JP2022148718A - グラフ表示装置、グラフ表示方法、及びプログラム - Google Patents

グラフ表示装置、グラフ表示方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な操作で、2次元グラフを3次元グラフ表示領域上で3次元グラフに混在して表示できるようにする技術を提供する。【解決手段】グラフ表示装置は、表示部と、少なくとも1つのプロセッサとを、備え、プロセッサは、2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、第1の3次元グラフとして表示部に表示する。【選択図】図2

Description

本明細書の開示は、グラフ表示装置、グラフ表示方法、及びプログラムに関する。
従来、Webブラウザ上で利用可能なアプリケーション、あるいはダウンロードなどして利用可能なアプリケーションとして、利用者が入力した数式に対応するグラフを表示する機能などを備えたアプリケーションが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
GeoGebraホームページ,[online],[令和3年3月17日検索],インターネット<URL:https://www.geogebra.org>
このようなアプリケーションでは、2次元グラフを3次元グラフと共に表示することができず、それを行う場合は、次元の低いグラフ式を次元の高いグラフ式に手動で変換して入力する必要があった。
本発明の一側面に係る目的は、簡易な操作で、2次元グラフを3次元グラフ表示領域上で3次元グラフに混在して表示できるようにする技術を提供することである。
本発明の一態様に係るグラフ表示装置は、表示部と、少なくとも1つのプロセッサとを、備え、前記プロセッサは、2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、第1の3次元グラフとして前記表示部に表示する。
本発明の一態様に係るグラフ表示装置は、表示部と、少なくとも1つのプロセッサとを、備え、前記プロセッサは、3変数からなる数式を2次元グラフ式に変換し、第1の2次元グラフとして前記表示部に表示する。
本発明の一態様に係るグラフ表示方法は、2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、3次元グラフとして表示部に表示する処理をコンピュータが実行する。
本発明の一態様に係るプログラムは、2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、3次元グラフとして表示部に表示する処理をコンピュータに実行させる。
上記の態様によれば、2次元グラフ式を3次元的にグラフ表示することで次元をまたいで、両次元でのグラフ表示の違いを直感的な操作で確認することができる。
システム1の構成を例示した図である。 クライアント端末10の物理構成を例示したブロック図である。 サーバ20の物理構成を例示したブロック図である。 クライアント端末10に表示されるアプリケーション画面を例示した図である。 付箋の作成手順の一例を説明するための図である。 付箋の作成手順の一例を説明するための別の図である。 次元が異なる付箋の結合手順の一例を説明するための図である。 次元が異なる付箋の結合手順の一例を説明するための別の図である。 次元が異なる付箋の結合手順の他の一例を説明するための図である。 次元が異なる付箋の結合手順の他の一例を説明するための別の図である。 システム1が行う処理のフローチャートの一例を示す図である。 システム1が行う処理のフローチャートの一例を示す別の図である。
図1は、システム1の構成を例示した図である。図2は、クライアント端末10の物理構成を例示したブロック図である。図3は、サーバ20の物理構成を例示したブロック図である。図1から図3を参照しながら、システム1の構成について説明する。
システム1は、特に限定しないが、例えば、利用者からの入力に応じてさまざまな数学的演算を行い、グラフなどを用いて演算結果を表示するシステムである。システム1は、図1に示すように、ネットワーク30を介して接続された、クライアント端末10と、サーバ20と、を含んでいる。ネットワーク30は、例えば、インターネットであるが、専用回線などのその他の種類のネットワークであってもよい。以降では、システム1がWebアプリケーションシステムである場合を例に説明するが、システム1は、クライアントサーバシステムであってもよい。
クライアント端末10は、表示装置を備えた端末であり、システム1の利用者によって操作される。システム1がWebアプリケーションシステムの場合であれば、クライアント端末10には、Webブラウザがインストールされていればよい。クライアント端末10は、例えば、利用者の入力に応じてサーバ20へ要求を送信し、要求に対するサーバ20からの応答に基づいて利用者へアプリケーション画面を提供する。クライアント端末10は、グラフ表示装置の一例である。
なお、クライアント端末10は、図1に示すように、ノート型のコンピュータ10aであってもよく、タブレット型のコンピュータ10bであってもよく、スマートフォンであるコンピュータ10cであってもよい。また、クライアント端末10は、例えば、据え置き型のコンピュータであってもよい。
