JP2022148973A - 距離検出装置、及び撮像装置 - Google Patents

距離検出装置、及び撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022148973A
JP2022148973A JP2021050866A JP2021050866A JP2022148973A JP 2022148973 A JP2022148973 A JP 2022148973A JP 2021050866 A JP2021050866 A JP 2021050866A JP 2021050866 A JP2021050866 A JP 2021050866A JP 2022148973 A JP2022148973 A JP 2022148973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
imaging device
imaging
unit
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021050866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7160391B2 (ja
Inventor
敬太 中川
Keita Nakagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Hasselblad AB
Original Assignee
Victor Hasselblad AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Hasselblad AB filed Critical Victor Hasselblad AB
Priority to JP2021050866A priority Critical patent/JP7160391B2/ja
Priority to CN202210297936.XA priority patent/CN115242939A/zh
Publication of JP2022148973A publication Critical patent/JP2022148973A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7160391B2 publication Critical patent/JP7160391B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【解決手段】距離検出装置は、距離検出装置と撮像装置との位置関係を検出する第1検出部と、撮像装置の撮像対象までの距離を検出する第2検出部と、位置関係を示す第1情報及び距離を示す第2情報を撮像装置に出力する出力部とを備えてよい。第1検出部は、距離検出装置の予め定められた第1部位から撮像装置の予め定められた第2部位までの距離及び方向を、位置関係として検出してよい。【選択図】図3

Description

本発明は、距離検出装置、及び撮像装置に関する。
特許文献1には、対象物までの距離を測距する測距センサを備える撮像装置が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2021-32990号公報
測距センサと撮像装置との位置関係の違いで撮像装置の合焦制御の精度にばらつきが生じる可能性がある。
本発明の一態様に係る距離検出装置は、距離検出装置と撮像装置との位置関係を検出する第1検出部を備えてよい。距離検出装置は、撮像装置の撮像対象までの距離を検出する第2検出部を備えてよい。距離検出装置は、位置関係を示す第1情報及び距離を示す第2情報を撮像装置に出力する出力部を備えてよい。
第1検出部は、距離検出装置の予め定められた第1部位から撮像装置の予め定められた第2部位までの距離及び方向を、位置関係として検出してよい。
第2部位は、撮像装置のレンズマウントのマウント面上の部位でよい。
第2部位は、撮像装置の筐体の外面上の部位でよい。
距離検出装置は、第1検出部として機能し、対象物までの距離及び方向を検出する第1測距センサと、第2検出部として機能し、対象物までの距離及び方向を検出する第2測距センサとを備えてよい。
距離検出装置は、第1検出部及び第2検出部として機能し、対象物までの距離及び方向を検出する第1測距センサを備えてよい。距離検出装置は、第1測距センサを第1検出部として機能させる第1姿勢と、第1測距センサを第2検出部として機能させる第2姿勢とに第1測距センサの姿勢を切り替える切替機構を備えてよい。
