JP2011247988A - 撮像装置 - Google Patents

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孝之 菊池
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Abstract

【課題】 外測センサでAFを行う際、撮像系と外測センサの光軸に視差があるので、被写体距離によって測距エリアと画面内のAF領域がずれてしまい、整合が困難。
【解決手段】 撮像装置は、フォーカス群とズーム群とを含む撮像光学系と、ズーム位置検出手段と、該撮像光学系の駆動を制御する制御手段とを有するレンズ装置と、撮像光学系からの光束を受光する受光手段と、画像情報を表示する画像表示手段とを有するカメラ装置と、画像表示手段の画面内で焦点調整する範囲をAF枠として設定するAF枠操作手段と、撮像光学系の光軸に対し視差を有して設置された被写体を測距する測距手段を有し、制御手段は、ズーム位置検出手段によって検出されたズーム群の位置と、画面内におけるAF枠の位置に基づいて測距手段で測定された測距値のうちAF枠の画界内で測定された測距値を選択し、選択された測距値に基づき、フォーカス群を駆動して焦点調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像光学系に対し視差を有する測距機能を有するAF撮像装置に関する。
またはカメラと着脱可能な上記AFレンズ装置に関する。
従来より、オートフォーカスの技術として赤外線三角測距方式や瞳分割位相差検出方式を用いた外部測距方式のオートフォーカス(外測AF)がある。外測AFは、直接距離を測定することが可能になるので、ビデオAFで必要な合焦点の位置の判定がスキャン動作や山登り動作を必要としないため、高速に合焦点まで移動できるという特徴がある。反面、被写体距離に応じて撮影画像と測距領域に視差(パララックス)が発生する事や、測距領域が固定されてしまうなどの欠点があった。
この視差、測距範囲の制限という課題に対し特許文献1および2にあるような対策が提案されている。
特許文献1では視差を解消するために撮像光学系に装備しているぶれ補正光学系を利用することで視差を補正する技術が開示されている。
特許文献2では測距範囲を広くするために外測機構を撮影画角に従って回動させる技術が開示されている。
特開2006−171290号公報 特開平5−288280号公報
しかしながら、特許文献1では視差補正のために撮影光学系の光軸方向を変更するため、静止画撮影時に適すが、動画像撮影時の運用については開示が無かった。また、特許文献2では撮影画角全体で被写体を測距するため、撮影範囲のどこにピントが合うか撮影者が予測できない。これは、一般撮影者が撮影する場合のAFとしては適した技術であるが、放送用途などのプロカメラマンが撮影する際のAFとしては撮影者が指定した位置に対してAF動作を実施できないシステムでは、運用上使用できないという課題があった。
そこで、本発明の例示的な目的は、撮影者が指示したAF実行位置に測距方向を変化させる事によりAF実行位置の測距を行いAF動作させるようにした光学機器装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、フォーカス群とズーム群とを含む撮像光学系と、該ズーム群の位置を検出するズーム位置検出手段と、該撮像光学系の駆動を制御する制御手段と、を有するレンズ装置と、該撮像光学系からの光束を受光する受光手段と、受光した画像情報を表示する画像表示手段と、を有するカメラ装置、を有し、 該撮像装置は、該画像表示手段の画面内で、焦点調整を実施する範囲をAF枠として設定するAF枠操作手段と、前記撮像光学系の光軸に対して視差を有して設置された、被写体を測距する測距手段、をさらに有し、該制御手段は、該ズーム位置検出手段によって検出された該ズーム群の位置と、該画面内における該AF枠の位置に基づいて、該測距手段によって測定された測距値のうち該AF枠の画界内で測定された測距値を選択し、選択された測距値に基づいて、該フォーカス群を駆動して焦点調整する、ことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付の図面を参照して説明される好ましい実施例等によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、撮影者が任意に設定したAF枠の範囲内の対象物体にAFを行うことが可能となる。
(a)第1の実施例におけるブロック構成図、(b)画像イメージ図。 第1の実施例における動作フローチャート図。 撮像装置と測距センサの画界のイメージ図。 測距センサの三角測距のイメージ図。 スキャン測距のイメージ図。 第2の実施例における動作フローチャート図。 第3の実施例における動作フローチャート図。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1に本発明の特徴を顕す撮像装置のブロック構成図と画像イメージ図を示す。