クライアント端末10は、例えば、図2に示すように、プロセッサ11と、記憶装置12と、入力装置13と、表示装置14と、通信装置15とを備えている。
プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含む電気回路であり、記憶装置12に記憶されているプログラム12aを実行する。なお、プロセッサ11には、GPU(Graphics processing unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)などの他の種類のプロセッサが含まれてもよい。
記憶装置12は、例えば、任意の半導体メモリであり、RAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリ、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを含んでいる。また、記憶装置12は、磁気記憶装置、光学記憶装置、その他の種類の記憶装置を含んでもよい。記憶装置12には、プロセッサ11によって実行されるプログラム12aが記憶されている。なお、記憶装置12に記憶されているプログラム12aは、例えば、ネットワーク30及び通信装置15を介してサーバ20からダウンロードされたものであってもよい。
入力装置13は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどを含んでいるが、マイクなどの音声入力装置を含んでもよく、他の種類の入力装置を含んでもよい。入力装置13は、利用者の操作を受け付ける入力部の一例である。表示装置14は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRTディスプレイなどであるが、マトリクスLEDパネルなどの他の種類の表示装置であってもよい。表示装置14は、表示部の一例である。通信装置15は、例えば、Wi-Fi(登録商標)モジュールなどの無線通信装置であってもよいし、有線通信装置であってもよい。
サーバ20は、クライアント端末10からの要求を処理して処理結果をクライアント端末10へ送信するサーバ装置である。サーバ20は、単一の装置として構成されてもよく、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバなどを含む複数の装置の集合であってもよい。また、サーバ20は、分散コンピューティングシステムとして構成されてもよい。
サーバ20は、例えば、図3に示すように、プロセッサ21と、記憶装置22と、入力装置23と、表示装置24と、通信装置25とを備えている。
プロセッサ21は、例えば、CPUなどを含む電気回路であり、記憶装置22に記憶されているプログラム22aを実行する。なお、プロセッサ21には、GPU、ASIC、FPGA、DSPなどの他の種類のプロセッサが含まれてもよい。
記憶装置22は、例えば、任意の半導体メモリであり、RAMなどの揮発性メモリ、ROM、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを含んでいる。また、記憶装置22は、磁気記憶装置、光学記憶装置、その他の種類の記憶装置を含んでもよい。記憶装置22には、プロセッサ21によって実行されるプログラム22aが記憶されている。また、記憶装置22には、クライアント端末10に配布され、クライアント端末10で実行されるプログラム12aが記憶されていてもよい。これにより、クライアント端末10は、サーバ20から配布されるプログラム12aを実行して処理を行うことができる。
入力装置23は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどを含んでいるが、マイクなどの音声入力装置を含んでもよく、他の種類の入力装置を含んでもよい。表示装置24は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRTディスプレイなどであるが、マトリクスLEDパネルなどの他の種類の表示装置であってもよい。通信装置25は、無線通信装置であっても有線通信装置であってもよい。
以上のように構成されたシステム1では、利用者がクライアント端末10にインストールされたWebブラウザを起動し所定のURLを入力することで、クライアント端末10は、サーバ20が提供するWebブラウザ上で動作するプログラム12aを記憶装置12へダウンロードして実行することができる。また、URLで特定されるWebアプリケーションにアクセスすることもできる。また、利用者がWebブラウザに表示されるアプリケーション画面上で種々の操作を行うことで、クライアント端末10は、サーバ20へ要求を送信することができ、サーバ20からの応答に基づいてアプリケーション画面を更新することができる。
図4は、クライアント端末10に表示されるアプリケーション画面を例示した図である。図4を参照しながら、クライアント端末10が、サーバ20へアクセスしたときに表示されるアプリケーション画面について説明する。