本発明の一態様に係る撮像装置は、上記距離検出装置を備える撮像装置でよい。撮像装置は、距離検出装置から、第1情報及び第2情報を取得し、第1情報及び第2情報に基づいて、撮像装置の合焦制御を実行するように構成される回路を備えてよい。
回路は、第1情報、及び撮像装置のフランジバックを示す第3情報に基づいて、距離検出装置の予め定められた部位から撮像装置の撮像面までの光軸方向に沿った距離を導出し、第2情報、及び距離検出装置の予め定められた部位から撮像装置の撮像面までの光軸方向に沿った距離を示す第4情報に基づいて、撮像装置の合焦制御を実行するように構成されてよい。
撮像装置は、距離検出装置と無線または有線を介して通信する通信部を備えてよい。
撮像装置は、距離検出装置と撮像装置とを機械的に連結する連結機構を備えてよい。
本発明の一態様によれば、測距センサと撮像装置との位置関係の違いで撮像装置の合焦制御の精度にばらつきが生じることを防止できる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
第1実施形態に係る測距ユニットを装着した撮像装置の外観斜視図である。 撮像装置の正面側から見た平面図である。 図2に示すA-A断面図である。 測距ユニットを装着していない撮像装置の外観斜視図である。 測距ユニットの電気接点側から見た斜視図である。 第1実施形態に係る撮像装置の機能ブロックの一例を示す図である。 レンズ装置及び測距ユニットを装着した撮像装置の外観斜視図の一例である。 第2実施形態に係る撮像装置の外観斜視図である。 第2実施形態に係る撮像装置の正面側から見た平面図である。 図9に示すA-A断面図である。 第2実施形態に係る撮像装置の機能ブロックの一例を示す図である。 撮像装置のキャリブレーションの手順の一例を示すフローチャートである。 接続アダプタを介して連結した撮像装置及び測距ユニットを正面側から見た外観斜視図である。 接続アダプタを介して連結した撮像装置及び測距ユニットを裏面側から見た外観斜視図である。 固定ネジを備えた測距ユニットの外観斜視図である。 無人航空機及び遠隔操作装置の外観の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
特許請求の範囲、明細書、図面、及び要約書には、著作権による保護の対象となる事項が含まれる。著作権者は、これらの書類の何人による複製に対しても、特許庁のファイルまたはレコードに表示される通りであれば異議を唱えない。ただし、それ以外の場合、一切の著作権を留保する。
図1は、第1実施形態に係る測距ユニット400を装着した撮像装置100の外観斜視図を示す。図2は、撮像装置100の正面側から見た平面図である。図3は、図2に示すA-A断面図である。図4は、測距ユニット400を装着していない撮像装置100の外観斜視図である。図5は、測距ユニット400の電気接点側から見た斜視図である。測距ユニット400は、距離検出装置の一例である。
撮像装置100は、レンズ装置200を装着するためのレンズマウント140を備える。測距ユニット400は、撮像装置100に連結するための連結機構430を備える。さらに、測距ユニット400は、対象物までの距離及び方向を検出する測距センサ411及び測距センサ412を備える。測距センサ411及び測距センサ412は、TOF(Time Of Flight)センサ(LiDAR)、または2眼カメラでよい。
図3に示すように、撮像装置100は、基板102、バッテリ104、及びイメージセンサ120を内蔵する。基板102は、撮像装置100を制御するCPUなどの制御回路、及びメモリなどの記憶部を搭載する。バッテリ404は、基板102上の回路、及びイメージセンサ120などに電力を供給する。
測距ユニット400は、基板402、バッテリ404、測距センサ411、及び測距センサ412を内蔵する。基板402は、測距センサ411及び測距センサ412を制御するCPUなどの制御回路、及びメモリなどの記憶部を搭載する。
撮像装置100は、図4に示すように、筐体の外面に、測距ユニット400を連結するためのアクセサリーシュー106と、測距ユニット400と電気的に接続される電気接点108とを備える。測距ユニット400は、図5に示すように、アクセサリーシュー106と連結するための連結機構430と、撮像装置100と電気的に接続される電気接点432とを備える。
撮像装置100は、測距センサ411により検出された撮像対象までの距離に基づいて、フォーカスレンズを光軸方向に移動させて、合焦制御を実行する。合焦制御の精度を向上させるためには、測距センサ411の検出面(撮像面)からイメージセンサ120の撮像面までの光軸方向に沿った距離Lを加味することが望ましい。すなわち、撮像装置100は、測距センサ411により検出された撮像対象までの距離に、距離Lを加算した距離を合焦させるべき撮像対象までの距離、すなわち被写体距離として、合焦制御することが望ましい。
