858B1 (ja) 点灯制御装置、点灯制御方法及び点灯制御プログラム
CN105371203A (zh) 二轮机动车用led车灯系统
JP2010083235A (ja) 車両用灯具
JP2010140723A (ja) 車輌用スイッチシステム
JP6567439B2 (ja) 車載用照明灯制御装置
JP2018041679A (ja) 発光制御装置及び発光制御方法
JP2018122637A (ja) 車両用ターンシグナルランプ断線検出装置
JP2011073509A (ja) 車載ランプ点灯制御回路
JP4933283B2 (ja) 車両用メータ調光装置