図4に示すウィンドウWは、Webブラウザのウィンドウである。ウィンドウWには、複数の表示領域(以降、「付箋」と記す。)が配置されたアプリケーション画面が表示されている。アプリケーション画面に配置される付箋には、複数の種類が存在する。図4では、3次元グラフ式付箋F1、3次元グラフ付箋G1、2次元グラフ式付箋F2、2次元グラフ付箋G2の4種類の付箋が例示されている。3次元グラフ式付箋F1は、原則として、利用者によって入力された3次元グラフ式を表示する付箋であり、3次元グラフ式を含む付箋ということもできる。3次元グラフ式は、3次元グラフを表す数式であり、3変数からなる数式である。例示の3次元グラフ式付箋F1には、1つの3次元グラフ式(x+y+z=1)が表示されている。3次元グラフ付箋G1は、3次元グラフを表示する付箋であり、3次元グラフを含む付箋ということもできる。例示の3次元グラフ付箋G1には、1つの3次元グラフ(「x+y+z=1」に対応する3次元グラフ)が表示されている。2次元グラフ式付箋F2は、原則として、利用者によって入力された2次元グラフ式を表示する付箋であり、2次元グラフ式を含む付箋ということもできる。2次元グラフ式は、2次元グラフを表す数式であり、2変数からなる数式である。例示の2次元グラフ式付箋F2には、1つの2次元グラフ式(y=x)が表示されている。2次元グラフ付箋G2は、2次元グラフを表示する付箋であり、2次元グラフを含む付箋ということもできる。例示の2次元グラフ付箋G2には、1つの2次元グラフ(「y=x」に対応する2次元グラフ)が表示されている。
なお、図4に表示されているメニューリストMは、上述の3次元グラフ付箋及び2次元グラフ付箋のそれぞれに対応するメニュー(メニューM1、M2)を含んでいる。メニューリストMは、例えば、アプリケーション画面上の付箋が存在しない領域をクリック(又は押下)することで表示される。なお、メニューM1は、3次元グラフ付箋を追加するためのメニューである。メニューM2は、2次元グラフ付箋を追加するためのメニューである。
図5及び図6は、付箋の作成手順の一例を説明するための図である。図5及び図6を参照しながら、図4に示すウィンドウW上に表示される複数の付箋をアプリケーション画面上に作成する手順を説明する。
まず、アプリケーション画面上に付箋が表示されていない状態で、利用者がアプリケーション画面上の任意の領域をクリックすると、メニューリストMが表示される。その後、利用者がメニューリストM上のメニューM1をクリックすると、図5の上段に示すように、3次元グラフ付箋G1が作成され、アプリケーション画面上に表示される。このとき、3次元グラフ付箋G1には、グラフは表示されておらず、グラフの目盛りのみが表示される。
利用者が3次元グラフ付箋G1をクリックすると、3次元グラフ付箋G1上に複数のメニューが表示される。さらに、利用者が左側に配置されているメニューGM1をクリックすると、図5の中段に示すように、3次元グラフ式付箋F1が作成され、アプリケーション画面上に3次元グラフ付箋G1と関連付けて表示される。なお、付箋間の関連付けは、関連する付箋間をつなぐ線を表示することによって表現されている。
次に、利用者が3次元グラフ式付箋F1に3次元グラフ式(x+y+z=1)を入力すると、図5の下段に示すように、3次元グラフ付箋G1上に3次元グラフ式付箋F1に入力した3次元グラフ式に対応する3次元グラフが表示される。
続けて、利用者がアプリケーション画面上の付箋が存在しない任意の領域をクリックすると、メニューリストMが表示される。その後、利用者がメニューリストM上のメニューM2をクリックすると、図6の上段に示すように、2次元グラフ付箋G2が作成され、アプリケーション画面上に表示される。このとき、2次元グラフ付箋G2には、グラフは表示されておらず、グラフの目盛りのみが表示される。
利用者が2次元グラフ付箋G2をクリックすると、2次元グラフ付箋G2上に複数のメニューが表示される。さらに、利用者が左側に配置されているメニューGM2をクリックすると、図6の中段に示すように、2次元グラフ式付箋F2が作成され、アプリケーション画面上に2次元グラフ付箋G2と関連付けて表示される。
次に、利用者が2次元グラフ式付箋F2に2次元グラフ式(y=x)を入力すると、図6の下段に示すように、2次元グラフ付箋G2上に2次元グラフ式付箋F2に入力した2次元グラフ式に対応する2次元グラフが表示される。
以上のような操作を行うことで、図4に示すウィンドウW上に表示されるアプリケーション画面が表示される。なお、3次元グラフ付箋G1には、図5で説明したメニューGM1の押下と3次元グラフ式付箋F1への3次元グラフ式の入力とを繰り返すことにより、複数の3次元グラフを表示させることができる。この場合、3次元グラフ式付箋F1には、入力された複数の3次元グラフ式が表示され、3次元グラフ付箋G1には、その複数の3次元グラフ式に対応する複数の3次元グラフが表示される。同様に、2次元グラフ付箋G2には、図6で説明したメニューGM2の押下と2次元グラフ式付箋F2への2次元グラフ式の入力とを繰り返すことにより、複数の2次元グラフを表示させることができる。この場合、2次元グラフ式付箋F2には、入力された複数の2次元グラフ式が表示され、2次元グラフ付箋G2には、その複数の2次元グラフ式に対応する複数の2次元グラフが表示される。このようにしてアプリケーション画面上に表示された次元が異なる付箋は、利用者の操作により結合することが可能である。
図7及び図8は、次元が異なる付箋の結合手順の一例を説明するための図である。図7及び図8を参照しながら、図4に示すウィンドウWのアプリケーション画面上に表示された次元が異なる付箋の結合手順の一例を説明する。