しかしながら、撮像装置100のレンズマウント140は、レンズ装置200のマウント規格によって異なる。そして、図3に示すように、レンズマウント140のマウント面から、イメージセンサ120の撮像面までの距離Fを示すフランジバックは、マウント規格によって異なる。また、測距ユニット400が撮像装置100に取り付けられる位置によって、距離Lは異なる。
そこで、第1実施形態では、撮像装置100は、測距センサ412により検出された測距センサ412の予め定められた基準部位からレンズマウント140の予め定められた基準部位までの距離及び方向に基づいて、測距ユニット400と撮像装置100との位置関係を特定し、測距センサ411からレンズマウント140までの光軸方向に沿った距離Sを特定する。そして、撮像装置100は、予め定められた距離Fと距離Sとを加算することで、距離Lを導出し、距離L及び測距センサ411により検出された撮像対象までの距離に基づいて、合焦制御を実行する。
図6は、第1実施形態に係る撮像装置100の機能ブロックの一例を示す。撮像装置100は、イメージセンサ120、撮像制御部110、通信部130、レンズマウント140、及びメモリ160を備える。撮像装置100は、レンズ装置200、及び測距ユニット400をさらに備える。レンズ装置200は、レンズマウント140を介して撮像装置100に対して着脱可能に装着される交換レンズである。測距ユニット400は、連結機構430を介して撮像装置100に着脱可能に装着されるアクセサリの一つである。
イメージセンサ120は、CCDまたはCMOSにより構成されてよい。イメージセンサ120は、レンズ装置200が備える複数のレンズ154を介して結像された光学像の画像データを撮像制御部110に出力する。撮像制御部110は、CPUまたはMPU等のマイクロプロセッサ、MCU等のマイクロコントローラ等により構成されてよい。撮像制御部110は、イメージセンサ120から出力された画像信号にデモザイク処理を施すことで画像を生成する。撮像制御部110は、画像をメモリ160に格納する。
通信部130は、測距ユニット400と通信するための通信インタフェースである。通信部130は、測距ユニット400と有線または無線で測距ユニット400と通信してよい。メモリ160は、コンピュータ可読可能な記録媒体でよく、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、及びUSBメモリ等のフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリ160は、撮像制御部110がイメージセンサ120等を制御するのに必要なプログラム等を格納する。メモリ160は、撮像装置100の筐体の内部に設けられてよい。メモリ160は、レンズマウント140のマウント規格に関する情報を記憶してよい。メモリ160は、マウント規格に関する情報として、フランジバックを示す距離Fを示す情報を記憶してよい。メモリ160は、マウント規格に関する情報として、レンズマウント140とイメージセンサ120との位置関係を示す情報を記憶してよい。メモリ160は、レンズマウント140とイメージセンサ120との位置関係として、レンズマウント140の3次元座標におけるレンズマウント140及びイメージセンサ120のそれぞれの座標値を記憶してよい。
複数のレンズ154は、ズームレンズ、バリフォーカルレンズ、及びフォーカスレンズとして機能してよい。複数のレンズ154の少なくとも一部または全部は、光軸に沿って移動可能に配置される。レンズ制御部150は、撮像制御部110からのレンズ制御命令に従って、レンズ駆動部152を駆動して、1または複数のレンズ154を光軸方向に沿って移動させる。レンズ制御命令は、例えば、ズーム制御命令、及びフォーカス制御命令である。レンズ駆動部152は、複数のレンズ154の少なくとも一部または全部を光軸方向に移動させるボイスコイルモータ(VCM)を含んでよい。レンズ駆動部152は、DCモータ、コアレスモータ、または超音波モータ等の電動機を含んでよい。レンズ駆動部152は、電動機からの動力をカム環、ガイド軸等の機構部材を介して複数のレンズ154の少なくとも一部または全部に伝達して、複数のレンズ154の少なくとも一部または全部を光軸に沿って移動させてよい。