図1(a)に、レンズ装置1と、レンズ装置1と着脱可能なカメラ装置2を示す。
レンズ装置1は、レンズ装置1のフォーカシングを行うフォーカスレンズ(フォーカス群)101、レンズ装置1のズーミングを行うズームレンズ(ズーム群)102、レンズ装置1の絞り調節を行うアイリス機構103を有する。
フォーカスレンズ101の位置は、ポテンショメータやエンコーダによって構成されるフォーカス位置検出手段であるフォーカス位置検出部104によって検出され、同様にズームレンズ102の位置を検出するズーム位置検出手段であるズーム位置検出部105、アイリス機構103の位置を検出するアイリス位置検出部106を有する。
レンズ装置1は、光軸方向を変更することが可能な構造となっている測距方向変更手段でもある測距センサ架台107に設置されている赤外線三角測距方式や瞳分割位相差検出方式などの外測AF用の測距手段である測距センサ108と、撮影者がAF枠を設定するためのAF枠操作手段109を有する。
さらにレンズ装置1は、レンズ装置1を制御するための制御手段である制御マイコン110、制御マイコン110からの指令信号によりフォーカスレンズ101の位置を電動で変更するためのフォーカスモータ111を有する。
そして、制御マイコン110からの指令信号により測距センサ架台107をパン方向、チルト方向に駆動するためのパン駆動部112、チルト駆動部113を有する。
一方、カメラ装置2は、被写体からの光束をレンズ装置1で結像させた画像情報を受光し、映像信号へ光電変換するCCD(受光手段)201、CCD201からの映像信号に、レンズ装置1の制御マイコン110から与えられるAF枠情報を合成するAF枠映像合成手段202を有する。そしてAF枠映像合成手段202でAF枠が合成された画像情報である映像信号を、電子ビューファインダ(画像表示手段)203(以下VFと称す)で表示する。
図1(b)にVF203の画面イメージ3を示す。画面イメージ3は実際には表示されない測距センサ108の測距位置もあわせて記載している。図1の測距センサは、撮像光学系の光軸に対し下側に配置されているものとする。従って視差の関係から測距位置は至近距離では画面イメージ3で示される様に画面下部を、また、無限距離では画面上部を同時に測距することになる。
一方、撮影者がAF枠操作手段109を操作することで、VF203の画面内に表示される、自動焦点調整を実施する位置を指定するAF枠は、撮影者が指定する画面位置に移動する。なお、AF枠操作手段109ではAF枠の位置及び大きさなどの形状を変更することが可能である。
撮影者が指定したAF枠に測距センサ108の画界を合わせるように、パン駆動部112では画面の左右方向に、チルト駆動部113では画面の上下方向に測距センサ架台107を駆動する。なお、パン方向、チルト方向への駆動は厳密に上下左右方向に設定する必要は無く、光軸に垂直で互いに異なる2方向(好ましくは、互いに直交する2方向)への駆動が可能であればよい。また2方向以上の駆動部を構成しても構わない。換言すれば、測距センサ108の測距画界を撮像光学系の画界内で移動させる手段であれば如何様にしても構わない。また、本実施例においては、測距センサ108自体を機械的にパン、チルト操作することによって、レンズ装置1の光学系の光軸に対する測距センサ108の光軸の方向を変更するが、本発明はこれに限定されることはない。測距センサ108内の光学系に、光学的に光軸方向を変更できる構成を有するようにしてもよい。
以下、測距センサ108のAF枠への駆動動作について図2のフローチャートを用いて説明する。なお、説明の前提として図3(a)に示すように、測距センサ架台は撮像光学系に対し下側に配置され、AF枠は撮影者により図3(b)に示されるような位置、サイズに操作されているものとする。そしてVF203には撮影映像と、レンズ装置1の制御マイコン110から出力されるAF枠位置、サイズ情報を受けAF枠映像合成手段202で合成されたAF枠が表示されているものとする。また、説明については測距センサ架台107のチルト方向の説明を主に行うが、パン方向もチルト方向と同様な制御をすることが可能となる。
S100は処理の開始であり、S101へ移行する。S101でレンズ装置1はズーム位置検出部105のズーム状態情報(特に、ズーム群の位置)と、AF枠操作手段109の操作状態(特に、画面内でのAF枠の位置と大きさ)を取り込み、S102でAF枠の撮像画角に対する画角を算出する。S102での演算は以下のようになる。
θ(W_high) = atan(y’/2f)×W_high/W (1)