アプリケーション画面上に3次元グラフ付箋G1と3次元グラフ式付箋F1と2次元グラフ付箋G2と2次元グラフ式付箋F2とが表示されている状態で、利用者が、3次元グラフ付箋G1上に2次元グラフ付箋G2の一部又は全部が重なるように2次元グラフ付箋G2を図7の矢印A1に示すように移動させる操作を行うか、あるいは、3次元グラフ式付箋F1上に2次元グラフ式付箋F2の一部又は全部が重なるように2次元グラフ式付箋F2を図7の矢印A2に示すように移動させる操作を行うと、3次元グラフ付箋G1と3次元グラフ式付箋F1と2次元グラフ付箋G2と2次元グラフ式付箋F2とに代わって、図8に示すように、3次元グラフ付箋G1に表示されていた3次元グラフ(「x+y+z=1」に対応する3次元グラフ)と2次元グラフ付箋G2に表示されていた2次元グラフに対応する3次元グラフ(「y=x」に対応する3次元グラフ)とが表示された3次元グラフ付箋G3と、3次元グラフ式付箋F1に表示されていた3次元グラフ式(x+y+z=1)と2次元グラフ式付箋F2に表示されていた2次元グラフ式(y=x)とが表示された3次元グラフ式付箋F3とが関連付けて表示される。即ち、3次元グラフ付箋G1に2次元グラフ付箋G2が結合された3次元グラフ付箋G3と、3次元グラフ式付箋F1に2次元グラフ式付箋F2が結合された3次元グラフ式付箋F3とが関連付けて表示される。結合された3次元グラフ式付箋F3には、例外的に、2次元グラフ式付箋F2に表示されていた2次元グラフ式が2次元グラフ式のままで表示される。上述の2次元グラフ付箋G2を移動させる操作や2次元グラフ式付箋F2を移動させる操作は、例えば、ドラッグアンドドロップ操作である。
なお、3次元グラフ式付箋F3において、タグFT31は、「x+y+z=1」の3次元グラフ式に対応するタグであり、タグFT32は、「y=x」の2次元グラフ式に対応するタグである。また、3次元グラフ付箋G3において、タグGT31は、「x+y+z=1」の3次元グラフ式に対応する3次元グラフに対応するタグであり、タグGT32は、「y=x」の2次元グラフ式に対応する3次元グラフに対応するタグである。例えば、タグFT31とタグFT32は異なる色で表示され、タグGT31とタグGT32も異なる色で表示される。但し、「x+y+z=1」の3次元グラフ式に対応するタグFT31とタグGT31は同じ色で表示され、「y=x」の2次元グラフ式に対応するタグFT32とタグGT32も同じ色で表示される。
図9及び図10は、次元が異なる付箋の結合手順の他の一例を説明するための図である。図9及び図10を参照しながら、図4に示すウィンドウWのアプリケーション画面上に表示された次元が異なる付箋の結合手順の他の一例を説明する。
アプリケーション画面上に3次元グラフ付箋G1と3次元グラフ式付箋F1と2次元グラフ付箋G2と2次元グラフ式付箋F2とが表示されている状態で、利用者が、2次元グラフ付箋G2上に3次元グラフ付箋G1の一部又は全部が重なるように3次元グラフ付箋G1を図9の矢印A3に示すように移動させる操作を行うか、あるいは、2次元グラフ式付箋F2上に3次元グラフ式付箋F1の一部又は全部が重なるように3次元グラフ式付箋F1を図9の矢印A4に示すように移動させる操作を行うと、3次元グラフ付箋G1と3次元グラフ式付箋F1と2次元グラフ付箋G2と2次元グラフ式付箋F2とに代わって、図10に示すように、2次元グラフ付箋G2に表示されていた2次元グラフ(「y=x」に対応する2次元グラフ)と3次元グラフ付箋G1に表示されていた3次元グラフに対応する2次元グラフ(「x+y+z=1」に対応する2次元グラフ)とが表示された2次元グラフ付箋G4と、2次元グラフ式付箋F2に表示されていた2次元グラフ式(y=x)と3次元グラフ式付箋F1に表示されていた3次元グラフ式(x+y+z=1)とが表示された2次元グラフ式付箋F4とが関連付けて表示される。即ち、2次元グラフ付箋G2に3次元グラフ付箋G1が結合された2次元グラフ付箋G4と、2次元グラフ式付箋F2に3次元グラフ式付箋F1が結合された2次元グラフ式付箋F4とが関連付けて表示される。結合された2次元グラフ式付箋F4には、例外的に、3次元グラフ式付箋F1に表示されていた3次元グラフ式が3次元グラフ式のままで表示される。上述の3次元グラフ付箋G1を移動させる操作や3次元グラフ式付箋F1を移動させる操作は、例えば、ドラッグアンドドロップ操作である。
なお、2次元グラフ式付箋F4において、タグFT41は、「y=x」の2次元グラフ式に対応するタグであり、タグFT42は、「x+y+z=1」の3次元グラフ式に対応するタグである。また、2次元グラフ付箋G4において、タグGT41は、「y=x」の2次元グラフ式に対応する2次元グラフに対応するタグであり、タグGT42は、「x+y+z=1」の3次元グラフ式に対応する2次元グラフに対応するタグである。例えば、タグFT41とタグFT42は異なる色で表示され、タグGT41とタグGT42も異なる色で表示される。但し、「y=x」の2次元グラフ式に対応するタグFT41とタグGT41は同じ色で表示され、「x+y+z=1」の3次元グラフ式に対応するタグFT42とタグGT42も同じ色で表示される。
図11及び図12は、システム1が行う処理のフローチャートの一例を示す図である。図11及び図12を参照しながら、システム1が行う次元が異なる付箋の結合に係る表示制御方法の具体的な処理手順の一例を説明する。この表示制御方法は、グラフ表示方法の一例である。なお、以降では、図11及び図12に示す処理がクライアント端末10で行われる場合を例に説明するが、クライアント端末10とサーバ20とで連携して行われてもよい。図11及び図12に示す処理は、例えば、クライアント端末10のプロセッサ11がサーバ20からダウンロードされたプログラム12aを実行することにより行われる。