測距ユニット400は、測距制御部410、測距センサ411、測距センサ412、メモリ414、及び通信部420を備える。測距制御部410は、CPUまたはMPU等のマイクロプロセッサ、MCU等のマイクロコントローラ等により構成されてよい。メモリ414は、コンピュータ可読可能な記録媒体でよく、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、及びUSBメモリ等のフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリ414は、測距センサ411と測距センサ412との位置関係に関する情報を記憶してよい。メモリ414は、測距センサ411の3次元座標系における測距センサ411の予め定められた部位の座標値、及び測距センサ412の予め定められた部位の座標値をそれぞれ、測距センサ411と測距センサ412との位置関係に関する情報として記憶してよい。測距センサ411の予め定められた部位は、測距センサ411の検出面(撮像面)でよい。測距センサ412の予め定められた部位は、測距センサ412の検出面(撮像面)でよい。
測距センサ412は、距離検出装置と撮像装置との位置関係を検出する第1検出部の一例である。測距センサ411は、撮像装置の撮像対象までの距離を検出する第2検出部の一例である。測距センサ412は、撮像装置の予め定められた部位の距離及び方向を検出してよい。測距センサ412は、イメージセンサ120との位置関係で誤差が少ない部位の距離及び方向を検出する。レンズマウント140のマウント面は、イメージセンサ120との位置関係で誤差がない。そこで、測距センサ412は、レンズマウント140のマウント面上の予め定められた部位、例えば、レンズマウント140を撮像装置100の筐体に固定するためのマウント面上のネジ、マウント面上の電気接点などをレンズマウント140のマウント面上の予め定められた部位として、その部位の距離及び方向を検出してよい。測距センサ412は、測距センサ412の3次元座標系におけるレンズマウント140のマウント面上の予め定められた部位の座標値を検出してよい。
通信部420は、撮像装置の撮像対象までの距離を示す第1情報、及び測距ユニット400と撮像装置100との位置関係を示す第2情報を、撮像装置100に出力してよい。通信部420は、出力部の一例である。
測距制御部410は、測距センサ412の3次元座標系におけるレンズマウント140のマウント面上の予め定められた部位の座標値と、測距センサ411の3次元座標系における測距センサ411の予め定められた部位の座標値、及び測距センサ412の予め定められた部位の座標値とに基づいて、測距センサ411の3次元座標系におけるレンズマウント140のマウント面上の予め定められた部位の座標値を特定してよい。通信部420は、測距センサ411の3次元座標系におけるレンズマウント140のマウント面上の予め定められた部位の座標値を、測距ユニット400と撮像装置100との位置関係を示す第2情報として、撮像装置100に出力してよい。
撮像制御部110は、測距センサ411の3次元座標系におけるレンズマウント140のマウント面上の予め定められた部位の座標値と、レンズマウント140の3次元座標におけるレンズマウント140の予め定められた部位及びイメージセンサ120の予め定められた部位のそれぞれの座標値とに基づいて、測距センサ411の3次元座標系におけるイメージセンサ120の予め定められた部位の座標値を特定してよい。これにより、撮像制御部110は、測距センサ411の検出面(撮像面)からイメージセンサ120の撮像面までの光軸方向に沿った距離Lを導出できる。
撮像制御部110は、測距センサ412により検出された予め定められた3次元座標系におけるレンズマウント140の位置と、予め定められた3次元座標系における測距センサ411の位置と、予め定められた3次元座標系におけるレンズマウント140とイメージセンサ120との位置関係とから、3次元座標系における測距センサ411とイメージセンサ120との位置関係を特定することで、距離Lを導出できる。
撮像制御部110は、測距センサ411により検出された撮像対象まで距離を通信部420及び通信部130を介して取得する。撮像制御部110は、測距センサ411により検出された撮像対象まで距離と、距離Lとに基づいて、撮像対象に合焦させるためのフォーカスレンズの位置を特定し、特定された位置にフォーカスレンズを移動させることで、合焦制御を実行する。
測距センサ412は、撮像装置100の予め定められた部位として、レンズマウント140のマウント面上の部位以外の部位までの距離及び方向を検出してよい。例えば、図7に示すように、撮像装置100にレンズ装置200が装着された状態で、撮像装置100の筐体の外面に付されたマーク101などを撮像装置100の予め定められた部位として、そのマーク101までの距離及び方向を検出してもよい。この場合、メモリ160は、マーク101とイメージセンサ120との位置関係として、撮像装置100の3次元座標系におけるマーク101の座標値及びイメージセンサ120の座標値を記憶してよい。