θ(W_low) = atan(y’/2f)×W_low/W (2)
但し、変数は、
θ(W_high):撮像装置光軸からAF枠上限までの角度
θ(W_low):撮像装置光軸からAF枠下限までの角度
y’:CCDイメージサイズ
f:ズームの状態から導かれる焦点距離
W:撮影半画界
W_high:光軸からAF枠上限までの画界
W_low:光軸からAF枠下限までの画界
としている。
次にS103では以下に行う演算のために目標被写体距離の初期設定を行う。このフローでは初期設定を撮像系のMOD(最至近撮像距離)とし、順次、レンズ装置の至近側から無限遠側に向けて測距センサの光軸方向を変更している。すなわち、測距センサ108で測距できるAF枠の画界内の領域(測距センサ108の画界とAF枠の画界が重なる領域(以後、重複領域と記す))が、レンズ装置の至近側から無限遠側に向けて変更されるように測距センサの光軸方向を変更している。今回、初期値としてMODを設定したが、無限遠を設定しても、任意の被写体距離を設定しても構わない。また、フォーカス状態検出部104の状態を検出して、現在のピント位置の被写体距離を設定しても構わない。
そして、S104にて測距センサ架台107の目標チルト角の演算を行う。この演算は、S102で算出したAF枠上限画角θ(W_high)と、測距センサ上限画角θ(S_high)の交差する被写体距離がS103で設定した距離となるように目標チルト角θ(tilt)を算出している。
T(W_high)= MOD×tan(θ(W_high)) (3)
θ(S_high)=atan((T(W_high)+L_para)/MOD) (4)
θ(tilt) =θ(S_high) ― θ(S)/2 (5)
但し、変数は、
T(W_high):撮影光軸から撮影画界上限と測距画界上限の交点との距離
L_para:撮像光学系と測距センサの視差の距離
θ(S_high):撮影光軸と測距センサ画界上限の角度
θ(S):測距センサ画角
としている。このようにAF枠上限画角θ(W_high)と測距センサ上限画角θ(S_high)の交差する被写体距離が、MODとなるように目標チルト角θ(tilt)を設定し、目標チルト角θ(tilt)を小さくするようにスキャンしていくことにより、AF被写体枠内にあるMODより遠い位置の被写体を必ず測距できることになる。S105では、求められた目標チルト角へ測距センサ108の光軸を移動するようにチルト駆動部113へチルト駆動指令を出力し、S106で測距する。
そして、S107において、S106で得られた測距結果についてAF枠内の被写体を抽出する。図4は瞳分割位相差検出方式の測距センサ108に被写体が結像する位置を示したものである。集光レンズA,Bの中心を通過し、センサA,Bに投影される外界光が像を結び、センサA,B上の像のズレ量と結像位置から、被写体の奥行き情報(センサから離れる方向の位置)と広がり情報(センサA,Bの整列方向の位置)が判断できる。また、同図で斜線部はAF枠の画界と測距センサの画界(センサA,Bによって測距できる画界)と重なった部分(重複領域)を示している。S108で、センサA,B上での像のズレ量と結像位置から、制御マイコン110は、交差部分の座標(a,b,c,d)内に測距された被写体が入っているか否かを判断する。AF枠内に被写体が存在する場合(重複領域内に被写体が存在する場合)には、S109に処理が移行し測距値を撮像光学系の光軸方向の距離に換算して、その結果をS110にて記憶する。
S110の処理が終了した後、又はS108で判定が“No”であった場合に処理をS111に移行する。ここでは測距センサ架台107を次の測距画角設定のために駆動するか否かの判断を行う。判定条件は、S108の判定でAF枠内に測距結果が得られたときに駆動制御を終了しても良いし、AF枠画界の無限遠に測距画界が入るまで駆動及び測距処理を行っても良い。また測距センサの測距性能すなわち検出可能な被写体距離を越えた位置へのチルト駆動を行う時点で処理を終了しても良い。さらには、撮影光学系の被写界深度よりも精度の低い測距結果となる被写体距離より遠方側の測距のためにチルト駆動を行う時点で処理を終了しても良い。
S111の判定によって、再度測距センサ架台107を駆動し、AF枠画界の未測距部分の測距を行う処理が選択された場合は、S112にて測距センサ架台107の目標チルト角の演算を行う。
θ(tilt)=θ(tilt) - θ(S) (6)
即ち、図5のように現在の測距画界の下限と、次回の測距画界の上限を重ねるように測距画角を設定する。
上記以外の目標チルト角設定方式としては、測距対象の漏れを低減するために現在の測距画界の下限と次に設定する測距画界の上限とをわずかに重ねても良い。また、現在の測距結果で測距画界の端近傍に対象被写体があった場合、次の目標チルト角度をこの被写体が測距画界中央で捉えられるようチルト角度を制御しても構わない。