図11に示す処理は、図7及び図8を用いて説明した次元が異なる付箋の結合に係る処理でもある。この処理では、1つ以上の2次元グラフ式を含む第1の2次元グラフ式付箋(例えばF2)と、当該第1の2次元グラフ式付箋と関連付けられた、その1つ以上の2次元グラフ式に対応する1つ以上の2次元グラフを含む第1の2次元グラフ付箋(例えばG2)と、1つ以上の3次元グラフ式を含む第1の3次元グラフ式付箋(例えばF1)と、当該第1の3次元グラフ式付箋と関連付けられた、その1つ以上の3次元グラフ式に対応する1つ以上の3次元グラフを含む第1の3次元グラフ付箋(例えばG1)とが表示装置14に表示されている場合において、第1の3次元グラフ式付箋上に第1の2次元グラフ式付箋の一部又は全部が重なるように第1の2次元グラフ式付箋を移動させる操作が行われたこと、又は、第1の3次元グラフ付箋上に第1の2次元グラフ付箋の一部又は全部が重なるように第1の2次元グラフ付箋を移動させる操作が行われたこと、の何れか一方に応じて、プロセッサ11は、第1の2次元グラフ式付箋に含まれる1つ以上の2次元グラフ式の各々を媒介変数表示の3次元グラフ式に変換することにより、その1つ以上の2次元グラフ式に対応する1つ以上の3次元グラフ式を生成する2次元グラフ式変換処理を行う(ステップS11)。即ち、プロセッサ11は、2次元グラフ式変換処理部の一例である。2次元グラフ式変換処理において、利用者による上述の移動させる操作は、例えば、ドラッグアンドドロップ操作である。また、2次元グラフ式から媒介変数表示の3次元グラフ式への変換は、例えば、下記(1)~(4)に示すように行う。
(1)2次元グラフ式が「y=f(x)」のタイプである場合は、「{x(s,t)=s, y(s,t)=f(s), z(s,t)=t}(s、t:媒介変数)」という媒介変数表示の3次元グラフ式に変換する。
(2)2次元グラフ式が「x=f(y)」のタイプである場合は、「{x(s,t)=f(s), y(s,t)=s, z(s,t)=t}(s、t:媒介変数)」という媒介変数表示の3次元グラフ式に変換する。
(3)2次元グラフ式が「r=f(θ)」のタイプである場合は、「{x(s,t)=f(s)*cos(s), y(s,t)=f(s)*sin(s), z(s,t)=t}(s、t:媒介変数)」という媒介変数表示の3次元グラフ式に変換する。
(4)2次元グラフ式が「{x(t)=f(t), y(t)=g(t)}(t:媒介変数)」のタイプ(媒介変数表示のタイプ)である場合は、「{x(s,t)=f(s), y(s,t)=g(s), z(s,t)=t}(s、t:媒介変数)」という媒介変数表示の3次元グラフ式に変換する。
その他、2次元グラフ式が、「f(x,y)=0」のタイプの一部の2次元グラフ式(円錐曲線に対応する2次元グラフ式)である場合は、例えば、いったん「{x(t)=f(t), y(t)=g(t)}(t:媒介変数)」という媒介変数表示の2次元グラフ式に変換した後に、上述の(4)に示すように「{x(s,t)=f(s), y(s,t)=g(s), z(s,t)=t}(s、t:媒介変数)」という媒介変数表示の3次元グラフ式に変換する。また、2次元グラフ式が不等式である場合は、媒介変数表示の不等式の3次元グラフ式に変換する。例えば、2次元グラフ式が「y<f(x)」という不等式の2次元グラフ式である場合は、「{x(s,t)=s, y(s,t)<f(s), z(s,t)=t}(s、t:媒介変数)」という媒介変数表示の不等式の3次元グラフ式に変換する。また、2次元グラフ式が条件付きの2次元グラフ式である場合は、媒介変数表示の条件付きの3次元グラフ式に変換する。例えば、2次元グラフ式が「y=f(x),但しx>0」という条件付きの2次元グラフ式である場合は、「{x(s,t)=s, y(s,t)=f(s), z(s,t)=t}(s、t:媒介変数),但しs>0」という媒介変数表示の条件付きの3次元グラフ式に変換する。
2次元グラフ式変換処理が終了すると、次に、プロセッサ11は、第1の2次元グラフ式付箋と第1の2次元グラフ付箋と第1の3次元グラフ式付箋と第1の3次元グラフ付箋とに代えて、第1の2次元グラフ式付箋に含まれていた1つ以上の2次元グラフ式と第1の3次元グラフ式付箋に含まれていた1つ以上の3次元グラフ式とを含む第2の3次元グラフ式付箋(例えばF3)と、第1の3次元グラフ付箋に含まれていた1つ以上の3次元グラフと3次元グラフ式変換処理により生成された1つ以上の3次元グラフ式に対応する1つ以上の3次元グラフとを含む第2の3次元グラフ付箋(例えばG3)とを関連付けて表示装置14に表示させる第1の表示処理を行う(ステップS12)。即ち、プロセッサ11は、第1の表示処理部の一例である。第1の表示処理では、3次元グラフ式変換処理により生成された3次元グラフ式に対応する3次元グラフの描画を、例えば、次のようにして行うことができる。3次元グラフ式変換処理により生成された3次元グラフ式における媒介変数であるsおよびtに具体的な数値(但し、条件付きの場合はその条件に応じた範囲の数値)を順次入力していき、x座標、y座標、z座標をそれぞれ求め、座標に対応する点をプロットしていけば3次元グラフを描画することができる。このとき、いくつかの点を結んでワイヤフレーム図としてもよいし、複数点による面をポリゴンとして描画し、彩色してもよい。また、第1の表示処理では、第2の3次元グラフ付箋を表示装置14に表示させる際に、第1の3次元グラフ付箋に含まれていた3次元グラフと、3次元グラフ式変換処理により生成された3次元グラフ式に対応する3次元グラフを色を変えて表示してもよい。