図8は、第2実施形態に係る撮像装置100の外観斜視図である。図9は、第2実施形態に係る撮像装置100の正面側から見た平面図である。図10は、図9に示すA-A断面図である。図11は、第2実施形態に係る撮像装置100の機能ブロックの一例を示す。
第2実施形態に係る撮像装置100は、切替機構413を備え、測距センサ411が第1検出部及び第2検出部を兼用する点で、第1実施形態に係る撮像装置100と異なる。切替機構413は、ピッチ軸を中心として、測距センサ411を回転させる回転機構である。切替機構413は、測距センサ411を第1検出部として機能させる第1姿勢と、測距センサ411を第2検出部として機能させる第2姿勢とに測距センサ411の姿勢を切り替える。切替機構413は、測距センサ411を矢印415の方向に回転させて、第2姿勢から第1姿勢に切り替える回転機構でよい。切替機構413は、手動で測距センサ411を回転させて、第1姿勢と第2姿勢とを切り替える回転機構でよい。または、切替機構413は、駆動モータを備え、自動で測距センサ411を回転させて、第1姿勢と第2姿勢とを切り替える回転機構でよい。
図12は、撮像装置100のキャリブレーションの手順の一例を示すフローチャートである。
撮像装置100からレンズ装置200を外した状態で、撮像装置100の電源がオンされると、測距センサ412、または第1姿勢の測距センサ411で、レンズマウント140の基準部位、例えば、レンズマウント140の少なくとも2つの固定ネジまでの距離及び方向を検出してよい。測距制御部410は、レンズマウント140の基準部位までの距離及び方向に基づいて、測距センサ411とレンズマウント140との位置関係を測距ユニット400と撮像装置100との位置関係として特定する。そして、撮像制御部110は、撮像装置100と測距ユニット400との位置関係を示す情報(3次元座標情報)を測距ユニット400から取得する(S100)。撮像制御部110は、メモリ160を参照することで、フランジバックを示す情報として、レンズマウント140とイメージセンサ120との位置関係を示す情報(3次元座標情報)を取得する(S102)。
撮像制御部110は、測距ユニット400(測距センサ411)と撮像装置100(レンズマウント140)との位置関係と、レンズマウント140とイメージセンサ120との位置関係とに基づいて、測距センサ411からイメージセンサ120までの光軸に沿った方向の距離Lを導出する(S104)。これで、撮像前のキャリブレーションが完了する。
撮像装置100が撮影対象を撮像する場合には、撮像制御部110は、測距センサ411により検出された撮像対象までの距離を示す情報を測距ユニット400から取得する。撮像制御部110は、距離Lと、撮像対象までの距離とに基づいて、撮像対象に合焦させるためのフォーカスレンズの位置を特定する。そして、撮像制御部110は、レンズ制御部150を介してフォーカスレンズを、特定された位置まで移動させることで、合焦制御を実行する。
撮像装置100は、撮像装置100の姿勢を制御可能な支持機構であるジンバルに搭載される場合がある。この場合には、まず、撮像装置100にレンズ装置200及び測距ユニット400を装着した状態で、撮像装置100をジンバルに装着して、ジンバルのバランス調整を行う。すなわち、レンズ装置200及び測距ユニット400を装着した撮像装置100の重心がジンバルに対して予め定められた位置範囲に収まるように、ジンバルに対する撮像装置100の位置を調整する。次いで、ジンバルの回転軸をロックして、レンズ装置200を撮像装置100から取り外す。そして、図12に示すキャリブレーションを実行する。キャリブレーションが完了したら、レンズ装置200を改めて撮像装置100に装着した後、ジンバルの回転軸のロックを解除する。
上記の各実施形態では、撮像装置100と測距ユニット400とは電気接点を介して通信する例について説明した。しかし、撮像装置100と測距ユニット400とは、無線、または有線を介して通信してもよい。
例えば、図13及び図14に示すように、撮像装置100及び測距ユニット400を接続アダプタ180に固定して、撮像装置100と測距ユニット400との位置関係を固定してもよい。測距ユニット400は、図15に示すように固定ネジ436を備え、固定ネジ436で、接続アダプタ180に固定されてよい。接続ケーブル182は、撮像装置100の筐体に設けられた接続端子と、測距ユニット400の筐体に設けられた接続端子とに接続される。これにより、撮像装置100及び測距ユニット400は、互いに接続ケーブル182を介して通信してよい。