目標チルト角演算後、処理をS105のチルト駆動部113への駆動信号出力処理へ処理を戻し、AF枠内被写体測距のためのスキャン作動を行う。
また、S111のチルト駆動終了判定の結果が終了となった場合には、処理をS113に移す。ここではS110で記憶されている測距結果のうちから最適な結果をフォーカス駆動指令としてフォーカスモータ111へ出力し、AF動作を行う処理を行う。ここでいう最適な測距値とは、例えば複数の測距値が得られている場合、そのうちからフォーカス位置検出部104によって検出されたフォーカス群の位置に基づいて制御マイコン(被写体距離算出手段)110で被写体距離を算出し、その被写体距離に近い測距値を選択しても良い。このようにすることで、前回のAF動作にて合焦させた被写体への合焦が維持されることになる。すなわち、同じ被写体に対してAF処理を続けることができる。また、以前に選択された測距値に近い値を選択しても良いし、以前に選択されたAF枠内の測距位置に近い測距点を選択しても良い。更に、AF枠内の中心に近い測距値を選択するようにしても構わない。
また、本実施例では、パッシブタイプの外光式位相差センサを測距センサとし説明したが、アクティブタイプの赤外線三角測距方式でも採用が可能である。そして、測距画角(測距センサの光軸方向)を変更する手法については、本実施例においては、測距センサ架台107を機械的にパン方向及びチルト方向に駆動することで変更しているが、例えば、測距センサの光学系に可変頂角プリズムやミラーを配置するなどの光学的に光軸方向を変更することが可能な構造を備えることによって、実現しても構わない。
以上の構成をとることにより、撮影者が設定したAF枠の位置、サイズに従った範囲の測距値を使用したAFが可能となる。
なお、上記説明はチルト制御について行ったが、パン方向も同様な処理を行うことで撮影者が指定したAF枠位置への測距が可能となる。
図6は本発明の第2の実施例についての特徴を顕すレンズ装置1内の制御110マイコンの処理フローチャートである。なお、第1実施例の図2と同じ処理には同ステップ番号を与えており、説明は省略する。
本発明の特徴はS201でズーム状態、AF枠操作状態の変化により、AF枠の画角変化が発生したか否かの判断し、AF枠画角変化発生時には測距作動を停止し、AF枠画角が安定するまでスキャン測距を行わないことにある。AF枠画角が安定した後、第一実施例で示した初期位置へ測距画角を設定した後スキャン測距を行う。
以上の構成をとることにより、ズーミング動作や、AF枠操作の際に、新たな条件での測距動作を可能とし、その結果正確なAF動作が可能となる。
図7は本発明の第3の実施例についての特徴を顕すレンズ装置1内の制御110マイコンの処理フローチャートである。なお、第1実施例の図2及び第2実施例の図6と同じ処理には同ステップ番号を与えており、説明は省略する。
本実施例の特徴はAF実施後、AFの対象となった被写体を測距センサ108がモニタしつづけるように測距架台107を制御するようにしたところにある。
図7のS113でAFを実施した後、S301ではセンサ架台107を、S113でフォーカスの駆動に使用された測距値が測定された被写体の方向に、測距センサ107の光軸が向くようにチルト駆動指令を出力する。そしてS302で設定された測距光軸で再度測距、測距演算を行い、S303において、測距センサ107の画界とAF枠で設定された画界の重なる領域(重複領域)内に測距値(被写体)があるか否かを、ぞれぞれの画界と測距値及び測距センサ内のラインセンサ内の結像位置とズレ量等の情報から判定し、無い場合にはS101の処理へ戻し、再度一連の測距動作を行う。一方S303の判定で重複領域内に測距値(被写体)があると判定した場合、更にS304でフォーカスを駆動した測距値と一致するか判定し、一致していない場合はフォーカスを駆動するように処理をS113に戻す。また、S304で、フォーカスを駆動した測距値と一致すると判定した場合は、処理をS302にもどし、測距動作を繰り返し行う。
なお、S301でのチルト駆動ではAF時に使用した測距点を測距光軸に合うように制御してもよいし、AF実行前にスキャンした角度にチルト角を設定するよう制御してもよい。
また、S303の判定で被写体が無くなった判定をした際には、AFに使用した測距値に近い範囲からスキャン測距を行っても良い。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 レンズ装置
101 フォーカスレンズ
102 ズームレンズ
105 ズーム位置検出部
110 制御マイコン
108 測距センサ
109 AF枠操作手段

Claims (10)

  1. フォーカス群とズーム群とを含む撮像光学系と、