なお、第1の表示処理により表示される第2の3次元グラフ付箋とは、換言すると、3次元グラフ式変換処理により生成された1つ以上の3次元グラフ式に対応する1つ以上の3次元グラフを、第1の3次元グラフ付箋に追加した3次元グラフ付箋と言うこともできる。
以上の図11に示す処理によれば、利用者は、3次元グラフ式付箋上に2次元グラフ式付箋を重ねるように移動させる操作又は3次元グラフ付箋上に2次元グラフ付箋を重ねるように移動させる操作といった直感的な操作により、2次元グラフ式付箋に含まれる2次元グラフ式を3次元的に表示させることができる。従って、利用者は、その2次元グラフ式を自身で3次元グラフ式に変換して3次元グラフ式付箋に入力するといった操作を行うことなく、付箋を重ねるように移動させるといった直感的な操作を行うだけで、その2次元グラフ式を3次元的にグラフ表示させることができ、その2次元グラフ式についての2次元と3次元でのグラフ表示の違いを確認することができる。また、付箋を重ねるように移動させる操作をドラッグアンドドロップ操作により行うことで、操作をより直感的にすることができる。また、ドラッグアンドドロップ操作などの簡易な操作で、2次元グラフを3次元グラフ付箋上で3次元グラフに混在して表示することができる。
なお、図11に示す処理は、プロセッサが、2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、第1の3次元グラフとして表示部に表示する処理の一例を含む処理でもある。また、このときの3次元グラフ式への変換が、2変数からなる数式を、媒介変数を介して3次元グラフ式に変換する処理の一例を含む処理でもある。また、プロセッサが、3変数からなる数式の3次元グラフを、第2の3次元グラフとして、第1の3次元グラフと共に表示する処理の一例を含む処理でもある。また、このときの表示が、第1の3次元グラフと、第2の3次元グラフを色を変えて表示する処理の一例を含む処理でもある。また、表示部が、2変数からなる数式の2次元グラフを表示する第1の表示領域と、第2の3次元グラフを表示する第2の表示領域とを備え、プロセッサが、入力部へ操作の入力により、第1の表示領域を移動し、第2の表示領域に、第1の表示領域が重ねられたときに、第1の3次元グラフを、第2の3次元グラフと共に第2の表示領域に、表示する処理の一例を含む処理でもある。また、表示部が、2変数からなる数式を表示する第1の数式表示領域と、3変数からなる数式を表示する第2の数式表示領域とを備え、プロセッサが、入力部へ操作の入力により、第1の数式表示領域を移動し、第2の数式表示領域に、第1の数式表示領域が重ねられたときに、第1の3次元グラフを、第2の3次元グラフと共に第2の表示領域に、表示する処理の一例を含む処理でもある。
図12に示す処理は、図9及び図10を用いて説明した次元が異なる付箋の結合に係る処理でもある。この処理では、上述の第1の2次元グラフ式付箋(例えばF2)と第1の2次元グラフ付箋(例えばG2)と第1の3次元グラフ式付箋(例えばF1)と第1の3次元グラフ付箋(例えばG1)とが表示装置14に表示されている場合において、第1の2次元グラフ式付箋上に第1の3次元グラフ式付箋の一部又は全部が重なるように第1の3次元グラフ式付箋を移動させる操作が行われたこと、又は、第1の2次元グラフ付箋上に第1の3次元グラフ付箋の一部又は全部が重なるように第1の3次元グラフ付箋を移動させる操作が行われたこと、の何れか一方に応じて、プロセッサ11は、第1の3次元グラフ式付箋に含まれる1つ以上の3次元グラフ式の各々を2次元グラフ式に変換することにより、その1つ以上の3次元グラフ式に対応する1つ以上の2次元グラフ式を生成する3次元グラフ式変換処理を行う(ステップS21)。即ち、プロセッサ11は、3次元グラフ式変換処理部の一例である。3次元グラフ式変換処理において、利用者による上述の移動させる操作は、例えば、ドラッグアンドドロップ操作である。また、3次元グラフ式から2次元グラフ式への変換は、例えば、前提条件を設けて行う。例えば、「z=0」という前提条件を設けることで、「x+y+z=1」という3次元グラフ式を「x+y=1」という2次元グラフ式に変換したり、「z=x+y」という3次元グラフ式を「y=-x」という2次元グラフ式に変換したりする。
3次元グラフ式変換処理が終了すると、次に、プロセッサ11は、第1の2次元グラフ式付箋と第1の2次元グラフ付箋と第1の3次元グラフ式付箋と第1の3次元グラフ付箋とに代えて、第1の2次元グラフ式付箋に含まれていた1つ以上の2次元グラフ式と第1の3次元グラフ式付箋に含まれていた1つ以上の3次元グラフ式とを含む第2の2次元グラフ式付箋(例えばF4)と、第1の2次元グラフ付箋に含まれていた1つ以上の2次元グラフと3次元グラフ式変換処理により生成された1つ以上の2次元グラフ式に対応する1つ以上の2次元グラフとを含む第2の2次元グラフ付箋(例えばG4)とを関連付けて表示装置14に表示させる第2の表示処理を行う(ステップS22)。即ち、プロセッサ11は、第2の表示処理部の一例である。