以上、各実施形態に係る撮像装置100によればマウント規格が異なる撮像装置に測距ユニット400が装着される場合でも、イメージセンサ120の撮像面から撮像対象までの距離を精度よく導出して、合焦制御を実行できる。これにより、撮像装置100と測距ユニット400との位置関係の違いで撮像装置100の合焦制御の精度にばらつきが生じることを抑制できる。
上記のような撮像装置100は、移動体に搭載されてもよい。撮像装置100は、図16に示すような、無人航空機(UAV)に搭載されてもよい。UAV10は、UAV本体20、ジンバル50、複数の撮像装置60、及び撮像装置100を備えてよい。ジンバル50、及び撮像装置100は、撮像システムの一例である。UAV10は、推進部により推進される移動体の一例である。移動体とは、UAVの他、空中を移動する他の航空機などの飛行体、地上を移動する車両、水上を移動する船舶等を含む概念である。
UAV本体20は、複数の回転翼を備える。複数の回転翼は、推進部の一例である。UAV本体20は、複数の回転翼の回転を制御することでUAV10を飛行させる。UAV本体20は、例えば、4つの回転翼を用いてUAV10を飛行させる。回転翼の数は、4つには限定されない。また、UAV10は、回転翼を有さない固定翼機でもよい。
撮像装置100は、所望の撮像範囲に含まれる被写体を撮像する撮像用のカメラである。ジンバル50は、撮像装置100を回転可能に支持する。ジンバル50は、支持機構の一例である。例えば、ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いてピッチ軸で回転可能に支持する。ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いて更にロール軸及びヨー軸のそれぞれを中心に回転可能に支持する。ジンバル50は、ヨー軸、ピッチ軸、及びロール軸の少なくとも1つを中心に撮像装置100を回転させることで、撮像装置100の姿勢を変更してよい。
複数の撮像装置60は、UAV10の飛行を制御するためにUAV10の周囲を撮像するセンシング用のカメラである。2つの撮像装置60が、UAV10の機首である正面に設けられてよい。更に他の2つの撮像装置60が、UAV10の底面に設けられてよい。正面側の2つの撮像装置60はペアとなり、いわゆるステレオカメラとして機能してよい。底面側の2つの撮像装置60もペアとなり、ステレオカメラとして機能してよい。複数の撮像装置60により撮像された画像に基づいて、UAV10の周囲の3次元空間データが生成されてよい。UAV10が備える撮像装置60の数は4つには限定されない。UAV10は、少なくとも1つの撮像装置60を備えていればよい。UAV10は、UAV10の機首、機尾、側面、底面、及び天井面のそれぞれに少なくとも1つの撮像装置60を備えてもよい。撮像装置60で設定できる画角は、撮像装置100で設定できる画角より広くてよい。撮像装置60は、単焦点レンズまたは魚眼レンズを有してもよい。
遠隔操作装置300は、UAV10と通信して、UAV10を遠隔操作する。遠隔操作装置300は、UAV10と無線で通信してよい。遠隔操作装置300は、UAV10に上昇、下降、加速、減速、前進、後進、回転などのUAV10の移動に関する各種命令を示す指示情報を送信する。指示情報は、例えば、UAV10の高度を上昇させる指示情報を含む。指示情報は、UAV10が位置すべき高度を示してよい。UAV10は、遠隔操作装置300から受信した指示情報により示される高度に位置するように移動する。指示情報は、UAV10を上昇させる上昇命令を含んでよい。UAV10は、上昇命令を受け付けている間、上昇する。UAV10は、上昇命令を受け付けても、UAV10の高度が上限高度に達している場合には、上昇を制限してよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 UAV
20 UAV本体
50 ジンバル
60 撮像装置
100 撮像装置
101 マーク
102 基板
104 バッテリ
106 アクセサリーシュー
108 電気接点
110 撮像制御部
120 イメージセンサ
130 通信部
140 レンズマウント
150 レンズ制御部
152 レンズ駆動部
154 レンズ
160 メモリ
180 接続アダプタ
182 接続ケーブル
200 レンズ装置
300 遠隔操作装置
400 測距ユニット
402 基板
404 バッテリ
410 測距制御部
411 測距センサ
412 測距センサ
413 切替機構
414 メモリ
420 通信部
430 連結機構
432 電気接点
436 固定ネジ

Claims (10)

  1. 距離検出装置であって、
    前記距離検出装置と撮像装置との位置関係を検出する第1検出部と、
    前記撮像装置の撮像対象までの距離を検出する第2検出部と、