    該ズーム群の位置を検出するズーム位置検出手段と、
    該撮像光学系の駆動を制御する制御手段と、を有するレンズ装置と、
    該撮像光学系からの光束を受光する受光手段と、受光した画像情報を表示する画像表示手段と、を有するカメラ装置、
    を有する撮像装置であって、
    該撮像装置は、該画像表示手段の画面内で、焦点調整を実施する範囲をAF枠として設定するAF枠操作手段と、
    該撮像光学系の光軸に対して視差を有して設置された被写体を測距する測距手段、をさらに有し、
    該制御手段は、該ズーム位置検出手段によって検出された該ズーム群の位置と、該画面内における該AF枠の位置に基づいて、該測距手段によって測定された測距値のうち該AF枠の画界内で測定された測距値を選択し、
    選択された測距値に基づいて、該フォーカス群を駆動して焦点調整する、
    撮像装置。
  2. 前記測距手段は、前記測距手段の光軸方向を変更する測距方向変更手段を有し、
    前記制御手段は、前記AF枠の画界内の被写体を測距するため、前記ズーム位置検出手段によって検出された前記ズーム群の位置、該AF枠の位置と大きさ、及び、該測距手段の画界に基づいて該測距方向変更手段を制御して該測距手段の光軸方向を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記測距方向変更手段による前記測距手段の光軸方向の変更は、前記測距手段の画界と前記AF枠の画界とが重なる領域である重複領域が、前記撮像装置の至近側から無限遠側へ変化するように該測距手段の光軸の方向を変化させて行われる、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記測距方向変更手段による前記測距手段の光軸方向の変更は、前記測距手段の画界と前記AF枠の画界とが重なる領域である重複領域が、前記AF枠の画界内における前記撮像装置のMODを含む領域から無限遠側へ変化するように該測距手段の光軸の方向を変化させて行われる、ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記重複領域内に測距値があることを判定した場合、前記測距方向変更手段による前記測距手段の光軸方向の変更を停止し、該測距値に基づいて前記フォーカス群を駆動して焦点調整する、ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記レンズ装置は、前記フォーカス群の位置を検出するフォーカス位置検出手段と、該フォーカス位置検出手段によって検出された該フォーカス群の位置から合焦している被写体距離を演算する被写体距離算出手段、を更に有し、
    前記制御手段は、前記測距手段により測距する光軸方向の初期位置として、該測距手段の画界と前記AF枠の画界の重なった重複領域が、該被写体距離算出手段によって演算された被写体距離を含むように、前記測距方向変更手段によって該測距手段の光軸方向を変更する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記測距手段で測定された測距値に基づいて、前記フォーカス群を駆動して焦点調整し、前記測距方向変更手段によって、該測距値を測定した被写体の方向に該測距手段の光軸方向を変更し、該測距手段によって該測距値が測距できる間は該測距手段の光軸方向を変更しない、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像装置。
  8. 前記AF枠操作手段の操作によってAF枠の位置や大きさが変更されている間は、前記測距手段の光軸方向を変更しない、ことを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記測距方向変更手段は、前記測距手段を機械的に駆動させて、該測距手段の光軸の方向を変更することを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記測距方向変更手段は、前記測距手段を光学的に駆動させて、該測距手段の光軸の方向を変更することを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
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WO2022028251A1 (zh) * 2020-08-06 2022-02-10 深圳市大疆创新科技有限公司 保持部件、摄像装置以及摄像系统
CN115242939A (zh) * 2021-03-24 2022-10-25 维克多哈苏有限公司 距离检测装置以及摄像装置

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