以上の図12に示す処理によれば、利用者は、2次元グラフ式付箋上に3次元グラフ式付箋を重ねるように移動させる操作又は2次元グラフ付箋上に3次元グラフ付箋を重ねるように移動させる操作といった直感的な操作により、3次元グラフ式付箋に含まれる3次元グラフ式を2次元的に表示させることができる。従って、利用者は、その3次元グラフ式を自身で2次元グラフ式に変換して2次元グラフ式付箋に入力するといった操作を行うことなく、付箋を重ねるように移動させるといった直感的な操作を行うだけで、その3次元グラフ式を2次元的にグラフ表示させることができ、その3次元グラフ式についての2次元と3次元でのグラフ表示の違いを確認することができる。また、付箋を重ねるように移動させる操作をドラッグアンドドロップ操作により行うことで、操作をより直感的にすることができる。
なお、図12に示す処理は、プロセッサが、3変数からなる数式を2次元グラフ式に変換し、第1の2次元グラフとして表示部に表示する処理の一例を含む処理でもある。また、プロセッサが、2変数からなる数式の第2の2次元グラフを、第1の2次元グラフと共に表示する処理の一例を含む処理でもある。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態および代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、各種実施形態は、その趣旨および範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態が実施され得ることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除して、または実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。即ち、プログラム、サーバ装置、表示制御方法、及び、システムは、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
上述した実施形態では、さらに、結合された付箋が利用者の操作により分離されるようにしてもよい。例えば、図8に示す3次元グラフ付箋G3と3次元グラフ式付箋F3とが表示されている場合において、「y=x」の2次元グラフ式に対応する3次元グラフに対応するタグGT32を3次元グラフ付箋G3の外側へ移動させる操作が行われたこと、又は、「y=x」の2次元グラフ式に対応するタグFT32を3次元グラフ式付箋F3の外側へ移動させる操作が行われたこと、の何れか一方に応じて、3次元グラフ付箋G3と3次元グラフ式付箋F3とに代えて、図4に示す3次元グラフ付箋G1と3次元グラフ式付箋F1と2次元グラフ付箋G2と2次元グラフ式付箋F2とを表示させるようにしてもよい。また、例えば、図10に示す2次元グラフ付箋G4と2次元グラフ式付箋F4とが表示されている場合において、「x+y+z=1」の3次元グラフ式に対応する2次元グラフに対応するタグGT42を2次元グラフ付箋G4の外側へ移動させる操作が行われたこと、又は、「x+y+z=1」の3次元グラフ式に対応するタグFT42を2次元グラフ式付箋F4の外側へ移動させる操作が行われたこと、の何れか一方に応じて、2次元グラフ付箋G4と2次元グラフ式付箋F4とに代えて、図4に示す3次元グラフ付箋G1と3次元グラフ式付箋F1と2次元グラフ付箋G2と2次元グラフ式付箋F2とを表示させるようにしてもよい。これにより、結合した付箋を結合前の状態に戻すことができる。なお、いずれの場合もタグを移動させる操作は、例えば、ドラッグアンドドロップ操作である。
上述した実施形態の図11に示す処理では、2次元グラフ式を媒介変数表示の3次元グラフ式に変換して3次元表示したが、特に媒介変数を使わなくとも2次元グラフを3次元化することはできる。具体的には、z=0として、xy平面上に2次元グラフを描画し、z軸のプラスマイナス両方向に当該2次元グラフを次々とコピーする要領で描画していけばよい。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
表示部と、
少なくとも1つのプロセッサとを、備え、
前記プロセッサは、
2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、第1の3次元グラフとして前記表示部に表示する
グラフ表示装置。
[付記2]
前記3次元グラフ式への変換は、前記2変数からなる数式を、媒介変数を介して前記3次元グラフ式に変換する、
付記1に記載のグラフ表示装置。
[付記3]
前記プロセッサは、
3変数からなる数式の3次元グラフを、第2の3次元グラフとして、前記第1の3次元グラフと共に表示する
付記1又は2に記載のグラフ表示装置。
[付記4]
前記プロセッサは、
前記第1の3次元グラフと、前記第2の3次元グラフを色を変えて表示する
付記3に記載のグラフ表示装置。
[付記5]
前記グラフ表示装置は、利用者の操作を受け付ける入力部をさらに備え、
前記表示部は前記2変数からなる数式の2次元グラフを表示する第1の表示領域と、前記第2の3次元グラフを表示する第2の表示領域とを備え、
前記プロセッサは、前記入力部へ操作の入力により、前記第1の表示領域を移動し、前記第2の表示領域に、前記第1の表示領域が重ねられたときに、前記第1の3次元グラフを、前記第2の3次元グラフと共に前記第2の表示領域に、表示する、