    前記位置関係を示す第1情報及び前記距離を示す第2情報を前記撮像装置に出力する出力部と
    を備える距離検出装置。
  2. 前記第1検出部は、前記距離検出装置の予め定められた第1部位から前記撮像装置の予め定められた第2部位までの距離及び方向を、前記位置関係として検出する、請求項1に記載の距離検出装置。
  3. 前記第2部位は、前記撮像装置のレンズマウントのマウント面上の部位である、請求項2に記載の距離検出装置。
  4. 前記第2部位は、前記撮像装置の筐体の外面上の部位である、請求項2に記載の距離検出装置。
  5. 前記第1検出部として機能し、対象物までの距離及び方向を検出する第1測距センサと、
    前記第2検出部として機能し、対象物までの距離及び方向を検出する第2測距センサとを備える、請求項1に記載の距離検出装置。
  6. 前記第1検出部及び前記第2検出部として機能し、対象物までの距離及び方向を検出する第1測距センサと、
    前記第1測距センサを前記第1検出部として機能させる第1姿勢と、前記第1測距センサを前記第2検出部として機能させる第2姿勢とに前記第1測距センサの姿勢を切り替える切替機構と
    を備える、請求項1に記載の距離検出装置。
  7. 請求項1から6の何れか1つに記載の距離検出装置を備える撮像装置であって、
    前記距離検出装置から、前記第1情報及び前記第2情報を取得し、
    前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記撮像装置の合焦制御を実行するように構成される回路と
    を備える撮像装置。
  8. 前記回路は、前記第1情報、及び前記撮像装置のフランジバックを示す第3情報に基づいて、前記距離検出装置の予め定められた部位から前記撮像装置の撮像面までの光軸方向に沿った距離を導出し、
    前記第2情報、及び前記距離検出装置の予め定められた部位から前記撮像装置の撮像面までの光軸方向に沿った距離を示す第4情報に基づいて、前記撮像装置の合焦制御を実行するように構成される、請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記距離検出装置と無線または有線を介して通信する通信部を備える、請求項7に記載の撮像装置。
  10. 前記距離検出装置と前記撮像装置とを機械的に連結する連結機構を備える、請求項7に記載の撮像装置。
JP2021050866A 2021-03-24 2021-03-24 距離検出装置、及び撮像装置 Active JP7160391B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021050866A JP7160391B2 (ja) 2021-03-24 2021-03-24 距離検出装置、及び撮像装置
CN202210297936.XA CN115242939A (zh) 2021-03-24 2022-03-24 距离检测装置以及摄像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021050866A JP7160391B2 (ja) 2021-03-24 2021-03-24 距離検出装置、及び撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022148973A true JP2022148973A (ja) 2022-10-06
JP7160391B2 JP7160391B2 (ja) 2022-10-25

Family

ID=83462967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021050866A Active JP7160391B2 (ja) 2021-03-24 2021-03-24 距離検出装置、及び撮像装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7160391B2 (ja)
CN (1) CN115242939A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04126212U (ja) * 1991-05-08 1992-11-17 オリンパス光学工業株式会社 合焦装置
JP2021032990A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 制御装置、撮像システム、制御方法、及びプログラム
JP2021085893A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005003693A (ja) * 2003-04-15 2005-01-06 Minolta Co Ltd 撮像装置
JP2010015024A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Canon Inc 撮像装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2011247988A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Canon Inc 撮像装置
JP2012113204A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Canon Inc 撮像装置
WO2016194576A1 (ja) * 2015-05-29 2016-12-08 ソニー株式会社 情報処理装置および方法
JP6739357B2 (ja) * 2017-01-07 2020-08-12 オリンパス株式会社 撮像装置および焦点調節方法
CN112335227A (zh) * 2019-08-21 2021-02-05 深圳市大疆创新科技有限公司 控制装置、摄像系统、控制方法以及程序
CN112313941A (zh) * 2019-09-20 2021-02-02 深圳市大疆创新科技有限公司 控制装置、摄像装置、控制方法以及程序

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04126212U (ja) * 1991-05-08 1992-11-17 オリンパス光学工業株式会社 合焦装置
JP2021032990A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 制御装置、撮像システム、制御方法、及びプログラム
JP2021085893A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7160391B2 (ja) 2022-10-25
CN115242939A (zh) 2022-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11560920B2 (en) Gimbal for image capturing
CN109074168B (zh) 无人机的控制方法、设备和无人机
US11423792B2 (en) System and method for obstacle avoidance in aerial systems
JP5618840B2 (ja) 飛行体の飛行制御システム
JP5775632B2 (ja) 飛行体の飛行制御システム
JP2017065467A (ja) 無人機およびその制御方法
WO2020239094A1 (zh) 一种对焦方法、装置、航拍相机以及无人飞行器
JP6794600B2 (ja) 光学フィルタ装置、撮像装置、撮像システム、及び移動体
WO2020172800A1 (zh) 可移动平台的巡检控制方法和可移动平台
CN111567032B (zh) 确定装置、移动体、确定方法以及计算机可读记录介质
WO2020042159A1 (zh) 一种云台的转动控制方法、装置及控制设备、移动平台
WO2020062089A1 (zh) 磁传感器校准方法以及可移动平台
JP6910785B2 (ja) 移動撮像装置およびその制御方法、ならびに撮像装置およびその制御方法、無人機、プログラム、記憶媒体
JP7160391B2 (ja) 距離検出装置、及び撮像装置
WO2021217371A1 (zh) 可移动平台的控制方法和装置
JP6794599B2 (ja) マウント、撮像装置、撮像システム、及び移動体
CN106060357B (zh) 成像设备、无人机及机器人
CN112119625B (zh) 偏振滤光片装置、摄像装置以及移动体
JP2019018664A (ja) 撮像制御システム
CN111373735A (zh) 拍摄控制方法、可移动平台与存储介质
WO2022083426A1 (zh) 支撑机构及摄像系统
WO2021217372A1 (zh) 可移动平台的控制方法和设备
JP7081769B2 (ja) 撮像システム
JP2022066761A (ja) ケーブル及びシステム
CN117837156A (zh) 可移动平台的控制方法、装置、可移动平台及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7160391

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150