付記3または4に記載のグラフ表示装置。
[付記6]
前記表示部は前記2変数からなる数式を表示する第1の数式表示領域と、前記3変数からなる数式を表示する第2の数式表示領域とを備え、
前記プロセッサは、前記入力部へ操作の入力により、前記第1の数式表示領域を移動し、前記第2の数式表示領域に、前記第1の数式表示領域が重ねられたときに、前記第1の3次元グラフを、前記第2の3次元グラフと共に前記第2の表示領域に、表示する、
付記5に記載のグラフ表示装置。
[付記7]
表示部と、
少なくとも1つのプロセッサとを、備え、
前記プロセッサは、
3変数からなる数式を2次元グラフ式に変換し、第1の2次元グラフとして前記表示部に表示する
グラフ表示装置。
[付記8]
前記プロセッサは、
2変数からなる数式の第2の2次元グラフを、前記第1の2次元グラフと共に表示する
付記7に記載のグラフ表示装置。
[付記9]
2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、3次元グラフとして表示部に表示する処理をコンピュータが実行するグラフ表示方法。
[付記10]
2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、3次元グラフとして表示部に表示する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
1・・・システム
10・・・クライアント端末
10a~10c・・・コンピュータ
11、21・・・プロセッサ
12、22・・・記憶装置
12a、22a・・・プログラム
13、23・・・入力装置
14、24・・・表示装置
15、25・・・通信装置
20・・・サーバ
30・・・ネットワーク
A1、A2、A3、A4・・・矢印
F1、F3・・・3次元グラフ式付箋
F2、F4・・・2次元グラフ式付箋
FT31、FT32、FT41、FT42・・・タグ
G1、G3・・・3次元グラフ付箋
G2、G4・・・2次元グラフ付箋
GT31、GT32、GT41、GT42・・・タグ
GM1、GM2・・・メニュー
M・・・メニューリスト
M1、M2・・・メニュー
W・・・ウィンドウ

Claims (10)

  1. 表示部と、
    少なくとも1つのプロセッサとを、備え、
    前記プロセッサは、
    2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、第1の3次元グラフとして前記表示部に表示する
    グラフ表示装置。
  2. 前記3次元グラフ式への変換は、前記2変数からなる数式を、媒介変数を介して前記3次元グラフ式に変換する、
    請求項1に記載のグラフ表示装置。
  3. 前記プロセッサは、
    3変数からなる数式の3次元グラフを、第2の3次元グラフとして、前記第1の3次元グラフと共に表示する
    請求項1又は2に記載のグラフ表示装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記第1の3次元グラフと、前記第2の3次元グラフを色を変えて表示する
    請求項3に記載のグラフ表示装置。
  5. 前記グラフ表示装置は、利用者の操作を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記表示部は前記2変数からなる数式の2次元グラフを表示する第1の表示領域と、前記第2の3次元グラフを表示する第2の表示領域とを備え、
    前記プロセッサは、前記入力部へ操作の入力により、前記第1の表示領域を移動し、前記第2の表示領域に、前記第1の表示領域が重ねられたときに、前記第1の3次元グラフを、前記第2の3次元グラフと共に前記第2の表示領域に、表示する、
    請求項3または4に記載のグラフ表示装置。
  6. 前記表示部は前記2変数からなる数式を表示する第1の数式表示領域と、前記3変数からなる数式を表示する第2の数式表示領域とを備え、
    前記プロセッサは、前記入力部へ操作の入力により、前記第1の数式表示領域を移動し、前記第2の数式表示領域に、前記第1の数式表示領域が重ねられたときに、前記第1の3次元グラフを、前記第2の3次元グラフと共に前記第2の表示領域に、表示する、
    請求項5に記載のグラフ表示装置。
  7. 表示部と、
    少なくとも1つのプロセッサとを、備え、
    前記プロセッサは、
    3変数からなる数式を2次元グラフ式に変換し、第1の2次元グラフとして前記表示部に表示する
    グラフ表示装置。
  8. 前記プロセッサは、
    2変数からなる数式の第2の2次元グラフを、前記第1の2次元グラフと共に表示する
    請求項7に記載のグラフ表示装置。
  9. 2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、3次元グラフとして表示部に表示する処理をコンピュータが実行するグラフ表示方法。
  10. 2変数からなる数式を3次元グラフ式に変換し、3次元グラフとして表示部に表示する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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